JPH07114675A - 窓用防犯センサー - Google Patents

窓用防犯センサー

Info

Publication number
JPH07114675A
JPH07114675A JP25825993A JP25825993A JPH07114675A JP H07114675 A JPH07114675 A JP H07114675A JP 25825993 A JP25825993 A JP 25825993A JP 25825993 A JP25825993 A JP 25825993A JP H07114675 A JPH07114675 A JP H07114675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
window
base member
switch
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25825993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3308072B2 (ja
Inventor
Minoru Komasa
稔 向当
Teruaki Tanaka
照明 田中
Tomohisa Ito
友久 伊藤
Yasugo Horiuchi
泰吾 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secom Co Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Secom Co Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Secom Co Ltd, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Secom Co Ltd
Priority to JP25825993A priority Critical patent/JP3308072B2/ja
Publication of JPH07114675A publication Critical patent/JPH07114675A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3308072B2 publication Critical patent/JP3308072B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 窓からの侵入者によりアーム7が押される
と、アーム7が回転してスイッチホルダ10が第2のベ
ース部材20から離れ、これによりリードスイッチ15
の接点が開離してリード線16に流れている電流が遮断
されるか、または侵入者が切断具等によってアーム7を
切断すると、このアーム7内に通したリード線16も切
断されてリード線16に流れる電流が遮断され、侵入者
の侵入が検知される。 【効果】 窓からの侵入者の侵入を確実に検知するとが
でき、安価でかつ取り付けも容易で、しかも誤動作する
ことがないので動作の信頼性が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は住宅の窓からの侵入者の
侵入を検知する窓用防犯センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の現金や貴重品等を盗難から防ぐた
め、住宅用の防犯システムが普及してきている。この住
宅用の防犯システムにおいて、特に窓から室内への侵入
者の侵入を検知するためにセンサーが使用されるが、従
来のこの種の窓用防犯センサーの代表的なものとして、
マグネットとこのマグネットの接近,離反により動作す
るリードスイッチを組み合わせ、侵入者が窓扉を開くと
リードスイッチが動作して、検知信号を出力する開閉検
知センサーや、侵入者により窓ガラスが破壊されるとそ
のときの振動音等を検知して検知信号を出力するガラス
破壊検知センサー、あるいは窓から住宅内に侵入した侵
入者による熱線を検知して検知信号を出力する熱線セン
サー等がある。
【0003】また、この他のものとしては、投光器と受
光器を対向させて、光の遮断を検知する光センサーも公
知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の窓用防犯センサーは、それぞれ以下の問題を有
している。すなわち、住宅の浴室等の窓においては、換
気のために窓を開放しておくことが多く、そのためマグ
ネットとリードスイッチによる開閉検知センサーでは、
窓を開放する際、侵入者の侵入と間違えないように電源
をOFFにして監視状態を解除することが必要となる
が、このように監視状態を解除したとき窓から侵入者が
侵入するとそれを検知することができず、防犯の役に立
たないという問題がある。
【0005】また、近年、住宅の浴室等においては、換
気を確保すると共に外部からの覗き等を防止するため、
窓ガラスを横または縦に細分化して、その細分化した各
々の窓ガラスを回転可能とした構造のものが使用される
ようになってきているが、このような構造の窓にガラス
破壊検知センサーを適用しようとすると、細分化した窓
ガラスの数だけセンサーが必要となり、高価になるだけ
でなく、取り付けの手間も多大なものとなり、しかも細
分化した窓ガラスを有する窓は、開放された状態で窓ガ
ラスが容易に取り外せる構造のものが多いため、窓ガラ
スを外されて侵入されると、やはり防犯の役に立たない
という問題がある。
【0006】更に、熱線センサーの場合は、湯温や太陽
熱にも反応してしまうため、浴室や日当たりの良い場所
にある窓に適用した場合、誤動作する可能性が高いとい
う問題があり、光センサーの場合、窓の開閉時等に誤っ
て手等で光を遮断するとそれを検知してしまうために不
注意による検知を生じ易く、窓用防犯センサーとしては
動作の信頼性に欠けるという問題がある。
【0007】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、窓からの侵入者の侵入を確実に検知す
ることができ、かつ安価で、取り付けも容易であると共
に、不注意による検知が生じにくく、動作の信頼性が高
い窓用防犯センサーを実現することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の窓用防犯センサーは、窓の周辺に取り付け
られた第1のベース部材と、該第1のベース部材と窓を
挟んだ位置に取り付けられる第2のベース部材と、少な
くとも前記窓枠からの侵入者の侵入方向に回転し得るよ
うに一端を前記第1のベース部材にアームホルダーを介
して回転自在に支持されたアームと、このアーム内に通
したリード線と、このリード線に接続すると共に、前記
アームの他端にスイッチホルダーを介して取り付けら
れ、該スイッチホルダーが前記第2のベース部材に係止
されているとき接点が閉成して前記リード線に電流が流
れ、前記アームが押されて回転することによりスイッチ
ホルダーが前記第2のベース部材から離反すると前記接
点が開離して前記電流が遮断されるようにしたスイッチ
とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、別の本発明の窓用防犯センサーは、
窓の周辺に取り付けられた第1のベース部材と、該第1
のベース部材と窓を挟んだ位置に取り付けられる第2の
ベース部材と、少なくとも前記窓枠からの侵入者の侵入
方向に回転し得るように一端を前記第1のベース部材に
アームホルダーを介して回転自在に支持されたアーム
と、このアーム内に通したリード線と、このリード線に
接続すると共に、前記アームの他端にスイッチホルダー
を介して取り付けられ、該スイッチホルダーが前記第2
のベース部材に係止されているとき第1の接点と第2の
接点が閉成して前記リード線に既定の電流が流れ、前記
アームが押されて回転することによりスイッチホルダー
が前記第2のベース部材から離反すると前記第1の接点
が前記第2の接点から開離すると共に前記第1の接点と
第3の接点が閉成して電流が変化するようにしたスイッ
チとを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成を有する本発明は、スイッチホ
ルダーが第2のベースに係止されることによりスイッチ
の接点が閉成してリード線に電流が流れている状態にお
いて、窓ガラスを外側から外したり、あるいは窓ガラス
を破壊して侵入者が窓から侵入しようとすると、侵入者
の体の一部でアームが押され、アームが回転してスイッ
チホルダーが第2のベース部材から離れるため、スイッ
チホルダーに取り付けられているスイッチの接点が開離
し、これによりリード線に流れている電流が遮断される
か、または接点が切り換わることでリード線に流れてい
る電流が変化して侵入者の侵入が検知される。
【0011】また、侵入者が切断具等によってアームを
切断した場合、このアーム内に通したリード線も切断さ
れるため、リード線に流れる電流が遮断されて侵入者の
侵入が検知される。従ってこれによれば、窓の開閉に関
係なくスイッチホルダーを第2のベースに係止させて監
視状態にしておくことができるので、従来の開閉検知セ
ンサーのように窓を開放する際に、電源をOFFにして
監視解除の状態にする必要がなくなり、侵入者の侵入を
確実に検知するとができる。
【0012】また、窓ガラスを横または縦に細分化し
て、その細分化した各々の窓ガラスを回転可能とした構
造の窓に適用する場合、従来のガラス破壊検知センサー
のように窓ガラスの数だけ設ける必要がなく、そのた
め、安価でかつ取り付けも容易となる。更に、回転可能
なアームとスイッチとリード線の組み合わせによる構造
であるため、従来の熱線センサーのように温度の影響を
受けることがなくなり、そのため浴室や日当たりの良い
場所にある窓に適用しても誤動作することがなくなると
共に、従来の光センサーのように不注意による光の遮断
により誤動作することもなくなるので、動作の信頼性も
高くなる。
【0013】
【実 施 例】以下に図面を参照して実施例を説明す
る。図1は本発明による窓用防犯センサーの第1の実施
例を示す側断面図、図2はその正面図、図3は図2のA
矢視図である。図において1は第1のベース部材で、こ
の第1のベース部材1には取り付けネジ2により支持体
3が取り付けられており、この支持体3の中央部には縦
に溝が切られていて、この溝にアームホルダー4の一端
が軸5により回転自在に取り付けられている。
【0014】尚、本実施例では、アームホルダー4の回
転方向は後述する窓枠からの侵入者の侵入方向である。
このアームホルダー4にはL字形の孔6が穿設されてお
り、該孔6の一端はアームホルダー4の外周面で開口
し、孔6の他端はアームホルダー4の他端で開口してい
る。
【0015】7はステンレスパイプによるアームで、こ
のアーム7の一端はアームホルダー4の他端から孔6に
挿入されて固定されている。すなわち、予めアーム7の
外周面に装着したナット8とゴムパッキン9を装着し、
アーム7の一端をアームホルダー4の孔6に挿入した
後、ナット8をアームホルダー4の他端内周に切られた
ネジ部に螺着締結することによりゴムパッキン9を弾性
変形させ、この弾性変形したゴムパッキン9による圧着
力でアーム7の一端をアームホルダー4に固定してい
る。
【0016】10はスイッチホルダー、11はこのスイ
ッチホルダー10の外周に設けられたスイッチ保持溝、
12はスイッチホルダー10の一端からスイッチ保持溝
11に貫通するように設けられた孔で、この孔12にア
ーム7の他端が挿入され、前記ナット8及びゴムパッキ
ン9と同様のナット13及びゴムパッキン14により同
様に固定されている。
【0017】15はリードスイッチ、16はこのリード
スイッチ15に接続されているリード線で、ここでリー
ドスイッチ15は前記スイッチホルダー10のスイッチ
保持溝11内に固定保持されており、またリード線16
はアーム7内に通されてアームホルダー4の孔6から一
旦外部に引き出され、更に第1のベース部材1に通され
て図示しない電流監視回路に接続されている。
【0018】17は前記リードスイッチ15が後述する
マグネット(永久磁石)からの磁束以外の磁束の影響を
受けないようにするために前記スイッチ保持溝11の内
面に設けられた磁気シールド材、18はスイッチ保持溝
11の開口部の取り付けられた磁性体である。19は前
記磁性体18を吸引すると共に前記リードスイッチ15
の接点を閉成するためのマグネット、20はこのマグネ
ット19を取り付けた第2のベース部材、21はこの第
2のベース部材20の外周に設けられたアーム長さ決定
用の突片であり、本実施例において前記マグネット19
と磁性体18はスイッチホルダー10を第2のベース部
材20に係止させる係止手段を構成している。
【0019】図4は上述した構成による窓用防犯センサ
ーの使用状態を示す正面図である。図において22は窓
枠、23は細分化した複数枚の窓ガラスで、各々の窓ガ
ラス23は図示しない回転機構によって開閉可能に取り
付けられており、このような窓枠22と窓ガラス23と
を有する窓において、前記窓用防犯センサーは、窓枠2
2の上辺22aに第1のベース部材1を図示しない固定
ネジにより固定すると共に、窓枠22の下辺22bに第
2のベース部材20を図示しない固定ネジにより固定し
てアーム7が窓枠22の上辺22aと下辺22b間にわ
たるように配置し、そして図1に示したようにこの第2
のベース部材20に保持されたマグネット19により磁
性体18が吸引されるようにしている。
【0020】尚、窓用防犯センサーを窓枠22に取り付
けたとき、アーム7と窓枠22の左右の辺22c,22
dとの間隔は、窓枠22内を通ろうとする人体の一部が
必ず接触する間隔とし、1つの窓用防犯センサーでこの
間隔が得られない大きい窓の場合は、複数の窓用防犯セ
ンサーを取り付けて、前記の間隔が得られるようにす
る。無論、その場合にはアーム7間も同様の間隔とす
る。
【0021】また、前記窓用防犯センサーは現場での組
み立てが可能であり、その際、アーム7は窓枠22の大
きさに合わせて切断することが必要となるが、前記の構
造によれば、第1のベース部材1と第2のベース部材2
0を窓枠22の上辺22aと下辺22bを固定して、ア
ーム7の一端をアームホルダー4に取り付けた後、アー
ムの他端を第2のベース部材20側に倒し、この第2の
ベース部材20に設けられている突片21の先端の位置
でアーム7を切断することにより、アーム7の長さを窓
枠22の大きさに対して適正な寸法とすることができ
る。
【0022】次に、上述したように窓に取り付けた窓用
防犯センサーの作用を図1〜図4と共に図5を用いて説
明する。図5は窓用防犯センサーの作用を示す側断面図
である。いま、図1〜図4に示したように第2のベース
部材20に保持されているマグネット19により磁性体
18が吸引され、これによりスイッチホルダー10が第
2のベース部材20に係止されているとき、スイッチホ
ルダー10のスイッチ保持溝11に保持されているリー
ドスイッチ15はマグネット19に近接するため、この
リードスイッチ15の接点はマグネット19の磁束によ
り閉成し、この状態で図示しないスイッチにより電源を
ONにするとアーム7内のリード線16に微小な電流が
流れる。
【0023】この状態で窓ガラス23を開閉させても、
アーム7は動かないのでリードスイッチ15の状態は変
化せず、従って窓ガラス23の開閉時に電源をOFFに
する必要はない。一方、開いている窓ガラス23を外側
から外して、あるいは窓ガラス23を破壊して侵入者が
窓から侵入しようとすると、前記のようにアーム7と窓
枠22の左右の辺22c,22dとの間隔は、窓枠22
内を通ろうとする人体の一部が必ず接触する間隔となっ
ているため、侵入者の体の一部でアーム7が押されるこ
とになる。
【0024】これにより磁性体18に対するマグネット
19の吸引力に抗してアーム7はアームホルダー4と共
に軸5を支点として図5に示したように回転し、このア
ーム7の回転によりリードスイッチ15がマグネット1
9から離れてゆく。そしてマグネット19の磁束がリー
ドスイッチ15に及ばなくなると、リードスイッチ15
の接点が開離し、これによりリード線16に流れる電流
が遮断されるため、図示しない電流監視回路がこの電流
の遮断から侵入者の侵入を検知してその検知信号を出力
し、この信号に基づいて警報器による警報の発生や警備
会社への通報が行われる。
【0025】また、窓ガラス23を外したり、窓ガラス
23を破壊した侵入者が切断具等によりアーム7を切断
した場合、このアーム7内に通したリード線16も切断
されるため、リード線16に流れる電流が遮断されるこ
とになり、従ってこの場合も電流監視回路が電流の遮断
から侵入者の侵入を検知して、同様に警報の発生や警備
会社への通報が行われる。
【0026】尚、窓ガラス23の清掃等のためにアーム
7を図2に矢印で示したように左右の方向にも回転でき
るようにした場合は、図3に示したように第2のベース
部材20に突起を設けて、マグネット19により磁性体
18を吸引したときのスイッチホルダー10の位置決め
を行うようにしておくとよい。また上述した実施例は窓
用防犯センサーを縦に配置したものであるが、侵入者が
入れない間隔であればどの位置にしても同様に侵入者の
侵入を検知できることは無論である。
【0027】図6は本発明による窓用防犯センサーの第
2の実施例を示す要部斜視図で、この実施例はアーム7
の他端に矩形のスイッチホルダー24を取り付け、この
スイッチホルダー24内にリードスイッチ15を取り付
けると共に、ボール状の係止突起25を設け、また第2
のベース部材20には前記リードスイッチ15の接点を
閉成させるマグネット19を取り付けると共に、前記係
止突起25に対応する割り溝26を設けた突起嵌合部2
7を設けた構造としたものである。
【0028】尚、他の構成については第1の実施例と同
様である。このような構成による第2の実施例は、スイ
ッチホルダー24に設けた係止突起25を第2のベース
部材20に設けた突起嵌合部27に嵌合させて、スイッ
チホルダー24を第2のベース部材20に係止させるも
ので、前記の場合と同様に侵入者によってアーム7が押
されると、係止突起25が突起嵌合部27から外れるた
め、第1の実施例と同様に侵入の検知と、それによる警
報の発生や警備会社への通報が行われる。
【0029】尚、上述した実施例において係止突起25
を第2のベース部材20に設け、突起嵌合部27をスイ
ッチホルダー24に設ける構造としてもよい。また、係
止突起25と突起嵌合部27は上述した構造のものに限
らず、スイッチホルダー24を第2のベース部材20に
係止できるものであれば他の構造でもよい。
【0030】更に、この他の実施例としては、前記リー
ドスイッチ15に代えて、マイクロスイッチを用いるこ
とも可能であり、その場合は、スイッチホルダー24を
第2のベース部材20に係止させたとき、マイクロスイ
ッチの接点が閉成してアーム7内のリード線16に電流
が流れ、アーム7の回転によりスイッチホルダー24が
第2のベース部材20から離れたときマイクロスイッチ
の接点が開離してリード線16の電流が遮断されるよう
にマイクロスイッチを動作させる部材をスイッチホルダ
ー24またはベース部材20に設ければよい。
【0031】図7は本発明による窓用防犯センサーの第
3の実施例を示す回路図で、この窓用防犯センサーは、
図1に示したリードスイッチ15に代えて第1,第2,
第3の接点28a〜28cを有するトランスファー接点
式のスイッチ29を用いると共に、このスイッチ29に
抵抗30を組み合わせたもので、他の構成は図1の実施
例と同様である。
【0032】この構成による窓用防犯センサーは、マグ
ネット19により磁性体18が吸引されてスイッチホル
ダー10が第2のベース部材22に係止されていると
き、第1の接点28aと第2の接点28bがマグネット
19の時速により閉成してリード線16に既定の電流が
流れ、アーム7が押されて回転することによりスイッチ
ホルダー10が第2のベース部材22から離反すると第
1の接点接点28aと第2の接点28bから開離すると
共に、第1の接点28aと第3の接点28cが閉成して
リード線16に流れる電流が変化するようにしたもの
で、リード線16がが切断されたときは電流が遮断され
るものである。
【0033】従って、この実施例でもリード線16に流
れる電流を図示しない電流監視回路で監視することによ
り、図1の実施例と同様に侵入者の侵入を検知すること
ができる。無論、この実施例においても、図6の構成を
用いてスイッチホルダー10を第2のベース部材22に
係止させるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の窓用防犯セ
ンサーは、窓の周辺に取り付けられた第1のベース部材
と、該第1のベース部材と窓を挟んだ位置に取り付けら
れる第2のベース部材と、少なくとも前記窓枠からの侵
入者の侵入方向に回転し得るように一端を前記第1のベ
ース部材にアームホルダーを介して回転自在に支持され
たアームと、このアーム内に通したリード線とを備え、
かつこのリード線に接続すると共に前記アームの他端に
スイッチホルダーを介して取り付けられ、該スイッチホ
ルダーが前記第2のベース部材に係止されているとき接
点が閉成して前記リード線に電流が流れ、前記アームが
押されて回転することによりスイッチホルダーが前記第
2のベース部材から離反すると前記接点が開離して前記
電流が遮断されるようにしたスイッチを設けるか、また
は前記リード線に接続すると共に、前記アームの他端に
スイッチホルダーを介して取り付けられ、該スイッチホ
ルダーが前記第2のベース部材に係止されているとき第
1の接点と第2の接点が閉成して前記リード線に既定の
電流が流れ、前記アームが押されて回転することにより
スイッチホルダーが前記第2のベース部材から離反する
と前記第1の接点が前記第2の接点から開離すると共に
前記第1の接点と第3の接点が閉成して電流が変化する
ようにしたスイッチを設けた構成として、侵入者により
アームが押されると、アームが回転してスイッチホルダ
ーが第2のベース部材から離れ、スイッチホルダーに取
り付けられているスイッチの接点が開離してリード線に
流れている電流が遮断されるか、またはスイッチの接点
が切り換わって電流が変化し、更に侵入者が切断具等に
よってアームを切断すると、このアーム内に通したリー
ド線も切断されてリード線に流れる電流が遮断されて侵
入者の侵入が検知されるようにしているため、以下の効
果が得られる。
【0035】すなわち、窓の開閉に関係なくスイッチホ
ルダーを第2のベースに係止させて監視状態にしておく
ことができるので、従来の開閉検知センサーのように窓
を開放する際、電源をOFFにして監視解除の状態する
必要がなくなり、侵入者の侵入を確実に検知するとがで
きるという効果が得られる。また、窓ガラスを横または
縦に細分化して、その細分化した各々の窓ガラスを回転
可能とした構造の窓に適用する場合、従来のガラス破壊
検知センサーのように窓ガラスの数だけ設ける必要がな
く、そのため、安価でかつ取り付けも容易になるという
効果が得られる。
【0036】更に、回転可能なアームとスイッチとリー
ド線の組み合わせによる構造であるため、従来の熱線セ
ンサーのように温度の影響を受けることがなくなり、そ
のため浴室や日当たりの良い場所にある窓に適用しても
誤動作することがなくなると共に、従来の光センサーの
ように視覚でとらえられないことに起因する不注意によ
る光の遮断により誤動作することもなくなるので、動作
の信頼性が高く侵入者に対して威圧できるという効果も
得られる。
【0037】そして、窓の清掃,修理,網戸の交換を行
うときには、アームを回転させて避けることができるの
で、作業の効率化が高まるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による窓用防犯センサーの第1の実施例
を示す側断面図である。
【図2】図1の実施例の正面図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【図4】図1の実施例の使用状態を示す正面図である。
【図5】図1の実施例の作用を示す側断面図である。
【図6】本発明による窓用防犯センサーの第2の実施例
を示す要部斜視図である。
【図7】本発明による窓用防犯センサーの第3の実施例
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 第1のベース部材 2 取り付けネジ 3 支持体 4 アームホルダー 5 軸 7 アーム 10 スイッチホルダー 11 スイッチ保持溝 15 リードスイッチ 16 リード線 17 磁気シールド材 18 磁性体 19 マグネット 20 第2のベース部材 22 窓枠 23 ガラス 25 係止突起 27 突起嵌合部 28a 第1の接点 28b 第2の接点 28c 第3の接点 29 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 友久 東京都三鷹市下連雀6丁目11番23号 セコ ム株式会社内 (72)発明者 堀内 泰吾 東京都三鷹市下連雀6丁目11番23号 セコ ム株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓の周辺に取り付けられた第1のベー
    ス部材と、 該第1のベース部材と窓を挟んだ位置に取り付けられる
    第2のベース部材と、 少なくとも前記窓枠からの侵入者の侵入方向に回転し得
    るように一端を前記第1のベース部材にアームホルダー
    を介して回転自在に支持されたアームと、 このアーム内に通したリード線と、 このリード線に接続すると共に、前記アームの他端にス
    イッチホルダーを介して取り付けられ、該スイッチホル
    ダーが前記第2のベース部材に係止されているとき接点
    が閉成して前記リード線に電流が流れ、前記アームが押
    されて回転することによりスイッチホルダーが前記第2
    のベース部材から離反すると前記接点が開離して前記電
    流が遮断されるようにしたスイッチとを備えたことを特
    徴とする窓用防犯センサー。
  2. 【請求項2】 窓の周辺に取り付けられた第1のベー
    ス部材と、 該第1のベース部材と窓を挟んだ位置に取り付けられる
    第2のベース部材と、 少なくとも前記窓枠からの侵入者の侵入方向に回転し得
    るように一端を前記第1のベース部材にアームホルダー
    を介して回転自在に支持されたアームと、 このアーム内に通したリード線と、 このリード線に接続すると共に、前記アームの他端にス
    イッチホルダーを介して取り付けられ、該スイッチホル
    ダーが前記第2のベース部材に係止されているとき第1
    の接点と第2の接点が閉成して前記リード線に既定の電
    流が流れ、前記アームが押されて回転することによりス
    イッチホルダーが前記第2のベース部材から離反すると
    前記第1の接点が前記第2の接点から開離すると共に前
    記第1の接点と第3の接点が閉成して電流が変化するよ
    うにしたスイッチとを備えたことを特徴とする窓用防犯
    センサー。
JP25825993A 1993-10-15 1993-10-15 窓用防犯センサー Expired - Fee Related JP3308072B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25825993A JP3308072B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 窓用防犯センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25825993A JP3308072B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 窓用防犯センサー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07114675A true JPH07114675A (ja) 1995-05-02
JP3308072B2 JP3308072B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=17317751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25825993A Expired - Fee Related JP3308072B2 (ja) 1993-10-15 1993-10-15 窓用防犯センサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3308072B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7414539B2 (en) 2005-08-19 2008-08-19 Nobuyo Sakai Simple alarm device
JP2019066349A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 日本原子力防護システム株式会社 侵入検出センサ
CN111795908A (zh) * 2020-08-12 2020-10-20 淄博纳瑞仪器有限公司 一种石油产品运动粘度测定仪
JP2020187131A (ja) * 2017-10-02 2020-11-19 日本原子力防護システム株式会社 侵入検出センサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7414539B2 (en) 2005-08-19 2008-08-19 Nobuyo Sakai Simple alarm device
JP2019066349A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 日本原子力防護システム株式会社 侵入検出センサ
JP2020187131A (ja) * 2017-10-02 2020-11-19 日本原子力防護システム株式会社 侵入検出センサ
CN111795908A (zh) * 2020-08-12 2020-10-20 淄博纳瑞仪器有限公司 一种石油产品运动粘度测定仪

Also Published As

Publication number Publication date
JP3308072B2 (ja) 2002-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4706073A (en) Circuit breaker panels with alarm system
US8123419B2 (en) Privacy ensuring covert camera
KR900000309B1 (ko) 경보시스템을 갖춘 개량된 차단기 패널
US5243325A (en) Latch gate alarm switch assembly
US20080048870A1 (en) Pool video safety, security and intrusion surveillance and monitoring system
WO2003025873A2 (en) Tamper resistant magnetic contact apparatus for security systems
ES499600A0 (es) Instalacion de seguridad para vigilancia a distancia y alar-ma contra robos
JPH07114675A (ja) 窓用防犯センサー
US3510863A (en) Apartment alarm
US3786502A (en) Security system
US5576678A (en) Apparatus and method for magnetic proximity switch alteration
JP2001276272A (ja) 消火設備及びその自動指向消火ノズル
US4677424A (en) Window sill burglar alarm
US20100050535A1 (en) Detector of attempt to break a lock, lock, door and alarm system comprising such a detector
EP1615053A1 (en) Radiation barrier element
JPH0620164A (ja) 侵入検出器
US4810999A (en) Conductive frangible grill anti-intrusion device
JP4848021B2 (ja) 火災報知器及び火災報知器のいたずら防止装置
JP2007148694A (ja) セキュリティシステム
US20040164862A1 (en) Security alarm with remote triggering device
JP2001283344A (ja) 火災感知器
JP5282836B2 (ja) セキュリティ機器
JP2010165131A5 (ja)
JP2005100045A (ja) 防犯装置及び防犯サッシ
US20010054958A1 (en) Shoplifting monitoring apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130517

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees