JPH07107755A - 回転駆動装置 - Google Patents

回転駆動装置

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JPH07107755A
JPH07107755A JP5268339A JP26833993A JPH07107755A JP H07107755 A JPH07107755 A JP H07107755A JP 5268339 A JP5268339 A JP 5268339A JP 26833993 A JP26833993 A JP 26833993A JP H07107755 A JPH07107755 A JP H07107755A
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JP
Japan
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rotary
plate
displacement element
housing
displacement
Prior art date
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Pending
Application number
JP5268339A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Muramatsu
篤 村松
Etsuko Nagano
悦子 長野
Yoshiaki Ide
良明 井出
Yumi Sekiguchi
由美 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】重量物搭載板等を低速度で所定の角度に回動さ
せるのに適した回転駆動装置を提供する。 【構成】中空円筒形のハウジング21の上壁21a及び
底壁21bの中心にベアリング22a,22bに回転自
在に支持されて回転軸23が挿入されている。ハウジン
グ内にて、回転軸の軸線に垂直に回転板24が固定され
ている。駆動部材30a〜30dは、くの字型の支持部
材31a〜31dの外側面に円筒形のLA(リニアアク
チュエータ)32a〜32dが取り付けられている。L
Aの他端はくの字型の連結部材33a〜33dに取り付
けられている。連結部材の内側面にはLA32a〜32
dに垂直にLA34a〜34dが取り付けられている。
駆動部材は、支持部材をハウジングの上壁及び底壁に固
定し、LA34a〜34dの他端を回転板に密着させる
ことによりハウジング内に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転駆動装置に係り、
特に介護用ベッドや回転テーブル等の重量物を搭載する
板部材をゆっくりとした速さで任意の角度に回動させる
ような用途に適した回転駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】介護用ベッド等に設けられた重量物を搭
載する搭載板部材は、その上に載置された人体等に衝撃
を与えないように低速で回動される必要があると共に、
その回動に大きなトルクが必要とされている。そのた
め、かかる搭載板部材の回動用の回転駆動装置として例
えば電動モータを用いる場合には、その回転軸と搭載板
部材に設けた回転軸にギヤやスプロケット等を設けるこ
とにより、電動モータの回転数を低い回転数に変換して
搭載板部材に伝達させると共に、回転数を低くすること
によりそのトルクを高めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記回転駆動
装置の場合、減速用のギヤ等を設ける必要があるため、
装置が大型かつ複雑になり、コストも上昇するという問
題がある。また、ギア等を介して回転駆動装置を重量物
搭載板に連結させた場合に、上記重量物搭載板を、電動
モータの回動によらず手動により動かそうとすると、減
速ギヤ等を介在させたことにより、重量物搭載板にギヤ
比に応じた負荷が掛かるため、移動作業が困難になると
いう問題がある。そして、かかる問題を回避するため
に、ギヤ等を取り外すためのクラッチ機構を設けると、
装置が益々大型かつ複雑になり、さらにコストが上昇す
るという問題がある。本発明は、上記した問題を解決し
ようとするもので、重量物搭載板等に直結させることに
より、重量物搭載板等を自動的に低速度で任意の角度回
動させることができると共に手動による回動も容易にな
し得る回転駆動装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ハウジ
ングに回転可能に軸支された回転軸と、ハウジング内に
て回転軸にその軸線方向に垂直に固定された回転板と、
一端にて支持部材に固定された棒状の第1変位素子とそ
の他端に連結部材を介して一端にて第1変位素子に対し
直角方向に固定された棒状の第2変位素子とを設けてな
り第1変位素子及び第2変位素子が電力供給により長さ
方向に収縮し又は伸張する特性を具備する変位部材であ
って、回転板の上面及び下面の少なくとも一方側にて第
1変位素子を回転板に平行になるようにすると共に第2
変位素子の他端を回転板の面に対向させた状態で支持部
材によりハウジングに固定された少なくとも一対の変位
部材と、第1変位素子及び第2変位素子への通電を制御
する通電制御手段とを設けたことにある。
【0005】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の回転駆動装置において、
第1変位素子及び第2変位素子をピエゾエレクトリック
素子としたことにある。
【0006】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明において、回転駆動装置の動作を、例えば図5
及び図6に示す原理図に基づいて説明する。ここで、一
対の変位部材1,2の各第1及び第2変位素子は、通電
により長さ方向に収縮し、通電解除により元の長さに戻
るものであり、そして、第2変位素子1b,2bの他端
は回転板4に密接しているものとする。まず、変位部材
1の第2変位素子1bに通電して収縮させ、その端部を
回転板4から離れさせる(図5(a)参照)。そして、
ハウジング3に固定された変位部材1の第1変位素子1
aに通電して収縮させ(図5(b)参照)、その後第2
変位素子1bの通電を解除しその上端を回転板4に接触
させる(図5(c)参照)。次に、変位部材2の第2変
位素子2bに通電して収縮させ、その端部を回転板4か
ら離れさせる(図5(d)参照)。そして、変位部材1
の第1変位素子1aへの通電を解除してそれを元の長さ
に伸張させる(図5(e)参照)。これにより、回転板
4が第1変位素子1aに押されて矢印に示すように右方
向に所定距離回動する。
【0007】その後、変位部材2の第1変位素子2aに
通電して収縮させ(図6(f)参照)、さらに変位部材
2の第2変位素子2bの通電を解除してその上端を回転
板4に接触させる(図6(g)参照)。続いて、変位部
材1の第1変位素子1aに通電して収縮させ(図6
(h)参照)、さらに、変位部材2の第1変位素子2a
の通電を解除してそれを元の長さに伸張させる(図6
(i)参照)。これにより、回転板4が第1変位素子2
aに押されて右方向に一定距離回動する。以後、上記図
5(b)に示す状態から図6(i)に示す状態を繰り返
すことにより、回転板4は各第2変位素子の強力な押圧
力に支持され、かつ各第1変位素子に押されて、所定の
低速度で円滑にかつ所望の角度回動させられる。そし
て、回転板の回転速度は、通電信号の印加の周期によっ
て調節することができ、目的に応じて例えば20rpm
程度の低速度を得ることができる。また、回転板のトル
クは、変位部材の数を増やすことにより増加させること
ができる。さらに、変位部材は第2変位素子を回転板に
密接させる構造であるため、回転板を所望の位置に確実
に停止させることができる。
【0008】従って、この回転駆動装置の回転軸に重量
物搭載板を直結させることにより、重量物搭載板を低速
度でかつ任意の角度に回動させることができ、かつ所望
の位置に確実に停止させ、停止状態のままに保持するこ
とができる。また、回転駆動装置の回転軸に重量物搭載
板を直結させて使用する場合に、都合により重量物搭載
板を手動で回動させるときは、変位部材の第2変位素子
に通電して収縮させ回転板との密接状態を解除させてや
ることにより、容易に重量物搭載板を手動で回動させる
ことができる。なお、上記第2変位素子,第1変位素子
が、電圧の印加により伸張するものである場合には、電
圧の印加方法を上記の場合と逆にすればよい。
【0009】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、第1変位素子及び第2変位素子をピ
エゾエレクトリック素子によって構成したことにより、
電圧印加によるピエゾエレクトリック素子の収縮伸張を
利用して回転板を確実に回動させることができる。特
に、多数のピエゾエレクトリック素子を積層させた積層
型アクチュエータを用いることにより、大きな変位とト
ルクを得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明に係る回転駆動装置を適用した5K
g〜100Kg程度の重量物を低速で回動させる回転テ
ーブルを概略的に示したものである。この回転テーブル
は、地上に立設された台10と、台10上に取り付けら
れた回転駆動装置20と、回転駆動装置20の回転軸に
垂直に取り付けられた重量物搭載板40と、回転駆動装
置20の駆動を制御する電力供給制御装置50とを設け
ている。
【0011】回転駆動装置20は、台10上に固定され
たスチール製等の中空円筒形のハウジング21を設けて
いる。ハウジング21の上壁21aの中心には貫通孔2
1a1が設けられており、また、底壁21bの中心には
孔21b1が設けられている。上壁21aの内側の貫通
孔21a1の周囲には、ベアリング22aがボルトによ
り取り付けられており、底壁21bの孔21bの周囲に
は、ベアリング22bがボルトにより取り付けられてい
る。貫通孔21aには、回転軸23が上部をハウジング
21外に突出させた状態で挿入されており、回転軸23
の下端は、孔21bに当接している。回転軸23は、ハ
ウジング21に挿入された部分の中間部分23aの径が
上下の部分の径より大きくなっており、中間部分23a
にてベアリング22a,22bの間に支持され、かつ上
下部分がベアリング22a,22bに接触して円滑な回
転が可能なようになっている。回転軸22の中間部分2
3aには、円板形状の回転板24が軸線に垂直に取り付
けられている。回転板24は、アルミニウム合金製等で
あり、中間部分23aに溶接により一体的に取り付けら
れている。また、回転軸25の上端には、重量物搭載板
40が中心の凹部40aにて固定部材41により固定さ
れている。
【0012】そして、ハウジング21内の周縁部の回転
板24上方位置には、一対の駆動部材30a,30bが
中心軸23に対して対称位置に設けられている。また、
回転板24の下側位置には、駆動部材30c,30dが
回転板24に対して駆動部材30a,30bと面対称位
置に設けられている。駆動部材30a〜30dは、銅合
金製等のくの字型の支持部材31a〜31dを有してお
り、支持部材31a〜31dの一の外側面31a1〜3
1d1に円柱形状のリニアアクチュエータ32a〜32
dが一端にてはんだを介して取り付けられている。リニ
アアクチュエータ32a〜32dの他端は、くの字型の
連結部材33a〜33dの一の外側面33a1〜33d
1に取り付けられている。連結部材33a〜33dの外
側面33a1〜33d1と直交する内側面33a2〜3
3d2には、円柱形状のリニアアクチュエータ34a〜
34dが一端にてリニアアクチュエータ32a〜32d
と直角方向にはんだ付け固定されている。
【0013】駆動部材30a〜30dは、支持部材31
a〜31dの他の外側面31a2〜31d2にてハウジ
ング21の内側上壁にはんだ付け固定されると共にリニ
アアクチュエータ34a〜34dの他端が回転板24表
面に密着するように配設される。そして、回転板24
は、駆動部材30a,30cのリニアアクチュエータ3
4a,34cによって強力に挟まれると共に、駆動部材
30b,30dのリニアアクチュエータ34b,34d
によって強力に挟まれることにより、強固に固定されて
いる。
【0014】リニアアクチュエータ32a〜32d及び
34a〜34dは、例えばPb(Zr−Ti)O3 系セ
ラミックス,チタン酸バリウムのような圧電セラミック
スが用いられ、特にこれら圧電セラミックスの薄板を多
数積層させた積層タイプの圧電セラミックスが変位を大
きくとることができることから、本実施例における回転
駆動装置に好適に用いられる。各圧電セラミックスは、
リード線(図示しない)を介して軸方向に電圧を加えら
れることにより、逆圧電効果により軸方向に収縮するよ
うになっており、この圧電セラミックスを多数積層する
ことにより構成されたリニアアクチュエータは、略各圧
電セラミックスの収縮量にその個数を掛けた量だけ収縮
するものである。例えば、本実施例に用いられるリニア
アクチュエータとしては、電圧100vの印加により約
15μm収縮するものである。そして、圧電セラミック
スの電圧応答性も、10μsec程度と非常に高く、同
程度の周期でリニアアクチュエータに電圧パルスを印加
することにより短時間に回転板に大きな変位を与えるこ
とが出来る。
【0015】上記回転テーブルの電力供給制御装置50
は、マイクロコンピュータからなる制御回路51を備え
ている。制御回路51の入力側には、自動モードスイッ
チ52、手動モードスイッチ53及び角度入力手段54
が接続されている。自動モードスイッチ52は、その投
入により制御回路51に各リニアアクチュエータへの通
電制御を自動的に行わせ、回転板24即ち重量物搭載板
40を自動的に回動させるものである。手動モードスイ
ッチ53は、その投入によりリニアアクチュエータ34
a〜34dに通電させて回転板24との接触を解除さ
せ、重量物搭載板40の手動による回動を可能にするも
のである。角度入力手段54は、重量物搭載板40の回
動角度を入力するもので、例えば角度を電圧値に換算し
て入力し、入力電圧値をパルス数に変換して入力する等
の手段がある。制御回路51の出力側には、上記リニア
アクチュエータ32a,32c(以下、LA32a,3
2cと記す)、LA34a,34c、LA32b,32
d、LA34b,34dが駆動回路55,56,57及
び58を介して接続されている。なお、制御回路として
は、上記マイクロコンピュータを用いたものに限らず、
ハード回路を用いたものであってもよい。
【0016】つぎに、上記のように構成した実施例の動
作について説明する。まず、角度入力手段54により、
所望の回転角度を入力し、その後、自動モードスイッチ
52をオンさせると、制御回路51の制御により、図4
に示すタイムチャートに従って各LAの動作信号の出力
が開始される。まず、駆動回路58の駆動により、LA
34b,34dに時刻t0 〜t2 の間、電圧が供給さ
れ、LA34b,34dは収縮して回転板24から離れ
る。次にLA32b,32dに時刻t1 〜t4 の間、電
圧が供給され、LA32b,32dは左方向に収縮す
る。そして、時刻t2 にてLA34b,34dへの電圧
供給が停止され、LA34b,34dは伸張して再び回
転板24を挟持する。さらに、LA34a,34cに時
刻t3 〜t6 の間、電圧が供給され、LA34a,34
cは収縮して回転板24から離れる。そして、時刻t4
にてLA32b,32dへの電圧供給が停止され、LA
32b,32dが右方向に伸張する。その結果、LA3
4b,34dに挟持された回転板24がLA32b,3
2dに押されて右方向に回動する。
【0017】次に、LA32a,32cに時刻t5 〜t
8 の間、電圧が供給され、LA32a,32cは左方向
に収縮する。そして、時刻t6 にてLA34a,34c
への電圧供給が停止され、LA34a,34cは伸張し
て再び回転板24を挟持する。さらに、LA34b,3
4dに時刻t7 〜t10の間、電圧が供給され、LA34
b,34dは収縮して回転板24から離れる。そして、
時刻t8 にてLA32a,32cへの電圧供給が停止さ
れ、LA32a,32cが右方向に伸張する。その結
果、LA34a,34cに挟持された回転板24がLA
32a,32cに押されて右方向に回動する。時刻t9
以降も、時刻t1 〜t8 と同様の処理が繰り返され、こ
れにより回転板24は円滑な回動を行う。そして、回転
板24が設定角度になると、制御回路51により駆動停
止信号が駆動回路55〜58へ出力され、駆動回路55
〜58から各LAへの通電が停止され、LA34b,3
4dおよびLA34a,34cが回転板24を挟持した
状態で回転板24の回動が停止される。
【0018】以上に説明したように、回転板24は各L
A34a,34c,34b,34dの強力な押圧力に支
持され、かつ各LA32a,32c,32b,32dに
押されて、所定の低速度で円滑にかつ所望の角度回動さ
せられる。また、駆動部材は給電停止時に、LA34
a,34c,34b,34dを回転板に密接させる構造
であるため、回転板を所望の位置に確実に停止させるこ
とができる。従って、回転板24の回転軸に重量物搭載
板を直結させることにより、同様に重量物搭載板を所定
の低速度で円滑にかつ所望の角度回動させることができ
る。そして、回転板の回転速度は、通電信号の印加の周
期によって調節することができ、目的に応じて例えば2
0rpm程度の低速度を得ることができる。また、回転
板24のトルクは、駆動部材の数を増やすことにより増
加させることができる。さらに、上記重量物搭載板回動
装置は、重量物搭載板が回転軸を介して回転板に連結さ
れた簡易な構成であるため、小型軽量化が可能でありか
つコストの低減が可能である。
【0019】また、回転駆動装置の回転軸に重量物搭載
板を直結させて使用する場合に、都合により重量物搭載
板を手動で回動させるときは、手動モードスイッチ53
をオンさせることにより、制御回路51は、駆動回路5
7,58によりLA34a,34b,34c,34dに
のみ連続して通電させるように制御する。これにより、
回転板24は、フリーの状態にさせられる。したがっ
て、重量物搭載板40はハウジング21に拘束されてい
ないので、容易に重量物搭載板40を手動にて回動させ
ることができる。
【0020】なお、上記実施例においては各LAは、圧
電セラミックスの電圧の印加方向に収縮する性質を備え
ているが、逆に電圧の印加により伸張するタイプのLA
を用いてもよい。この場合には、電圧の印加方法を上記
実施例と逆にすればよい。また、上記実施例において
は、駆動部材を回転板の上下に設けているが、用途に応
じては、回転板の上下いずれか一方に駆動部材を配設さ
せるようにしてもよい。さらに、上記実施例において
は、駆動部材として圧電セラミックス等のピエゾエレク
トリック素子を用いているが、その他、磁歪素子を用い
ることも可能である。
【0021】なお、上記実施例においては、回転駆動装
置を回転テーブルの駆動に用いているが、介護用ベッド
等、人を載置して低速度で回動させる用途に用いること
が出来る。また、上記実施例においては、回転駆動装置
を回転テーブル等の重量物を搭載する重量物搭載板を回
動させる用途に用いているが、これに限らず、上記回転
駆動装置を、電動モータと同様に回転駆動する用途に用
いることが出来る。さらに、駆動部材を被駆動体を直線
方向に移動させるリニア駆動装置としても使用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回転テーブルの一部破
断正面図である。
【図2】図1のIIーII線方向の断面図である。
【図3】同回転テーブルの回転駆動装置の電力供給制御
装置の回路構成を示す回路図である。
【図4】同回転テーブルの回転駆動装置の各LAへの通
電のタイミングを示すタイムチャートである。
【図5】同回転テーブルの回転駆動装置の動作原理を概
略的に示す説明図の一部である。
【図6】同回転テーブルの回転駆動装置の動作原理を概
略的に示す説明図の一部である。
【符号の説明】
10;台、20;回動装置、21;ハウジング、22
a,22b;ベアリング、23;回転軸、24;回転
板、30a〜30d;駆動部材、31a〜31d;支持
部材、32a〜32d;リニアアクチュエータ(L
A)、33a〜33d;連結部材、34a〜34d;リ
ニアアクチュエータ(LA)、40;重量物搭載板、5
0;電力供給制御装置。
フロントページの続き (72)発明者 関口 由美 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地東 海ゴム工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転可能に軸支された回転
    軸と、 前記ハウジング内にて前記回転軸にその軸線方向に垂直
    に固定された回転板と、 一端にて支持部材に固定された棒状の第1変位素子とそ
    の他端に連結部材を介して一端にて同第1変位素子に対
    し直角方向に固定された棒状の第2変位素子とを設けて
    なり同第1および第2変位素子が電力供給により長さ方
    向に収縮し又は伸張する特性を具備する変位部材であっ
    て、前記回転板の上面及び下面の少なくとも一方側にて
    前記第1変位素子を同回転板に平行になるようにすると
    共に前記第2変位素子の他端を同回転板の面に対向させ
    た状態で前記支持部材により前記ハウジングに固定され
    た少なくとも一対の変位部材と、 前記第1変位素子及び第2変位素子への通電を制御する
    通電制御手段とを設けたことを特徴とする回転駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の回転駆動装置にお
    いて、 前記第1変位素子及び第2変位素子をピエゾエレクトリ
    ック素子としたことを特徴とする回転駆動装置。
JP5268339A 1993-09-29 1993-09-29 回転駆動装置 Pending JPH07107755A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442750B1 (ko) * 2002-04-09 2004-08-02 주식회사다스 자동차용 시트 회전장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442750B1 (ko) * 2002-04-09 2004-08-02 주식회사다스 자동차용 시트 회전장치

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