JPH07111037A - ディジタルデータ記録方法 - Google Patents
ディジタルデータ記録方法Info
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- JPH07111037A JPH07111037A JP25816893A JP25816893A JPH07111037A JP H07111037 A JPH07111037 A JP H07111037A JP 25816893 A JP25816893 A JP 25816893A JP 25816893 A JP25816893 A JP 25816893A JP H07111037 A JPH07111037 A JP H07111037A
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- recorded
- digital data
- data
- magnetic tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープ上のディジタルデータを高速に検
索し、磁気テープの特定の場所の繰り返し利用を避ける
ディジタルデータ記録方法を提供する。 【構成】 ディジタルデータを磁気テープ11に記録す
るとき、ディジタルデータを管理する管理データの全て
を全管理データ領域12に1箇所記録する。また、記録
する度に管理データを記録する場所を変更する構成を有
する。 【効果】 ディジタルデータの見かけ上の消去機能や更
新機能を実現し、かつ見かけ上の消去及び更新後でも、
そのディジタルデータを得ることを可能にする。
索し、磁気テープの特定の場所の繰り返し利用を避ける
ディジタルデータ記録方法を提供する。 【構成】 ディジタルデータを磁気テープ11に記録す
るとき、ディジタルデータを管理する管理データの全て
を全管理データ領域12に1箇所記録する。また、記録
する度に管理データを記録する場所を変更する構成を有
する。 【効果】 ディジタルデータの見かけ上の消去機能や更
新機能を実現し、かつ見かけ上の消去及び更新後でも、
そのディジタルデータを得ることを可能にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置等に
おいて記録媒体にディジタル信号を記録する方法に関す
るものである。
おいて記録媒体にディジタル信号を記録する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テープを用いたデータのバックア
ップやソフトの配布、データの運搬等を行う為のテープ
ストリーマとして、1/4インチ幅テープを使用したも
の(例えば、文献 QIC-80 Revision E (24 Oct 199
0))、8mmVCRを利用したもの(例えば、文献 ECM
A-145 (1990))、R−DATを利用したもの(例えば、
文献ECMA-150 2nd Edition (June 1992)、文献 ECMA-17
1(June 1992))が規格化され製品化されている。
ップやソフトの配布、データの運搬等を行う為のテープ
ストリーマとして、1/4インチ幅テープを使用したも
の(例えば、文献 QIC-80 Revision E (24 Oct 199
0))、8mmVCRを利用したもの(例えば、文献 ECM
A-145 (1990))、R−DATを利用したもの(例えば、
文献ECMA-150 2nd Edition (June 1992)、文献 ECMA-17
1(June 1992))が規格化され製品化されている。
【0003】従来のテープストリーマは、ディジタルデ
ータの読み込みや検索を容易にするための管理データ
や、ディジタルデータの誤りを検出・訂正を行うための
誤り訂正用データをディジタルデータに付加して同一の
磁気テープ上に記録している。管理データとは、ファイ
ル名、ファイルの属性、または磁気テープ上のファイル
の位置を示すアドレス等である。ファイルとは、ディジ
タルデータの集合単位である。
ータの読み込みや検索を容易にするための管理データ
や、ディジタルデータの誤りを検出・訂正を行うための
誤り訂正用データをディジタルデータに付加して同一の
磁気テープ上に記録している。管理データとは、ファイ
ル名、ファイルの属性、または磁気テープ上のファイル
の位置を示すアドレス等である。ファイルとは、ディジ
タルデータの集合単位である。
【0004】図3に従来のディジタルデータ記録方法を
示す。まず、図3(a)にファイル毎に管理データを付
加して記録する方法を示す。図3(a)において、31
は磁気テープ、32−1、33−1、34−1はファイ
ルを管理するファイル管理データ、32−2、33−
2、34−2はファイル、35は磁気テープの未使用領
域である。
示す。まず、図3(a)にファイル毎に管理データを付
加して記録する方法を示す。図3(a)において、31
は磁気テープ、32−1、33−1、34−1はファイ
ルを管理するファイル管理データ、32−2、33−
2、34−2はファイル、35は磁気テープの未使用領
域である。
【0005】ディジタルデータを記録するときに、ファ
イル毎に管理データを付加して記録し、読み出すときに
はディジタルデータと管理データを順次読み、検索時に
は管理データだけを読むことで時間の短縮を図り、必要
なファイルを取り出していく方法である。なお、ここで
はディジタルデータをファイルを単位として記録した
が、磁気テープ上に記録できる最小単位であるブロック
や誤り訂正の符号で区切ったディジタルデータの集合を
単位として記録する場合もある。いずれの場合も磁気テ
ープ上に散らばった複数の管理データを読む動作を必要
とする。
イル毎に管理データを付加して記録し、読み出すときに
はディジタルデータと管理データを順次読み、検索時に
は管理データだけを読むことで時間の短縮を図り、必要
なファイルを取り出していく方法である。なお、ここで
はディジタルデータをファイルを単位として記録した
が、磁気テープ上に記録できる最小単位であるブロック
や誤り訂正の符号で区切ったディジタルデータの集合を
単位として記録する場合もある。いずれの場合も磁気テ
ープ上に散らばった複数の管理データを読む動作を必要
とする。
【0006】次に、図3(b)に管理データを磁気テー
プ上に階層的に配置して記録する方法を示す。図3
(b)において、36は磁気テープ、37は磁気テープ
を複数の領域に分割した小領域(以下、小領域)を管理
するテープ管理データ、38、39、40は小領域、4
1は磁気テープの未使用領域、42は小領域内のファイ
ルを管理する小領域管理データ、43−1、44−1、
45−1はファイルを管理するファイル管理データ、4
3−2、44−2、45−2はファイル、46は小領域
内の未使用領域である。
プ上に階層的に配置して記録する方法を示す。図3
(b)において、36は磁気テープ、37は磁気テープ
を複数の領域に分割した小領域(以下、小領域)を管理
するテープ管理データ、38、39、40は小領域、4
1は磁気テープの未使用領域、42は小領域内のファイ
ルを管理する小領域管理データ、43−1、44−1、
45−1はファイルを管理するファイル管理データ、4
3−2、44−2、45−2はファイル、46は小領域
内の未使用領域である。
【0007】個々のファイルに対してファイル管理デー
タを配置する点は図3(a)の場合と同様であるが、更
に、小領域管理データ42に小領域内にあるファイルの
ファイル名や、ファイル管理データの位置を示すアドレ
ス等のファイルを管理する管理データをまとめて記録
し、テープ管理データ37に磁気テープ上にある小領域
の名前や、小領域の位置を示すアドレス等の小領域を管
理する管理データをまとめて記録する階層構造となって
いる。例えば、希望するディジタルデータとしてファイ
ル43−2を読み込む時や検索する時には、テープ管理
データ37、小領域管理データ42、ファイル管理デー
タ43−1、ファイル43−2というように複数の場所
の管理データを読む動作を必要とするのは、図3(a)
の場合と同じである。また、テープ管理データ37の位
置は固定されており、追加記録等を行う度に書き換える
必要がある。
タを配置する点は図3(a)の場合と同様であるが、更
に、小領域管理データ42に小領域内にあるファイルの
ファイル名や、ファイル管理データの位置を示すアドレ
ス等のファイルを管理する管理データをまとめて記録
し、テープ管理データ37に磁気テープ上にある小領域
の名前や、小領域の位置を示すアドレス等の小領域を管
理する管理データをまとめて記録する階層構造となって
いる。例えば、希望するディジタルデータとしてファイ
ル43−2を読み込む時や検索する時には、テープ管理
データ37、小領域管理データ42、ファイル管理デー
タ43−1、ファイル43−2というように複数の場所
の管理データを読む動作を必要とするのは、図3(a)
の場合と同じである。また、テープ管理データ37の位
置は固定されており、追加記録等を行う度に書き換える
必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うなファイル毎に管理データを付加して記録する従来の
方法では、希望するディジタルデータを取り出すために
は磁気テープ上に散らばった複数の場所の管理データを
読むために磁気テープの最後まで読み込まなければなら
ず、希望するディジタルデータの取り出しに時間を要す
るという問題点を有していた。
うなファイル毎に管理データを付加して記録する従来の
方法では、希望するディジタルデータを取り出すために
は磁気テープ上に散らばった複数の場所の管理データを
読むために磁気テープの最後まで読み込まなければなら
ず、希望するディジタルデータの取り出しに時間を要す
るという問題点を有していた。
【0009】また、管理データを磁気テープ上に階層的
に配置して記録する従来の方法においては、階層的に書
かれた複数の場所の管理データを読まなければならず、
希望のディジタルデータの取り出しにはやはり時間を要
していた。更に、テープ管理データを特定の場所に書い
ているため、その場所を頻繁に使用することになって磁
気テープの信頼性の低下を招き、管理データの一部が失
われたときには磁気テープ上のディジタルデータを得る
ことが困難になって、最悪の場合には、磁気テープ上の
全てのディジタルデータを失う危険性も有り得るという
問題点も有していた。
に配置して記録する従来の方法においては、階層的に書
かれた複数の場所の管理データを読まなければならず、
希望のディジタルデータの取り出しにはやはり時間を要
していた。更に、テープ管理データを特定の場所に書い
ているため、その場所を頻繁に使用することになって磁
気テープの信頼性の低下を招き、管理データの一部が失
われたときには磁気テープ上のディジタルデータを得る
ことが困難になって、最悪の場合には、磁気テープ上の
全てのディジタルデータを失う危険性も有り得るという
問題点も有していた。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するため、
磁気テープ上のディジタルデータを高速に検索すること
ができ、また管理データを記録する磁気テープの特定場
所の繰り返し利用を避けることができるディジタルデー
タ記録方法を提供することを目的とする。
磁気テープ上のディジタルデータを高速に検索すること
ができ、また管理データを記録する磁気テープの特定場
所の繰り返し利用を避けることができるディジタルデー
タ記録方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のディジタルデータ記録方法は、新たなディジ
タルデータを磁気テープに記録する時、このディジタル
データを管理する第1の管理データと、既に磁気テープ
に記録されているディジタルデータを管理する第2の管
理データとをまとめて第3の管理データとして記録する
ものである。
に本発明のディジタルデータ記録方法は、新たなディジ
タルデータを磁気テープに記録する時、このディジタル
データを管理する第1の管理データと、既に磁気テープ
に記録されているディジタルデータを管理する第2の管
理データとをまとめて第3の管理データとして記録する
ものである。
【0012】
【作用】本発明はこの方法によって、磁気テープ上に記
録されているディジタルデータの検索を行うために必要
な最新の管理データを1箇所に記録することにより、磁
気テープ上に記録されているディジタルデータを高速に
検索する事ができる。
録されているディジタルデータの検索を行うために必要
な最新の管理データを1箇所に記録することにより、磁
気テープ上に記録されているディジタルデータを高速に
検索する事ができる。
【0013】また、ディジタルデータを追加記録してい
く度に、管理データを記録する場所を変更することによ
り、特定の場所が集中して使用されることが無くなり、
ディジタルデータが失われる危険性を大きく低減でき
る。更に、ファイルの見かけ上の消去や更新を行うこと
ができる。
く度に、管理データを記録する場所を変更することによ
り、特定の場所が集中して使用されることが無くなり、
ディジタルデータが失われる危険性を大きく低減でき
る。更に、ファイルの見かけ上の消去や更新を行うこと
ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0015】図1は、本発明のディジタルデータ記録方
法の一実施例による、磁気テープ上のレイアウト図であ
る。図1において、11は磁気テープ、12は全管理デ
ータを記録する全管理データ領域、13、14、15は
それぞれ1回目、2回目、m回目にディジタルデータを
記録した領域、16は磁気テープの未使用領域、17は
全管理データ領域の未使用領域である。
法の一実施例による、磁気テープ上のレイアウト図であ
る。図1において、11は磁気テープ、12は全管理デ
ータを記録する全管理データ領域、13、14、15は
それぞれ1回目、2回目、m回目にディジタルデータを
記録した領域、16は磁気テープの未使用領域、17は
全管理データ領域の未使用領域である。
【0016】ここで説明の簡単のため、たとえばm(m
は正整数)を管理データを記録する回数とし、m回のデ
ィジタルデータの記録を行ったとしてi回目(i=1、
2、・・・ 、m)にはni(niはそれぞれ正整数)個のフ
ァイルが記録されたテープを考えると、1回目に記録さ
れたファイルを101−1、101−2、・・・、101
−n1、2回目に記録されたファイルを102−1、1
02−2、・・・、102−n2、・・・、m回目に記録さ
れたファイルを103−1、103−2、・・・、103
−nmとする。また、1回目に記録された各ファイル毎
のファイル管理データを201−1、201−2、・・
・、201−n1、2回目に記録された各ファイル毎のフ
ァイル管理データを202−1、202−2、・・・、2
02−n2、・・・、m回目に記録された各ファイル毎
のファイル管理データを203−1、203−2、・・・
、203−nmとする。また、1回目に記録する時にフ
ァイル管理データ201−1、201−2、・・・、20
1−n1をまとめた全管理データを301、2回目に記
録する時にファイル管理データ202−1、202−
2、・・・、202−n2と全管理データ301をまとめた
全管理データを302、以下同様にして、m回目に記録
する時にファイル管理データ203−1、203−2、
・・・、203−nmと(m−1)回目の記録時の全管理デ
ータをまとめた全管理データを303とする。
は正整数)を管理データを記録する回数とし、m回のデ
ィジタルデータの記録を行ったとしてi回目(i=1、
2、・・・ 、m)にはni(niはそれぞれ正整数)個のフ
ァイルが記録されたテープを考えると、1回目に記録さ
れたファイルを101−1、101−2、・・・、101
−n1、2回目に記録されたファイルを102−1、1
02−2、・・・、102−n2、・・・、m回目に記録さ
れたファイルを103−1、103−2、・・・、103
−nmとする。また、1回目に記録された各ファイル毎
のファイル管理データを201−1、201−2、・・
・、201−n1、2回目に記録された各ファイル毎のフ
ァイル管理データを202−1、202−2、・・・、2
02−n2、・・・、m回目に記録された各ファイル毎
のファイル管理データを203−1、203−2、・・・
、203−nmとする。また、1回目に記録する時にフ
ァイル管理データ201−1、201−2、・・・、20
1−n1をまとめた全管理データを301、2回目に記
録する時にファイル管理データ202−1、202−
2、・・・、202−n2と全管理データ301をまとめた
全管理データを302、以下同様にして、m回目に記録
する時にファイル管理データ203−1、203−2、
・・・、203−nmと(m−1)回目の記録時の全管理デ
ータをまとめた全管理データを303とする。
【0017】全管理データ領域12を磁気テープ11の
先頭に設定し、1回目の記録時にはファイル101−
1、101−2、・・・、101−n1を全管理データ領域
12の後のの領域13に記録し、全管理データ301を
全管理データ領域12に記録する。次に、2回目の記録
時にはファイル102−1、102−2、・・・、102
−n2を領域13の後の領域14に記録し、全管理デー
タ302を全管理データ領域12の中の全管理データ3
01の後の場所に記録する。同様にしてm回目の記録時
にはファイル103−1、103−2、・・・、103−
nmを(m−1)回目に記録されたファイルの後の領域
15に記録し、全管理データ303を全管理データ領域
12に記録する。記録は複数のヘリカルトラックを順次
形成することによりなされる。
先頭に設定し、1回目の記録時にはファイル101−
1、101−2、・・・、101−n1を全管理データ領域
12の後のの領域13に記録し、全管理データ301を
全管理データ領域12に記録する。次に、2回目の記録
時にはファイル102−1、102−2、・・・、102
−n2を領域13の後の領域14に記録し、全管理デー
タ302を全管理データ領域12の中の全管理データ3
01の後の場所に記録する。同様にしてm回目の記録時
にはファイル103−1、103−2、・・・、103−
nmを(m−1)回目に記録されたファイルの後の領域
15に記録し、全管理データ303を全管理データ領域
12に記録する。記録は複数のヘリカルトラックを順次
形成することによりなされる。
【0018】上記の様に全管理データを順次記録するこ
とにより、常に磁気テープ11上に記録された全ファイ
ルの最新の管理データがまとめて記録されることになる
ので、m回の記録で最後に記録された全管理データ30
3を読むことで、直ちに希望するファイルの検索動作に
移ることができるため高速な検索が実現できる。また、
全管理データを順次記録していくので、全管理データを
記録する場所がその度に変更され、特定の場所が集中し
て使用されることが無く磁気テープの信頼性の低下によ
るディジタルデータの消失の危険性を大きく低減するこ
とができる。
とにより、常に磁気テープ11上に記録された全ファイ
ルの最新の管理データがまとめて記録されることになる
ので、m回の記録で最後に記録された全管理データ30
3を読むことで、直ちに希望するファイルの検索動作に
移ることができるため高速な検索が実現できる。また、
全管理データを順次記録していくので、全管理データを
記録する場所がその度に変更され、特定の場所が集中し
て使用されることが無く磁気テープの信頼性の低下によ
るディジタルデータの消失の危険性を大きく低減するこ
とができる。
【0019】なお、ここでは全管理データ領域の場所と
して磁気テープの先頭としたが、磁気テープ上の任意の
場所に設定しても良い。また、この磁気テープ以外の記
録媒体(磁気テープやメモリ)が一体化されている場合
にはそれらの記録媒体に全管理データを記録しても、あ
るいは両方に記録しても同様の効果を得ることができ
る。
して磁気テープの先頭としたが、磁気テープ上の任意の
場所に設定しても良い。また、この磁気テープ以外の記
録媒体(磁気テープやメモリ)が一体化されている場合
にはそれらの記録媒体に全管理データを記録しても、あ
るいは両方に記録しても同様の効果を得ることができ
る。
【0020】以下、本発明の第2の実施例について図面
を参照しながら説明する。図2において、21は磁気テ
ープ、22、23、24はm回の記録をおこなったとし
てそれぞれ1回目、2回目、m回目にディジタルデータ
を記録した領域、25は磁気テープの未使用領域であ
る。ファイル、ファイル管理データ、全管理データは第
1の実施例と同様である。
を参照しながら説明する。図2において、21は磁気テ
ープ、22、23、24はm回の記録をおこなったとし
てそれぞれ1回目、2回目、m回目にディジタルデータ
を記録した領域、25は磁気テープの未使用領域であ
る。ファイル、ファイル管理データ、全管理データは第
1の実施例と同様である。
【0021】ディジタルデータを1回記録する毎に全管
理データを記録するのは第1の実施例と同様であるが、
第1の実施例と異なる点は、ディジタルデータを記録す
るのと同時に全管理データをディジタルデータの後に配
置して記録する点である。
理データを記録するのは第1の実施例と同様であるが、
第1の実施例と異なる点は、ディジタルデータを記録す
るのと同時に全管理データをディジタルデータの後に配
置して記録する点である。
【0022】これにより、最新の全管理データ303を
読むことにより直ちに希望するファイルの検索動作に移
ることができるため、高速な検索が実現できる。また、
全管理データを記録する場所がその度に変更されるので
特定の場所が集中して使用されることがなくなり、磁気
テープの信頼性の低下によるディジタルデータの消失の
危険性を大きく低減できる。
読むことにより直ちに希望するファイルの検索動作に移
ることができるため、高速な検索が実現できる。また、
全管理データを記録する場所がその度に変更されるので
特定の場所が集中して使用されることがなくなり、磁気
テープの信頼性の低下によるディジタルデータの消失の
危険性を大きく低減できる。
【0023】なお、ここでは全管理データを記録する場
所を磁気テープ上の1度に記録するディジタルデータの
後に設定し、例えばm回目の記録ではファイル103−
1、103−2、・・・、103−nm、全管理データ30
3の順番で記録したが、この順番はどういう順番に選ん
でも良い。また、この磁気テープ以外の記録媒体(磁気
テープやメモリ)が一体化されている場合には、とし
て、更にそれらの記録媒体に全管理データを記録しても
同様の効果を得ることができる。
所を磁気テープ上の1度に記録するディジタルデータの
後に設定し、例えばm回目の記録ではファイル103−
1、103−2、・・・、103−nm、全管理データ30
3の順番で記録したが、この順番はどういう順番に選ん
でも良い。また、この磁気テープ以外の記録媒体(磁気
テープやメモリ)が一体化されている場合には、とし
て、更にそれらの記録媒体に全管理データを記録しても
同様の効果を得ることができる。
【0024】更に、第1の実施例と第2の実施例のどち
らの場合にも、次に述べる効果が得られる。
らの場合にも、次に述べる効果が得られる。
【0025】すなわち、第1の実施例と第2の実施例に
おいて、例えばファイル管理データ201−1を含まな
い全管理データ303を記録することにより、磁気テー
プ11上に記録されているファイル101−1を見かけ
上消去することが可能である。このように、任意のファ
イルの見かけ上の消去機能を実現できる。
おいて、例えばファイル管理データ201−1を含まな
い全管理データ303を記録することにより、磁気テー
プ11上に記録されているファイル101−1を見かけ
上消去することが可能である。このように、任意のファ
イルの見かけ上の消去機能を実現できる。
【0026】更に、例えばファイル101−1とファイ
ル102−2が同一ファイル名である時に、全管理デー
タ302にファイル管理データ201−1を含めないこ
とによりファイルの見かけ上の更新を行うことができ
る。ここでファイル管理データに持つ情報に時間(例え
ば記録時間やコンピュータ上の更新時間等)があれば、
全管理データ302にファイル管理データ201−1と
ファイル管理データ202−2の両方を含めることによ
り、同一ファイル名のファイルを管理することも可能で
ある。
ル102−2が同一ファイル名である時に、全管理デー
タ302にファイル管理データ201−1を含めないこ
とによりファイルの見かけ上の更新を行うことができ
る。ここでファイル管理データに持つ情報に時間(例え
ば記録時間やコンピュータ上の更新時間等)があれば、
全管理データ302にファイル管理データ201−1と
ファイル管理データ202−2の両方を含めることによ
り、同一ファイル名のファイルを管理することも可能で
ある。
【0027】更に、ファイルの記録をすること無しに、
全管理データのみを変更して記録することにより、ファ
イル名の変更やファイルの見かけ上の消去または更新等
のファイルの整理を行うことができる。
全管理データのみを変更して記録することにより、ファ
イル名の変更やファイルの見かけ上の消去または更新等
のファイルの整理を行うことができる。
【0028】更に、実際には磁気テープ上に古いファイ
ル管理データとファイルが残っているため、ファイルの
見かけ上の消去または更新や整理を行った後でも見かけ
上の消去または更新や整理をする前のファイルを得るこ
ともできる。
ル管理データとファイルが残っているため、ファイルの
見かけ上の消去または更新や整理を行った後でも見かけ
上の消去または更新や整理をする前のファイルを得るこ
ともできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、ディジタルデー
タを記録する時に、最新の管理データをまとめて記録す
ることにより、ディジタルデータを高速に検索すること
ができる。また、ディジタルデータを追加記録する度
に、管理データを記録する場所を変更することにより、
磁気テープ上の特定の場所の繰り返し利用を避けること
ができる。更に、ディジタルデータの見かけ上の消去機
能や更新機能を実現することができ、かつ、ディジタル
データの見かけ上の消去や更新を行った後でも、そのデ
ィジタルデータを得ることができる優れたディジタルデ
ータ記録方法である。
タを記録する時に、最新の管理データをまとめて記録す
ることにより、ディジタルデータを高速に検索すること
ができる。また、ディジタルデータを追加記録する度
に、管理データを記録する場所を変更することにより、
磁気テープ上の特定の場所の繰り返し利用を避けること
ができる。更に、ディジタルデータの見かけ上の消去機
能や更新機能を実現することができ、かつ、ディジタル
データの見かけ上の消去や更新を行った後でも、そのデ
ィジタルデータを得ることができる優れたディジタルデ
ータ記録方法である。
【図1】本発明の第1の実施例におけるディジタルデー
タ記録方法を説明する磁気テープ上のレイアウト図
タ記録方法を説明する磁気テープ上のレイアウト図
【図2】本発明の第2の実施例におけるディジタルデー
タ記録方法を説明する磁気テープ上のレイアウト図
タ記録方法を説明する磁気テープ上のレイアウト図
【図3】従来のディジタルデータ記録方法を説明する磁
気テープ上のレイアウト図
気テープ上のレイアウト図
11 磁気テープ 12 全管理データ領域 13、14、15 領域 16、17 未使用領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重里 達郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】ディジタルデータを磁気テープに記録する
時、このディジタルデータを管理する第1の管理データ
と、既に前記磁気テープに記録されているディジタルデ
ータを管理する第2の管理データとをまとめて第3の管
理データとして記録することを特徴とするディジタルデ
ータ記録方法。 - 【請求項2】管理データを記録する領域を設定し、ディ
ジタルデータを磁気テープに追加記録する毎に、前記領
域に第3の管理データを順次記録することを特徴とする
請求項1記載のディジタルデータ記録方法。 - 【請求項3】ディジタルデータを磁気テープに追加記録
する毎に、第3の管理データを前記ディジタルデータを
追加記録した領域内に記録することを特徴とする請求項
1記載のディジタルデータ記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25816893A JPH07111037A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | ディジタルデータ記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25816893A JPH07111037A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | ディジタルデータ記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111037A true JPH07111037A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17316478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25816893A Pending JPH07111037A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | ディジタルデータ記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07111037A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6788487B2 (en) | 2000-12-20 | 2004-09-07 | Nec Corporation | Magnetic tape apparatus and magnetic tape accessing method |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP25816893A patent/JPH07111037A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6788487B2 (en) | 2000-12-20 | 2004-09-07 | Nec Corporation | Magnetic tape apparatus and magnetic tape accessing method |
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