JPH07110350A - 無線チャネルモニタ - Google Patents
無線チャネルモニタInfo
- Publication number
- JPH07110350A JPH07110350A JP5277676A JP27767693A JPH07110350A JP H07110350 A JPH07110350 A JP H07110350A JP 5277676 A JP5277676 A JP 5277676A JP 27767693 A JP27767693 A JP 27767693A JP H07110350 A JPH07110350 A JP H07110350A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric field
- channel
- personal computer
- radio
- cpu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】多チャネル無線システムなどにおける使用周波
数帯域の各チャネルの受信電界強度を測定するモニタの
小形化と一覧表示化を図り測定効果を向上する。 【構成】無線装置１に実装され、その動作を制御してい
るＣＰＵ３に対して、小形携帯用パソコン４から使用帯
域の無線チャネルを順次指定する設定コマンドを入力
し、指定チャネル毎の受信電界強度データを出力させて
パソコンの画面に全チャネルの受信電界強度をグラフィ
ック表示させるように構成した。
数帯域の各チャネルの受信電界強度を測定するモニタの
小形化と一覧表示化を図り測定効果を向上する。 【構成】無線装置１に実装され、その動作を制御してい
るＣＰＵ３に対して、小形携帯用パソコン４から使用帯
域の無線チャネルを順次指定する設定コマンドを入力
し、指定チャネル毎の受信電界強度データを出力させて
パソコンの画面に全チャネルの受信電界強度をグラフィ
ック表示させるように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多チャネル移動無線シ
ステムにおける基地局、あるいはサービスエリア及びそ
の近傍の電界強度を測定する無線チャネルモニタに関す
るものである。
ステムにおける基地局、あるいはサービスエリア及びそ
の近傍の電界強度を測定する無線チャネルモニタに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】最近の移動通信の通信形態として、一つ
のサービスエリアを一つの基地局で覆う大ゾーン構成
と、分散配置した複数の基地局で覆う小ゾーン構成（セ
ル構成）とがあり、携帯電話，自動車電話及び構内無線
システム等では、周波数有効利用の観点から小ゾーン構
成でサービスエリアが構築され、移動体同士は基地局を
経由して互いに通信を行っている。小ゾーン構成の場
合、、使用チャネルを予め各ゾーンに割り当てて無線チ
ャネルの使用効率を高めている。また、構内無線の場合
は、各移動機に無線チャネルを割り当てて、各基地局に
設けられた多チャネル受信装置によって受信電界強度を
検出し、受信レベルの高い方の基地局によって回線が接
続される。上記のような移動通信システムにおいて、シ
ステムの据付時あるいはサービスエリア拡張時に、各ゾ
ーン毎に基地局から送出される電波の電界強度を測定し
てゾーン及びサービスエリアを特定したり、運用中に通
信障害が発生した時、妨害電波の電界強度を検出してそ
の発生源をつきとめたりする場合が多い。また、基地局
において、移動局からの電波の電界強度を測定する場合
も多い。電界強度を測定する場合、通信システムで使用
される制御チャネル，通話チャネル、または、妨害波の
周波数等、複数チャネルの受信レベルを測定する必要が
あるため、従来は、スペクトラムアナライザ等の測定器
を現地に運搬して測定している。
のサービスエリアを一つの基地局で覆う大ゾーン構成
と、分散配置した複数の基地局で覆う小ゾーン構成（セ
ル構成）とがあり、携帯電話，自動車電話及び構内無線
システム等では、周波数有効利用の観点から小ゾーン構
成でサービスエリアが構築され、移動体同士は基地局を
経由して互いに通信を行っている。小ゾーン構成の場
合、、使用チャネルを予め各ゾーンに割り当てて無線チ
ャネルの使用効率を高めている。また、構内無線の場合
は、各移動機に無線チャネルを割り当てて、各基地局に
設けられた多チャネル受信装置によって受信電界強度を
検出し、受信レベルの高い方の基地局によって回線が接
続される。上記のような移動通信システムにおいて、シ
ステムの据付時あるいはサービスエリア拡張時に、各ゾ
ーン毎に基地局から送出される電波の電界強度を測定し
てゾーン及びサービスエリアを特定したり、運用中に通
信障害が発生した時、妨害電波の電界強度を検出してそ
の発生源をつきとめたりする場合が多い。また、基地局
において、移動局からの電波の電界強度を測定する場合
も多い。電界強度を測定する場合、通信システムで使用
される制御チャネル，通話チャネル、または、妨害波の
周波数等、複数チャネルの受信レベルを測定する必要が
あるため、従来は、スペクトラムアナライザ等の測定器
を現地に運搬して測定している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電界強度測定においては、次のような問題点があ
る。 （１） 測定結果が周波数表示のため周波数をチャネル
（番号）に変換して解読する必要がある。 （２） 無線チャネルの使用周波数帯域が広いと、測定
器の分解能に制限されて一度に全チャネル分を測定でき
ないため、測定に時間がかかり、データの整理も煩雑と
なる。 （３） 電界強度の測定に用いられる汎用測定器は一般
的に高価であり、また、比較的大きく、重いため、携帯
または運搬して測定するためには人手と労力を必要とす
る。
来の電界強度測定においては、次のような問題点があ
る。 （１） 測定結果が周波数表示のため周波数をチャネル
（番号）に変換して解読する必要がある。 （２） 無線チャネルの使用周波数帯域が広いと、測定
器の分解能に制限されて一度に全チャネル分を測定でき
ないため、測定に時間がかかり、データの整理も煩雑と
なる。 （３） 電界強度の測定に用いられる汎用測定器は一般
的に高価であり、また、比較的大きく、重いため、携帯
または運搬して測定するためには人手と労力を必要とす
る。
【０００４】本発明の目的は、従来技術の問題点を解決
し、複数の無線チャネルの電界強度を同時に容易に測定
して一覧表示することができ、かつ、安価で可搬型の無
線チャネルモニタを提供することにある。
し、複数の無線チャネルの電界強度を同時に容易に測定
して一覧表示することができ、かつ、安価で可搬型の無
線チャネルモニタを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の無線チャネルモ
ニタは、周波数シンセサイザを内蔵し、該周波数シンセ
サイザで選定された無線チャネルの受信電界強度を検出
する受信部と、前記周波数シンセサイザに制御信号を与
えるとともに受信部の動作を制御するＣＰＵとが備えら
れた無線装置と、前記ＣＰＵに対して測定対象とする無
線チャネルの設定コマンドを順次与え、前記受信部で受
信した各無線チャネルの電界強度データを読み出して、
各無線チャネルの番号を横軸にしてそれぞれ対応するチ
ャネルの前記電界強度を表示画面に一覧表示する携帯型
パーソナルコンピュータとからなることを特徴とするも
のである。
ニタは、周波数シンセサイザを内蔵し、該周波数シンセ
サイザで選定された無線チャネルの受信電界強度を検出
する受信部と、前記周波数シンセサイザに制御信号を与
えるとともに受信部の動作を制御するＣＰＵとが備えら
れた無線装置と、前記ＣＰＵに対して測定対象とする無
線チャネルの設定コマンドを順次与え、前記受信部で受
信した各無線チャネルの電界強度データを読み出して、
各無線チャネルの番号を横軸にしてそれぞれ対応するチ
ャネルの前記電界強度を表示画面に一覧表示する携帯型
パーソナルコンピュータとからなることを特徴とするも
のである。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の実施例を示す要部ブロック図
であり、図２はその画面表示例図である。図１におい
て、１は無線装置であり、受信部２と中央処理装置（Ｃ
ＰＵ）３が内蔵されている。受信部２には周波数シンセ
サイザが設けられ、電圧制御発振器（ＶＣＯ）に与える
制御電圧を変えることにより受信チャネルを選択でき
る。ＣＰＵ３は受信部２の受信動作を制御し、上記のＶ
ＣＯの制御電圧の値を制御することができる。４はパー
ソナルコンピュータ（パソコン）であり、携帯に便利な
ノート形が適している。無線装置１のＣＰＵ３とパソコ
ン４とは、汎用のシリアルインタフェース５（ＲＳ２３
２Ｃ）を介して接続され、受信部２のＣＰＵ３に対し
て、パソコン４からコマンドデータを与えて受信チャネ
ルを設定し、設定チャネルでの受信電界レベルを測定
し、ＣＰＵ３でデータ化したものをコマンドデータによ
りパソコン４で読み込む。測定すべき無線チャネルの全
てについて上記の操作を行い、図２に示したように、パ
ソコンの表示画面上にチャネル番号と受信電界レベルを
一括表示させる。
であり、図２はその画面表示例図である。図１におい
て、１は無線装置であり、受信部２と中央処理装置（Ｃ
ＰＵ）３が内蔵されている。受信部２には周波数シンセ
サイザが設けられ、電圧制御発振器（ＶＣＯ）に与える
制御電圧を変えることにより受信チャネルを選択でき
る。ＣＰＵ３は受信部２の受信動作を制御し、上記のＶ
ＣＯの制御電圧の値を制御することができる。４はパー
ソナルコンピュータ（パソコン）であり、携帯に便利な
ノート形が適している。無線装置１のＣＰＵ３とパソコ
ン４とは、汎用のシリアルインタフェース５（ＲＳ２３
２Ｃ）を介して接続され、受信部２のＣＰＵ３に対し
て、パソコン４からコマンドデータを与えて受信チャネ
ルを設定し、設定チャネルでの受信電界レベルを測定
し、ＣＰＵ３でデータ化したものをコマンドデータによ
りパソコン４で読み込む。測定すべき無線チャネルの全
てについて上記の操作を行い、図２に示したように、パ
ソコンの表示画面上にチャネル番号と受信電界レベルを
一括表示させる。
【０００７】
【発明の効果】本発明を実施することにより、次の効果
が得られる。 （１） 電界強度測定のために、専用の測定器を確保し
ておく必要がなくなるため経済的である。すなわち、汎
用スペクトラムアナライザ（市販価格：１５０〜５００
万円）をパソコン（１０〜２０万円）で置き換えること
ができる。 （２） 小型パソコン（例えばノート形）を利用するこ
とにより、フィルードでのデータ収集が容易となる。 （３） 例えば、ハードディスク，フロッピーディスク
など、パソコンの補助記憶装置を使用することにより、
収集したデータを保存することができる。
が得られる。 （１） 電界強度測定のために、専用の測定器を確保し
ておく必要がなくなるため経済的である。すなわち、汎
用スペクトラムアナライザ（市販価格：１５０〜５００
万円）をパソコン（１０〜２０万円）で置き換えること
ができる。 （２） 小型パソコン（例えばノート形）を利用するこ
とにより、フィルードでのデータ収集が容易となる。 （３） 例えば、ハードディスク，フロッピーディスク
など、パソコンの補助記憶装置を使用することにより、
収集したデータを保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の要部ブロック図である。
【図２】本発明による画面表示例図である。
１ 無線装置 ２ 受信部 ３ ＣＰＵ ４ パソコン ５ インタフェース
Claims (1)
- 【請求項１】 周波数シンセサイザを内蔵し、該周波数
シンセサイザで選定された無線チャネルの受信電界強度
を検出する受信部と、前記周波数シンセサイザに制御信
号を与えるとともに受信部の動作を制御するＣＰＵとが
備えられた無線装置と、 前記ＣＰＵに対して測定対象とする無線チャネルの設定
コマンドを順次与え、前記受信部で受信した各無線チャ
ネルの電界強度データを読み出して、各無線チャネルの
番号を横軸にしてそれぞれ対応するチャネルの前記電界
強度を表示画面に一覧表示する携帯型パーソナルコンピ
ュータとからなる無線チャネルモニタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5277676A JPH07110350A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 無線チャネルモニタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5277676A JPH07110350A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 無線チャネルモニタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07110350A true JPH07110350A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17586757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5277676A Pending JPH07110350A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 無線チャネルモニタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110350A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6912375B2 (en) | 1995-06-13 | 2005-06-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Radio communicating apparatus |
| JP2007124671A (ja) * | 2006-11-06 | 2007-05-17 | Fujitsu Component Ltd | 中継装置 |
| JP2008072518A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Sharp Corp | 自動検針システム用無線装置 |
| US10476613B2 (en) | 2017-08-31 | 2019-11-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Communication state analysis method and communication state analysis system |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5277676A patent/JPH07110350A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6912375B2 (en) | 1995-06-13 | 2005-06-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Radio communicating apparatus |
| JP2008072518A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Sharp Corp | 自動検針システム用無線装置 |
| JP2007124671A (ja) * | 2006-11-06 | 2007-05-17 | Fujitsu Component Ltd | 中継装置 |
| JP4519826B2 (ja) * | 2006-11-06 | 2010-08-04 | 富士通コンポーネント株式会社 | 中継装置 |
| US10476613B2 (en) | 2017-08-31 | 2019-11-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Communication state analysis method and communication state analysis system |
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