JPH07113310A - 床パネル - Google Patents
床パネルInfo
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- JPH07113310A JPH07113310A JP28434193A JP28434193A JPH07113310A JP H07113310 A JPH07113310 A JP H07113310A JP 28434193 A JP28434193 A JP 28434193A JP 28434193 A JP28434193 A JP 28434193A JP H07113310 A JPH07113310 A JP H07113310A
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- Japan
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- floor panel
- floor
- foamed
- compression set
- present
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で断熱性や遮音性があり、製品の寸法精
度や床面のクッション性が高く、さらに、床面の安定性
が長期に保持される床パネルを提供する。 【構成】 床パネルが、その上面の中央部に凹部を有す
る板状のもので形成される。該床パネルの素材を曲げ弾
性率１６０〜７４０kg／cm2 で圧縮永久歪み１〜１２％
の発泡プラスチックで形成する。また、該床パネルの表
面にフイルムを積層する。
度や床面のクッション性が高く、さらに、床面の安定性
が長期に保持される床パネルを提供する。 【構成】 床パネルが、その上面の中央部に凹部を有す
る板状のもので形成される。該床パネルの素材を曲げ弾
性率１６０〜７４０kg／cm2 で圧縮永久歪み１〜１２％
の発泡プラスチックで形成する。また、該床パネルの表
面にフイルムを積層する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一枚又は複数枚連続し
て敷きつめることにより水はけの良いベランダやバルコ
ニーを形成する床パネルに係り、特に、軽量で敷設し易
く、断熱効果や遮音効果を有する一方、製造時間や製造
工程が少ない床パネルに関する。
て敷きつめることにより水はけの良いベランダやバルコ
ニーを形成する床パネルに係り、特に、軽量で敷設し易
く、断熱効果や遮音効果を有する一方、製造時間や製造
工程が少ない床パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、バルコニーやベランダに防水性を
施す手段としては、塗膜手段とシート敷設手段がある。
この両者は、いずれも現場施工で行われるため、施工に
時間がかかると共に天候に左右されるという課題があ
る。この課題に対し、予め製造した床パネルを現場で敷
設する方法が開発されている。この床パネルは、数枚で
バルコニーやベランダを形成する部材であり、その表面
に防水加工を備えたものである。
施す手段としては、塗膜手段とシート敷設手段がある。
この両者は、いずれも現場施工で行われるため、施工に
時間がかかると共に天候に左右されるという課題があ
る。この課題に対し、予め製造した床パネルを現場で敷
設する方法が開発されている。この床パネルは、数枚で
バルコニーやベランダを形成する部材であり、その表面
に防水加工を備えたものである。
【０００３】ここで、上記床面を形成する表面パネル
は、耐久性を図るため、一般にＦＲＰ（繊維補強プラス
チツク）等の合成樹脂で成形されている。また、該ＦＲ
Ｐの下方には、該ＦＲＰを支持すると共に断熱効果を図
るため、断熱材として、硬質発泡プラスチツクを注入方
式により構成させていた。
は、耐久性を図るため、一般にＦＲＰ（繊維補強プラス
チツク）等の合成樹脂で成形されている。また、該ＦＲ
Ｐの下方には、該ＦＲＰを支持すると共に断熱効果を図
るため、断熱材として、硬質発泡プラスチツクを注入方
式により構成させていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな床パネルにあっては、ＦＲＰを表面層としているた
め、重量があり、運搬・施工時に手間がかかるという課
題があった。また、ＦＲＰを一種の金型として発泡プラ
スチツクを注入するため、発泡プラスチツクの注入量や
発泡する量によりＦＲＰを押し上げて製品自体の寸法精
度を悪くさせているという課題があった。そして、床パ
ネルの床面をＦＲＰで形成しているため、クッション性
が低いという課題があった。さらに、床面のＦＲＰと断
熱材の熱収縮率が異なるため、経時的変化によって床面
と断熱材が剥離してしまうという課題があった。
うな床パネルにあっては、ＦＲＰを表面層としているた
め、重量があり、運搬・施工時に手間がかかるという課
題があった。また、ＦＲＰを一種の金型として発泡プラ
スチツクを注入するため、発泡プラスチツクの注入量や
発泡する量によりＦＲＰを押し上げて製品自体の寸法精
度を悪くさせているという課題があった。そして、床パ
ネルの床面をＦＲＰで形成しているため、クッション性
が低いという課題があった。さらに、床面のＦＲＰと断
熱材の熱収縮率が異なるため、経時的変化によって床面
と断熱材が剥離してしまうという課題があった。
【０００５】本発明の目的は、上記従来品の課題を解消
すべく発明されたものであって、軽量で断熱性や遮音性
があり、製品の寸法精度や床面のクッション性が高く、
さらに、床面の安定性が長期に保持される床パネルを提
供するものである。
すべく発明されたものであって、軽量で断熱性や遮音性
があり、製品の寸法精度や床面のクッション性が高く、
さらに、床面の安定性が長期に保持される床パネルを提
供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み発明
されたものであって、一枚又は二以上の組み合わせで板
状に形成される一方、その上面の中央部に凹部を有する
床パネルにおいて、床パネルの素材を曲げ弾性率１６０
〜７４０kg／cm2 で圧縮永久歪み１〜１２％の発泡プラ
スチックで形成したことを特徴とする床パネルである。
なお、曲げ弾性率と圧縮永久歪みの測定方法は、それぞ
れＪＩＳ Ａ９５１１、ＪＩＳ Ｋ６７６７に準拠し
た。
されたものであって、一枚又は二以上の組み合わせで板
状に形成される一方、その上面の中央部に凹部を有する
床パネルにおいて、床パネルの素材を曲げ弾性率１６０
〜７４０kg／cm2 で圧縮永久歪み１〜１２％の発泡プラ
スチックで形成したことを特徴とする床パネルである。
なお、曲げ弾性率と圧縮永久歪みの測定方法は、それぞ
れＪＩＳ Ａ９５１１、ＪＩＳ Ｋ６７６７に準拠し
た。
【０００７】本発明における発泡プラスチックは、発泡
剤の選定や添加量、気泡構造の選定などによって、曲げ
弾性率１６０〜７４０kg／cm2 、圧縮永久歪み１〜１２
％の範囲内に調整されたものであれば適宜選択使用でき
るものである。この発泡プラスチックとしては、例え
ば、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリ
塩化ビニル、発泡ポリ塩化ビニリデン、発泡ポリフエニ
レンオキサイド、発泡変成ポリフェニレンオキサイド、
発泡ポリフエニレンエーテル、スチレン−アクリロニト
リルコポリマ、発泡ポリビニルアルコール、などの熱可
塑性樹脂を基材にしたものや、発泡ポリウレタン、発泡
フエノール樹脂、発泡ユリア樹脂、発泡エポキシ樹脂、
発泡アクリル樹脂、発泡シリコーン、発泡ピラニル樹
脂、発泡ポリイミド、などの熱硬化性樹脂を基材にした
ものがある。
剤の選定や添加量、気泡構造の選定などによって、曲げ
弾性率１６０〜７４０kg／cm2 、圧縮永久歪み１〜１２
％の範囲内に調整されたものであれば適宜選択使用でき
るものである。この発泡プラスチックとしては、例え
ば、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリ
塩化ビニル、発泡ポリ塩化ビニリデン、発泡ポリフエニ
レンオキサイド、発泡変成ポリフェニレンオキサイド、
発泡ポリフエニレンエーテル、スチレン−アクリロニト
リルコポリマ、発泡ポリビニルアルコール、などの熱可
塑性樹脂を基材にしたものや、発泡ポリウレタン、発泡
フエノール樹脂、発泡ユリア樹脂、発泡エポキシ樹脂、
発泡アクリル樹脂、発泡シリコーン、発泡ピラニル樹
脂、発泡ポリイミド、などの熱硬化性樹脂を基材にした
ものがある。
【０００８】また、上記曲げ弾性率は、余りに低いと床
パネル上からの荷重によりたわんでしまうという課題が
露呈し、余りに高いのは素材が発泡プラスチックという
都合上、製造が困難なことから、１６０〜７４０kg／cm
2 の範囲内が良く、好ましくは２００〜６００kg／cm2
の範囲内がよい。一方、上記圧縮永久歪みも、余りに低
いのは、素材が発泡プラスチックという都合上、製造が
困難であり、余りに高いと床パネルの基礎的な製品要求
（軽量、断熱、遮音など）を達成できなくなるため、１
〜１２％の範囲内が良く、好ましくは３〜１０％の範囲
内がよい 。
パネル上からの荷重によりたわんでしまうという課題が
露呈し、余りに高いのは素材が発泡プラスチックという
都合上、製造が困難なことから、１６０〜７４０kg／cm
2 の範囲内が良く、好ましくは２００〜６００kg／cm2
の範囲内がよい。一方、上記圧縮永久歪みも、余りに低
いのは、素材が発泡プラスチックという都合上、製造が
困難であり、余りに高いと床パネルの基礎的な製品要求
（軽量、断熱、遮音など）を達成できなくなるため、１
〜１２％の範囲内が良く、好ましくは３〜１０％の範囲
内がよい 。
【０００９】また、本発明にかかる床パネルは、防水性
をさらに高めるために該床パネルの表面へのフイルムの
積層も可能であり、さらに、製造の際に、排水用パイ
プ、取付治具やネジなどをインサート成形によって取り
付けられるのも勿論のことである。
をさらに高めるために該床パネルの表面へのフイルムの
積層も可能であり、さらに、製造の際に、排水用パイ
プ、取付治具やネジなどをインサート成形によって取り
付けられるのも勿論のことである。
【００１０】
【作用】本発明は、曲げ弾性率１６０〜７４０kg／cm2
、圧縮永久歪み１〜１２％の発泡プラスチツクで一体
に形成し、これにより床パネルを軽量化し、製品の寸法
精度や床面のクッション性を高め、さらに、床面の安定
性を長期に保持する。
、圧縮永久歪み１〜１２％の発泡プラスチツクで一体
に形成し、これにより床パネルを軽量化し、製品の寸法
精度や床面のクッション性を高め、さらに、床面の安定
性を長期に保持する。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図１は本発明に係る床パネルの一実施
例を模式的に示した斜視図であり、図２は同実施例の排
水孔が配設されている部分の縦断面を模式的に示した説
明図である。また、図３は同実施例の使用状態の断面を
示した概略図である。
詳細に説明する。図１は本発明に係る床パネルの一実施
例を模式的に示した斜視図であり、図２は同実施例の排
水孔が配設されている部分の縦断面を模式的に示した説
明図である。また、図３は同実施例の使用状態の断面を
示した概略図である。
【００１２】この実施例の床パネルは、一枚で板状に形
成される一方、その上面の中央部に凹部１を有する床パ
ネルであって、その四方に側壁２、２、２、２を有する
ものである。この床パネルの素材は、曲げ弾性率２８０
kg／cm2 で圧縮永久歪み６％の発泡ポリプロピレンで形
成されている。なお、この床パネルは、一枚で配設され
るべき床を覆いつくすタイプのものであるため、側壁が
底板の全ての端縁に設けられている。また、図中、１１
は凹部１に設けられた床面、１２は床面に設けられた排
水溝、１３は溝部であり、３は床パネルの表面に覆う積
層されたポリプロピレン製のフイルムであって床面１１
に格子状の凹凸を設置するものであり、４は床パネルに
インサート成形により取り付けられた排水孔である。な
お、床面１１は溝部１３に対し下方に傾斜されている。
成される一方、その上面の中央部に凹部１を有する床パ
ネルであって、その四方に側壁２、２、２、２を有する
ものである。この床パネルの素材は、曲げ弾性率２８０
kg／cm2 で圧縮永久歪み６％の発泡ポリプロピレンで形
成されている。なお、この床パネルは、一枚で配設され
るべき床を覆いつくすタイプのものであるため、側壁が
底板の全ての端縁に設けられている。また、図中、１１
は凹部１に設けられた床面、１２は床面に設けられた排
水溝、１３は溝部であり、３は床パネルの表面に覆う積
層されたポリプロピレン製のフイルムであって床面１１
に格子状の凹凸を設置するものであり、４は床パネルに
インサート成形により取り付けられた排水孔である。な
お、床面１１は溝部１３に対し下方に傾斜されている。
【００１３】また、本実施例の床パネルを建屋のベラン
ダに使用した状態を図３に示す。本実施例にかかる床パ
ネルは接着剤（図示省略）によってベランダ床板７に固
着され、床パネルの側壁２の外側に水を侵入させない水
切り板５２、６２が配設されている。なお、図中、５は
ベランダ前面壁、５０は芯材、５１は外壁材、６０は建
屋の壁、６１は建屋の胴差、６３は水切り板、および８
はドレンである。
ダに使用した状態を図３に示す。本実施例にかかる床パ
ネルは接着剤（図示省略）によってベランダ床板７に固
着され、床パネルの側壁２の外側に水を侵入させない水
切り板５２、６２が配設されている。なお、図中、５は
ベランダ前面壁、５０は芯材、５１は外壁材、６０は建
屋の壁、６１は建屋の胴差、６３は水切り板、および８
はドレンである。
【００１４】本実施例にあっては、フイルムをポリプロ
ピレン製としたため、圧縮永久歪みが０．０４％まで向
上し、歪みの少ない床パネルを得ることができ、さら
に、フイルムの表面に格子状の凹凸を設けたため、床パ
ネルの床面に排水溝を設けることができ、排水性に優れ
ているという効果を有する。
ピレン製としたため、圧縮永久歪みが０．０４％まで向
上し、歪みの少ない床パネルを得ることができ、さら
に、フイルムの表面に格子状の凹凸を設けたため、床パ
ネルの床面に排水溝を設けることができ、排水性に優れ
ているという効果を有する。
【００１５】
【発明の効果】本発明にあっては、一枚又は二枚以上の
組み合わせで板状に形成される一方、その上面の中央部
に凹部を有する床パネルにおいて、床パネルの素材を曲
げ弾性率１６０〜７４０kg／cm2 で圧縮永久歪み１〜１
２％の発泡プラスチックで形成したことを特徴とし、こ
れにより表面層をＦＲＰとした場合よりも軽量で運搬・
施工時の手間が軽減され、一体成形であるため、製品の
寸法精度や床面のクッション性が高く、断熱性や遮音性
があり、さらに、床面の安定性が長期に保持されるとい
う効果を有する。また、本発明にあっては、上記床パネ
ルの表面にフイルムを積層することにより、床パネルの
防水性をさらに高められるという効果を有する。
組み合わせで板状に形成される一方、その上面の中央部
に凹部を有する床パネルにおいて、床パネルの素材を曲
げ弾性率１６０〜７４０kg／cm2 で圧縮永久歪み１〜１
２％の発泡プラスチックで形成したことを特徴とし、こ
れにより表面層をＦＲＰとした場合よりも軽量で運搬・
施工時の手間が軽減され、一体成形であるため、製品の
寸法精度や床面のクッション性が高く、断熱性や遮音性
があり、さらに、床面の安定性が長期に保持されるとい
う効果を有する。また、本発明にあっては、上記床パネ
ルの表面にフイルムを積層することにより、床パネルの
防水性をさらに高められるという効果を有する。
【図１】本発明に係る床パネルの一実施例を示した全体
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１の排水孔配設部分の縦断面を模式的に示し
た説明図である。
た説明図である。
【図３】本発明に係る床パネルの一実施例の使用状態の
断面を示した概略図である。
断面を示した概略図である。
１ 凹部 １１ 床面 １２ 排水溝 １３ 溝部 ２ 側壁 ３ フイルム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年６月１７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み発明
されたものであって、一枚又は二以上の組み合わせで板
状に形成される一方、その上面の中央部に凹部を有する
床パネルにおいて、床パネルの素材を曲げ弾性率１６０
〜７４０ｋｇ／ｃｍ ２ で圧縮永久歪み１〜１２％の発泡
プラスチックで形成したことを特徴とする床パネルであ
る。なお、曲げ弾性率と圧縮永久歪みの測定方法は、そ
れぞれＪＩＳ Ａ９５１１、ＪＩＳ Ｋ６７６７に準拠
した。
されたものであって、一枚又は二以上の組み合わせで板
状に形成される一方、その上面の中央部に凹部を有する
床パネルにおいて、床パネルの素材を曲げ弾性率１６０
〜７４０ｋｇ／ｃｍ ２ で圧縮永久歪み１〜１２％の発泡
プラスチックで形成したことを特徴とする床パネルであ
る。なお、曲げ弾性率と圧縮永久歪みの測定方法は、そ
れぞれＪＩＳ Ａ９５１１、ＪＩＳ Ｋ６７６７に準拠
した。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】本発明における発泡プラスチックは、発泡
剤の選定や添加量、気泡構造の選定などによって、曲げ
弾性率１６０〜７４０ｋｇ／ｃｍ ２ 、圧縮永久歪み１〜
１２％の範囲内に調整されたものであれば適宜選択使用
できるものである。この発泡プラスチックとしては、例
えば、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポ
リ塩化ビニル、発泡ポリ塩化ビニリデン、発泡ポリフエ
ニレンオキサイド、発泡変成ポリフェニレンオキサイ
ド、発泡ポリフエニレンエーテル、スチレン−アクリロ
ニトリルコポリマ、発泡ポリビニルアルコール、などの
熱可塑性樹脂を基材にしたものや、発泡ポリウレタン、
発泡フエノール樹脂、発泡ユリア樹脂、発泡エポキシ樹
脂、発泡アクリル樹脂、発泡シリコーン、発泡ピラニル
樹脂、発泡ポリイミド、などの熱硬化性樹脂を基材にし
たものがある。
剤の選定や添加量、気泡構造の選定などによって、曲げ
弾性率１６０〜７４０ｋｇ／ｃｍ ２ 、圧縮永久歪み１〜
１２％の範囲内に調整されたものであれば適宜選択使用
できるものである。この発泡プラスチックとしては、例
えば、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポ
リ塩化ビニル、発泡ポリ塩化ビニリデン、発泡ポリフエ
ニレンオキサイド、発泡変成ポリフェニレンオキサイ
ド、発泡ポリフエニレンエーテル、スチレン−アクリロ
ニトリルコポリマ、発泡ポリビニルアルコール、などの
熱可塑性樹脂を基材にしたものや、発泡ポリウレタン、
発泡フエノール樹脂、発泡ユリア樹脂、発泡エポキシ樹
脂、発泡アクリル樹脂、発泡シリコーン、発泡ピラニル
樹脂、発泡ポリイミド、などの熱硬化性樹脂を基材にし
たものがある。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】また、上記曲げ弾性率は、余りに低いと床
パネル上からの荷重によりたわんでしまうという課題が
露呈し、余りに高いのは素材が発泡プラスチックという
都合上、製造が困難なことから、１６０〜７４０ｋｇ／
ｃｍ ２ の範囲内が良く、好ましくは２００〜６００ｋｇ
／ｃｍ ２ の範囲内がよい。一方、上記圧縮永久歪みも、
余りに低いのは、素材が発泡プラスチックという都合
上、製造が困難であり、余りに高いと床パネルの基礎的
な製品要求（軽量、断熱、遮音など）を達成できなくな
るため、１〜１２％の範囲内が良く、好ましくは３〜１
０％の範囲内がよい。
パネル上からの荷重によりたわんでしまうという課題が
露呈し、余りに高いのは素材が発泡プラスチックという
都合上、製造が困難なことから、１６０〜７４０ｋｇ／
ｃｍ ２ の範囲内が良く、好ましくは２００〜６００ｋｇ
／ｃｍ ２ の範囲内がよい。一方、上記圧縮永久歪みも、
余りに低いのは、素材が発泡プラスチックという都合
上、製造が困難であり、余りに高いと床パネルの基礎的
な製品要求（軽量、断熱、遮音など）を達成できなくな
るため、１〜１２％の範囲内が良く、好ましくは３〜１
０％の範囲内がよい。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】
【作用】本発明は、曲げ弾性率１６０〜７４０ｋｇ／ｃ
ｍ ２ 、圧縮永久歪み１〜１２％の発泡プラスチツクで一
体に形成し、これにより床パネルを軽量化し、製品の寸
法精度や床面のクッション性を高め、さらに、床面の安
定性を長期に保持する。
ｍ ２ 、圧縮永久歪み１〜１２％の発泡プラスチツクで一
体に形成し、これにより床パネルを軽量化し、製品の寸
法精度や床面のクッション性を高め、さらに、床面の安
定性を長期に保持する。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１２】この実施例の床パネルは、一枚で板状に形
成される一方、その上面の中央部に凹部１を有する床パ
ネルであって、その四方に側壁２、２、２、２を有する
ものである。この床パネルの素材は、曲げ弾性率２８０
ｋｇ／ｃｍ ２ で圧縮永久歪み６％の発泡ポリプロピレン
で形成されている。なお、この床パネルは、一枚で配設
されるべき床を覆いつくすタイプのものであるため、側
壁が底板の全ての端縁に設けられている。また、図中、
１１は凹部１に設けられた床面、１２は床面に設けられ
た排水溝、１３は溝部であり、３は床パネルの表面に覆
う積層されたポリプロピレン製のフイルムであって床面
１１に格子状の凹凸を設置するものであり、４は床パネ
ルにインサート成形により取り付けられた排水孔であ
る。なお、床面１１は溝部１３に対し下方に傾斜されて
いる。
成される一方、その上面の中央部に凹部１を有する床パ
ネルであって、その四方に側壁２、２、２、２を有する
ものである。この床パネルの素材は、曲げ弾性率２８０
ｋｇ／ｃｍ ２ で圧縮永久歪み６％の発泡ポリプロピレン
で形成されている。なお、この床パネルは、一枚で配設
されるべき床を覆いつくすタイプのものであるため、側
壁が底板の全ての端縁に設けられている。また、図中、
１１は凹部１に設けられた床面、１２は床面に設けられ
た排水溝、１３は溝部であり、３は床パネルの表面に覆
う積層されたポリプロピレン製のフイルムであって床面
１１に格子状の凹凸を設置するものであり、４は床パネ
ルにインサート成形により取り付けられた排水孔であ
る。なお、床面１１は溝部１３に対し下方に傾斜されて
いる。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】
【発明の効果】本発明にあっては、一枚又は二枚以上の
組み合わせで板状に形成される一方、その上面の中央部
に凹部を有する床パネルにおいて、床パネルの素材を曲
げ弾性率１６０〜７４０ｋｇ／ｃｍ ２ で圧縮永久歪み１
〜１２％の発泡プラスチックで形成したことを特徴と
し、これにより表面層をＦＲＰとした場合よりも軽量で
運搬・施工時の手間が軽減され、一体成形であるため、
製品の寸法精度や床面のクッション性が高く、断熱性や
遮音性があり、さらに、床面の安定性が長期に保持され
るという効果を有する。また、本発明にあっては、上記
床パネルの表面にフイルムを積層することにより、床パ
ネルの防水性をさらに高められるという効果を有する。
組み合わせで板状に形成される一方、その上面の中央部
に凹部を有する床パネルにおいて、床パネルの素材を曲
げ弾性率１６０〜７４０ｋｇ／ｃｍ ２ で圧縮永久歪み１
〜１２％の発泡プラスチックで形成したことを特徴と
し、これにより表面層をＦＲＰとした場合よりも軽量で
運搬・施工時の手間が軽減され、一体成形であるため、
製品の寸法精度や床面のクッション性が高く、断熱性や
遮音性があり、さらに、床面の安定性が長期に保持され
るという効果を有する。また、本発明にあっては、上記
床パネルの表面にフイルムを積層することにより、床パ
ネルの防水性をさらに高められるという効果を有する。
Claims (2)
- 【請求項１】 一枚又は二枚以上の組み合わせで板状に
形成される一方、その上面の中央部に凹部を有する床パ
ネルにおいて、床パネルの素材を曲げ弾性率１６０〜７
４０kg／cm2 で圧縮永久歪み１〜１２％の発泡プラスチ
ックで形成したことを特徴とする床パネル。 - 【請求項２】 上記床パネルの表面にフイルムを積層し
たことを特徴とする請求項１の床パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28434193A JPH07113310A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28434193A JPH07113310A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 床パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07113310A true JPH07113310A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17677326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28434193A Pending JPH07113310A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 床パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07113310A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006093367A1 (en) * | 2005-03-04 | 2006-09-08 | E & F Word Co., Ltd. | Panel |
| JP2010053612A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Toto Ltd | 浴室用洗い場床 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP28434193A patent/JPH07113310A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006093367A1 (en) * | 2005-03-04 | 2006-09-08 | E & F Word Co., Ltd. | Panel |
| JP2010053612A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Toto Ltd | 浴室用洗い場床 |
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