JPH0710613U - トランスミッションのギヤシフト装置 - Google Patents

トランスミッションのギヤシフト装置

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JPH0710613U
JPH0710613U JP3837093U JP3837093U JPH0710613U JP H0710613 U JPH0710613 U JP H0710613U JP 3837093 U JP3837093 U JP 3837093U JP 3837093 U JP3837093 U JP 3837093U JP H0710613 U JPH0710613 U JP H0710613U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
shift
transmission
gear
shift shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP3837093U
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English (en)
Inventor
精三 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH0710613U publication Critical patent/JPH0710613U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トランスミッション、特に、副変速機のギヤ切
り換え時に発生する不快な金属同士の衝突音を低減でき
るようにする。 【構成】トランスミッションのシフトシャフト4端部に
固定されたピストン3を摺動自在に収納するエアシリン
ダ2の前記ピストン3に流体圧を作用させてシフトシャ
フト4を軸方向に移動させる構成のトランスミッション
のギヤシフト装置において、エアシリンダ2内のピスト
ン移動方向両端壁に、シフト完了直前でピストン3が当
接した時にシフトシャフト4の移動に弾性抵抗力を与え
る皿バネ20を設けて、シフト完了位置でのピストン移
動速度を低下させるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トランスミッションのギヤシフト装置に関し、特に、流体圧式シフ トアクチュエータを備えたギヤシフト装置におけるシフト切換時の不快音を低減 する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トランスミッションにおいて、ギヤの係合、離脱を行うシフトフォーク を固着したシフトシャフトを軸方向へ移動させるために、流体圧式シフトアクチ ュエータとして、例えばエアシリンダを用いるものが知られている(例えば実公 昭60−35815号公報等参照)。
【0003】 このものは、シフトフォークを固着したシフトシャフトの一側端部にエアシリ ンダを設け、該エアシリンダ内のピストン両側のエア室内のエアの給排を制御す ることで、シフトシャフトを移動させてシフトの切り換えを行う構成である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、例えば副変速機のハイとローの切り換えにエアシリンダを利用する 場合、走行時のシフトの切り換えを早くするため、エアシリンダの径を大きくし てピストンに対する作用力を高めている。このため、副変速機のシフトの切り換 えを行うと、ギヤシフト完了時に、エアシリンダ内でピストンがシフト方向に面 するシリンダ壁に突き当たり、金属同士の衝突による不快な金属音が発生する場 合がある。特に、停車時は、走行中に比べて車両周辺が静かなために目立つ。
【0005】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、流体圧式シフトアクチュエ ータによるシフト切換完了時における不快音を低減するようにしたトランスミッ ションのギヤシフト装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案は、トランスミッションのシフトシャフト端部に固定された ピストンを摺動自在に収納するシリンダの前記ピストンに流体圧を作用させてシ フトシャフトを軸方向に移動させる流体圧式シフトアクチュエータを備えたトラ ンスミッションのギヤシフト装置において、前記シリンダ内のピストン移動方向 両端壁に、ピストン当接時にシフトシャフトの移動に抵抗力を与える皿バネを設 ける構成とした。
【0007】
【作用】
かかる構成において、ギヤシフト切換時に、流体圧シリンダ内のピストンがシ フト方向に移動すると、シフト完了直前に皿バネにピストンが当接する。その後 は、皿バネの弾性抵抗力によってピストンの移動速度が低下し、ピストンの移動 速度の低下に伴ってシフト完了位置におけるシリンダ壁面とピストンとの衝突エ ネルギが従来より小さくなる。このため、金属同士の衝突音が小さくなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は噛合うギヤをハイとローに切り換える副変速機に適用した実施例を示し たものである。 図において、トランスミッションケース1には、ギヤシフトするための流体圧 アクチュエータとしてエアシリンダ2が取り付けられている。エアシリンダ2内 部には、ピストン3が収納されその両側に2つのエア室を画成形成されている。 前記ピストン3に、シフトシャフト4の端部が固定され、このシフトシャフト4 の中間部に、シフトフォーク5が固定されている。前記シフトシャフト4は、ト ランスミッションケース1に軸方向(図中左右方向)移動自由に支持されている 。
【0009】 主変速機のメインシャフト6後部には、副変速機のサブハイギヤ7がスプライ ン嵌合され、サブカウンタシャフト8のハイギヤ9と噛み合いながらメインシャ フト6と一体に回転するようになっている。サブメインシャフト10先端は、メ インシャフト6内部にパイロットベアリング11で支持され、サブメインシャフ ト10上を遊転するサブローギヤ12がサブカウンタシャフト8のローギヤ13 と噛合うようになっている。
【0010】 サブメインシャフト10には、シンクロハブ14が一体加工され、シンクロハ ブ14外周にシンクロスリーブ15がスプライン嵌合されている。シンクロスリ ーブ15はシフトフォーク5先端に係合され、エアシリンダ2内のエア室に選択 的にエア圧を供給すると、ピストン3及びシフトシャフト4と共にサブハイギヤ 7側又はサブローギヤ12側へシフトフォーク5が移動するため、シンクロリン グ16とサブハイギヤ7又はサブローギヤ12側とのテーパ面に摩擦トルクを生 じさせ、同期完了後にシンクロピン17の進行により相手側サブハイギヤ7又は サブローギヤ12側のスプラインと噛合うことになる。
【0011】 前記エアシリンダ2内のピストン3の移動方向両端壁に、シフト切り換えに動 作に伴うピストン3の移動時に当該ピストン3が当接した時にシフトシャフト4 の移動に抵抗力を与える皿バネ20が、それぞれ設けられている。 かかる構成において、副変速機のシフト切換動作に伴ってエアシリンダ2内の エア室に選択的にエア圧が供給され、ピストン3がシフトシャフト4の軸方向に 移動するが、シフト完了直前において、対応する皿バネ20に当接する。その後 、更にピストン3はシフト完了位置まで移動するが、皿バネ20に当接した後は 、皿バネ20の弾性抵抗力でピストン3の移動速度は低下する。ピストン3の移 動速度の低下に伴い、シフト完了位置におけるシリンダ2壁面とピストン3との 衝突エネルギは従来より小さくなり、このため、シリンダ2壁面と皿バネ20を 介したピストン3との金属同士による不快な衝突音は低減される。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、シフトシャフトを軸方向へ移動させる流 体圧式シフトアクチュエータを備えたトランスミッションのギヤシフト装置にお いて、アクチュエータのシリンダ内におけるピストン移動方向両端壁に皿バネを 設け、シフト完了直前でピストンの移動に対して弾性抵抗力を与える構成とした ので、シフト完了位置におけるピストン移動速度を低下させてシリンダ内壁とピ ストンとの衝突エネルギを低減でき、シリンダ内壁とピストンとの金属同士の不 快な衝突音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すトランスミッションの
副変速機部分の構成図
【符号の説明】
1 トランスミッションケース 2 エアシリンダ 3 ピストン 4 シフトシャフト 5 シフトフォーク 7 サブハイギヤ 12 サブローギヤ 19 ピン式シンクロ機構 20 皿バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスミッションのシフトシャフト端部
    に固定されたピストンを摺動自在に収納するシリンダの
    前記ピストンに流体圧を作用させてシフトシャフトを軸
    方向に移動させる流体圧式シフトアクチュエータを備え
    たトランスミッションのギヤシフト装置において、前記
    シリンダ内のピストン移動方向両端壁に、ピストン当接
    時にシフトシャフトの移動に抵抗力を与える皿バネを設
    けたことを特徴とするトランスミッションのギヤシフト
    装置。
JP3837093U 1993-07-13 1993-07-13 トランスミッションのギヤシフト装置 Pending JPH0710613U (ja)

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JP3837093U JPH0710613U (ja) 1993-07-13 1993-07-13 トランスミッションのギヤシフト装置

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JP3837093U JPH0710613U (ja) 1993-07-13 1993-07-13 トランスミッションのギヤシフト装置

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JPH0710613U true JPH0710613U (ja) 1995-02-14

Family

ID=12523401

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JP3837093U Pending JPH0710613U (ja) 1993-07-13 1993-07-13 トランスミッションのギヤシフト装置

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JP (1) JPH0710613U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130493U (ja) * 1975-04-15 1976-10-21
JP2017003084A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 いすゞ自動車株式会社 変速機の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130493U (ja) * 1975-04-15 1976-10-21
JP2017003084A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 いすゞ自動車株式会社 変速機の制御装置

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