JPH07112487B2 - 履物収容部付き加温足裏指圧器 - Google Patents

履物収容部付き加温足裏指圧器

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JPH07112487B2
JPH07112487B2 JP13747092A JP13747092A JPH07112487B2 JP H07112487 B2 JPH07112487 B2 JP H07112487B2 JP 13747092 A JP13747092 A JP 13747092A JP 13747092 A JP13747092 A JP 13747092A JP H07112487 B2 JPH07112487 B2 JP H07112487B2
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明司 的場
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株式会社アイデイアジャパン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に乗車した者、
又は椅子に腰掛けた執務者が、履物を収納した箱体の上
に足を乗せ、足裏を加温しながら指圧又はマッサージし
て、体調を整え又は疾病を治癒するための足裏指圧器に
関する。
【0002】
【従来の技術】足裏を指圧することは、内蔵の疾患の治
癒強化、身体疲労回復に効果があるので、種々の足踏み
指圧器が使用されている。これらの殆どのものは指圧器
の上に乗って、体重を掛けて足踏みするものか、または
足裏に装着して歩行時に指圧するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】長時間自動車を運転
し、あるいは乗車していると身体各部特に足に疲労を感
ずるが、上記の足踏み指圧器では、車内で立って踏むこ
とが出来ないので使用できなく、腰掛けた状態で足を載
せても踏み力が弱いので効果が少ない欠点がある。さら
に裸足で使用するので、履物を置く場所がない欠点もあ
る。自動車用に考案されたものとして、実開昭63−4
7949号公報記載の考案があるが、これは金属製の棒
を車内足部に固定したもので、単に足を乗せておくだけ
であって指圧効果が弱いものである。
【0004】また、椅子に腰掛けて長時間執務をしてい
ると、特に靴を履いている場合は足や身体各部に疲労を
感じて、椅子から立ち上がって作業を中断しなければな
らなくなるが、この場合前記の足踏み指圧器では、椅子
に腰掛けたままでの使用ができない欠点がある。更に足
の疲労回復は、指圧よりもマッサージ即ちさするか揉む
方が効果的であるのに、前記の指圧器では押圧であるか
らマツサージができない。本発明は、自動車の車内で履
物を脱いで箱体収容部に収納し、その箱体の上に足を乗
せ、必要に応じて足裏を加温しながら指圧又はマッサー
ジを行って、疲労回復や治療を行うことができ、また室
内で椅子に腰掛けて執務を続けながら、足裏を指圧又は
マッサージできる指圧器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、靴等
の履物を収容する収容部17を持つ箱体1の上面に、指
圧体2を設け、指圧体2の周辺を加温する加熱手段を設
けたものである。履物の出し入れのために、箱体1の前
面に開口部18を設け、又は指圧体2のある上面を蓋状
にして蝶番等によって開閉できる蓋19を設けてある。
箱体1の上面又は蓋19の表面は、足載せが楽であり指
圧を受け易いように、後部をやや高くしたかまぼこ形の
曲面が適している。加熱手段は、後述の手段に限るもの
ではなく、指圧体2周辺を加熱できるものであれば、適
宜の公知の手段を用いることができる。
【0006】請求項2の発明は、履物を収容する箱体1
の上方の運動体に設けた指圧体2を上下運動、水平往復
運動、水平円軌跡回転運動又は水平螺旋状回転運動をさ
せる運動手段と、指圧体2の周辺を加熱する加熱手段と
を持つものである。運動手段は、後述の手段に限るもの
ではなく、運動板3を運動させることができるものであ
れば、適宜の公知の手段を用いることができる。なお、
運動板3を復帰させるために運動板3の裏面に弾性支持
体20を設けてある。更に、運動手段と加熱手段とは、
適宜の手段を組み合わせることができる。
【0007】請求項3及び4の発明は、指圧体2に関す
るものであり、指圧体2が動かないものにあっては、箱
体1の上面に多数の突起または突条を、平行にまたはラ
ンダムに配置してあり、指圧体2が動くものにあって
は、運動板3または運動ローラ4に突起または突条を平
行に又はランダムに配置し、更に運動ローラでは多数の
突起又は突条を螺旋状に設けたものもある。突起の形状
は半球形、円錐形、円柱形等の指圧に適する形状であれ
ばよい。突条の形状は、かまぼこ形、断面4角形、断面
3角形等の指圧に適する適宜の形状である。また、材質
は、硬質プラスチック、中硬質プラスチック、ゴム等が
使用される。
【0008】請求項5の発明は、運動手段の一つであっ
て、箱体1の中央又は側方に設けた中空部21にモータ
5を内蔵し、回転速度を減速歯車22や減速プーリー2
3等の減速装置で減速し、駆動軸に設けた板カム6と、
これにコロ24を介して当接する作動杆8によって、回
転運動を往復運動に変換するか、又はクランク軸7に軸
支される作動杆8によって、回転運動を往復運動に変換
し、作動杆8に連結した運動板3が、上下運動又は水平
往復運動させる構成としたものである。減速装置は、大
小の歯車を組合わせた減速歯車22、又は大小のプーリ
ーにベルトを張設した減速プーリー23等、減速できる
装置であれば適宜の手段が用いられる。作動杆8は複数
に分岐して、運動板3を複数箇所で運動させる構成のも
のがあり、この場合の運動は一層円滑に行われる。
【0009】請求項6の発明は、運動手段の他の一つで
あって、箱体1の中央又は側方に設けた中空部21にモ
ータ5と減速装置を内蔵し、回転速度を減速装置によつ
て減速し、板カム6又はクランク軸7を介して主油圧シ
リンダ10のピストン25を往復運動させ、油圧パイプ
10を介して運動板3に連結した副油圧シリンダ11の
ピストン25を往復運動させ、運動板3を上下運動又は
水平往復運動させる構成としたものである。
【0010】請求項7の発明は、指圧体2を設けた運動
ローラ4を回転させる運動手段に関するもので、回転運
動を与えるモータ5と、減速装置とよりなっており、減
速装置の減速側の軸は、運動ローラ4の軸と同軸になっ
ていて、運動ローラ4は減速された速度で回転する。
【0011】請求項8の発明は、指圧体2を設けた運動
板3を水平円軌跡回転運動させる運動手段に関するもの
で、モータ5と減速装置と、減速装置の減速側に設けら
れ、運動板3に連結された偏心軸26とよりなってい
る。偏心軸26は円軌跡回転をするから、運動板3もま
た円軌跡回転運動をする。
【0012】請求項9は、加熱手段の一つであって、運
動板3表面の指圧体2の間隙に面状発熱体12を設け、
電流を通じて発熱させるものである。面状発熱体12と
しては、炭素塗料即ち炭素を含有する塗料をコーティン
グしたものでも、炭素塗料コーティング層に更にセラミ
ックスをコーティングしたものでもよい。これに電流を
通じると、発熱し又は遠赤外線を発生する。
【0013】請求項10の発明は、別の加熱手段であっ
て、箱体1の上方即ち運動板3の裏側に、正特性サーミ
スタ14と金属の放熱板27とを設け、運動板3を加熱
すると共に、運動板3の多数の孔13からの熱気を、指
圧体2の周辺へ拡散させるようにしたものである。
【0014】請求項11の発明も、加熱手段の一つであ
って、箱体1の中央又は側方に設けた中空部21に、モ
ータ5とファン15と金属抵抗発熱線16とを内蔵し、
加熱された空気をファン15によって、指圧体2の周辺
部へ送風する構成のものである。加熱空気は運動板3裏
面へ入り、運動板3の多数の孔13から指圧体2の周辺
へ拡散するようになっている。
【0015】
【作用】自動車に乗車した者は、靴等の履物を脱いで、
箱体1内の収容部17へ収納する。箱体1の前面が開口
している場合は、その開口部18から出し入れするが、
箱体1が蓋状のものにあっては、蓋19を開けて出し入
れする。次に裸足を指圧体2の上に載せる。指圧器を使
用しないときは、この状態で乗車を続けるが、請求項1
の指圧器を使用したいときは、必要に応じてスィッチ2
8を入れて電流を通じ、加熱手段を作動させて足裏を加
温しながら、足を動かせて足裏を指圧体2に押し付け、
又は擦るようにして指圧又はマッサージをする。ここ
に、指圧は上下運動によって指圧体2が足裏を押圧する
作用であり、マッサージは水平往復運動又は水平円軌跡
回転運動、若しくは水平螺旋状回転運動によって足裏を
擦り又は揉む作用である。請求項2の指圧器は運動手段
を持つものであって、この場合はスイッチ28を入れて
運動手段を作動させると、指圧体2は足裏を間欠的に押
圧又はマッサージする。
【0016】板カム6を振動手段に持つものでは、モー
タ5の回転は減速歯車22や減速プーリー23による減
速装置によって、所要速度に減速されると共にモータ5
の回転力を増大させ、駆動軸に設けた板カム6が、回転
運動を作動杆8の往復運動に変換し、作動杆8は運動板
3に固定してあるので、運動板3が上下に動いて足裏を
押圧する。押圧を行った運動板3は、運動板3の裏面に
ある弾性支持体20の付勢によって、上昇した運動板3
を押し下げ原位置に復帰させる。クランク軸7を振動手
段に持つものでは、減速装置の軸がクランク状であり、
これに軸支される作動杆8が往復運動をし、作動杆8に
固定されている運動板3が上下に運動することになる。
【0017】油圧シリンダを運動手段に持つものでは、
減速装置のクランク軸7に軸支された主油圧シリンダ9
のピストン25のロッド29が、往復運動をして油を油
圧パイプ10を介して副油圧シリンダ11へ圧送した
り、吸引したりする。これに応じて副油圧シリンダ11
のピストン25は摺動し、ピストン25に連結された運
動板3が上下に運動し、上昇時には足裏を押圧する。運
動板3の裏面にある弾性支持体20の付勢によって、上
昇した運動板3は原位置に復帰する。
【0018】面状発熱体12を加熱手段に持つもので
は、面状発熱体12に電流を通ずると発熱して、指圧体
2周辺の空気を加温し足裏を暖める。面状発熱体12が
セラミツクコーティングを施したものである場合は、遠
赤外線を発生するから、足裏の加温効果は一層大きい。
正特性サーミスタ14を加熱手段に持つものでは、電流
を通ずると放熱板27が発熱して運動板3を加温すると
ともに、周辺の加熱された空気が、運動板3の多数の孔
13を通じて流出し、指圧体2の周辺を加温する。
【0019】ファン15と金属抵抗発熱線16を加熱手
段に持つものでは、金属抵抗発熱体16に電流を通ずる
と、発熱して周辺の空気を加熱する。モータ5に電流を
通ずると、ファン15が回転して加熱空気を運動板3下
方の中空部21ヘ送風し、加熱空気は運動板3の孔13
から流出して、指圧体2の周辺を加温する。
【0020】水平円軌跡回転運動をする運動手段を持つ
場合は、減速装置の減速側の減速歯車22、又は減速2
3プーリーに設けた偏心軸が円軌跡回転運動をするか
ら、この偏心軸に直結された運動板3は、円軌跡回転運
動をすることになる。水平螺旋状回転運動をする運動手
段の場合は、減速装置に運動4ローラを直結してあるか
ら、減速回転がそのまま運動ローラ4の回転になる。
【0021】
【実施例1】請求項1と請求項9の実施例を図1の斜視
図に示す。箱体1は履物を出し入れするために、前面を
開口して収容部17への履物の収容を可能にしてある。
箱体1の上面は後方をやや高くした曲面にしてあり、多
数の円柱状の指圧体2を設けてある。箱体1の上面には
指圧体2の間隙に、炭素塗料をコーティングした面状発
熱体12を設けてある。面状発熱体12の両端はそれぞ
れ電源に接続され、箱体1の側面にスィッチ28を設け
てある。
【0022】
【実施例2】請求項3と請求項9の実施例を図2及び図
3に示す。図2は板カム6を運動手段に用い、面状発熱
体12を加熱手段に用いた場合の断面説明図であり、図
3は側面図である。箱体1は中空部21のある蓋19を
有し、蓋19の中央に中空部21を垂下している。蓋1
9は箱体1の後壁においてヒンジにより支持され、開閉
可能になっていて、収容部17に履物が収容できる。蓋
19の上部は半球状の多数の指圧体2を設けた運動板3
を形成し、蓋19本体の底面と運動板3との間に設け
た、4個の弾性支持体20によって支持され、蓋19本
体に対して運動板3の上下運動が可能になっている。蓋
19の上面において、指圧体2の隙間には面状発熱体1
2を設けてある。面状発熱体12は炭素塗料にセラミッ
クをコーティングしたものである。
【0023】中央の中空部21には、モータ5と大小2
個の減速歯車22が固定され、減速歯車22の軸に板カ
ム6が固定してあり、更に板カム6の周面はコロ24を
介して作動杆8が当接している。作動杆8は蓋19の中
空部21内で2本に分岐し、それぞれ運動板3の裏面に
固定してある。これによって運動板3は2点で作動杆8
によって押し上げられることになり、運動板3の復元は
4個の弾性支持体20の付勢よってなされる。モータ5
は蓋19に設けたスィッチ28を介して自動車の電源に
接続され、面状発熱体12の端部も別のスイッチ28を
介して電源に接続されている。
【0024】
【実施例3】請求項5および請求項9の発明の他の実施
例を図4に示す。図4は、クランク軸7を用いた運動手
段の要部断面説明図である。箱体1の中央の垂下中空部
21に、モータ5と減速歯車22を固定してある。減速
歯車22の軸はクランク状でクランク軸7となってお
り、これに作動杆8が回動可能に軸支されている。作動
杆8は、水平な中空部21内で2方に分岐し、それぞれ
を運動板3の裏面に固定運動板3を上下運動させる構成
になっている。
【0025】
【実施例4】請求項6及び10の発明の実施例の一例を
図5に示す。図5は、油圧シリンダを用いた振動手段と
正特性サーミスタ14を加熱手段に用いた指圧器の断面
説明図である。蓋19の側方に垂下した中空部21があ
り、モータ5と減速プーリー23が内蔵され、大小プー
リーにはベルトを張設してある。大プーリーの軸はクラ
ンク軸7で、これに主油圧シリンダ9のピストン25の
ロッド29が、回動可能に軸支されている。主油圧シリ
ンダ9から4本の油圧パイプ10が、4個の副油圧シリ
ンダ11へ配設され、それぞれのピストン25を作動さ
せるようになっている。副油圧シリンダ11のピストン
25のロッド29は、運動板3の裏面に固定してあり、
4個のロッド29の上下運動によって運動板3は上下に
運動し、運動板3の復帰は、運動板3に設けた弾性支持
体20の付勢による構成になっている。
【0026】蓋19の中空部21には正特性サーミスタ
14が設けられ、その上方にアルミ製の放熱板27を被
せてある。放熱板27から発生した熱は、運動板3を裏
面から加熱し、運動板3と指圧体2とを加温する。ま
た、運動板3には多数の孔13を設けてあり、放熱板2
7周辺の加熱空気が、運動板3の表面へ流出するように
もなっている。
【0027】
【実施例5】請求項6及び11の実施例の一つを図6に
示す。図6は、温風発生機を用いた加熱手段と油圧シリ
ンダを用いた運動手段とによる指圧器の断面説明図であ
る。箱体1の前面に開口部18があり履物の出し入れが
できる。箱体1上部に中空部21があり、かつ中央が箱
体1内に垂下している。中空部21上面には多数の指圧
体2を有する運動板3が、4個の弾性支持体20によっ
て支持され、上下動が可能になっている。なお、運動板
3には指圧体2の隙間に、多数の孔13が明いている。
【0028】垂下した中空部21には、温風発生用のモ
ータ5とファン15があり、ファン15に接して金属抵
抗発熱線16があって、ファン15による空気流が加熱
されて中空部21へ拡散し、さらに運動板3の孔13を
通じて指圧体2周辺へ到達して加温する。また、垂下し
た中空部21には、運動発生のためのモータ5と減速歯
車22があり、減速歯車22のクランク軸7に、主油圧
シリンダ9のピストン25のロツド29が軸支されてい
る。主油圧シリンダ9から4本の油圧パイプ10が、4
個の水平位置の副油圧シリンダ11にそれぞれ連結さ
れ、それぞれの副油圧シリンダ11のピストン25のロ
ッド29が、運動板3の裏面に固定してあるから、クラ
ンク軸7の回転により、水平位置にある副油圧シリンダ
11のロッド29が、水平往復運動をすることになり、
従って4点において運動板3を水平往復運動させること
になる。
【0029】
【実施例6】請求項7及び10の発明の実施例を、図7
の断面説明図に示す。箱体1は前面を開口して収容部1
7を構成し、箱体1の上部に中空部21を設けてあり、
中空部21は更に側方が垂下している。中空部21内に
運動ローラ4が設けられ、その表面に螺旋状に配列した
多数の突起よりなる指圧体2があり、垂下した中空部2
1には、モータ5と2段の減速歯車22があり、最終の
減速歯車22の軸は、運動ローラ4の軸と同軸になって
いる。中空部21の底部に正特性サーミスタ14と、放
熱板27を設け、回転する指圧体2を加熱する構成にな
っている。
【0030】
【実施例7】請求項8及び9の発明の実施例を図8の断
面説明図に示す。箱体1の前面は開口し、収容部17を
備えている。箱体1の上部に中空部21があり、中空部
21上方に運動板3があり、運動板3には数条の断面ほ
ぼ3角形の突条よりなる指圧体2を設けてある。また、
運動板3は円軌跡回転運動が容易であるように、中空部
21の壁から遊離しており、更に弾性支持体によって底
から支持されている。中空部21内にはモータ5があ
り、減速歯車22に連結され、低速側の減速歯車22に
は偏心軸があって、運動板3に直結されているから、円
軌跡回転運動をする偏心軸26によって、運動板3も円
軌跡回転運動をする。
【0031】
【発明の効果】本発明の足裏指圧器は、自動車内や作業
室において、履物を脱いで収容部に収容し、裸足を足裏
指圧器に載せておくので、窮屈な履物から足が解放され
姿勢も楽になると共に、必要に応じて足裏を加温できる
ので、長時間乗車又は長時間作業による疲労を和らげる
効果が大きい。足裏指圧器の上面に多数の突起又は突条
があり、上下運動によって足裏を押圧し、又は水平往復
運動や水平円軌跡回転運動、又は水平螺旋状回転運動に
よって足裏を擦ったり揉んだりするから、一般の足踏み
器のように立って足踏みする必要がなく、腰掛けたまま
で容易に、しかも加温しながら指圧又はマッサージする
ことができるので、内蔵疾患の治癒と内蔵の強化、身体
疲労回復に、一般の指圧器に勝る顕著な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の一例の斜視図である。
【図2】板カムを運動手段に用い、面状発熱体を加熱手
段に用いた実施例の要部断面説明図である。
【図3】図2の実施例の側面図である。
【図4】クランク軸を運動手段に用いた実施例の要部断
面明図である。
【図5】油圧シリンダを運動手段に用い、正特性サーミ
スタを加熱手段に用いた本発明の断面説明図である。
【図6】温風発生機を加熱手段に用い、油圧シリンダを
運動手段に用いた本発明の断面説明図である。
【図7】運動ローラを運動手段に用い、正特性サーミス
タを加熱手段に用いた本発明の断面説明図である
【図8】円軌跡回転運動をする運動手段を用い、面状発
熱体を加熱手段に用いた本発明の断面説明図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 指圧体 3 運動板 4 運動ローラ 6 板カム 7 クランク軸 8 作動杆 9 主油圧シリンダ 11 副油圧シリンダ 12 面状発熱体 14 正特性サーミスタ 17 収容部 20 弾性支持体 21 中空部 22 減速歯車 25 ピストン 26 放熱板

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 履物を収容する箱体(1)と、箱体
    (1)の上面に設けた指圧体(2)と、指圧体(2)周
    辺を加温する加熱手段とよりなることを特徴とする、履
    物収容部付き加温足裏指圧器。
  2. 【請求項2】 履物を収容する箱体(1)と、箱体
    (1)の上方に設けた指圧体(2)を上下運動、水平往
    復運動、水平円軌跡回転運動または水平螺旋状回転運動
    をさせる運動手段と、指圧体(2)周辺を加温する加熱
    手段とよりなることを特徴とする、履物収容部付き加温
    足裏指圧器。
  3. 【請求項3】 指圧体(2)は、箱体(1)の上面に設
    けた多数の突起又は突条であることを特徴とする、請求
    項1記載の履物収容部付き加温足裏指圧器。
  4. 【請求項4】 指圧体(2)は、箱体(1)の上方に設
    けた運動板(3)若しくは箱体(1)の上方に設けた運
    動ローラ(4)に、多数の突起又は突条を配列し、又は
    運動ローラ(4)に多数の突起又は突条を螺旋状に設け
    たものであることを特徴とする、請求項2記載の履物収
    容部付き加温足裏指圧器。
  5. 【請求項5】 運動手段は、回転運動を発生するモータ
    (5)及び減速装置と、回転運動を上下運動又は水平往
    復運動に変換する板カム(6)又はクランク軸(7)
    と、往復運動を運動板(3)に伝達する作動杆(8)と
    よりなることを特徴とする、請求項2記載の履物収容部
    付き加温足裏指圧器。
  6. 【請求項6】 運動手段は、回転運動を発生させるモー
    タ(5)及び減速装置と、回転運動を往復運動に変換す
    る主油圧シリンダ(9)と、主油圧シリンダ(9)の運
    動を運動板(3)に、上下運動又は水平往復運動として
    伝達する油圧パイプ(10)及び副油圧シリンダ(1
    0)とよりなることを特徴とする、請求項2記載の履物
    収容部付き加温足裏指圧器。
  7. 【請求項7】 運動手段は、回転ローラ(4)に回転運
    動を与えるモータ(5)及び減速装置であることを特徴
    とする、請求項2記載の履物収容部付き加温足裏指圧
    器。
  8. 【請求項8】 運動手段は、運動板(3)に水平円軌跡
    回転運動を与えるモータ(5)と減速装置と作動杆
    (8)とよりなることを特徴とする、請求項2記載の履
    物収容部付き加温足裏指圧器。
  9. 【請求項9】 加熱手段は、指圧体(2)の周辺に設け
    た、面状発熱体(12)であることを特徴とする、請求
    項1又は2記載の履物収容部付き加温足裏指圧器。
  10. 【請求項10】 加熱手段は、多数の孔(13)を有す
    る運動板(3)、又は運動ローラ(4)の裏側に設けた
    正特性サーミスタ(14)であることを特徴とする、請
    求項1又は2記載の履物収容部付き加温足裏指圧器。
  11. 【請求項11】 加熱手段は、箱体(1)内に設けたモ
    ータ(5)とファン(15)及び金属抵抗発熱線(1
    6)とよりなる加熱装置であることを特徴とする請求項
    1又は2記載の履物収容部付き加温足裏指圧器。
JP13747092A 1992-04-13 1992-04-13 履物収容部付き加温足裏指圧器 Expired - Lifetime JPH07112487B2 (ja)

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