JPH07110921A - 磁気抵抗効果型薄膜ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果型薄膜ヘッド

Info

Publication number
JPH07110921A
JPH07110921A JP28036293A JP28036293A JPH07110921A JP H07110921 A JPH07110921 A JP H07110921A JP 28036293 A JP28036293 A JP 28036293A JP 28036293 A JP28036293 A JP 28036293A JP H07110921 A JPH07110921 A JP H07110921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
pair
track
electrodes
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28036293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Ikeda
池田  智夫
Koji Fujii
浩司 藤井
Masahiro Sato
雅浩 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP28036293A priority Critical patent/JPH07110921A/ja
Publication of JPH07110921A publication Critical patent/JPH07110921A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気抵抗効果型薄膜ヘッドにおいて、磁気記録
信号の再生における信頼性を向上させる。 【構成】磁気抵抗効果素子(MR素子)の形状を感知領
域では幅狭形状にし両端部領域では幅広形状にする。ま
た、一対のMR電極は感知領域を覆わず、且つ、一対の
MR電極の間隔は記録媒体のトラック幅以上とする。更
に、一対の磁区制御層の間隔は一対のMR電極の間隔以
上とし、且つ、感知領域を覆わないようにする。更に、
横バイアス膜は感知領域を完全に覆い、且つ、横バイア
ス膜のトラック方向の長さは一対の電極の間隔以下とす
る。 【効果】記録媒体の磁気記録情報を、高感度で且つ高い
信頼性で再生でき、更には、感知領域の設定寸法を高精
度に規定し、加工工程も従来に比べて少なくすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体から情報信
号を読み取るための磁気変換器、特に、磁気抵抗効果型
読み取り変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果型読み取り変換器(MR変
換器)、即ち、MRセンサは高記録密度で磁気記録媒体
に記録されているデータを読み取ることのできる磁気変
換器として従来から知られている。MRセンサは磁気抵
抗効果を示す材料で形成されたMR素子の抵抗が磁束の
量及び方向の関数として変化するのを利用して磁界信号
を検出するものである。
【0003】種々のMR変換器が開発されており、これ
らは従来設定された条件を充たしていた。しかしなが
ら、近年、磁気記録装置は高密度記録化及び小型化の傾
向にあり、磁気記録媒体のトラック幅はますます狭くさ
れ且つトラックに沿う水平記録密度もますます高められ
ている状況にある。こうした状況において、従来技術で
は狭いトラック幅や高い記録密度に適合したMR変換器
を形成することは困難となってきている。
【0004】従来技術において、MR素子の感知領域は
MR素子の信号検出用の一対のMR電極の間隔によって
定められるのが一般的であった。また、感知領域を従来
技術より高精度に設定できる構造が特開昭64-35717に開
示されている。図3はその構造を示した断面図である。
MR素子2上の中央部領域には電気的に絶縁性を有する
絶縁層7を設け、MR素子2の両端部には上記絶縁層7
を設けない構造とし、両端部領域においてMR素子2に
接触して両端部領域全体を覆い、且つ、絶縁層の縁部も
覆っている一対のMR電極5を有している。この構造に
おいては、絶縁層7がMR素子2を覆う寸法を規定する
ことによって、MR素子2の感知領域が定められること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にMR素子の感知
領域はトラック幅以下でなくてはならない。なぜなら、
MR素子の感知領域がトラック幅より大きい場合、隣接
トラックの信号を同時に読み取ってしまい、その隣接ト
ラックからの信号が本来読み込もうとするトラックの信
号に重なり合ってしまい、その結果、本来読み取ろうと
する情報とは異なった情報として再生してしまうからで
ある。しかしながら、高記録密度化のためにトラック幅
を狭くするといった近年の状況において、上記の理由か
らMR素子の感知領域も今までよりも更に狭くしなくて
はならない傾向にある。そこで狭いトラック幅に適合す
るために、MR素子の感知領域が狭く且つ寸法精度の高
い構造が必要となってきている。
【0006】上記の如き従来技術においては、トラック
幅を高精度に且つ狭くすることが可能であるが、MR素
子と絶縁層との相対的な位置を合わせることが非常に難
かしい。またMR素子とMR電極の間に絶縁層を挟むこ
とにより、絶縁層の縁部付近のMR電極に大きな段差が
生じ、縁部付近でのMR電極の膜厚は薄くなり、その結
果MR電極が断線する危険性が増加するので信頼性に欠
ける。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では高信頼性で、
且つ、高密度記録を可能とする挟トラック幅に適応した
MR変換器を提供するために、MR素子の形状を磁束を
感知する領域(感知領域)のみ幅狭形状にし、磁束を感
知したくない部分では幅広形状にし、幅広形状部に一対
のMR電極を配置した。但し、この一対のMR電極はM
R素子の感知領域(幅狭形状領域)を覆わないようにす
る。更に、磁気記録情報が記録されている磁気記録媒体
のトラック幅に対して、MR素子の感知領域のトラック
幅方向の長さを等しいか、もしくはより小さくなるよう
にする。
【0008】更に、高感度に磁束を感知するために、上
記幅広形状部上にMR素子を単磁区化させる役目をする
一対の磁区制御層を配置した。但し、この一対の磁区制
御層の間隔は上記一対のMR電極の間隔と等しいか、も
しくは、より大きくなるようにし、且つ、磁区制御層は
MR素子の感知領域(幅狭形状領域)を覆わないように
する。
【0009】また、更に高感度に磁束を感知するため
に、感知領域(幅狭形状部)に、磁束に対して線形性を
もってMR素子を抵抗変化させる役目をする横バイアス
膜を配置した。但し、この横バイアス膜は感知領域を完
全に覆い、且つ、横バイアス膜のトラック幅方向の長さ
は一対のMR電極の間隔と等しいか、もしくは、より小
さくなるようにする。更に、横バイアス膜とMR電極と
は互いに重ならないようにする。
【0010】
【作用】MR素子の形状を中央部領域(感知領域)を幅
狭にし、両端部付近の領域(両端部領域)を幅広にする
ことで、MR素子は感知領域では形状異方性が強いため
外部磁界の磁束を高感度に感知することができるが、両
端部領域では形状異方性が弱くなるため感度を低くする
ことが可能となる。この両端部領域でのMR素子の幅を
ある程度以上に大きくすることで不感領域にすることも
可能である。従って、感知領域のトラック方向の長さを
磁気記録情報が記録されている磁気記録媒体のトラック
幅に対して等しいか、もしくは小さく設定することによ
って、再生しようとする所定のトラックの外側のノイズ
成分を検出することなく、高密度で記録された磁気記録
媒体から高い信頼性で再生可能となる。また、MR素子
の抵抗変化を検出するために検出用電流を流す目的で用
いられる一対のMR電極は、MR素子の感知領域での抵
抗変化を最大限に検出するために、感知領域を覆わない
ようにする。このように本発明ではMR素子の形状のみ
で感知領域を設定することができるので感知領域の設定
寸法を高精度に規定することができ、且つ、加工工程も
従来に比べて少なくすることができる。
【0011】更に、幅広形状をしているMR素子の両端
部領域に一対の磁区制御層を設けることによって、磁区
制御層に接する部分のMR素子は、磁区制御層の少なく
とも一部分を構成する反強磁性体、あるいは、永久磁石
特性をもつ強磁性体と磁気的に結合しているので、透磁
率が小さい。従って、磁区制御層と接触したMR素子の
両端部領域では外部磁界に対して、より一層不感応にす
ることが可能となる。この一対の磁区制御層の間に配置
されているMR素子の感知領域は、高透磁率を維持して
いるため、高感度に磁気記録情報を再生でき、一対の磁
区制御層の間隔を一対のMR電極の間隔と等しいか、も
しくは、より大きくなるようにし、且つ磁区制御層が感
知領域を覆わないようにすることで、磁気記録媒体の磁
気記録情報の再生時における高い信頼性が得られる。
【0012】更に、幅狭形状をしているMR素子の感知
領域に横バイアス膜を配置し、この横バイアス膜により
感知領域を完全に覆うことによって、感知領域にMR素
子の抵抗変化が磁束の変化に対して線形性をもつように
バイアス磁界を印加することができる。また、この横バ
イアス膜のトラック幅方向の長さは一対のMR電極の間
隔と等しいか、もしくは、より小さくなるようにし、且
つ、一対のMR電極とは互いに重ならないようにしてい
るため、バイアス磁界をかける必要のない磁束に対して
不感領域であるMR素子の両端部領域にはバイアス磁界
はかからない。従って、MR素子の単磁区化を目的とす
る磁区制御層にも悪影響を与えることはなくなる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。図2
は本発明の磁気抵抗効果型薄膜ヘッドの要部断面であ
る。図2において、非磁性のセラミック材(例えばAl
2 3 −TiC,ガラス等)からなる基板1上に、Ni
Fe合金をスパッタ法を用いて 50〜80nmの厚さ
で成膜した後、NiFe合金膜上にレジストをコーティ
ングし、フォトリソグラフィ技術を用いて、NiFe合
金膜上のレジストをMR素子の形状にパターンニングす
る。ここで形成するMR素子の形状は、本発明における
最も大きな特徴である磁束を感知する領域(感知領域)
のみ幅狭形状で、磁束を感知したくない部分では幅広形
状になっている。その後、イオンミリング法もしくはウ
ェットエッチング法によりNiFe合金膜をパターンニ
ングし、MR素子2の形成が完了する。その上に、横バ
イアス膜3をスパッタ法により成膜した後、フォトリソ
グラフィ技術及びイオンミリング法を用いて所定の位置
にパターンニングする。本実施例では、横バイアス膜3
にソフト膜法と呼ばれる横バイアス方法を用い、膜厚5
0nmのTaで構成されるスペーサ層と膜厚50nmの
NiFeRh合金からなるバイアス層の2層で構成され
る。図2において、スペーサ層とバイアス層は、本実施
例の構造上の特徴を分かりやすくするために、両層をま
とめて横バイアス膜3として示してある。次にFeMn
合金を成分とする反強磁性体からなる磁区制御層4を、
横バイアス膜3の形成方法と同様に、スパッタ法で10
0nmの厚さで成膜した後、フォトリソグラフィ技術及
びイオンミリング法を用いて所定の位置にパターンニン
グする。その後、Au,Cu,W等の導電性材料からな
るMR電極5を、スパッタ法もしくは真空蒸着法により
厚さ0.2〜0.5μmで成膜した後、フォトリソグラ
フィ技術及びイオンミリング法を用いてパターンニング
した。
【0014】図1は本発明の磁気抵抗効果型薄膜ヘッド
の要部平面図である。図1において磁気記録媒体6には
トラック幅L1のトラック上に磁気記録情報が記録され
ている。MR素子2の形状は、感知領域である幅狭形状
領域の幅B1と両端部領域の幅広形状部の幅B2との関
係がB2/B1≧4であるのが望ましい。B1はMR素
子2に流れる信号検出用電流の大きさ、磁気抵抗効果型
薄膜ヘッドと磁気記録媒体6との間隔、磁気記録媒体6
の磁気特性や膜厚によって変わり、一般には3〜8μm
が適当とされる。MR素子2の各領域での幅B1及びB
2を上記のように設定することにより、幅B1である感
知領域の抵抗変化の割合に対し幅B2である両端部領域
の抵抗変化の割合は30%以下に抑えることができる。
このようにMR素子2の幅を規定するだけでMR素子2
の領域によって感度を変えることができ、所定のトラッ
クの磁気記録情報のみを高感度で再生し、隣接トラック
からのノイズ成分磁界には低感度であるため、ほとんど
感知しないようにすることが可能となる。但し、高感度
である感知領域が、トラック幅L1以上に広い場合、隣
接トラックの磁気記録情報も同時に高感度で再生してし
まうので、狭形状部分である感知領域のトラック方向の
長さL2はL2≦L1に設定されなければならないこと
は明かである。また、一対のMR電極5の間隔L3はト
ラック幅L1に対してL3≧L1になるように設定する
ことにより感知領域では所定のトラックの記録された磁
気記録情報を最大限に再生できる。
【0015】磁区制御層4はFeMn合金からなる反強
磁性体であり、磁区制御層4に接触しているMR素子2
の両端部領域では、界面で反強磁性体と交換結合してい
るので、磁化に要する磁界が大きく、透磁率が小さい。
従って、磁気記録媒体6の所定のトラック以外の隣接ト
ラックなどからのノイズ成分磁界に対する感度が小さく
ノイズを小さくすることが可能となる。一方、磁区制御
層4に接触していないMR素子2の主に感知領域では、
反強磁性体と交換結合していないので、磁化に要する磁
界が小さく、透磁率が大きい。従って、磁気記録媒体6
の所定のトラックに記録されている磁気記録情報からの
磁界に対して高感度である。本発明では、磁区制御層4
の間隔L4を一対のMR電極5の間隔L3に対してL4
≧L3になるように設定し、且つ、磁区制御層4が感知
領域を覆わないようにすることで、感知領域を磁界に対
して高感度に反応する領域として維持している。
【0016】また、横バイアス膜3は、磁束に対して線
形性をもってMR素子2を抵抗変化させるために、MR
素子2にバイアス磁界を印加する役目を果たすものであ
る。本実施例においては、MR素子2の感知領域にその
作用を必要とするので、横バイアス膜3は感知領域を完
全に覆っている必要がある。本発明では、この横バイア
ス膜3のトラック幅方向の長さL5は一対のMR電極5
の間隔L3に対して、L5≦L3になるように設定さ
れ、且つ、一対のMR電極5とは互いに重ならないよう
にすることで、バイアス磁界をかける必要のない不感領
域であるMR素子の両端部領域には、バイアス磁界がか
からないようにしている。このようにすることで、MR
素子の単磁区化を目的とする磁区制御層にも悪影響を与
えることはなくなる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、MR素子の形状を中央
部領域(感知領域)を幅狭にし、両端部付近の領域(両
端部領域)を幅広にし、且つ、感知領域のトラック方向
の長さを磁気記録情報が記録されている磁気記録媒体の
トラック幅に対して等しいか、もしくは小さく設定する
ことで、所定のトラックの磁気記録情報を高感度に再生
し、隣接トラックからのノイズ成分磁界に対しては不感
応にすることができる。従って、MR素子の形状のみで
感知領域を設定することができるので、感知領域の設定
寸法を高精度に規定することができ、且つ、加工工程も
従来に比べて少なくすることができる。
【0018】更に、幅広形状をしているMR素子の両端
部領域に一対の磁区制御層を設けることによって、磁区
制御層と接触したMR素子の両端部領域では外部磁界に
対して、不感応にすることが可能となり、この一対の磁
区制御層の間に配置されているMR素子の感知領域で
は、高感度に磁気記録情報を再生でき、一対の磁区制御
層の間隔を一対のMR電極の間隔と等しいか、もしく
は、より大きくなるようにし、且つ磁区制御層が感知領
域を覆わないようにすることで、磁気記録媒体の磁気記
録情報の再生時における高い信頼性が得られる。
【0019】更に、幅狭形状をしているMR素子の感知
領域を横バイアス膜で完全に覆い、この横バイアス膜の
トラック幅方向の長さを一対のMR電極の間隔と等しい
か、もしくは、より小さくなるようにし、且つ、一対の
MR電極とは互いに重ならないようにすることによっ
て、感知領域には完全にバイアス磁界をかけることがで
き、不感領域であるMR素子の両端部領域にはバイアス
磁界はかからない。従って、MR素子の単磁区化を目的
とする磁区制御層にバイアス磁界が悪影響を与えること
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気抵抗効果型薄膜ヘッドの要部平面
図である。
【図2】本発明の磁気抵抗効果型薄膜ヘッドの要部断面
図である。
【図3】従来の磁気抵抗効果型薄膜ヘッドの要部断面図
である。
【符号の説明】
1 基板 2 MR素子 3 横バイアス膜 4 磁区制御層 5 MR電極 6 磁気記録媒体 7 絶縁層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体からの磁束の量に対応して
    抵抗が変化し該磁気記録媒体のトラック面に対向するよ
    うに垂設された磁気抵抗効果素子(MR素子)と該MR
    素子に信号検出用の電流を流すための一対のMR電極と
    該MR素子の抵抗変化が磁束の変化に対して線形性をも
    つように該MR素子にバイアス磁界を印加をするために
    設けられた横バイアス膜と該MR素子を単磁区化するた
    めに設けられた一対の磁区制御層とを具備してなる磁気
    抵抗効果型薄膜ヘッドにおいて、前記MR素子の形状を
    磁束を感知する中央部領域(感知領域)では幅B1を磁
    束を感知したくない両端部付近の領域(両端部領域)の
    幅B2より狭くし、かつトラック幅方向の長さL2を前
    記磁気記録媒体のトラック幅の長さL1以下となるよう
    にし、更に前記一対のMR電極を前記MR素子の感知領
    域を覆わないようにし、かつ前記両端部領域に接続する
    ように配設したことを特徴とする磁気抵抗効果型薄膜ヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体からの磁束の量に対応して
    抵抗が変化し該磁気記録媒体のトラック面に対向するよ
    うに垂設された磁気抵抗効果素子(MR素子)と該MR
    素子に信号検出用の電流を流すための一対のMR電極と
    該MR素子の抵抗変化が磁束の変化に対して線形性をも
    つように該MR素子にバイアス磁界を印加をするために
    設けられた横バイアス膜と該MR素子を単磁区化するた
    めに設けられた一対の磁区制御層とを具備してなる磁気
    抵抗効果型薄膜ヘッドにおいて、前記一対の磁区制御層
    の間隔L4は前記MR素子の両端部領域に対して前記一
    対のMR電極間の間隔L3以上となるように配設し、更
    に前記MR素子の感知領域の全てを前記横バイアス膜が
    覆うようにし該横バイアス膜のトラック幅方向の長さL
    5が前記一対のMR電極間の間隔L3以下となるように
    配設したことを特徴とする磁気抵抗効果型薄膜ヘッド。
JP28036293A 1993-10-14 1993-10-14 磁気抵抗効果型薄膜ヘッド Pending JPH07110921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28036293A JPH07110921A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 磁気抵抗効果型薄膜ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28036293A JPH07110921A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 磁気抵抗効果型薄膜ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07110921A true JPH07110921A (ja) 1995-04-25

Family

ID=17623955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28036293A Pending JPH07110921A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 磁気抵抗効果型薄膜ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07110921A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0777214A3 (en) * 1995-11-30 1998-11-11 Quantum Corporation Longitudinally biased magnetoresistive sensor having a concave shaped active region to reduce Barkhausen noise by achieving a substantially single magnetic domain state
US6108176A (en) * 1997-09-17 2000-08-22 Fujitsu Limited Magnetic head having increased electrode height and increased SVE-electrode contact area for reducing head noise and magnetic storage device having same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0777214A3 (en) * 1995-11-30 1998-11-11 Quantum Corporation Longitudinally biased magnetoresistive sensor having a concave shaped active region to reduce Barkhausen noise by achieving a substantially single magnetic domain state
US6108176A (en) * 1997-09-17 2000-08-22 Fujitsu Limited Magnetic head having increased electrode height and increased SVE-electrode contact area for reducing head noise and magnetic storage device having same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5901018A (en) Magnetic tunnel junction magnetoresistive read head with sensing layer as rear flux guide
US5898547A (en) Magnetic tunnel junction magnetoresistive read head with sensing layer as flux guide
JPH0439738B2 (ja)
JPH05266434A (ja) 磁気抵抗効果再生ヘッド
JP2004152334A (ja) 磁気センサ及びその製造方法、並びにこれを搭載した磁気記録再生装置
KR20020021087A (ko) 자체-정합 자기소거-필드 밸런스 부재를 사용한 고감도스핀 밸브 헤드
US6501627B2 (en) Spin-valve magnetoresistive head, and composite-type magnetic head and magnetic recording medium drive using the same
US6120920A (en) Magneto-resistive effect magnetic head
JPH05135332A (ja) 磁気抵抗効果再生ヘツドおよびそれを用いた磁気記録装置
US5959809A (en) Magnetoresistive head and method of manufacturing the same and magnetic recording apparatus
JP3131575B2 (ja) 磁気抵抗効果型ヘッド及び製造方法並びにそれを用いた磁気記録再生装置
JPH07110921A (ja) 磁気抵抗効果型薄膜ヘッド
JP2865055B2 (ja) 磁気抵抗効果型感磁素子及びこれを用いた磁気ヘッド
EP0482642B1 (en) Composite magnetoresistive thin-film magnetic head
JP2583851B2 (ja) 磁気抵抗型磁気ヘツド
JPH08203032A (ja) 磁気抵抗効果再生ヘッド
JP3678434B2 (ja) 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製造方法
JPH05182146A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPH10222817A (ja) 磁気抵抗センサ
JP2001006131A (ja) 磁気記録再生装置
JPH061533B2 (ja) マルチトラツク磁気抵抗型磁気ヘツド
JPH09153652A (ja) 磁気抵抗効果素子
JP2003208706A (ja) 磁気ヘッド
JPH10162328A (ja) 磁気抵抗効果再生ヘッド
JPH06119620A (ja) 磁気抵抗効果ヘッド