JPH07111549A - 通話情報記録装置及び該装置を内蔵した電話機 - Google Patents
通話情報記録装置及び該装置を内蔵した電話機Info
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- JPH07111549A JPH07111549A JP25667393A JP25667393A JPH07111549A JP H07111549 A JPH07111549 A JP H07111549A JP 25667393 A JP25667393 A JP 25667393A JP 25667393 A JP25667393 A JP 25667393A JP H07111549 A JPH07111549 A JP H07111549A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 着呼時、自動的に音声情報を記録し、後で、
その情報を再生することが可能な通話情報記録装置及び
該装置を内蔵した電話機を提供する。 【構成】 電話機に接続する回線の配線方式(2線式/
4線式)に応じて、2線式である場合、着呼時にループ
形成検出と有音検出とに基づいて、また、4線式である
場合、有音検出に基づいて、メモリ23への音声情報の
格納を開始する。このとき、アナログ音声情報は制御部
30に内蔵のDSP31によってデジタルデータに変換
されて格納される。その後、リプレイスイッチ26をO
N状態にすることによって、メモリ23に格納されてい
る音声情報が読み出され、再び、アナログ音声信号とし
て再生される。
その情報を再生することが可能な通話情報記録装置及び
該装置を内蔵した電話機を提供する。 【構成】 電話機に接続する回線の配線方式(2線式/
4線式)に応じて、2線式である場合、着呼時にループ
形成検出と有音検出とに基づいて、また、4線式である
場合、有音検出に基づいて、メモリ23への音声情報の
格納を開始する。このとき、アナログ音声情報は制御部
30に内蔵のDSP31によってデジタルデータに変換
されて格納される。その後、リプレイスイッチ26をO
N状態にすることによって、メモリ23に格納されてい
る音声情報が読み出され、再び、アナログ音声信号とし
て再生される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通話情報記録装置及び該
装置を内蔵した電話機に関し、特に、例えば、発信者名
などの重要情報を自動的に記録し、再生できる通話情報
記録装置及び該装置を内蔵した電話機に関するものであ
る。
装置を内蔵した電話機に関し、特に、例えば、発信者名
などの重要情報を自動的に記録し、再生できる通話情報
記録装置及び該装置を内蔵した電話機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】オフィス業務において、顧客との電話応
答は最も基本的な作業である。特に、電話発信者の法人
名、所属先、発信者などの情報(以下、顧客情報とい
う)は最も重要な情報の1つであり、その電話に応対し
た者は、これらの情報を忘れないようにメモを必ずとる
ことが基本的な動作として求められていた。
答は最も基本的な作業である。特に、電話発信者の法人
名、所属先、発信者などの情報(以下、顧客情報とい
う)は最も重要な情報の1つであり、その電話に応対し
た者は、これらの情報を忘れないようにメモを必ずとる
ことが基本的な動作として求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような人手に頼る
方法では、その顧客情報を聞き漏らすことも多く、その
たびにその顧客に改めて聞き直すことも頻繁にあった。
また、電話発信者の声の性質や話し方、また、電話をか
けている場所の環境(騒音の多い場所など)に依存し
て、どうしても、その顧客情報が聞き取りにくいことも
頻繁にあった。
方法では、その顧客情報を聞き漏らすことも多く、その
たびにその顧客に改めて聞き直すことも頻繁にあった。
また、電話発信者の声の性質や話し方、また、電話をか
けている場所の環境(騒音の多い場所など)に依存し
て、どうしても、その顧客情報が聞き取りにくいことも
頻繁にあった。
【0004】しかしながら、電話をかけている相手に何
度も名前や所属先を聞き返すことは相手の気分を害する
原因となったり、失礼にあたるという問題点があつた。
度も名前や所属先を聞き返すことは相手の気分を害する
原因となったり、失礼にあたるという問題点があつた。
【0005】さらに、その電話が着信先である内線から
別の内線へと転送されるような場合には特に、その転送
のたびごとに、その顧客に改めて何度も名前や所属先を
聞き直すことは大変失礼にあたるものであり、逆に、電
話をかけている側からすれば、感情を害してしまうとい
うこともしばしばあった。
別の内線へと転送されるような場合には特に、その転送
のたびごとに、その顧客に改めて何度も名前や所属先を
聞き直すことは大変失礼にあたるものであり、逆に、電
話をかけている側からすれば、感情を害してしまうとい
うこともしばしばあった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、その顧客情報はたいてい通話の最初に述べられるこ
とに着目し、最初の通話を自動的に記録し、かつ、後で
再生可能な通話情報記録装置及び該装置を内蔵した電話
機を提供することを目的とする。
で、その顧客情報はたいてい通話の最初に述べられるこ
とに着目し、最初の通話を自動的に記録し、かつ、後で
再生可能な通話情報記録装置及び該装置を内蔵した電話
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の通話情報記録装置は、以下の様な構成からな
る。即ち、電話機に接続し、所定時間の間、音声情報を
自動的に記録する通話情報記録装置であって、着呼後、
有音を検出する第1検出手段と、音声情報を格納する記
憶手段と、前記第1検出手段による有音の検出に基づい
て、音声情報の前記記憶手段への格納を指示する第1指
示手段と、前記記憶手段に記憶された前記音声情報を読
み出すよう指示する第2指示手段とを有することを特徴
とする通話情報記録装置を備える。
に本発明の通話情報記録装置は、以下の様な構成からな
る。即ち、電話機に接続し、所定時間の間、音声情報を
自動的に記録する通話情報記録装置であって、着呼後、
有音を検出する第1検出手段と、音声情報を格納する記
憶手段と、前記第1検出手段による有音の検出に基づい
て、音声情報の前記記憶手段への格納を指示する第1指
示手段と、前記記憶手段に記憶された前記音声情報を読
み出すよう指示する第2指示手段とを有することを特徴
とする通話情報記録装置を備える。
【0008】また他の発明によれば、所定時間の間、音
声情報を自動的に記録する通話情報記録装置を内蔵した
電話機であって、着呼後、有音を検出する第1検出手段
と、音声情報を格納する記憶手段と、前記第1検出手段
による有音の検出に基づいて、音声情報の前記記憶手段
への格納を指示する第1指示手段と、前記記憶手段に記
憶された前記音声情報を読み出すよう指示する第2指示
手段とを有し、前記第2指示手段による指示は所定のダ
イヤルキーの押下によってなされることを特徴とする通
話情報記録装置を内蔵した電話機を備える。
声情報を自動的に記録する通話情報記録装置を内蔵した
電話機であって、着呼後、有音を検出する第1検出手段
と、音声情報を格納する記憶手段と、前記第1検出手段
による有音の検出に基づいて、音声情報の前記記憶手段
への格納を指示する第1指示手段と、前記記憶手段に記
憶された前記音声情報を読み出すよう指示する第2指示
手段とを有し、前記第2指示手段による指示は所定のダ
イヤルキーの押下によってなされることを特徴とする通
話情報記録装置を内蔵した電話機を備える。
【0009】
【作用】以上の構成により、本発明は、着呼時に有音を
検出して、その有音検出に基づいて記憶手段への音声情
報の格納が指示され、また、別の指示に基づいて記憶手
段に格納され音声情報が読み出されるよう動作する。
検出して、その有音検出に基づいて記憶手段への音声情
報の格納が指示され、また、別の指示に基づいて記憶手
段に格納され音声情報が読み出されるよう動作する。
【0010】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0011】ここでは、通常の電話機に外付けするよう
にして通話情報自動記録装置を用いる場合を第1実施例
として、通話情報自動記録装置を内蔵した電話機を第2
実施例として説明する。
にして通話情報自動記録装置を用いる場合を第1実施例
として、通話情報自動記録装置を内蔵した電話機を第2
実施例として説明する。
【0012】[第1実施例]図1は本実施例に従う通話
情報自動記録装置1が用いられる動作環境を示すブロッ
ク図である。図1(a)に示すように、通話情報自動記
録装置1は公衆回線に直接接続された電話機100に外
付けされて用いられる場合と、図1(b)に示すよう
に、PBX102の配下で用いられる電話機101に外
付けされて用いられる場合とがある。いづれの場合で
も、通話情報自動記録装置1を電話機接続することによ
って、電話機の内部仕様変更や改造が行われることはな
い。また、PBX102に接続される電話機101はP
BX102を介して電話の保留・転送が可能であるとす
る。そのために、電話機101には保留ボタンや転送ボ
タンが設けられているとする。
情報自動記録装置1が用いられる動作環境を示すブロッ
ク図である。図1(a)に示すように、通話情報自動記
録装置1は公衆回線に直接接続された電話機100に外
付けされて用いられる場合と、図1(b)に示すよう
に、PBX102の配下で用いられる電話機101に外
付けされて用いられる場合とがある。いづれの場合で
も、通話情報自動記録装置1を電話機接続することによ
って、電話機の内部仕様変更や改造が行われることはな
い。また、PBX102に接続される電話機101はP
BX102を介して電話の保留・転送が可能であるとす
る。そのために、電話機101には保留ボタンや転送ボ
タンが設けられているとする。
【0013】図2は、本実施例に従う通話情報自動記録
装置(以下、本装置という)の構成とその外部にある電
話機及び通信回線との接続関係について示したブロック
図である。
装置(以下、本装置という)の構成とその外部にある電
話機及び通信回線との接続関係について示したブロック
図である。
【0014】図2において、10は接続するPBX種別
や配線方式(2線式/4線式)などに応じてアナログ信
号線と給電線の本装置への引き込みを切り替える切替ス
イッチ、11は給電線から供給される電力を利用して本
装置の各部へ電力供給を行う電源回路、12は配線方式
が2線式の場合にループ形成検出を行うループ検出回
路、13はダイヤルパルス(DP)を検出するDP検出
回路、14、15はオペアンプ(OPアンプ)、16は
プッシュボタン信号(PB)を検出するPB検出回路、
17は有音検出回路、18は配線方式に従ってループ検
出回路12の出力或はVCCのいづれかを選択するセレク
タ(SEL)、19は配線方式(2線式/4線式)の切
り替えを行う2線/4線切替スイッチ、20はANDゲ
ート、21は種々の指示信号を出力するスイッチ回路、
22はORゲート、23は音声データを記録する音声記
録メモリ(以下、メモリという)、24は任意のタイミ
ングで音声記録を指示するスタートスイッチ、25は任
意のタイミングで音声記録停止を指示するストップスイ
ッチ、26はメモリ23に記録された音声データの再生
を指示するリプレイスイッチ、27はスイッチ回路21
からANDゲート20へのリセット信号線、そして、3
0は入力された音声信号の記録及び再生制御を行う制御
部である。
や配線方式(2線式/4線式)などに応じてアナログ信
号線と給電線の本装置への引き込みを切り替える切替ス
イッチ、11は給電線から供給される電力を利用して本
装置の各部へ電力供給を行う電源回路、12は配線方式
が2線式の場合にループ形成検出を行うループ検出回
路、13はダイヤルパルス(DP)を検出するDP検出
回路、14、15はオペアンプ(OPアンプ)、16は
プッシュボタン信号(PB)を検出するPB検出回路、
17は有音検出回路、18は配線方式に従ってループ検
出回路12の出力或はVCCのいづれかを選択するセレク
タ(SEL)、19は配線方式(2線式/4線式)の切
り替えを行う2線/4線切替スイッチ、20はANDゲ
ート、21は種々の指示信号を出力するスイッチ回路、
22はORゲート、23は音声データを記録する音声記
録メモリ(以下、メモリという)、24は任意のタイミ
ングで音声記録を指示するスタートスイッチ、25は任
意のタイミングで音声記録停止を指示するストップスイ
ッチ、26はメモリ23に記録された音声データの再生
を指示するリプレイスイッチ、27はスイッチ回路21
からANDゲート20へのリセット信号線、そして、3
0は入力された音声信号の記録及び再生制御を行う制御
部である。
【0015】図3は、制御部30の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【0016】図3において、31は音声アナログ信号を
デジタルデータに変換して処理を行うデジタル信号プロ
セッサ(DSP)、32は制御部全体を制御するMP
U、33はMPU32が実行する制御プログラムを格納
するROM、34はMPU32の作業領域として用いら
れるRAM、35は本装置各部からの制御信号を受信す
るインタフェース部、36は制御部の構成要素を接続す
るMPUバスである。また、DSP31は、音声アナロ
グ信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ4
1と、A/Dコンバータ41から出力されるデジタルデ
ータを圧縮する圧縮部42と、圧縮デジタルデータを伸
長する伸長器43と、伸長器43から出力されるデジタ
ルデータをアナログデータに変換するD/Aコンバータ
とから構成される。
デジタルデータに変換して処理を行うデジタル信号プロ
セッサ(DSP)、32は制御部全体を制御するMP
U、33はMPU32が実行する制御プログラムを格納
するROM、34はMPU32の作業領域として用いら
れるRAM、35は本装置各部からの制御信号を受信す
るインタフェース部、36は制御部の構成要素を接続す
るMPUバスである。また、DSP31は、音声アナロ
グ信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ4
1と、A/Dコンバータ41から出力されるデジタルデ
ータを圧縮する圧縮部42と、圧縮デジタルデータを伸
長する伸長器43と、伸長器43から出力されるデジタ
ルデータをアナログデータに変換するD/Aコンバータ
とから構成される。
【0017】つまり、制御部30に入力された音声アナ
ログ信号はDSP31で処理されて圧縮デジタルデータ
がメモリ23に格納され、その後、リプレイスイッチ2
7からの指示に従って、メモリ23から読み出されて伸
長され、再び、音声アナログ信号として再生される。
ログ信号はDSP31で処理されて圧縮デジタルデータ
がメモリ23に格納され、その後、リプレイスイッチ2
7からの指示に従って、メモリ23から読み出されて伸
長され、再び、音声アナログ信号として再生される。
【0018】なお、DSP31は複数の半導体チップか
ら構成される回路でも良いし、1チップ回路でも良い。
さらに、制御部30も複数の半導体チップから構成され
る回路でも良いし、1チップ回路でも良い。
ら構成される回路でも良いし、1チップ回路でも良い。
さらに、制御部30も複数の半導体チップから構成され
る回路でも良いし、1チップ回路でも良い。
【0019】次に、以上の構成の装置を用いた通話情報
の自動録音動作と、自動録音停止動作と、再生動作と、
及び、録音情報の転送動作とについて、図4〜図6に示
すフローチャートを参照して説明する。そして、以下の
説明は図1で示した2つの動作環境を考えるものとす
る。
の自動録音動作と、自動録音停止動作と、再生動作と、
及び、録音情報の転送動作とについて、図4〜図6に示
すフローチャートを参照して説明する。そして、以下の
説明は図1で示した2つの動作環境を考えるものとす
る。
【0020】<公衆回線に直接接続された環境における
動作(図4〜図5)>まず、着呼時の自動録音動作を図
4のフローチャートを参照して考える。ここでは、スタ
ートスイッチ24とストップスイッチ25とはOFF状
態になっており、信号線27はハイ状態(その値が
“1”)になっているものとする。
動作(図4〜図5)>まず、着呼時の自動録音動作を図
4のフローチャートを参照して考える。ここでは、スタ
ートスイッチ24とストップスイッチ25とはOFF状
態になっており、信号線27はハイ状態(その値が
“1”)になっているものとする。
【0021】さて、ステップS10の着呼待ちにおい
て、着呼があると処理はステップS15に進み、2線/
4線切替スイッチ19の設定に応じて、配線方式が2線
式が4線式であるかを調べる。ここで、配線方式が2線
式であるなら、処理はステップS20に進み、一方、配
線方式が4線式であるなら、処理はステップS30に進
む。また、配線方式が2線式であるなら、SEL18は
ループ検出回路12の出力をAND回路20に出力し、
配線方式が4線式であるなら、VCCをそのままAND回
路20に出力する。従って、配線方式が4線式の場合、
SEL18の出力は常にハイ状態(その値が“1”)に
なる。
て、着呼があると処理はステップS15に進み、2線/
4線切替スイッチ19の設定に応じて、配線方式が2線
式が4線式であるかを調べる。ここで、配線方式が2線
式であるなら、処理はステップS20に進み、一方、配
線方式が4線式であるなら、処理はステップS30に進
む。また、配線方式が2線式であるなら、SEL18は
ループ検出回路12の出力をAND回路20に出力し、
配線方式が4線式であるなら、VCCをそのままAND回
路20に出力する。従って、配線方式が4線式の場合、
SEL18の出力は常にハイ状態(その値が“1”)に
なる。
【0022】ステップS20では、電話機のハンドセッ
ト(不図示)がオフフックであるかどうかを調べる。そ
して、そのハンドセットがオフフックになれば、処理は
ステップS25に進み、ループ形成検出を行う。さら
に、ステップS30ではアナログ信号線から有音が検出
されたかどうかを調べる。ここで、有音検出がなされた
なら(即ち、有音検出回路17の出力はハイ状態(その
値が“1”))、処理はステップS35に進む。
ト(不図示)がオフフックであるかどうかを調べる。そ
して、そのハンドセットがオフフックになれば、処理は
ステップS25に進み、ループ形成検出を行う。さら
に、ステップS30ではアナログ信号線から有音が検出
されたかどうかを調べる。ここで、有音検出がなされた
なら(即ち、有音検出回路17の出力はハイ状態(その
値が“1”))、処理はステップS35に進む。
【0023】従って、配線方式が2線式の場合、ループ
形成検出と有音検出とを契機として、ANDゲート20
の出力はハイ状態(その値が“1”)となり、制御部3
0に対して記録開始信号(SRT)を介して音声記録開
始を指示する。一方、配線方式が4線式なら、有音検出
を契機として音声記録開始を指示する。
形成検出と有音検出とを契機として、ANDゲート20
の出力はハイ状態(その値が“1”)となり、制御部3
0に対して記録開始信号(SRT)を介して音声記録開
始を指示する。一方、配線方式が4線式なら、有音検出
を契機として音声記録開始を指示する。
【0024】さて、処理はステップS35において、メ
モリ23の内容をリセットし、さらにステップS40に
おいて、音声の記録を開始する。
モリ23の内容をリセットし、さらにステップS40に
おいて、音声の記録を開始する。
【0025】次に、ステップS45ではスタートスイッ
チ24がON状態になっているかどうかを調べる。通常
は、着呼及び有音検出後に自動的に音声記録が開始され
るので、スタートスイッチ24はOFF状態になってい
るが、スタートスイッチ24を本装置の利用者が任意の
タイミングでON状態にすることによって、その時点か
ら再び音声記録をスタートさせることができる。ここ
で、スタートスイッチ24がON状態であるなら、処理
はステップS35に戻る。そして、メモリリセットを行
い、再び、音声の記録を開始する。
チ24がON状態になっているかどうかを調べる。通常
は、着呼及び有音検出後に自動的に音声記録が開始され
るので、スタートスイッチ24はOFF状態になってい
るが、スタートスイッチ24を本装置の利用者が任意の
タイミングでON状態にすることによって、その時点か
ら再び音声記録をスタートさせることができる。ここ
で、スタートスイッチ24がON状態であるなら、処理
はステップS35に戻る。そして、メモリリセットを行
い、再び、音声の記録を開始する。
【0026】このとき、スイッチ回路21では信号線2
7をロー状態(その値が“0”)にするとともに、リセ
ット指示信号(RST)をハイ状態(その値が“1”)
にし、その後、スイッチ回路21から記録開始信号(S
RT)を再びハイ状態(その値が“1”)にする。これ
によって、まず、ANDゲート20の出力がロー状態
(その値が“0”)になって、記録開始信号(SRT)
がロー状態になり、リセット指示信号(RST)がハイ
状態になってメモリ23のリセットが制御部30に対し
て指示される。その後、メモリ23がリセットされる
と、記録開始信号(SRT)がハイ状態になって、その
時点から再び記録を開始する。
7をロー状態(その値が“0”)にするとともに、リセ
ット指示信号(RST)をハイ状態(その値が“1”)
にし、その後、スイッチ回路21から記録開始信号(S
RT)を再びハイ状態(その値が“1”)にする。これ
によって、まず、ANDゲート20の出力がロー状態
(その値が“0”)になって、記録開始信号(SRT)
がロー状態になり、リセット指示信号(RST)がハイ
状態になってメモリ23のリセットが制御部30に対し
て指示される。その後、メモリ23がリセットされる
と、記録開始信号(SRT)がハイ状態になって、その
時点から再び記録を開始する。
【0027】これに対して、スタートスイッチ24がO
FF状態であるなら、処理はステップS50に進み、ス
トップスイッチ25がON状態であるかどうかを調べ
る。ここで、ストップスイッチ25がON状態であるな
ら、処理はステップS60に進む。このとき、スイッチ
回路21は記録停止信号(STP)をハイ状態(その値
が“1”)にする。これによって、ORゲート22の出
力はハイ状態(その値が“1”)となって、記録停止の
指示が制御部30に対して発行される。一方、ストップ
スイッチ25がOFF状態であるなら、処理はステップ
S55に進み、メモリ23がフル状態であるかどうかを
調べる。
FF状態であるなら、処理はステップS50に進み、ス
トップスイッチ25がON状態であるかどうかを調べ
る。ここで、ストップスイッチ25がON状態であるな
ら、処理はステップS60に進む。このとき、スイッチ
回路21は記録停止信号(STP)をハイ状態(その値
が“1”)にする。これによって、ORゲート22の出
力はハイ状態(その値が“1”)となって、記録停止の
指示が制御部30に対して発行される。一方、ストップ
スイッチ25がOFF状態であるなら、処理はステップ
S55に進み、メモリ23がフル状態であるかどうかを
調べる。
【0028】ここで、メモリがフル状態であるなら、処
理はステップS60に進み、フル状態でなければ、処理
はステップS45に戻る。最後に、ステップS60では
メモリ23への音声の記録を終了する。
理はステップS60に進み、フル状態でなければ、処理
はステップS45に戻る。最後に、ステップS60では
メモリ23への音声の記録を終了する。
【0029】本実施例では、メモリ23は、通話の初期
数10秒程度において交わされる人間の音声を格納でき
る程度の記憶容量としている。
数10秒程度において交わされる人間の音声を格納でき
る程度の記憶容量としている。
【0030】次に、発呼時の自動録音停止動作につい
て、図5のフローチャートを参照して考える。発呼時に
は電話機のハンドセットをオフフックするとダイヤルト
ーン信号が検出され、その信号検出によって、本装置の
自動録音動作が開始されてしまう。以下の処理はそのよ
うな録音動作を自動的に停止させる処理である。
て、図5のフローチャートを参照して考える。発呼時に
は電話機のハンドセットをオフフックするとダイヤルト
ーン信号が検出され、その信号検出によって、本装置の
自動録音動作が開始されてしまう。以下の処理はそのよ
うな録音動作を自動的に停止させる処理である。
【0031】まず、ステップS70ではオフフック待ち
の状態になっている。ここで、オフフックが検出される
と、処理はステップS75に進み、有音(ここでは、特
に、ダイヤルトーン信号)が検出されたかどうかが調べ
られる。有音が検出されると処理はステップS80に進
み、メモリリセットが行われ、さらにステップS85に
おいてメモリ23への記録が開始される。
の状態になっている。ここで、オフフックが検出される
と、処理はステップS75に進み、有音(ここでは、特
に、ダイヤルトーン信号)が検出されたかどうかが調べ
られる。有音が検出されると処理はステップS80に進
み、メモリリセットが行われ、さらにステップS85に
おいてメモリ23への記録が開始される。
【0032】次に、処理はステップS90において、P
B/DP信号検出待ちとなる。発呼後、ダイヤル操作が
なされると、PB信号或はDP信号が発信されるので、
処理はこれを検出し、さらにステップS95において、
メモリ23への記録動作を終了させる。このとき、DP
検出回路13或はPB検出回路16ではDP信号或はP
B信号の検出に基づいて、それらの出力はハイ状態(そ
の値が“1”)となるので、その結果、ORゲート22
の出力もハイ状態となって、記録停止の指示が制御部3
0に対して発行される。
B/DP信号検出待ちとなる。発呼後、ダイヤル操作が
なされると、PB信号或はDP信号が発信されるので、
処理はこれを検出し、さらにステップS95において、
メモリ23への記録動作を終了させる。このとき、DP
検出回路13或はPB検出回路16ではDP信号或はP
B信号の検出に基づいて、それらの出力はハイ状態(そ
の値が“1”)となるので、その結果、ORゲート22
の出力もハイ状態となって、記録停止の指示が制御部3
0に対して発行される。
【0033】以上のようにして、発呼動作によるダイヤ
ルトーン信号の検出を契機とした記録動作が、DP信号
或はPB信号の検出に基づいて停止される。
ルトーン信号の検出を契機とした記録動作が、DP信号
或はPB信号の検出に基づいて停止される。
【0034】さて、メモリ23に格納された音声情報
は、任意のタイミングで本装置利用者がリプレイスイッ
チ26をON状態にすることによって、メモリ23から
読み出されてアナログ音声信号に復元されて、電話機の
ハンドセットに内蔵したスピーカ(不図示)に出力さ
れ、利用者にこれを聴取させる。
は、任意のタイミングで本装置利用者がリプレイスイッ
チ26をON状態にすることによって、メモリ23から
読み出されてアナログ音声信号に復元されて、電話機の
ハンドセットに内蔵したスピーカ(不図示)に出力さ
れ、利用者にこれを聴取させる。
【0035】<PBX配下の構内回線に接続された環境
における動作(図6)> (1)転送がない場合 これはすでに説明した公衆回線に直接接続された環境に
おける動作と同様であるので、説明を省略する。
における動作(図6)> (1)転送がない場合 これはすでに説明した公衆回線に直接接続された環境に
おける動作と同様であるので、説明を省略する。
【0036】(2)転送がある場合 ここでも音声情報のメモリ23への記録は、図4に示し
たフローチャートの処理と同様であるので、説明は省略
する。
たフローチャートの処理と同様であるので、説明は省略
する。
【0037】さて、電話の転送を行う場合、処理はステ
ップS100において、保留ボタンを押して、通話を保
留し、ステップS105において転送先内線をダイヤル
して転送先を呼び出す。その後、ステップS110で、
リプレイスイッチ26をON状態にすると、メモリ23
に記録された音声情報の再生が始まる。ステップS11
5では、その再生アナログ音声が構内回線に出力され
て、PBX102を介して転送先の電話機へと送信され
る。
ップS100において、保留ボタンを押して、通話を保
留し、ステップS105において転送先内線をダイヤル
して転送先を呼び出す。その後、ステップS110で、
リプレイスイッチ26をON状態にすると、メモリ23
に記録された音声情報の再生が始まる。ステップS11
5では、その再生アナログ音声が構内回線に出力され
て、PBX102を介して転送先の電話機へと送信され
る。
【0038】このようにして、電話発信者が当初、所望
した人に電話をかけることができなくとも、本装置が通
話初期の情報を記録しておき、その電話を本来かけるべ
きであったものに、その電話転送時にその記録した情報
を聴取させる。
した人に電話をかけることができなくとも、本装置が通
話初期の情報を記録しておき、その電話を本来かけるべ
きであったものに、その電話転送時にその記録した情報
を聴取させる。
【0039】そして、最後にステップS120におい
て、電話機の転送ボタンを押して、転送動作を完了す
る。
て、電話機の転送ボタンを押して、転送動作を完了す
る。
【0040】従って本実施例に従えば、着呼時にループ
形成検出と有音検出、或は、有音検出のみを行うことに
よってメモリへの音声情報の記録が開始され、その記録
情報を後で再び聴取することができるので、その通話の
ごく初期に交わされる重要な情報、例えば、発信者名、
その所属先などを、その発信者に再確認することなく確
かめることができる。また、本実施例の装置は通常の電
話機の仕様に影響を与えることなく、外付けして機能す
るので、簡単に通常の電話機に付加できるという利点が
ある。
形成検出と有音検出、或は、有音検出のみを行うことに
よってメモリへの音声情報の記録が開始され、その記録
情報を後で再び聴取することができるので、その通話の
ごく初期に交わされる重要な情報、例えば、発信者名、
その所属先などを、その発信者に再確認することなく確
かめることができる。また、本実施例の装置は通常の電
話機の仕様に影響を与えることなく、外付けして機能す
るので、簡単に通常の電話機に付加できるという利点が
ある。
【0041】[第2実施例]ここでは、本実施例に特徴
的な点についてのみ説明し、第1実施例と共通な処理や
装置構成要素の説明は省略する。
的な点についてのみ説明し、第1実施例と共通な処理や
装置構成要素の説明は省略する。
【0042】図7は本実施例に従う通話情報自動記録機
能を内蔵した電話機の動作環境を示すブロック図であ
る。図7(a)に示すように、本実施例の電話機200
は公衆回線に直接接続されて用いられる場合と、図7
(b)に示すように、PBX102の配下で用いられる
場合とがある。電話機200は、ダイヤリングのために
設けられた“0”〜“9”及び“#”、“*”の12個
のキーの内、“*”キーをを任意のタイミングによる記
録の開始指示のため、“0”キーを任意のタイミングに
よる記録の停止指示のため、また“*”キーは記録され
た情報の再生指示のために用いられる。さらに、電話機
200は、PBX環境での使用のために保留ボタンや転
送ボタンが設けられているとする。
能を内蔵した電話機の動作環境を示すブロック図であ
る。図7(a)に示すように、本実施例の電話機200
は公衆回線に直接接続されて用いられる場合と、図7
(b)に示すように、PBX102の配下で用いられる
場合とがある。電話機200は、ダイヤリングのために
設けられた“0”〜“9”及び“#”、“*”の12個
のキーの内、“*”キーをを任意のタイミングによる記
録の開始指示のため、“0”キーを任意のタイミングに
よる記録の停止指示のため、また“*”キーは記録され
た情報の再生指示のために用いられる。さらに、電話機
200は、PBX環境での使用のために保留ボタンや転
送ボタンが設けられているとする。
【0043】図8は、本実施例に従う電話機200の詳
細な構成を示すブロック図である。図8において、50
はNCU、51はハンドセット、52は回線ユニット、
53は12個のキーからなるダイヤルキー、54〜56
は信号線である。信号線54には“*”キー押下による
信号(記録開始指示)が、信号線55には“0”キー押
下による信号(記録停止指示)が、信号線56には
“#”キー押下による信号(記録再生指示)が出力され
る。また、図8において、第1実施例ですでに説明した
と共通な装置構成要素には同じ装置参照番号を付してあ
り、ここでの説明は省略する。
細な構成を示すブロック図である。図8において、50
はNCU、51はハンドセット、52は回線ユニット、
53は12個のキーからなるダイヤルキー、54〜56
は信号線である。信号線54には“*”キー押下による
信号(記録開始指示)が、信号線55には“0”キー押
下による信号(記録停止指示)が、信号線56には
“#”キー押下による信号(記録再生指示)が出力され
る。また、図8において、第1実施例ですでに説明した
と共通な装置構成要素には同じ装置参照番号を付してあ
り、ここでの説明は省略する。
【0044】以上の構成の電話機において、着呼を契機
とする音声情報の記録動作、発呼を契機とする記録動作
の自動停止動作、そして、転送動作は第1実施例で説明
したものと同じである。本実施例では、通話情報自動記
録機能が電話機に内蔵されているために、記録開始指
示、記録停止指示、記録再生指示のみが異なる。
とする音声情報の記録動作、発呼を契機とする記録動作
の自動停止動作、そして、転送動作は第1実施例で説明
したものと同じである。本実施例では、通話情報自動記
録機能が電話機に内蔵されているために、記録開始指
示、記録停止指示、記録再生指示のみが異なる。
【0045】即ち、図4で示したフローチャートのステ
ップS45における指示(任意タイミングでの記録開始
指示)は、本実施例では、“*”キー押下によって、ス
テップS50における指示(任意タイミングでの記録停
止指示)は、本実施例では、“0”キー押下によってな
される。また、記録再生指示は“#”キー押下によって
なされる。
ップS45における指示(任意タイミングでの記録開始
指示)は、本実施例では、“*”キー押下によって、ス
テップS50における指示(任意タイミングでの記録停
止指示)は、本実施例では、“0”キー押下によってな
される。また、記録再生指示は“#”キー押下によって
なされる。
【0046】従って本実施例に従えば、第1実施例と同
様に、着呼時にループ形成検出と有音検出、或は、有音
検出のみを行うことによってメモリへの音声情報の記録
が開始され、その記録情報を後で再び聴取することがで
きるので、その通話のごく初期に交わされる重要な情
報、例えば、発信者名、その所属先などを、その発信者
に再確認することなく確かめることができる。また、ダ
イヤリングのために設けられた“0”〜“9”及び
“#”、“*”の12個のキーの内、3つを任意タイミ
ングでの記録開始/停止指示キー、及び、記録再生指示
キーとして割り当てたので、簡単なキー操作によって通
話情報自動記録機能を用いることができる。
様に、着呼時にループ形成検出と有音検出、或は、有音
検出のみを行うことによってメモリへの音声情報の記録
が開始され、その記録情報を後で再び聴取することがで
きるので、その通話のごく初期に交わされる重要な情
報、例えば、発信者名、その所属先などを、その発信者
に再確認することなく確かめることができる。また、ダ
イヤリングのために設けられた“0”〜“9”及び
“#”、“*”の12個のキーの内、3つを任意タイミ
ングでの記録開始/停止指示キー、及び、記録再生指示
キーとして割り当てたので、簡単なキー操作によって通
話情報自動記録機能を用いることができる。
【0047】なお、記録開始/停止指示キー、及び、記
録再生指示キーと、ダイヤリングのために設けられた
“0”〜“9”及び“#”、“*”の12個のキーへの
割付け関係は、本実施例で述べたものに限定されるもの
でないことは言うまでもない。上述の説明では、本発明
の好適な実施例のみが示された。様々な態様が、本明細
書に記載の特許請求の範囲によつてのみ限定される本発
明の範囲から逸脱することなく、当業者には明らかであ
る。それ故に、本発明はここで示され説明された実施例
のみに限定されるものではない。
録再生指示キーと、ダイヤリングのために設けられた
“0”〜“9”及び“#”、“*”の12個のキーへの
割付け関係は、本実施例で述べたものに限定されるもの
でないことは言うまでもない。上述の説明では、本発明
の好適な実施例のみが示された。様々な態様が、本明細
書に記載の特許請求の範囲によつてのみ限定される本発
明の範囲から逸脱することなく、当業者には明らかであ
る。それ故に、本発明はここで示され説明された実施例
のみに限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、着
呼時に有音を検出して、その有音検出に基づいて記憶手
段への音声情報の格納が指示されて、所定時間その音声
情報が格納され、また、別の指示に基づいて記憶手段に
格納され音声情報が読み出されるので、たとえ、通話時
に電話の発信者との間で交わされた情報を失念したとし
ても、後でその情報を読み出して再確認することができ
るという効果がある。
呼時に有音を検出して、その有音検出に基づいて記憶手
段への音声情報の格納が指示されて、所定時間その音声
情報が格納され、また、別の指示に基づいて記憶手段に
格納され音声情報が読み出されるので、たとえ、通話時
に電話の発信者との間で交わされた情報を失念したとし
ても、後でその情報を読み出して再確認することができ
るという効果がある。
【0049】これによって、通常の通話において、最初
に電話の発信者からで与えられる重要な情報、例えば、
その発信者名、その所属先などをその相手に再確認する
ことなく記録された音声情報から確認することができ、
電話の発信者の感情を害することもないという利点があ
る。
に電話の発信者からで与えられる重要な情報、例えば、
その発信者名、その所属先などをその相手に再確認する
ことなく記録された音声情報から確認することができ、
電話の発信者の感情を害することもないという利点があ
る。
【図1】本発明の第1実施例に従う通話情報自動記録装
置が用いられる動作環境を示す図である。
置が用いられる動作環境を示す図である。
【図2】第1実施例に従う通話情報自動記録装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】制御部30の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】着呼時の自動録音動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】発呼時の自動録音停止動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】記録された情報の転送動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】第2実施例に従う通話情報自動記録機能を内蔵
した電話機の動作環境を示すブロック図である。
した電話機の動作環境を示すブロック図である。
【図8】第2実施例に従う電話機の構成を示すブロック
図である。
図である。
1 通話情報自動記録装置 10 切替スイッチ 11 電源回路 12 ループ検出回路 13 DP(ダイヤルパルス)検出回路 14、15 OPアンプ 15 PB(プッシュボタン)検出回路 17 有音検出回路 18 セレクタ(SEL) 19 2線/4線切替スイッチ 21 スイッチ回路 23 音声記録メモリ 24 スタートスイッチ 25 ストップスイッチ 26 リプレイスイッチ 30 制御部 31 DSP(デジタル信号プロセッサ) 32 MPU 33 ROM 34 RAM 35 インタフェース部 50 NCU 51 ハンドセット 52 回線ユニット 53 プッシュボタンキー 54〜56 信号線 200 通話情報自動記録機能内蔵の電話機
Claims (6)
- 【請求項1】 電話機に接続し、所定時間の間、音声情
報を自動的に記録する通話情報記録装置であって、 着呼後、有音を検出する第1検出手段と、 音声情報を格納する記憶手段と、 前記第1検出手段による有音の検出に基づいて、音声情
報の前記記憶手段への格納を指示する第1指示手段と、 前記記憶手段に記憶された前記音声情報を読み出すよう
指示する第2指示手段とを有することを特徴とする通話
情報記録装置。 - 【請求項2】 任意のタイミングで音声情報の前記記憶
手段への格納を指示する第3指示手段と、 任意のタイミングで音声情報の前記記憶手段への格納の
停止を指示する第4指示手段とをさらに有し、 前記第1指示手段による指示に基づいて、音声情報の前
記記憶手段への格納中に、前記第3指示手段による指示
があった場合には、前記第1指示手段による指示に基づ
いてそれまでに前記記憶手段に格納されていた前記音声
情報をリセットし、新たに、音声情報を前記記憶手段に
記憶することを特徴とする請求項1に記載の通話情報記
録装置。 - 【請求項3】 前記電話機が用いる回線の配線方式が2
線式であるか、或は、4線式であるかを設定する設定手
段と、 着呼後のループ形成を検出する第2検出手段とをさらに
有し、 前記第1指示手段は、前記回線の配線方式が2線式であ
る場合、第2検出手段による検出結果にさらに基づい
て、音声情報の前記記憶手段への格納を指示することを
特徴とする請求項1に記載の通話情報記録装置。 - 【請求項4】 所定時間の間、音声情報を自動的に記録
する通話情報記録装置を内蔵した電話機であって、 着呼後、有音を検出する第1検出手段と、 音声情報を格納する記憶手段と、 前記第1検出手段による有音の検出に基づいて、音声情
報の前記記憶手段への格納を指示する第1指示手段と、 前記記憶手段に記憶された前記音声情報を読み出すよう
指示する第2指示手段とを有し、 前記第2指示手段による指示は所定のダイヤルキーの押
下によってなされることを特徴とする通話情報記録装置
を内蔵した電話機。 - 【請求項5】 任意のタイミングで音声情報の前記記憶
手段への格納を指示する第3指示手段と、 任意のタイミングで音声情報の前記記憶手段への格納の
停止を指示する第4指示手段とをさらに有し、 前記第1指示手段による指示に基づいて、音声情報の前
記記憶手段への格納中に、前記第3指示手段による指示
があった場合には、前記第1指示手段による指示に基づ
いてそれまでに前記記憶手段に格納されていた前記音声
情報をリセットし、新たに、音声情報を前記記憶手段に
記憶され、そして、 前記第3及び第4指示手段による指示はそれぞれ、所定
のダイヤルキーの押下によってなされることを特徴とす
る請求項4に記載の通話情報記録装置を内蔵した電話
機。 - 【請求項6】 前記電話機が用いる回線の配線方式が2
線式であるか、或は、4線式であるかを設定する設定手
段と、 着呼後のループ形成を検出する第2検出手段とをさらに
有し、 前記第1指示手段は、前記回線の配線方式が2線式であ
る場合、第2検出手段による検出結果にさらに基づい
て、音声情報の前記記憶手段への格納を指示することを
特徴とする請求項4に記載の通話情報記録装置を内蔵し
た電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25667393A JPH07111549A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 通話情報記録装置及び該装置を内蔵した電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25667393A JPH07111549A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 通話情報記録装置及び該装置を内蔵した電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111549A true JPH07111549A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17295883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25667393A Withdrawn JPH07111549A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 通話情報記録装置及び該装置を内蔵した電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07111549A (ja) |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP25667393A patent/JPH07111549A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |