JPH07114781B2 - コンバクトに包装されたコンドーム - Google Patents

コンバクトに包装されたコンドーム

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JPH07114781B2
JPH07114781B2 JP4101531A JP10153192A JPH07114781B2 JP H07114781 B2 JPH07114781 B2 JP H07114781B2 JP 4101531 A JP4101531 A JP 4101531A JP 10153192 A JP10153192 A JP 10153192A JP H07114781 B2 JPH07114781 B2 JP H07114781B2
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JP
Japan
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condom
packaging
rolled
ring
state
Prior art date
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Application number
JP4101531A
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English (en)
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JPH0614953A (ja
Inventor
一郎 大跡
Original Assignee
相模ゴム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 相模ゴム工業株式会社 filed Critical 相模ゴム工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はゴム弾性を有するコン
ドームの包装方法に関するものである。より詳しくは従
来の包装方法に比べて個包装のサイズをより小さくする
ことによって、包装資材の節約、輸送費、および倉庫料
の節約に加えて、消費者にとっては保管、持ち運び、ま
たは携帯などが極めて簡便になるなどの効果を期待でき
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来からゴム弾性を有するコンドームの
個包装としては、コンドームを巻き上げたままの状態で
包装するもの、巻き上げたコンドームのリング状部を横
方向から押して細長くした状態で包装するもの、コンド
ームを巻き上げずに伸展した状態で包装するもの、の3
種類があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のゴム弾性を有す
るコンドームの包装は、コンドームを巻き上げたままの
状態で包装したもの、または巻き上げたコンドームのリ
ング状の部分を横方向から押して、細長くして包装した
ものがほとんどであり、コンドームを巻き上げずに伸展
した状態で包装したものは少なかった。これらの包装形
態の問題点としては、ゴム弾性を有するコンドームを巻
き上げた上で包装したものにおいてもなおかなりカサ高
く、包装資材などもコスト高となるなどがあり、特に航
空便による輸送などの際のコスト切り下げのため、少し
でも包装を軽薄短小化することにしのぎを削ってきた。
さらに消費者段階においても保管、持ち運び、携帯など
の面で各種の不便があり、商品の性格上も目立たない包
装とするため、より軽薄短小化した包装が歓迎されてき
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らはこれ
らの問題の解決について、まず巻き上げたゴム弾性を有
するコンドームをリング状部と同一平面内において、横
方向から押し潰して細長くし、そのままで、または1度
捩ってから、中央部で該リング部と同一平面内またはこ
れと直角方向に折り曲げて2つ折りに折り畳むなどの方
法で可及的にコンパクト化し、外力を加えてこの状態を
維持しながら、要すればさらにこれを精液溜り部内に収
した上で、熱融着可能な2枚の包装用フィルムの間に
挟んで、四囲を熱融着して包装するなどの方法につき検
討を重ねた上で、この発明を完成するに至った。
【0005】
【作用】まずゴム弾性を有するコンドームを巻き上げる
ことによって従来品と同容積にまでコンパクト化した
後、さらにこれを巻き上げたリング部と同一平面内で横
方向から押して細長くし、1度捩って、あるいは捩らな
いでさらに2つ折りにした状態で包装することにより、
従来方式に比べて包装を大幅にコンパクト化することが
可能になった。 このように折り畳んだ後、外力を加え
てこの状態を維持しながら、直ちに熱融着可能なフィル
ムなどにより包装することができる他、巻き上げて折り
畳んだコンドームを、要すればその精液溜まり部に押し
込んで収納してまずコンパクトにまとめ、その上で包材
を用いて同様に包装することも、包装をコンバクト化す
る上で同様に有効である。
【0006】
【実施例】以下に実施例を図面によって具体的に説明す
るが、この発明はこれらの実施例になんら限定されるも
のではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の態様で実施し得ることは勿論である。 実施例1. 第1図は巻き上げたゴム弾性を有するコンドームの平面
図であり、第2図は同側面図、第3図は第2図に示した
ゴム弾性を有するコンドームの精液溜まり部のみを裏返
したものの側面図であり、第4図と第5図はこの精液溜
まりの中に、巻き上げた該コンドームのリング状部を2
つ折りにして押し込む手順を示した見取り図であり、第
6図はこれを完全に押し込み終えた状態の平面図の1例
であり、この状態で熱融着可能なポリエチレン系の包材
に包装した際の、包材の所要寸法は片面につき23mm
×23mmであった。 比較例1. 従来法によりゴム弾性を有するコンドームを巻き上げて
包装した際は、片面あたりの包材の所要寸法は36mm
×36mmであった。 比較例2. 従来法によって伸展したままの状態でゴム弾性を有する
コンドームを包装した場合の1例においては、片面あた
り30mm×65mmの包材を必要とした。 実施例2. 第7図は巻き上げたゴム弾性を有するコンドームのリン
グ状部を捩って半回転させた状態を示す平面図であり、
第8図はこれをさらに2つ折りに折り畳んでコンパクト
にした状態を示す平面図であり、外力を加えてこの状態
を保ちながら包材により包装した際の包材の所要寸法
は、片面につき、実施例1と同様23mm×23mmで
あった。 実施例3. 第9図は巻き上げたゴム弾性を有するコンドームをリン
グ状部と同一平面内において横方向から細長く押し潰し
た状態を示す平面図であり、第10図は外力を加えてこ
の状態を保ちながら、これをさらに中央部から、この平
面と直角方向に折り畳んでコンパクト化した上、外力を
加えてこれを維持している状態を示す斜視図であり、こ
の状態で包材により包装した場合の包材の所要寸法は、
実施例1と同様片面あたり23mm×23mmであっ
た。 実施例4. 第9図に示した実施例3と同様にして細長く潰し、外力
を加えてこの状態を維持されたリング状部と同一平面内
において、このリング状部の中央部をさらに横方向から
押して2つ折りにした状態の平面図を第11図に示す
が、外力を加えてこの状態を維持しながら包材により包
装した際の、片面あたりの包材の所要寸法は、実施例1
と同様23mm×23mmであった。
【0007】
【発明の効果】以上に実施例を用いて詳述したように、
この発明によれば、従来のゴム弾性を有するコンドーム
の包装形態に比べてその容積を1/2程度以下に削減す
ることができ、要すれば巻き上げて折り畳んだゴム弾性
を有するコンドームを精液溜まり部内に収納することに
よって、ゴム弾性を有するコンドームの反発力を押え込
むことができ、外力によりその形態を維持することが不
要となるため、次工程の包材による包装をより容易にす
ることができ、さらに個包装のための包材の所要量は、
従来方式に比べて少なくともその1/2.5程度以下に
までの大幅削減がなされた他、輸送費や倉庫料の節約が
実現され、消費者レベルにおいてもこの発明を実施して
包装したゴム弾性を有するコンドームは、開封またはさ
らに精液溜まり部から抜き出すことにより直ちにもとの
形状に復元するものであるためこの発明の実施による
メリットはなく、保管、持ち運び、携帯などを簡便に
し、商品形態の刷新が可能になるなど、大きなメリット
を生むものであり、この発明は誠に有意義な発明である
ということができる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】巻き上げたゴム弾性を有するコンドームの平
面図
【第2図】巻き上げたゴム弾性を有するコンドームの側
面図
【第3図】巻き上げた後、精液溜まり部のみを反転させ
たゴム弾性を有するコンドームの側面図
【第4図】と
【第5図】巻き上げたゴム弾性を有するコンドームのリ
ング状部を、精液溜まり部内に収納する手順を示す斜視
【第6図】該リング状部を精液溜まり部内に収納し終え
たコンドームの平面図
【第7図】該リング状部を半回転捩ったゴム弾性を有す
るコンドームの平面図
【第8図】この半回捩ったリング部をさらに2つ折りに
した状態を示す平面図
【第9図】リング状部を横方向から押し潰したゴム弾性
を有するコンドームの平面図
【第10図】押し潰した該リングをリング平面と直角の
方向に2つ折りにしたゴム弾性を有するコンドームの斜
視図
【第11図】リングを横方向から押し潰し、さらに該リ
ングと同一平面内で2つ折りにしたコンドームの平面図
である
【符号の説明】
1.精液溜まり部 2.リング状部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き上げたゴム弾性を有するコンドーム
    のリング状部を横から押して細長くし、さらにこれを中
    央部で曲げて折り畳むことによりカサを小さくした上で
    外力を加えてこの状態を維持しながら、熱融着可能な2
    枚の包装用フィルムの間に挟んで、四囲を熱融着するこ
    とを特徴とする、コンパクトなコンドームの包装方法。
  2. 【請求項2】 巻き上げたゴム弾性を有するコンドーム
    のリング状部を横から押して細長くし、中央部で180
    度捩った上でさらに2つ折りに折り畳み、外力を加えて
    この状態を維持しながら、熱融着可能な2枚の包装用フ
    ィルムの間に挟んで、四囲を熱融着することを特徴とす
    る、請求項1記載の、コンパクトなコンドームの包装方
    法。
  3. 【請求項3】 巻き上げたゴム弾性を有するコンドーム
    のリング状部を折り畳み、または捩った上で折り畳んで
    なるコンドームを、外力を加えてこの状態を維持しなが
    精液溜まり部内に収納した上で、熱融着可能な2枚の
    包装用フィルムの間に挟んで、四囲を熱融着することを
    特徴とする、コンバクトなコンドームの包装方法。
JP4101531A 1992-03-11 1992-03-11 コンバクトに包装されたコンドーム Expired - Lifetime JPH07114781B2 (ja)

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JP4101531A JPH07114781B2 (ja) 1992-03-11 1992-03-11 コンバクトに包装されたコンドーム

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Publication Number Publication Date
JPH0614953A JPH0614953A (ja) 1994-01-25
JPH07114781B2 true JPH07114781B2 (ja) 1995-12-13

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ID=14303043

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JP4101531A Expired - Lifetime JPH07114781B2 (ja) 1992-03-11 1992-03-11 コンバクトに包装されたコンドーム

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