JP6038757B2 - 発条転てつ機 - Google Patents

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本発明は、発条転てつ機に関する。
転てつ機には、電気転てつ機と発条転てつ機がある。図10は電気転てつ機の設置状態を示す斜視図、図11は発条転てつ機の構成を示す図である。
電気転てつ機は、図10に符号SMで示すものであり、電気で駆動されるモータMの回転力を図示されていないクラッチ(フリクションクラッチまたはマグネットクラッチ)、中間歯車、転換歯車、転換ローラを介して動作かん101を往動または復動させ、その動作かん101に連結されているスイッチアジャスターロッド102、スイッチアジャスタ腕金具103およびタイバー104を介してトングレール105を転換させるものである(非特許文献3)。
一方、発条転てつ機は、図11に符号SPで示すものであり、下端部にチェックバルブ201を、上端部にニードルバルブ202を備えた油圧シリンダ203とばね204とを有し、その油圧シリンダのピストンロッド205とばね204の上端およびばね204の下端と油圧シリンダ203の下端とをそれぞれ上部クランク206および下部クランク207で連結し、下部クランク207の回転力をアーム208を介して図10に示したスイッチアジャスターロッド102と同様のスイッチアジャスターロッド102に伝達させて、そのスイッチアジャスターロッド102、スイッチアジャスタ腕金具103およびタイバー104を介してトングレール105を転換させるものであり、対向列車に対しては、ばね圧でトングレール105の基本レール106に対する密着状態(定位)を確保し、列車が背向で通過するときは、車輪がばね圧を圧してトングレール105を割出し(転換し)、通過後はばね204の力で自動的に定位側に復帰するように作用する(非特許文献4)。
鉄道技術者のための電気概論 信号シリーズ 4、転てつ装置、pp.38−54、日本鉄道電気技術協会、1992 鉄道技術者のための電気概論 信号シリーズ 4、転てつ装置、pp.76−82、日本鉄道電気技術協会、1992
発条転てつ機は、上述のように、内部のばね204の作用により割り出し転換後、復帰する機能を有する。しかし、その復帰動作時に発条転てつ機が出し得る力は決まった大きさであるため、その大きさを上回る負荷を持つ分岐器、例えば、床板が錆びた分岐器や重軌条の分岐器では、復帰動作が止まり、正常に復帰することができずに、輸送障害となることがある。
その解決策の一つとして、発条転てつ機SPの内部のばね204を強くする、または押し込み量を増やす手段が考えられる。しかし、この解決策では、同時に割り出しに必要な力も増すため、車両重量や路面、分岐器形状によっては、従来の発条転てつ機と同様に使用できない虞がある。
一方、転換鎖錠器(ゲレンク)は、重量が異なる2種類のレールのうち、重量の大きい50Nレール用の設備として用いられており、内部にばねを用いているが、発条転てつ機の復帰動作を完全に補助する装置とは言えない。
そこで、本発明は、復帰動作時に出し得る力を上回る負荷を持つ分岐器においても正常に復帰することができる発条転てつ機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る発条転てつ機は、発条転てつ機の復帰動作開始を検知する手段が発条転てつ機の復帰動作開始を検知したときスイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんの定位復帰をアシストし、発条転てつ機の定位復帰を検知する手段が発条転てつ機の定位復帰を検知したときアシストを終了して復位する動力アシスト機を、発条転てつ機のスイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんの反位の前方付近に備えたことを特徴とする。
上記発条転てつ機は、以下の手順で動作する。
(1)発条転てつ機による復帰動作開始を検知すると、動力アシスト機のアシストロッド(原動軸)を動作させる。
(2)そのアシストロッドにより、復帰動作するスイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんを後押しする。
(3)発条転てつ機による定位復帰を検知すると、アシストロッドによる後押しを停止し、アシストロッドを初期位置に復帰させる。
動力アシスト機は、アシストロッドを往復運動させる往復運動機構と、スイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんに結合された連結ロッドと、その連結ロッドに設けられた作動部材により動作される定位検知スイッチおよび反位検知スイッチと、これらの定位検知スイッチおよび反位検知スイッチの検知信号に基づいて往復運動機構の往復運動を制御する制御手段とを有し、制御手段は、反位検知スイッチの検知信号に基づいて連結ロッドの復帰動作開始を検知したとき往復運動機構にアシストロッドが連結ロッドの復帰動作を後押しするように動作させ、定位検知スイッチの検知信号に基づいて連結ロッドの復帰動作終了を検知したとき往復運動機構にアシストロッドによる連結ロッドの復帰動作の後押しを停止させ、かつ、アシストロッドを当初位置に復帰するように動作させるように構成されている。
往復運動機構は、エネルギー源の利用形態として、空気圧方式または電気機械方式等を用いることができる。
空気圧方式の往復運動機構は、一例として、ピストンロッドの先端にアシストロッドを備えたシリンダと、シリンダに切換弁を介して接続されたコンプレッサと、連結ロッドの反位を検知する反位検知スイッチおよび連結ロッドの定位を検知する定位検知スイッチからの検知信号に基づき切換弁を切り替える制御回路とを有するものとすることができる。
電気機械方式の往復運動機構は、一例として、アシストロッドに備えたラックと噛み合う歯車を回転させるモータと、アシストロッドの定位復帰を検知するスイッチと、スイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんもしくは連結ロッドの反位を検知する反位検知スイッチがOFFになった時にモータの回転を開始させ、スイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんもしくは連結ロッドスの定位を検知する定位検知スイッチがONになった時にモータの回転を停止させるとともに、モータの逆回転を開始させ、アシストロッドの定位復帰を検知するスイッチがONしたときにモータの逆回転を停止させる制御回路とを有するものとすることができる。
上記動力アシスト機において、アシストロッドに備えたラックと噛み合う歯車をモータにより回転させる構成に代えて、アシストロッドの上下両側に備えたラックのそれぞれに噛み合う二つの歯車に一つの欠歯歯車を噛み合わせ、その欠歯歯車をモータにより回転させる構成とすることもできる。
本発明によれば、復帰動作時に出し得る力を上回る負荷を持つ分岐器においても正常に復帰することができる発条転てつ機を提供することができる。
本発明に係る発条転てつ機の設置状態を示す平面図である。 図1の発条転てつ機の設置状態を示す正面図である。 動力アシスト機の構成を示す概略図である。 動力アシスト機の動作を説明する図である。 動力アシスト機の一つの具体例を示す概念図である。 動力アシスト機の他の具体例を示す概念図である。 図5の制御回路をリレーで構成する場合の回路例を示す図である。 動力アシスト機のさらに他の具体例を示す概念図である。 図8の往復移動機構を説明する図である。 電気転てつ機の設置状態を示す斜視図である。 従来の発条転てつ機の構成を示す図である。
続いて、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図11に示された部材と同一または相当の部材に、図11と同じ符号を用いる。
本発明に係る発条転てつ機SPは、図1および図2に示す実施の形態では、電磁転てつ鎖錠器107の接続かん108の反位の前方付近に、動力アシスト機PAを備えている。発条転てつ機SPのスイッチアジャスターロッド102,スイッチアジャスタ腕金具103およびタイバー104は、接続かん108と同様に、発条転てつ機SPの動作に連動して定位と反位の間を往復移動するので、動力アシスト機PAは、発条転てつ機SPのスイッチアジャスターロッド102,スイッチアジャスタ腕金具103、またはタイバー104の反位の前方付近に設置してもよい。
動力アシスト機PAは、図3に示すように、横長の筺体Hの中に往復運動機構1と、その往復運動機構1により第1スイッチと第2スイッチとの間を往復運動するアシストロッド2と、アシストロッド2の移動方向前方に設けられ、接続かん108の先端に結合される連結ロッド3と、連結ロッド3が反位に存在することを検知する反位検知スイッチ41と、連結ロッド3が定位に存在することを検知する定位検知スイッチ42と、反位検知スイッチ41および定位検知スイッチ42の検知信号に基づいて往復運動機構1の往復運動を制御する制御手段5とを有する。
一つの筺体Hの中に往復運動機構1、アシストロッド2、連結ロッド3、反位検知スイッチ41と定位検知スイッチ42、および制御手段5の構成要素の全てが収納されるので、動力アシスト機PAの設置現場までの輸送、設置現場での設置を安全かつ迅速に行うことができる。
反位検知スイッチ41および定位検知スイッチ42は、例えば、マイクロスイッチで構成され、連結ロッド3に設けられた突部からなる作動部材43により動作する。しかし、反位検知スイッチ41および定位検知スイッチ42は、例えば、光電センサで構成され、作動部材43に代えて光反射部材を用いてもよい。
反位検知スイッチ41は、連結ロッド3および接続かん108を介して発条転てつ機SPの復帰動作開始を検知する手段として用いられ、定位検知スイッチ42は、発条転てつ機SPの定位復帰を検知する手段として用いられる。
制御手段5は、反位検知スイッチ41がOFFになったとき、換言すると、発条転てつ機SPの復帰動作開始を検知する手段が発条転てつ機の復帰動作開始、すなわち、連結ロッド3が反位から定位側に移動を開始したことを検知したとき、往復運動機構1にアシストロッド2を連結ロッド3方向に移動させて、復帰動作する連結ロッド3を後押ししてスイッチアジャスターロッド102の復帰動作をアシストするとともに、定位検知スイッチ42がONになったとき、すなわち、発条転てつ機SPの定位復帰を検知する手段が発条転てつ機の定位復帰を検知したとき、往復運動機構1によるアシストロッド2の連結ロッド3方向の移動を停止させて、アシストを終了し、かつ、アシストロッド2を当初位置に移動させるように制御する。
上記構成による動力アシスト機PAの動作の遷移を図4に基づいて説明する。i)は発条転てつ機SPが定位にあるときの各部の状態を示しており、連結ロッド3は右端位置に存在して、反位検知スイッチ41はOFF状態、定位検知スイッチ42はON状態にあるので、制御手段5は往復運動機構1にアシストロッド2を連結ロッド3から後退した位置である定位に維持させている。
図4のii)は分岐器に背向で進入する列車により割出転換が開始されるときの状態を示すものであり、連結ロッド3は図外の接続かん108により反位方向に移動されるので、反位検知スイッチ41、定位検知スイッチ42はともにOFF状態にある。したがって、制御手段5は往復運動機構1をi)と同じ状態に維持する。
発条転てつ機SPの割出転換が終了すると、図4のiii)に示されるように、反位付近まで接近した連結ロッド3の作動部材43により反位検知スイッチ41がON状態になり、定位検知スイッチ42はOFF状態のままである。したがって、制御手段5は往復運動機構1をi)と同じ状態に維持する。
背向で進入した列車が分岐器を通過すると、スイッチアジャスターロッド102が発条転てつ機SPのばね圧により定位への復帰動作を開始し、これと連動して接続かん108および連結ロッド3も復帰動作を開始する。この連結ロッド3の復帰動作開始により、図4のiv)に示すように、反位検知スイッチ41がON状態からOFF状態に変化する。制御手段5はこの反位検知スイッチ41のON状態からOFF状態への変化から、発条転てつ機SPの復帰動作開始を検知する。
制御手段5は発条転てつ機SPの復帰動作開始を検知すると、図4のv)に示すように、往復運動機構1を動作させてアシストロッド2を連結ロッド3方向に移動させ、その連結ロッド3の復帰動作を後押しする。
そして、スイッチアジャスターロッド102が定位に復帰すると、接続かん108および連結ロッド3も定位に復帰し、そのとき、図4のvi)に示すように、定位検知スイッチ42はOFF状態からON状態に変化する。制御手段5はこの定位検知スイッチ42のOFF状態からON状態への変化により発条転てつ機SPの定位復帰を検知し、往復運動機構1を動作させてアシストロッド2を当初位置方向に、すなわち、連結ロッド3から離れる方向に移動させ、動力アシスト機PAによる発条転てつ機SPの復帰動作アシストを終了する。
図5は、空気圧方式の往復運動機構の一例を示す。この往復運動機構1Aは、ピストンロッド11の先端にアシストロッド12を備えたシリンダ10と、シリンダ10に圧力供給管13a,13b,13cおよび切換弁14を介して接続されたコンプレッサ15と、、連結ロッド3の反位を検知する反位検知スイッチ41および連結ロッド3の定位を検知する定位検知スイッチ42からの検知信号に基づき切換弁14を切り替える制御回路5Aとを有する。
コンプレッサ15は油圧コンプレッサ、シリンダ10は油圧シリンダとすることも可能であるが、コンプレッサ15はエアコンプレッサ、シリンダ10はエアシリンダとすることが好ましい。いずれの場合も、往復運動機構1Aが機外にコンプレッサ15を必要とするものの、オール空気回路構成またはオール油圧回路構成となるので、制御回路5Aにリレーを必要としない利点がある。
図6は、電気機械方式の往復運動機構の一例を示す。この往復運動機構1Bは、アシストロッド22に備えたラック23と噛み合う歯車24を回転させるモータ25と、アシストロッドの定位方向移動端を検知する右端検知スイッチ26と、連結ロッド3の反位を検知する反位検知スイッチ41と、連結ロッド3の定位を検知する定位検知スイッチ42と、反位検知スイッチ41が連結ロッド3の定位復帰動作開始を検知したときモータ25の回転を開始させ、定位検知スイッチ42がONになった時または右端検知スイッチ26がONになった時にモータ25の回転を停止させるとともに、モータ25を逆回転させる制御回路5Bとを有する。
制御回路5Bは、反位検知スイッチ41、定位検知スイッチ42および右端検知スイッチ26からの検知信号によりそれぞれ動作する3個のリレーで構成することが望ましい。図7は、リレーの接点で構成された回路例を示す。
図6の動力伝達方式の例の利点は、コンプレッサ等の外付け機器が不要であることである。
図8は、電気機械方式の往復運動機構の他の例を示す。この往復運動機構1Cは、図6の往復運動機構1Bにおける、アシストロッド22に備えたラック23と噛み合う歯車24をモータ25により回転させる構成に代えて、アシストロッド22の上下両側に備えたラック23a,23bのそれぞれに噛み合う二つの歯車24a,24bの同軸上にそれぞれ小歯車24a’,24b’を設け、それら上下の小歯車24a’,24b’に一つの欠歯歯車24cを噛み合わせ、その欠歯歯車24cをモータ25’により回転させるように構成されている。
モータ25’は、図6の往復運動機構1Bのモータ25が正逆回転されるのと異なり、1方向にのみ回転するものである。右端検知スイッチ26と反位検知スイッチ41の検知信号を入力する制御回路5Cは、図8のアシストロッド22を左側から右方向に移動させるときは、モータ25'を図9(a)に示すように、上側の小歯車24a’に噛み合っている欠歯歯車24cが時計方向に回転されるように回転させ、図8のアシストロッド22を右側から左方向に移動させるときは、モータ25'を図9(b)に示すように、下側の小歯車24b’に噛み合っている欠歯歯車24cが時計方向に回転されるように回転させる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態においては、動力アシスト機PAに、電磁転てつ鎖錠器107の接続かん108と結合される連結ロッド3により動作される反位検知スイッチ41と定位検知スイッチ42を設けて、これらを往復運動機構1の往復運動制御のために用いたが、これらのスイッチ41,42を電磁転てつ鎖錠器107のストローク検出器に代えて設置することができる。また、上記実施の形態においては、連結ロッド3を電磁転てつ鎖錠器107の接続かん108と結合したが、連結ロッド3を発条転てつ機SPのスイッチアジャスターロッド102,スイッチアジャスタ腕金具103、またはタイバー104のいずれに結合してもよい。
SP 発条転てつ機
102 スイッチアジャスタ―ロッド
103 スイッチアジャスタ腕金具
104 タイバー
105 トングレール
106 基本レール
107 電磁転てつ鎖錠器
108 接続かん
PA 動力アシスト機
1 往復運動機構
2 アシストロッド
3 連結ロッド
4 検知手段
41 反位検知スイッチ
42 定位検知スイッチ
43 作動部材
5 制御手段
1A 往復運動機構
5A 制御回路
10 シリンダ
11 ピストンロッド
12 アシストロッド
14 切換弁
15 コンプレッサ
1B 往復運動機構
22 アシストロッド
23 ラック
24 歯車
25 モータ
5B 制御部
1C 往復運動機構
23a,23b ラック
24a,24b 歯車
24a’,24b’ 小歯車
24c 欠歯歯車
25’ モータ
5C 制御部

Claims (5)

  1. 発条転てつ機の復帰動作開始を検知する手段が発条転てつ機の復帰動作開始を検知したときスイッチアジャスターロッドの定位復帰をアシストし、発条転てつ機の定位復帰を検知する手段が発条転てつ機の定位復帰を検知したとき前記アシストを終了して復位する動力アシスト機を、発条転てつ機のスイッチアジャスターロッドの反位の前方付近に備えたことを特徴とする発条転てつ機。
  2. 請求項1に記載の発条転てつ機において、前記動力アシスト機は、アシストロッドを往復運動させる往復運動機構と、スイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんに結合された連結ロッドと、その連結ロッドにより動作される定位検知スイッチおよび反位検知スイッチと、これらの定位検知スイッチおよび反位検知スイッチの検知信号に基づいて前記往復運動機構の往復運動を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記反位検知スイッチの検知信号に基づいて前記連結ロッドの復帰動作開始を検知したとき前記往復運動機構に前記アシストロッドが前記連結ロッドの復帰動作を後押しするように動作させ、前記定位検知スイッチの検知信号に基づいて前記連結ロッドの復帰動作終了を検知したとき前記往復運動機構に前記アシストロッドによる前記連結ロッドの復帰動作の後押しを停止させ、かつ、前記アシストロッドを当初位置に復帰するように動作させるように構成されていることを特徴とする発条転てつ機。
  3. 請求項2に記載の発条転てつ機において、前記往復運動機構は、ピストンロッドの先端にアシストロッドを備えたシリンダと、前記シリンダに切換弁を介して接続されたコンプレッサと、前記連結ロッドの反位を検知する反位検知スイッチおよび前記連結ロッドの定位を検知する定位検知スイッチからの検知信号に基づき前記切換弁を切り替える制御回路とを有することを特徴とする発条転てつ機。
  4. 請求項2に記載の発条転てつ機において、前記往復運動機構は、前記アシストロッドに備えたラックと噛み合う歯車を回転させるモータと、前記アシストロッドの定位復帰を検知するスイッチと、スイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんもしくは前記連結ロッドの反位を検知する反位検知スイッチがOFFになった時に前記モータの回転を開始させ、前記スイッチアジャスターロッド、タイバーまたは電磁転てつ鎖錠器の接続かんもしくは連結ロッドの定位を検知する定位検知スイッチがONになった時に前記モータの回転を停止させるとともに、前記モータの逆回転を開始させ、前記アシストロッドの定位復帰を検知するスイッチがONしたときに前記モータの逆回転を停止させる制御回路とを有することを特徴とする発条転てつ機。
  5. 請求項4に記載の発条転てつ機において、前記動力アシスト機は、前記アシストロッドに備えたラックと噛み合う歯車をモータにより回転させる構成に代えて、前記アシストロッドの上下両側に備えたラックのそれぞれに噛み合う二つの歯車に一つの欠歯歯車を噛み合わせ、その欠歯歯車をモータにより回転させることを特徴とする発条転てつ機。
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