JPH0710529B2 - モルタル連続混練供給装置 - Google Patents

モルタル連続混練供給装置

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JPH0710529B2
JPH0710529B2 JP60096580A JP9658085A JPH0710529B2 JP H0710529 B2 JPH0710529 B2 JP H0710529B2 JP 60096580 A JP60096580 A JP 60096580A JP 9658085 A JP9658085 A JP 9658085A JP H0710529 B2 JPH0710529 B2 JP H0710529B2
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JP
Japan
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kneading
raw material
discharge port
vertical
cylinder
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JP60096580A
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JPS61255809A (ja
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秀行 宇田川
悟 寺村
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセメント等モルタルペースト組成物を連続的に
混合供給する装置に関するものであり、特にセルフレベ
リング材等、施工現場において大量のモルタルなどを連
続的に供給する場合に有効な混練供給装置を提供するも
のである。
(従来装置) 従来セメント等モルタル、ペーストの供給装置は、バッ
チ式のものであり、施工現場に連続的に供給する場合は
この装置にホッパー、ポンプ等を組合せて使用する事が
多かった。近年、小型の連続ミキサーが開発されたこと
に伴ないこれにホッパー、ポンプを組合せて使用したり
或は連続ミキサーにポンプを連動させたものが一部で使
用されるようになった。しかし、前者はホッパー部でモ
ルタルが滞留するためフレッシュモルタルの性状変化の
はげしいものには不向きであり、また、自動化、省力化
も困難である。更に後者のうちポンプと連動したもので
は、モルタルの滞留はなく自動化、省力化は可能である
が、現在の装置は、すべてプレミックス品(セメント、
砂、混和材等があらかじめ混合されたもの)を定量供給
し、水と混練するだけのものであり、セメント、砂、混
和材等を別々に投入して混練しながらモルタル等を連続
供給する事はできないものである。
この他、連続混合供給装置として、例えば特開昭56-404
25号公報に提案されているように、1本のスクリュー軸
を支持する長尺の混合室上に複数の原料投入ホッパ及び
給水口をスクリュー軸に沿って所定間隔で直列的に配設
した装置がある。
この種の装置は、各原材料の混合過程を1本のスクリュ
ー軸上に沿って区分するものであるため混合室が長尺大
型化するばかりか混練機構が横置型であるから混練物が
混合室の底部に溜まり易く、攪拌効率の低下と混練りス
ペースの減少をもたらす。
更に、この種の装置の本質的欠点は、粉体と水との接触
域に混練手段としてのスクリューが存在するので付着物
の量が増してその分大きな駆動力を必要とすることであ
る。
即ち、一般に粉体は液体と接触するときに最も付着し易
いから接触域には混練機構就中、スクリュー又は羽根等
は存在しないことが付着物を増大させないために好まし
いのである。
(目的) 本発明は、上記粉体の性質を考慮して液体と粉体との接
触域を混練機構の上方に存在させるようにすると共に混
合機構を内蔵する混合円筒を縦型として混合及び混練物
の送出能力を高めるものである。
更に、施工現場への移動及び設置を容易にするため縦型
混合円筒に対して複数の原料供給装置を水平に並列させ
て隣設することによってより小型の装置を提供するもの
である。
また複数の原料定量供給装置を1個の駆動源で駆動する
ようにするものである。
(構成) 本発明装置は、垂直円筒の上部に固設された回転駆動装
置の垂直回転軸に混練機構と混練物送出手段が軸着され
ると共に前記送出手段の2次側に混練物送出口を備えた
縦型混練送出円筒と、垂直仕切板を介して区画されて隣
設されると共に夫々に定量供給手段と排出口を備えた複
数の原料供給装置を備えた原料供給室と、前記排出口が
前記混練送出円筒の胴側壁であって前記混練機構の上方
に位置して連接開口され、前記連接開口された排出口と
前記混練機構との間に混練液供給口が開口され、前記混
練機構の上方に散布液と粉体との接触域を形成するよう
にして混合するようにしたものである。
原料定量供給装置は、複数並行隣設されると共にスクリ
ューを内蔵したものが好ましく更に各スクリュー軸は回
転比可変型伝動装置を介して1個の駆動源に連結される
のが好ましい。
本発明において混練機構は、その駆動用モータが混練送
出円筒の上部に設けられ、該筒内に垂設支持された回転
軸を介して駆動される。
また、混練機構の直下にスクリュー又はポンプ等の混練
物送出手段が軸着されていることによって混練物の連続
的且つ能率的な送出ができる。
以下に本発明の実施例装置を図について説明する。
1は垂直に設けられた混練送出円筒、2は変速可能な駆
動モータ、3は回転軸であって、円筒1の中心に支持さ
れ、下部に一軸攪拌式混練機構4と送出スクリュー又は
ポンプ5を軸着している。6は軸受、7は円筒下端に連
接した送出管である。
20は原料供給室であって、内部が仕切板22,23によって
3分されて区画されると共に夫々の上部にホッパ25,27,
29と底部にスクリュー26,28,30を備えた原料供給装置A,
B,Cが設けられ、夫々の排出口35,36,37が混練送出円筒
胴部側壁8に連接開口されている。
なお、各排出口は図示しない閉止板等によって閉塞可能
に構成されている。
上記連接開口位置は、混練機構4より上方であることが
必要である。
夫々のスクリュー軸31,32,33の外側端即ち排出口と反対
側の軸端は供給室の側壁を貫通してギア又はプーリー等
による回転比可変型伝動装置38に連結されている。40は
可変速モータ等の駆動源である。
これによって各原料の配合割合と時間当り排出量が自由
に設定できる。
9は混練液を散布する給液口であって、混練機構4より
上方であって且つ原料排出口より下方に設けられ、その
数は任意であり、ホース等を介して液体定量供給装置10
に接続している。
液体供給は一般のポンプで可能であり、また流量計を設
けて定量供給するのがよい。
(作用) 上記装置において、各ホッパーに例えばセメント、骨
材、及び混和材の三種の材料を投入し、各供給装置から
の送出量が所定混合割合になるように伝動装置の回転比
を定めると共にモータ2及び40を駆動すると各材料は上
記設定割合で円筒内に排出され、給水と共に混練機構4
によって攪拌混合され混練モルタルとなって送出管7か
ら送出供給される。
本発明装置においては、粉体と給水の接触域Sが混練機
構内部でなく常に上流側に存在している。
而して混練機構の上流には垂直回転軸があるだけである
から粉体の付着量及び付着による影響は極めて小さい。
送出スクリュー5は供給現場が遠い場合等、モルタルの
送出能力を高めるものであり、また送出供給量はモータ
2,40の速度を調節することによって容易に変更できる。
(効果) 本発明装置においては複数の原料が所望する割合と速度
で垂直混練円筒内に水平に排出されて供給され、この原
料粉体に対して散布される混練液が混練機構4より上方
の接触域Sで行なわれるので粉体の付着がなく従って混
練駆動力の損失が少なくまた混練効率も向上する。
更に、混練機構が縦型であるから混練物の滞留がなくそ
れ自体の外部送出力も大きくなる。
本発明装置は混練円筒が垂直であると共に各原料定量供
給装置が共通の供給室内に水平に並列されて収容されて
いるから装置の設置面積が小さくでき現場への移動が容
易且つ便利に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の平面図、第2図は縦断側面図、第
3図は粉粒体原料定量供給室の排出口側の端面図であ
る。 1は混練送出円筒、4は混練機構、5は送出用スクリュ
ー、8は胴部開口側壁、9は混練液供給口、20は原料供
給室、26,28,30はスクリュー、35,36,37は排出口、38は
回転比可変型伝動装置、A,B,Cは原料定量供給装置、S
は接触域である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直円筒の上部に固設された回転駆動装置
    の垂直回転軸に混練機構と混練物送出手段が軸着される
    と共に前記送出手段の2次側に混練物送出口を備えた縦
    型混練送出筒と、垂直仕切板を介して区画されて隣設さ
    れると共に夫々に定量供給手段と排出口を備えた複数の
    原料供給装置を備えた横型原料供給室と、前記排出口が
    前記混練送出筒の胴側壁であって前記混練機構の上方に
    位置して連接開口され、前記連接開口された排出口と前
    記混練機構との間に混練液供給口が開口され、前記混練
    機構の上方に散布液と粉体との接触域を形成するように
    して混合することを特徴とするモルタルの連続混練供給
    装置。
  2. 【請求項2】原料供給装置の各定量供給手段がスクリュ
    ーであって原料排出口とは反対側の各スクリュー軸端が
    回転比可変型伝動装置に連結されると共に1個の駆動装
    置によって駆動される特許請求の範囲第1項記載の装
    置。
JP60096580A 1985-05-09 1985-05-09 モルタル連続混練供給装置 Expired - Lifetime JPH0710529B2 (ja)

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JPS61255809A JPS61255809A (ja) 1986-11-13
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JPS5925614Y2 (ja) * 1981-04-13 1984-07-27 スギウエエンジニアリング株式会社 現場用レミキシング装置

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