JPH07113688A - 透過型光ファイバエリアセンサ - Google Patents

透過型光ファイバエリアセンサ

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JPH07113688A
JPH07113688A JP26131293A JP26131293A JPH07113688A JP H07113688 A JPH07113688 A JP H07113688A JP 26131293 A JP26131293 A JP 26131293A JP 26131293 A JP26131293 A JP 26131293A JP H07113688 A JPH07113688 A JP H07113688A
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JP
Japan
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optical fiber
light
lens
sensor head
sensor
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JP26131293A
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Takao Kawashima
伯夫 川嶋
Mikio Sera
幹雄 勢羅
Shigeru Inai
滋 井内
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出射光の広がりを抑え、検査領域での光量分
布が均一であり、しかも光ファイバ本数を増やすことな
く検査領域の幅を容易に広げることができ、光ファイバ
ケーブルの径が細く維持でき、製造コストを大幅に下げ
ることができる透過型光ファイバエリアセンサを提供す
ること。 【構成】 透過型光ファイバエリアセンサは、一定幅の
検査領域を、一方のセンサヘッドから光照射し透過した
光を他方のセンサヘッドで受光するものである。このセ
ンサヘッドは、光ファイバ4端の前方に設けられた光フ
ァイバ出射光を略平行光にするレンズ3と、このレンズ
3前方に設けられ、非連続的な複数の反射面2が規則的
に配列され、レンズ3からの光をそれぞれの反射面2か
らビーム状に検査領域へ反射する反射体1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、透過型光ファイバエ
リアセンサに関し、一定幅の検査領域を一方のセンサヘ
ッドから光照射し透過した光を他方のセンサヘッドで受
光する透過型光ファイバエリアセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透過型光ファイバエリアセンサ
は、バンドル状光ファイバあるいは光ファイバシート
(光ファイバリボン)を用い、光ファイバ端部をセンサ
ヘッド本体に固定し、一定幅の検査領域にわたって個々
の光ファイバ端を1列若しくは複数列に配列してセンサ
ヘッドを形成している。このように構成された光ファイ
バエリアセンサでは、検査領域幅を一方のセンサヘッド
から光照射し透過した光を他方のセンサヘッドで受光す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバエリアセンサでは、光ファイバ端から直接若
しくはレンズなどを介して光が出射されるので、出射光
がある程度広がると共に、検査領域の両端部分が中央部
分に比べて光量が少なく、光量分布が不均一になる。し
かも、検査領域の幅を広げるためには、光ファイバ本数
を増やす必要があり、光ファイバケーブルの径が太くな
り、製造コストが大幅に上昇する。
【0004】この発明は、上述の背景に基づきなされた
ものであり、その目的とするところは、出射光の広がり
を抑え、検査領域での光量分布が均一であり、しかも光
ファイバ本数を増やすことなく検査領域の幅を容易に広
げることができ、光ファイバケーブルの径が細く維持で
き、製造コストを大幅に下げることができる透過型光フ
ァイバエリアセンサを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、この発明に
より解決される。すなわち、この発明よる透過型光ファ
イバエリアセンサは、一定幅の検査領域を、一方のセン
サヘッドから光照射し透過した光を他方のセンサヘッド
で受光するものであって、センサヘッドが、光ファイバ
端の前方に設けられた、光ファイバ出射光を略平行光に
するレンズと、このレンズ前方に設けられ、非連続的な
複数の反射面が規則的に配列されてレンズからの光をそ
れぞれの反射面からビーム状に反射する反射体とを備え
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記構成を有するこの発明による透過型光ファ
イバエリアセンサでは、以下のように作用・動作する。
光ファイバ端から出射された照明用の光は、光ファイバ
端の前方に設けられたレンズにより略平行光に屈折され
る。この平行光は、レンズ前方の反射体の反射面に到達
する。この発明において、反射面は、非連続的に形成さ
れた複数の反射面であり、規則的に配列され、レンズか
らの光をそれぞれの反射面からビーム状に反射する。個
々の反射面の傾斜及びそのピッチにより反射ビームの幅
及びその方向を制御することができる。このように、一
定幅の検査領域を一方のセンサヘッドから光照射する。
一定幅の検査領域を透過した光は、他方のセンサヘッド
で受光する。
【0007】
【実施例】この発明を以下の実施例により具体的に説明
する。この発明による透過型光ファイバエリアセンサの
片方のセンサヘッドの一実施例を概略的に説明する概略
断面図を図1に示す。この実施例の透過型光ファイバエ
リアセンサは、一定幅の検査領域を、一方のセンサヘッ
ドから光照射し透過した光を他方のセンサヘッドで受光
するものである。このセンサヘッドは、光ファイバ4端
の前方に設けられた光ファイバ出射光を略平行光にする
レンズ3と、このレンズ3前方に設けられ、非連続的な
複数の反射面2が規則的に配列され、レンズ3からの光
をそれぞれの反射面2からビーム状に検査領域へ反射す
る反射体1とを備える。
【0008】次いで、このエリアセンサの使用及び動作
を説明する。送光用光ファイバ4に照明用光を入射させ
る。照明用の光は、光ファイバ4端から出射する。出射
された照明用の光は、光ファイバ4端の前方に設けられ
たレンズ3により略平行光に屈折される。この平行光
は、レンズ3前方の反射体1の反射面2に到達する。反
射面は、非連続的に形成された複数の反射面であり、規
則的にノコギリ状に配列され、レンズからの光をそれぞ
れの反射面からビーム状に検査領域に反射する。この態
様では、個々の反射面の傾斜及びそのピッチを所定の設
計に基づいて設定して反射ビームの幅及びその方向を制
御する。その結果、一定幅の検査領域を一方のセンサヘ
ッドから光照射する。一定幅の検査領域を透過した光
は、他方のセンサヘッド(図示せず)で受光する。な
お、受光側センサヘッドは、この発明によるセンサヘッ
ドを用いることができると共に、従来のセンサヘッドを
使用することもできる。
【0009】この発明において、上記実施例に限定され
ず種々の変更が可能である。例えば、上記実施例では、
反射体は一体成形されたものであるが、個別の構成部品
を組み合わせて形成することができる。また、反射体の
形成方法は、種々の方法で行うことができる。この発明
において、光ファイバの前面に、ピンホールを配置する
こともできる。このピンホールの配置により、光ファイ
バ出射光の広がりを絞ることができ、光量分布を均一化
することができる。
【0010】この発明において、反射面を複数列形成
し、各列に形成される反射面の位置がお互いに異なるよ
うにずらすこともできる。図2に、2列の場合の透過型
光ファイバエリアセンサのセンサヘッドの概略斜視図を
示す。この変形実施例の透過型光ファイバエリアセンサ
も、一定幅の検査領域を、一方のセンサヘッドから光照
射し透過した光を他方のセンサヘッドで受光するもので
ある。このセンサヘッドは、光ファイバ4端の前方に設
けられた光ファイバ出射光を略平行光にするレンズ3
と、このレンズ3前方に設けられ、非連続的な複数の反
射面が、2列形成され、各列に形成される反射面2aと
2bの位置がお互いに異なるようにずらして配置され、
レンズ3からの光をそれぞれの反射面がビーム状に検査
領域へ反射する反射体1とを備える。このエリアセンサ
の使用及び動作は、上述の実施例と同じである。この態
様では、反射面の列数は2列であったが、この発明にお
いて、列数を増やしてより微細化することもできる。
【0011】この発明において、反射面の非連続態様は
種々の変形が可能である。例えば、図3に示すように、
断面山型、断面ノコギリ状に形成することができ、ま
た、ピッチも一定とせず、図3(C)に示すように中央
のピッチを狭く、両端を広くすることもできる。
【0012】更に、この発明において、図4に示すよう
に、センサヘッドの本体に、反射面前面の窓5を設ける
ことができる。この様に、窓5を付けることにより、耐
塵及び耐水性を付与することができる。
【0013】
【発明の効果】この発明による透過型光ファイバエリア
センサにより、以下の効果を奏する。すなわち、出射光
の広がりを抑え、検査領域での光量分布を均一にするこ
とができる。しかも光ファイバ本数を増やすことなく検
査領域の幅を容易に広げることができ、光ファイバケー
ブルの径が細く維持でき、製造コストを大幅に下げるこ
とができる。また、検査領域幅を、レンズ径及び反射面
ピッチを適当に設定することにより、自由に設定するこ
とができる。更に、使用するファイバを限定しないの
で、細いファイバも使用することができる。細いファイ
バを使用できるので、耐屈曲性に優れ、柔軟性の高いセ
ンサヘッドを実現することができると共に、センサヘッ
ドの小型化を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明による透過型光ファイバエリ
アセンサの一実施例を示す概略断面図である。
【図2】図2は、この発明による透過型光ファイバエリ
アセンサの別の実施例を示す概略斜視図である。
【図3】図3は、この発明による透過型光ファイバエリ
アセンサの反射体の変形例を示す概略断面図である。
【図4】図4は、この発明による透過型光ファイバエリ
アセンサの別の実施例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 反射体 2 反射面 3 レンズ 4 光ファイバ 5 窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定幅の検査領域を、一方のセンサヘッ
    ドから光照射し透過した光を他方のセンサヘッドで受光
    する透過型光ファイバエリアセンサであって、 センサヘッドが、光ファイバ端の前方に設けられた、光
    ファイバ出射光を略平行光にするレンズと、該レンズ前
    方に設けられ、非連続的な複数の反射面が規則的に配列
    されてレンズからの光をそれぞれの該反射面からビーム
    状に反射する反射体とを備えることを特徴とする透過型
    光ファイバエリアセンサ。
JP26131293A 1993-10-19 1993-10-19 光ファイバエリアセンサ Expired - Lifetime JP3442832B2 (ja)

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JPH07113688A true JPH07113688A (ja) 1995-05-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7034284B2 (en) 2002-12-25 2006-04-25 Keyence Corporation Optical sensor having light projecting prism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7034284B2 (en) 2002-12-25 2006-04-25 Keyence Corporation Optical sensor having light projecting prism

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