JPH07108039A - 身体情報検出装置 - Google Patents
身体情報検出装置Info
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- JPH07108039A JPH07108039A JP5256715A JP25671593A JPH07108039A JP H07108039 A JPH07108039 A JP H07108039A JP 5256715 A JP5256715 A JP 5256715A JP 25671593 A JP25671593 A JP 25671593A JP H07108039 A JPH07108039 A JP H07108039A
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Landscapes
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】二つの測定用電極と計装増幅器を同一プリント
基板に実装し、二つの測定用電極の中間に計装増幅器を
配設した。 【効果】身体上の二点間の微小電圧信号を身体情報とし
て得る装置において、特別な付帯装置を必要とせずに外
来電気雑音の信号への混入を最小限にすることができ、
正確な身体情報を簡便に得ることができる。
基板に実装し、二つの測定用電極の中間に計装増幅器を
配設した。 【効果】身体上の二点間の微小電圧信号を身体情報とし
て得る装置において、特別な付帯装置を必要とせずに外
来電気雑音の信号への混入を最小限にすることができ、
正確な身体情報を簡便に得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は身体情報の状態を把握す
る装置に関する
る装置に関する
【０００２】
【従来の技術】人頭の前額部２点間の電位変化を脳波と
して検出する一手段としてヘッドバンド状の保持具内側
に電極を配設し、ケーブルを介して筐体内の電気回路に
接続し、電気回路で必要な処理を行う従来例（特開昭59
−146639号公報）がある。
して検出する一手段としてヘッドバンド状の保持具内側
に電極を配設し、ケーブルを介して筐体内の電気回路に
接続し、電気回路で必要な処理を行う従来例（特開昭59
−146639号公報）がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、数マ
イクロボルトという微小検出電圧を正確に扱うため、ケ
ーブルへの電気雑音誘導を防ぐためのシールドケーブル
が必要になる。また、同相電気雑音をより良く除去する
にはシールドをアクティブにする方策（アナログ・デバ
イセズ リニア・データブック １９９２年１０月発行
６−５９頁）を施すなどの必要がある。また、ケーブ
ルの動的歪みによる微小電圧発生に対する考慮がなされ
ておらず、ケーブルを動かすと電気雑音が発生するため
装置使用中はケーブルが揺れないようにする処置が必要
（脳波計取扱の実際 日本光電工業株式会社研修センタ
ー編 平成４年１０月１５日改訂発行 ７１頁）とされ
る。
イクロボルトという微小検出電圧を正確に扱うため、ケ
ーブルへの電気雑音誘導を防ぐためのシールドケーブル
が必要になる。また、同相電気雑音をより良く除去する
にはシールドをアクティブにする方策（アナログ・デバ
イセズ リニア・データブック １９９２年１０月発行
６−５９頁）を施すなどの必要がある。また、ケーブ
ルの動的歪みによる微小電圧発生に対する考慮がなされ
ておらず、ケーブルを動かすと電気雑音が発生するため
装置使用中はケーブルが揺れないようにする処置が必要
（脳波計取扱の実際 日本光電工業株式会社研修センタ
ー編 平成４年１０月１５日改訂発行 ７１頁）とされ
る。
【０００４】本発明の目的は、信号伝送の手段としての
ケーブルへの電気雑音誘導を無視できるものすることで
シールドケーブルの必要性を無くし、さらにはケーブル
の扱いに対する制約を無くし、簡便に、正確な身体情報
を得ることができる装置を提供することにある。
ケーブルへの電気雑音誘導を無視できるものすることで
シールドケーブルの必要性を無くし、さらにはケーブル
の扱いに対する制約を無くし、簡便に、正確な身体情報
を得ることができる装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プリント基板に検出電極と、前記検出電
極を入力とする計装増幅器を配設し、前記計装増幅器の
出力信号を検出信号として処理するようにしたものであ
る。
に、本発明は、プリント基板に検出電極と、前記検出電
極を入力とする計装増幅器を配設し、前記計装増幅器の
出力信号を検出信号として処理するようにしたものであ
る。
【０００６】
【作用】二個の検出電極と計装増幅器を一体のプリント
基板上に配設し、各検出電極から計装増幅器入力までの
距離を短くすることで外来電気雑音の影響を少なくし、
各検出電極から前記計装増幅器入力までの条件を等しく
することと計装増幅器の作用により同相電気雑音をキャ
ンセルし、低出力インピーダンスで信号を送出すること
で、信号伝送手段としてのケーブルへの外来電気雑音の
影響を無くするという効果がある。また、計装増幅器で
微小な検出信号を増幅した後に伝送することにより、ケ
ーブルの動的歪みで発生する微小電気雑音の検出信号に
対する影響を相対的に小さくすることで正確な身体情報
を簡便な装置で得ることができる。
基板上に配設し、各検出電極から計装増幅器入力までの
距離を短くすることで外来電気雑音の影響を少なくし、
各検出電極から前記計装増幅器入力までの条件を等しく
することと計装増幅器の作用により同相電気雑音をキャ
ンセルし、低出力インピーダンスで信号を送出すること
で、信号伝送手段としてのケーブルへの外来電気雑音の
影響を無くするという効果がある。また、計装増幅器で
微小な検出信号を増幅した後に伝送することにより、ケ
ーブルの動的歪みで発生する微小電気雑音の検出信号に
対する影響を相対的に小さくすることで正確な身体情報
を簡便な装置で得ることができる。
【０００７】
【実施例】本発明の第一の実施例を図１により説明す
る。図１（ａ）は本発明による脳波検出用ヘッドバンド
１を装着してのバイオフィードバック装置（図示せず）
使用状態を示した図であり、図１（ｂ）は脳波検出用ヘ
ッドバンド１に内装するフレキシブルプリント基板２の
各部品の実装状態を示した説明図であり、図２（ｃ）は
回路図である。
る。図１（ａ）は本発明による脳波検出用ヘッドバンド
１を装着してのバイオフィードバック装置（図示せず）
使用状態を示した図であり、図１（ｂ）は脳波検出用ヘ
ッドバンド１に内装するフレキシブルプリント基板２の
各部品の実装状態を示した説明図であり、図２（ｃ）は
回路図である。
【０００８】人頭前額部に接触するように脳波検出用ヘ
ッドバンド１に配設した導電体パッド４ａ，導電体パッ
ド４ｂ，導電体パッド４ｃはそれぞれ絶縁物を挟んでフ
レキシブルプリント基板２上の基準電極パターン２ａ，
検出電極パターン２ｂ，検出電極パターン２ｃに電気的
に接続される。基準電極パターン２ａを基準にして検出
電極パターン２ｂと検出電極パターン２ｃに検出された
電圧のそれぞれの差電圧は計装増幅器３によって、抵抗
３ｂにより定められる増幅度で増幅される。増幅された
検出信号はケーブル５および出力側コネクタ６を介して
処理装置（図示せず）に伝送される。なお計装増幅器３
を駆動するための電源は出力側コネクタ６およびケーブ
ル５を介して処理装置（図示せず）から供給される。
ッドバンド１に配設した導電体パッド４ａ，導電体パッ
ド４ｂ，導電体パッド４ｃはそれぞれ絶縁物を挟んでフ
レキシブルプリント基板２上の基準電極パターン２ａ，
検出電極パターン２ｂ，検出電極パターン２ｃに電気的
に接続される。基準電極パターン２ａを基準にして検出
電極パターン２ｂと検出電極パターン２ｃに検出された
電圧のそれぞれの差電圧は計装増幅器３によって、抵抗
３ｂにより定められる増幅度で増幅される。増幅された
検出信号はケーブル５および出力側コネクタ６を介して
処理装置（図示せず）に伝送される。なお計装増幅器３
を駆動するための電源は出力側コネクタ６およびケーブ
ル５を介して処理装置（図示せず）から供給される。
【０００９】実施例では人頭前額部中央に基準電極を配
設しているが、耳たぶを挟持する電極を基準電極として
リード線を介して使用しても効果を損なうものではな
い。
設しているが、耳たぶを挟持する電極を基準電極として
リード線を介して使用しても効果を損なうものではな
い。
【００１０】本発明の第二の実施例を図２により説明す
る。図２（ａ）は本発明による表面筋電検出装置７を装
着しての筋電図検査状態を示した図であり、図２（ｂ）
は筋電検出装置７のフレキシブルプリント基板８の各部
品の実装状態を示した説明図であり、図２（ｃ）は回路
図である。
る。図２（ａ）は本発明による表面筋電検出装置７を装
着しての筋電図検査状態を示した図であり、図２（ｂ）
は筋電検出装置７のフレキシブルプリント基板８の各部
品の実装状態を示した説明図であり、図２（ｃ）は回路
図である。
【００１１】フレキシブルプリント基板８に配設した導
電体パッド９ａ，導電体パッド９ｂはフレキシブルプリ
ント基板８上の検出電極パターン８ａ，検出電極パター
ン８ｂに電気的に接続される。リード線１０を介して接
続されるバンド１１の内側に配設される基準電極１２を
基準にして検出電極パターン２ｂと検出電極パターン２
ｃに検出された電圧のそれぞれの差電圧は計装増幅器３
によって、抵抗３ｂにより定められる増幅度で増幅され
る。増幅された検出信号はケーブル５および出力側コネ
クタ６を介して処理装置（図示せず）に伝送される。な
お計装増幅器３を駆動するための電源は出力側コネクタ
６およびケーブル５を介して処理装置（図示せず）から
供給される。
電体パッド９ａ，導電体パッド９ｂはフレキシブルプリ
ント基板８上の検出電極パターン８ａ，検出電極パター
ン８ｂに電気的に接続される。リード線１０を介して接
続されるバンド１１の内側に配設される基準電極１２を
基準にして検出電極パターン２ｂと検出電極パターン２
ｃに検出された電圧のそれぞれの差電圧は計装増幅器３
によって、抵抗３ｂにより定められる増幅度で増幅され
る。増幅された検出信号はケーブル５および出力側コネ
クタ６を介して処理装置（図示せず）に伝送される。な
お計装増幅器３を駆動するための電源は出力側コネクタ
６およびケーブル５を介して処理装置（図示せず）から
供給される。
【００１２】本発明の第三の実施例を図３により説明す
る。筋電測定用同心針電極７を使っての筋電計測に本発
明を応用したものである。図３（ａ）は装置の斜視図で
あり、図３（ｂ）は入力コネクタ部８の内部の断面図で
あり、図３（ｃ）は回路図である。
る。筋電測定用同心針電極７を使っての筋電計測に本発
明を応用したものである。図３（ａ）は装置の斜視図で
あり、図３（ｂ）は入力コネクタ部８の内部の断面図で
あり、図３（ｃ）は回路図である。
【００１３】筋電測定用同心針電極１３のそれぞれの端
子１３ａ，１３ｂは入力コネクタ部１４の受側コネクタ
１４ａを介し回路と接続される。リード線１０を介した
基準電極１２を基準にして端子１３ａ，１３ｂに検出さ
れた検出電圧のそれぞれの差電圧は入力コネクタ部１４
に配設するプリント基板１５上に配設された計装増幅器
３によって抵抗３ｃにより定められる増幅度で増幅され
る。増幅された検出信号はケーブル５および出力側コネ
クタ６を介して処理装置（図示せず）に伝送される。な
お計装増幅器３を駆動するための電源は出力側コネクタ
６およびケーブル５を介して処理装置（図示せず）から
供給される。
子１３ａ，１３ｂは入力コネクタ部１４の受側コネクタ
１４ａを介し回路と接続される。リード線１０を介した
基準電極１２を基準にして端子１３ａ，１３ｂに検出さ
れた検出電圧のそれぞれの差電圧は入力コネクタ部１４
に配設するプリント基板１５上に配設された計装増幅器
３によって抵抗３ｃにより定められる増幅度で増幅され
る。増幅された検出信号はケーブル５および出力側コネ
クタ６を介して処理装置（図示せず）に伝送される。な
お計装増幅器３を駆動するための電源は出力側コネクタ
６およびケーブル５を介して処理装置（図示せず）から
供給される。
【００１４】以上説明したと同様に筋電測定用単極針電
極の場合はケーブル分岐部に計装増幅器を配設すること
で同等の効果を上げることもできる。
極の場合はケーブル分岐部に計装増幅器を配設すること
で同等の効果を上げることもできる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、身体上の二点間の微小
電圧信号を身体情報として得る装置において、検出信号
への外来電気雑音の混入を避けるためのシールドルーム
や外来電気雑音をキャンセルするための特別な電気回路
などを必要とせずに、外来電気雑音の信号への混入や影
響を最小限にすることができ、また、信号伝送のための
ケーブルの動的歪みにより発生する電気雑音の影響を小
さなものとすることにより、正確な身体情報を簡便に得
ることができる。
電圧信号を身体情報として得る装置において、検出信号
への外来電気雑音の混入を避けるためのシールドルーム
や外来電気雑音をキャンセルするための特別な電気回路
などを必要とせずに、外来電気雑音の信号への混入や影
響を最小限にすることができ、また、信号伝送のための
ケーブルの動的歪みにより発生する電気雑音の影響を小
さなものとすることにより、正確な身体情報を簡便に得
ることができる。
【図１】本発明の第一の実施例の説明図。
【図２】本発明の第二の実施例の説明図。
【図３】本発明の第三の実施例の説明図。
１…脳波検出用ヘッドバンド、２…フレキシブルプリン
ト基板、２ａ…基準電極パターン、２ｂ…検出電極パタ
ーン、２ｃ…検出電極パターン、３…計装増幅器、３ｂ
…抵抗、４ａ…導電体パッド、４ｂ…導電体パッド、４
ｃ…導電体パッド、５…ケーブル、６…出力側コネク
タ。
ト基板、２ａ…基準電極パターン、２ｂ…検出電極パタ
ーン、２ｃ…検出電極パターン、３…計装増幅器、３ｂ
…抵抗、４ａ…導電体パッド、４ｂ…導電体パッド、４
ｃ…導電体パッド、５…ケーブル、６…出力側コネク
タ。
Claims (2)
- 【請求項１】身体の二点間の電位を検出し、前記検出し
た信号を処理する身体情報検出装置において、検出用電
極をプリント基板に配設し、計装増幅器を前記プリント
基板上に配設し、前記検出用電極を前記計装増幅器の入
力に接続し、前記計装増幅器の出力を検出信号として応
用することを特徴とする身体情報検出装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記検出用電極が針状
の場合は針状電極とケーブルとの接続部に計装増幅器を
配設する身体情報検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5256715A JPH07108039A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 身体情報検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5256715A JPH07108039A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 身体情報検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108039A true JPH07108039A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17296459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5256715A Pending JPH07108039A (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 身体情報検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108039A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000004826A1 (fr) * | 1998-07-23 | 2000-02-03 | Yamato Scale Co., Ltd. | Compteur de graisse corporelle |
| JP2001502217A (ja) * | 1996-10-11 | 2001-02-20 | アスペクト メディカル システムズ，インク． | 電気生理信号を測定する電極アレイ |
| JP2002503505A (ja) * | 1998-02-19 | 2002-02-05 | マインドウェイブズ リミティド | コンピュータ・プログラムにおいて個人の集中力を扱う方法 |
| KR20020068681A (ko) * | 2001-02-22 | 2002-08-28 | 김연호 | 헤드셋형 휴대용 뇌파측정기를 이용한 집중도와 안정도측정 시스템 |
| KR20150017931A (ko) * | 2013-08-08 | 2015-02-23 | 삼성전자주식회사 | 유연한 용량성 결합 능동전극 및 생체 신호 측정 장치 |
| JP2015077270A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 日本電信電話株式会社 | 心拍・心電計 |
| JP2020054805A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 日本光電工業株式会社 | 脳波測定装置 |
| WO2020261981A1 (ja) | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 株式会社アイ・メデックス | 電子回路基板を備えた生体電極 |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP5256715A patent/JPH07108039A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001502217A (ja) * | 1996-10-11 | 2001-02-20 | アスペクト メディカル システムズ，インク． | 電気生理信号を測定する電極アレイ |
| JP2002503505A (ja) * | 1998-02-19 | 2002-02-05 | マインドウェイブズ リミティド | コンピュータ・プログラムにおいて個人の集中力を扱う方法 |
| WO2000004826A1 (fr) * | 1998-07-23 | 2000-02-03 | Yamato Scale Co., Ltd. | Compteur de graisse corporelle |
| US6456873B1 (en) | 1998-07-23 | 2002-09-24 | Yamato Scale Co., Ltd. | Body fat meter |
| KR20020068681A (ko) * | 2001-02-22 | 2002-08-28 | 김연호 | 헤드셋형 휴대용 뇌파측정기를 이용한 집중도와 안정도측정 시스템 |
| KR20150017931A (ko) * | 2013-08-08 | 2015-02-23 | 삼성전자주식회사 | 유연한 용량성 결합 능동전극 및 생체 신호 측정 장치 |
| JP2015077270A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 日本電信電話株式会社 | 心拍・心電計 |
| JP2020054805A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 日本光電工業株式会社 | 脳波測定装置 |
| WO2020261981A1 (ja) | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 株式会社アイ・メデックス | 電子回路基板を備えた生体電極 |
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