JPH07106501B2 - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JPH07106501B2
JPH07106501B2 JP61120769A JP12076986A JPH07106501B2 JP H07106501 B2 JPH07106501 B2 JP H07106501B2 JP 61120769 A JP61120769 A JP 61120769A JP 12076986 A JP12076986 A JP 12076986A JP H07106501 B2 JPH07106501 B2 JP H07106501B2
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JP
Japan
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machining
electrode
electric discharge
machining fluid
passage
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JP61120769A
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JPS62277223A (ja
Inventor
潔 井上
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株式会社井上ジャパックス研究所
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被加工物に対して所定の間隔を保って対向せ
しめた複数個の電極案内子の表面に、細長い電極を張設
し、該電極を案内子表面に沿って長さ方向に更新移動さ
せつつ、電極と被加工物との間の加工間隙に加工液を供
給し、前記電極と被加工物間に間歇的に電圧パルスを印
加して両者間に放電パルスを発生させて加工する放電加
工装置に関する。
(従来の技術) 従来の放電加工装置は、所望の形状加工を行なうため、
まず目的とする形状の電極を製作しなければならず、ま
た電極は放電によって消耗するから、複数の電極を作ら
なければならない欠点があり、加工に要する時間および
製作コストが高くなるという問題点がある。
そこで、特開昭60−207722号公報等においても開示した
ように、電極案内子の外周面に沿って張設されたワイ
ヤ、網、テープ等の細長い電極を移動させ、かつ必要に
応じて該電極と被加工物とを相対的に位置制御しながら
移動し、前記電極と被加工物との間で放電を繰返しなが
ら放電加工を行なう装置が開発されている。このような
構成によれば、目的とする形状の複数個の電極の加工は
不要となる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上述のようなワイヤ電極等の位置制御により
放電加工を行なう装置において、電極の幅あるいは直径
が小さい場合であっても、加工液の供給や発生加工屑の
排出が万遍なく円滑に行なわれる構成の加工液供給機構
を有する放電加工装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明は、被加工物に対して
所定の間隔を保って対向させた複数個の電極案内子の表
面に、細長い移動電極を張設し、該移動電極を前記複数
個の電極案内子表面に沿って軸方向に移動させ、前記電
極案内子間に設けた加工液の噴出口から加工液供給装置
に繋がる前記電極案内子の支持体内加工通路を介して加
工間隙へ加工液を供給しつつ、前記電極と被加工物間に
間歇的な電圧パルスを印加して両者間に放電パルスを発
生させて加工する放電加工装置において、 前記電極案内子の案内面に前記支持体内の前記とは別の
加工液通路を介して加工液供給装置に繋がる加工液出入
口を設けると共に、前記加工液供給装置に加工液吸引装
置を設け、更に前記支持体の前記2つの加工液通路に対
し、前記加工液供給装置の加工液供給流路と吸引流路と
の接続を交互に切換える切換え装置を設けてなることを
特徴とする。
(作用) この構成によれば、支持体が加工液供給通路として兼用
できると共に、電極案内子間のスペースが有効に利用で
きるので、移動電極の幅が小さい場合における初期加工
段階においても、加工液の必要な流路断面積が確保でき
る。
また、電極案内子にも前記支持体の加工液通路に連続し
た通路を設けることにより、加工液供給がさらに容易と
なる。
さらに、噴出口の一部を吸引口として使用することによ
り、加工屑の排出が円滑に行なえ、さらにまた、噴出口
と吸引口を切換え使用することにより、移動電極の加工
部分の全範囲において、加工液の供給更新と発生加工屑
の排出が万遍なく行なえる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面により説明する。第1図、
第2図は本発明の一実施例を示す側面図であり、第1
図、第2図において、1は被加工物、2は第1図のF−
F断面図である第3図(A)に示すようなワイヤ、また
は(B)に示すようなテープ、もしは網からなる細長い
移動電極である。3は移動電極2を案内する複数個の電
極案内子4を取付けた支持体、50、51は該支持体3内に
それぞれ交わらないように設けられた孔からなる加工液
通路、6は加工液供給装置を構成する加工液タンク(図
示せず)より加工部に加工液を供給するポンプ、9は該
加工液供給装置に設けられた加工液吸引装置を構成する
加工液吸引ポンプであり、これらのポンプ6、9は、該
通路50または51に対し、それぞれ外部流路である供給流
路11Aおよび吸引流路10Aと、例えばモータ13により切換
え制御される切換え弁12、および外部流路11Bと外部流
路10Bを介して切換え接続される。7は前記支持体3に
取付けられた噴流ブロックであり、該噴流ブロック7に
は前記支持体3に設けられた通路50に連通する孔からな
る通路50Aと加工液の出入口50B(第2図(A)参照)と
を有し、出入口50Bが前記移動電極2に対して向けられ
ている。また、電極案内子4にも前記通路51に繋がる通
路51Aと加工液の出入口51Bとを有する。
前記支持体3は、数値制御装置により、Z軸方向に、ま
た必要に応じて、X、Y軸方向にも移動させられ、さら
には旋回を行なわせる場合もある。また、電極案内子4
は特開昭60−207722号にて示したように位置制御を行な
うことによって任意の形状が形成されるようにすること
もある。また、被加工物1を固定する加工テーブルにつ
いても前記支持体と同様の位置制御機構が設けられる。
移動電極2は図示しないガイドローラおよび図示の電極
案内子4によりガイドされ、巻取リール(図示せず)
に、移動電極2に所定の張力が付与されるように、連続
的に、あるいは間歇的に巻取られる。移動電極2と被加
工物1との間には、図示しない加工電源より、電圧パル
スを間歇的に印加し、かつ移動電極2と被加工物1との
間の加工間隙に出入口50B、51Bから加工液を噴出および
吸引しながら加工を行なう。
上述のように、加工液の通路を支持体3に設けた孔50、
51により形成することにより、支持体3が加工液通路と
して有効に利用され、また、電極案内子4の間の隙間に
噴流ブロック7を設けることにより、空間が有効に利用
された構造の装置が構成される。従って、移動電極2の
幅が小さい場合においても、充分な流量の加工液を確保
できる。
また、電極案内子4にも前記支持体3に設けた孔からな
る加工液通路50、51に連通する孔からなる通路50A、51A
と出入口50B、51Bとを設けたので、単に噴流ブロック7
のみから加工液を噴出する場合よりもより充分な加工液
流路を確保できる。
また、支持体3に相互に交わらない2系統の通路50、51
を設け、第1図の切換え弁12の状態において、加工液供
給ポンプ6を外部流路11A、11Bを介して一方の通路50に
連通させ、吸引ポンプ9は外部流路10A、10Bを介して他
方の通路51に連通させることにより、噴流ブロック7の
出入口50Bから加工液を噴出させ、電極案内子4の出入
口51Bを吸引口として使用することにより加工屑の排出
が円滑に行なえる。
さらに、第1図および第2図に示すように、前記ポンプ
6、9と通路50、51との間における外部流路10A、10B、
11A、11Bを介した接続を、モータ13により制御される切
換え弁12によって切換えることにより、第1図のよう
に、電極案内子4の出入口51Bは吸引口として用い、噴
流ブロック7の出入口50Bは噴出口として用いた状態か
ら、第2図のように、電極案内子4の出入口51Bを噴出
口として用い、噴流ブロック7の出入口50Bは逆に吸引
口として用いる等のように、噴出口と吸引口を交互に切
換え使用することにより、移動電極2の加工部分の全範
囲において、加工液の供給更新と発生加工屑の排出が万
遍なく行なえる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明においては、電極案内子を支
持する支持体に加工液が通る通路を設けると共に、前記
電極案内子間に加工液の出入口を設けたことを特徴とす
るものであり、この構成によれば、支持体が加工液供給
通路として兼用できると共に、電極案内子間のスペース
が有効に利用できるので、移動電極の幅が小さい場合に
おける初期加工段階においても、加工液の必要な流路断
面積が確保できる。
また、支持体に相互に交わらない2系統の加工液通路を
設け、一方の系統に繋がる出入口から加工液を噴出さ
せ、他方の系統の出入口を吸引口として使用することに
より加工屑の排出が円滑に行なえる。
さらに、2つの加工液通路にそれぞれつながる出入口を
噴出口と吸引口として交互に切換え使用することによ
り、移動電極の加工部分の全範囲において、加工液の供
給更新と発生加工屑の排出が万遍なく行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例を加工液流路を切換
えて示す側面図、第3図(A)は第1図のF−F断面
図、同(B)は移動電極の他の例を示す断面図である。 1:被加工物、2:移動電極、3:支持体、4:電極案内子、6:
加工液供給ポンプ、7:噴流ブロック、9:加工液吸引ポン
プ、10A:吸引流路、11A:供給流路、12:切換え弁、13:モ
ータ、50、50A、51、51A:加工液通路、50B、51B:出入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物に対して所定の間隔を保って対向
    させた複数個の電極案内子の表面に、細長い移動電極を
    張設し、該移動電極を前記複数個の電極案内子表面に沿
    って軸方向に移動させ、前記電極案内子間に設けた加工
    液の噴出口から加工液供給装置に繋がる前記電極案内子
    の支持体内加工液通路を介して加工間隙へ加工液を供給
    しつつ、前記電極と被加工物間に間歇的な電圧パルスを
    印加して両者間に放電パルスを発生させて加工する放電
    加工装置において、 前記電極案内子の案内面に前記支持体内の前記とは別の
    加工液通路を介して加工液供給装置に繋がる加工液出入
    口を設けると共に、前記加工液供給装置に加工液吸引装
    置を設け、更に前記支持体の前記2つの加工液通路に対
    し、前記加工液供給装置の加工液供給流路と吸引流路と
    の接続を交互に切換える切換え装置を設けてなることを
    特徴とする放電加工装置。
JP61120769A 1986-05-26 1986-05-26 放電加工装置 Expired - Lifetime JPH07106501B2 (ja)

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JP61120769A JPH07106501B2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 放電加工装置

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JPS62277223A JPS62277223A (ja) 1987-12-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6130325A (ja) * 1984-07-18 1986-02-12 Inoue Japax Res Inc 放電加工用電極装置

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JPS62277223A (ja) 1987-12-02

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