JPH07110657B2 - 袋開放用ボックス - Google Patents

袋開放用ボックス

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JPH07110657B2
JPH07110657B2 JP24781489A JP24781489A JPH07110657B2 JP H07110657 B2 JPH07110657 B2 JP H07110657B2 JP 24781489 A JP24781489 A JP 24781489A JP 24781489 A JP24781489 A JP 24781489A JP H07110657 B2 JPH07110657 B2 JP H07110657B2
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JP
Japan
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bag
wall
rubber material
box
vacuum pump
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Inventor
喬雄 古川
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株式会社エクス
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は包装用の袋の中に被包装物を充填するために、
該袋を大きく開放させるための、袋開放用ボックスに関
する。
(従来の技術) 両側の端を対のクランプで吊り下げて袋を運搬し、この
運搬軌道の途中で袋の両側の面を対の真空カップで吸い
着けて開放したあと、該袋内に被包装物を充填する包装
機では、袋を開放するときに袋の面が真空カップから離
れるミスが生じたり、また水分を大量に含んだ重量の大
きい被包装物では袋の底に被包装物が球状に固まる、な
どの問題がある。そこで従来、特開昭63−162437号公報
には、第9図に示す如く箱型の外壁(1)の内側に底の
深い袋型の内壁(2)を設けると共に、該内壁に多数の
吸着穴(3)(3)…を形成する一方、多孔篦(4)に
被せた袋(5)を真空吸引力(6)で吸いつけ、袋
(5)を篦(4)と一体に内壁(2)内に挿入したあ
と、圧搾空気(7)で袋(5)を膨らますと同時に外壁
のポート(12)からチャンバー(9)の空気を吸引し、
吸着穴に沿って密着させるものが開示されている。該装
置では差圧が大きいので袋が内壁に沿って広がりやす
く、また被包装物は内壁よりも外へ膨れ出ることがない
等の利点がある。
(発明が解決しようとする課題) しかし第9図の従来の装置では、袋(5)と内壁(2)
との間にはかなり巾広い間隙(10)が存在しており、吸
着穴(3)から空気を吸い込むとき、前記間隙(10)の
上から空気が流れ込むので、袋が100%の確率で内壁に
吸着しにくく、このような難点は袋が大型化して内壁の
容積が大きくなったときより顕著に現われる。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の欠点をなくし、より袋を確実に広げやす
くするために、第1請求項は、箱型の外壁の天板部分か
ら該外壁内に袋形の内壁を垂下状に配置すると共に、前
記外壁に真空ポンプを接続するポートを、また前記内壁
に多数の空気流通穴をそれぞれ形成した袋整形ボックス
において、前記内壁の内部に袋型の底深いゴム材を配置
し、該ゴム材内に笹形の比較的巾狭い隙間が形成される
状態で該ゴム材の上部口縁を前記内壁の上部口縁を支持
すると共に、前記ゴム材両面に多数の吸着穴を形成して
構成したものである。
また第2請求項では、第一請求項における外壁の真空ポ
ンプを接続するポートに、真空ポンプとコンプレッサー
とを切換え弁を介して接続する一方、ゴム材の各吸着穴
に内側から外側方向への流れを許容し、反対方向の流れ
を阻止する逆止弁を設けて構成したものである。
(作用) 第1請求項に記載した発明では、外壁の内部に内壁があ
り、該内壁の内側にさらにゴム材を設けている。袋型の
ゴム材の中に包装用の袋を挿入したあと、真空ポンプで
外壁内の空気を吸入すると、ゴム材内部の空気は該ゴム
材に形成した多数の吸着穴及び内壁の空気流通穴を通っ
て真空ポンプの方向に流れる。この場合、袋はゴム材内
の比較的狭い隙間内に位置しているので、袋は直ちにゴ
ム材内面に吸い着けられ各吸着穴を窒息状態にする。こ
の結果、ゴム材の内外には差圧が発生し、該差圧によっ
てゴム材は膨れて内壁内に密着する。同時に袋もゴム材
の膨脹によって大きく広げられるのである。
第2請求項に記載した発明では、外壁のポートに真空ポ
ンプとコンプレッサーとを切換え弁を介して接続し、切
換え弁の操作で外壁内に圧搾空気を供給したり、外壁内
の空気を吸引したりするようにしている。一方、ゴム材
の各吸着穴に逆止弁を設けて吸着穴での圧搾空気の通過
を阻止するようにしている。このためゴム材内に袋を挿
入すると、圧搾空気の作用でゴム材を外側から押し潰し
て袋に密着させ、そのあと真空吸引に切り換えることが
できる。
(実施例) 第1図及び第2図において(11)は箱型の外壁で、該外
壁に真空ポンプの接続用ポート(12)を形成すると共
に、外壁天板部分(13)の真ん中に楕円類似形の穴(1
4)を開口し、該穴の穴縁から外壁内に袋型の内壁(1
5)を垂設すると共に、内壁に多数の空気流通穴(16)
(16)…を形成して袋整形ボックスを構成している。
さらに前記内壁(15)内に軟質のゴム板を袋形に形成し
た底の深いゴム材(20)を配置し、該ゴム材の両面に多
数の吸着穴(21)(21)…を形成している。また前記ゴ
ムの上部口縁(22)(22)を外側へ折り返し、該口縁内
側に複数条のひだ(23)(23)を形成すると共に、ゴム
材の内部に笹形の比較的巾狭い隙間(24)を形成する状
態で該ゴム材口縁(22)を外壁の天板部分に接着剤でも
って貼りつけている。
第3図に示す如く、袋(A)は表面に無数の小さな穴を
形成した多孔篦(25)に被せられ、ジョイント(26)に
接続した真空ポンプの吸着力(27)で該袋(A)を多孔
篦(25)に吸着して運搬し、そのあと第4図の如くジョ
イント(26)からコンプレッサーにより圧搾空気を多孔
篦(25)内に供給して袋(A)を膨らますと同時に、ポ
ート(12)に接続した真空ポンプで外壁(11)内に吸引
力(28)を作用させる。このため真空吸引力が空気流通
孔(16)を通してゴム材(20)の各吸引穴(21)(21)
に働き、袋によって各吸引穴(21)が窒息させられる。
この結果、差圧によってゴム材(20)は第5図の如くひ
だ(23)を折りたたみながら内壁(15)の内面に引きつ
けられるように広がり、同時に袋(A)を一体に広げ、
被包装物の充填を容易にする。そのあと、袋整形ボック
スと被包装物を充填した袋とは一体に気密な耐圧チャン
バー内に搬入され、該耐圧チャンバー内で減圧の影響を
受けたあと袋口をシールする。
第6図に示した他の実施例では、外壁(11)のポート
(12)に切換え弁(30)を介して真空ポンプ(31)とコ
ンプレッサー(32)とを接続する一方、ゴム材(20)の
各吸着穴(21)(21)…の外側にゴム片による逆止弁
(33)(33)…をそれぞれ設けている。第7図に示す如
く逆止弁(33)はゴム材(20)の内側から外側への流れ
を自由に通過させるが、第8図の如く外側から内側への
流れに対しては吸着穴(21)を閉鎖して阻止するから、
第6図におけるゴム材(20)内に袋を挿入したあと、コ
ンプレッッサー(32)によって圧搾空気を外壁内に送り
込むことによって、ゴム材(20)は偏平化して袋に密着
する。そのあと切換え弁(30)を操作して真空ポンプ
(31)により吸引力を働かせることにより、袋をゴム材
(20)と一体に膨脹させることができる。かかる実施例
では最初から袋がゴム材(20)の内面に密着するので、
袋の開放が確実化する。
なお、特許請求の範囲に記載した「袋型のゴム材」と
は、ゴムを材料として形成した袋型のものを指している
が、最近ではゴムに変わるテフロンゴムやプラスチック
材が開発されており、これらは前記ゴム材を十分代用す
るので、従って前記「ゴム材」とはそれと同等効果を発
揮する材料のものまでを総称するものである。
(効果) 本発明は袋形の内壁の内部にさらに多数の吸着穴を持つ
袋型のゴム材を配置し、該ゴム材の内部を比較的巾狭い
隙間に従ってその内部に挿入される袋との間の隙間を小
さくしたから、内壁内に真空を作用させたとき袋はゴム
材に吸着されやすく、同時に袋によってゴム材の吸着穴
を窒息させるから、袋はゴム材と一体に開放される。し
かも、内壁には全面に吸着穴を形成して袋全体に差圧を
発生させることを可能にするから、袋の開放はより確実
化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す平面図、第2図は前図の
II−II線断面図、第3図は袋投入装置の側面図、第4図
及び第5図は第2図の作用説明図、第6図は他の実施例
の説明図、第7図及び第8図は第6図における一部の作
用説明図、第9図は従来例の説明図である。 (11)……外壁,(15)……内壁,(16)……空気流通
穴,(20)……ゴム材,(21)……吸着穴,(24)……
隙間,(30)……切換え弁,(31)……真空ポンプ,
(32)……コンプレッサー,(33)……逆止弁,(A)
……袋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱型の外壁の天板部分から該外壁内に袋形
    の内壁を垂下状に配置すると共に、前記外壁に真空ポン
    プを接続するポートを、また前記内壁に多数の空気流通
    穴をそれぞれ形成した袋整形ボックスにおいて、前記内
    壁の内部に袋型の底深いゴム材を配置し、該ゴム材内に
    笹形の比較的巾狭い隙間が形成される状態で該ゴム材の
    上部口縁を前記内壁の上部口縁に支持すると共に、前記
    ゴム材両面に多数の吸着穴を形成したことを特徴とする
    袋開放用ボックス。
  2. 【請求項2】第一請求項における外壁の真空ポンプを接
    続するポートに、真空ポンプとコンプレッサーとを切換
    え弁を介して接続する一方、ゴム材の各吸着穴に内側か
    ら外側方向への流れを許容し、反対方向の流れを阻止す
    る逆止弁を設けたことを特徴とする袋開放用ボックス。
JP24781489A 1989-09-21 1989-09-21 袋開放用ボックス Expired - Fee Related JPH07110657B2 (ja)

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