JPH07109252B2 - 軸封装置 - Google Patents

軸封装置

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JPH07109252B2
JPH07109252B2 JP2106691A JP10669190A JPH07109252B2 JP H07109252 B2 JPH07109252 B2 JP H07109252B2 JP 2106691 A JP2106691 A JP 2106691A JP 10669190 A JP10669190 A JP 10669190A JP H07109252 B2 JPH07109252 B2 JP H07109252B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハウジング壁を貫通しかつ軸線方向及び半径
方向に支持される回転軸が、少なくとも1つの中空密封
環により包囲され、密封圧力を及ぼすためこの密封環の
空所へ圧力媒体を供給可能である、軸封装置に関する。
〔従来の技術〕
このような軸封装置はスイス国特許第572587号明細書か
ら公知であり、ハウジングの回転軸貫通部には、このハ
ウジングに取付けられる2つの外側環とその間にある中
間環との間にU脚辺を挟まれるU字状輪郭を持つ1つの
密封環が設けられて、中間環にある穴及び接続孔を介し
て供給される圧力媒体により、両方のU脚辺を結合する
ウエブ部分が回転軸へ押付けられて、軸線方向密封面を
形成している。このウエブ部分により形成される軸線方
向密封面は軸線方向に短く、この比較的小さい密封面で
充分な密封を行なうため、圧力媒体の圧力を高めると、
回転軸に接触するウエブ部分が摩擦のため強く摩耗し
て、密封が失われてしまうという欠点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、構造的に簡単で確実な密封効果を生ず
る軸封装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、軸が円環状カ
ラーに固定的に結合され、軸の中心軸線に対して半径方
向に延びるカラーの両端面に対し間隔をおいて軸線方向
に対向する第1及び第2の密封環用支持面がハウジング
壁に設けられ、カラーのそれぞれの端面とそれぞれの支
持面との間に、それぞれ中空密封環が設けられ、それぞ
れの密封環の空所への圧力媒体の供給により、これらの
密封環の側壁が、カラーのそれぞれの端面及びそれぞれ
の支持面へ密封するように押付け可能である。
〔発明の効果〕
本発明により得られる利点は、軸線方向密封面の代わり
にカラーの端面及び支持面即ち半径方向面が密封面とし
て作用し、カラーの両端面及び支持面により多重の密封
が行なわれることである。これらの密封面は、軸線を通
る断面で見て方形波状に蛇行して設けられているので、
直列に続く4つの密封面の密封効果が加算される。一方
の空間即ち周囲の空間とハウジング壁によりこれから隔
離すべき空間即ち密封すべき空間とを結ぶ線が、前述し
た蛇行状経過により著しく長くなる。この長いラビリン
ス状結合線のため、密封環へ同じ圧力を供給しても、密
封効果が著しく改善され、即ち所定の密封効果におい
て、半径方向密封面に必要な押圧力を減少することがで
きる。密封面の数が多いため、密封環へ供給すべき圧力
媒体の圧力を比較的低くすることができ、従つて摩擦に
よる密封環の材料の摩耗が少ないため、軸封装置の同じ
寿命で密封環の肉厚を減少することができる。肉厚の減
少は可撓性従つて密封効果を高め、更に圧力媒体への熱
伝導をよくする。
〔実施例〕
周囲空間(以下単に周囲という)26から密封するためハ
ウジング壁2により包囲される動作空間又は反応空間3
内に、図示しない撹拌機構、ポンプ又は他の回転機構が
あつて、図示しない外部駆動装置により軸1を介して駆
動される。周囲26に対して反応空間3を完全に密封する
ため、ハウジング壁2に結合されて回転しない密封装置
19を軸1が貫通している。この密封装置19は支持する役
割を持つていない。
軸1上には、第2図に示すように、2つの円筒状部分4
及び5の間に円環状カラー6を持つ回転部分28が気密及
び液密に固定され、長い方の円筒状部分4は反応空間3
の方へ延び、その約半分の長さの円筒状部分5は反応空
間3から周囲26の方へ延びている。両方の円筒状部分4
及び5の外径は同じ大きさで、回転部分28の長さはハウ
ジング壁2の厚さにほぼ等しい。
U字状輪郭を持つ密封環9は円筒状部分4に対し同軸的
になつており、その一方のU脚辺が、反応空間3に近い
方にあるカラー6の半径方向面に当たり、密封環9の両
方のU脚辺を結合するウエブ部分11は、円筒状部分4に
近い方にある。密封環9に一致する第2の密封環10の一
方のU脚辺も同様に、周囲26に近い方にあるカラー6の
半径方向面に、円筒状部分5に対して同軸的に当たつて
いる。密封環10の他方のU脚辺は、密封装置19を外部に
対して閉鎖する端面環20の内面に当たり、同様に密封環
9の他方のU脚辺は、密封装置19を反応空間3に対して
閉鎖する端面環21の内面に当たつている。
密封環9及び10のU脚辺がカラー6に対してよく滑るよ
うにするため、滑剤として黒鉛を分散せしめられたプラ
スチツク例えばテトラフルオルオレフイン特にテトラフ
ルオルエチレンから密封環が作られている。
U字状密封環9及び10にある空所14及び15は、それぞれ
間隔環12及び13により軸1に対して同軸的に閉鎖されて
いる。カラー6の周面に対して同軸的に、間隔環16によ
り軸1に対して同軸的に閉鎖される環状室17がある。間
隔環12及び13の厚さは密封環9及び10のU脚辺間隔に等
しく、間隔環16の厚さはカラー6の幅に等しい。
両方の端面環20及び21と3つの間隔環12,13及び16は、
密封環9及び10と同じ外径を持つている。端面環20及び
21の内径は同じで、回転部分28の円筒状部分4及び5の
外径より振り公差だけ大きい。3つの間隔環12,13及び1
6の内径は、後述する穴(A,A1,33b,33c;B,B1,35b〜35e,
C,C1,37b〜37g)用に充分な空間を存在させるように、
選ばれている。
端面環20は、その外縁の近くに、第1図からわかるよう
に60°の等角度間隔で6つの締付けねじ22を持つてい
る。これらの締付けねじ22の各々は、端面環20、密封環
10の両方のU脚辺、3つの間隔環13,16及び22、密封環
9の両方のU脚辺にある穴27を貫通して、端面環21の盲
ねじ穴23へはまつて、前述の部分から成る密封装置19を
まとめている。この密封装置19はハウジング壁2の円筒
状凹所24内にある。組立てに必要なため、ハウジング壁
2と密封装置19との間にあつて軸1に対して同軸的な環
状間隙25は、2つの同軸的なOリング30及び31により密
封されている。Oリング30は、端面環20の周囲溝にあ
り、Oリング31は端面環21の周囲溝にある。
空所15,14及び環状室17への流入及び流出用接続口は、
それぞれ軸1に対して同軸的な円上に締付けねじ22と交
互に設けられている。環状室17への潤滑剤又は冷却剤の
流入及び流出用接続口B及びB1は直径上で対向している
が、空所15及び14の圧力媒体の流入又は流出用接続口A,
A1及びC,C1は締付けねじ22のそれぞれ左及び右にある。
空所15は、第3図に示すように、半径方向穴33a、これ
に続いて軸1に対して平行に間隔環13にある穴33b、端
面環20に近い方にある密封環10のU脚辺にある穴33cを
経て、端面環20にある流入接続口Aに接続されている。
軸1に対して平行に流出接続口A1に属する穴(図示せ
ず)も同じように設けられている。
環状室17は、第4図に示すように、半径方向穴35a、こ
れに続いて軸1に対して平行に間隔環16にある穴35b、
間隔環13にある穴35d及び端面環20に近い方にある密封
環10のU脚辺にある穴35eを経て、端面環20にある流入
接続口Bに接続されている。軸1に対して平行に流出接
続口Bに属する穴(図示せず)も同様に設けられてい
る。
空所14は、第5図に示すように、半径方向穴37a、これ
に続いて軸1に対して平行に間隔環12にある穴37b、カ
ラー6に近い方にある密封環10のU脚辺にある穴37c、
間隔環16にある穴37d、密封環カラー6に近い方にある
密封環10のU脚辺にある穴37e、間隔環13にある穴37f及
び端面環20に近い方にある密封環10のU脚辺にある穴37
gを経て、端面環20にある流入接続口Cに接続されてい
る。流出接続口C1に属する穴(図示せず)も同様に設け
られている。
軸1の直径は、反応空間3内の直径29から、回転部分28
をはめられた密封装置19の範囲における直径32を経て、
包囲する雰囲気の空間26にある直径34へ段階的に減少し
ている。直径32の部分の長さは、回転部分28の長さと中
間環18、円板8及び締付けナツト7の厚さとの和にほぼ
等しい。締付けナツト7用のおねじは、反応空間3から
遠い方にある直径32の軸部分にある。この3つの段のた
め、密封装置19を持つ回転部分28は問題なく軸1上には
められて、円筒状部分4の端面が、軸直径29に至る段の
前にあつて変形可能な密封材料から成る中間環18に当る
ようにすることができる。締付けナツト7によりカラー
6は円板8を介して中間環18へ押付けられ、回転部分28
が軸1上で密封される。従つて密封は中間環18、両方の
密封環9,10及び両方のOリング30,31を介して行なわれ
る。運転中円板8は、更に密封装置19が抜け出るのを防
止する。
間隔環12,13及び16は、空所14,15及び環状室17を軸に対
して平行な穴33b,35b及び37bに接続するそれぞれ2つの
半径方向穴33a,35a及び37aを持つている。これらの半径
方向穴33a,25a及び37aの代わりに、それぞれの間隔環1
3,16及び12の一方又は両方の側面に半径方向スリツトを
設けることができる。
軸に対して平行な2つの穴33,35及び37の代わりに、圧
力媒体、潤滑剤又は冷却剤の流通を行なわない場合に
は、ただ1つの穴を設けることも可能である。
円筒状凹所24は、動作態様の制限なしに、例えば撹拌機
構におけるように水平駆動軸1に、又はポンプ及び圧縮
機におけるように垂直駆動軸1に使用することができ
る。撹拌機構、ポンプ等にあける軸受は、ハウジング壁
2に対する軸1の保持を引受ける。
端面環20及び21にある両方のOリング30及び31用の周囲
溝はなくすことができる。既に述べたように組立ての際
は、回転部分28が軸1上で密封されるまで密封装置19が
密封中間環18へ押付けられる。そのときOリング30及び
31は環状間隙25のどこかにある。
運転状態では、第6図に示すように、空所14のみが、中
央圧力装置41に接続される減圧弁42を持つ圧力だめ40か
ら、接続口C及びC1を介してガス又は液体により圧力を
かけられる。ガス又は液体は循環ポンプ43により循環せ
しめられる。環状室17は冷却剤室又は潤滑剤室として役
立つ。密封環10は予備密封環として役立ち、その空所15
は、同様に中央圧力装置41に接続される減圧弁44を持つ
圧力だめ46から、環状室17内の冷却剤又は潤滑剤が流出
しない程度の圧力のガス又は液体を受ける。
排気弁のような自明の個別部分は、第6図の回路には示
してない。
空所14内の圧力により、密封環9のU脚辺は回転するカ
ラー6の側面と端面環21とへ押付けられる。密封環9の
弾性U脚辺により密封作用が始まるまで、減圧弁42によ
り圧力を連続的に調節することができる。これにより軸
1の不平衡は撓みが補償される。
環状室17はその接続口B及びB1を介して第6図に示す液
体回路にあり、この回路において水又は他の適当な液体
が冷却剤又は潤滑剤としてポンプにより循環せしめられ
る。熱交換器49を介して冷却剤又は潤滑剤から、カラー
6と密封環9及び10のそれぞれ一方のU脚辺との間の滑
り摩擦により生ずる熱が除去される。空所14及び15用の
圧力媒体は通常冷却されないが、特別な場合には冷却す
ることができる。
空所14に漏れが生ずると、接続口C1から出る流出導管52
にある漏れ検出器51によりこの漏れ液体が検出され、漏
れ検出器51に接続されている計算装置50へ信号が伝達さ
れ、この計算装置に接続されている警報装置54において
警報が発生される。計算装置50により空所15が減圧弁44
を介して全圧力を受ける。密封環10は今や周囲26少なく
とも雰囲気側に対する密封を引受ける。続いて反応空間
3内にあり例えば環境にとつて危険なガス又は液体を除
去するか、又は反応を規則正しく中止し、それから例え
ば密封環9の漏れの原因を探して解消することができ
る。密封環9は密封環10より高い圧力を受けているの
で、常に密封環9が最初に故障するものとみなされる。
安全上の理由から、冷却液体回路にも漏れ検出器51と同
じように作用する漏れ検出器53がある。
化学工業では、特に敏感又は有害な液体を所定の漏れ割
合で処理するのが好ましい。このため特定割合の漏れを
生ずる圧力が設定される。漏れは連続的に測定されて、
環状室17から吸出し装置56により取出される。
漏れ液体又は漏れガスを含む液体はなるべく機械の吸入
側へ供給される。吸入側に負圧が存在すると、空所15の
圧力に応じて漏れ割合を雰囲気又は重畳される不活性ガ
スにより調節することができる。空所15内の圧力により
周囲26に対する密封も行なうことができる。
第7図に示す軸封装置の変形例では、密封装置19と同様
な密封装置57が直接ハウジング壁2に取付けられてい
る。密封装置19に使用されるような端面環21はここには
ない。締付けねじ22用の盲ねじ穴は直接ハウジング壁2
にある。密封環9と同様な密封環69は、一方のU脚辺で
ハウジング壁2を押し、他方のU脚辺でカラー6の一方
の側面を押している。2つのOリング30,31及び円筒状
凹所24はない。
第7図に示す軸封装置の変形例では、ほぼ直径上で対向
するそれぞれ2つの穴60a,60b,62a,62b及び64a,64bが、
間隔環12,13及び16に類似な間隔環61,63及び65を貫通し
ている。間隔環61及び63は同じ厚さを持つている。間隔
環65の厚さは、カラー6の幅と密封環69及び71の後述す
る肥厚部72及び73との和に等しい。端面環20と同様に構
成される端面環67は間隔環61,63及び65より大きい外径
を持つている。第8図の平面図からわかるように、端面
環67の外縁に沿つて同様に6つの締付けねじ22がはめら
れている。軸1とねじ穴との間隔は、締付けねじ22の軸
部の周囲が間隔環61,63及び65の外縁に当るように選ば
れている。従つて締付けねじ22は、間隔環61,63,65及び
密封環69,71が側方へ滑るのを防止している。
第7図に示す変形例では、密封装置57はハウジング壁2
に締付けねじ22で取付けられているので、端面環20上を
滑る円板8により抜け出るのを防止する必要がない。円
板8に類似な円板70は、円筒状部分5の外径にほぼ等し
い外径を持ち、中間環18と共に回転部分28を保持するの
に役立つ。
密封環69及び71のU字状輪郭の底即ちウエブ部分は、密
封環9及び10の平らなウエブ部分と異なり、W字状に湾
曲されている。この湾曲により材料の余裕が生じ、これ
により密封環69及び71のU脚辺がカラー6及びハウジン
グ壁2及び端面環67によく押付けられる。
密封環69及び71はカラー6に近い方のU脚辺に肥厚部72
及び73を持つている。カラーに近い方のU脚辺は、カラ
ー面との摩擦のため摩耗するので、密封環69及び71の寿
命が肥厚部72及び73により寿しく長くなる。
密封装置57はハウジング壁2上にあるので、漏れは直ち
にわかる。室14,17,15間の横断流はない。
密封装置19の浮動支持又はハウジング壁2への直接取付
けのため、密封装置は軸1への衝撃をよく吸収すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は軸封装置の平面図、第2図、第3図、第4図及
び第5図は第1図の線II-II,III,IV及びVに沿う軸封装
置の断面図、第6図は第3図ないし第5図に示す軸封装
置の密封環によりU脚辺される環状室及び空所へ至る液
体回路の接続図、第7図は軸封装置の変形例の軸線に沿
う断面図、第8図は軸封装置の平面図である。 1……軸、2……壁、6……カラー、9,10;69,71……中
空密封環、14,15……空所、19,57……密封装置、20,21;
67,2……支持面。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング壁(2)を貫通しかつ軸線方向
    及び半径方向に支持される回転軸(1)が少なくとも1
    つの中空密封環(9,10;69,71)により包囲され、密封圧
    力を及ぼすためこの密封環の空所(14,15)へ圧力媒体
    を供給可能である軸封装置において、 軸(1)が円環状カラー(6)に固定的に結合され、 軸(1)の中心軸線に対して半径方向に延びるカラー
    (6)の両端面に対し間隔をおいて軸線方向に対向する
    第1及び第2の密封環用支持面(20,21;67,2)がハウジ
    ング壁(2)に設けられ、 カラー(6)のそれぞれの端面とそれぞれの支持面(2
    0,21;67,2)との間に、それぞれ中空密封環(9,10;69,7
    1)が設けられ、 それぞれの密封環の空所(14,15)への圧力媒体の供給
    により、これらの密封環の側壁が、カラー(6)のそれ
    ぞれの端面及びそれぞれの支持面(20,21;67,2)へ密封
    するように押付け可能である ことを特徴とする、軸封装置。
  2. 【請求項2】密封環(9,10;69,71)がU字状輪郭を持
    ち、そのU脚辺を結合するウエブ部分(11)が軸(1)
    に近い方に設けられ、各密封環(9,10)の軸(1)から
    遠い方にあるU脚辺端部が、第1の間隔環(12,13;61,6
    3)により互いに離され、また両方の密封環(9,10;69,7
    1)が第2の間隔環(16;65)により互いに離され、 第1の支持面が軸(1)を包囲しかつカラー(6)から
    軸線方向に離れている第1の端面環(20;67)の内側に
    形成され、第2の支持面がカラー(6)の反対側にこれ
    から軸線方向に離れておりかつ軸(1)を包囲する第2
    の端面環(21)の内側に形成されるか、又は軸(1)を
    包囲するハウジング壁(2)の範囲に形成され、 端面環(20,21)と間隔環(12,13,16)と密封環(9,1
    0)、又は第1の端面環(67)と間隔環(61,63,65)と
    密封環(69,71)とが、締付けねじ(22)によりハウジ
    ング壁の範囲にまめて保持されている ことを特徴とする、請求項1に記載の軸封装置。
  3. 【請求項3】密封環(9,10;69,71)の間に潤滑剤又は冷
    却媒体用の環状室(17)が形成されて、室の内周をカラ
    ー(6)の周面により、また室の外周を第2の間隔環
    (16;65)の内周面により区画されていることを特徴と
    する、請求項1又は2に記載の軸封装置。
  4. 【請求項4】密封環(9,10;69,71)の空所(14,15)又
    は環状室(17)が通路に接続されていることを特徴とす
    る、請求項2又は3に記載の軸封装置。
  5. 【請求項5】密封環(69,71)のU脚辺を結合するウエ
    ブ部分(11)が湾曲されて、密封環(69,71)のU脚辺
    の押付けの際の材料余裕部を形成していることを特徴と
    する、請求項2ないし4の1つに記載の軸封装置。
  6. 【請求項6】密封環(9,10;69,71)がプラスチツク及び
    潤滑剤を含む混合物から成つていることを特徴とする、
    請求項1ないし5の1つに記載の軸封装置。
  7. 【請求項7】密封環(69,71)のカラー(6)の両端面
    に近い方の側に肥厚部(72,73)があることを特徴とす
    る、請求項1ないし6の1つに記載の軸封装置。
  8. 【請求項8】密封環(9,10)の空所(14,15)の少なく
    とも1つが圧力媒体回路中にあり、密封環(9,10)の間
    に形成される環状室(17)が潤滑剤回路中にあることを
    特徴とする、請求項1ないし7の1つに記載の軸封装
    置。
  9. 【請求項9】環状室(17)が漏れ検出器(53)を含む圧
    力媒体回路にあり、軸封装置の密封が不充分な場合環状
    室(17)へ達する物質にこの漏れ検出器が応動して、警
    報器又は保護手段を操作する信号を発生することを特徴
    とする、請求項8に記載の軸封装置。
  10. 【請求項10】密封すべき物質を収容するか又は高い圧
    力を持つ第1の空間(3)と低い圧力を持つ第2の空間
    (26)とを互いに分離するハウジング壁(2)に軸封装
    置が設けられ、 両方の密封環(9,10;69,71)のうち、第1の空間(3)
    に近い方にある密封環(9;69)が圧力媒体を供給され、 環状空間(17)に接続されている漏れ検出器が、第1の
    空間(3)からこの環状室(17)へ達する物質に応動す
    る時にのみ、第1の空間(3)から遠い方にある密封環
    (10;71)が圧力媒体を供給される ことを特徴とする、請求項1ないし9の1つに記載の軸
    封装置。
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