JPH0710985Y2 - 電気転てつ機 - Google Patents

電気転てつ機

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JPH0710985Y2
JPH0710985Y2 JP1988161812U JP16181288U JPH0710985Y2 JP H0710985 Y2 JPH0710985 Y2 JP H0710985Y2 JP 1988161812 U JP1988161812 U JP 1988161812U JP 16181288 U JP16181288 U JP 16181288U JP H0710985 Y2 JPH0710985 Y2 JP H0710985Y2
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cam
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益雄 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、トングレールの転換を行う電気転てつ機に関
し、特に市街鉄道用として使用される市街電気転てつ機
に関する。
〈従来の技術〉 市街電気転てつ機の場合、装置の簡素化,電車の走行速
度及び場所的条件等から、通常の電気転てつ機において
トングレールを転換位置で鎖錠するための鎖錠桿を使用
していない。また、車道に敷設される軌道の分岐器に隣
接して電気転てつ機を設置することは場所的制約からで
きず、分岐器から離れた歩道側に設置し、転てつ機の動
作桿と軌道側のトングレールとを接続桿を路面下に埋設
して連結している。このために、接続桿長が長くなり、
気温変化により接続桿の長さ変化が大きくトングレール
の密着力に影響を及ぼす。
かかる問題を解消するため、スプリングバッファという
ものを使用することがある。即ち、スプリングバッファ
を動作桿と接続桿との間に介在させて、接続桿の長さ変
化をスプリングの伸縮により吸収してトングレールの密
着力が常に略一定となるようにする。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記スプリングバッファを使用した場
合、トングレール転換時に基本レールとトングレールと
の間に異物が挟まってトングレールが基本レールに密着
できない時でも、動作桿はスプリングバッファのスプリ
ングを圧縮して最終位置まで転換し、転換終了表示がな
されてしまうという問題がある。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、スプリング
バッファを使用した場合でも確実に異物検知ができる電
気転てつ機を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本考案の電気転てつ機は、動作桿(2)と、ス
プリング緩衝装置(40)と、カム部材(19〜22)と、鎖
錠桿(6A,6B)とを有する電気転てつ機であって、動作
桿(2)は、スライダ(4)と、電動式回転機構(11〜
16,18)の転換ローラ(18)が係合する係合面(2a)と
を有し、電動式回転機構(11〜16,18)の回転に連動し
て往復直線動し、スプリング緩衝装置(40)は、トング
レール(8)に接続桿(9)を介して接続するロッド
(41)と、該ロッド(41)周囲に移動自由に設けた圧縮
スプリング(42)と、該圧縮スプリング(42)両端外方
で前記ロッド(41)周囲に固定されたストッパ(46A,46
B)とを有し、動作桿(2)に固定されたスライダ
(4)の移動に連係して圧縮スプリング(42)が移動
し、ストッパ(46A又は46B)に圧縮スプリング(42)が
当接した時点からは、圧縮スプリング(42)の弾性力が
ストッパ(46A又は46B)を介してロッド(41)に伝達さ
れ、トングレール(8)を転換させ、カム部材(19〜2
2)は、カムバー(19,20)と、ロックピース(21,22)
とを有し、カムバー(19,20)は、カム面(19a,20a)を
有し、該カム面(19a,20a)に動作桿(2)と重複しな
い回転角度範囲で転換ローラ(18)が係合し、転換ロー
ラ(18)とカム面(19a又は20a)との係合によってカム
バー(19又は20)が動作桿(2)と直角方向に往復直線
動し、ロックピース(21,22)は、先端部に突起(21a,2
2a)を有し、カムバー(19,20)の先端部に連結されて
カムバー(19,20)と一体に往復直線動し、鎖錠桿(6A,
6B)は、切欠部(6a,6b)を有し、該切欠部(6a,6b)の
形成位置は、トングレール(8)が転換終了位置まで移
動した時にロックピース(21,22)の突起(21a,22a)の
嵌合する位置であり、スプリング緩衝装置(40)のロッ
ド(41)に連結桿(5)を介して一体に連結され、ロッ
ド(41)の移動に伴ってロックピース(21,22)と直角
方向に移動し、トングレール(8)の転換動作時で、ト
ングレール(8)が転換終了位置まで移動できない異常
時には、正規の位置まで移動せず、切欠部(6a,6b)に
ロックピース(21,22)の突起(21a,22a)が嵌合不能と
なる構成とした。
〈作用〉 かかる構成とすれば、正常時は、動作桿の転換動作によ
りトングレールが所定距離移動し、これに伴って鎖錠桿
も所定距離移動するため、カム部材が鎖錠桿の切欠部に
嵌合する。
一方、トングレールと基本レールとの間に異物が挟まっ
た時は、動作桿はスプリング緩衝装置の作用により転換
終了位置まで移動するが、トングレールは転換終了位置
まで移動できずその移動距離は短くなり鎖錠桿の移動距
離も短くなるため、鎖錠桿の切欠部が正常位置まで到達
せずカム部材が切欠部に嵌合できなくなるので、異物の
検知が可能となる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の電気転てつ機を示す第1図及び第2図におい
て、本実施例の電気転てつ機1は、第3図に示す内蔵さ
れた電動式回転機構としての電気転換装置により往復直
線動する動作桿2と、該動作桿2の斜め下方に配置され
動作桿2にブラケット3を介して固定されたスライダ4
が中央部に嵌合する第4図に示す構造のスプリング緩衝
装置としてのスプリングバッファ40と、該スプリングバ
ッファ40に連結桿5を介して一体に結合された上下一対
の鎖錠桿6A,6Bとを備えている。そして、前記スプリン
グバッファ40の一端には、第6図に示す路面に敷設され
た基本レール7A,7Bの一方に設けられたトングレール8
が接続桿9を介して連結されている。従って、動作桿2
の往復直線動に伴ってスプリングバッファ40及び接続桿
9を介してトングレール8が転換操作されるようになっ
ている。
第3図の転換装置は、モータ11からの動力は一対のベベ
ルギア12からフリクションクラッチ13を介してピニオン
14に伝達され、該ピニオン14と減速用の中間ギア15を介
して噛合する転換ギア16を回転させるようになってい
る。17は手動用の手回しハンドルである。
前記転換ギア16には、その下面に上下二段の転換ローラ
18が設けられている。該転換ローラ18は転換動作時に転
換ギア16の下面側に配置された前述の動作桿2に形成し
た係合面2aと、後述するカムバー19,20のカム面19a,20a
とに係合する位置に設けられている。
また、動作桿2の下方には前記転換ギア16の回転軸を通
り動作桿2の軸方向と直角な直線を挟んで線対称な形状
を有した一対のカムバー19,20が設けられ、これらカム
バー19,20には、前記転換ローラ18とそれぞれ異なる回
転角範囲で係合するカム面19a,20aが形成されている。
前記カムバー19,20のモータ11と反対側の端部には、そ
れぞれロックピース21,22が一体に連結され、これらロ
ックピース21,22は先端部にそれぞれ上方及び下方に突
出する突起部21a,22aが形成されており、これら突起部2
1a,22aはそれぞれ転てつ機1内に上下に配置された前述
の一対の鎖錠桿6A,6Bに形成された切欠部としての切欠6
a,6b内を進退自由に配設されている。従って、カムバー
19,20及びロックピース21,22とでカム部材を構成してい
る。
また、スプリングバッファ40は第4図に示すように、接
続桿9に一端が連結されるロッド41の中間部外周に予め
所定のセット荷重を得るため圧縮されたスプリング42が
リテーナ43A,43B間に介装されている。該リテーナ43A,4
3Bの両側には、カラー44A,44Bがロッド41周囲に設けら
れており、前記リテーナ43A,43B及びカラー44A,44Bは一
体にロッド41の軸方向に摺動自由である。更に、カラー
44A,44B外周には、スプリング42及びリテーナ43A,43Bを
覆うように、2つの鍔部45A,45Bを有する筒状部材45が
カラー44A,44Bに対して摺動自由に設けられている。そ
して、前記鍔部45A,45B間の筒状部材45外周に前述の動
作桿2に固定されるスライダ4が嵌合され、鍔部45A,45
Bの間で摺動自由になっている。また、ロッド41には、
動作桿2の転換終了位置より手前の位置でカラー44A,44
B端部が当接してスプリング42の移動を停止するストッ
パとしてのナット46A,46Bが螺合している。
次に動作を説明する。
まず、第5図に基づき動作桿2、ロックピース21,22及
び鎖錠桿6との関係について説明する。
(A)では、トングレール8は第6図で右側に転換され
た位置、即ち基本レール7Aから離れた位置にあり、この
位置でロックピース21の突起21aが鎖錠桿6Aの切欠6a内
に挿入されており、ロックピース22の突起22aは鎖錠桿6
Bの切欠6bから外れている。このとき、カラー44Bがナッ
ト46Bによって移動を規制され、スライダ4によりスプ
リングバッファ40の鍔部45Bが押圧され第4図に示すよ
うに、反対側の鍔部45Aを介してスプリング42が圧縮さ
れた状態にあり、リテーナ43Bと鍔部45Bとの間に隙間を
生じている。
また、動作桿2は端面2bの位置までロックピース21の先
端が入り、動作桿2が外力により移動しないよう鎖錠さ
れている。
この状態から、転換ローラ18が図で時計回りに回転し、
カムバー19のカム面19aと係合してカムバー19及びこれ
と一体のロックピース21を図で右方向へ移動させ、切欠
6a及び動作桿2の端面2bとの係合を解除する。ここで
は、動作桿2の係合面2aは転換ローラ18の回転外径と一
致した位置にあり動作桿2は移動しない((B)図参
照)。
更に、転換ローラ18が回転すると、動作桿2の係合面2a
の端部と係合して動作桿2を図で下方向に移動させる。
これにより、第4図の状態にあるスライダ4はスプリン
グバッファ40の鍔部45Bから離れて移動を開始するが、
鍔部45Aに接触するまではトングレール8は移動しない
((C)図参照)。これは、動作桿2のストローク量
(約220mm)がトングレール8のストローク量(約50m
m)より大になっておりその差分逃がす必要があるため
である。
転換ローラ18が中間位置を超えて回転し、スライダ4が
鍔部45Aに当接した後は、筒状部材45が移動を開始し、
これに伴ってカラー44A,44B及びスプリング42も移動を
開始し、カラー44Aがナット46Aに当たるとその後はスプ
リング42の弾性力を介してロッド41が移動を開始し、ト
ングレール8が接続桿9を介して転換動作する。このと
きに、鎖錠桿6A,6Bも連結桿5を介してロッド41と共に
移動する。そして、転換ローラ18が係合面2aの図で下側
の転換ローラ18の回転外径と一致する部分に達したとこ
ろで動作桿2の移動は停止(転換終了位置)し、この位
置でトングレール8は第6図に示すように基本レール7A
に接触した位置に転換される。その後に、更に転換ロー
ラ18が回転すると、今度は、転換ローラ18はカムバー20
のカム面20aと係合し、ロックピース22を鎖錠桿6Bの切
欠6bに係合させる((D)図参照)。
即ち、上記の位置でロックピース22の軸上に位置する切
欠6bに対し、ロックピース22が図で左方向に移動して突
起22aが挿入する((E)図参照)。
そして、2つのカムバー19,20は、それぞれの動作位置
で、位置検出スイッチを動作させる。
次に、第6図に基づき本実施例の特徴である異物検知動
作について説明する。
まず、正常時には、前述したように第6図の上図に示す
如く鎖錠桿6Bの切欠6bにロックピース22の突起22aが挿
入される。
一方、第6図の下図のようにトングレール8と基本レー
ル7Aとの間に異物Aが挟まった場合、転換初期では、正
常時と同様に、動作桿2の移動によりスライダ4が移動
し鍔部45Aを押圧してカラー44Aを移動させナット46Aに
接触した後、ロッド41及び接続桿9を介してトングレー
ル8は移動する。この際、鎖錠桿6A,6Bも一体に移動す
る。しかし、トングレール8が異物Aに当たるとその後
はトングレール8は移動できないので、ロッド41及び鎖
錠桿6A,6Bも移動できない。そして、動作桿2の方は、
通常と同様に転換終了位置まではスプリング42を圧縮さ
せて移動してロックピース22を動作させるが、鎖錠桿6B
が正常位置まで移動しないので、その切欠6bとロックピ
ース22との位置が図示のようにずれて突起22aが切欠6b
に挿入せず、ロックピース22が正常位置まで移動できな
くなる。このために、ロックピース22の位置を検出する
ことにより異物検知ができる。
次に第7図〜第9図にスプリングバッファの別の実施例
を示す。
第7図は本実施例のスプリングバッファの構成を示す図
である。
図において、このスプリングバッファ50は、ロッド51の
中間部外周に予め所定のセット荷重を得るため2つの圧
縮スプリング52がリテーナを兼ねるカラー53A,53B間に
シリーズに介装されている。70は平座で、スプリング52
の間にロッド51に遊嵌して配置してある。尚、本実施例
では平座70を挟んで2つの圧縮スプリングをシリーズに
設けてあるが、平座70を外して1つの圧縮スプリングと
してもよい。
前記カラー53A,53Bはロッド51周囲に軸方向摺動自由に
設けられている。更に、カラー53A,53B外周には、スプ
リング52を覆う筒状部材54の端部を支持する支持部材55
A,55Bがカラー53A,53Bに対して摺動自由に設けられてい
る。また、ロッド51には、動作桿2の転換中の位置でカ
ラー53A,53B端部に当接すると共に転換終了位置手前か
らスプリング52の圧縮量を決めるためのアジャスタであ
るナット56A,56Bが螺合している。更に、ロッド51の図
中左端側には、ロッド51外周に設けたカラー57を挟んで
対向させてストッパ58A,58B及びナット59A,59Bを螺合
し、前記ストッパ58A,58B間には、カラー57外周に摺動
自由に設けたスライダ60を動作桿2に連結して設けてあ
る。
そして、前記筒状部材54外面に、クランク61の二股状に
形成された一端を支軸64を介して回動自由に取付け、該
クランク61の他端を第9図のように接続桿9を介してト
ングレール8に連結してある。前記クランク61の中間部
は、電気転てつ機1の下部に設けた基台62に支軸63によ
り揺動自由に軸支してある。
また、前記クランク61の二股状端部近傍には、第8図に
示す略コ字状に折曲形成した連結部材65の一端が固定さ
れており、該連結部材65の他端には、スプリングバッフ
ァ50のロッド51と平行に配置したロッド66の一端が回動
自由に連結され、該ロッド66の他端には、連結部材67の
一端が結合され、該連結部材67の他端に鎖錠桿6A,6Bが
連結されている。
かかる構成のスプリングバッファ50の動作について説明
する。
第7図の状態では、前記実施例とは逆にトングレール8
は基本レール7Aに接触した位置にあり、この場合、ナッ
ト56A及びカラー53Aを介してスプリング52は圧縮されて
いる。この状態から、動作桿2の転換動作が開始されて
スライダ60が図中左方向に移動すると、スプリング52の
復元力によりスライダ60に追従してカラー53A及びナッ
ト56Aを介してナット56Bがカラー53Bと当接するまで図
中左方向にロッド51が移動し、その後はスライダ60のみ
がストッパ58Aに当接するまで移動する。
更に、スライダ60が移動すると、ストッパ58Aを介して
ロッド51が移動し、ナット56Bがカラー53Bと当接してお
りロッド51の移動に伴うナット56Bの移動によりスプリ
ング52のセット力を受けてカラー53Aを介して筒状部材5
4が移動を開始する。これにより、クランク61が回動を
開始し、接続桿9が第9図中右方向に移動してトングレ
ール8が基本レール7Aから離れる。その後も、更にスラ
イダ60は移動しカラー53Bを介してスプリング52を圧縮
した状態でトングレール8の転換動作が完了する。この
際に、鎖錠桿6A,6Bも連結部材65,ロッド66及び連結部材
67を介して移動して前述と同様に鎖錠が行われる。
一方、トングレール8と基本レール7Aとの間に異物Aが
挟まった場合には、前述の実施例と同様に、転換初期で
は、正常時と同様に、動作桿2の移動によりスライダ60
が移動しスプリング52の復元力によりスライダ60に追従
してカラー53B及びナット56Bを介してナット56Aがカラ
ー53Aと当接するまでロッド51が移動し、スライダ60が
ストッパ58Bに当接してからはストッパ58Bを介してロッ
ド51が移動し、ナット56A,カラー53A,スプリング52及び
カラー53Bを介して筒状部材54が移動を開始してクラン
ク61が回動を開始し、トングレール8が移動する。この
際、鎖錠桿6A,6Bも一体に移動する。そして、トングレ
ール8が異物Aに当たるとその後はトングレール8は移
動できないので、筒状部材54及び鎖錠桿6A,6Bも移動で
きない。一方、動作桿2の方は、通常と同様に転換終了
位置まではスプリング52を圧縮させて移動してロックピ
ースを動作させるが、鎖錠桿が正常位置まで移動しない
ので、その切欠とロックピースとの位置が図示のように
ずれて突起が切欠に挿入せず、ロックピースが正常位置
まで移動できなくなり、ロックピースの位置を検出する
ことにより異物検知ができる。
本実施例のようにクランクを使用すれば、地中に埋設す
る接続桿位置より高い位置に電気転てつ機を配置するこ
とができ、水害時に電気転てつ機が水没するのを防ぐこ
とができるという効果を有する。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、スプリング緩衝装
置を設けた場合でも、トングレールに異物が挟まったこ
とを確実に検知することができ、市街電気転てつ機の信
頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気転てつ機の平面
図、第2図は同じく正面図、第3図(A)は同上実施例
の電気転てつ機内部の電気転換装置を示す平面図、同図
(B)は同じく正面図、第4図(A)はスプリングバッ
ファの構成を示す断面図、同図(B)は(A)図のIV-I
V線矢視断面図、第5図(A)〜(E)は同上実施例の
電気転てつ機の転換動作過程を説明する図、第6図は同
上実施例の異物検知動作を説明する図、第7図は本考案
の別の実施例のスプリングバッファの構成を示す断面
図、第8図は同上実施例の電気転てつ機の側面図、第9
図は第8図の右側面図である。 1……電気転てつ機、2……動作桿、4,60……スライ
ダ、5連結桿、6A,6B……鎖錠桿、6a,6b……切欠、7A,7
B……基本レール、8……トングレール、9……接続
桿、11……モータ、13……フリクションクラッチ、16…
…転換ギア、18……転換ローラ、19,20……カムバー、2
1,22……ロックピース、21a,22b……突起、40,50……ス
プリングバッファ、41,51……ロッド、42,52……スプリ
ング、44A,44B,53A,53B……カラー、45A,45B……鍔部、
46A,46B,56A,56B……ナット、54……筒状部材、61……
クランク、62……基台、65,67……連結部材、66……ロ
ッド、A……異物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作桿(2)と、スプリング緩衝装置(4
    0)と、カム部材(19〜22)と、鎖錠桿(6A,6B)とを有
    する電気転てつ機であって、 動作桿(2)は、スライダ(4)と、電動式回転機構
    (11〜16,18)の転換ローラ(18)が係合する係合面(2
    a)とを有し、電動式回転機構(11〜16,18)の回転に連
    動して往復直線動し、 スプリング緩衝装置(40)は、トングレール(8)に接
    続桿(9)を介して接続するロッド(41)と、該ロッド
    (41)周囲に移動自由に設けた圧縮スプリング(42)
    と、該圧縮スプリング(42)両端外方で前記ロッド(4
    1)周囲に固定されたストッパ(46A,46B)とを有し、動
    作桿(2)に固定されたスライダ(4)の移動に連係し
    て圧縮スプリング(42)が移動し、ストッパ(46A又は4
    6B)に圧縮スプリング(42)が当接した時点からは、圧
    縮スプリング(42)の弾性力がストッパ(46A又は46B)
    を介してロッド(41)に伝達され、トングレール(8)
    を転換させ、 カム部材(19〜22)は、カムバー(19,20)と、ロック
    ピース(21,22)とを有し、 カムバー(19,20)は、カム面(19a,20a)を有し、該カ
    ム面(19a,20a)に動作桿(2)と重複しない回転角度
    範囲で転換ローラ(18)が係合し、転換ローラ(18)と
    カム面(19a又は20a)との係合によってカムバー(19又
    は20)が動作桿(2)と直角方向に往復直線動し、 ロックピース(21,22)は、先端部に突起(21a,22a)を
    有し、カムバー(19,20)の先端部に連結されてカムバ
    ー(19,20)と一体に往復直線動し、 鎖錠桿(6A,6B)は、切欠部(6a,6b)を有し、該切欠部
    (6a,6b)の形成位置は、トングレール(8)が転換終
    了位置まで移動した時にロックピース(21,22)の突起
    (21a,22a)の嵌合する位置であり、スプリング緩衝装
    置(40)のロッド(41)に連結桿(5)を介して一体に
    連結され、ロッド(41)の移動に伴ってロックピース
    (21,22)と直角方向に移動し、トングレール(8)の
    転換動作時で、トングレール(8)が転換終了位置まで
    移動できない異常時には、正規の位置まで移動せず、切
    欠部(6a,6b)にロックピース(21,22)の突起(21a,22
    a)が嵌合不能となる構成である 電気転てつ機。
JP1988161812U 1988-12-15 1988-12-15 電気転てつ機 Expired - Lifetime JPH0710985Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JP1988161812U JPH0710985Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 電気転てつ機

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JPH0282666U JPH0282666U (ja) 1990-06-26
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