JPH07108387A - スポット溶接用電極 - Google Patents
スポット溶接用電極Info
- Publication number
- JPH07108387A JPH07108387A JP14703793A JP14703793A JPH07108387A JP H07108387 A JPH07108387 A JP H07108387A JP 14703793 A JP14703793 A JP 14703793A JP 14703793 A JP14703793 A JP 14703793A JP H07108387 A JPH07108387 A JP H07108387A
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- JP
- Japan
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- cap
- tip
- shaped tip
- spot welding
- recess
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チップ交換時に冷却水の洩れることのないス
ポット溶接用電極を提供する。 【構成】 シャンク20先端に凸部22を設け、該凸部
22外側に帽状チップ30の凹部32を装脱可能に固定
すると共に、帽状チップ30の外周面に回し具用引掛部
35を形成し、且つ帽状チップ30の被溶接物非接触部
外面と凹部32底面近傍とを結ぶ細孔31、または凹部
内面上縁から凹部底面近傍に達する小溝を設けてある。
ポット溶接用電極を提供する。 【構成】 シャンク20先端に凸部22を設け、該凸部
22外側に帽状チップ30の凹部32を装脱可能に固定
すると共に、帽状チップ30の外周面に回し具用引掛部
35を形成し、且つ帽状チップ30の被溶接物非接触部
外面と凹部32底面近傍とを結ぶ細孔31、または凹部
内面上縁から凹部底面近傍に達する小溝を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスポット溶接の電極に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接の電極には、図6に示す如
く、冷却水路用の中心軸線方向貫通孔52付きのシャン
ク51とその先端に嵌合固定したチップ53より構成さ
れている。
く、冷却水路用の中心軸線方向貫通孔52付きのシャン
ク51とその先端に嵌合固定したチップ53より構成さ
れている。
【0003】チップ53は消耗品のため度々新品と交換
しなければならない。チップ53を交換するときには水
路を遮断して行うが水洩れが生じるのを避けることが出
来なかった。
しなければならない。チップ53を交換するときには水
路を遮断して行うが水洩れが生じるのを避けることが出
来なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】チップ交換時に水洩れ
が発生しないスポット溶接用電極棒を提供しようとする
ものである。
が発生しないスポット溶接用電極棒を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1乃至図5を参考にし
てこの発明に係るスポット溶接用電極を説明する。シャ
ンク20先端に凸部22を設け、該凸部22外側に帽状
チップ30の凹部32を装脱可能に固定すると共に帽状
チップ30の外周面に回し具用引掛部35を形成してあ
る。そして帽状チップ30の被溶接物非接触部外面と凹
部32底面近傍とを結ぶ細孔31を設け、又は凹部内面
上縁から凹部32底面近傍に達する小溝34を設けてあ
る。
てこの発明に係るスポット溶接用電極を説明する。シャ
ンク20先端に凸部22を設け、該凸部22外側に帽状
チップ30の凹部32を装脱可能に固定すると共に帽状
チップ30の外周面に回し具用引掛部35を形成してあ
る。そして帽状チップ30の被溶接物非接触部外面と凹
部32底面近傍とを結ぶ細孔31を設け、又は凹部内面
上縁から凹部32底面近傍に達する小溝34を設けてあ
る。
【0006】
【作用】チップを交換する際、水路が開放されないので
水洩れが発生しない。
水洩れが発生しない。
【0007】
【実施例】図1乃至図3を参考にして第1実施例を説明
する。中空棒状シャンク20の基端側は開口しているが
先端側には銅製凸部付部材が液密に嵌合したのち溶接2
5されて、凸部22が形成されている。凸部22に銅製
帽状チップ30が固定され、電極棒10が構成されてい
る。そして帽状チップ30の外周面に回し具60用の引
掛部35を形成し且つ帽状チップ30の被溶接物非接触
部外面33と圧嵌密着用凹部32底面近傍とを結ぶ少な
くとも1個の細孔31が設けられている。引掛部35は
少なくとも2つの平行面を有するものが好ましく、帽状
チップ30の横断面の外周の形状を正方形や正六角形等
にするのが好ましい。図4及び図5を参考にして第2実
施例を説明する。第1実施例の細孔31に代え、凹部内
面上縁から凹部32底面近傍に達する小溝34が設けら
れている。
する。中空棒状シャンク20の基端側は開口しているが
先端側には銅製凸部付部材が液密に嵌合したのち溶接2
5されて、凸部22が形成されている。凸部22に銅製
帽状チップ30が固定され、電極棒10が構成されてい
る。そして帽状チップ30の外周面に回し具60用の引
掛部35を形成し且つ帽状チップ30の被溶接物非接触
部外面33と圧嵌密着用凹部32底面近傍とを結ぶ少な
くとも1個の細孔31が設けられている。引掛部35は
少なくとも2つの平行面を有するものが好ましく、帽状
チップ30の横断面の外周の形状を正方形や正六角形等
にするのが好ましい。図4及び図5を参考にして第2実
施例を説明する。第1実施例の細孔31に代え、凹部内
面上縁から凹部32底面近傍に達する小溝34が設けら
れている。
【0008】シャンク20をホルダー(図示省略)に取
付けたときホルダーから延びる水管41がシャンク20
内を通り凸部22内の内面近傍にまで達している。凸部
22に帽状チップ30の凹部を装脱可能に固定するに当
っては、凸部22に緩いテーパ21が設けられ、帽状チ
ップ30が圧嵌密着されることもあるし、凸部22の外
ネジに帽状チップ30の内ネジが螺着されることもあ
る。
付けたときホルダーから延びる水管41がシャンク20
内を通り凸部22内の内面近傍にまで達している。凸部
22に帽状チップ30の凹部を装脱可能に固定するに当
っては、凸部22に緩いテーパ21が設けられ、帽状チ
ップ30が圧嵌密着されることもあるし、凸部22の外
ネジに帽状チップ30の内ネジが螺着されることもあ
る。
【0009】凸部22の外側に潤滑材23を介在させて
帽状チップ30の凹部を装脱可能に固定すると装脱が容
易になる。
帽状チップ30の凹部を装脱可能に固定すると装脱が容
易になる。
【0010】潤滑材23はカーボンとグリスとを混合し
たような導電性潤滑材が好ましいが、グリス単独でも圧
嵌状態においては部分的にグリス薄層が切れて凸部22
と帽状チップ30とが密接し通電性が保たれている。
たような導電性潤滑材が好ましいが、グリス単独でも圧
嵌状態においては部分的にグリス薄層が切れて凸部22
と帽状チップ30とが密接し通電性が保たれている。
【0011】中空棒状シャンク20に銅製凸部付部材を
液密に嵌合したのち固着するときには溶接以外の固定手
段を用いることも出来る。
液密に嵌合したのち固着するときには溶接以外の固定手
段を用いることも出来る。
【0012】
【発明の効果】帽状チップ30を交換する際にシャンク
20の中空部24内の水路が外気に連通することがない
ので水洩れを生じることがない。また、帽状チップ30
を凹部32に固定する際に両者間の空間の流動物が細孔
31または小溝34より外部に洩出するので固定性が向
上する。更に引掛部35に回し具60を引掛け、帽状チ
ップ30の脱着を容易且つ確実に行うことが出来る。
20の中空部24内の水路が外気に連通することがない
ので水洩れを生じることがない。また、帽状チップ30
を凹部32に固定する際に両者間の空間の流動物が細孔
31または小溝34より外部に洩出するので固定性が向
上する。更に引掛部35に回し具60を引掛け、帽状チ
ップ30の脱着を容易且つ確実に行うことが出来る。
【0013】なお、本発明は非水路付きのシャンクに適
用してもチップのコスト低減と、チップ交換の容易化に
役立つものである。
用してもチップのコスト低減と、チップ交換の容易化に
役立つものである。
【図1】本発明に係る第1実施例のスポット溶接電極の
図3のB−B切断面図である。
図3のB−B切断面図である。
【図2】図1の分解図である。
【図3】図1のA−A切断端面図である。
【図4】本発明に係る第2実施例のスポット溶接電極の
図5のD−D切断面図である。
図5のD−D切断面図である。
【図5】図4のC−C切断端面図である。
【図6】従来例におけるスポット溶接電極の垂直切断正
面図である。
面図である。
【符号の説明】 10 電極棒 20 シャンク 21 テーパ 22 凸部 23 潤滑材 24 中空部 25 溶接 30 帽状チップ 31 細孔 32 凹部 33 外面 34 小溝 35 回わし具用引掛部 41 水管 42 細孔 51 シャンク 52 貫通孔 53 チップ 60 回し具
Claims (2)
- 【請求項1】 シャンク(20)先端に凸部(22)を
設け、該凸部(22)外側に帽状チップ(30)の凹部
を装脱可能に固定すると共に帽状チップ(30)の外周
面に回し具用引掛部(35)を形成し、且つ該帽状チッ
プ(30)の被溶接物非接触部外面と凹部(32)底面
近傍とを結ぶ細孔(31)を設けてなるスポット溶接用
電極。 - 【請求項2】 シャンク(20)先端に凸部(22)を
設け、該凸部(22)外側に帽状チップ(30)の凹部
(32)を装脱可能に固定すると共に帽状チップ(3
0)の外周面に回し具用引掛部(35)を形成し、且つ
該凹部内面上縁から凹部(32)底面近傍に達する小溝
(34)を設けてなるスポット溶接用電極。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147037A JP2711793B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | スポット溶接用電極 |
US08/234,356 US5473135A (en) | 1993-05-20 | 1994-04-28 | Spot welding electrode |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147037A JP2711793B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | スポット溶接用電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07108387A true JPH07108387A (ja) | 1995-04-25 |
JP2711793B2 JP2711793B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=15421101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5147037A Expired - Fee Related JP2711793B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-25 | スポット溶接用電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2711793B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030005839A (ko) * | 2001-07-10 | 2003-01-23 | 현대자동차주식회사 | 용접 로봇건 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62109885U (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-13 | ||
JPH01135182A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-26 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置 |
JPH02138081U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-19 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP5147037A patent/JP2711793B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62109885U (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-13 | ||
JPH01135182A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-26 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置 |
JPH02138081U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-19 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030005839A (ko) * | 2001-07-10 | 2003-01-23 | 현대자동차주식회사 | 용접 로봇건 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2711793B2 (ja) | 1998-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |