JPH07112236B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07112236B2
JPH07112236B2 JP3005613A JP561391A JPH07112236B2 JP H07112236 B2 JPH07112236 B2 JP H07112236B2 JP 3005613 A JP3005613 A JP 3005613A JP 561391 A JP561391 A JP 561391A JP H07112236 B2 JPH07112236 B2 JP H07112236B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮された2値画像デ
ータと非圧縮の多値画像データと各々処理して合成し、
複数の色成分の画像を順次形成する画像形成装置へ供給
する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドット画像を用いて中間調の再現
を行い得るよう構成した画像処理装置として、インクジ
ェットプリンタ方式、熱転写プリンタ方式、レーザビー
ムプリンタ方式などによる装置が知られている。かかる
装置では中間調を再現するために、小領域内におけるド
ットの変調により中間調の再現を行うデイザ法、濃度パ
ターン法などを用いている。とりわけ、カラー用のレー
ザビームプリンタでは、主にデイザ法等を用いて中間調
の再現を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラービデ
オカメラや画像ファイルなどから上述の如きカラープリ
ンタに送られてくる画像データは、カラープリンタ内の
バッファメモリに一度格納された後にプリントアウトさ
れる。この際、カラープリンタは転送されてくる画像の
濃度データに応じたドット画像でプリントアウトをする
ために、デイザ処理を行い、もって画像の変換を行って
いるが、一種類の画像バッファメモリでは文字と中間調
画像が混在してしまうので、かかるデイザ処理により文
字画像が鮮鋭さを失ってしまうという欠点がみられる。
特に、文字や線など明暗のはっきりしたりした画像で
は、デイザ処理を行うことにより、エッジ部がぼやけた
り、あるいはベタ部の濃度が低下したりして鮮鋭さを失
うという欠点がある。
【0004】また、従来より、中間調画像に文字を重畳
させる場合、例えば、よく知られた複写装置にて、中間
調画像を複写し、それによって得られた複写紙を、今度
はプリンタ紙として、文字をハードコピーできるプリン
タ装置に使用して、中間調の画像に文字を重畳させてい
た。しかるに、こうした方法は、2度手間となるばかり
でなく、像と文字との位置合せがむずかしいなど煩雑な
問題が多く、実用的でない。
【0005】これに対し、図1に示す様な、従来の複写
装置とラインプリンタ(例えばレーザビームプリンタ)
とを、組み合わせた複合型電子写真複写装置が知られて
いる。図1の装置では、原稿台150に置かれた原稿の
複写画像と、図示しない外部装置(例えばホストコンピ
ュータ)から信号線163を介して入力されるプリンタ
文字出力とを重畳させて、複写紙161にプリントアウ
トするものである。原稿台150は、露光ランプ151
により露光され、原稿台150からの反射光はミラー1
52〜155及びレンズ156を介して感光ドラム15
9の表面に結像し、原稿に対応した静電潜像が形成され
る。一方、図示しない外部装置より、インターフェース
制御回路162に入力された文字情報は、制御回路16
2内で、ドットデータに変換され、半導体レーザ164
からのレーザ光を変調して出力される。157はレーザ
光を水平走査する為の回転多面鏡である。この様にレー
ザ光を変調して走査することにより感光ドラム159の
表面に前述の原稿画像の静電潜像に重ねて文字画像の静
電潜像が形成される。以後、現像→転写→定着と通常の
電子写真と同様なプロセスで、最終的な、中間調画像と
文字の重畳された複写画像が得られる。しかるに、この
装置では、中間調画像と、文字画像とは全く独立して形
成され、プリントアウトされるので、例えば黒部の多い
画像の上に文字を重ねても、図2のごとく、文字が判別
しにくいという問題が生じる。特にベタ部に重畳された
文字は、判別できない。
【0006】一方、従来より圧縮された画像データと非
圧縮の画像データとを合成することが行われているが、
各々の画像データを独立した複数の装置から入力してい
たため、構成が複雑化するという問題があった。かかる
問題は、プリンタがカラー化した昨今ではカラー画像情
報の供給もとの多様化ともあいまって、特に顕著となっ
ていた。
【0007】本発明の目的は、上述した欠点を除去し、
圧縮された2値画像データと非圧縮の多値画像データと
を各々効率よく伝送・処理して合成し、複数の色成分の
画像を順次形成する画像形成装置へ供給することができ
る画像処理装置を提供することにある。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像処理装置は、複数の色成分の画像を順
次形成する画像形成装置(実施例ではレーザ光変調回路
5などに対応する)へ、複数の色成分信号を順次供給す
る画像処理装置において、単一チャンネルの伝送ライン
から、圧縮された2値画像データ及び非圧縮の多値画像
データを入力するための入力手段(同じくセレクタ25
0)と、前記入力手段により入力された圧縮された2値
画像データと非圧縮の多値画像データとを識別する識別
手段(同じくCPU40)と、前記識別手段により識別
された圧縮された2値画像データを伸長するための伸長
手段(同じくMHデコーダ252)と、前記識別手段に
より識別された多値画像データを前記画像形成装置に供
給される複数の色成分に対応させて順次処理する処理手
段(ガンマ補正回路27など)と、前記伸長手段により
伸長された2値画像データと前記処理手段により処理さ
れた多値画像データとを合成する合成手段(同じくOR
回路254)とを有することを特徴とする。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0017】図3は、本発明の一実施例全体を示すカラ
ー画像記録装置の構成図である。図示したカラー画像記
録装置には、文字画像データ101として図4に示すよ
うな文字コード列信号が、またカラー画像データとして
図5に示すようなR(レッド),G(グリーン),B
(ブルー)の色識別信号104並びに垂直、水平同期信
号106V,106H及び画像信号105がホストコン
ピュータ等の外部機器から供給される。更に、画像トリ
ミング位置指定用信号102,103,107,108
も外部機器から供給される。尚、図3中各ライン上の数
値はそれぞれビット数を表わすものである。又、12,
29はそれぞれ文字画像データ、中間調画像データを文
字コードデコーダ11,イメージバッファメモリ28に
入力させるためのインターフェース回路である。
【0018】図4は文字画像データ列信号を示し、一画
像の先頭識別コードITOPに引き続いて第1行目の文
字列データC10,C11,C12……を含んでいる。また、
各行の最終文字の次には、RETコードが挿入されてい
る。従って、受信側(すなわち、本カラー画像記録装置
側)においてRETコードが検出された場合には、改行
を行う。
【0019】図4において、R1は第1行目のRETコ
ード、R2は第2行目のRETコードである。文字画像
における最終ラインの次には文字画像の終了コードIE
NDを挿入して文字画像データの終了とする。本カラー
画像記録装置においては、このIENDコードを受信す
ることにより文字画像の終了を識別する。
【0020】上述のごとく供給される文字画像データ1
01は、文字コードバッファ10に1画面分格納され
る。このとき、上述の特殊コード(例えば、ITOPコ
ード,RETコード,IENDコード)は、文字コード
デコーダ11で解読され、文字画像格納のための格納開
始/改行指令信号109および格納終了信号110が送
出される。この格納開示/改行指示信号109に応じ
て、書込みアドレスジェネレータ19はアドレスを逐次
発生する。
【0021】図6は、このようにして格納された文字画
面の一例を示す。ここで、各文字A,B,……a,b,
c,……は例えば8ビットのASCIIコードにより表
わされている。本カラー画像記録装置は、再生画像をド
ット画像で表現するレーザビーム方式を採用しているの
で、上述した文字コード列をドットの形に変換する必要
がある。そのために、本実施例ではキャラクタジェネレ
ータ9を用いて、かかるドット変換を行っている。通常
キャラクタジェネレータには、図7(a)に示される様
にキャラクタ部CPと余白部WPが設けてある。従って
例えば、図に従って、キャラクタ“A”をドット変換す
ると、9×9の画素内は同図(b)のようになる。ま
た、外部機器から供給された1文字画像のどの領域をプ
リントアウトすべきであるかという領域情報信号102
(すなわち、文字コード画像の行,列を指定する情報)
が外部機器より与えられる。
【0022】例えば、図6に示す文字コード画像におい
て、プリントアウト開始文字および終了文字が(m1
1)〜(m2,n2)で与えられると、図示した太線内
の領域が文字コードバッファ10から読み出される。す
なわち領域情報信号102に含まれるプリントアウト指
定情報(m1,n1),(m2,n2)を受けて、読み出し
位置指定回路17および読み出しアドレスジェネレータ
18は指定された領域の読み出しアドレスを発生する。
【0023】一方、上述の如く指定された文字画像領域
をプリント画像のどの領域にプリトアウトすべきである
かという領域指定が、指定信号103により行われる。
プリントアウトのための書込み領域は、書込み開始位置
の画素番号、走査線番号(m′1,n′1),書込み終了
位置の同番号(m′2,n′2)をもって与えられ、イメ
ージメモリ書込み位置指定回路15およびイメージメモ
リアドレスジェネレータ14によりイメージメモリ8へ
の書込みアドレスが発生される。
【0024】このようにして文字コードバッファ10か
ら読み出された特定領域内の文字コード画像は、キャラ
クタジェネレータ9によりドットデータに変換され、イ
メージメモリ8内のプリントアウトすべき指定領域に格
納される。この様子を、図7A,Bに示す。
【0025】次に、R,G,B各色の濃度データとして
供給される色中間調画像の処理について説明する。この
色中間調画像は、図5に示す如く、R,G,Bの色識別
信号104、垂直および水平同期信号106V,106
H並びに画像の各画素に対する8ビットの濃度データ
(すなわち画像信号)105により構成される。尚、本
実施例では濃度データは各画素8ビットパラレルに送っ
たが、シリアルに濃度データを送っても良い。各色画像
は、R,G,Bの色識別信号104に応じて各色毎のバ
ッファメモリ28−1,28−2,28−3にそれぞれ
格納される。
【0026】同期信号106Vおよび106Hは格納用
アドレスジェネレータ32に供給され、アドレスセレク
タ30からは必要なアドレスがイメージバッファメモリ
28−1,28−2,28−3に与えられる。かくし
て、各色画像がイメージバッファメモリ28−1,28
−2,28−3の各々に格納される。
【0027】その後、文字コードバッファ10からの読
み出しと同様に、外部機器から供給される信号107に
より、バッファメモリに格納された中間調画像の内プリ
ントアウトすべき部分の領域指定が行われる。これは、
プリントアウト開始点、画素番号、走査線番号をもって
与えられ、対応するイメージメモリ28−1,28−
2,28−3のアドレスが読み出しアドレスジェネレー
タ31から発生される。
【0028】読み出しの際は、イエロー(Y)用のイメ
ージバッファメモリ(B信号をストアする)28−1,
マゼンタ(M)用のイメージバッファメモリ(G信号を
ストアする)28−2,シアン(C)用のイメージバッ
ファメモリ(R信号をストアする)28−3から同一画
素が各々Y,M,C成分として同時に読み出される。
(ここでは例えばB,G,Rの各信号の補数をとって
Y,M,Cの信号として出力する)このようにして読み
出された色信号は、所定の処理を受けた後最終的には中
間調画像用イメージメモリ21に格納されるが、既述の
ように指定された画像領域が、指定された位置にプリン
トアウトされるよう、図示しない外部機器から供給され
る信号108により、書き込み開始位置が指定される。
これを受けて、イメージメモリ書き込み位置指定回路2
3およびイメージメモリ・アドレスジェネレータ22
は、指定された位置に対応するイメージメモリ21のア
ドレスを発生する。この動作は、既述の文字画像データ
における場合と同様である。この様子を図8C,Dに示
す。
【0029】なお、イメージバッファメモリ28−1,
28−2,28−3から読み出された画素毎の色濃度デ
ータは、ガンマ補正回路27において本カラー画像記録
装置の特性に合わせたガンマ変換(濃度変換)を受け、
更に、印刷技術分野において周知のマスキング処理をマ
スキング処理回路26により受け、更にUCR処理(下
色除去処理)をUCR処理回路25により受け、次にデ
イザ処理回路24によりデイザ処理を受けた後に、上述
の如く指定されたイメージメモリ21内の特定位置にド
ットデータ(“1”,“0”の2値化データ)として格
納される。ここでデイザ処理とは、周知の如く、中間調
を再現するために、画像毎の濃度データと閾値とをそれ
ぞれ比較することにより出力すべき記録ドットを決定す
る電気的処理をいる。また本例では1画素と複数閾値と
を比較して記録ドットを決定する処理(例えば濃度パタ
ーン決による処理)を行っても良く、この処理もデイザ
処理と称す。またデイザ処理回路24をROM等のメモ
リで構成し、濃度データをアドレスとしてメモリを直接
アクセスし、デイザ処理(デイザ変換)を行っても良
い。
【0030】本カラー画像記録装置は、第1番目にイエ
ロー画像を、第2番目にマゼンタ画像を、第3番目にシ
アン画像を、第4番目にブラック画像を逐次感光体1上
に形成し、各色画像を転写紙上で重ね合わせてフルカラ
ー画像を得ているので、イメージメモリ21の記憶容量
は1画像分で足りる。そして、各色画像を感光体1上に
形成する度に、上述した色処理および各色濃度データ
(Y,M,C,Bk)のイメージメモリ21への転送が
行われる。
【0031】文字画像用イメージメモリ8および中間調
色画像用イメージメモリ21からのデータを読み出して
レーザ光変調回路5へ送出するために、これら画像デー
タはイメージメモリ8および21にそれぞれドットデー
タとして格納され、かつ同一画素に対しては同一のアド
レスが割付けられている。本実施例において、両イメー
ジメモリ8および21のアドレス指定はイメージメモリ
・アドレスジェネレータ14が制御している。すなわ
ち、両イメージメモリ8および21に画像が格納された
時点で読み出しアドレスが発生され、もって同一画素に
対応した文字および中間調画像のドットデータが送出さ
れる。
【0032】イメージメモリ8および21から読み出さ
れたドットデータは、オアゲート7により重畳されてラ
インバッファ6に入力する。そしてラインバッファ6か
ら出力されたドットデータはレーザ光変調回路5に入力
し、レーザ光変調回路はドットデータに応じてレーザ4
を駆動する。ドットデータに応じて変調されたレーザ光
は回転多面鏡3により走査され、レンズ2を介して感光
ドラム1上に静電潜像を形成する。プリント画像を作成
する工程は、通常のレーザビームプリンタと同様であ
り、Y,M,C,Bk(ブラック)用として4種の現像
器(いずれも図示せず)が選択的に使用される。また、
信号113はレーザビーム検知器40にレーザビームが
照射されたとき、この検知器40から送出される水平同
期信号(BD信号)であり、イメージメモリ8および2
1からの画像データ読み出しを同期して行わせる。
【0033】図3120は文字画像の色を指定する4ビ
ットの信号である。この信号は外部機器であるホストコ
ンピュータ等からの信号でも本カラー画像記録装置内の
スイッチによるものでもよい。ここでは4ビットの色指
定信号C0〜C3の各ビットを順にY,M,C,Bkに対
応させている。指定されたビットに対応する色の潜像形
成時信号112により文字画像出力を制御することによ
って所望の色の文字画像を得ることができる。例えば
(C0,C1,C2,C3)=(1,1,0,0)とする
と、文字画像はYとMの潜像形成時イメージメモリ8か
ら出力され文字は赤い画像となる。
【0034】通常、文字画像をブラックBkで合成する
と、より効果的に中間調画像の中に文字画像が鮮明に出
る。この場合、色指定信号(C0,C1,C2,C3)は
(0,0,0,1)である。同様に、イメージメモリ2
1から中間調画像を読み出す際に、所望の色画像のみを
読み出すよう制御して、単色または複合色の画像を得る
ことも可能である。
【0035】図8は、文字画像および中間調画像の指定
領域をそれぞれ個別に移動すると共に、これら両画像を
合成した一例を示す。すなわち、入力された画像Aおよ
びCのそれぞれに対して領域を移動させ、得られた画像
BおよびDを合成して画像B+Dを得るものである。
【0036】図9に図3制御回路16の詳細図を示す。
制御回路16は、マイクロコンピュータ等のCPU40
に制御される入出力ポート43と、アドレスタイミング
ジェネレータ44の2つの機能を有す部分に大別され
る。41はCPU40のプログラム格納用ROMであ
り、42はCPU40のデータ格納用のRAM,43は
入出力ポートである。入出力ポート43には、CPU4
0及びプログラムROM41により制御される以下の信
号線が接続される。まず、文字コードバッファ10への
書込み、読み出しのイネーブル信号であるところのキャ
ラクタバッファイネーブル信号(以下、CBEと称
す。)122、文字用イメージメモリ8への書込み、読
み出しのイネーブル信号であるところのキャラクタイメ
ージメモリーイネーブル信号(以下、CMEと称す。)
112、中間調画像用イメージメモリ21への書込み、
読み出しのイメーブル信号であるところのカラーイメー
ジメモリイネーブル信号(以下、CLMEと称す。)1
21、文字コードバッファ10への書込み、および読み
出しのためのアドレス切り替え信号であるところのキャ
ラクタバッファアドレスセレクト信号(以下CBASと
称す。)123、文字コードバッファ10への書込みお
よび読み出し開始信号であるところのキャラクタバッフ
ァリード/ライトコントロール信号(以下CBRWCと
称す。)124、文字用イメージメモリ8への書込み及
びイメージメモリ8,21の読み出し開始信号であると
ころのキャラクタイメージメモリリード/ライトコント
ロール信号(以下CMRWCと称す。)125、中間調
画像用イメージメモリ21への書込み開始信号であると
ころのカラーイメージメモリライトコントロール信号
(以下CLMWCと称す。)126を送出するための信
号線が接続されている。以上の各信号は出力ポートより
出力される。尚、上記メモリイネーブル信号が“1”に
なると、メモリからの読み出し又は書込みが可能とな
る。また入力ポートには、プリントすべき文字画像の色
を指定する色指定信号120、文字コードの1ページの
終了コードIENDの検出信号であるところの1ページ
の格納終了信号110、およびプリント形態(例えば文
字画像のみであるとか、文字画像と中間調画像の合成で
あるとか、プリント開始またはプリント停止等の全般)
を、制御するプリント制御信号(コマンド)127が入
力される。また、アドレスタイミング発生回路44は、
キャラクタコードタイミング信号(以下CCRTと称
す。)129及びキャラクタドットタイミング信号(以
下CDWTと称す。)130を発生し、CCRT129
は読み出しアドレスジェネレータ18内のアドレス発生
カウンタのカウント信号および読み出しタイミング信号
として、またCDWT130は、イメージメモリアドレ
スジェネレータ14内のアドレス発生カウンタへカウン
ト信号及び書込み又は読み出しの為のタイミング信号と
して用いられる。又、CCRT129及びCDWT13
0はそれぞれアドレスジェネレータ18,14に入力さ
れる(図3では不図示)。画像データ(例えば文字コー
ド画像や中間調カラー画像)の転送、メモリへの格納、
プリントアウト等の制御は全て制御回路16内のCPU
40が、ホスト側の外部機器より与えられるデータ制御
コマンドに従って行う。データ制御コマンドは図10に
示す通り、キャラクタ画像あるいはカラー画像のプリン
トアウトの指令と、ホストとなる外部機器からの、画像
データ転送開始指令とを有するものである。データ制御
コマンドを受信した後のCPU40の動作を、図12の
フローチャートに従って説明する。
【0037】まず、ステップS200〜S204で、デ
ータ制御コマンド(図10参照)の判読を行い、各コマ
ンドに対応する処理A〜Eを行う。コマンド=001
(ステップS200)では、キャラクタプリント指令で
あるので処理Aへ移行し、CME(キャラクタイメージ
メモリイネーブル)112=“1”(ステップS20
5)として、キャラクタイメージメモリ8をアクセス可
能状態にする一方、カラー中間調イメージメモリ21を
アクセス不能状態(ディスエーブル)にするべくCLM
E121=“0”(ステップS206)とする。そして
キャラクタイメージメモリ8へのアドレス発生を行うべ
くCMRWC125=“1”(ステップS207)とす
る。また、アドレス発生回路14は、イメージメモリ8
への書込み時と、読み出し時に共用するので、この場
合、メモリリードモードに指定する。以上の動作によ
り、画像読み出し同期信号113に同期して、画像転送
クロック(不図示)で文字画像データが読み出される。
この画像データはラインバッファ6にて、プリンタとの
同期マッチングがとられ、レーザ光を変調し、像形成に
寄与する。また、ステップS201でコマンド=010
と判断された時は、中間調画像のみのプリントアウトで
あり、処理Bへ移行する。
【0038】処理Bでは、ステップS208にてCLM
E121=“1”としカラー中間調イメージメモリ21
をアクセス可能状態とし、ステップS209にてCME
112=“0”としキャラクタイメージメモリ8をアク
セス不能状態にする。そしてカラー中間調イメージメモ
リ21へのアドレス発生を行うべくCMRWC=“1”
(ステップS210)とする。そして処理Aと同様アド
レス発生回路14をメモリリードモードに指定する。
【0039】更に文字画像と中間調画像との合成プリン
トアウト(コマンド=011、ステップS202、処理
C)では、キャラクタイメージメモリ8とカラー中間調
イメージメモリ21の両方がイネーブルとなって、画像
出力がなされる(ステップS211〜S213)。キャ
ラクタ画像は本実施例ではY,M,C,Bkの所定の
色、又はこれらの組み合わせによって得られる色でのプ
リントアウトが可能であるが、この色指定はホストコン
ピュータ等の外部機器より送られる色指定信号120に
よって与えられ、カラープリンタの所定の色のプリント
アウト(現像)時に、処理A,又はCを行って所望の色
でのプリントアウトを行う。
【0040】次に、画像転送開始コマンドについて説明
する。ホストコンピュータ等の外部機器は、本カラー画
像記録装置に対して画像データを転送するに先立ち、キ
ャラクタコード転送開始コマンド、カラー画像転送開始
コマンドのいずれかを送出する必要がある。例えばキャ
ラクタコードの場合コマンド=101が、本装置で受信
されるとステップS203より処理Dが行われる。即ち
CBE(キャラクタバッファイネーブル)=“1”(ス
テップS214)、CBRWC(キャラクタバッファリ
ード/ラインコントロール)=“1”(ステップS21
5)となり、文字コードバッファ10に対して書込みア
ドレスが与えられ、ホスト等外部機器より1文字ずつ送
出されてくるキャラクタコードが文字コードバッファ1
0に順次格納される。なおこの時CPU40より送出さ
れるCBAS(キャラクタバッファアドレスセレクト)
信号によりアドレス選択回路20は、アドレスとして書
込みアドレスを選択する。キャラクタコードの転送終了
は前述の1頁の最終に挿入されるIENDコードを文字
コードデコーダが検出し、CPU40に対して、キャラ
クタコード転送終了信号110を送出し、文字コードデ
ータの転送終了を知らせる。
【0041】次にカラー中間調画像転送の場合、ステッ
プS204で判断され処理Eへ移行する。処理Eでは転
送カラー画像の色識別信号104によって指定された色
のイメージバッファメモリをアクセス可能とすべくイメ
ージバッファメモリイネーブル信号(CLBE)134
をメモリ28に出力し(ステップS217〜S22
1)、各色画像データを所定のイメージバッファメモリ
に格納する。書込み時は、イメージバッファメモリには
書込みアドレスが与えられるべくアドレスセレクト信号
(CLBASと称す。)132がCPUより出力され
る。またCLBASはアドレス選択回路30に入力され
る(図3では不図示)。また書込みアドレスは、垂直及
び水平同期信号106V,106Hに同期して与えら
れ、所定ライン数(本実施例では4752ライン)の格
納を終えると書込みアドレスジェネレータ30は格納終
了信号CIEND133(図3では不図示)を出力し、
CPU40に知らせる。
【0042】以上によりキャラクタコード及びカラー中
間調画像がそれぞれバッファメモリ10,28に格納さ
れたら、各画像データは所定の処理を受けた後次段のイ
メージメモリ8及び21に転送される。
【0043】まず、文字コードバッファ10からの読み
出しとイメージメモリ8への書き込みであるが、文字コ
ードバッファ10では、読み出しアドレス発生回路18
から出力されるアドレスに従って読み出しが行われる。
この際一頁内のどの領域をプリントアウトすべきかを読
み出し位置指定回路17により指定する。例えば、図8
Aでは、左上アドレス(Cx1,Cy1)と、右下アドレ
ス(Cx2,Cy2)を読み出し位置指定回路17に設定
する事により図の領域(長方形で囲まれた領域)のみを
読み出すべくアドレスが発生され、文字コードバッファ
10に与えられる。同様にカラー画像の場合図8Cで、
左上アドレス(CLx1,CLy1)、右下アドレス(C
Lx2,CLy2)を読み出し位置指定回路33に設定す
る事により図8Cに示す領域のみが読み出されるべく、
読み出しアドレスが発生される。次に読出された画像デ
ータをイメージメモリ8,21に格納する時、前記読出
された画像を複写紙上のどの位置にプリントすべきか
を、書込み位置指定回路15又は23に設定する必要が
ある。例えば、図8Bでは左上アドレス(CX1,C
1)、右下アドレス(CX2,CY2)を書込み位置指
定回路15に設定する事により読出された文字画像を図
8Bに示す位置に転送させるものである。また、図8D
ではアドレス(CLX1,CLY1)、(CLX2,CL
2)を書込み位置指定回路23に設定する事により読
出されたカラー中間調画像を図8Dの位置に転送させる
ものである。従って転送されたこれらの画像データを合
成すると、図8B+Dの如くレイアウトされた画像が形
成されるものである。
【0044】尚、上述した領域を指定るするためのアド
レスは、外部機器からの信号102,103,107,
108によって与えられるものである。
【0045】図11に本装置のデータ入力部を示す。本
装置においては、ホスト等の外部機器から転送される画
像データ100(文字画像データとカラー中間調画像デ
ータ)は、全て1系統のケーブルによりインターフェー
ス回路45を介して供給されるので、これを内部で分離
して、2系統のデータ処理系統に分けている(キャラク
タコード処理系統とカラー中間調画像処理系統)。転送
に先立ってホスト等外部機器により送出されるキャラク
タコード転送開始コマンド、又はカラー画像転送コマン
ドにより、CPU40はデータレセレクトDS信号14
0をデータセレクタ46に送出しデータ処理系の切り替
えを行う。従って、更に多種のデータ、例えば画像デー
タの圧縮コード列、その他の符号、あるいはコマンド列
等の種類の異なるデータでも、データ識別信号(本実施
例では図11に示す如きデータ制御コマンド)と、デー
タセレクタ等の切り替え回路を有する事により、1系統
のデータ線で送受が可能である。例えば図13の様な形
態をとれば、ファクシミリの圧縮コードを受信して、前
記文字イメージ,カラー中間調画像と、ファクシミリイ
メージを合成する事ができる。即ち、図10に示したコ
マンドにFAXコードの識別コマンドを追加すればCP
U40は圧縮コードの送出に先立って、前記識別コマン
ドを受信し、データセレクタ250にセレクト信号DS
255を出力して、ファクシミリの圧縮コード例えばM
Hコードを選択して受信することができる。そして、キ
ャラクタ画像データ,カラー中間調画像と同様の方法で
バッファメモリ251にMHコードが格納される。MH
コードの格納終了後これを読み出し、MHデコーダ回路
252により復号化してドットイメージに展開しながら
次段FAXイメージメモリ253に格納する。この際、
領域を指定して特定領域のみあるいは特定領域にプリン
トアウトする事も前記説明したのと同様な方法で可能で
ある。最終的に例えばORゲート254を介して前述の
プリンタにドットデータを出力することで、前述の文字
イメージとカラー中間調イメージとファクシミリのイメ
ージを合成でき、図14の様な画像を得る事ができる。
図14においてAは文字イメージ領域、Bはカラー中間
調画像領域、Cはファクシミリイメージ領域である。
【0046】尚、図13において、文字コードを処理す
る回路及び中間調画像データを処理する回路は図3と同
様であるので省略した。
【0047】図15は第3の実施例を説明するためのも
のである。尚、図3と同様の機能を有するものについて
は同じ番号を付け、その説明は省略する。従ってここで
は図3の回路と異なる部分について主に説明する。
【0048】図において335,336は、それぞれダ
ークトーン抽出回路と、ダークトーン部を記憶するダー
クトーン用メモリである。ダークトーン抽出回路335
は図16で示される様に、比較回路342,343,3
44、スイッチ346,347,348等で構成され
る。スイッチ346,347,348はダークトーンと
判別すべき、Y(イエロー)、M(マゼンタ),C(シ
アン)の各濃度成分量を設定する。比較回路342,3
43,344は入力画像濃度のY,M,C成分と、スイ
ッチ346,347,348によって設定された設定値
とを比較し、入力画像濃度成分量が設定値を越えた画素
に対して、「1」を出力する。Y,M,C全ての入力画
像濃度が設定値を越えたとき比較回路342,343,
344の出力342−1,343−1,344−1は全
て「1」となるので、この画素はダーク部と見なされ、
図15に示されるダークトーン用メモリ336に「1」
が格納される。この際、このダークトーン用メモリへの
データ書込みは、中間調画像用イメージメモリ21への
格納と同じ様に、図示しない外部よりアドレス指定され
てアドレス発生回路22より発生するアドレス118に
従って書き込まれる。従ってダークトーン用メモリ33
6はイメージメモリ21と同じ容量をもつ。また、本構
成においては、前述した図16のスイッチ346,34
7,348の設定値を変える事により、ダークトーンと
見なされる色を、自由に変える事ができる。例えばスイ
ッチ346,347を、高濃度に設定し、スイッチ34
8をゼロと設定すると、Y,Mが高濃度、Cが低い濃度
の部分、即ち「赤」の部分がダークトーンとなり、これ
を「地の色」とする事が可能である。
【0049】文字画像用イメージメモリ8および中間調
画像用イメージメモリ21からのデータを読み出してレ
ーザ光変調回路5へ送出するために、これら画像データ
はイメージメモリ8,21および、ダークトーン用メモ
リ336にそれぞれドットデータとして格納され、かつ
同一画素に対しては同一のアドレスが割付けられてい
る。本実施例において、両イメージメモリ8,21およ
びダークトーン用メモリ336のアドレス指定はイメー
ジメモリ・アドレスジェネレータ14が制御している。
すなわち、両イメージメモリ8および21に画像が格納
された時点で読み出しアドレスが発生され、もって同一
画素に対応した文字,中間調画像及びダークトーン部の
ドットデータが送出される。
【0050】イメージメモリ8より読み出された文字画
像のドットデータ,イメージメモリ21より読み出され
た中間調画像のドットデータは、それぞれ排他的に作用
する。すなわち、文字を出力,プリントアウトする場
合、文字部が印字ドット(115=“1”)であり、か
つ地の部分、即ちダークトーン用メモリから読み出され
た同一画素に対する値が“1”(即ち地がダークトー
ン)である時、アンドゲート337の出力は“0”とな
り、白ぬきの文字が出力される。また地の部分が“0”
即ち白又は淡色の時は、アンドゲート337の出力は
“1”となって、文字の印字が行われる。
【0051】一方中間調画像を印字する時、文字部が印
字ドット、即ち信号115=“1”である場合、アンド
ゲート338の出力は画像データ116に関係なく
“0”であるので、文字のある所は画像が出ない。従っ
て白ぬきが実現される。即ち中間調画像データが出力さ
れるのは、文字のない部分(115=“0”)の時であ
る。この様にして出力される画像は、例えば図17の様
になる。図から解かる様に地が暗い調子の部分あるいは
ベタ黒の部分は白抜きの文字で、地が白い部分は黒又は
他の単色の文字(後述)でプリントアウトすることがで
きる。339は文字,中間調画像のセレクタで、制御回
路16より出力される信号114により、文字画像を出
力する時は、AとCが中間調画像を出力する場合は、B
とCが接続する様に制御される。尚、セレクタ39の替
りにオアゲートを用いても良い。オアゲートを用いれば
文字画像と中間調画像を同時に出すことができ、転写回
数を減らすことができる。
【0052】本カラー画像記録装置は、例えば第1番目
にイエロー画像を読み出し、イエロー現像器(図示せ
ず)を作動させる事によりイエロー画像を感光体上に形
成する。そして感光体上のイエロー画像を転写ドラムに
巻きつけられた転写紙に転写することにより1色分の転
写を終了する。次に同様な行程でマゼンタ,シアン,ブ
ラックを逐次位置を合わせて重ねながら、4色のフルカ
ラー画像を得ている。その後セレクタ339を切換えて
所望の色で文字画像を得る。
【0053】なお、信号112は前述した通り文字画像
の色を制御する信号であり、所望の色をプリントアウト
する時にのみイメージメモリ8からデータを出力させ
る。同様にイメージメモリ21から中間調画像を読み出
す際に、所望の色画像のみを読み出すように制御して、
単色または複合色の画像を得ることも可能である。
【0054】従って、前述したごとく、例えば文字をイ
エローでプリントアウトする場合、図10のスイッチ3
46のみを高濃度に他の347,348を低濃度に設定
すれば、中間調画像のイエローの部分のみ地とみなさ
れ、イエローの文字と中間調画像とを明確に区別でき
る。すなわち中間調画像のイエローの部分とイエローの
文字とが重なってもイエローの文字は白く表現されるの
で、文字をはっきり認識できる。
【0055】図18は第4の実施例を説明するためのも
のである。尚、図3と同様の機能を有するものについて
は同じ番号を付け、その説明は省略する。従って、ここ
では図3の回路と異なる部分について主に説明する。
【0056】図18において55は、ブランクコード発
生回路であり、出力すべき文字周辺を白くわく抜きする
ためのものである。白わく抜きされた中間調画像を出力
する時は、ブランクコード発生回路55によりブランク
コードがセレクタ56を介してキャラクタジェネレータ
9に送られ、イメージメモリ8の文字を印字すべき位置
にブランクが書かれる。また同時に、文字以外の部分、
すなわち前記ブランクの書かれた領域外はオアゲート5
4の入力215により“1”が書き込まれ、、図19
(a)に示すような白くわく抜きした像がイメージメモ
リ8に書かれる。一方、中間調画像出力時データセレク
タ57はアンドゲート67の入力と中間調画像イメージ
メモリ21の出力とを接続する。従って、アンドゲート
67より出力される最終画像は図19(b)に示される
如く、図19(a)の白わく部分WHのみ抜いてある中
間調画像、あるいはベタ画像となる。次に文字を出力す
る時は、セレクタ56は文字コードバッファ10がキャ
ラクタジェネレータ9に接続される様に動作する。従っ
てキャラクタジェネレータでは文字コードがドットデー
タに変換され、文字用イメージメモリ8には書くべき文
字画像のドットデータが書き込まれる。この時オアゲー
ト54の入力215は“0”であるので、文字用イメー
ジメモリ8には文字のドットデータのみが書き込まれ
る。またセレクタ57はアンドゲート67の入力が
“1”となる様に接続される。従って文字用イメージメ
モリ8から読み出される文字ドットデータのみが、アン
ドゲート67を通る、そして最終画像として、図19
(c)に示す如く図19(b)のの白わく内に所定の文
字の書かれたものが得られる。
【0057】ところでブランクコード発生回路55はイ
メージメモリ8に図19(a)に示す如き画像を形成す
る際以下の動作を行う。
【0058】まず文字コードバッファ10から順次文字
コードを入力し(文字コード入力のための信号線は不図
示)、ブランクコード以外の部分に対してはブランクコ
ードを発生し、他の部分に対しては入力215によりイ
メージメモリ8に“1”を書込むべく制御回路16に信
号(不図示)を送るものである。制御回路16はブラン
クコード発生回路から信号が入力されると、アドレスジ
ェネレータ14をコントロールして“1”を発生させ
る。
【0059】この様にしてイメージメモリ8に図19
(a)の如き画像が形成される。尚、本実施例において
文字コードバッファにはコントロールコードは含まれ
ず、全て文字コードが格納されているものとする。
【0060】尚図3のメモリ8,21のデータによるイ
メージをCRTディスプレィ上で一度display
し、合成文字の位置や色を確認することができ、確認の
上プリント開始させることができる。
【0061】なお本カラー画像記録装置は、イエロー画
像,マゼンタ画像,シアン画像,ブラック画像,文字画
像を逐次感光体1上に形成し、各画像を転写紙上で位置
を合わせて重ね合わせる事により、フルカラー画像を得
ている。
【0062】尚、文字画像の色は、文字画像をプリント
アウト(現像)する際、現像器を選択することにより簡
単に選択できるものである。
【0063】なお、ブランクコード発生回路からブラン
クサイズの異なる種々のコードをキャラクタジェネレー
タに出力し、キャラクタジェネレータからは、ブランク
サイズに応じたブランクのパターンを出力してやること
で、サイズの異なる白わく部を作ることができる。
【0064】尚、本実施例ではイメージメモリに文字の
パターンを格納したが、他の線画のパターンを格納する
様にしても良い。また本実施例では出力装置としてレー
ザビームプリンタを例にして説明したが、本発明はこれ
に限ることなく、例えばインクジェット、サーマルプリ
ンタ等にも用いることができる。
【0065】又、出力装置の替りにディスクを用いて合
成された画像をファイリングしても良い。
【0066】又、本実施例において文字データ、位置指
定用信号は外部機器から送られたが、カラー画像記録装
置側に設けたそれらのデータ入力キーによって入力され
ることも可能である。
【0067】又、R,G,Bの各色画像データはCCD
スキャナ等から送られてくることも可能である。
【0068】又、合成した画像メモリ(例えばY,M,
C,Bkの各メモリ)に入れることも可能である。
【0069】以上説明したとおり、本発明によれば、文
字画像の鮮鋭さを損なうことなく中間調画像との合成を
行うことができ、しかも文字画像および中間調画像のそ
れぞれについて指定領域の移動を別個に行うことができ
るので、文字画像および中間調画像を効率よく配置換え
した合成が可能となる。
【0070】また、本発明によれば、例えば符号コード
を用いて文字画像等を入力することができるので、他の
機器との接続も可能となり、汎用性ある画像装置を得る
ことができる。また、本発明によれば、文字画像をバッ
クグラウンドである中間調画像に応じて任意の色とする
ことができ、文字画像および中間調画像の再現性を良く
することができる。
【0071】また本発明によれば入力データの識別コマ
ンドを追加するだけで例えばファクシミリ等からの圧縮
コードも受信することが可能となる。従って種々の機器
から入力された種々のイメージを合成することが可能と
なる。
【0072】更に、本発明によれば中間調画像および線
画像の少なくとも一方に任意の彩色を施すことができる
ので、プリント後における事務処理(例えば、データご
とに文字の色を変える)に好適な再生画像を得ることが
できる。
【0073】また本発明によれば、文字等の線画の色、
画像の色調、濃度に関係なく文字等の線画を明瞭に再現
することができるので例えば画像のベタ部等で、文字が
見えなくなるといった不都合を解消することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧縮された2値画像データと非圧縮の多値画像データと
を各々効率よく伝送・処理して合成し、複数の色成分の
画像を順次形成する画像形成装置へ供給することができ
る画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合型複写装置の一例を示す図。
【図2】黒部の多い画像の上に文字を重ねた状態を示す
図。
【図3】本発明の一実施例全体を示すカラー画像記録装
置の回路図。
【図4】文字画像データの一例を示す図。
【図5】カラー画像データの一例を示す図。
【図6】文字コードバッファに格納された文字画面の一
例を示す図。
【図7】キャラクタジェネレータに入力されている文字
の状態およびドット変換された文字の状態を示す図。
【図8】文字画像および中間調画像の指定領域をそれぞ
れ別個に移動するとともに、これら両画面を合成した一
例を示す図。
【図9】制御回路16の詳細図。
【図10】各種コマンドを説明するための図。
【図11】データ入力部を示す図。
【図12】ROM41に格納されているプログラムのフ
ローチャート。
【図13】圧縮コードデータを入力可能とした第2の実
施例を示す図。
【図14】文字イメージとカラー中間調画像とファクシ
ミリイメージを合成した一例を示す図。
【図15】本発明の第3の実施例であるカラー画像記録
装置を示す図。
【図16】ダークトーン抽出回路の具体的構成図。
【図17】本実施例により得られる画像状態を示す図。
【図18】本発明の第4の実施例であるカラー画像記録
装置を示す図。
【図19】白くわく抜きした画像状態を説明するための
図。
【符号の説明】
7 オアゲート 8,21 イメージメモリ 9 キャラクタジェネレータ 10 文字コードバッファ 16 制御回路 24 デイザ処理回路 28−1〜28−3 イメージバッファメモリ 40 CPU 46,250 データセレクタ 251 バッファメモリ 252 MHデコーダ回路 253 FAXイメージメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の色成分の画像を順次形成する画像形
    成装置へ、複数の色成分信号を順次供給する画像処理装
    置において、 単一チャンネルの伝送ラインから、圧縮された2値画像
    データ及び非圧縮の多値画像データを入力するための入
    力手段と、 前記入力手段により入力された圧縮された2値画像デー
    タと非圧縮の多値画像データとを識別する識別手段と、 前記識別手段により識別された圧縮された2値画像デー
    タを伸長するための伸長手段と、 前記識別手段により識別された多値画像データを前記画
    像形成装置に供給される複数の色成分に対応させて順次
    処理する処理手段と、 前記伸長手段により伸長された2値画像データと前記処
    理手段により処理された多値画像データとを合成する合
    成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
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