JPH07114470A - 共有データ管理システム - Google Patents
共有データ管理システムInfo
- Publication number
- JPH07114470A JPH07114470A JP5261061A JP26106193A JPH07114470A JP H07114470 A JPH07114470 A JP H07114470A JP 5261061 A JP5261061 A JP 5261061A JP 26106193 A JP26106193 A JP 26106193A JP H07114470 A JPH07114470 A JP H07114470A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shared data
- entry
- management table
- subprogram
- data management
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Memory System (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Executing Machine-Instructions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】共有データがどのプログラムから参照されてい
るかが分かるようにして、副プログラムが削除される際
に、参照されなくなる共有データを解放することができ
るようにして、共有領域の有効利用を図る。 【構成】共有データ検索手段11が、動的リンクされる
副プログラムの共有データを共有データ管理テーブル4
に登録する際の存在チェックを行い、共有データ登録手
段12が、共有データ管理テーブル4上の空きエントリ
に該共有データのデータ名を登録し、関連リスト登録手
段13が、副プログラム管理テーブル2の副プログラム
名と共有データ管理テーブル4のデータ名の関係を、関
連リストテーブル3上の空きエントリに登録する。ま
た、関連リスト削除手段15が、副プログラムを削除す
る際に、関連リストテーブル3上のエントリを解放し、
共有データ削除手段16が、前記共有データ管理テーブ
ル4上のエントリを解放する。
るかが分かるようにして、副プログラムが削除される際
に、参照されなくなる共有データを解放することができ
るようにして、共有領域の有効利用を図る。 【構成】共有データ検索手段11が、動的リンクされる
副プログラムの共有データを共有データ管理テーブル4
に登録する際の存在チェックを行い、共有データ登録手
段12が、共有データ管理テーブル4上の空きエントリ
に該共有データのデータ名を登録し、関連リスト登録手
段13が、副プログラム管理テーブル2の副プログラム
名と共有データ管理テーブル4のデータ名の関係を、関
連リストテーブル3上の空きエントリに登録する。ま
た、関連リスト削除手段15が、副プログラムを削除す
る際に、関連リストテーブル3上のエントリを解放し、
共有データ削除手段16が、前記共有データ管理テーブ
ル4上のエントリを解放する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、副プログラムの動的リ
ンク機能に関し、特に同一名のデータを副プログラム間
で共有する共有データ管理システムに関する。
ンク機能に関し、特に同一名のデータを副プログラム間
で共有する共有データ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の共有データ方式においては、副プ
ログラムがどの共有データを参照しているかの情報を保
持していないため、副プログラムを削除する際に、どの
共有データが参照されなくなるかを検出することができ
なかった。
ログラムがどの共有データを参照しているかの情報を保
持していないため、副プログラムを削除する際に、どの
共有データが参照されなくなるかを検出することができ
なかった。
【0003】このため、「ACOS−4/XVP スー
パーバイザ解説書 DDA82−3p28−30 日本
電気(株) 1993年5月 第3版発行」に記載され
ているように共有データを削除することができなかっ
た。
パーバイザ解説書 DDA82−3p28−30 日本
電気(株) 1993年5月 第3版発行」に記載され
ているように共有データを削除することができなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、共有データを削除することができなかったため、共
有データのサイズを変更したり、値を初期値に戻したい
場合には、一旦主プログラムを終了させてから再度動的
リンクしなければならなかった。
は、共有データを削除することができなかったため、共
有データのサイズを変更したり、値を初期値に戻したい
場合には、一旦主プログラムを終了させてから再度動的
リンクしなければならなかった。
【0005】本発明は、共有データがどのプログラムか
ら参照されているかが分かるようにして、副プログラム
が削除される際に、参照されなくなる共有データを解放
することができるようにして、共有領域の有効利用を図
ることを目的としている。
ら参照されているかが分かるようにして、副プログラム
が削除される際に、参照されなくなる共有データを解放
することができるようにして、共有領域の有効利用を図
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の共有データ
管理システムは、動的リンクされた副プログラム間で同
一名のデータを共有する共有データシステムにおいて、
副プログラム名を管理する副プログラム管理テーブル
と、共有データ名を管理する共有データ管理テーブル
と、前記副プログラム管理テーブルの副プログラム名と
この共有データ管理テーブルのデータ名の関係を管理す
る関連リストテーブルと、動的リンクされる副プログラ
ムの共有データを前記共有データ管理テーブルに登録す
る際の存在チェックを行う共有データ検索手段と、前記
共有データ管理テーブル上の空きエントリに該共有デー
タのデータ名を登録する共有データ登録手段と、前記副
プログラム管理テーブルの副プログラム名と前記共有デ
ータ管理テーブルのデータ名の関係を、前記関連リスト
テーブル上の空きエントリに登録する関連リスト登録手
段とから構成されている。
管理システムは、動的リンクされた副プログラム間で同
一名のデータを共有する共有データシステムにおいて、
副プログラム名を管理する副プログラム管理テーブル
と、共有データ名を管理する共有データ管理テーブル
と、前記副プログラム管理テーブルの副プログラム名と
この共有データ管理テーブルのデータ名の関係を管理す
る関連リストテーブルと、動的リンクされる副プログラ
ムの共有データを前記共有データ管理テーブルに登録す
る際の存在チェックを行う共有データ検索手段と、前記
共有データ管理テーブル上の空きエントリに該共有デー
タのデータ名を登録する共有データ登録手段と、前記副
プログラム管理テーブルの副プログラム名と前記共有デ
ータ管理テーブルのデータ名の関係を、前記関連リスト
テーブル上の空きエントリに登録する関連リスト登録手
段とから構成されている。
【0007】第2の発明の共有データ管理システムは、
第1の発明の共有データ管理システムにおいて、前記関
連リストテーブルが各エントリの情報の有効性を示す実
効フラグを含み、この実効フラグが0のエントリに前記
副プログラム管理テーブルの副プログラム名と前記共有
データ管理テーブルのデータ名の関係情報を登録する前
記関連リスト登録手段と、前記共有データ管理テーブル
が該エントリの情報の有効性を示す有効フラグと参照カ
ウンタを含み、この有効フラグが0のエントリに共有デ
ータのデータ名を登録し、参照カウンタを0にする共有
データ登録手段と、前記共有データ管理テーブル上の該
エントリ中の参照カウンタを1加算する参照カウンタ加
算手段とから構成されている。
第1の発明の共有データ管理システムにおいて、前記関
連リストテーブルが各エントリの情報の有効性を示す実
効フラグを含み、この実効フラグが0のエントリに前記
副プログラム管理テーブルの副プログラム名と前記共有
データ管理テーブルのデータ名の関係情報を登録する前
記関連リスト登録手段と、前記共有データ管理テーブル
が該エントリの情報の有効性を示す有効フラグと参照カ
ウンタを含み、この有効フラグが0のエントリに共有デ
ータのデータ名を登録し、参照カウンタを0にする共有
データ登録手段と、前記共有データ管理テーブル上の該
エントリ中の参照カウンタを1加算する参照カウンタ加
算手段とから構成されている。
【0008】第3の発明の共有データ管理システムは、
第1の発明の共有データ管理システムにおいて、副プロ
グラムを削除する際に、該副プログラムが参照していた
共有データに関する前記関連リストテーブル上のエント
リを解放する関連リスト削除手段と、該副プログラムが
参照していた前記共有データ管理テーブル上の共有デー
タのエントリを解放する共有データ削除手段とから構成
されている。
第1の発明の共有データ管理システムにおいて、副プロ
グラムを削除する際に、該副プログラムが参照していた
共有データに関する前記関連リストテーブル上のエント
リを解放する関連リスト削除手段と、該副プログラムが
参照していた前記共有データ管理テーブル上の共有デー
タのエントリを解放する共有データ削除手段とから構成
されている。
【0009】第4の発明の共有データ管理システムは、
第1の発明の共有データ管理システムにおいて、副プロ
グラムを削除する際に、該副プログラムに関する前記関
連リストテーブル上のエントリに付加された実効フラグ
を0にすることで該エントリを解放する関連リスト削除
手段と、該副プログラムが参照していた前記共有データ
管理テーブル上の共有データのエントリの参照カウンタ
を1減算し、参照カウンタが0になったエントリの有効
フラグを0にすることで該エントリを解放する共有デー
タ削除手段とから構成されている。
第1の発明の共有データ管理システムにおいて、副プロ
グラムを削除する際に、該副プログラムに関する前記関
連リストテーブル上のエントリに付加された実効フラグ
を0にすることで該エントリを解放する関連リスト削除
手段と、該副プログラムが参照していた前記共有データ
管理テーブル上の共有データのエントリの参照カウンタ
を1減算し、参照カウンタが0になったエントリの有効
フラグを0にすることで該エントリを解放する共有デー
タ削除手段とから構成されている。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図を参照し
ながら詳細に説明する。
ながら詳細に説明する。
【0011】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
である共有データ管理システムは、副プログラム名を管
理する副プログラム管理テーブル2と、共有データ名を
管理する共有データ管理テーブル4と、副プログラム管
理テーブル2の副プログラム名と共有データ管理テーブ
ル4のデータ名の関係を管理する関連リストテーブル3
と、動的リンクされる副プログラムの共有データを共有
データ管理テーブル4に登録する際の存在チェックを行
う共有データ検索手段11と、共有データ管理テーブル
4上の空きエントリに該共有データのデータ名を登録す
る共有データ登録手段12と、副プログラム管理テーブ
ル2の副プログラム名と共有データ管理テーブル4のデ
ータ名の関係を、関連リストテーブル3上の空きエント
リに登録する関連リスト登録手段13と、共有データ管
理テーブル4上の該エントリ中の参照カウンタを1加算
する参照カウンタ加算手段14から構成されている。
である共有データ管理システムは、副プログラム名を管
理する副プログラム管理テーブル2と、共有データ名を
管理する共有データ管理テーブル4と、副プログラム管
理テーブル2の副プログラム名と共有データ管理テーブ
ル4のデータ名の関係を管理する関連リストテーブル3
と、動的リンクされる副プログラムの共有データを共有
データ管理テーブル4に登録する際の存在チェックを行
う共有データ検索手段11と、共有データ管理テーブル
4上の空きエントリに該共有データのデータ名を登録す
る共有データ登録手段12と、副プログラム管理テーブ
ル2の副プログラム名と共有データ管理テーブル4のデ
ータ名の関係を、関連リストテーブル3上の空きエント
リに登録する関連リスト登録手段13と、共有データ管
理テーブル4上の該エントリ中の参照カウンタを1加算
する参照カウンタ加算手段14から構成されている。
【0012】また、副プログラム管理テーブル2は副プ
ログラム名21と関連リスト先頭アドレス22を含み、
関連リストテーブル3は実効フラグ31、関連リストチ
ェーン32、および共有データ管理テーブルアドレス3
3を含み、さらに共有データ管理テーブル4は有効フラ
グ41、データ名42、および参照カウンタ43を含
む。
ログラム名21と関連リスト先頭アドレス22を含み、
関連リストテーブル3は実効フラグ31、関連リストチ
ェーン32、および共有データ管理テーブルアドレス3
3を含み、さらに共有データ管理テーブル4は有効フラ
グ41、データ名42、および参照カウンタ43を含
む。
【0013】次に本発明の第1の実施例の動作につい
て、図1と図2を参照して説明する。
て、図1と図2を参照して説明する。
【0014】動的リンカが副プログラムを動的リンクす
る際に、該副プログラムのデータ宣言に従って共有デー
タの登録要求が出されると、共有データ検索手段11
は、共有データ管理テーブル4の有効フラグ41が0で
なく、登録対象の共有データと同じデータ名42を持つ
エントリを先頭からサーチする(ステップ111)。
る際に、該副プログラムのデータ宣言に従って共有デー
タの登録要求が出されると、共有データ検索手段11
は、共有データ管理テーブル4の有効フラグ41が0で
なく、登録対象の共有データと同じデータ名42を持つ
エントリを先頭からサーチする(ステップ111)。
【0015】共有データ検索手段11は、ステップ11
1において、全エントリ分サーチしても該エントリが見
つからない場合、共有データ登録手段12を起動する
(ステップ112)。
1において、全エントリ分サーチしても該エントリが見
つからない場合、共有データ登録手段12を起動する
(ステップ112)。
【0016】共有データ検索手段11は、ステップ11
1において、該エントリが見つかった場合には、該エン
トリのアドレスを取得し(ステップ113)、関連リス
ト登録手段13を起動する(ステップ114)。
1において、該エントリが見つかった場合には、該エン
トリのアドレスを取得し(ステップ113)、関連リス
ト登録手段13を起動する(ステップ114)。
【0017】共有データ登録手段12は、共有データ管
理テーブル4の先頭から、有効フラグ41が0のエント
リをサーチし(ステップ121)、該エントリのデータ
名42に、登録する共有データの名前を設定し(ステッ
プ122)、有効フラグ41を1にし(ステップ12
3)、参照カウンタ43を0にし(ステップ124)、
さらに該エントリのアドレスを取得し(ステップ12
5)、関連リスト登録手段13を起動する(ステップ1
26)。
理テーブル4の先頭から、有効フラグ41が0のエント
リをサーチし(ステップ121)、該エントリのデータ
名42に、登録する共有データの名前を設定し(ステッ
プ122)、有効フラグ41を1にし(ステップ12
3)、参照カウンタ43を0にし(ステップ124)、
さらに該エントリのアドレスを取得し(ステップ12
5)、関連リスト登録手段13を起動する(ステップ1
26)。
【0018】関連リスト登録手段13は、関連リストテ
ーブル3の先頭から、実効フラグ31が0のエントリを
サーチし(ステップ131)、該エントリの実効フラグ
31を1にし(ステップ132)、関連リストチェーン
32に、該エントリの直前に登録されたエントリのアド
レスが格納されている、副プログラム管理テーブル2の
対象副プログラムの関連リスト先頭アドレス22を複写
し(ステップ133)、その関連リスト先頭アドレス2
2には該エントリのアドレスを設定し(ステップ13
4)、共有データ管理テーブルアドレス33に共有デー
タ検索手段11もしくは共有データ登録手段12で求め
た共有データ管理テーブル4の該エントリのアドレスを
設定し(ステップ135)、参照カウンタ加算手段14
を起動する(ステップ136)。
ーブル3の先頭から、実効フラグ31が0のエントリを
サーチし(ステップ131)、該エントリの実効フラグ
31を1にし(ステップ132)、関連リストチェーン
32に、該エントリの直前に登録されたエントリのアド
レスが格納されている、副プログラム管理テーブル2の
対象副プログラムの関連リスト先頭アドレス22を複写
し(ステップ133)、その関連リスト先頭アドレス2
2には該エントリのアドレスを設定し(ステップ13
4)、共有データ管理テーブルアドレス33に共有デー
タ検索手段11もしくは共有データ登録手段12で求め
た共有データ管理テーブル4の該エントリのアドレスを
設定し(ステップ135)、参照カウンタ加算手段14
を起動する(ステップ136)。
【0019】参照カウンタ加算手段14は、共有データ
検索手段11もしくは共有データ登録手段12で求めた
アドレスが指す共有データ管理テーブル4上のエントリ
中の参照カウンタ43に1加算する(ステップ14
1)。
検索手段11もしくは共有データ登録手段12で求めた
アドレスが指す共有データ管理テーブル4上のエントリ
中の参照カウンタ43に1加算する(ステップ14
1)。
【0020】以上により、本発明の第1の実施例の動作
である共有データ管理システムの処理が完了する。
である共有データ管理システムの処理が完了する。
【0021】本発明の第1の実施例である共有データ管
理システムは、副プログラムがどの共有データを参照し
ているかの情報を保持することができるようにすること
により、副プログラムが削除される際に、参照されなく
なる共有データを特定することができるようになる効果
を有している。
理システムは、副プログラムがどの共有データを参照し
ているかの情報を保持することができるようにすること
により、副プログラムが削除される際に、参照されなく
なる共有データを特定することができるようになる効果
を有している。
【0022】図1を参照すると、本発明の第2の実施例
である共有データ管理システムは、第1の発明の共有デ
ータ管理システムにおいて、副プログラムを削除する際
に、該副プログラムが参照していた共有データに関する
関連リストテーブル3上のエントリに付加された実効フ
ラグを0にすることで該エントリを解放する関連リスト
削除手段15と、該副プログラムが参照していた前記共
有データ管理テーブル4上の共有データのエントリの参
照カウンタを1減算し、参照カウンタが0になったエン
トリの有効フラグを0にすることで該エントリを解放す
る共有データ削除手段16から構成されている。
である共有データ管理システムは、第1の発明の共有デ
ータ管理システムにおいて、副プログラムを削除する際
に、該副プログラムが参照していた共有データに関する
関連リストテーブル3上のエントリに付加された実効フ
ラグを0にすることで該エントリを解放する関連リスト
削除手段15と、該副プログラムが参照していた前記共
有データ管理テーブル4上の共有データのエントリの参
照カウンタを1減算し、参照カウンタが0になったエン
トリの有効フラグを0にすることで該エントリを解放す
る共有データ削除手段16から構成されている。
【0023】次に本発明の第2の実施例の動作につい
て、図1と図3を参照して説明する。
て、図1と図3を参照して説明する。
【0024】主プログラムから副プログラムの削除要求
があると、関連リスト削除手段15は、副プログラム管
理テーブル2の対象副プログラムに対する関連リスト先
頭アドレス22を取得し(ステップ151)、そのアド
レスが指す関連リストテーブル3のエントリの共有デー
タ管理テーブルアドレス33を取得し(ステップ15
2)、該エントリの実効フラグ31を0にし(ステップ
153)、該エントリの直前に登録されたエントリのア
ドレスが格納されている該エントリの関連リストチェー
ン32を関連リスト先頭アドレス22に格納し(ステッ
プ154)、共有データ削除手段16を呼び出す(ステ
ップ155)。
があると、関連リスト削除手段15は、副プログラム管
理テーブル2の対象副プログラムに対する関連リスト先
頭アドレス22を取得し(ステップ151)、そのアド
レスが指す関連リストテーブル3のエントリの共有デー
タ管理テーブルアドレス33を取得し(ステップ15
2)、該エントリの実効フラグ31を0にし(ステップ
153)、該エントリの直前に登録されたエントリのア
ドレスが格納されている該エントリの関連リストチェー
ン32を関連リスト先頭アドレス22に格納し(ステッ
プ154)、共有データ削除手段16を呼び出す(ステ
ップ155)。
【0025】関連リスト削除手段15は、ステップ15
5終了後、関連リスト先頭アドレス22がNULLか否
かを判定し(ステップ156)、NULLの場合には処
理を終了する。ステップ156において、NULLでな
い場合には、ステップ151へ戻る。
5終了後、関連リスト先頭アドレス22がNULLか否
かを判定し(ステップ156)、NULLの場合には処
理を終了する。ステップ156において、NULLでな
い場合には、ステップ151へ戻る。
【0026】ステップ153において実効フラグ31が
0にされた関連リストテーブル3のエントリは解放され
たものと認識され、関連リスト登録手段13によってス
テップ131以降で使用される。
0にされた関連リストテーブル3のエントリは解放され
たものと認識され、関連リスト登録手段13によってス
テップ131以降で使用される。
【0027】共有データ削除手段16は、関連リスト削
除手段15が取得した関連リストテーブル3のエントリ
の共有データ管理テーブルアドレス33が指す共有デー
タ管理テーブル4のエントリの参照カウンタ43を1減
算する(ステップ161)。
除手段15が取得した関連リストテーブル3のエントリ
の共有データ管理テーブルアドレス33が指す共有デー
タ管理テーブル4のエントリの参照カウンタ43を1減
算する(ステップ161)。
【0028】共有データ削除手段16は、ステップ16
1終了後、参照カウンタ43が0か否かを判定し(ステ
ップ162)、判定結果が0ならば該エントリの有効フ
ラグ41を0にする(ステップ163)。判定結果が0
でないならば処理を終了する。
1終了後、参照カウンタ43が0か否かを判定し(ステ
ップ162)、判定結果が0ならば該エントリの有効フ
ラグ41を0にする(ステップ163)。判定結果が0
でないならば処理を終了する。
【0029】ステップ163において有効フラグ41が
0にされた共有データ管理テーブル4のエントリは解放
されたものと認識され、共有データ登録手段12によっ
てステップ121以降で使用される。
0にされた共有データ管理テーブル4のエントリは解放
されたものと認識され、共有データ登録手段12によっ
てステップ121以降で使用される。
【0030】以上により、本発明の第2の実施例の動作
である共有データ管理システムの処理が完了する。
である共有データ管理システムの処理が完了する。
【0031】本発明の第2の実施例である共有データ管
理システムは、副プログラムがどの共有データを参照し
ているかの情報を保持し、さらに副プログラムが削除さ
れる際に、参照されなくなる共有データを解放すること
ができるようにすることにより、共有領域の有効利用を
図ることができる効果を有している。
理システムは、副プログラムがどの共有データを参照し
ているかの情報を保持し、さらに副プログラムが削除さ
れる際に、参照されなくなる共有データを解放すること
ができるようにすることにより、共有領域の有効利用を
図ることができる効果を有している。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の共有デー
タ管理システムは、副プログラムがどの共有データを参
照しているかの情報を保持し、さらに副プログラムが削
除される際に、参照されなくなる共有データを解放する
ことができるようにすることにより、共有領域の有効利
用を図ることができる効果を有している。
タ管理システムは、副プログラムがどの共有データを参
照しているかの情報を保持し、さらに副プログラムが削
除される際に、参照されなくなる共有データを解放する
ことができるようにすることにより、共有領域の有効利
用を図ることができる効果を有している。
【図1】図1は本発明の第1、第2の実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施例の共有データ検索
手段11、共有データ登録手段12、関連リスト登録手
段13、および参照カウンタ加算手段14の処理を示す
流れ図である。
手段11、共有データ登録手段12、関連リスト登録手
段13、および参照カウンタ加算手段14の処理を示す
流れ図である。
【図3】図3は本発明の第2の実施例の関連リスト削除
手段15と共有データ削除手段16の処理を示す流れ図
である。
手段15と共有データ削除手段16の処理を示す流れ図
である。
2 副プログラム管理テーブル 3 関連リストテーブル 4 共有データ管理テーブル 11 共有データ検索手段 12 共有データ登録手段 13 関連リスト登録手段 14 参照カウンタ加算手段 15 関連リスト削除手段 16 共有データ削除手段 21 副プログラム名 22 関連リスト先頭アドレス 31 実効フラグ 32 関連リストチェーン 33 共有データ管理テーブルアドレス 41 有効フラグ 42 データ名 43 参照カウンタ
Claims (4)
- 【請求項1】 動的リンクされた副プログラム間で同一
名のデータを共有する共有データシステムにおいて、 副プログラム名を管理する副プログラム管理テーブル
と、 共有データ名を管理する共有データ管理テーブルと、 前記副プログラム管理テーブルの副プログラム名とこの
共有データ管理テーブルのデータ名の関係を管理する関
連リストテーブルと、 動的リンクされる副プログラムの共有データを前記共有
データ管理テーブルに登録する際の存在チェックを行う
共有データ検索手段と、 前記共有データ管理テーブル上の空きエントリに該共有
データのデータ名を登録する共有データ登録手段と、 前記副プログラム管理テーブルの副プログラム名と前記
共有データ管理テーブルのデータ名の関係を、前記関連
リストテーブル上の空きエントリに登録する関連リスト
登録手段とを備えたことを特徴とする共有データ管理シ
ステム。 - 【請求項2】 前記関連リストテーブルが各エントリの
情報の有効性を示す実効フラグを含み、 この実効フラグが0のエントリに前記副プログラム管理
テーブルの副プログラム名と前記共有データ管理テーブ
ルのデータ名の関係情報を登録する前記関連リスト登録
手段と、 前記共有データ管理テーブルが該エントリの情報の有効
性を示す有効フラグと参照カウンタを含み、 この有効フラグが0のエントリに共有データのデータ名
を登録し、参照カウンタを0にする共有データ登録手段
と、 前記共有データ管理テーブル上の該エントリ中の参照カ
ウンタを1加算する参照カウンタ加算手段とを備えるこ
とを特徴とする請求項1の共有データ管理システム。 - 【請求項3】 副プログラムを削除する際に、該副プロ
グラムが参照していた共有データに関する前記関連リス
トテーブル上のエントリを解放する関連リスト削除手段
と、 該副プログラムが参照していた前記共有データ管理テー
ブル上の共有データのエントリを解放する共有データ削
除手段を備えることを特徴とする請求項1の共有データ
管理システム。 - 【請求項4】 副プログラムを削除する際に、該副プロ
グラムに関する前記関連リストテーブル上のエントリに
付加された実効フラグを0にすることで該エントリを解
放する関連リスト削除手段と、 該副プログラムが参照していた前記共有データ管理テー
ブル上の共有データのエントリの参照カウンタを1減算
し、参照カウンタが0になったエントリの有効フラグを
0にすることで該エントリを解放する共有データ削除手
段を備えることを特徴とする請求項1の共有データ管理
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5261061A JPH07114470A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 共有データ管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5261061A JPH07114470A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 共有データ管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07114470A true JPH07114470A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17356538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5261061A Pending JPH07114470A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 共有データ管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07114470A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10116199A (ja) * | 1996-10-14 | 1998-05-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | メモリ管理方法 |
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1993
- 1993-10-19 JP JP5261061A patent/JPH07114470A/ja active Pending
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