JPH07112624A - 歩行型作業機 - Google Patents

歩行型作業機

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JPH07112624A
JPH07112624A JP25953393A JP25953393A JPH07112624A JP H07112624 A JPH07112624 A JP H07112624A JP 25953393 A JP25953393 A JP 25953393A JP 25953393 A JP25953393 A JP 25953393A JP H07112624 A JPH07112624 A JP H07112624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
continuously variable
transmission
engine
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP25953393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nishikawa
宏 西川
Toshiyuki Matsumoto
利幸 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行ミッションケースの側面に静油圧式無段
変速装置を備えた歩行型作業機において、機体の左右バ
ランスの向上と、機体横幅のコンパクト化をはかる。 【構成】 機体の左右中心Aに配設されるエンジン1に
対して側面に静油圧式無段変速装置2を装着した走行ミ
ッションケース3を、静油圧式無段変速装置2が機体左
右中心Aに近接する状態に偏位させて配設するととも
に、左右の車軸16A,16Bを、静油圧式無段変速装
置側の車軸16Aを長く、これと反対側の車軸16Bを
短くして機体の左右中心Aに対して略等しい長さに設定
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩行型芝刈機や歩行型
耕耘機などの歩行型作業機に関し、詳しくは、出力軸を
下方に向けたエンジンから静油圧式無段変速装置を介し
て伝動軸を水平姿勢に配設した横軸型ミッションケース
に動力を伝達する歩行型作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歩行型芝刈機は、機体の左右中心
にエンジンと走行ミッションケースの左右中心が合致す
るようにエンジンと走行ミッションケースとを配設し、
そのミッションケースの側面に静油圧式無段変速装置を
装着してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造によれば、走
行ミッションケースの側面から静油圧式無段変速装置が
突出することによって、機体の重心位置が静油圧式無段
変速装置側に偏る不都合がある。
【0004】また、その静油圧式無段変速装置が他物に
接当することがないように、車輪を静油圧式無段変速装
置の外側に配設することによって、走行ミッションケー
スの左右中心に対して左右等距離に配設される左右車輪
の轍間距離が長くなって、機体の横幅が大型化する不都
合があった。
【0005】本発明は、上記欠点を解消することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、機体の左右中心にエンジンが位
置するようにエンジンの出力軸を機体の左右中心に位置
させて配設するとともに、側面に静油圧式無段変速装置
を装着した横軸型ミッションケースを、機体の左右中心
に対して機体横一側方に、且つ、側面に装着した静油圧
式無段変速装置が機体左右中心に近接位置するようにミ
ッションケースの左右中心に配設された上下方向の入力
軸が機体横一側方に偏位する状態に配設して、前記エン
ジンの出力軸と前記走行ミッションケースの入力軸とを
ギアを介して連動連結するとともに、左右の車軸を、静
油圧式無段変速装置側の車軸を長く、これと反対側の車
軸を短くして機体の左右中心に対して略等しい長さに設
定した点にある。
【0007】
【作用】つまり、エンジンを機体の左右中心に配設する
とともに、走行ミッションケースを、側面に装着の静油
圧式無段変速装置が機体左右中心に近づくように配設す
ることによって、機体の左右アンバランスが解消され
る。
【0008】そして、左右の車軸を、走行ミッションケ
ースの左右中心に対して等しい長さにするのではなく、
静油圧式無段変速装置側を長く、静油圧式無段変速装置
と反対側を短くして機体の左右中心に対して略等しい長
さに設定したことによって、左右車輪の轍間距離を短く
することができる。
【0009】
【発明の効果】上記構成の結果、機体の左右バランスが
良くなり、又、左右車輪の轍間距離を短くして機体の横
幅のコンパクト化がはかれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を多目的管理機に付い
て説明する。
【0011】図1は、多目的管理機の走行機体を示し、
出力軸1aを下方に向けたバーチカルエンジン1、静油
圧式無段変速装置2、走行ミッションケース3、左右一
対の駆動車輪4,4、操縦ハンドル5、芝刈機や耕耘機
等の作業装置連結用のフロントヒッチ6、フロントPT
O軸Pを備えて構成されている。
【0012】図3及び図4は、走行ミッションケース3
内の伝動構造を示し、9は走行ミッションケース3の上
下方向の入力軸、10は第1カウンタ軸、11は静油圧
式無段変速装置2の入力軸2aとカプリング11aを介
して嵌合連結される第2カウンタ軸、2bは静油圧式無
段変速装置2の出力軸、12は第1減速軸、13は第2
減速軸、14はデフ装置、15はデフ装置14の差動回
転を阻止するデフロック装置、16a,16bは左右一
対の車軸、17はフロントPTO軸Pへの第1伝動軸、
18は第2伝動軸で、前記各軸10,11,12,1
3,17は走行ミッションケース3に対して横架姿勢に
配設されている。
【0013】前記走行ミッションケース3の入力軸9
は、前記エンジン1の出力ギア1bと咬合可能な平ギア
9a並びに第1カウンタ軸10のベベルギア10aと咬
合可能なベベルギア9bを備えている。
【0014】図4に示すように、エンジン1の出力ギア
1bと走行ミッションケース3の入力軸を構成するベベ
ルギア軸9が走行ミッションケース3に対して着脱自在
な上蓋3aに、夫々、ベアリングを介して回転自在に支
持されており、エンジン1を、図1に示すように、走行
ミッションケース3の上部にボルト連結されたエンジン
取付台3cに搭載するとエンジン1の出力軸1aとエン
ジン1の出力ギア1bとがスプライン嵌合するように構
成されている。
【0015】図2に示すように、前記上蓋3aは、平面
視においてベベルギア軸9が走行ミッションケース3の
左右中心に位置するように、且つ、エンジン1の出力ギ
ア1bが機体の左右中心Aに位置するように、走行ミッ
ションケース3に対して斜めに装着されており、走行ミ
ッションケース3に対して上蓋3aを斜めに装着するこ
とで、機体の左右中心Aに配設されるエンジン1を中心
に、側面に静油圧式無段変速装置2を装着した走行ミッ
ションケース3が、機体一側方、つまり、静油圧式無段
変速装置2が機体左右中心Aに近接するように偏芯Lさ
れて配設されている。
【0016】従って、走行ミッションケース3に対する
上蓋3aを、ギア比の異なる出力ギア1bと平ギア9a
とを装着した別の上蓋3aに付け換えると、機体の左右
中心Aに配設されるエンジン1の出力軸1aを支点にし
て走行ミッションケース3の偏芯量を変更できるように
なっている。
【0017】図3に示すように、前記静油圧式無段変速
装置2の出力は、静油圧式無段変速装置2の出力ギア2
cから第1減速軸12に固定の第1減速ギア12a、並
びに、第1減速軸12に一体形成の第2減速ギア12b
を介して第2減速軸13に遊嵌の第3減速ギア13aに
伝動して、その第3減速ギア13aから第1減速軸12
に遊嵌の第4減速ギア12cを介して前記デフ装置14
に伝動可能に構成してある。
【0018】前記フロントPTO軸Pへの第1伝動軸1
7は、第1カウンタ軸10の平ギア10bと咬合可能な
遊嵌ギア17a、並びに、その遊嵌ギア17aの側面に
咬合可能なPTOクラッチギア17b、及び、フロント
PTO軸Pへの第2伝動軸18のベベルギア18aと咬
合可能なベベルギア17cを装備している。
【0019】図4に示すように、前記フロントPTO軸
P並びに第2伝動軸18は、走行ミッションケース3に
対して着脱自在な前蓋3bに、夫々、ベアリングを介し
て回転自在に支持されており、ギア比の異なるフロント
PTO軸Pと第2伝動軸18とを備えた別の前蓋に付け
換えると、又は、走行ミッションケース3に対する上
下、左右の取付け位置を調節すると耕耘ロータリ装置等
の作業装置に応じて最適なフロントPTO軸の位置と作
業回転速度が得られるようになっている。
【0020】図2に示すように、前記走行ミッションケ
ース3から突出の左右の車軸16a,16bは、走行ミ
ッションケース3の左右中心に対して左右等しい長さに
構成されており、そして、静油圧式無段変速装置側の車
軸16aに仮想線に示す延長車軸16a’を外嵌して全
体として静油圧式無段変速装置側の車軸16Aを長く、
静油圧式無段変速装置2と反対側の車軸16Bを短くし
て、機体の左右中心Aに対して左右の車軸16A,16
Bを略等しい長さに設定して、機体の左右中心Aに対し
て略等距離の位置に左右の車輪4,4を配設してある。
【0021】〔別実施例〕上記実施例においては、静油
圧式無段変速装置側の車軸16aに延長車軸16a’を
外嵌して、静油圧式無段変速装置側の車軸16Aを長く
構成したが、延長車軸16a’を外嵌することなく走行
ミッションケース3から突出の車軸16aを長く構成し
ておいても良い。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】エンジンと走行ミッションケースの位置関係を
示す平面図
【図3】走行ミッションケースの横断平面図
【図4】同、縦断側面図
【図5】走行ミッションケースの上蓋を示す斜視図
【符号の説明】
1 エンジン 1a 出力軸 1b 出力ギア 2 静油圧式無段変速装置 3 ミッションケース 9 入力軸 9b 入力ギア 16A 車軸 16B 車軸 A 機体の左右中心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸(1a)を下方に向けたエンジン
    (1)から静油圧式無段変速装置(2)を介して伝動軸
    を水平姿勢に配設した横軸型ミッションケース(3)の
    ギア伝動装置に動力を伝達する歩行型作業機であって、
    機体の左右中心(A)にエンジン(1)が位置するよう
    にエンジン(1)の出力軸(1a)を機体の左右中心
    (A)に位置させて配設するとともに、側面に静油圧式
    無段変速装置(2)を装着した横軸型ミッションケース
    (3)を、機体の左右中心(A)に対して機体横一側方
    に、且つ、側面に装着した静油圧式無段変速装置(2)
    が機体左右中心(A)に近接位置するようにミッション
    ケース(3)の左右中心に配設された上下方向の入力軸
    (9)が機体横一側方に偏位する状態に配設して、前記
    エンジン(1)の出力軸(1a)と前記走行ミッション
    ケース(3)の入力軸(9)とをギア(1b),(9
    a)を介して連動連結するとともに、左右の車軸(16
    A),(16B)を、静油圧式無段変速装置側の車軸
    (16A)を長く、これと反対側の車軸(16B)を短
    くして機体の左右中心(A)に対して略等しい長さに設
    定してある歩行型作業機。
JP25953393A 1993-10-18 1993-10-18 歩行型作業機 Pending JPH07112624A (ja)

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JP25953393A JPH07112624A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 歩行型作業機

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JPH07112624A true JPH07112624A (ja) 1995-05-02

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JP25953393A Pending JPH07112624A (ja) 1993-10-18 1993-10-18 歩行型作業機

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