JPH07109082A - エレベータの運転装置 - Google Patents

エレベータの運転装置

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JPH07109082A
JPH07109082A JP25825693A JP25825693A JPH07109082A JP H07109082 A JPH07109082 A JP H07109082A JP 25825693 A JP25825693 A JP 25825693A JP 25825693 A JP25825693 A JP 25825693A JP H07109082 A JPH07109082 A JP H07109082A
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JP
Japan
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load
car
elevator
power
service
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JP25825693A
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English (en)
Inventor
Kazuo Horiba
一夫 堀場
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータへの自家発電電源の電源容量確保
がエレベータの定格電源容量以下でもエレベータの運転
を可能にするエレベータの運転装置を得る。 【構成】 釣合錘を用いたエレベータにおいて、停電時
の自家発電電源による昇降運転サービスの際に、自家発
電電源がオンし動力電源識別接点7aが閉路して停電時
管制リレー20が付勢する。ここで、上昇運転サービス
中で、戸開中に、かご積載荷重が定格積載荷重負荷の7
5%以上の負荷になると、秤接点2cの閉路により上昇
負荷検出リレー21が付勢されその接点21aは開路す
るため、戸管制リレー23は付勢されず戸閉は阻止され
る。同様に、下降運転サービス中は、かご内積載荷重が
定格積載荷重負荷の25%未満の時は、秤接点2aは開
路の状態を維持し、下降負荷検出リレー22は付勢され
ず接点22aは閉路しなく、上記戸管制リレー23が付
勢阻止されることから戸閉は阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自家発電電源を備え
て、停電時に自家発電電源によるエレベータの昇降サー
ビスを行うエレベータの運転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、ビル等においては停電時に対応す
るため自家発電電源を備えるが、その自家発電電源の容
量は、一般的に購電による電源容量(商用電源容量)よ
り小さい為、停電時は、エレベータの昇降サービスを無
効にするか、例えば特開平5−17085号公報に示さ
れるように、複数台のエレベータから予め電源容量が確
保されているエレベータ台数だけを選択し運転すること
により、エレベータの昇降サービスを行うのが一般的で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、停電時
に、複数台のエレベータから予め定められた電源容量
(定格電源容量)が確保されているエレベータだけを選
択運転し、その他の電源容量が確保されていないエレベ
ータは昇降サービスを行わない為、下記のような問題が
あった。 (1) 定格電源容量以下の軽負荷で昇降サービスが可能な
状態でも、定格電源容量が確保されていないことから、
エレベータの昇降サービスができない。 (2) ビル内の複数台のエレベータから停電時に昇降サー
ビス可能なエレベータを探すのが大変である。 (3) ビル内の複数台のエレベータのサービス階がそれぞ
れ異なる時は、停電時に昇降サービスができない階が生
じる。 (4) 停電時のビル内電源需要状況にあわせてエレベータ
の電源容量の調整がされない為、効率良く自家発電電源
を使用できない。 (5) エレベータの昇降サービス状況にあわせてエレベー
タの電源容量確保の調整がされない為、効率の良い昇降
サービスができない。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、エレベータへの自家発電電源の
電源容量確保がエレベータの定格電源容量以下でもエレ
ベータの運転を可能とし、また、時々刻々変化するビル
内電源需要状況や、エレベータの昇降サービス状況にあ
わせた自家発電電源の使用調整を可能にしたエレベータ
の運転装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るエレベータの運転装置は、かごに主索を介して連結さ
れて綱車につるべ式に懸垂されかごとは逆方向に昇降す
る釣合錘を用いたエレベータに自家発電電源を備えて、
停電時に自家発電電源による昇降サービスを行うエレベ
ータの運転装置において、かごの積載荷重負荷を検出す
る積載荷重負荷検出手段と、上昇運転サービス時に第1
の負荷設定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止す
ると共に、下降運転サービス時に第2の負荷設定値以下
のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に係るエレベータの運転装
置は、かごに主索を介して連結されて綱車につるべ式に
懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用いたエレ
ベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家発電電源
による昇降サービスを行うエレベータの運転装置におい
て、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷重負荷検出手
段と、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値以上のか
ご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下降運転サ
ービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷重負荷で
は戸閉を阻止する戸閉阻止手段とを備えると共に、かご
内に、上昇運転サービス時に上記戸閉阻止手段が動作し
た時に乗過ぎ負荷状態であることを警報音を発して報知
する第1の戸閉阻止警報装置と、下降運転サービス時に
上記戸閉阻止手段が動作した時に不足荷重で同乗者の相
乗り待ち状態であることを上記第1の戸閉阻止警報装置
とは異なる形態の警報を発して報知する第2の戸閉阻止
警報装置とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項3に係るエレベータの運転装
置は、かごに主索を介して連結されて綱車につるべ式に
懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用いたエレ
ベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家発電電源
による昇降サービスを行うエレベータの運転装置におい
て、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷重負荷検出手
段と、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値以上のか
ご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下降運転サ
ービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷重負荷で
は戸閉を阻止する戸閉阻止手段とを備えると共に、停電
時の自家発電電源によるエレベータの昇降運転サービス
の際に、乗場にかご積載荷重の調整運転を行うことを報
知する乗場表示手段と、停電時の自家発電電源によるエ
レベータの上昇運転サービス時に乗客の乗過ぎを防ぐべ
くかご積載荷重の調整運転していることを表示すると共
に、停電時の自家発電電源によるエレベータの下降運転
サービス時に上記戸閉阻止手段の動作に対応して不足荷
重で同乗者の相乗り待ち状態であることを表示するかご
内表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項4に係るエレベータの運転装
置は、かごに主索を介して連結されて綱車につるべ式に
懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用いたエレ
ベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家発電電源
による昇降サービスを行うエレベータの運転装置におい
て、上記自家発電電源の電源容量の内エレベータに割り
当てる電源容量の電源容量信号を送出する自家発電電源
コントローラと、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷
重負荷検出手段と、上記自家発電電源コントローラから
の電源容量信号に応じた上昇運転サービス時の第1の負
荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷設定値にそ
れぞれ設定切り換えし、上昇運転サービス時に第1の負
荷設定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると
共に、下降運転サービス時に第2の負荷設定値以下のか
ご積載荷重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項5に係るエレベータの運転装
置は、かごに主索を介して連結されて綱車につるべ式に
懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用いたエレ
ベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家発電電源
による昇降サービスを行うエレベータの運転装置におい
て、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷重負荷検出手
段と、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値以上のか
ご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下降運転サ
ービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷重負荷で
は戸閉を阻止する戸閉阻止手段と、下降運転サービス時
にかご内に積載されて上記戸閉阻止手段による戸閉阻止
状態を解除する上記第2の負荷設定値以上の重さを有す
るダミー負荷とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項6に係るエレベータの運転装
置は、かごに主索を介して連結されて綱車につるべ式に
懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用いたエレ
ベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家発電電源
による昇降サービスを行うエレベータの運転装置におい
て、上記自家発電電源の電源容量の内エレベータに割り
当てる電源容量の電源容量信号を送出する自家発電電源
コントローラと、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷
重負荷検出手段と、上記自家発電電源コントローラから
の電源容量信号に応じた上昇運転サービス時の第1の負
荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷設定値をそ
れぞれ設定し、上昇運転サービス時に第1の設定値以上
のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下降運
転サービス時に第2の設定値以下のかご積載荷重負荷で
は戸閉を阻止する戸閉阻止手段と、上昇運転サービス時
の上記第1の負荷設定値と下降運転サービス時の上記第
2の負荷設定値に対応した信号を外部に出力する信号出
力手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】さらに、請求項7に係るエレベータの運転
装置は、かごに主索を介して連結されて綱車につるべ式
に懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用いたエ
レベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家発電電
源による昇降サービスを行うエレベータの運転装置にお
いて、上記自家発電電源の電源容量の内エレベータに割
り当てる電源容量の電源容量信号を送出する自家発電電
源コントローラと、かごの積載荷重負荷を検出する積載
荷重負荷検出手段と、上記自家発電電源コントローラか
らの電源容量信号に応じた上昇運転サービス時の第1の
負荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷設定値を
それぞれ設定し、上昇運転サービス時に第1の設定値以
上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下降
運転サービス時に第2の設定値以下のかご積載荷重負荷
では戸閉を阻止する戸閉阻止手段と、この戸閉阻止手段
による戸閉阻止状態が所定時間経過した後に電源容量の
増加要求信号を外部に出力する信号出力手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】この発明の請求項1に係るエレベータの運転装
置においては、戸閉阻止手段により、上昇運転サービス
時に第1の負荷設定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉
が阻止され、下降運転サービス時に第2の負荷設定値以
下のかご積載荷重負荷では戸閉が阻止されて、エレベー
タに割り当てられた自家発電電源の電源容量がエレベー
タの定格電源容量以下の場合でも昇降サービスが可能と
なる。
【0013】また、請求項2に係るエレベータの運転装
置においては、戸閉阻止手段により、上昇運転サービス
時に第1の負荷設定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉
が阻止され、下降運転サービス時に第2の負荷設定値以
下のかご積載荷重負荷では戸閉が阻止されて、かご内の
第1の戸閉阻止警報装置により、上昇運転サービス時に
上記戸閉阻止手段が動作した時に乗過ぎ負荷状態である
ことが警報音によって報知され、かご内の第2の戸閉阻
止警報装置によって、下降運転サービス時に上記戸閉阻
止手段が動作した時に不足荷重で同乗者の相乗り待ち状
態であることを上記第1の戸閉阻止警報装置とは異なる
形態の警報によって報知されることにより、戸閉阻止装
置が動作した時のエレベータの状況をエレベータ利用者
に正しく報知する。
【0014】また、請求項3に係るエレベータの運転装
置においては、停電時の自家発電電源によるエレベータ
の昇降運転サービスの際に、乗場に設けた乗場表示手段
により、かご積載荷重の調整運転を行うことが報知さ
れ、かご内表示手段により、停電時の自家発電電源によ
るエレベータの上昇運転サービス時に乗客の乗過ぎを防
ぐべくかご積載荷重の調整運転していることが表示さ
れ、また、停電時の自家発電電源によるエレベータの下
降運転サービス時に上記戸閉阻止手段の動作に対応して
不足荷重で同乗者の相乗り待ち状態であることが表示さ
れることにより、エレベータの昇降サービスが上昇運転
サービス時と下降運転サービス時とで運転可能な積載荷
重負荷が異なっていること及びかご内乗客に現在運転可
能な積載荷重を表示して、エレベータ利用者が混乱なく
正しく利用できるように作用する。
【0015】また、請求項4に係るエレベータの運転装
置においては、自家発電電源の電源容量の内エレベータ
に割り当てる電源容量に応じた外部からの電源容量信号
に基づいて、戸閉阻止手段により、上昇運転サービス時
の第1の負荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷
設定値にそれぞれ設定切り換えし、上昇運転サービス時
に第1の負荷設定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉を
阻止すると共に、下降運転サービス時に第2の負荷設定
値以下のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止することによ
り、上昇及び下降運転サービス時のサービス可能な戸閉
阻止の負荷設定値を外部信号により操作することを可能
にし、時々刻々変化する自家発電電源の余裕容量に合わ
せてエレベータに割り当てる電源容量を設定できるよう
に作用し、自家発電電源の電源容量を効率良く使うこと
を可能にする。
【0016】また、請求項5に係るエレベータの運転装
置においては、下降運転サービス時に戸閉阻止手段によ
る戸閉阻止状態を解除する第2の負荷設定値以上の重さ
を有するダミー負荷をかご内に積載することにより、戸
閉阻止手段を解除するための乗車待ちが不要となり、無
負荷での運転が可能になり、また、ダミー負荷の重さと
上昇運転サービス時の戸閉阻止手段が動作する負荷設定
により、自家発電電源容量に対応したエレベータの昇降
能力の調整を可能にする。
【0017】また、請求項6に係るエレベータの運転装
置においては、信号出力手段により、戸閉を阻止するた
めの上昇運転サービス時の第1の負荷設定値と下降運転
サービス時の第2の負荷設定値に対応した信号を外部に
出力することにより、自家発電電源コントローラからの
一方的な信号だけではエレベータが即座に追随すること
ができないことがあるが、現在エレベータに割り当てら
れている自家発電電源の電源容量を外部より確認でき、
この確認に基づき他の機器を効率良く制御することを可
能にする。
【0018】さらに、請求項7に係るエレベータの運転
装置においては、信号出力手段により、戸閉阻止手段に
よる戸閉阻止状態が所定時間経過した後に電源容量の増
加要求信号を外部に出力することにより、エレベータの
昇降サービス状況に応じた電源容量確保の調整を可能に
する。
【0019】
【実施例】以下、この発明を詳細に説明する。まず、釣
合錘を用いたエレベータにおける特徴について述べる。
かごに主索を介して連結されて綱車につるべ式に懸垂さ
れ、かごとは逆方向に昇降する釣合錘を用いたエレベー
タの消費電力と積載荷重の関係を図1に示す。釣合錘を
用いたエレベータは約半分の積載荷重で、かごとおもり
がバランスすることから、図1に示すように、上昇運転
サービス時は50%以上の積載荷重で荷重の増大につれ
て消費電力量が増加し、他方、下降運転サービス時は5
0%以下の積載荷重で荷重の減少につれて消費電力量が
増加する。また、上昇運転サービス時は50%以下、下
降運転サービス時は50%以上の積載荷重ではそれぞれ
逆バランスになっていることから、その消費電力量は小
さい。このような釣合錘を用いたエレベータの特徴を用
い後述する各実施例にしたがってエレベータの制御を行
う。
【0020】実施例1.以下、この発明の請求項1ない
し3に対応する実施例1を図に基づいて説明する。図2
は実施例1に係るエレベータの運転装置を示す全体構成
図である。図において、1はエレベータのかご、2はか
ご荷重を測定する秤装置、3は主索、4は綱車、5は上
記かご1に主索3を介して連結されて綱車4につるべ式
に懸垂されかご1とは逆方向に昇降する釣合錘、6はエ
レベータ機械室に設けられた制御盤、7は制御盤6内に
設けられて外部装置(コントローラ8)との間で信号の
入出力を行うインターフェース部、8はエレベータの外
部に設けられて自家発電電源を制御する自家発電電源コ
ントローラである。
【0021】また、上記かご1内には、上昇運転中に戸
閉阻止手段(図3に示す制御回路)が動作した時に警報
音(例えば大きなブーブー音)を発する第1の戸閉阻止
警報装置10、下降運転中に戸閉阻止手段が動作した時
に上記第1の戸閉阻止警報装置10とは異なる音色の警
報音(例えば小さなビービー音)を発する第2の戸閉阻
止警報装置11、及びかご内に状態表示をするためのか
ご内表示装置12が備えられている。
【0022】13は、上記かご1、第1の戸閉阻止警報
装置10、第2の戸閉阻止警報装置11、及びかご内表
示装置12と上記制御盤6とを電気的に接続する移動ケ
ーブル、15はエレベータの乗場、16は乗場15に設
けられた乗場表示装置、17は上記表示装置16と上記
制御盤6とを電気的に接続する乗場ケーブル、18は乗
場15の戸、19は最上階乗場に設けられたダミー負荷
を示す。
【0023】また、図3は、この発明の請求項1に対応
するもので、上記制御盤6内に備えられた制御回路の回
路図を示し、図示回路図は、かご1に主索3を介して連
結されて綱車4につるべ式に懸垂され、かご1とは逆方
向に昇降する釣合錘5を用いたエレベータにおいて、停
電時の自家発電電源による昇降運転サービスの際に、か
ご1の上昇運転サービス時は所定値以上のかご積載荷重
負荷では戸閉を阻止すると共に、かごの下降運転サービ
ス時は所定値以下のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止す
る戸閉阻止手段を構成するものである。
【0024】また、図4は、この発明の請求項2に対応
するもので、図3に示す制御回路と同様に制御盤6内に
備えられて、上昇運転サービス時に戸閉阻止手段が動作
した時に第1の戸閉阻止警報装置10を駆動制御すると
共に、下降運転サービス時に戸閉阻止手段が動作した時
に第2の戸閉阻止警報装置11を駆動制御する制御回路
を構成するものである。
【0025】さらに、図5は、この発明の請求項3に対
応するもので、図3及び図4と同様に制御盤6内に備え
られて、停電時の自家発電電源によるエレベータの昇降
サービス時に乗場に設けた乗場表示装置16にかご積載
荷重の調整運転を行うことを表示制御すると共に、停電
時の自家発電電源によるエレベータの昇降サービス時に
かご内表示装置12を構成するかご内上昇表示装置12
aに乗客の乗り過ぎを防ぐべくかご積載荷重の調整運転
していることを表示制御し、停電時の自家発電電源によ
るエレベータの下降運転サービス時はかご内表示装置1
2を構成するかご内下降表示装置12bに戸閉阻止手段
が動作に対応して不足過重で同乗者の相乗り待ち状態で
あることを表示制御する制御回路を構成するものであ
る。
【0026】上述する図3ないし図5は、自家発電電源
によるエレベータの動力電源容量が、上昇運転サービス
時は図1の特性図に示すミドルパワーMPに対応した定
格積載荷重の75%負荷以下、下降運転サービス時は同
様にミドルパワーMPに対応した定格積載荷重の25%
負荷以上にそれぞれかご積載荷重の負荷設定値が設定さ
れているもので、これら図において、(+),(−)は
電源、2a、2cと2da及び2dbは秤装置2により
検出されるかご内負荷が所定の負荷設定値以上のときに
それぞれ接点動作する秤接点で、2aは第2の負荷設定
値として定格積載荷重負荷の25%未満の時、2cは第
1の負荷設定値として定格積載荷重負荷の75%以上の
時、2dbは同様に100%以上の時にそれぞれ閉路す
る秤接点であり、2daは100%以上の時に開路する
秤接点信号である。
【0027】7aは自家発電電源コントローラ8から制
御盤6のインターフェース部7に入力する外部入力信号
に基づいて接点動作するもので、停電により購電がオフ
して自家発電電源がオンした時に閉路する動力電源認識
接点、20はエレベータの自家発電電源による昇降運転
サービス時に付勢する停電時管制リレー、20aはこの
停電時管制リレー20の常閉接点、20bないし20d
は同様に停電時管制リレー20の常開接点、21は上昇
運転サービス時にかご内負荷が75%以上になった時に
付勢する上昇負荷検出リレー、21aと21bは上昇負
荷検出リレー21の常閉接点と常開接点、22は下降運
転時にかご内負荷が25%以上になった時に付勢する下
降負荷検出リレー、22aは下降負荷検出リレー22の
常開接点、22bと22cは同じく下降負荷検出リレー
22の常閉接点、23は付勢すると周知の回路(図示せ
ず)で戸閉し、消勢すると戸開するエレベータの戸管制
リレー、23aは戸管制リレー23の常開接点である。
【0028】30aはかご1の走行中は付勢し、停止す
ると一定時限後に消勢する不干渉時間管制リレー30
(図示せず)の常閉接点、31はかご1内に設けられて
操作することにより開路する戸開ボタンの常閉接点、3
2は戸閉中に扉に物が当ると動作して開路するかご扉先
端部に設けられた戸閉安全装置(図示せず)の接点、3
3aないし33cはエレベータの上昇運転中に付勢する
上昇方向管制リレー33(図示せず)の常開接点、34
aないし34cはエレベータの下降運転中に付勢する下
降方向管制リレー34(図示せず)の常開接点、35a
と35bはエレベータの走行中付勢し、停止すると消勢
する走行リレー35(図示せず)の常開接点と常閉接点
である。
【0029】次に、上記構成に係るエレベータの運転装
置の動作について説明する。まず、図3に示す戸閉阻止
手段の動作について説明する。購電がオフして停電状態
になると、図示しない自家発電電源がオンし、図3にお
いて、動力電源識別接点7aが閉路する。この動力電源
識別接点7aの閉路により、(+)−動力電源識別接点
7a−停電時管制リレー20−(−)の閉回路により、
上記停電時管制リレー20が付勢する。ここで、上昇運
転サービス中で、戸開中に、かご積載荷重負荷が定格積
載荷重負荷の75%以上の負荷になると、秤接点2cの
閉路により、(+)−秤接点2c−上昇負荷検出リレー
21−(−)の閉回路により、上記上昇負荷検出リレー
21が付勢され、その接点21aは開路する。
【0030】そして、不干渉時間が満了すると、不干渉
時間管制リレー(図示せず)の接点30aが開路する。
ここで、自家発電電源がオンする前の購電による運転時
は、(+)−不干渉時間管制リレーの接点30a−かご
内の戸開ボタンの接点31−戸閉安全装置の接点32−
停電時間管制リレーの接点20a−秤接点2da−戸管
制リレー23−(−)の閉回路より、上記戸管制リレー
23が付勢し、戸閉することができるが、自家発電電源
による運転中は、上記閉回路の停電時管制リレーの接点
20aが開路しているため、上記戸管制リレー23は付
勢されず戸閉しない。
【0031】また、自家発電電源による上昇運転サービ
ス中は、(+)−不干渉時間管制リレーの接点30a−
かご内の戸開ボタンの接点31−戸閉安全装置の接点3
2−停電時間管制リレー20の接点20b−上昇方向管
制リレーの接点33a−上昇負荷検出リレーの接点21
a−秤接点2da−戸管制リレー23−(−)の閉回路
にて、かご内積載荷重負荷が定格積載荷重負荷の75%
未満の時は、上記上昇負荷検出リレーの常閉接点21a
が閉路の状態で、戸管制リレー23が付勢されるが、か
ご内積載荷重負荷が定格積載荷重負荷の75%以上の時
は、上記上昇負荷検出リレーの常閉接点21aが開路す
るため、戸管制リレー23は付勢されず戸閉することは
できない。
【0032】同様に、自家発電電源による下降運転サー
ビス中は、(+)−不干渉時間管制リレーの接点30a
−かご内の戸開ボタンの接点31−戸閉安全装置の接点
32−停電時管制リレーの接点20b−下降方向管制リ
レーの接点34a−下降負荷検出リレーの接点22a−
秤接点2da−戸管制リレー23−(−)の閉回路に
て、かご内積載荷重負荷が定格積載荷重負荷の25%未
満の時は、秤接点2aは開路の状態を維持し、下降負荷
検出リレー22は付勢されず、その接点22aは閉路し
なく、上記戸管制リレー23が付勢阻止されることから
戸閉することができない。また、一旦、戸閉完了し、走
行開始すると、(+)−戸管制リレーの接点23a−走
行リレーの接点35a−秤接点2da−戸管制リレー2
3−(−)の閉回路にてホールドされるため、走行中は
戸開することはない。
【0033】従って、図3に示す戸閉阻止手段の回路構
成によれば、かご1に主索3を介して連結されて綱車4
につるべ式に懸垂され、かご1とは逆方向に昇降する釣
合錘5を用いたエレベータにおいて、停電時の自家発電
電源による昇降運転サービスの際に、自家発電電源によ
るエレベータの動力電源容量を、上昇75%負荷以下、
下降25%負荷以上に設定して、かごの上昇運転サービ
ス時は定格積載荷重負荷の75%以上のかご積載荷重負
荷では戸閉できないように制御すると共に、かごの下降
運転サービス時は定格積載荷重負荷の25%以下のかご
積載荷重負荷では戸閉できないように制御することによ
り、次の効果を得ることができる。
【0034】(1) ビルに備えられた自家発電電源の電源
容量のうちエレベータに確保された電源容量がエレベー
タの定格電源容量以下の場合でも昇降サービスが可能と
なる。 (2) ビル内の複数台のエレベータから停電時に昇降サー
ビス可能なエレベータを探す必要がない。 (3) ビル内の複数台エレベータのサービス階がそれぞれ
異なる時は、停電時の昇降サービスが必要な階をサービ
スするエレベータが運転できるように、エレベータに確
保された自家発電電源容量を設定することができる。 (4) ビルの自家発電電源容量を効率良く使うことができ
る(自家発電電源容量をエレベータの定格電源容量以下
まで使い込むことができる)。 (5) ビルの自家発電電源容量をアップさせることなく、
安価に停電時の昇降サービスが可能となる。
【0035】次に、図4に示す第1と第2の戸閉阻止警
報装置10と11の制御回路の動作について説明する。
今、自家発電電源によるエレベータの昇降サービス時
に、上昇運転サービスで戸開中にかご積載荷重負荷が定
格積載荷重負荷の75%以上の負荷になると、図3にお
ける秤接点2cが閉路して上昇負荷検出リレー21が付
勢され、その常開接点21bが閉路することにより、図
4において、(+)−走行リレーの接点35b−停電時
管制リレーの接点20c−上昇方向管制リレーの接点3
3b−上昇負荷検出リレーの接点21b−第1の戸閉阻
止警報装置10−(−)の回路が閉成し、第1の戸閉阻
止警報装置10が動作して、例えば大きなブーブー音を
鳴動することにより、かご内の乗客に乗過ぎ負荷状態で
あることを報知する。
【0036】また、下降運転サービスで戸開中にかご積
載荷重負荷が定格積載荷重負荷の25%未満のときは、
図3における秤接点2aが閉路して下降負荷検出リレー
22が付勢され、その接点22bが閉路することによ
り、図3において、(+)−走行リレーの接点35b−
停電時管制リレーの接点20c−下降方向管制リレーの
接点34b−下降負荷検出リレーの接点22b−第2の
戸閉阻止警報装置11−(−)の回路が閉成し、第2の
戸閉阻止警報装置11が動作して、例えば小さなプープ
ー音を鳴動することにより、かご内の乗客に不足荷重で
同乗者の相乗り待ち状態であることを報知する。
【0037】従って、図4に示す第1と第2の戸閉阻止
警報装置10と11の制御構成によれば、かご1内に設
けられた第1の戸閉阻止警報装置10を、上昇運転サー
ビスの際、図3に示す戸閉阻止手段が動作した時に駆動
制御すると共に、第2の戸閉阻止警報装置11を、下降
運転サービスの際、戸閉阻止手段が動作した時に駆動制
御するようにして、第1と第2の戸閉阻止警報装置10
と11は、そのサービス方向により音色を換えて報知す
るようにしたので、エレベータの状況、つまり乗過ぎ負
荷状態または同乗者の相乗り待ち状態であることを、エ
レベータ利用者に正しく報知することができるという効
果がある。なお、上述した説明では、音色を換えること
により、エレベータ利用者に乗り過ぎ負荷状態である
か、不足荷重による同乗者の相乗り待ち状態であるかを
知らせた例示を示したが、音声により知らせることもで
きる。
【0038】次に、図5に示す乗場表示装置16とかご
内上昇表示装置12a及びかご内下降表示装置12bの
制御回路の動作について説明する。自家発電電源による
エレベータの昇降サービス時に、停電時管制リレー20
の常開接点20dは閉路することから、(+)−停電時
管制リレーの接点20d−乗場表示装置16−(−)の
回路が閉成することにより、乗場表示装置16が点灯
し、乗場に、例えば図6(a)に示す如く、「只今停電
中です。エレベータは積載荷重を調整して運転していま
す。御協力下さい。」旨の表示をし、停電運転時に積載
荷重調整運転を行っていることを表示する。
【0039】また、上昇運転時は、(+)−停電時管制
リレーの接点20d−上昇方向管制リレーの接点33c
−かご内上昇表示装置12a−(−)の回路にて、かご
内上昇表示装置12aが点灯し、例えば図6(b)に示
す如く、「只今停電中です。上昇運転は最大積載荷重を
75%に下げて運転しています。御協力下さい。」旨の
表示を行う。他方、下降運転時は、かご内負荷25%未
満の戸閉阻止が機能している間、(+)−停電時管制リ
レーの接点20d−下降方向管制リレーの接点34c−
かご内下降表示装置12b−(−)の回路にて、かご内
下降表示装置12bが点灯し、例えば図6(c)に示す
如く、「只今停電中です。下降運転は最大積載荷重が2
5%以上にならないと運転できません。今しばらくお待
ち下さい。」旨の表示を行い、かご内乗客に自家発電電
源による積載荷重調整運転が行われていることを知らせ
る。
【0040】従って、図5に示す乗場表示装置16とか
ご内上昇表示装置12a及びかご内下降表示装置12b
の制御構成によれば、停電時の自家発電電源によるエレ
ベータの昇降運転サービス時に、乗場に設けた乗場表示
装置16にかご積載荷重の調整運転を行う旨報知すると
共に、停電時の自家発電電源によるエレベータの上昇運
転サービス時はかご内上昇表示装置12aに乗客の乗過
ぎを防ぐべくかご積載荷重の調整運転していることを表
示すると共に、停電時の自家発電電源によるエレベータ
の下降運転サービス時、戸閉阻止手段が動作した時には
かご内下降表示装置12bに不足荷重で同乗者の相乗り
待ち状態であることを表示するようにしたので、戸閉阻
止手段が動作した時のエレベータの状況、つまり乗過ぎ
負荷状態または同乗者の相乗り待ち状態であることの理
由(停電によるかご積載荷重の調整)をエレベータ利用
者に正しく報知することができるという効果がある。
【0041】実施例2.次に、この発明の実施例2に係
るエレベータの運転装置を図7に従って説明する。図7
は上述した実施例1の構成と同様にして制御盤6内に備
えられる制御回路の回路図を示し、図示回路図は、停電
時に自家発電電源の電源容量の内エレベータに割り当て
られる電源容量の電源容量信号を送出する自家発電電源
コントローラ8からの電源容量信号に応じて、上昇運転
サービス時の第1の負荷設定値と下降運転サービス時の
第2の負荷設定値をそれぞれ設定し、上昇運転サービス
時に第1の負荷設定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉
を阻止すると共に、下降運転サービス時に第2の負荷設
定値以下のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻
止手段及び負荷調整のための表示制御のためのの構成図
である。なお、図7の構成は、図3に比較して、停電時
管制リレー20、上昇負荷検出リレー21、及び下降負
荷検出リレー22を付勢する構成が異なるが、戸管制リ
レー23を付勢する構成について同様な構成を備えてお
り、図示省略されている。
【0042】図7において、図3ないし図5に示す実施
例1と同一符号は同一部分を示し、その説明は省略す
る。2baと2bbは、例えばエレベータに割当てられ
ている自家発電電源の容量が図1に示す特性図のローパ
ワーレベルLPの時に、秤装置2により検出されるかご
内の積載荷重負荷が定格積載荷重負荷の50%以上のと
きに閉路する秤接点、7bないし7dは、自家発電電源
コントロール8からの入力信号に基づいて自家発電電源
がオンした時に閉路する動力電源認識接点7aと同様
に、自家発電電源コントロール8からの入力信号に基づ
いてエレベータに割当てられている自家発電電源の容量
が図1に示す特性図のローパワーレベルLPの時、ミド
ルパワーレベルMPの時、及びフルパワーレベルFPの
時にそれぞれ閉路するローパワーレベル接点とミドルパ
ワーレベル接点及びフルパワーレベル接点である。
【0043】また、12cと12dは、停電時の自家発
電電源によるエレベータの昇降サービス時に、乗客の乗
り過ぎを防ぐべくかご積載荷重の調整運転していること
を表示制御するかご内上昇表示装置12a、及び停電時
の自家発電電源によるエレベータの下降運転サービス時
に戸閉阻止手段が動作に対応して不足過重で同乗者の相
乗り待ち状態であることを表示制御するかご内下降表示
装置12bと同様に、かご内表示装置12を構成するも
ので、上記かご内上昇表示装置12aとかご内下降表示
装置12bをそれぞれ第1のかご内上昇表示装置と第1
のかご内下降表示装置とするのに対し、第2のかご内上
昇表示装置と第2のかご内下降表示装置とするもので、
それぞれかご内積載荷重負荷が定格積載荷重負荷の50
%以上(上昇運転)と50%未満(下降運転)のときに
戸閉阻止して調整運転することを表示する。
【0044】35cないし35eは、図3に示す実施例
1の常開接点35a及び35bと同様に、エレベータの
走行中は付勢し、エレベータが停止すると消勢する走行
リレー(図示せず)の常開接点、40ないし42はエレ
ベータに割り当てられる電源容量が例えば第1図の特性
図に示される自家発電電源容量のローパワーレベルL
P、ミドルパワーレベルMP、フルパワーレベルFPに
設定される時にそれぞれ付勢するリレーで、40aない
し40eはローパワーレベル設定リレー40の付勢時に
閉路する常開接点、41aないし41c、41eないし
41gはミドルパワーレベル設定リレー41の付勢時に
閉路する常開接点、41dは同ミドルパワーレベル設定
リレー41の付勢時に開路する常閉接点、42aないし
42c、42gはフルパワーレベル設定リレー42の付
勢時に閉路する常開接点、42dないし42fは同フル
パワーレベル設定リレー42の付勢時に開路する常閉接
点、45aないし45cは付勢中は戸開動作を行う戸開
動作制御リレー45(図示せず)の常閉接点である。
【0045】次に、上記構成に係るエレベータの運転装
置の動作について説明する。例えば、自家発電電源のコ
ントローラ8から給電されるエレベータへの自家発電電
源の割当電源容量のレベルがミドルパワーレベルの時、
ミドルパワーレベル接点7cが閉路することにより、
(+)−ミドルパワーレベル接点7c−フルパワーレベ
ル設定リレー42の常閉接点42e−ミドルパワーレベ
ル設定リレー41−(−)の閉回路にて、ミドルパワー
レベル設定リレー41が付勢する。そして、その常開接
点41aが閉路することにより、(+)−ミドルパワー
レベル設定リレー41の接点41a−動力電源認識接点
7a−停電時管制リレー20−(−)の閉回路にて、停
電時管制リレー20が付勢する。
【0046】このとき、かご内負荷が定格積載荷重負荷
の75%以上のときには、上記ミドルパワーレベル設定
リレー41の付勢によりその常開接点41bが閉路する
と共に、秤接点2cが閉路することにより、(+)−ミ
ドルパワーレベル設定リレー41の接点41b−秤接点
2c−上昇負荷検出リレー21−(−)の閉回路にて、
上昇負荷検出リレー21が付勢される。同様に、かご内
負荷が定格積載荷重負荷の25%未満のときには、上記
ミドルパワーレベル設定リレー41の付勢によりその常
開接点41bが閉路すると共に、秤接点2aが閉路する
ことにより、(+)−ミドルパワーレベル設定リレー4
1の接点41b−秤接点2a−下降負荷検出リレー22
−(−)の閉回路にて、下降負荷検出リレー22が付勢
される。
【0047】上述した動作により、図3に示す実施例1
と同様に、戸管制リレー23の付勢制御の回路構成に
て、上昇運転サービス時は定格積載荷重負荷の75%以
上のかご内積載荷重負荷負荷で戸閉阻止し、下降運転サ
ービス時は定格積載荷重負荷の25%未満のかご内積載
荷重負荷で戸閉阻止が機能する。
【0048】また、かご内表示については、上昇運転サ
ービス中は、(+)−停電時管制リレー20の接点20
d−フルパワーレベル設定リレー42の接点42d−上
昇方向管制リレー33の接点33c−ミドルパワーレベ
ル設定リレー41の接点41e−第1のかご内上昇表示
装置12a−(−)の閉回路にて、第1のかご内上昇表
示装置12aが点灯し、下降運転サービス中は、(+)
−停電時管制リレー20の接点20d−フルパワーレベ
ル設定リレー42の接点42d−下降方向管制リレー3
4の接点34c−下降負荷検出リレーの接点22c−ミ
ドルパワーレベル設定リレー41の接点41f−第1の
かご内下降表示装置12b−(−)の閉回路にて、第1
のかご内下降表示装置12bが点灯して、実施例1と同
様なかご内表示が行われる。
【0049】次に、自家発電電源のコントローラ8から
給電されるエレベータへの自家発電電源の割当電源容量
のレベルがミドルパワーレベルからローパワーレベルに
変更されると、ミドルレベルパワー接点7cが開路しロ
ーレベルパワー接点7bが閉路する。上記ミドルレベル
パワー接点7cが開路しても、エレベータが戸開動作中
以外は、(+)−走行リレーの接点35d−ミドルパワ
ーレベル設定リレー41の接点41c−フルパワーレベ
ル設定リレー42の接点42e−ミドルパワーレベル設
定リレー41−(−)の閉回路、または(+)−戸開動
作制御リレーの接点45b−ミドルパワーレベル設定リ
レー41の接点41c−フルパワーレベル設定リレー4
2の接点42e−ミドルパワーレベル設定リレー41−
(−)の閉回路で、ミドルパワーレベル設定リレー41
は自己保持しているため、消勢することができない。
【0050】このことにより、自家発電電源からエレベ
ータに割り当てられた電源容量が小方向に変更になった
場合にも、走行中または既にかご1への乗込みが完了し
ている状態にあるエレベータの走行保証をしている。ま
た、割り当てられた電源容量が大方向に切り換わる場
合、例えばミドルパワーレベル接点7cからフルパワー
レベル接点7dに切り換えられた場合は、(+)−フル
パワーレベル接点7d−フルパワーレベル設定リレー4
2−(−)の閉回路で、直ちにフルパワーレベル設定リ
レー42を付勢し、その常閉接点42eを開路すること
により、(+)−走行リレーの接点35d−ミドルパワ
ーレベル設定リレー41の接点41c−フルパワーレベ
ル設定リレー42の接点42e−ミドルパワーレベル設
定リレー41−(−)の回路で、ミドルパワーレベル設
定リレー41を消勢することにより、直ちにレベル設定
リレーが変更できるように構成している。
【0051】また、エレベータの戸開動作中に、エレベ
ータへの自家発電電源の割当電源容量のレベルがミドル
パワーレベルからローパワーレベルに変更されると、戸
開動作制御リレーの常閉接点45bが開路し、(+)−
戸開動作制御リレーの常閉接点45b−ミドルパワーレ
ベル設定リレー41の接点41c−フルパワーレベル設
定リレー42の接点42e−ミドルパワーレベル設定リ
レー41−(−)の回路が開放し、ミドルパワー設定リ
レー41が消勢し、また、ローパワーレベル接点7bが
閉路することにより、(+)−ローパワーレベル接点7
b−ミドルパワーレベル設定リレー41の接点41d−
フルパワーレベル設定リレー42の接点42d−ローパ
ワーレベル設定リレー40−(−)の回路が閉成し、ロ
ーパワーレベル設定リレー40が付勢する。
【0052】また、このとき、ローパワーレベルに変更
されることにより、秤接点2baと2bbは閉路するの
で、上記ローパワーレベル設定リレー40の付勢によっ
てその常開接点40bが閉路することにより、(+)−
ローパワーレベル設定リレー40の接点40b−秤接点
2ba−上昇負荷検出リレー21−(−)の閉回路に
て、上昇運転サービス時の負荷設定値が定格積載荷重負
荷の50%に設定され、同様に、(+)−ローパワーレ
ベル設定リレー40の接点40b−秤接点2bb−下降
負荷検出リレー22−(−)の閉回路にて、下降運転サ
ービス時の負荷設定値が定格積載荷重負荷の50%に設
定される。
【0053】以降、上述したのと同様に、上昇運転サー
ビス時は定格積載荷重負荷の50%以上で、下降運転サ
ービス時は定格積載荷重負荷の50%未満のかご内負荷
で戸閉阻止機能される。また、かご内表示は、上昇運転
サービス中は、(+)−停電時管制リレー20の接点2
0d−フルパワーレベル設定リレー42の接点42f−
上昇方向管制リレー33の接点33c−ローパワーレベ
ル設定リレー40の接点40d−かご内上昇表示装置1
2c−(−)の閉回路にて、かご内上昇表示装置12c
が点灯し、下降運転サービス中は、(+)−停電時管制
リレー20の接点20d−フルパワーレベル設定リレー
42の接点42f−下降方向管制リレー34の接点34
c−下降負荷検出リレーの接点22c−ローパワーレベ
ル設定リレー40の接点40e−かご内下降表示装置1
2d−(−)の閉回路にて、かご内下降表示装置12d
が点灯することにより、かご内積載荷重負荷が定格積載
荷重負荷の50%に設定された時に対応した表示に変化
する。
【0054】従って、上記実施例2によれば、停電時に
自家発電電源の電源容量の内エレベータに割り当てられ
る電源容量の電源容量信号を送出する自家発電電源コン
トローラ8からの電源容量信号に応じた上昇運転サービ
ス時の第1の負荷設定値と下降運転サービス時の第2の
負荷設定値にそれぞれ設定切り換えし、上昇運転サービ
ス時に第1の負荷設定値以上のかご積載荷重負荷では戸
閉を阻止すると共に、下降運転サービス時に第2の負荷
設定値以下のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止し、ま
た、負荷設定値の変更に応じた積載荷重負荷の調整のた
めの表示を行うようにしたので、ビルの自家発電電源容
量を効率良く使うことができ、時々刻々と変化する自家
発電電源容量に合わせたエレベータの運転サービスを行
うことができる。
【0055】実施例3.次に、図8はこの発明の請求項
5に対応する実施例3に係るもので、上記実施例1と2
に付加されて、下降運転サービス時に、戸閉阻止手段を
解除するための乗車待ちを不要にして無負荷で運転可能
にするものである。図8において、19は最上階の乗場
15に設けられたダミー負荷を示し、このダミー負荷1
9は、下降運転サービス時の第2負荷設定値以上の荷
重、例えばかご1の定格積載荷重の25%重さを有し、
図1に示す全体構成図においてかご1内に積み込む。
【0056】このように、ダミー負荷19をかご1内に
積み込むことにより、以後の停電時のエレベータ昇降サ
ービスにおいて、下降運転時の戸閉阻止手段3が動作し
なくなり、かご1はミドルパワーレベルに設定のまま、
定格積載荷重の0〜50%の荷重の昇降サービスが可能
となる。なお、ダミー負荷19の荷重は25%以外でも
ビルの自家発電電源の容量と停電時に必要なエレベータ
の昇降サービスの必要度により、簡単に設定することが
できる。また、上記ダミー負荷19の積み込みを自重的
に行うことも可能である(図示せず)。
【0057】従って、上記実施例3によれば、下降運転
サービス時に、戸閉阻止手段を解除するためのダミー負
荷をかご1内に積載することにより、次の効果が得られ
る。 (1) 下降運転時に、実施例1と2のような戸閉阻止手段
を解除するための乗車待ちが不要で、無負荷で運転でき
る。 (2) ビルの自家発電電源容量に対応したエレベータの昇
降能力に調整できる(ダミー負荷の重さと、上昇運転時
の戸閉阻止手段が動作する負荷設定により調整)。
【0058】実施例4.次に、図9はこの発明の請求項
6に係るもので、図7に示す実施例2の構成に付加され
て、上昇運転サービス時の第1の負荷設定値と下降運転
サービス時の第2の負荷設定値に対応した信号、つまり
エレベータに現在設定されているパワーレベルを図1に
示す全体構成図における制御盤6内のインターフェース
7から外部の自家発電電源コントローラ8に出力するよ
うにした実施例3に係る出力手段の構成図である。
【0059】図9において、7eないし7hは制御盤6
のインターフェース部7から外部(自家発電電源コント
ローラ8)に送出される出力信号を示し、7eはエレベ
ータに割り当て設定されている自家発電電源のパワーレ
ベルがローレベルパワーの時に付勢されるローパワーレ
ベル設定リレー40の接点40fの閉路によって送出さ
れる出力信号、7fはエレベータに割り当て設定されて
いる自家発電電源のパワーレベルがミドルレベルパワー
の時に付勢されるミドルパワーレベル設定リレー41の
接点41gの閉路によって送出される出力信号、7gは
エレベータに割り当て設定されている自家発電電源のパ
ワーレベルがフルパワーレベルの時に付勢されるフルパ
ワーレベル設定リレー42の接点42gの閉路によって
送出される出力信号である。
【0060】すなわち、図9に示すように、図7に示す
実施例2のローパワーレベル設定リレー40、ミドルパ
ワーレベル設定リレー41、及びフルパワーレベル設定
リレー42の付勢によりそれぞれ閉路する常開接点40
e、41g、及び42gを備え、これら常開接点40
f、41g、及び42gの接点信号を、制御盤6内のイ
ンターフェース7から外部の自家発電電源コントローラ
8に出力するローパワーレベル設定信号7e、ミドルパ
ワーレベル設定信号7f、及びフルパワーレベル設定信
号7gとして用いることにより、エレベータに現在設定
されているパワーレベルを外部の自家発電電源コントロ
ーラ8に出力することが可能である。
【0061】従って、上記実施例4によれば、上昇運転
サービス時の第1の負荷設定値と下降運転サービス時の
第2の負荷設定値に対応した信号、つまりエレベータに
現在設定されているパワーレベルを図1に示す全体構成
図における制御盤6内のインターフェース7から外部の
自家発電電源コントローラ8に出力するようにしたの
で、自家発電電源コントローラ8からの一方的な信号だ
けでは、エレベータが即座に追随することができないこ
とがあるが、逆に自家発電電源コントローラ8に設定さ
れたパワーレベルを送出するようにすることで、エレベ
ータに現在設定されている消費電力の容量を確認して他
の機器を制御することが可能になる。
【0062】実施例5.次に、図10はこの発明の請求
項7に対応する実施例5に係るもので、図3及び図7に
示す実施例1及び実施例2の構成に付加されて、戸閉阻
止手段による戸閉阻止状態が一定時間経過したときに、
エレベータに割り当てられる自家発電電源容量のパワー
増加要求信号を図1に示す全体構成図における制御盤6
内のインターフェース7から外部の自家発電電源コント
ローラ8に出力するようにした信号出力手段の構成図で
ある。
【0063】図10において、20e停電時管制リレー
20の常開接点、21cは上昇負荷検出リレー21の常
開接点、22dは下降負荷検出リレー22の常閉接点、
33dは上昇方向管制リレー(図示せず)の常開接点、
34dは下降方向管制リレー(図示せず)の常開接点、
35fは走行リレー(図示せず)の常閉接点、50はエ
レベータに割り当てられた自家発電電源の電源容量の上
昇要求時に付勢する自家発電電源の上昇要求リレーで、
付勢されてから一定時間後(例えば1分)後にピックア
ップする時限動作リレーで構成されている。50aは同
上リレーの常開接点である。7hはエレベータに割当て
られている自家発電電源容量のパワー上昇要求時に制御
盤6内のインターフェース7から外部の自家発電電源コ
ントローラ8に出力される出力信号である。
【0064】次に、上記構成に係る動作について説明す
る。図3及び図7に示す実施例1及び実施例2におい
て、戸閉阻止状態になると、停電時管制リレーの接点2
0eが閉路すると共に、下降方向管制リレーの接点34
dと上昇負荷検出リレーの接点21c、または上昇方向
管制リレーの接点33dと下降負荷検出リレーの接点2
2dが閉路するので、(+)−走行リレーの接点35f
−停電時管制リレーの接点20e−下降方向管制リレー
の接点34d−上昇負荷検出リレーの接点21c−自家
発電電源上昇要求リレー50−(−)の回路、または
(+)−走行リレーの接点35f−停電時管制リレーの
接点20e−上昇方向管制リレーの接点33d−下降負
荷検出リレーの接点22d−自家発電電源上昇要求リレ
ー50−(−)の回路が閉成し、上記自家発電電源上昇
要求リレー50が付勢する。付勢されてから一定時間、
例えば1分後にその限時接点50aが時限動作し、その
限時接点50aが時限動作が、自家発電電源コントロー
ラ8に自家発電電源の上昇要求信号7hとして出力され
る。
【0065】従って、上記実施例5によれば、戸閉阻止
手段による戸閉阻止状態が一定時間経過したときには、
エレベータに割り当てられる自家発電電源容量のパワー
増加要求信号を制御盤6内のインターフェース7から外
部の自家発電電源コントローラ8に出力するようにした
ので、エレベータの昇降サービス状況にあわせたエレベ
ータの電源容量確保の調整ができるという効果がある。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値以上のか
ご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下降運転サ
ービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷重負荷で
は戸閉を阻止する戸閉阻止手段を備えたので、次の効果
を奏する。 (1) ビルに備えられた自家発電電源の電源容量のうちエ
レベータに割り当てられた電源容量がエレベータの定格
電源容量以下の場合でも昇降サービスが可能となる。 (2) ビル内の複数台のエレベータから停電時に昇降サー
ビス可能なエレベータを探す必要がない。 (3) ビル内の複数台エレベータのサービス階がそれぞれ
異なる時は、停電時の昇降サービスが必要な階をサービ
スするエレベータが運転できるように、エレベータに割
り当てらえる自家発電電源容量を設定することができ
る。 (4) ビルの自家発電電源容量を効率良く使うことができ
る(自家発電電源容量をエレベータの定格電源容量以下
まで使い込むことができる)。 (5) ビルの自家発電電源容量をアップさせることなく、
安価に停電時の昇降サービスが可能となる。
【0067】また、請求項2によれば、かご内に、上昇
運転サービス時に戸閉阻止手段が動作した時に乗過ぎ負
荷状態であることを警報音によって報知する第1の戸閉
阻止警報装置と、下降運転サービス時に戸閉阻止手段が
動作した時に不足荷重で同乗者の相乗り待ち状態である
ことを上記第1の戸閉阻止警報装置とは異なる形態の警
報によって報知する第2の戸閉阻止警報装置を備えたの
で、エレベータの状況、つまり乗過ぎ負荷状態または同
乗者の相乗り待ち状態であることを、エレベータ利用者
に正しく報知することができるという効果がある。
【0068】また、請求項3によれば、乗場にかご積載
荷重の調整運転を行うことを報知する乗場表示手段を設
けると共に、かご内に、停電時の自家発電電源によるエ
レベータの上昇運転サービス時に乗客の乗過ぎを防ぐべ
くかご積載荷重の調整運転していることを表示すると共
に、停電時の自家発電電源によるエレベータの下降運転
サービス時に戸閉阻止手段の動作に対応して不足荷重で
同乗者の相乗り待ち状態であることを表示するかご内表
示手段とを設けたので、戸閉阻止手段が動作した時のエ
レベータの状況、つまり乗過ぎ負荷状態または同乗者の
相乗り待ち状態であることの理由(停電によるかご積載
荷重の調整)、つまりエレベータの昇降サービスが上昇
運転サービス時と下降運転サービス時とで運転可能な積
載荷重負荷が異なっていること及びかご内乗客に現在運
転可能な積載荷重を表示して、エレベータ利用者が混乱
なく正しく利用できるという効果がある。
【0069】また、請求項4によれば、自家発電電源の
電源容量の内エレベータに割り当てる電源容量に応じた
外部からの電源容量信号に応じて上昇運転サービス時の
第1の負荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷設
定値をそれぞれ設定し、上昇運転サービス時に第1の設
定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共
に、下降運転サービス時に第2の設定値以下のかご積載
荷重負荷では戸閉を阻止するようにしたので、上昇及び
下降運転サービス時のサービス可能な戸閉阻止の負荷設
定値を外部信号により操作することを可能にし、ビルの
自家発電電源容量を効率良く使うことができ、時々刻々
と変化する自家発電電源容量に合わせたエレベータの運
転サービスを行うことができるという効果を奏する。
【0070】また、請求項5によれば、下降運転サービ
ス時に戸閉阻止手段による戸閉阻止状態を解除する第2
の負荷設定値以上の重さを有するダミー負荷をかご内に
積載するようにしたので、戸閉阻止手段を解除するため
の乗車待ちが不要となり、無負荷での運転が可能にな
り、また、ダミー負荷の重さと上昇運転サービス時の戸
閉阻止手段が動作する負荷設定により、自家発電電源容
量に対応したエレベータの昇降能力の調整を可能にする
という効果を奏する。
【0071】また、請求項6によれば、信号出力手段に
より、戸閉を阻止するための上昇運転サービス時の第1
の負荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷設定値
に対応した信号を外部に出力することにより、現在エレ
ベータに割り当てられている自家発電電源の電源容量を
外部より確認でき、この確認に基づき他の機器を効率良
く制御することを可能にするという効果を奏する。
【0072】さらに、請求項7によれば、戸閉阻止手段
による戸閉阻止状態が所定時間経過した時には電源容量
の増加要求信号を外部に出力するようにしたので、エレ
ベータの昇降サービス状況に応じた電源容量確保の調整
を可能にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る運転制御を説明するもので、エ
レベータの積載荷重と消費電力との関係特性図である。
【図2】この発明に係るエレベータの運転装置を示す全
体構成図である。
【図3】この発明の実施例1に係るもので、戸閉阻止手
段の制御回路図である。
【図4】この発明の実施例1に係るもので、第1と第2
の戸閉阻止警報装置の制御回路図である。
【図5】この発明の実施例1に係るもので、かご内上昇
表示装置とかご内下降表示装置及び乗場表示装置の制御
回路図である。
【図6】この発明の実施例1に係るもので、かご内上昇
表示装置とかご内下降表示装置及び乗場表示装置による
表示例の説明図である。
【図7】この発明の実施例2に係るもので、戸閉阻止手
段及び各種表示装置の制御回路図である。
【図8】この発明の実施例3に係るダミー負荷の説明図
である。
【図9】この発明の実施例4に係るもので、エレベータ
に設定割り当てられているパワーレベルを外部に出力す
る信号出力手段の制御回路図である。
【図10】この発明の実施例5に係るもので、戸閉阻止
手段による戸閉阻止状態が所定時間以上経過したときに
電源容量の増加要求信号を外部に出力する信号出力手段
の制御回路図である。
【符号の説明】
1 かご 2 秤装置 3 主索 4 綱車 5 錘 6 制御盤 7 インターフェース部 8 自家発電電源コントローラ 10 第1の戸閉阻止警報装置 11 第2の戸閉阻止警報装置 12 かご内表示装置 12a かご内上昇表示装置(第1のかご内上昇表示装
置) 12b かご内下降表示装置(第1のかご内下降表示装
置) 12c 第2のかご内上昇表示装置 12d 第2のかご内下降表示装置 15 乗場 16 乗場表示装置 19 ダミー負荷 20 停電時管制リレー 21 上昇負荷検出リレー 22 下降負荷検出リレー 23 戸管制リレー 40 ローパワーレベル設定リレー 41 ミドルパワーレベル設定リレー 42 フルパワーレベル設定リレー 50 自家発電電源上昇要求リレー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、請求項5に係るエレベータの運転装
置は、かごに主索を介して連結されて綱車につるべ式に
懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用いたエレ
ベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家発電電源
による昇降サービスを行うエレベータの運転装置におい
て、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷重負荷検出手
段と、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値以上のか
ご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下降運転サ
ービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷重負荷で
は戸閉を阻止する戸閉阻止手段と、自家発電電源による
昇降サービス時にかご内に積載されて下降運転サービス
時に上記戸閉阻止手段による戸閉阻止状態を解除する上
記第2の負荷設定値以上の重さを有するダミー負荷とを
備えたことを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、請求項4に係るエレベータの運転装
置においては、自家発電電源の電源容量の内エレベータ
に割り当てる電源容量に応じた外部からの電源容量信号
に基づいて、上昇運転サービス時の第1の負荷設定値と
下降運転サービス時の第2の負荷設定値をそれぞれ設定
切り換えし、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値以
上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下降
運転サービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷重
負荷では戸閉を阻止することにより、上昇及び下降運転
サービス時のサービス可能な戸閉阻止の負荷設定値を外
部信号により操作することを可能にし、時々刻々変化す
る自家発電電源の余裕容量に合わせてエレベータに割り
当てる電源容量を設定できるように作用し、自家発電電
源の電源容量を効率良く使うことを可能にする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】上述する図3ないし図5は、自家発電電源
によるエレベータの動力電源容量が、上昇運転サービス
時は図1の特性図に示すミドルパワーMPに対応した定
格積載荷重の75%負荷以下、下降運転サービス時は同
様にミドルパワーMPに対応した定格積載荷重の25%
負荷以上にそれぞれかご積載荷重の負荷設定値が設定さ
れているもので、これら図において、(+),(−)は
電源、2a、2cと2da及び2dbは秤装置2により
検出されるかご内負荷が所定の負荷設定値以上のときに
それぞれ接点動作する秤接点で、2aは第2の負荷設定
値として定格積載荷重負荷の25%以上の時、2cは第
1の負荷設定値として定格積載荷重負荷の75%以上の
時、2dbは同様に100%以上の時にそれぞれ閉路す
る秤接点であり、2daは100%以上の時に開路する
秤接点信号である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】従って、図3に示す戸閉阻止手段の回路構
成によれば、かご1に主索3を介して連結されて綱車4
につるべ式に懸垂され、かご1とは逆方向に昇降する釣
合錘5を用いたエレベータにおいて、停電時の自家発電
電源による昇降運転サービスの際に、上昇75%負荷以
下、下降25%負荷以上に設定して、かごの上昇運転サ
ービス時は定格積載荷重負荷の75%以上のかご積載荷
重負荷では戸閉できないように制御すると共に、かごの
下降運転サービス時は定格積載荷重負荷の25%未満の
かご積載荷重負荷では戸閉できないように制御すること
により、次の効果を得ることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、下降運転サービスで戸開中にかご積
載荷重負荷が定格積載荷重負荷の25%未満のときは、
図3における秤接点2aが開路して下降負荷検出リレー
22が消勢され、その接点22bが閉路することによ
り、図3において、(+)−走行リレーの接点35b−
停電時管制リレーの接点20c−下降方向管制リレーの
接点34b−下降負荷検出リレーの接点22b−第2の
戸閉阻止警報装置11−(−)の回路が閉成し、第2の
戸閉阻止警報装置11が動作して、例えば小さなプープ
ー音を鳴動することにより、かご内の乗客に不足荷重で
同乗者の相乗り待ち状態であることを報知する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】このとき、かご内負荷が定格積載荷重負荷
の75%以上のときには、上記ミドルパワーレベル設定
リレー41の付勢によりその常開接点41bが閉路する
と共に、秤接点2cが閉路していることにより、(+)
−ミドルパワーレベル設定リレー41の接点41b−秤
接点2c−上昇負荷検出リレー21−(−)の閉回路に
て、上昇負荷検出リレー21が付勢される。同様に、か
ご内負荷が定格積載荷重負荷の25%未満のときには、
上記ミドルパワーレベル設定リレー41の付勢によりそ
の常開接点41bが閉路しても、秤接点2aが開路する
ことにより、(+)−ミドルパワーレベル設定リレー4
1の接点41b−秤接点2a−下降負荷検出リレー22
−(−)の回路が開路し、下降負荷検出リレー22が
される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】また、かご内表示については、上昇運転サ
ービス中は、(+)−停電時管制リレー20の接点20
d−フルパワーレベル設定リレー42の接点42−上
昇方向管制リレー33の接点33c−ミドルパワーレベ
ル設定リレー41の接点41e−第1のかご内上昇表示
装置12a−(−)の閉回路にて、第1のかご内上昇表
示装置12aが点灯し、下降運転サービス中は、(+)
−停電時管制リレー20の接点20d−フルパワーレベ
ル設定リレー42の接点42−下降方向管制リレー3
4の接点34c−下降負荷検出リレーの接点22c−ミ
ドルパワーレベル設定リレー41の接点41f−第1の
かご内下降表示装置12b−(−)の閉回路にて、第1
のかご内下降表示装置12bが点灯して、実施例1と同
様なかご内表示が行われる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】また、このとき、上記ローパワーレベル設
定リレー40の付勢によってその常開接点40bが閉路
することにより、(+)−ローパワーレベル設定リレー
40の接点40b−秤接点2ba−上昇負荷検出リレー
21−(−)の閉回路にて、上昇運転サービス時の負荷
設定値が定格積載荷重負荷の50%に設定され、同様
に、(+)−ローパワーレベル設定リレー40の接点4
0b−秤接点2bb−下降負荷検出リレー22−(−)
の閉回路にて、下降運転サービス時の負荷設定値が定格
積載荷重負荷の50%に設定される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】このように、ダミー負荷19をかご1内に
積み込むことにより、以後の停電時のエレベータ昇降サ
ービスにおいて、下降運転時の戸閉阻止手段が動作しな
くなり、かご1はミドルパワーレベルに設定のまま、定
格積載荷重の0〜50%の荷重の昇降サービスが可能と
なる。なお、ダミー負荷19の荷重は25%以外でもビ
ルの自家発電電源の容量と停電時に必要なエレベータの
昇降サービスの必要度により、簡単に設定することがで
きる。また、上記ダミー負荷19の積み込みを自動的
行うことも可能である(図示せず)。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごに主索を介して連結されて綱車につ
    るべ式に懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用
    いたエレベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家
    発電電源による昇降サービスを行うエレベータの運転装
    置において、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷重負
    荷検出手段と、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値
    以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下
    降運転サービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷
    重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手段とを備えたこと
    を特徴とするエレベータの運転装置。
  2. 【請求項2】 かごに主索を介して連結されて綱車につ
    るべ式に懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用
    いたエレベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家
    発電電源による昇降サービスを行うエレベータの運転装
    置において、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷重負
    荷検出手段と、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値
    以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下
    降運転サービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷
    重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手段とを備えると共
    に、かご内に、上昇運転サービス時に上記戸閉阻止手段
    が動作した時に乗過ぎ負荷状態であることを警報音を発
    して報知する第1の戸閉阻止警報装置と、下降運転サー
    ビス時に上記戸閉阻止手段が動作した時に不足荷重で同
    乗者の相乗り待ち状態であることを上記第1の戸閉阻止
    警報装置とは異なる形態の警報を発して報知する第2の
    戸閉阻止警報装置とを備えたことを特徴とするエレベー
    タの運転装置。
  3. 【請求項3】 かごに主索を介して連結されて綱車につ
    るべ式に懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用
    いたエレベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家
    発電電源による昇降サービスを行うエレベータの運転装
    置において、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷重負
    荷検出手段と、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値
    以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下
    降運転サービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷
    重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手段とを備えると共
    に、停電時の自家発電電源によるエレベータの昇降運転
    サービスの際に、乗場にかご積載荷重の調整運転を行う
    ことを報知する乗場表示手段と、停電時の自家発電電源
    によるエレベータの上昇運転サービス時に乗客の乗過ぎ
    を防ぐべくかご積載荷重の調整運転していることを表示
    すると共に、停電時の自家発電電源によるエレベータの
    下降運転サービス時に上記戸閉阻止手段の動作に対応し
    て不足荷重で同乗者の相乗り待ち状態であることを表示
    するかご内表示手段とを備えたことを特徴とするエレベ
    ータの運転装置。
  4. 【請求項4】 かごに主索を介して連結されて綱車につ
    るべ式に懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用
    いたエレベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家
    発電電源による昇降サービスを行うエレベータの運転装
    置において、上記自家発電電源の電源容量の内エレベー
    タに割り当てる電源容量の電源容量信号を送出する自家
    発電電源コントローラと、かごの積載荷重負荷を検出す
    る積載荷重負荷検出手段と、上記自家発電電源コントロ
    ーラからの電源容量信号に応じた上昇運転サービス時の
    第1の負荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷設
    定値にそれぞれ設定切り換えし、上昇運転サービス時に
    第1の負荷設定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻
    止すると共に、下降運転サービス時に第2の負荷設定値
    以下のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手
    段とを備えたことを特徴とするエレベータの運転装置。
  5. 【請求項5】 かごに主索を介して連結されて綱車につ
    るべ式に懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用
    いたエレベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家
    発電電源による昇降サービスを行うエレベータの運転装
    置において、かごの積載荷重負荷を検出する積載荷重負
    荷検出手段と、上昇運転サービス時に第1の負荷設定値
    以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共に、下
    降運転サービス時に第2の負荷設定値以下のかご積載荷
    重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手段と、下降運転サ
    ービス時にかご内に積載されて上記戸閉阻止手段による
    戸閉阻止状態を解除する上記第2の負荷設定値以上の重
    さを有するダミー負荷とを備えたことを特徴とするエレ
    ベータの運転装置。
  6. 【請求項6】 かごに主索を介して連結されて綱車につ
    るべ式に懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用
    いたエレベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家
    発電電源による昇降サービスを行うエレベータの運転装
    置において、上記自家発電電源の電源容量の内エレベー
    タに割り当てる電源容量の電源容量信号を送出する自家
    発電電源コントローラと、かごの積載荷重負荷を検出す
    る積載荷重負荷検出手段と、上記自家発電電源コントロ
    ーラからの電源容量信号に応じた上昇運転サービス時の
    第1の負荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷設
    定値をそれぞれ設定し、上昇運転サービス時に第1の設
    定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共
    に、下降運転サービス時に第2の設定値以下のかご積載
    荷重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手段と、上昇運転
    サービス時の上記第1の負荷設定値と下降運転サービス
    時の上記第2の負荷設定値に対応した信号を外部に出力
    する信号出力手段とを備えたことを特徴とするエレベー
    タの運転装置。
  7. 【請求項7】 かごに主索を介して連結されて綱車につ
    るべ式に懸垂されかごとは逆方向に昇降する釣合錘を用
    いたエレベータに自家発電電源を備えて、停電時に自家
    発電電源による昇降サービスを行うエレベータの運転装
    置において、上記自家発電電源の電源容量の内エレベー
    タに割り当てる電源容量の電源容量信号を送出する自家
    発電電源コントローラと、かごの積載荷重負荷を検出す
    る積載荷重負荷検出手段と、上記自家発電電源コントロ
    ーラからの電源容量信号に応じた上昇運転サービス時の
    第1の負荷設定値と下降運転サービス時の第2の負荷設
    定値をそれぞれ設定し、上昇運転サービス時に第1の設
    定値以上のかご積載荷重負荷では戸閉を阻止すると共
    に、下降運転サービス時に第2の設定値以下のかご積載
    荷重負荷では戸閉を阻止する戸閉阻止手段と、この戸閉
    阻止手段による戸閉阻止状態が所定時間経過した後に電
    源容量の増加要求信号を外部に出力する信号出力手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータの運転装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017100849A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 東芝エレベータ株式会社 エレベータの停電時継続運転管理装置および停電時継続運転管理方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017100849A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 東芝エレベータ株式会社 エレベータの停電時継続運転管理装置および停電時継続運転管理方法

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