JPH07107846A - コンバインの脱穀制御装置 - Google Patents

コンバインの脱穀制御装置

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Publication number
JPH07107846A
JPH07107846A JP5253893A JP25389393A JPH07107846A JP H07107846 A JPH07107846 A JP H07107846A JP 5253893 A JP5253893 A JP 5253893A JP 25389393 A JP25389393 A JP 25389393A JP H07107846 A JPH07107846 A JP H07107846A
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JP
Japan
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culm
grain culm
sensor
grain
chaff
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Application number
JP5253893A
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English (en)
Inventor
Muneyuki Kawase
宗之 河瀬
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穀稈の着粒状態等の条件に応じて脱穀装置の
目標処理状態を適切に設定し、脱穀装置の処理能力を充
分に発揮させる。 【構成】 脱穀装置への穀稈供給量を検出する検出手段
S8と、脱穀装置の処理状態を調節する調節手段M1,
M2,M3と、穀稈供給量情報に基づいて脱穀装置の処
理状態が穀稈供給量に対応する目標処理状態になるよう
に調節手段M1,M2,M3を作動させる制御手段H
と、供給穀稈の株元側部分のボリュームに対する穂先側
部分のボリュームの比を検出するボリューム比検出手段
S8,Sbとが設けられ、制御手段Hは、ボリューム比
検出手段S8,Sbの検出情報に基づいて目標処理状態
を補正する。又、ボリューム比検出手段S8,Sbが、
供給穀稈の株元側及び穂先側部分夫々の稈厚を検出する
稈厚センサS8,Sbからなり、穀稈供給量検出手段S
8が株元側部分の稈厚センサS8からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀装置へ搬送供給さ
れる穀稈の供給量を検出する穀稈供給量検出手段と、前
記脱穀装置の処理状態を調節する調節手段と、前記穀稈
供給量検出手段の情報に基づいて、前記脱穀装置の処理
状態が穀稈供給量に対応する目標処理状態になるように
前記調節手段を作動させる制御手段とが設けられたコン
バインの脱穀制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記コンバインの脱穀制御装置では、脱
穀装置へ搬送供給される穀稈の供給量を、例えば脱穀フ
ィードチェーン等によって所定速度で搬送される穀稈の
稈厚によって検出したり(実際には、稈厚と搬送速度の
積になる)、あるいは、刈取穀稈量が車速に比例するこ
とから、車速によって穀稈供給量を検出している。そし
て、従来では、上記穀稈供給量の検出情報に基づいて、
例えば、穀稈供給量が増加するほど脱穀装置の処理能力
(例えば選別処理能力)が大きくなるように、脱穀装置
の穀稈供給量に対応する目標処理状態を設定して、調節
手段(例えば選別処理部におけるチャフ開度変更用のモ
ータ等)を作動させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上記搬送穀稈の稈厚によって検出される穀稈供給量が同
じであっても、穀稈の穂先側部分の着粒状態が標準的な
状態から変動したような場合には、脱穀処理(選別処理
や扱き処理等)の対象物の量が標準状態よりも増加する
ことになるが、上記従来技術では、これらの脱穀処理物
量の変動に対して有効に対処することができず、脱穀処
理が適正に行われないおそれがあった。例えば、穂先側
部分の着粒量が標準状態より多い場合には、脱穀装置の
処理能力が不足して選別処理での3番ロスの増加等の不
具合が生じる一方で、穂先側部分の着粒量が標準状態よ
り少ない場合には、脱穀装置の処理能力が過剰となって
選別処理での1番物への藁屑混入の増加等の不具合が生
じる。尚、車速によって穀稈供給量を検出する場合に
も、上記と同様の不具合が生じる。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、穀稈の着粒状態等の条件に対応
して脱穀装置の目標処理状態を適切に設定し、上記従来
技術の不具合を解消させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコンバインの脱
穀制御装置の第1の特徴構成は、供給穀稈の株元側部分
のボリュームに対する穂先側部分のボリュームの比を検
出するボリューム比検出手段が設けられ、前記制御手段
は、前記ボリューム比検出手段の検出情報に基づいて、
前記目標処理状態を補正するように構成されている点に
ある。
【0006】又、第2の特徴構成は、前記ボリューム比
検出手段が、前記供給穀稈の株元側部分及び穂先側部分
夫々のボリュームを稈厚として検出する稈厚センサにて
構成され、前記穀稈供給量検出手段が、前記株元側部分
のボリュームを検出する稈厚センサにて構成されている
点にある。
【0007】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、供給穀稈の
株元側部分のボリュームに対する穂先側部分のボリュー
ムの比が検出され、脱穀装置へ搬送供給される穀稈の供
給量に対応する脱穀装置の目標処理状態が、上記ボリュ
ーム比情報に基づいて補正され、脱穀装置の処理状態が
上記補正後の目標処理状態になるように調節手段が作動
される。即ち、供給穀稈の株元側部分のボリュームが同
じであっても、例えば、穂先側部分の着粒量が標準状態
より多い場合には上記ボリューム比が標準状態に対応す
る標準の比よりも大きくなることから、これに応じて脱
穀装置の処理能力を増加させる一方、穂先側部分の着粒
量が標準状態より少ない場合には上記ボリューム比が標
準の比よりも小さくなることから、これに応じて脱穀装
置の処理能力を減少させる等の調節作動を行う。
【0008】又、第2の特徴構成によれば、供給穀稈の
株元側部分及び穂先側部分夫々のボリュームが稈厚セン
サによって稈厚として検出されるとともに、脱穀装置へ
の穀稈供給量が上記供給穀稈の株元側部分のボリューム
を検出する稈厚センサによって稈厚として検出される。
そして、この稈厚として検出された脱穀装置への穀稈供
給量に対応する脱穀装置の目標処理状態が、上記稈厚比
情報に基づいて補正され、脱穀装置の処理状態が上記補
正後の目標処理状態になるように調節手段が作動され
る。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明の第1の特徴構成によれ
ば、脱穀装置の穀稈供給量に対応する目標処理状態を供
給穀稈の株元側部分のボリュームに対する穂先側部分の
ボリュームの比に基づいて補正してより適切に設定でき
るので、例えば、穂先側部分の着粒量が標準状態より多
い場合に脱穀装置の選別処理能力が不足することによる
3番ロスの増加や、穂先側部分の着粒量が標準状態より
少ない場合に脱穀装置の選別処理能力が過剰になること
による1番物への藁屑混入の増加等の従来技術の不具合
が解消され、適正な脱穀処理を行うことができるように
なった。
【0010】又、第2の特徴構成によれば、供給穀稈の
前記ボリューム比が簡便な稈厚センサによって検出さ
れ、また、穀稈供給量検出手段が上記ボリューム比検出
用の稈厚センサに兼用されて装置構成の簡素化が図られ
ると同時に、穀稈供給量が供給穀稈の株元側部分の稈厚
として安定に検出され、この安定に検出された穀稈供給
量に対応する目標処理状態について補正がなされるの
で、脱穀処理を安定且つ適切に実行することができ、も
って、第1の特徴構成の効果を実現する好適な手段が得
られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、コンバインは、左右一対のク
ローラ走行装置1、脱穀装置2、及び、運転席3を備え
た機体Kの前部に、刈取部Gを上下揺動可能に装着して
構成されている。
【0012】前記刈取部Gは、植立穀稈の引き起こし装
置4、引き起こされた植立穀稈の株元を切断する刈刃
5、刈り取られた刈取穀稈を寄せ集めて後方へ搬送する
補助搬送装置6、搬送されてきた刈取穀稈を徐々に横倒
ししながら前記脱穀装置2の脱穀用のフィードチェーン
15に向けて搬送する縦搬送装置8などを備えている。
尚、図中、S0は縦搬送装置8の搬送始端部で刈取穀稈
の株元に接当して縦搬送装置8で搬送される穀稈の存否
を検出する株元センサである。即ち、刈取作業中は刈取
穀稈がこの株元センサS0に接当して株元センサS0が
ONする状態が継続することになり、刈取作業が終了す
ると刈取穀稈の供給が途絶えるために穀稈が株元センサ
S0に接当せず株元センサS0がOFF状態となる。
【0013】前記縦搬送装置8は、図2に示すように、
刈取穀稈の株元側を挟持搬送する挟持搬送装置8Aと、
刈取穀稈の穂先側を係止搬送する係止搬送装置8Bと、
穀稈案内板8Cとからなり、前記補助搬送装置6からの
刈取穀稈を縦姿勢で機体後方に向けて搬送するととも
に、搬送終端部にて横倒し姿勢に姿勢変更して前記フィ
ードチェーン15へ受け渡すように構成されている。
尚、詳述はしないが、縦搬送装置8は、終端部において
横軸芯P周りに上下揺動自在に枢着してあり、その上下
揺動に伴って前記補助搬送装置6から供給される刈取穀
稈の支持位置が稈身方向に変更され、更にこの縦搬送装
置8から前記フィードチェーン15へ受け渡される刈取
穀稈の位置が稈身方向に変更され、前記脱穀装置2にお
ける扱深さが変更調節されるように構成されている。
【0014】図1及び図2に示すように、搬送穀稈が縦
姿勢から横倒し姿勢に姿勢変更すべく円運動を行う前記
縦搬送装置8の搬送路終端箇所でその穂先位置を検出す
る一対の穂先センサSa,Sbが、穀稈の稈身方向に間
隔を隔てた状態で縦搬送装置8のフレームに兼用される
逆U字状部材13に設けられている。前記一対の穂先セ
ンサSa,Sbの夫々は、穀稈との接触により搬送下手
側に後退揺動するとともに搬送上手側に復帰付勢された
センサバー16を備えている。又、上記一対の穂先セン
サSa,Sbのうちの穂先側のセンサSaには、そのセ
ンサバー16の後退揺動を検出するスイッチ17aが設
けられ、穀稈との接触によりセンサバー16が後退揺動
してスイッチ17aがONすれば穀稈有りを検出し、O
FFであれば穀稈無しを検出する。一方、一対の穂先セ
ンサSa,Sbのうちの株元側のセンサSbには、穀稈
との接触によるセンサバー16の後退揺動量(実際は揺
動角)を検出するポテンショメータ17bが設けられ、
搬送穀稈の穂先側部分の稈厚が大になるほどセンサバー
16の後退揺動量が大きくなるので、この株元側のセン
サSbが穀稈の穂先側部分のボリュームを稈厚として検
出する稈厚センサを構成する。尚、上記株元側のセンサ
Sbはその後退揺動量が設定量以上になったときに穀稈
有りを検出し、この情報は前記扱深さ調節情報として使
用される。
【0015】尚、前記一対の穂先センサSa,Sbの設
置箇所は、前記扱深さ調節箇所すなわち前記縦搬送装置
8の始端部よりも穀稈搬送方向下手側に設定されてお
り、詳述はしないが、上記一対の穂先センサSa,Sb
のうちの株元側のセンサSbのみが穀稈有りを検出する
状態を適正扱深さ状態として、その状態に維持するよう
に、前記縦搬送装置8が前記横軸芯P周りに上下揺動操
作される。
【0016】前記脱穀装置2は、図3に示すように、前
記フィードチェーン15によって機体前方から後方に向
かって挟持搬送される脱穀穀稈を扱き処理する扱胴24
が収納配置された扱室Aと、その扱室Aの下方に配置さ
れた受け網43と、その受け網43からの漏下処理物を
揺動選別する揺動選別板44と、その揺動選別板44に
対して選別風を送風するトウミ45と、前記扱室Aから
送出される藁屑に作用する回転式の拡散胴46と、脱穀
装置内部で発生した塵埃を機外に吸引排出する排塵用フ
ァン7と、前記揺動選別板44から穀粒を一番物として
回収する一番スクリュー28と、藁が混入した穀粒を二
番物として回収する二番スクリュー9と、その二番スク
リュー9で回収した二番物を前記揺動選別板44上に還
元するスロワー10とを備えている。尚、図中、11は
前記一番スクリュー28の上方に配置されたグレンシー
ブ、12はそのグレンシーブ11の上方に位置するチャ
フシーブである。
【0017】図3及び図4に示すように、前記フィード
チェーン15の上部には、搬送される穀稈の株元側部分
を下方側に押圧してフィードチェーン15とで挟持する
レール機構26が設けられている。即ち、枢支軸Qにて
搬送方向に連結された複数の押圧部材26a,26bが
コイルバネ26cにて各別に下方側に弾性付勢されてい
る。そして、前から一番目の押圧部材26aと二番目の
押圧部材26bとの枢支軸Qの上方への変位を検出する
ために、ポテンショメータ利用の稈厚センサS8が設け
られている。この稈厚センサS8はフィードチェーン1
5とレール機構26との間に挟持される穀稈の株元側部
分のボリュームを稈厚として検出するものである。
【0018】ここで、前記一対の穂先センサSa,Sb
のうちの株元側のセンサSbによって、供給穀稈の穂先
側部分のボリュームが検出されているので、このセンサ
Sbと上記稈厚センサS8とによって、供給穀稈の株元
側部分のボリュームに対する検穂先側部分のボリューム
の比を検出するボリューム比検出手段S8,Sbが構成
されることになる。
【0019】同時に、上記稈厚センサS8によって検出
される穀稈の厚さとフィードチェーン15の搬送速度と
の積が、フィードチェーン15によって搬送される脱穀
穀稈の搬送量に比例し、しかも、フィードチェーン15
の搬送速度は所定速度に維持されているので、この稈厚
センサS8が、脱穀装置2へ搬送供給される穀稈の供給
量を検出する穀稈供給量検出手段を構成する。
【0020】図3、図5及び図7に示すように、扱室A
の天井カバー19の内面には、処理物の後方への移送を
促進し、或いは抑制することにより処理物の扱室内での
滞留時間を調節するための送塵弁18が設けられてい
る。送塵弁18は、複数の板状部材が扱胴の回転軸芯方
向に所定間隔で配設されてなり、各板状部材は、上下方
向の軸芯周りで回動自在に天井カバー19に枢着され、
天井カバー19の外側に設けられたリンク機構18a,
18bにより全板状部材が平行状態を維持しつつ同時に
回動するように構成されている。即ち、各板状部材と共
に回動するリンク18aが一本のリンク18bで枢支連
結され、送塵弁モータM1によって各板状部材の回動角
度(送塵弁18の開度)を、図7に破線で示す位置(+
20°)から二点鎖線で示す位置(−10°)までの範
囲内で同時に変更できるように構成されている。
【0021】そして、図7の破線で示す位置は全開状態
であってこの状態では処理物の後方への移送が最も促進
される一方、二点鎖線で示す全閉状態では処理物の後方
への移送が最も抑制されることから、送塵弁モータM1
が、脱穀装置2の処理状態を調節する調節手段を構成す
る。又、送塵弁13の開度(以下、送塵弁開度という)
を検出するためのポテンショメータ式の送塵弁開度セン
サS2が設けられている。尚、穀稈が扱室Aに供給され
ていればオン信号、供給されていなければオフ信号を出
力する穀稈感知スイッチS1も設けられている。
【0022】図3、図5及び図6に示すように、前記扱
室Aから漏下する扱き処理物の量を検出する接触式のシ
ーブセンサS7が、受け網43に固着された弓金29に
取り付けられている。このシーブセンサS7は、扱き処
理物の移送方向(扱胴軸芯の方向)へ揺動自在に設けら
れた下向きのセンサーバーTと、このセンサーバーTの
揺動に応じて抵抗値が変化するポテンショメータPMと
からなり、センサーバーTは、処理物移送方向の下流部
T1が上流部T2よりも長い二股状に形成されている。
これにより、処理物量が少ないときつまりチャフシーブ
12上に存在する処理物の層厚が薄いときは下流部T1
が処理物に接当し、層厚が厚くなると上流部T2が処理
物に接当するように構成されている。そして、上記層厚
が厚くなるほどセンサーバーTが処理物移送方向へ揺動
する揺動角Iが大きくなってポテンショメータPMの抵
抗値が増加し、その抵抗値に応じた信号電圧が出力され
る。図中、I’は揺動角がこれ以下になると扱き処理物
量が過少であることを示す設定下限量であり、I”は揺
動角がこれ以上になると扱き処理物量が過大であること
を示す設定上限量である。
【0023】前記揺動選別板44上に堆積した処理物
は、揺動により後方へ移送されながら比重選別されて、
穀粒は前記チャフシーブ12を漏下する一方、細かい藁
屑等はトウミ45からの選別風によって吹き飛ばされ
る。このチャフシーブ12の漏下開度(以下、チャフ開
度という)は、以下のように変更調節自在に構成されて
いる。図8に示すように、複数の板状部材12aが機体
前後方向に所定間隔毎に設けられ、各板状部材12aは
左右軸芯周りに回動自在に枢着されると共に下端部がリ
ンク20に枢支連結されている。従って、リンク20を
前後方向に移動操作すると各板状部材12aが同時に回
動し、チャフ開度に相当する各板状部材12aの隣接間
隔tが変化する。チャフ開度の調節は、チャフモータM
2を正逆転することによって行われ、チャフモータM2
の正逆転はギヤ式の連係機構21、揺動アーム22、ワ
イヤ23によってリンク20の前後移動に変換され、そ
の結果、上記の如くチャフ開度が変更される。尚、揺動
アーム22の回動角度からチャフ開度を検出するための
ポテンショメータ(以下、チャフ開度センサという)S
3が設けられている。
【0024】前記トウミ45からの選別風の風力(以
下、トウミ風力という)は、トウミ45の回転速度(以
下、トウミ回転数という)を変更することにより変更さ
れる。図9に示すように、トウミ45を回転駆動する入
力プーリ45aが割りプーリで構成され、その実効径が
トウミモータM3の正逆転駆動により変化する。つま
り、トウミモータM3を正転駆動すると、ギア式の連係
機構33、揺動アーム30、ワイヤ31を介してアーム
32が引き操作され、図示しないカム機構により割りプ
ーリ45aの間隔が広がる。その結果、Vベルト34が
接触する部分の実効径が小さくなってトウミ回転数が高
くなる、トウミ風力が強くなる。トウミモータM3を逆
転させた場合は、各部が上記と逆に動き、トウミ風力は
弱くなる。尚、トウミ45の回転数を検出するトウミ回
転数センサS4が設けられている。
【0025】そして、チャフ開度を大きくすれば、揺動
選別板44上の処理物は速く漏下して回収されるので、
チャフ開度を大きくすることは脱穀装置2の選別処理能
力を大きくすることに相当する。このとき、チャフ開度
を大きくすることによって選別精度は一般に悪くなるの
で、これを補うべくトウミ45が発生するトウミ風力を
増加させることが行われる。逆に、チャフ開度を小さく
すれば、揺動選別板44上の処理物の漏下速度は遅くな
るので、チャフ開度を小さくすることは選別処理能力を
小さくすることに相当する。このとき、通常、トウミ風
力は減少される。以上より、チャフモータM2及びトウ
ミモータM3が、脱穀装置2の処理状態を調節する調節
手段を構成する。
【0026】上記チャフ開度及びトウミ風力の変更調
節、及び、前述の送塵弁開度の変更調節は、図10に示
すように、マイクロコンピュータを利用して構成した制
御手段Hが、リレーユニット14を介してチャフモータ
M2、トウミモータM3、又は送塵弁モータM1の駆動
を制御することにより行われる。即ち、制御手段Hは、
その出力O1,O2によりチャフモータM2を、出力O
3,O4によりトウミモータM3を、出力O5,O6に
より送塵弁モータM1を、それぞれ正逆転駆動する。例
えば、出力O1をオン(Lレベル)、出力O2をオフ
(Hレベル)にすれば、チャフモータM2が正転駆動さ
れ、逆に、出力O1をオフ、出力O2をオンにすれば、
チャフモータM2が逆転駆動される。出力O1,O2が
共にオフ又はオンのときはチャフモータM2は停止して
いる。出力O3,O4によるトウミモータM3の駆動、
及び、出力O5,O6による送塵弁モータM1の駆動に
ついても同様である。
【0027】図中、34,35,36は手動でチャフ開
度、トウミ回転数、又は送塵弁開度を増減変更するため
の、中立位置付の切換スイッチである。但し、トウミ回
転数の増減変更用の切換スイッチ35は、所定の条件が
成立したときに有効となる。つまり、切換スイッチ35
の共通端子は制御手段Hの出力O7に接続され、脱穀装
置2が作動中で、且つエンジン回転数が所定値以上であ
る条件下でのみ出力O7がオン(Lレベル)になる。
又、37〜42はチャフ開度、トウミ回転数、又は送塵
弁開度が調節範囲の限界に達するとオフになるリミット
スイッチである。例えば、チャフ開度が全開になるとリ
ミットスイッチ37がオフになり、チャフモータM2の
正転駆動は停止される。この状態では逆転駆動、即ち、
チャフシーブの閉じ操作のみが可能となる。他のリミッ
トスイッチ39〜42の働きについても同様である。
【0028】図10に示すように、制御手段Hには、前
述の株元センサS0、一対の穂先センサSa,Sb、稈
厚センサS8、穀稈感知スイッチS1、送塵弁開度セン
サS2、シーブセンサS7、チャフ開度センサS3、ト
ウミ回転数センサS4の他に、種々のセンサ、スイッチ
等の情報が入力されている。脱穀クラッチスイッチS5
は、脱穀クラッチが接続状態にあるときにオンになるス
イッチである。この信号は、後述する選別自動制御の起
動条件の一つとして用いられる。エンジン回転数センサ
S6は、エンジンの回転軸に固着されたホイールギアの
回転数に比例する周波数の正弦波を発生する電磁ピック
アップである。車速センサS9はミッション部に設けら
れ、クローラ走行装置1の駆動輪の回転数に比例するパ
ルス数の信号を発生する。
【0029】そして、前記制御手段Hは、前記稈厚セン
サS8の穀稈供給量検出情報に基づいて、前記脱穀装置
2の処理状態が穀稈供給量に対応する目標処理状態にな
るように前記送塵弁モータM1、チャフモータM2及び
トウミモータM3を作動させるように構成されている。
同時に、制御手段Hは、前記稈厚センサS8及び株元側
の穂先センサSbによる供給穀稈の前記ボリューム比検
出情報に基づいて、上記目標処理状態を補正するように
構成されている。以下、制御手段Hの具体的な制御構成
について説明する。
【0030】図11(a),(b),(c)に夫々示す
ように、穀稈供給量が多いほど、チャフ開度、トウミ風
力、及び送塵弁開度の目標値が大きくなるように標準特
性mが設定され、前記ボリューム比が設定範囲内(例え
ば、0.9〜1.1)のときは、前記目標処理状態が標
準特性mに設定される。そして、前記ボリューム比が設
定値(例えば、1.1)より大きい場合は、目標処理状
態が上記標準特性mに所定の係数(例えば、1.1)を
掛けた増加側特性m1に変更され、一方、前記ボリュー
ム比が設定値(例えば、0.9)より小さい場合は、目
標処理状態が上記標準特性mに所定の係数(例えば、
0.9)を掛けた減少側特性m2に変更される。
【0031】尚、図示しないが、前記制御手段Hは、前
記シーブセンサS7の情報に基づいて、前記漏下処理物
の量が設定上限量I”より多くなった場合には、チャフ
開度及びトウミ風力の目標値として設定された上記特性
m,m1,m2を所定量増加側に変更し、又、前記漏下
処理物の量が設定下限量I’より少なくなった場合に
は、上記特性m,m1,m2を所定量減少側に変更する
ように構成されている。これによって、揺動選別板44
上の漏下処理物量が極端に多くなったときの3番ロスの
増加や、逆に、漏下処理物量が極端に少なくなったとき
に発生する1番物への藁屑の混入等の不具合を回避させ
るようにしている。
【0032】次に、上記制御手段Hの制御作動につい
て、図12及び図13のフローチャートに沿って説明す
る。先ず、制御の起動条件をチェックすべく、処理
(イ)以降に示すように、脱穀クラッチスイッチS5が
オン、株元センサS0がオン、トウミ回転数センサS4
の検出値が500rpm以上であるか否かをチェックす
る。全ての条件を満たせば処理(ロ)以降の制御に移行
するが、いずれかの条件が満たされない場合は、処理
(リ)以降に示すようにチャフ開度、トウミ回転数、及
び送塵弁開度の変更出力を全て停止、即ち、チャフモー
タM2、トウミモータM3、及び送塵弁モータM1を全
て停止して終了する。
【0033】処理(ロ)以降の制御では、先ず、穀稈感
知スイッチS1の信号がチェックされる。オンのとき、
即ち扱室Aに穀稈が供給されているときは、処理(ハ)
以降に示すように、S8センサ及びSbセンサによる穀
稈の株元側及び穂先側稈厚値から穀稈供給量及び前記ボ
リューム比を検出し、これに基づいて、チャフ目標値
(チャフ開度の目標値)、トウミ目標値(トウミ回転数
の目標値)、及び送塵弁目標値(送塵弁開度の目標値)
を設定する(図11参照)。更に、処理(ニ)以降で、
シーブセンサS7の値が設定上限量I”以上か又は設定
下限量I’以下の場合には、夫々、上記チャフ目標値及
びトウミ目標値を、所定量増加又は減少させる。
【0034】処理(ロ)で穀稈感知スイッチS1がオフ
であるとき(正確にはオフ状態が2秒以上継続したと
き)は、処理(ホ)以降に示すように、オフに変化して
から5秒経過したか否かをチェックする。未経過であれ
ば穀稈感知スイッチS1がオフになったときのチャフ開
度検出センサS3の検出値をチャフ目標値として維持
し、5秒経過すればチャフ目標値をチャフ開度の全閉に
相当する値に設定する。扱室Aに穀稈が供給されなくな
っても、しばらくはチャフ開度をそのまま維持し、5秒
経過後に閉じるようにするためである。又、トウミ目標
値には、穀稈感知スイッチS1がオフになったときのト
ウミ回転数センサS4の検出値より100rpm低い回
転数を設定する。
【0035】以上のようにして求めたチャフ目標値、ト
ウミ目標値、送塵弁目標値に基づいて、処理(ヘ)以降
において、実際にチャフ開度変更出力(チャフモータM
2の正逆転)、トウミ回転数変更出力(トウミモータM
3の正逆転)、及び送塵弁開度変更出力(送塵弁モータ
M1の正逆転)が実行される。
【0036】先ず、処理(ヘ)以降でチャフ目標値と、
チャフ開度センサS3によって検出される現在のチャフ
開度(チャフ現在値)との差(チャフ偏差)が求めら
れ、このチャフ偏差に基づいてチャフモータM2が操作
される。チャフ偏差が不感帯内(−α〜+α、但し、α
は正の定数)のときは、チャフモータM1は駆動されな
い(チャフ開度変更出力停止)。チャフ偏差が+α以上
のときは、「チャフ開出力」が実行され、チャフ開度を
増加する方向にチャフモータM2が高速駆動される。チ
ャフ偏差が−αボルト以下のときは、「チャフ閉出力」
が実行され、例えば120msオン/1880msオフ
のデューティ駆動により、チャフ開度を減少する方向に
チャフモータM2が低速駆動される。
【0037】次に、処理(ト)以降でトウミ目標値と、
トウミ回転数センサS4によって検出される現在のトウ
ミ回転数(トウミ現在値)との差(トウミ偏差)が求め
られ、このトウミ偏差に基づいてトウミモータM3が制
御される。トウミ偏差が不感帯内(−β〜+β、但し、
βは正の定数)のときは、トウミモータM3は駆動され
ない(トウミ回転数変更出力停止)。トウミ偏差が+β
以上のときはトウミ回転数を増加する方向にトウミモー
タM3が駆動される。トウミ偏差が−β以下のときはト
ウミ回転数を減少する方向にトウミモータM3が駆動さ
れる。
【0038】同様に、処理(チ)以降で送塵弁目標値
と、送塵弁開度センサS2によって検出される現在の送
塵弁開度(送塵弁現在値)との差(送塵弁偏差)が求め
られ、この送塵弁偏差に基づいて送塵弁モータM1が制
御される。送塵弁偏差が不感帯内(−γ〜+γ、但し、
γは正の定数)のときは、送塵弁モータM1は駆動され
ない(送塵弁開度変更出力停止)。送塵弁偏差が+γボ
ルト以上のときは、「送塵弁開出力」が実行され、送塵
弁開度を増加する方向に送塵弁モータM1が高速駆動さ
れる。送塵弁偏差が−γ以下のときは、「送塵弁閉出
力」が実行され、送塵弁開度を減少する方向に送塵弁モ
ータM1が高速駆動される。
【0039】〔別実施例〕上記実施例では、穀稈供給量
検出手段として、脱穀装置2で挟持搬送される穀稈の株
元側のボリュームを検出する稈厚センサS8にて構成し
たものを例示したが、これに限るものではない。例え
ば、単位時間当たりの刈取量即ち穀稈供給量が車速に比
例することから、車速センサS9を穀稈供給量検出手段
として用いたり、あるいは、刈取部Gの搬送経路に設け
た一対の穂先センサSa,Sbのうちの、穀稈の穂先側
部分のボリュームを稈厚として検出する株元側のセンサ
Sbを、穀稈供給量検出手段として用いることが可能で
ある。
【0040】又、上記実施例では、供給穀稈の株元側部
分のボリュームを稈厚として検出する稈厚センサを、脱
穀装置2で挟持搬送される穀稈の株元側のボリュームを
検出する稈厚センサS8にて構成したものを例示した
が、これ以外に、例えば、刈取部Gに設けた株元センサ
S0を穀稈の存否を検出するだけではなく、穀稈のボリ
ュームを検出するように構成したものを用いてもよい。
又、供給穀稈の穂先側部分のボリュームを稈厚として検
出する稈厚センサも、刈取部Gの搬送経路に設けた一対
の穂先センサSa,Sbのうちの上記ボリューム検出式
に構成された株元側のセンサSbに限らない。
【0041】又、上記実施例では、ボリューム比検出手
段S8,Sbを、脱穀装置2に設けた上記稈厚センサS
8及び刈取部Gに設けた上記一対の穂先センサSa,S
bのうちの株元側のセンサSbで構成したものを例示し
たが、これに限るものではない。例えば、テレビカメラ
等の撮像手段で搬送穀稈(場合によっては、圃場に植立
した刈取直前の穀稈)を撮像し、その撮像情報から穀稈
の株元側及び穂先側部分のボリューム比を面積比等によ
って検出するようにしてもよい。
【0042】又、上記実施例では、脱穀装置2の処理状
態を調節する調節手段を、送塵弁モータM1、チャフモ
ータM2、及びトウミモータM3にて構成したものを例
示したが、調節すべき脱穀装置2の目標処理状態によっ
て、調節手段の具体構成は適宜変更される。例えば、扱
室Aでの扱き処理能力を増減させるために、扱胴回転数
やフィードチェーン速度を制御する場合には、扱胴回転
用のモータやフィードチェーン駆動用のモータが上記調
節手段となる。
【0043】又、上記実施例では、脱穀装置2の穀稈供
給量に対応する目標処理状態として、主として扱き処理
物の選別制御について図11に示すような特性に制御す
るものを例示したが、上記目標処理状態の具体特性はこ
れに限るものでない。例えば、トウミ風力及び送塵弁開
度を一定値に維持した条件で、チャフ開度のみを穀稈供
給量の増大に応じて増加させるようにしたり、あるい
は、穀物条件等によっては、穀稈供給量が少ないときほ
ど送塵弁開度を減少させるようにしてもよい。又、脱穀
装置2の扱き処理状態を調節するため扱胴回転数やフィ
ードチェーン速度を制御する場合には、例えば、穀稈供
給量の増大に応じて扱胴回転数やフィードチェーン速度
を増加させる等に目標処理状態が設定される。
【0044】又、上記実施例では、脱穀装置2の穀稈供
給量に対応する目標処理状態を、ボリューム比が設定値
(例えば、1.1)より大きい場合は標準特性mに所定
の係数(例えば、1.1)を掛けた特性に、ボリューム
比が設定値(例えば、0.9)より小さい場合は標準特
性mに所定の係数(例えば、0.9)を掛けた特性に夫
々変更設定するものを例示したが、上記ボリューム比に
基づく目標処理状態の設定はこれに限るものでない。例
えば、ボリューム比の各設定値(例えば、1.1又は
0.9)からの偏差に比例して、標準特性mに掛ける係
数を増加又は減少させるようにしてもよい。又、上記判
断基準となる設定値(例えば、1.1又は0.9)も、
脱穀装置の条件に応じて適宜変更できる。
【0045】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン前部の側面図
【図2】搬送装置の正面図
【図3】脱穀装置の概略縦断側面図
【図4】穀稈供給量検出手段及びボリューム比検出手段
の側面図
【図5】脱穀装置の上部横断正面図
【図6】扱き処理物量検出部の側面図
【図7】脱穀装置の上部平面図
【図8】チャフ開度調節機構の側面図
【図9】トウミ風力調節機構の側面図
【図10】制御構成のブロック図
【図11】穀稈供給量とチャフ開度、トウミ風力、送塵
弁開度の関係を示すグラフ
【図12】制御作動のフローチャート
【図13】制御作動のフローチャート
【符号の説明】
2 脱穀装置 S8 穀稈供給量検出手段 M1,M2,M3 調節手段 H 制御手段 S8,Sb ボリューム比検出手段 S8 稈厚センサ Sb 稈厚センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀装置(2)へ搬送供給される穀稈の
    供給量を検出する穀稈供給量検出手段(S8)と、前記
    脱穀装置(2)の処理状態を調節する調節手段(M1,
    M2,M3)と、前記穀稈供給量検出手段(S8)の情
    報に基づいて、前記脱穀装置(2)の処理状態が穀稈供
    給量に対応する目標処理状態になるように前記調節手段
    (M1,M2,M3)を作動させる制御手段(H)とが
    設けられたコンバインの脱穀制御装置であって、 供給穀稈の株元側部分のボリュームに対する穂先側部分
    のボリュームの比を検出するボリューム比検出手段(S
    8,Sb)が設けられ、 前記制御手段(H)は、前記ボリューム比検出手段(S
    8,Sb)の検出情報に基づいて、前記目標処理状態を
    補正するように構成されているコンバインの脱穀制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ボリューム比検出手段(S8,S
    b)が、前記供給穀稈の株元側部分及び穂先側部分夫々
    のボリュームを稈厚として検出する稈厚センサ(S
    8),(Sb)にて構成され、 前記穀稈供給量検出手段(S8)が、前記株元側部分の
    ボリュームを検出する稈厚センサ(S8)にて構成され
    ている請求項1記載のコンバインの脱穀制御装置。
JP5253893A 1993-10-12 1993-10-12 コンバインの脱穀制御装置 Pending JPH07107846A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460387B1 (ko) * 1998-03-27 2005-01-15 이세키노우키가부시키가이샤 컴바인에서의 탈곡선별장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460387B1 (ko) * 1998-03-27 2005-01-15 이세키노우키가부시키가이샤 컴바인에서의 탈곡선별장치

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