JP3096661B2 - 無線送信機のswr表示装置 - Google Patents
無線送信機のswr表示装置Info
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Description
の定在波比(以下SWRと記す)表示器に関する。
整合回路のブロック図である。図において、1は無線送
信機、2は進行波と反射波から定在波比を検出する方向
性結合器(SWR計)、3aと3bは切換器(以下スイ
ッチと記す)、4はアンテナ整合器、9はアンテナであ
る。
合には、スイッチ3aと3bをアンテナ整合器4側に切
換え、周波数毎にアンテナ整合部でマッチングをとるこ
とでSWR値が1.0に近づくように整合する。この整
合は送信電力の進行波と反射波から取り出して検波した
信号を比較して検出する。基本的にはSWR計による場
合は先ず進行波から取り出し検波した電圧をSWR計の
最大値10にセットし、次に取り出す信号を反射波側に
変えてその値が小さくなり1.0に近づくようにアンテ
ナ整合器4を調整する。この調整は周波数毎に整合し、
車載形無線送信機の場合はアンテナの位置環境の変化に
応じてその都度整合する。
回路のブロック図である。図3に、受信部12とアンテ
ナ送受信切換器13が加わるがアンテナ整合については
アンテナ送受信切換器13を送信側に切り換える以外に
変わらない。図3及び図4においても無線送信機や無線
送信部を制御するCPUにより周波数毎のSWR値をメ
モリーに記憶し、必要に応じて読み出し表示するものが
ある。しかし、この場合はアンテナ整合器の整合状態の
データのみで送信出力側にアンテナ9が直接接続した場
合のSWR値は記憶されない。従って、アンテナ整合状
態のSWRとアンテナ直接接続のSWRとは同時に表示
することはできなかった。
ナ整合器を接続したときのSWRは周波数の1点でしか
表示出来なかったので異なる周波数の複数のSWRを知
りたい場合があるが、これには周波数毎に各点でのSW
Rを測定して記録する以外に方法がなく手間が掛かっ
た。それに、アンテナのSWRとアンテナ整合器を接続
したときのSWRを同時に表示することができなかった
ので、アンテナ整合器を接続するかアンテナ整合器を無
しで直接アンテナを接続するかの切り換えをして確認し
ていた。SWRのメモリーに記憶するにしても、従来の
送信機または送受信機ではアンテナ整合器を接続したと
きのSWRをメモリーに記憶する機能はあったがアンテ
ナ自体のSWRを記憶する機能は備えてなかった。従っ
てアンテナの周波数特性に対するSWR特性を一目でみ
ることができなかった。本発明はこのような問題を解決
し、送信出力部からアンテナ整合器を通したアンテナ接
続と、直接アンテナ接続の両方のSWRを、検出した全
ての周波数に対して表示することを目的とする。
する機能を有する送信機又は送受信機であって、グラフ
ィック表示機能を有する表示器と、送信部出力側とアン
テナとの間にスイッチ回路を設けて、送信部出力側とア
ンテナとを直接接続するか、アンテナ整合器を介して接
続するかの選択手段と、アンテナの整合状態を検出する
方向性結合器と、方向性結合器からの進行波電圧と反射
波電圧からSWRを演算するCPUと、演算したSWR
を記憶するメモリーとを具備し、送信する周波数毎に、
送信部出力側とアンテナとが直接接続状態のSWRと、
アンテナ整合器が接続されて整合した状態のSWRとを
検出してそれぞれメモリーし、メモリーされた周波数毎
の2種類のSWRを読み出し、グラフィック表示機能の
前記表示器に同時表示する無線送信機のSWR表示装置
である。
のアンテナの1つを選択して接続するアンテナ選択スイ
ッチをアンテナ整合器とアンテナ間に設け、CPUから
前記アンテナ選択スイッチに切換信号を出力すると、選
択したアンテナ単位でSWRのメモリーとSWR表示を
可能にした無線送信機のSWR表示装置である。
R表示装置の一実施例を示すブロック図である。図にお
いて、1は送信部、2は方向性結合器である。3aと3
bはスイッチであり、送信部とアンテナの間を直接接続
するのと、アンテナ整合器4を介在させて接続するのを
選択して切換えるスイッチである。5はCPU、6はメ
モリー、7は表示ドライバー、8は表示器、9はアンテ
ナ、10は操作部、11はアンテナ切換スイッチであ
る。
は、無線送信に必要な動作状態の表示を従来の7セグメ
ント表示や14セグメントの表示から、ドットマトリク
スの液晶表示かCRTディスプレイによるグラフィック
表示器に代える。ドットマトリクス表示の場合はフルド
ットマトリクスの必要はなく、表示する周波数の間隔毎
にSWR表示できるドット数があればよい。表示器8は
横軸に表示する周波数帯を取り、縦軸にSWR値を表示
させる。
を操作部10で設定する。次に、操作部10のSWR整
合キーを押すと、先ず、方向性結合器2からアンテナ9
が送信部出力側に直接接続した状態の進行波の検出電圧
と反射波の検出電圧をCPU5に出力し、ここでアナロ
グデジタル変換して、そのデータを演算してSWRを生
成し、メモリー6に周波数情報とともに記憶する。
切換信号Saが出力されてアンテナ整合器4が送信部1
の出力側とアンテナ9の間に接続される。この状態でC
PU5から整合信号Sbが出力されて、方向性結合器2
から出力される進行波と反射波によるSWRが1.0近
づくように自動整合される。最適のSWRになるとアン
テナ整合器4の整合は終了し、方向性結合器2から出力
されたアンテナ整合状態の進行波と反射波から前記の処
理と同様にしてSWRが生成されてメモリー6に記憶さ
れて前記操作部10のSWR整合キーの動作は終了す
る。
する送信周波数が変わればその都度操作部10のSWR
整合キーを押すことでデータの蓄積ができる。又、必要
であれば、上記の周波数の設定からSWR整合キーを押
し、メモリー6に記憶するまでのプロセスを、所望の周
波数の全てについて繰り返し実行すればよい。
部10から表示する周波数帯域を設定し、次にSWR表
示キーを押す。CPU5はメモリー6から指定された周
波数帯域の表示可能なSWR数を読み出し、表示ドライ
バー7を介して表示器8に転送して表示中の送信に係る
表示がSWR表示に代わる。表示器8には周波数に対応
させてアンテナ9のSWRとアンテナ接合器4で整合し
たSWRが複数の周波数に表示される。通常表示に戻す
場合は再度SWR表示キーを押すことで解除される。
示装置の他の実施例を示すブロック図である。図につい
て説明する。図1と相違するする部分はアンテナの効率
をよくするために複数のアンテナを用いて周波数帯に分
けてアンテナを使い分けする。図ではアンテナ9aから
9d迄の4組のアンテナを使い分けるがアンテナの数は
限定されない。アンテナ9aから9dを切り換えるアン
テナ切換器11で切り換える。このアンテナ9aから9
dとアンテナ切換器11は予め周波数帯に振り分けてそ
のデータをメモリー6に記憶しておく。
波数を操作部10から入力する。CPU5からアンテナ
切換信号Scをアンテナ切換器11に出力して、設定し
た周波数に対応するアンテナ9aから9dの1つ9bと
仮定すると、アンテナ9bが接続される。次に、SWR
記憶キーを押すと、送信部1の送信側とアンテナ9bが
直接接続した状態の進行波と反射波を方向性結合器2か
らCPU5に取り込んでA/D変換及び演算処理してS
WRを生成し、メモリー6にアンテナ9bデータ、周波
数とともに記憶する。続けてアンテナ整合器4がCPU
5の切換信号Saによりスイッチ3aと3bが切り換わ
り接続される。CPU5から整合信号Sbがアンテナ整
合器4に入力されて適正なSWRになるように整合され
る。図2の場合は周波数に対応する各アンテナ9a、9
b、9c、9d毎にSWRがメモリー6に記憶される。
SWRの記憶を終了する場合は再度操作部10のSWR
記憶キーを押すと通常の操作に復旧する。
のSWR表示キーを押すと運用中の表示からアンテナ単
位のSWRグラフィク表示となる。復旧する場合は再度
SWR表示キーを押すと運用状態の表示に戻る。
置によれば、送信出力側とアンテナとを直接接続する
か、間にアンテナ整合器を接続した状態で、所望の複数
の周波数をアンテナの直接接続のSWRとアンテナ整合
器で整合した状態のSWRとをメモリーに記憶して周波
数とSWR値とをグラフィック表示することができるの
で、アンテナの整合状態を周波数とSWR特性とが一見
でき、しかも、アンテナ整合器で整合した周波数ポイン
トも直ぐわかる。そのためにアンテナの整合も極めて便
利であり、アンテナ直接接続のSWRとアンテナ整合器
で整合した状態が対比して表示されており運用上の簡便
な効果が大きい。
実施例を示すブロック図である。
の実施例を示すブロック図である。
ロック図である。
ブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 アンテナ定在波比を表示する機能を有す
る送信機又は送受信機であって、 グラフィック表示機能を有する表示器と、送信部出力側
とアンテナとの間にスイッチ回路を設けて、送信部出力
側とアンテナとを直接接続するか、アンテナ整合器を介
して接続するかの選択手段と、アンテナの整合状態を検
出する方向性結合器と、方向性結合器からの進行波電圧
と反射波電圧からSWRを演算するCPUと、演算した
SWRを記憶するメモリーとを具備し、送信する周波数
毎に、送信部出力側とアンテナとが直接接続状態のSW
Rと、アンテナ整合器が接続されて整合した状態のSW
Rとを検出してそれぞれメモリーし、メモリーされた周
波数毎の2種類のSWRを読み出し、グラフィック表示
機能の前記表示器に同時表示することを特徴とする無線
送信機のSWR表示装置。 - 【請求項2】 前記アンテナは周波数帯域毎に異なる複
数のアンテナの1つを選択して接続するアンテナ選択ス
イッチをアンテナ整合器とアンテナ間に設け、CPUか
ら前記アンテナ選択スイッチに切換信号を出力すると、
選択したアンテナ単位でSWRのメモリーとSWR表示
を可能にしたことを特徴とする請求項1記載の無線送信
機のSWR表示装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP09199157A JP3096661B2 (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 無線送信機のswr表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09199157A JP3096661B2 (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 無線送信機のswr表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1131980A JPH1131980A (ja) | 1999-02-02 |
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Family
ID=16403112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09199157A Expired - Fee Related JP3096661B2 (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 無線送信機のswr表示装置 |
Country Status (1)
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WO2019044300A1 (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-07 | シャープ株式会社 | 電子機器、プログラム、制御装置および制御方法 |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP09199157A patent/JP3096661B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1131980A (ja) | 1999-02-02 |
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