JP2583031Y2 - 袋口の付着物排除装置 - Google Patents
袋口の付着物排除装置Info
- Publication number
- JP2583031Y2 JP2583031Y2 JP3191093U JP3191093U JP2583031Y2 JP 2583031 Y2 JP2583031 Y2 JP 2583031Y2 JP 3191093 U JP3191093 U JP 3191093U JP 3191093 U JP3191093 U JP 3191093U JP 2583031 Y2 JP2583031 Y2 JP 2583031Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- block
- passage
- packaged
- bag mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
- Package Closures (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、クランプに釣り下げら
れて無端軌道を移動する袋に被包装物を次々と充填する
ロータリー式袋詰め包装機において、前記袋の口部内面
に付着する被包装物の分離片などを排除する装置に関す
る。
れて無端軌道を移動する袋に被包装物を次々と充填する
ロータリー式袋詰め包装機において、前記袋の口部内面
に付着する被包装物の分離片などを排除する装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般的な袋詰め包装機は、クランプに釣
り下げた袋を無端軌道に沿って搬送し、該袋が特定の位
置に停止すると、該袋内に朝顔形のホッパーを差入れる
と共に、該ホッパーを通して袋内に食品などを充填包装
するものであるが、この場合ホッパーの下端出口には食
品の切れ端などが付着しているので、この切れ端が袋口
の内面に付着する機会も大きく、袋口に前記の切れ端が
付着すると袋口を加熱シールするときの障害になる。こ
のため、最も望ましい手段として、ホッパーを引き抜い
た後、袋に振動を加えて付着物を袋内に落下させるよう
にしている。
り下げた袋を無端軌道に沿って搬送し、該袋が特定の位
置に停止すると、該袋内に朝顔形のホッパーを差入れる
と共に、該ホッパーを通して袋内に食品などを充填包装
するものであるが、この場合ホッパーの下端出口には食
品の切れ端などが付着しているので、この切れ端が袋口
の内面に付着する機会も大きく、袋口に前記の切れ端が
付着すると袋口を加熱シールするときの障害になる。こ
のため、最も望ましい手段として、ホッパーを引き抜い
た後、袋に振動を加えて付着物を袋内に落下させるよう
にしている。
【０００３】
【考案が解決しょうとする課題】しかし前記の手段で
は、食品の小さな切れ端が水滴と一体で袋に付着する
と、振動だけでの排除では時間がかかるし、またこの振
動工程の追加によって勿論工程数が増える不経済性と、
同時に包装機が大型化する欠点があった。
は、食品の小さな切れ端が水滴と一体で袋に付着する
と、振動だけでの排除では時間がかかるし、またこの振
動工程の追加によって勿論工程数が増える不経済性と、
同時に包装機が大型化する欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は前記欠点を改善
するために、袋を釣下げたクランパーが等ピッチづつ断
続的に回転移動する無端軌道に沿って、前記袋内に被包
装物を充填する手段と、前記袋内に上方からブロックを
下動させて袋内の被包装物を圧縮させる手段と、前記袋
の開口縁を扁平に挟圧して加熱シールする手段とを設け
た包装機において、前記ブロック１３の上方内部から該
ブロックの下部周面に向かって多数本の通路１５を、該
通路から吹き出す空気が下向き末広がりになるように形
成する一方、前記通路１５に圧搾空気を送るライン２１
にノーマルクローズ形開閉弁２２を設置すると共に、該
切換弁の作動スイッチ３２を、前記クランパーの回転運
動と同期回転するカム２９の周域に設置し、袋内に下動
したブロック１３が再び上動する過程の、前記各通路１
５の延長線が袋口を通過する一瞬だけ、各通路から空気
を噴出させる手段を設けて構成する。
するために、袋を釣下げたクランパーが等ピッチづつ断
続的に回転移動する無端軌道に沿って、前記袋内に被包
装物を充填する手段と、前記袋内に上方からブロックを
下動させて袋内の被包装物を圧縮させる手段と、前記袋
の開口縁を扁平に挟圧して加熱シールする手段とを設け
た包装機において、前記ブロック１３の上方内部から該
ブロックの下部周面に向かって多数本の通路１５を、該
通路から吹き出す空気が下向き末広がりになるように形
成する一方、前記通路１５に圧搾空気を送るライン２１
にノーマルクローズ形開閉弁２２を設置すると共に、該
切換弁の作動スイッチ３２を、前記クランパーの回転運
動と同期回転するカム２９の周域に設置し、袋内に下動
したブロック１３が再び上動する過程の、前記各通路１
５の延長線が袋口を通過する一瞬だけ、各通路から空気
を噴出させる手段を設けて構成する。
【０００５】
【作用】被包装物を収容した袋が特定の停止位置に止ま
ると、ブロックが上方から下降して被包装物を袋内で圧
縮し袋口のシール作業に備えるが、このブロックに圧搾
空気を送るラインを封鎖する開閉弁の操作スイツチを、
前記袋を釣り下げるクランパーの回転運動と同期回転す
るカムの周域に設置しているので、上域に退避する前記
ブロックが袋口から離れる常に同じ位置で、該ブロック
に形成した末広がりの通路から圧搾空気が吹き出し、袋
口の付着物を袋内に吹き散らす。
ると、ブロックが上方から下降して被包装物を袋内で圧
縮し袋口のシール作業に備えるが、このブロックに圧搾
空気を送るラインを封鎖する開閉弁の操作スイツチを、
前記袋を釣り下げるクランパーの回転運動と同期回転す
るカムの周域に設置しているので、上域に退避する前記
ブロックが袋口から離れる常に同じ位置で、該ブロック
に形成した末広がりの通路から圧搾空気が吹き出し、袋
口の付着物を袋内に吹き散らす。
【０００６】
【実施例】図１において袋１０の両側縁をそれぞれ挟持
する２個のクランパー１１は、アーム１２によって円軌
道を間欠的に回転するが、前記袋１０の特定の停止位置
上方にブロック１３を配置する。
する２個のクランパー１１は、アーム１２によって円軌
道を間欠的に回転するが、前記袋１０の特定の停止位置
上方にブロック１３を配置する。
【０００７】図２及び図３のように前記ブロック１３は
その上部中央にパイプ１４を連結すると共に、該パイプ
を通してブロック下面周縁に向け多数本の通路１５を末
広がりに形成し、さらに吐出ライン４０を通してブロッ
ク下面中心に液充填穴１６を開口する。
その上部中央にパイプ１４を連結すると共に、該パイプ
を通してブロック下面周縁に向け多数本の通路１５を末
広がりに形成し、さらに吐出ライン４０を通してブロッ
ク下面中心に液充填穴１６を開口する。
【０００８】図１における垂直な機台壁１７に固定した
エアシリンダ１８のピストンロッド１９は、スプリング
２０を介して前記ブロック１３のパイプ１４と連結し、
該パイプ１４の側面に連結したフレキシブルライン２１
を開閉弁２２を介しアキュムレータ２３に連結する一
方、ポンプ２４に接続した第１ライン２５を４方切換弁
２６を介して前記エアシリンダ１８に連結し、ポンプ２
４の第２ライン２７をチェツク弁２８を介して前記アキ
ュムレータ２３に連結する。
エアシリンダ１８のピストンロッド１９は、スプリング
２０を介して前記ブロック１３のパイプ１４と連結し、
該パイプ１４の側面に連結したフレキシブルライン２１
を開閉弁２２を介しアキュムレータ２３に連結する一
方、ポンプ２４に接続した第１ライン２５を４方切換弁
２６を介して前記エアシリンダ１８に連結し、ポンプ２
４の第２ライン２７をチェツク弁２８を介して前記アキ
ュムレータ２３に連結する。
【０００９】前記のクランプアーム１２の回転運動と同
期回転するカム２９が先ず第１スイッチ３１を一時的に
閉じると、切換弁２６の切り替わり作動でポンプ２４の
吐出流体はシリンダ１８の上室に導かれ、ブロック１３
の下動で、プレート３０で底面を支えられる袋１０内の
被包装物を圧縮し、切換弁２６の定位置への復帰でブロ
ック１３は再び上動して元の位置に復元するが、その上
動過程で前記カム２９は第２スイッチ３２を閉じ開閉弁
２２を一瞬開放するので、畜圧していたアキユムレータ
２３内の圧搾空気はライン２１及びパイプ１４を通して
図２のごとく各通路１５から末広がり状に噴出し、この
圧搾空気の噴出圧により袋の開口縁内面の付着物を袋内
に吹き落とす。
期回転するカム２９が先ず第１スイッチ３１を一時的に
閉じると、切換弁２６の切り替わり作動でポンプ２４の
吐出流体はシリンダ１８の上室に導かれ、ブロック１３
の下動で、プレート３０で底面を支えられる袋１０内の
被包装物を圧縮し、切換弁２６の定位置への復帰でブロ
ック１３は再び上動して元の位置に復元するが、その上
動過程で前記カム２９は第２スイッチ３２を閉じ開閉弁
２２を一瞬開放するので、畜圧していたアキユムレータ
２３内の圧搾空気はライン２１及びパイプ１４を通して
図２のごとく各通路１５から末広がり状に噴出し、この
圧搾空気の噴出圧により袋の開口縁内面の付着物を袋内
に吹き落とす。
【００１０】続いてカム２９は第３スイッチ３３を作動
させ、切り替わった方向制御弁３４を通してポンプ２４
の流体圧力が操作シリンダ３５を介して計量シリンダ３
６のピストン３７を往復ストロークさせるので、該計量
シリンダ３６に吸入ライン３８を介して連結したホッパ
ー３９内の味つけ液を計量シリンダ３６内に吸入したあ
と、吐出ライン４０を通し図２の液充填穴１６から矢印
４１のように袋内に充填する。
させ、切り替わった方向制御弁３４を通してポンプ２４
の流体圧力が操作シリンダ３５を介して計量シリンダ３
６のピストン３７を往復ストロークさせるので、該計量
シリンダ３６に吸入ライン３８を介して連結したホッパ
ー３９内の味つけ液を計量シリンダ３６内に吸入したあ
と、吐出ライン４０を通し図２の液充填穴１６から矢印
４１のように袋内に充填する。
【００１１】
【効果】本考案は、被包装物を袋底に圧縮するブロック
の上方向への復帰工程を利用し、該ブロック周面から斜
め下方に吹き出す空気圧によって袋内面の付着物を排除
するようにしたもので、該空気圧は振動に比べて局部的
集中圧が大きく付着物を水分と一体に吹き飛ばすことが
可能であり、付着物の排除が確実で袋口のシールミスを
防ぐと同時に、時間的能率がよく、しかも従来の付着物
排除のための振動工程を省いてロータリー包装機の小型
かを可能にする。
の上方向への復帰工程を利用し、該ブロック周面から斜
め下方に吹き出す空気圧によって袋内面の付着物を排除
するようにしたもので、該空気圧は振動に比べて局部的
集中圧が大きく付着物を水分と一体に吹き飛ばすことが
可能であり、付着物の排除が確実で袋口のシールミスを
防ぐと同時に、時間的能率がよく、しかも従来の付着物
排除のための振動工程を省いてロータリー包装機の小型
かを可能にする。
【図１】 装置全体の説明図
【図２】 要部の拡大断面図
【図３】 前図の部分的底面図
１０……袋 １１……クランプ １３……ブロック １
４……パイプ １５……通路 ２１……フレキシブルラ
イン ２２……開閉弁 ２３……アキユムレータ ２９
……カム ３１……第１スイツチ
４……パイプ １５……通路 ２１……フレキシブルラ
イン ２２……開閉弁 ２３……アキユムレータ ２９
……カム ３１……第１スイツチ
Claims (1)
- 【請求項１】 袋を釣下げたクランパーが等ピッチづつ
断続的に回転移動する無端軌道に沿って、前記袋内に被
包装物を充填する手段と、前記袋内に上方からブロック
を下動させて袋内の被包装物を圧縮させる手段と、前記
袋の開口縁を扁平に挟圧して加熱シールする手段とを設
けた包装機において、前記ブロック１３の上方内部から
該ブロックの下部周面に向かって多数本の通路１５を、
該通路から吹き出す空気が下向き末広がりになるように
形成する一方、前記通路１５に圧搾空気を送るライン２
１にノーマルクローズ形開閉弁２２を設置すると共に、
該切換弁の作動スイッチ３２を、前記クランパーの回転
運動と同期回転するカム２９の周域に設置し、袋内に下
動したブロック１３が再び上動する過程の、前記各通路
１５の延長線が袋口を通過する一瞬だけ、各通路から空
気を噴出させる手段を設けた袋口の付着物排除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3191093U JP2583031Y2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 袋口の付着物排除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3191093U JP2583031Y2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 袋口の付着物排除装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685203U JPH0685203U (ja) | 1994-12-06 |
| JP2583031Y2 true JP2583031Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12344147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3191093U Expired - Lifetime JP2583031Y2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 袋口の付着物排除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583031Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP3191093U patent/JP2583031Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0685203U (ja) | 1994-12-06 |
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