JPH0710701B2 - 包装容器 - Google Patents
包装容器Info
- Publication number
- JPH0710701B2 JPH0710701B2 JP5259722A JP25972293A JPH0710701B2 JP H0710701 B2 JPH0710701 B2 JP H0710701B2 JP 5259722 A JP5259722 A JP 5259722A JP 25972293 A JP25972293 A JP 25972293A JP H0710701 B2 JPH0710701 B2 JP H0710701B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- packaging container
- slit
- top wall
- ears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B21/00—Packaging or unpacking of bottles
- B65B21/24—Enclosing bottles in wrappers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Packages (AREA)
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、直線状に横に並べられ
た瓶の首部を通す複数の瓶首部挿入孔を有する端部開放
型の包装容器に関する。本発明は主として１群の瓶を入
れる容器に適用されるが、首にテーパーがついた瓶にも
応用することができる。
た瓶の首部を通す複数の瓶首部挿入孔を有する端部開放
型の包装容器に関する。本発明は主として１群の瓶を入
れる容器に適用されるが、首にテーパーがついた瓶にも
応用することができる。
【０００２】
【従来の技術】米国特許第３，６４０，４４８号明細書
には、２列の瓶を入れる端部開放型の包装容器が開示さ
れている。この包装容器は、瓶の首部受入孔とウエブと
耳部を有し、この首部受入孔、ウエブ、及び耳部は共働
して離間配置された２列の瓶の各瓶を保持する。包装容
器を構成する包装容器材料は瓶の周囲に張力を保つよう
に固定される。
には、２列の瓶を入れる端部開放型の包装容器が開示さ
れている。この包装容器は、瓶の首部受入孔とウエブと
耳部を有し、この首部受入孔、ウエブ、及び耳部は共働
して離間配置された２列の瓶の各瓶を保持する。包装容
器を構成する包装容器材料は瓶の周囲に張力を保つよう
に固定される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記形式の包装容器
は、瓶の周囲に囲むための張力が大きいため、包装容器
を構成する包装容器材料に制限があり、製造コストをさ
げることに限界がある。本発明は上記した点に鑑みてな
されたもので、張力を従来の包装容器より小さくし、瓶
をゆるいが脱落しないように保持し、しかも、包装容器
材料を軽量として材料費を節約する包装容器を提供する
ことを目的とする。
は、瓶の周囲に囲むための張力が大きいため、包装容器
を構成する包装容器材料に制限があり、製造コストをさ
げることに限界がある。本発明は上記した点に鑑みてな
されたもので、張力を従来の包装容器より小さくし、瓶
をゆるいが脱落しないように保持し、しかも、包装容器
材料を軽量として材料費を節約する包装容器を提供する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の包装容器は、２
列の瓶を入れるために使用される包装容器であって、頂
部壁体と、この頂部壁体の対向する両側縁に折り曲げ自
在につなげられた一対の肩部パネルと、頂部壁体に設け
られて瓶の首部を通す複数の瓶首部挿入孔とを有し、複
数の瓶首部挿入孔のうちの少なくとも１つの瓶首部挿入
孔の周縁の一部に瓶の首部に係合する一対のウエブが設
けられ、上記周縁の残余の部分に瓶の首部に係合する一
対の耳部が設けられ、各ウエブは、このウエブに隣接す
る一方の肩部パネルと頂部壁体とにまたがって形成さ
れ、両ウエブは第１スリットにより互いに分離され、両
耳部は第２スリットにより互いに分離され、第２スリッ
トの一端はＶ字状ノッチを形成するよう角度をなす両耳
部の自由端縁の交差点に達し、両耳部は一対の折目に沿
って頂部壁体に折り曲げ自在につなげられ、両折目は、
互いに角度をなし、かつ、頂部壁体の長手方向の軸線に
対して傾斜していることを特徴とする。
列の瓶を入れるために使用される包装容器であって、頂
部壁体と、この頂部壁体の対向する両側縁に折り曲げ自
在につなげられた一対の肩部パネルと、頂部壁体に設け
られて瓶の首部を通す複数の瓶首部挿入孔とを有し、複
数の瓶首部挿入孔のうちの少なくとも１つの瓶首部挿入
孔の周縁の一部に瓶の首部に係合する一対のウエブが設
けられ、上記周縁の残余の部分に瓶の首部に係合する一
対の耳部が設けられ、各ウエブは、このウエブに隣接す
る一方の肩部パネルと頂部壁体とにまたがって形成さ
れ、両ウエブは第１スリットにより互いに分離され、両
耳部は第２スリットにより互いに分離され、第２スリッ
トの一端はＶ字状ノッチを形成するよう角度をなす両耳
部の自由端縁の交差点に達し、両耳部は一対の折目に沿
って頂部壁体に折り曲げ自在につなげられ、両折目は、
互いに角度をなし、かつ、頂部壁体の長手方向の軸線に
対して傾斜していることを特徴とする。
【０００５】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面につき説明す
る。図１は本発明による包装容器に２列の瓶Ｂ，Ｂを収
納した状態を示す図であり、この包装容器を構成する包
装容器材料は、図２らに示すように、頂部壁体１を含
み、この頂部壁体１には、瓶の首部を受け入れる瓶首部
挿入孔２乃至７が形成されている。これら瓶首部挿入孔
２乃至７は傾斜している肩部パネル８，９の中に一部が
入るように延びている。この肩部パネル８，９は、頂部
壁体１の側縁につながり、それぞれ折目１０，１１に沿
って折り曲げられる。また、肩部パネル８，９には、折
目８ａ，９ａが設けられていて、包装容器材料を収容さ
れる瓶の形に合うように成形する。
る。図１は本発明による包装容器に２列の瓶Ｂ，Ｂを収
納した状態を示す図であり、この包装容器を構成する包
装容器材料は、図２らに示すように、頂部壁体１を含
み、この頂部壁体１には、瓶の首部を受け入れる瓶首部
挿入孔２乃至７が形成されている。これら瓶首部挿入孔
２乃至７は傾斜している肩部パネル８，９の中に一部が
入るように延びている。この肩部パネル８，９は、頂部
壁体１の側縁につながり、それぞれ折目１０，１１に沿
って折り曲げられる。また、肩部パネル８，９には、折
目８ａ，９ａが設けられていて、包装容器材料を収容さ
れる瓶の形に合うように成形する。
【０００６】上記頂部壁体１には、指掛け耳部Ｆ１，Ｆ
２が設けられている。指掛け耳部Ｆ１は折目Ｆ３に沿っ
て折り曲げられ、指掛け耳部Ｆ２は折目Ｆ４に沿って折
り曲げられる。折目Ｆ３に対して傾斜してスリットＦ
５，Ｆ６が設けられ、また、折目Ｆ４に対して傾斜して
スリットＦ７，Ｆ８が設けられている。
２が設けられている。指掛け耳部Ｆ１は折目Ｆ３に沿っ
て折り曲げられ、指掛け耳部Ｆ２は折目Ｆ４に沿って折
り曲げられる。折目Ｆ３に対して傾斜してスリットＦ
５，Ｆ６が設けられ、また、折目Ｆ４に対して傾斜して
スリットＦ７，Ｆ８が設けられている。
【０００７】瓶の首部に係合するフラップは、瓶首部受
入孔２乃至７の周囲に設けられている。このうち、瓶首
部挿入孔２，４，５，７の回りのフラップはすべて同一
であるから、瓶首部挿入孔２のみについて説明する。
入孔２乃至７の周囲に設けられている。このうち、瓶首
部挿入孔２，４，５，７の回りのフラップはすべて同一
であるから、瓶首部挿入孔２のみについて説明する。
【０００８】ウエブ１２は、折目１３に沿って折れ曲が
るように肩部パネル８につながり、折目１４に沿って折
れ曲がるように頂部壁体１につながる。折目１３，１４
は折目１０の位置で互いに交差している。肩部パネル８
は折目１０に沿って折れ曲がるように頂部壁体１につな
がる。スリット１５は、ウエブ１２の一方の端部を肩部
パネル８から分離させる。ウエブ１６の形状は、ウエブ
１２に形状に対して鏡像の関係にある。ウエブ１６は、
折目１７，１８を含み、この折目１７，１８は、折目１
０の位置で互いに交差し、スリット１９は、スリット１
５と一直線をなし、ウエブ１６の端部を肩部パネル８か
ら分離させる。ウエブ１２，１６は、スリット２０によ
って互いに分離される。ウエブ１２，１６は、折目２
１，２２によりウエブ１２，１６が瓶Ｂの首部に係合す
るように折れ曲がる。
るように肩部パネル８につながり、折目１４に沿って折
れ曲がるように頂部壁体１につながる。折目１３，１４
は折目１０の位置で互いに交差している。肩部パネル８
は折目１０に沿って折れ曲がるように頂部壁体１につな
がる。スリット１５は、ウエブ１２の一方の端部を肩部
パネル８から分離させる。ウエブ１６の形状は、ウエブ
１２に形状に対して鏡像の関係にある。ウエブ１６は、
折目１７，１８を含み、この折目１７，１８は、折目１
０の位置で互いに交差し、スリット１９は、スリット１
５と一直線をなし、ウエブ１６の端部を肩部パネル８か
ら分離させる。ウエブ１２，１６は、スリット２０によ
って互いに分離される。ウエブ１２，１６は、折目２
１，２２によりウエブ１２，１６が瓶Ｂの首部に係合す
るように折れ曲がる。
【０００９】瓶の首部に係合する耳部２３は、瓶首部挿
入孔２の他方の側に設けられる。この耳部２３は、頂部
壁体１につながり、折目２４に沿って折れ曲がる。瓶Ｂ
の首部に係合する耳部２５は、頂部壁体１につながり、
折目２６に沿って折れ曲がる。折目２４，２６は、互い
にほぼ直角であり、図１に示す包装容器の長手方向の軸
線に対して約４５°をなす。上記耳部２３，２５は、ス
リット２７に沿って互いに分離され、このスリット２７
の一端は、円弧形のスリット２７ａに会合し、スリット
２７の他端は、縁２７ｂ，２７ｃの交点に会合し、この
縁２７ｂ，２７ｃは、Ｖ字形ノッチを形成する。スリッ
ト２７は、図１に示す包装容器の長手方向の軸線を横切
る方向に延びる。また、円弧形のスリット２７ａによっ
て折目２４，２６の隣接する端部は互いに連結される。
入孔２の他方の側に設けられる。この耳部２３は、頂部
壁体１につながり、折目２４に沿って折れ曲がる。瓶Ｂ
の首部に係合する耳部２５は、頂部壁体１につながり、
折目２６に沿って折れ曲がる。折目２４，２６は、互い
にほぼ直角であり、図１に示す包装容器の長手方向の軸
線に対して約４５°をなす。上記耳部２３，２５は、ス
リット２７に沿って互いに分離され、このスリット２７
の一端は、円弧形のスリット２７ａに会合し、スリット
２７の他端は、縁２７ｂ，２７ｃの交点に会合し、この
縁２７ｂ，２７ｃは、Ｖ字形ノッチを形成する。スリッ
ト２７は、図１に示す包装容器の長手方向の軸線を横切
る方向に延びる。また、円弧形のスリット２７ａによっ
て折目２４，２６の隣接する端部は互いに連結される。
【００１０】図１に示すように、包装完了時において、
上記耳部、例えば符号２３，２５の耳部は、ほぼ垂直に
立ち上げられる。この耳部の上縁は、包装容器中の瓶の
蓋の極く近傍にある。上記包装容器は、ゆるく作られて
いるので、瓶は上下に多少動くが包装容器から脱落する
ことはない。
上記耳部、例えば符号２３，２５の耳部は、ほぼ垂直に
立ち上げられる。この耳部の上縁は、包装容器中の瓶の
蓋の極く近傍にある。上記包装容器は、ゆるく作られて
いるので、瓶は上下に多少動くが包装容器から脱落する
ことはない。
【００１１】上記包装容器の端部開口に臨む４本の瓶
は、この包装容器の頂部壁体１に対して直角をなす位置
から全く動かないように保持される。このようにできる
のは、包装容器の頂部壁体１は水平であり、耳部２３，
２５は垂直であるから、包装容器の折目２４，２６に沿
う部分は構造的に極めて堅く、包装容器に対して瓶を内
方にも外方にも動かないように保持する。
は、この包装容器の頂部壁体１に対して直角をなす位置
から全く動かないように保持される。このようにできる
のは、包装容器の頂部壁体１は水平であり、耳部２３，
２５は垂直であるから、包装容器の折目２４，２６に沿
う部分は構造的に極めて堅く、包装容器に対して瓶を内
方にも外方にも動かないように保持する。
【００１２】図２に示すように、ウエブ１２，１６は、
瓶首部挿入孔３の周囲にも設けられるが、耳部２３，２
５は、瓶首部挿入孔３，６には設けられない。側部壁体
２９は、肩部パネル８につながり、途切れている折目３
０に沿って折れ曲がり、側部壁体３１は肩部パネル９に
つながり、折目３２に沿って折れ曲がる。傾斜する下部
傾斜パネル３３は、側部壁体２９の下縁につながり、途
切れている折目３４に沿って折れ曲がり、下部傾斜パネ
ル３５は、側部壁体３１の下縁につながり、途切れてい
る折目３６に沿って折れ曲がる。底部壁体３７は、下部
傾斜パネル３３の下縁につながり、途切れている折目３
８に沿って折れ曲がり、底部壁体３９は、下部傾斜パネ
ル３５につながり、途切れている折目４０に沿って折れ
曲がる。
瓶首部挿入孔３の周囲にも設けられるが、耳部２３，２
５は、瓶首部挿入孔３，６には設けられない。側部壁体
２９は、肩部パネル８につながり、途切れている折目３
０に沿って折れ曲がり、側部壁体３１は肩部パネル９に
つながり、折目３２に沿って折れ曲がる。傾斜する下部
傾斜パネル３３は、側部壁体２９の下縁につながり、途
切れている折目３４に沿って折れ曲がり、下部傾斜パネ
ル３５は、側部壁体３１の下縁につながり、途切れてい
る折目３６に沿って折れ曲がる。底部壁体３７は、下部
傾斜パネル３３の下縁につながり、途切れている折目３
８に沿って折れ曲がり、底部壁体３９は、下部傾斜パネ
ル３５につながり、途切れている折目４０に沿って折れ
曲がる。
【００１３】図２の包装容器材料を、並べた瓶Ｂにぴっ
たり添わせるために、瓶固定孔４１，４２，４３が底部
壁体３７に設けられ、これと同様に、瓶固定孔４４，４
５，４６が底部壁体３９に設けられる。上記包装容器材
料で並べた瓶Ｂを囲み、底部壁体３７，３９を相互に重
ね合わせ、締付装置を上記瓶固定孔に挿入し、対向する
方向に移動させて、上記包装容器材料で周知のようにし
っかりと並べた瓶Ｂを締付ける。
たり添わせるために、瓶固定孔４１，４２，４３が底部
壁体３７に設けられ、これと同様に、瓶固定孔４４，４
５，４６が底部壁体３９に設けられる。上記包装容器材
料で並べた瓶Ｂを囲み、底部壁体３７，３９を相互に重
ね合わせ、締付装置を上記瓶固定孔に挿入し、対向する
方向に移動させて、上記包装容器材料で周知のようにし
っかりと並べた瓶Ｂを締付ける。
【００１４】このように、瓶を締付けた後、固定用の耳
部４７乃至５０を用いて包装容器材料を固定する。この
固定用耳部４７乃至５０は、それぞれ支持用耳部５１乃
至５４が形成する孔を通って固定位置まで移動する。上
記固定用耳部及び支持用耳部の形状および固定動作は公
知である。従来型の瓶下部受入孔５５，５６は、図２に
示すように、それぞれ下部傾斜パネル３３，３５を跨
ぐ。
部４７乃至５０を用いて包装容器材料を固定する。この
固定用耳部４７乃至５０は、それぞれ支持用耳部５１乃
至５４が形成する孔を通って固定位置まで移動する。上
記固定用耳部及び支持用耳部の形状および固定動作は公
知である。従来型の瓶下部受入孔５５，５６は、図２に
示すように、それぞれ下部傾斜パネル３３，３５を跨
ぐ。
【００１５】瓶下部受入孔５７，５８は、下部傾斜パネ
ル３３を跨ぎ、図２に示すように、側部壁体２９及び底
部壁体３７の瓶下部受入孔に隣接する部分の中まで延び
る。瓶固定孔４１は、瓶下部受入孔５７の延長部分であ
り、瓶固定孔４４は、瓶下部受入孔５９の延長部分であ
る。上記と同じ要領で、瓶下部受入孔５９，６０は、下
部傾斜パネル３５を跨ぎ、側部壁体３１の下部及び底部
壁体３９の中まで延びる。瓶固定孔４４は瓶下部受入孔
５９の延長部分であり、瓶固定孔４６は瓶下部受入孔６
０の延長部分である。
ル３３を跨ぎ、図２に示すように、側部壁体２９及び底
部壁体３７の瓶下部受入孔に隣接する部分の中まで延び
る。瓶固定孔４１は、瓶下部受入孔５７の延長部分であ
り、瓶固定孔４４は、瓶下部受入孔５９の延長部分であ
る。上記と同じ要領で、瓶下部受入孔５９，６０は、下
部傾斜パネル３５を跨ぎ、側部壁体３１の下部及び底部
壁体３９の中まで延びる。瓶固定孔４４は瓶下部受入孔
５９の延長部分であり、瓶固定孔４６は瓶下部受入孔６
０の延長部分である。
【００１６】瓶に係合して上記物品容器を補強するフラ
ップ６１乃至６８は、下部傾斜パネル３３，３５を跨
ぐ。フラップ６１乃至６４は同じであるから、以下、フ
ラップ６１についてのみ説明する。これと同様にフラッ
プ６５乃至６８が同じであるから、フラップ６５につい
てのみ説明する。上記フラップ６１は、上記包装容器に
つながり、折目６９，７０に沿って折れ曲がり、この折
目６９，７０は、互いに斜めであり、折目３８と交差す
る。スリット７１は、フラップ６１の一方の端部を側部
壁体２９から分離させ、スリット７２は、フラップ６１
の他方の端部を底部壁体３７から分離させる。
ップ６１乃至６８は、下部傾斜パネル３３，３５を跨
ぐ。フラップ６１乃至６４は同じであるから、以下、フ
ラップ６１についてのみ説明する。これと同様にフラッ
プ６５乃至６８が同じであるから、フラップ６５につい
てのみ説明する。上記フラップ６１は、上記包装容器に
つながり、折目６９，７０に沿って折れ曲がり、この折
目６９，７０は、互いに斜めであり、折目３８と交差す
る。スリット７１は、フラップ６１の一方の端部を側部
壁体２９から分離させ、スリット７２は、フラップ６１
の他方の端部を底部壁体３７から分離させる。
【００１７】上記包装容器で並べてある瓶の周囲を囲
み、この瓶にフラップ６１をしっかり係合させるため
に、折目７３をフラップ６１に設け、この折目７３の一
方の端部を折目３８に会合させる。これと同様に、折目
７４を折目６１に、折目７３とほぼ平行になるように設
ける。これらの折目の平行度は余り正確でなくともよ
い。上記包装容器材料を組み立て、フラップ６１を瓶に
係合差せる時に、折目７３を底部壁体３７にほぼ平行に
隣接させる。
み、この瓶にフラップ６１をしっかり係合させるため
に、折目７３をフラップ６１に設け、この折目７３の一
方の端部を折目３８に会合させる。これと同様に、折目
７４を折目６１に、折目７３とほぼ平行になるように設
ける。これらの折目の平行度は余り正確でなくともよ
い。上記包装容器材料を組み立て、フラップ６１を瓶に
係合差せる時に、折目７３を底部壁体３７にほぼ平行に
隣接させる。
【００１８】瓶に係合し包装容器を補強するフラップ６
５は、底部壁体３７につながり、折目７５に沿って折れ
曲がり、かつ、下部傾斜パネル３３につながり、折目７
６に沿って折れ曲がる。スリット７７はフラップ６５の
湾曲した端部を下部傾斜パネル３３から分離させる。瓶
に係合して包装容器を補強するフラップ６１乃至６８
は、図のように、瓶下部受入孔５７乃至６０につなが
る。
５は、底部壁体３７につながり、折目７５に沿って折れ
曲がり、かつ、下部傾斜パネル３３につながり、折目７
６に沿って折れ曲がる。スリット７７はフラップ６５の
湾曲した端部を下部傾斜パネル３３から分離させる。瓶
に係合して包装容器を補強するフラップ６１乃至６８
は、図のように、瓶下部受入孔５７乃至６０につなが
る。
【００１９】しかして、図２に示す包装容器材料を用い
て図１に示す包装容器を組み立てるには、包装容器材料
を並べた瓶Ｂの上に置き、包装容器材料を下方に押し
て、瓶首部挿入孔２乃至７に瓶Ｂの首が入るようにかぶ
せる。その後に、側部壁体２９，３１と、肩部パネル
８，９と、底部壁体３７乃至３９を下方に折り曲げる。
て図１に示す包装容器を組み立てるには、包装容器材料
を並べた瓶Ｂの上に置き、包装容器材料を下方に押し
て、瓶首部挿入孔２乃至７に瓶Ｂの首が入るようにかぶ
せる。その後に、側部壁体２９，３１と、肩部パネル
８，９と、底部壁体３７乃至３９を下方に折り曲げる。
【００２０】つぎに、図示しない包装機要素を瓶下部受
入孔５７乃至６０に挿入し、フラップ６１乃至６９を底
部壁体３７乃至３９の内側に折り曲げ、側部壁体２９，
３１を並べた瓶Ｂに近づけるように折り曲げ、底部壁体
３７をこの瓶の下にもぐり込ませることにより、各対の
フラップ例えば符号６１及び６５のフラップの間に、並
べた瓶の下部が入る空間を作る。これと同様に、底部壁
体３９を底部壁体３７の下に重ねるように折り曲げる。
その後に、上記包装容器を上述のように締付け固定させ
る。なお、瓶に係合して包装容器を補強するフラップ６
１乃至６８を組み立てる工程では、包装機を使用するこ
とができる。
入孔５７乃至６０に挿入し、フラップ６１乃至６９を底
部壁体３７乃至３９の内側に折り曲げ、側部壁体２９，
３１を並べた瓶Ｂに近づけるように折り曲げ、底部壁体
３７をこの瓶の下にもぐり込ませることにより、各対の
フラップ例えば符号６１及び６５のフラップの間に、並
べた瓶の下部が入る空間を作る。これと同様に、底部壁
体３９を底部壁体３７の下に重ねるように折り曲げる。
その後に、上記包装容器を上述のように締付け固定させ
る。なお、瓶に係合して包装容器を補強するフラップ６
１乃至６８を組み立てる工程では、包装機を使用するこ
とができる。
【００２１】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、並べ
た瓶をゆるいが脱落しないように保持できるので、従来
のものに比べて軽量の材料を使用することで、製造コス
トを下げることができる。
た瓶をゆるいが脱落しないように保持できるので、従来
のものに比べて軽量の材料を使用することで、製造コス
トを下げることができる。
【図１】本発明による包装容器の使用状態を示す図。
【図２】本発明による包装容器の包装容器材料の平面
図。
図。
１ 頂部壁体 ２乃至７ 瓶首部挿入孔 ８，９ 肩部パネル １２ ウエブ １５ 第３スリット １６ ウエブ ２０ 第１スリット ２３ 耳部 ２４ 折目 ２５ 耳部 ２６ 折目 ２７ 第２スリット ２７ａ 円弧状スリット ２７ｂ 耳部の自由端縁 ２７ｃ 耳部の自由端縁
Claims (6)
- 【請求項１】２列の瓶を入れるために使用される包装容
器であって、頂部壁体（１）と、この頂部壁体（１）の
対向する両側縁に折り曲げ自在につなげられた一対の肩
部パネル（８，９）と、頂部壁体（１）に設けられて瓶
の首部を通す複数の瓶首部挿入孔（２，３，４，５，
６，７）とを有し、複数の瓶首部挿入孔（２，３，４，
５，６，７）のうちの少なくとも１つの瓶首部挿入孔の
周縁の一部に瓶の首部に係合する一対のウエブ（１２，
１６）が設けられ、上記周縁の残余の部分に瓶の首部に
係合する一対の耳部（２３，２５）が設けられ、各ウエ
ブ（１２，１６）は、このウエブに隣接する一方の肩部
パネルと頂部壁体（１）とにまたがって形成され、両ウ
エブ（１２，１６）は第１スリット（２０）により互い
に分離され、両耳部（２３，２５）は第２スリット（２
７）により互いに分離され、第２スリット（２７）の一
端はＶ字状ノッチを形成するよう角度をなす両耳部（２
３，２５）の自由端縁（２７ｂ，２７ｃ）の交差点に達
し、両耳部（２３，２５）は一対の折目（２４，２６）
に沿って頂部壁体（１）に折り曲げ自在につなげられ、
両折目（２４，２６）は、互いに角度をなし、かつ、頂
部壁体（１）の長手方向の軸線に対して傾斜しているこ
とを特徴とする包装容器。 - 【請求項２】両耳部（２３，２５）は、瓶を収納した時
に、ほぼ垂直に立ち上げられ、各耳部（２３，２５）の
上縁は、瓶の蓋の近傍に配されることを特徴とする請求
項１に記載の包装容器。 - 【請求項３】第２スリット（２７）は、頂部壁体（１）
の長手方向の軸線を横切る方向に延びることを特徴とす
る請求項１に記載の包装容器。 - 【請求項４】両折目（２４，２６）は、円弧状スリット
（２７ａ）によって互いに連結されていることを特徴と
する請求項１に記載の包装容器。 - 【請求項５】第２スリット（２７）の端部は、円弧状ス
リット（２７ａ）に達していることを特徴とする請求項
４に記載の包装容器。 - 【請求項６】一方の肩部パネルに頂部壁体（１）の長手
方向の軸線とほぼ平行に延びる第３スリット（１５）が
形成され、この第３スリット（１５）に第１スリット
（２０）の端部が達していることを特徴とする請求項１
に記載の包装容器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/636,831 US4554778A (en) | 1984-08-01 | 1984-08-01 | Packaging machine and method |
| US636831 | 1984-08-01 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60146900A Division JPH0659885B2 (ja) | 1984-08-01 | 1985-07-05 | 包装機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219484A JPH06219484A (ja) | 1994-08-09 |
| JPH0710701B2 true JPH0710701B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
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Family Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60146900A Expired - Lifetime JPH0659885B2 (ja) | 1984-08-01 | 1985-07-05 | 包装機 |
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| JP5259722A Expired - Lifetime JPH0710701B2 (ja) | 1984-08-01 | 1993-10-18 | 包装容器 |
Family Applications Before (2)
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|---|---|---|---|
| JP60146900A Expired - Lifetime JPH0659885B2 (ja) | 1984-08-01 | 1985-07-05 | 包装機 |
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Country Status (3)
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- 1993-10-18 JP JP5259722A patent/JPH0710701B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH0659885B2 (ja) | 1994-08-10 |
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