JPH0710572A - リング状金型に支持された板ガラスの曲げ及び焼戻しの方法と炉装置 - Google Patents

リング状金型に支持された板ガラスの曲げ及び焼戻しの方法と炉装置

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JPH0710572A
JPH0710572A JP6107801A JP10780194A JPH0710572A JP H0710572 A JPH0710572 A JP H0710572A JP 6107801 A JP6107801 A JP 6107801A JP 10780194 A JP10780194 A JP 10780194A JP H0710572 A JPH0710572 A JP H0710572A
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JP
Japan
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glass
bending
sheet
furnace
tempering
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Application number
JP6107801A
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English (en)
Inventor
Jukka Vehmas
ユッカ・ベーマス
Juha Paavola
ユハ・パーボラ
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Tamglass Engineering Oy
Original Assignee
Tamglass Engineering Oy
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/0258Gravity bending involving applying local or additional heating, cooling or insulating means

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は板ガラスを曲げ及び焼戻しする方法
及び炉装置に関するものである。板ガラスは処理工程全
体を介して同じ外形金型上に支持される。 【構成】 曲げ炉(10)は部分的に曲げられた板ガラ
スを焼戻しセクション(16)の方へ搬送するために、
板ガラスの移動方向に充分に長く設計されており、これ
によって板ガラスは曲げ炉(10)内で起こる移動中に
最終形状に到達する。このような目的のために、板ガラ
スは曲げ炉(10)内で板ガラスが最終形状に到達する
前に板ガラスが焼戻し温度に達するような高い効率によ
って加熱される。板ガラスの移動及び加熱は、それぞれ
の板ガラスの厚さ及び測定温度に基き個々に制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリング状金型に支持され
た板ガラスの曲げ及び焼戻しの方法に関するものであ
り、この方法は冷たい板ガラスをリング状金型に設置
し、板ガラスを伴うリング状金型を少なくとも一つの予
熱ステーションを介して曲げ炉に搬送し、予熱された板
ガラスを曲げ炉で、曲げ及び焼戻し温度に加熱し、更に
曲げられた板ガラスを対向面に冷却空気が噴射される焼
戻しセクションへと搬送する工程からなる。
【0002】本発明はまた板ガラスを曲げ及び焼戻しす
るための炉装置にも関するものであり、前記装置は搭載
及び積卸しステーション,搬送ワゴンに設けられた複数
の外形金型,別個の曲げ炉及び曲げられた板ガラスの対
向面に冷却空気を噴射するためのノズルが設けられた別
個の焼戻しセクションからなる。
【0003】
【従来の技術】本発明は特に外形金型を用いた重力によ
る曲げによって曲げ成形される比較的簡単な形状のガラ
スを曲げるのに適している。多くの自動車のサイドウィ
ンドーやバックライトは比較的単純な形状であるため
に、本発明の方法及び装置を用いることによって曲げ成
形することが可能である。実質的に同じ目的に用いられ
る公知の方法があり、この場合恒温ガラスを外形金型上
に落下させ、このガラスは慣性力及び外形金型の形状に
よって適した形状になる。この公知の方法は高生産性,
操作的信頼性に優れているなどの利点を有するが、しか
しまた高価であり,比較的長い交換時間(4乃至5時
間)がかかり,(金型にガラスを落下させるために)ガ
ラスの縁部周辺に跡が残る、及び個々の特殊ガラス用器
具が高価であるなどの欠点も有している。
【0004】一方、外形金型の原理に基いて作動する単
一の炉も知られており、この場合ガラスは上方からのみ
加熱され、ガラスは加熱時間を調節することによって定
められる曲げあるいは湾曲形状に曲げられる。単独炉で
は単純性,低価格などの利点が挙げられるが、低生産
性,最低厚さが比較的厚い(通常で5mm、時には4m
m),単純な曲げ形状,及びごく一般的な曲げ精度(曲
げ深さが曲げ時間によってのみ制御されるため)などの
顕著な欠点も含む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は改良し
た方法、及び安価で且つ金型のローコスト化と同時に生
産性に対して小型で、薄いガラスを曲げることと同様に
様々な厚さのガラスの曲げを容易にする改良型炉装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は本発明によっ
て、添付の請求項で記載されている特徴部に基いて達成
される。
【0007】順応性のある製造及びガラス形状の簡単な
交換は本発明による特に、各ガラスの移動及びガラスを
その厚さに従って個々にガラスの測定温度に加熱するこ
とによって達成される。この個々の移動システムを提供
することにおける重要な要素は、焼戻しセクションへの
加速移動の際の板ガラスの通過開始を促進するのに充分
な長さの曲げ炉、及び板ガラスが最終曲げ形状に到達す
る前に曲げ炉内での比較的長い加速移動である。板ガラ
スが予め定められた焼戻し温度、つまり薄い板ガラスほ
ど高い焼戻し温度に到達する際、移動動作は炉内で活発
化され、板ガラスは移動の途中で最終形状に達し、同時
に可能な限り短時間で炉から焼戻しセクションへと前進
するための充分な移動速度に到達する。
【0008】このことは先行の炉装置とは実質的に異な
り、この場合曲げ炉から焼戻しセクションへの移動は、
板ガラスの先行縁部が曲げ炉の排出開口部に可能な限り
接近する際に始まり、これによって移動の開始と焼戻し
の間での板ガラスの変形を減少させることが可能とな
る。
【0009】板ガラスは処理工程の間同じ外形金型によ
って支持される。搭載及び積卸しは同じステーションに
よって行われ、これにより搭載から予熱へと進む板ガラ
スは、焼戻しセクションの下方を移動するようになる。
予熱セクションは2段階に位置し、従って少なくとも一
つの予熱セクションは曲げ炉の下方に位置する。
【0010】本発明の実施例を添付の図面を参照して詳
述し、この図面は本発明の曲げ成形炉を斜視図で示して
いる。
【0011】
【実施例】曲げられる板ガラスは搭載及び積卸しが組み
合わせられたステーション(1)で外形金型(3)上に
冷たい状態で置かれる。外形金型(3)はワゴン(2)
上で焼戻しセクション(16)の下方に延びる下方水平
トラックに沿って、開口部(4)を介して、予熱セクシ
ョン(5)へと搬送される。開口部(4)は図示されて
いないがカバーによって開閉される。予熱セクション
(5)には、板ガラスを少なくとも上方から放射熱によ
って加熱するための抵抗(6)が設けられている。予熱
セクション(6)から金型(3)と板ガラスを伴う前記
ワゴン(2)は第2予熱セクション(8)の下方で空隙
(7)へと前進し、継続的に加熱するために、抵抗
(9)が設けられた予熱セクション(8)にホイストに
よって上昇する。公知の如く、熱が冷たいガラスに効果
的に伝達するためにかなり素早く予熱を行うことが可能
である。予熱で板ガラスは通常約500℃の温度に達す
る。必然的に予熱の最終温度は、多岐にわたる。
【0012】予熱されたガラスは外形金型(3)上で、
曲げ炉(10)に搬送され、この曲げ炉(10)は同時
に通常800℃乃至1000℃の範囲内の温度を有する
効果加熱室としての役割を果たす。曲げ炉(10)に
は、板ガラスが最終形状に達する前に板ガラスを急速に
その焼戻し温度に達するように加熱するための効果抵抗
(11)(12)(13)が設けられている。例えば4
mmのガラスは約15乃至20秒、500℃の温度から6
00℃乃至630℃の焼戻し温度(通常は615℃乃至
620℃)に加熱される。この急速加熱の間、ガラスは
また曲がるかあるいは撓む。パイロメーターは加熱及び
曲げガラスの温度を監視するために用いられる。実質的
に予め定められた温度に対応するかあるいはその温度に
近くなる温度に達する際、板ガラスの移動は板ガラスが
最終形状に曲げられる前に焼戻しセクション(16)の
方に加速して開始される。従って最終形状の曲げは、曲
げ炉(10)の中で比較的長い移動工程中に生じる。
【0013】上記の工程を実行可能にするために、板ガ
ラスの上方及び下方の抵抗領域と同様に曲げ炉(10)
は板ガラスの移動方向に通常よりも長く設けられる。通
常の場合には、曲げ炉(10)は予熱セクション(5)
及び(8)の約1.5倍の長さを有する。従って曲げ炉
(10)の上方抵抗領域(11)(12)(13)及び
下方抵抗領域(14)(15)は、板ガラスの移動方向
に抵抗領域(6)(9)の約1.5倍の長さを有する。
抵抗領域(6)(9)もまた板ガラスの移動方向に、例
えば自動車のバックライトのような一般的な板ガラスの
長さを明らかに越える長さを有している。曲げ炉(1
0)で抵抗領域は一般的な自動車のバックライトの2倍
の高さ以上の長さを有する。このことは板ガラスが、上
方及び下方抵抗領域間で板ガラスの移動方向で板ガラス
の寸法に対応する距離を炉(10)内で移動することを
可能にする。言い換えれば、焼戻しセクションへの移動
は板ガラスの先行縁部が曲げ炉(10)に含まれる排出
開口部(20)から一定距離離れた時点で開始され、前
記の距離は少なくとも板ガラスの高さ、すなわち移動方
向における板ガラスの寸法と等しくなる。柔らかい板ガ
ラスが外形金型上に支持された場合、特定の限定された
加速度しか加えることができないので、板ガラスには板
ガラスの先行縁部が曲げ炉(10)を離れる前に約1m/
s 、少なくとも約0.8m/s の移動速度が加えられる。
部分的に曲げられた板ガラスの移動は焼戻しセクション
(16)から最も離れた炉(10)の端部あるいはまた
板ガラスが初めに後退し、そして次に焼戻しセクション
(16)に向かって加速移動を開始する前記炉(10)
の中央部で開始される。前者は、板ガラスが完全に抵抗
領域の間に移動すると同時に、予熱セクション(8)か
ら曲げ炉(10)に到着した板ガラスが炉(10)の挿
入口端部で停止するために操作性の点において最も簡単
である。
【0014】炉(10)での熱配分は抵抗の配置によっ
て制御される。従って上方抵抗には板ガラスの移動方向
で実質的に炉の長さ全体に亘って延びる抵抗(11)が
設けられることが好ましい。抵抗(11)の端部にはさ
らに、抵抗領域の端部で熱効率が極端に下がるのを防ぐ
ために抵抗(11)と交差する抵抗(12)(13)が
設けられている。炉(10)の下方抵抗領域は交差方向
の抵抗(14)からなり、この抵抗(14)は実質的に
炉の加熱領域全体を覆い、この抵抗(14)の端部には
長手方向の抵抗(15)が設けられている。
【0015】曲げ炉(10)の抵抗領域(11)(1
2)(13)及び(14)(15)に含まれる予め定め
られた抵抗は、板ガラスが曲げ炉(10)に到達する前
に、特定の時間でスイッチが入るように調節される。予
め定められた抵抗はまた、板ガラスが曲げ炉を離れる時
点でスイッチが切られるように調節される。炉が空の状
態にある作業中断の間、スイッチが入ったままの状態に
ある抵抗だけが、積卸しされた曲げ炉(10)の温度を
実質的に安定させるために必要となるものである。この
構成の目的は、板ガラスが個々に操作及び加熱されるに
もかかわらず炉内抵抗の慣性質量遅延効果を解消するこ
とが可能である安定した且つ再生可能な環境を維持する
ことを可能にすることである。
【0016】公知の如く、当該ガラスでは厚さが薄いほ
どそれだけ高い焼戻し温度が必要となる。従って、炉は
高温でなければならない。従って、炉内の理想的な温度
は個々のガラスの厚さに応じ設定されなければならな
い。このことは各板ガラスは個別に移動するように、す
なわち板ガラスの移動は一時的且つ互いに局部的に独立
して移動するように作業制御しなければならない。作動
周期は通常約1分間すなわち1時間で炉が約60回板ガ
ラスの曲げ及び焼戻しを行う。もしも温度の均一化のた
めに板ガラスが搭載されていないワゴンを板ガラス2枚
につき1回搬送させるとすると、この数を例えば40シ
ート/hに減少することが可能である。曲げ炉(10)
内での薄い板ガラスの停止時間は通常僅か約10乃至1
5秒である。ある一定の間隔をおいて曲げ炉(10)は
空になる。炉(10)の抵抗領域で必要となる抵抗は、
例えば他の板ガラスが空の炉に到着する約10秒前にス
イッチが入れられる。
【0017】炉(10)内を加熱し過ぎないように板ガ
ラスを焼戻しへ可能な限り素早く移動させなければなら
ない。このことは板ガラスの最終曲げ工程中に、炉(1
0)内の上述した加速動作によって補助される。曲げか
ら焼戻しへの移動は、焼戻しセクション(16)内でノ
ズルボックス(17)(18)の接近動作が板ガラスの
先行縁部がノズルボックスの中間セクションに位置する
最下点を過ぎるとすぐに開始するように時間調節するこ
とによりさらに加速させることも可能である。従って板
ガラスの曲げ外形と適合するノズルボックスが問題とな
るが、前記ノズルは板ガラスに充分に接近した位置から
噴射することが可能である。板ガラスがノズルボックス
(17)(18)間で停止する際、ノズルボックス(1
7)(18)は、板ガラスの最終位置近くにすでに動か
されている。ファン(19)はノズルボックス(17)
(18)に冷却空気を提供する。
【0018】焼戻しが完了するとすぐに、前記ノズルボ
ックス(17)(18)は搭載及び積卸しステーション
(1)と並び且つそれよりも上方位置に板ガラスを搬送
するために相互に引き離される。搭載及び積卸しステー
ションが空の時、曲げ及び焼戻しされた板ガラスは、こ
の板ガラスを前記搭載及び積卸しステーション(1)に
搬送するために下方トラック面上に下降される。曲げ及
び焼戻しされた板ガラスは金型(3)から取り外され、
焼戻しセクション(16)の下方で予熱セクション
(5)に搬送される平らな冷たい板ガラスに交換され
る。
【0019】
【発明の効果】従って板ガラスは処理工程全体を介し
て、同じ外形金型上に支持される。このことは実質的
に、板ガラスが一つの支持台から他の支持台へと移動さ
れなければならないような場合と比較して、本装置の構
造や操作を簡単なものにする。炉装置の操作は完全に自
動化が可能であり、オペレーターはただ曲げられる板ガ
ラスの厚さについての情報をインプットすることだけが
必要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】炉装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 搭載及び積卸しステーション 2 ワゴン 3 外形金型 5 予熱セクション 8 第2予熱セクション 10 曲げ炉 16 焼戻しセクション 17,18 ノズルボックス 19 ファン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷たい板ガラスをリング状金型(3)上
    に載置し、板ガラスを伴うリング状金型を少なくとも一
    つの予熱セクション(5,8)を介して曲げ炉(10)
    に搬送し、予熱された板ガラスを曲げ炉(10)で、曲
    げ及び焼戻し温度に加熱し、更に曲げられた板ガラスを
    対向面に冷却空気が噴射される焼戻しセクション(1
    6)に搬送するリング状金型に支持された板ガラスを曲
    げ及び焼戻しする方法において、部分的に曲げられた板
    ガラスを曲げ炉内で抵抗領域間を加速度で焼戻しセクシ
    ョンへと搬送し、板ガラスの先行縁部が炉(10)に含
    まれる排出開口部(20)から一定距離だけ離れた時点
    で前記焼戻しセクションへの移動が開始し、前記の距離
    は少なくとも板ガラスの高さに等しいかあるいは移動方
    向における板ガラスの寸法と等しくなり、板ガラスの曲
    げ炉内での最終形状が前記移動の終了時点で得られるよ
    うに、前記の移動開始時を板ガラスの温度及び/または
    板ガラスの曲げ曲率に基いて決定することを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】 冷たい板ガラスをリング状金型(3)上
    に載置し、板ガラスを伴うリング状金型を少なくとも一
    つの予熱セクション(5,8)を介して曲げ炉(10)
    に搬送し、予熱された板ガラスを曲げ炉(10)で、曲
    げ及び焼戻し温度に加熱し、更に曲げられた板ガラスを
    対向面に冷却空気が噴射される焼戻しセクション(1
    6)に搬送するリング状金型に支持された板ガラスを曲
    げ及び焼戻しする方法において、板ガラスは曲げ炉(1
    0)内で板ガラスの最終形状に到達する前に、板ガラス
    が焼戻し温度に達するような高い熱効率で加熱され、且
    つ板ガラスが少なくとも焼戻し温度に近い予め定められ
    た温度に達するとすぐに、曲げ炉内で板ガラスの焼戻し
    セクションへの移動は開始され、最終形状への板ガラス
    の曲げは曲げ炉内で移動中に生じることを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 板ガラスの先行縁部が曲げ炉を離れる前
    の、曲げ炉内での板ガラスの移動距離は少なくとも移動
    方向における板ガラスの寸法の1.5倍であり、板ガラ
    スの移動速度は板ガラスの一部が曲げ炉(10)を離れ
    るまで移動の間加速されることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の方法。
  4. 【請求項4】 板ガラスの搭載及び積卸しを共通のステ
    ーション(1)で行い、冷たい板ガラスを焼戻しセクシ
    ョン(16)の下方を曲げ炉(10)の下方に位置する
    第1予熱セクション(5)へと搬送し、更に板ガラスは
    処理工程全体を介して同じ外形金型(3)上に支持され
    ることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  5. 【請求項5】 ガラスが薄いほど高い焼き戻し温度にな
    るような、それぞれのガラスの厚さに応じて予め定めら
    れた温度によって、曲げ炉(10)の温度はガラスの厚
    さに応じて個別に調節されることを特徴とする請求項1
    乃至4記載の方法。
  6. 【請求項6】 それぞれの板ガラスの移動や加熱は、板
    ガラスの厚さ及び測定温度に基いて個々に制御されるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5記載の方法。
  7. 【請求項7】 搭載及び積卸しステーション(1),搬
    送ワゴン(2)を含む複数の外形金型(3),少なくと
    も一つの予熱セクション(5,8),別個の曲げ炉(1
    0)及び曲げられた板ガラスの対向面に冷却空気を噴射
    するためのノズル(17,18)が設けられた焼戻しセ
    クション(16)からなる板ガラスを曲げ及び焼戻しす
    る炉装置において、曲げ炉(10)に含まれる抵抗領域
    (11)は板ガラスの移動方向に、少なくとも移動方向
    における板ガラスの1.5倍の長さを有し、曲げの最終
    工程で板ガラスは、板ガラスの曲げの間抵抗領域(1
    1)の境界内で焼戻しセクション(16)の方に水平方
    向に可動であることを特徴とする炉装置。
  8. 【請求項8】 板ガラスは曲げ炉内で、板ガラスの先行
    縁部が曲げ炉を離れる前に少なくとも0.8m/s の移動
    速度に板ガラスが達するように加速度が加えられること
    を特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つの予熱セクション(5)
    は曲げ炉(10)の下方に位置しており、搭載ステーシ
    ョン(1)から前記予熱セクション(5)への板ガラス
    の経路は焼戻しセクション(16)の下方に位置するこ
    とを特徴とする請求項7記載の装置。
  10. 【請求項10】 炉(10)の抵抗領域(11)に含ま
    れる予め定められた抵抗は、曲げ炉(10)内に板ガラ
    スが到着する前のある時点でスイッチが入れられ、板ガ
    ラスが曲げ炉を離れる際スイッチが切られるように調節
    され、これによってある一定の間隔をおいて炉が空にな
    る際、スイッチが入っている抵抗(11)だけが空の曲
    げ炉(10)の温度を実質的に一定に保つのに用いられ
    ることを特徴とする請求項7記載の装置。
  11. 【請求項11】 曲げ炉(10)には上方抵抗領域(1
    1)及び下方抵抗領域(14)が設けられ、前記上方抵
    抗領域(11)はその長手方向が板ガラスの移動方向と
    同じである抵抗を含み、前記下方抵抗領域(14)はそ
    の長手方向が上方抵抗の長手方向に対して横手方向に延
    びることを特徴とする請求項7乃至10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記抵抗領域(11,14)に含まれ
    る抵抗の端部には、上記抵抗に対して横手方向に延びる
    抵抗(13,12及び15)が設けられていることを特
    徴とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 曲げ炉(10)は板ガラスの移動方向
    に実質的に、好ましくは個々の予熱セクション(5,
    8)の長さよりも約1.5倍の長さを有することを特徴
    とする請求項7乃至9記載の装置。
  14. 【請求項14】 搭載及び積卸しステーション(1),
    搬送ワゴン(2)を含む複数の外形金型(3),少なく
    とも一つの予熱セクション(5,8),別個の曲げ炉
    (10)及び曲げられた板ガラスの対向面に冷却空気を
    噴射するためのノズル(17,18)が設けられた焼戻
    しセクション(16)からなる板ガラスを曲げ及び焼戻
    しする炉装置において、曲げ炉(10)の下方には予熱
    セクション(5)があり、この予熱セクション(5)の
    板ガラスの移動方向における長さは実質的に曲げ炉の長
    さよりも短く、搭載及び積卸しステーション(1)及び
    前記予熱セクション(5)間の経路は焼戻しセクション
    (16)の下方に延び、板ガラスは処理工程全体を介し
    て同じ外形金型(3)上に支持されることを特徴とする
    炉装置。
  15. 【請求項15】 曲げ炉(15)内で容易に曲がる板ガ
    ラスは、板ガラスが曲がる間に加速度で焼戻しセクショ
    ンの方へ搬送され、移動距離及び加速は板ガラスの先行
    縁部が曲げ炉を離れる前に、板ガラスが少なくとも0.
    8m/s の速度になるように選択されることを特徴とする
    請求項14記載の装置。
JP6107801A 1993-04-23 1994-04-22 リング状金型に支持された板ガラスの曲げ及び焼戻しの方法と炉装置 Pending JPH0710572A (ja)

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FI931828 1993-04-23
FI931828A FI92816C (fi) 1993-04-23 1993-04-23 Menetelmä ja uunilaitteisto rengasmuotilla kannatetun lasilevyn taivuttamiseksi ja karkaisemiseksi

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JP (1) JPH0710572A (ja)
CN (1) CN1116237C (ja)
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AU (1) AU669778B2 (ja)
CA (1) CA2120577A1 (ja)
DE (1) DE69416028T2 (ja)
FI (1) FI92816C (ja)
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WO1998045214A1 (fr) * 1997-04-04 1998-10-15 Asahi Glass Company Ltd. Procede et appareil de bombage de plaques de verre
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