JPH07110146A - 漏水防止冷温水配管方式 - Google Patents

漏水防止冷温水配管方式

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JPH07110146A
JPH07110146A JP28045693A JP28045693A JPH07110146A JP H07110146 A JPH07110146 A JP H07110146A JP 28045693 A JP28045693 A JP 28045693A JP 28045693 A JP28045693 A JP 28045693A JP H07110146 A JPH07110146 A JP H07110146A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経済的な冷温水配管を、居室天井内で水漏れ
を生じさせずに採用できるようにし、冷温水配管の信頼
性を向上させる。 【構成】 冷水往管3に接続される冷水往管ヘッダー
と、冷水還管5に接続される冷水還管ヘッダーと、温水
往管11に接続される温水往管ヘッダーと、温水還管1
3に接続される温水還管ヘッダーとが設けられたヘッダ
ー分岐ユニット41を居室天井15内に設ける。配管継
ぎ手が設けられていない分岐往管53と分岐還管55の
一端を個々の空調ユニット57(59)にそれぞれ接続
する。三方弁を介して分岐往管53の他端を冷水往管ヘ
ッダーと温水往管ヘッダーとの何方か一方と切替自在に
接続するとともに、三方弁を介して分岐還管55の他端
を冷水還管ヘッダーと温水還管ヘッダーとの何方か一方
と切替自在に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水循環回路により熱源
機器と空調機器とを接続する漏水防止冷温水配管方式に
関し、更に詳しくは、配管接続箇所を統合して一箇所に
設け、配管継ぎ手が設けられていない冷温水配管を居室
天井内に通過させるものである。
【0002】
【従来の技術】ウォーターループによる個別空調システ
ムでは、熱源機器と個々の空調機(又は、ファンコイル
ユニット)とが水循環回路で配管される。ウォータール
ープ個別空調システムは、搬送動力に水を使用するた
め、セントラル空調に見られるダクトによる空気の配風
が不要で、また、空冷式の空調機の欠点とされる配管長
制限もなく、大型ビル・事務所ビル等の細分化空調に適
している。そして、居室内に分散される空調ユニット
は、負荷の発生する所に直接配置されるため、居室天井
内を有効に利用する天井カセット形のものが一般的に使
用される。
【0003】図7はウォーターループによる従来の冷温
水配管方式の系統図である。冷熱源機器1には冷水往管
(C)3、冷水還管(CR)5が接続され、冷水往管
3、冷水還管5はスラブ7を貫通して各フロアーに配管
されている。また、温熱源機器9には温水往管(H)1
1、温水還管(HR)13が接続され、温水往管11、
温水還管13はスラブ7を貫通して各フロアーに配管さ
れている。各フロアーにおける冷水往管3、冷水還管
5、温水往管11、温水還管13には分岐配管である冷
水往管3a、冷水還管5a、温水往管11a、温水還管
13aが接続され、冷水往管3a、冷水還管5a、温水
往管11a、温水還管13aは居室天井15内を横走っ
て配管されている。
【0004】一方、居室天井15内には冷水、温水の接
続口が別個に設けられた天井カセット式の空調機(空調
ユニット)17、ファンコイルユニット(空調ユニッ
ト)19が設けられ、空調機17、ファンコイルユニッ
ト19は居室天井15内で冷水接続往管21、冷水接続
還管23、温水接続往管25、温水接続還管27を介し
て冷水往管3a、冷水還管5a、温水往管11a、温水
還管13aに接続されている。冷水往管3a、冷水還管
5a、温水往管11a、温水還管13aと冷水接続往管
21、冷水接続還管23、温水接続往管25、温水接続
還管27、及び冷水接続往管21、冷水接続還管23、
温水接続往管25、温水接続還管27と空調機17、フ
ァンコイルユニット19とは、一般的に配管継ぎ手29
a、29bにより居室天井15内で接続されている。な
お、分散配置された空調ユニットの末端において、更に
複数台数の空調ユニットを接続する、所謂ゾーン対応で
は、冷水往管3a、温水往管11aを統合して往管31
を構成するとともに、冷水還管5a、温水還管13aを
統合して還管33を構成し、この往管31、還管33に
ファンコイルユニット19を並列接続していた。この場
合には、冷水往管3a、温水往管11aに開閉弁35が
設けられ、冷温水の切替が行われた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、事務所ビル等の
居室空間では、電算機等の電子機器が著しく普及し、居
室天井15内における冷温水配管は、水漏れのない信頼
性の高いものが要求される。しかしながら、従来の冷温
水配管方式では、居室天井15内に分岐配管となる冷水
往管3a、冷水還管5a、温水往管11a、温水還管1
3aが横走って配管され、この冷水往管3a等が更に冷
水接続往管21、冷水接続還管23、温水接続往管2
5、温水接続還管27を介して空調機17、ファンコイ
ルユニット19に接続されるため、配管継ぎ手29a、
29bを用いた配管接続箇所Aを居室天井15内に多数
設けることになり、水漏れ事故を発生させる要因を増加
させるものとなっていた。一方、居室天井15内での水
漏れ事故を防止するため、冷媒ガスを循環供給させる直
膨式の空調方式もあるが、制御機器、断熱工事等が割高
となる問題があった。本発明は上記状況に鑑みてなされ
たもので、経済的な冷温水配管方式を水漏れを生じさせ
ることなく採用することができる漏水防止冷温水配管方
式を提供し、もって、居室天井内冷温水配管の信頼性向
上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る漏水防止冷温水配管方式の構成は、熱源
機器に接続された冷水系統の往管・還管と温水系統の往
管・還管とを、居室天井内で分散配置された複数の空調
ユニットに接続する漏水防止冷温水配管方式であって、
冷水往管に接続される冷水往管ヘッダーと、冷水還管に
接続される冷水還管ヘッダーと、温水往管に接続される
温水往管ヘッダーと、温水還管に接続される温水還管ヘ
ッダーとが設けられたヘッダー分岐ユニットを居室天井
内に設け、配管継ぎ手が設けられていない分岐往管と分
岐還管の一端を個々の空調ユニットにそれぞれ接続し、
三方弁を介して分岐往管の他端を冷水往管ヘッダーと温
水往管ヘッダーとの何方か一方と切替自在に接続すると
ともに、三方弁を介して分岐還管の他端を冷水還管ヘッ
ダーと温水還管ヘッダーとの何方か一方と切替自在に接
続したことを特徴とするものである。また、漏水防止冷
温水配管方式の構成は、冷水往管に接続される冷水往管
ヘッダーと、冷水還管に接続される冷水還管ヘッダー
と、温水往管に接続される温水往管ヘッダーと、温水還
管に接続される温水還管ヘッダーとが設けられたヘッダ
ー分岐ユニットを居室天井内に設け、配管継ぎ手が設け
られていない分岐往管と分岐還管の一端を個々の空調ユ
ニットにそれぞれ接続し、分岐往管の他端を冷水往管ヘ
ッダーに接続するとともに、分岐還管の他端を冷水還管
ヘッダーに接続し、分岐往管に往管開閉弁、分岐還管に
還管開閉弁をそれぞれ設け、往管開閉弁の下流側の分岐
往管にバイパス往管を介して温水往管ヘッダーを接続す
るとともに、還管開閉弁の上流側の分岐還管にバイパス
還管を介して温水還管ヘッダーを接続し、このバイパス
往管に往管開閉弁、バイパス還管に還管開閉弁をそれぞ
れ設けたものであってもよい。
【0007】
【作用】ヘッダー分岐ユニット内で、冷水往管と温水往
管の何方か一方が切替自在に分岐往管に接続されるとと
もに、冷水還管、温水還管の何方か一方が切替自在に分
岐還管と一括して接続され、配管接続箇所が居室天井内
に分散しなくなくり、水漏原因箇所が減少することにな
る。また、居室天井内を横走る分岐往管、分岐還管には
配管継ぎ手が用いられず、配管接続箇所がなくなること
から、水漏れの原因となる箇所が皆無となる。また、冷
水往管ヘッダーと温水往管ヘッダーをバイパス往管で接
続するとともに、冷水還管ヘッダーと温水還管ヘッダー
をバイパス還管で接続し、往管側、還管側のそれぞれの
配管に往管開閉弁、還管開閉弁を設けた配管方式では、
これら、冷水・温水側の往管開閉弁、冷水・温水側の還
管開閉弁が開閉制御されることで、任意の分岐往管・分
岐還管に選択的に冷水又は温水が循環されることにな
り、この際開放されている側の開閉弁が開閉制御されれ
ば、循環水量も制御されることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る漏水防止冷温水配管方式
の好適な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1
は本発明漏水防止冷温水配管方式の系統図、図2はヘッ
ダー分岐ユニットの概要図、図3は制御機能を有したヘ
ッダー分岐ユニットの概要図、図4は漏水防止型ユニッ
トの平面図、図5は図4の側面図である。冷熱源機器1
には冷水往管(C)3、冷水還管(CR)5が接続さ
れ、冷水往管3、冷水還管5はスラブ7を貫通して各フ
ロアーに配管されている。また、温熱源機器9には温水
往管(H)11、温水還管(HR)13が接続され、温
水往管11、温水還管13はスラブ7を貫通して各フロ
アーに配管されている。各フロアーにおける冷水往管
3、冷水還管5、温水往管11、温水還管13にはヘッ
ダー分岐ユニット41が接続され、ヘッダー分岐ユニッ
ト41は冷水往管3、冷水還管5、温水往管11、温水
還管13から最短距離の位置で、且つ水漏れによる影響
が生じにくい位置の居室天井15内に配置される。
【0009】図2に示すように、ヘッダー分岐ユニット
41内にはドレンパン43が設けられ、ドレンパン43
は図示しないドレン配管に接続されている。ドレンパン
43の上方には冷水往管ヘッダー45、冷水還管ヘッダ
ー47、温水往管ヘッダー49、温水還管ヘッダー51
が設けられ、冷水往管ヘッダー45は冷水往管3と、冷
水還管ヘッダー47は冷水還管5と、温水往管ヘッダー
49は温水往管11と、温水還管ヘッダー51は温水還
管13とそれぞれ接続されている。冷水往管ヘッダー4
5、冷水還管ヘッダー47には複数の分岐往管53、分
岐還管55が接続され、それぞれの分岐往管53、分岐
還管55は居室に分散配置された漏水防止型の空調機
(空調ユニット)57、ファンコイルユニット(空調ユ
ニット)59に接続されている。分岐往管53、分岐還
管55は、樹脂管等の継目無配管からなるとともに、居
室天井15内を横走る部分には配管継ぎ手29a、29
b(図7参照)が使用されていない。つまり、居室天井
15内を横走る分岐往管53、分岐還管55には漏水が
生じる可能性がある箇所が存在しないようになっている
のである。
【0010】ドレンパン43上の分岐往管53、分岐還
管55には往管三方弁61、還管三方弁63がそれぞれ
設けられ、往管三方弁61は温水往管ヘッダー49と、
還管三方弁63は温水還管ヘッダー51と接続されてい
る。従って、分岐往管53は、往管三方弁61が切替え
られることで、冷水往管ヘッダー45と温水往管ヘッダ
ー49との何方か一方に接続される。また、分岐還管5
5は、還管三方弁63が切替えられることで、冷水還管
ヘッダー47と温水還管ヘッダー51との何方か一方に
接続されるようになっているのである。つまり、分岐往
管53、分岐還管55には冷水又は温水が三方弁の切替
により選択的に循環できるようになっているのである
(以下、この機能を「冷温水切替機能」という)。
【0011】ヘッダー分岐ユニット41に冷温水切替機
能並びに流量制御機能をもたせる場合には、往管三方弁
61、還管三方弁63を設けず、それぞれに開放弁を設
ける。即ち、図3に示すように、分岐往管53、分岐還
管55に往管開閉弁65a、還管開閉弁67aをそれぞ
れ設け、往管開閉弁65a下流側の分岐往管53にバイ
パス往管69を介して温水往管ヘッダー49を接続する
とともに、還管開閉弁67a上流側の分岐還管55にバ
イパス還管71を介して温水還管ヘッダー51を接続す
る。そして、バイパス往管69、バイパス還管71には
往管開閉弁65b、還管開閉弁67bをそれぞれ設け
る。このような配管構成とすることにより、冷温水の切
替が可能となるとともに、切替えられた循環水の流量も
開閉弁の開閉制御により可能となる。
【0012】開閉弁の開閉制御例として、例えば図3に
示した冷温水切替機能並びに流量制御機能を可能にする
配管構成において、図6に示すように、それぞれの空調
機57、ファンコイルユニット59に接続されたリモー
トコントローラ(リモコン)73からの制御信号線75
をヘッダー分岐ユニット41内の往管開閉弁65a、還
管開閉弁67a、往管開閉弁65b、還管開閉弁67b
に接続する。そして、例えば空調機57n を暖房に切替
える場合には、空調機57n のリモコン73n に切替え
指令が入力された際、空調機57n に接続される分岐往
管53n (図3参照)の往管開閉弁65an を閉じると
ともに、分岐還管55n の還管開閉弁67an を閉じ
る。同時に、バイパス配管69n 、バイパス配管71n
の往管開閉弁65bn 、還管開閉弁67bn が開かれ、
空調機57n には温水が循環されることになる。そし
て、流量制御を行うには、往管開閉弁65bn (又は、
還管開閉弁67bn )のみを開閉制御するのである。
【0013】図4、図5に示すように、漏水防止型の空
調機57、ファンコイルユニット59の内部にはドレン
パン77が設けられ、ドレンパン77は図示しないドレ
ン配管に接続されている。ドレンパン77の上方には冷
温水コイル79が設けられ、冷温水コイル79はドレン
パン77の上方で分岐往管53、分岐還管55と接続さ
れている。従って、冷温水コイル79、或いは冷温水コ
イル79と分岐往管53、分岐還管55との接続箇所で
万一水漏れが発生した場合でも、漏水は全てドレンパン
77に受けられるようになっている。また、空調機5
7、ファンコイルユニット59のケーシングには点検口
81が設けられ、点検口81は冷温水コイル79、ドレ
ンパン77部分の点検を可能にしている。
【0014】なお、分散配置された空調ユニットの末端
において、更に複数台数の空調ユニットを接続する、所
謂ゾーン対応では、ドレンパン77の上方で分岐往管5
3、分岐還管55に連結往管83、連結還管85が接続
されることになる。ヘッダー分岐ユニット41、分岐往
管53、分岐還管55、漏水防止型の空調機57(又
は、ファンコイルユニット59)を主な部材として漏水
防止冷温水配管方式による水循環回路が構成されてい
る。
【0015】この漏水防止冷温水配管方式では、ヘッダ
ー分岐ユニット41内で、冷水往管3と温水往管11の
何方か一方が切替自在に分岐往管53に接続されるとと
もに、冷水還管5、温水還管13の何方か一方が切替自
在に分岐還管55と一括して接続され、配管接続箇所が
居室天井15内に分散しなくなり、水漏原因箇所が減少
することになる。そして、仮にヘッダー分岐ユニット4
1内で水漏れが発生した場合でも、水が全てドレンパン
43に受けられ、居室内への水漏れがなくなる。また、
居室天井15内を横走る分岐往管53、分岐還管55に
は配管継ぎ手が用いられず、配管接続箇所がなくなるこ
とから、水漏れの原因となる箇所が皆無となる。更に、
居室に分散配置された空調機57、ファンコイルユニッ
ト59においては、それぞれのケーシング内にドレンパ
ン77が設けられ、分岐往管53、分岐還管55との接
続部分がドレンパン77上に配置されることから、仮
に、冷温水コイル79、又は配管接続箇所で水漏れが発
生した場合でも、上述のヘッダー分岐ユニット41同
様、水が全てドレンパン77に受けられ、居室内への水
漏れがなくなる。
【0016】このように上述の漏水防止冷温水配管方式
では、配管接続箇所を統合することにより、居室天井内
に分散されていた配管接続箇所が減少するとともに、こ
の配管統合部分(ヘッダー分岐ユニット41)と空調機
57等とを配管継ぎ手を用いない分岐往管53、分岐還
管55で接続したので、漏水可能性箇所が確実に排除さ
れることになり、更に、配管統合部分、及び空調機57
等にはドレンパン43、77が設けられているので、万
一この部分で漏水が発生しても居室内への漏水が確実に
防止できるのである。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る漏水防止冷温水配管方式によれば、冷水往管と温水往
管が切替自在に分岐往管に接続されるとともに、冷水還
管、温水還管が切替自在に分岐還管と接続され、これら
接続部がヘッダー分岐ユニット内で一括されるので、配
管接続箇所が居室天井内に分散しなくなり、水漏原因箇
所が減少することになる。また、居室天井内を横走る分
岐往管、分岐還管には配管継ぎ手が用いられず、配管接
続箇所が排除されることから、水漏原因箇所がなくな
る。この結果、居室天井内における冷温水配管の信頼性
が向上し、経済的な冷温水配管方式を水漏れを生じさせ
ることなく採用することができるようになる。また、冷
水往管ヘッダーと温水往管ヘッダーをバイパス往管で接
続するとともに、冷水還管ヘッダーと温水還管ヘッダー
をバイパス還管で接続し、それぞれの配管に往管開閉
弁、還管開閉弁を設けた配管方式では、冷水・温水側の
往管開閉弁、冷水・温水側の還管開閉弁が開閉制御され
ることで、任意の往管・還管系統に選択的に冷水又は温
水が循環されることになり、この際開放されている側の
開閉弁が開閉制御されれば、循環水量も制御することが
できるので、三方弁を使用することなく冷温水切替機能
並びに流量制御機能をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明漏水防止冷温水配管方式の系統図であ
る。
【図2】ヘッダー分岐ユニットの概要図である。
【図3】制御機能を有したヘッダー分岐ユニットの概要
図である。
【図4】漏水防止型ユニットの平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】制御概要を説明する制御配線回路のブロック図
である。
【図7】ウォーターループによる従来の冷温水配管方式
の系統図である。
【符号の説明】
1 冷熱源機器(熱源機器) 3 冷水往
管 9 温熱源機器(熱源機器) 5 冷水還
管 11 温水往管 13 温水
還管 15 居室天井 29a、2
9b 配管継ぎ手 41 ヘッダー分岐ユニット 45 冷水
往管ヘッダー 47 冷水還管ヘッダー 49 温水
往管ヘッダー 51 温水還管ヘッダー 53 分岐
往管 55 分岐還管 57 空調
機(空調ユニット) 59 ファンコイルユニット(空調ユニット) 61 往管三方弁(三方弁) 63 還管
三方弁(三方弁) 65a、65b 往管開閉弁 67a、6
7b 還管開閉弁 69 バイパス往管 71 バイ
パス還管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源機器に接続された冷水系統の往管・
    還管と温水系統の往管・還管とを、居室天井内で分散配
    置された複数の空調ユニットに接続する漏水防止冷温水
    配管方式であって、 冷水往管に接続される冷水往管ヘッダーと、冷水還管に
    接続される冷水還管ヘッダーと、温水往管に接続される
    温水往管ヘッダーと、温水還管に接続される温水還管ヘ
    ッダーとが設けられたヘッダー分岐ユニットを居室天井
    内に設け、 配管継ぎ手が設けられていない分岐往管と分岐還管の一
    端を個々の前記空調ユニットにそれぞれ接続し、 三方弁を介して該分岐往管の他端を前記冷水往管ヘッダ
    ーと温水往管ヘッダーとの何方か一方と切替自在に接続
    するとともに、三方弁を介して該分岐還管の他端を前記
    冷水還管ヘッダーと温水還管ヘッダーとの何方か一方と
    切替自在に接続したことを特徴とする漏水防止冷温水配
    管方式。
  2. 【請求項2】 熱源機器に接続された冷水系統の往管・
    還管と温水系統の往管・還管とを、居室天井内で分散配
    置された複数の空調ユニットに接続する漏水防止冷温水
    配管方式であって、 冷水往管に接続される冷水往管ヘッダーと、冷水還管に
    接続される冷水還管ヘッダーと、温水往管に接続される
    温水往管ヘッダーと、温水還管に接続される温水還管ヘ
    ッダーとが設けられたヘッダー分岐ユニットを居室天井
    内に設け、 配管継ぎ手が設けられていない分岐往管と分岐還管の一
    端を個々の前記空調ユニットにそれぞれ接続し、 分岐往管の他端を冷水往管ヘッダーに接続するととも
    に、分岐還管の他端を冷水還管ヘッダーに接続し、 該分岐往管に往管開閉弁、該分岐還管に還管開閉弁をそ
    れぞれ設け、 往管開閉弁の下流側の分岐往管にバイパス往管を介して
    温水往管ヘッダーを接続するとともに、還管開閉弁の上
    流側の分岐還管にバイパス還管を介して温水還管ヘッダ
    ーを接続し、 該バイパス往管に往管開閉弁、該バイパス還管に還管開
    閉弁をそれぞれ設けたことを特徴とする漏水防止冷温水
    配管方式。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604832U (ja) * 1983-06-22 1985-01-14 株式会社日立製作所 冷・温水共用コイルの水流切替装置
JPH05141687A (ja) * 1991-11-26 1993-06-08 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JPH0554939U (ja) * 1991-12-25 1993-07-23 フレックス株式会社 空調系ファンコイルの冷温水ヘッダー

Patent Citations (3)

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JP2702663B2 (ja) 1998-01-21

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