JPH07105094A - キャッシュメモリ装置 - Google Patents

キャッシュメモリ装置

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JPH07105094A
JPH07105094A JP5248935A JP24893593A JPH07105094A JP H07105094 A JPH07105094 A JP H07105094A JP 5248935 A JP5248935 A JP 5248935A JP 24893593 A JP24893593 A JP 24893593A JP H07105094 A JPH07105094 A JP H07105094A
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JP
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JP5248935A
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Inventor
Junichi Takusagawa
純一 田草川
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 リード要求アドレスとストア要求アドレスと
の一致を検出し、一致したエントリが二つ以上である場
合は、アドレスレジスタに登録されているリード要求を
待機させてキャッシュストアバッファ内に登録されてい
るストア要求を優先的に処理し、リード要求アドレスと
ストア要求アドレスとが一致したエントリの数が一つの
ときまたは一つになったときストアバッファからストア
データを読出し、同時にリード要求を実行してシャッシ
ュメモリからリードデータを読出し、ストアデータとリ
ードデータを組合せ回路において組合わせてリプライデ
ータとし、ストアバッファにストアデータが登録されて
いないときはストアバッファをバイパスして組合せ回路
に直接供給する。 【効果】 一つのワードアドレスに対してストア要求が
発生し続いて同じワードアドレスに対しリード要求が発
生したとき、メモリ確定待ち時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に用いら
れるキャッシュメモリ装置に関し、特にキャッシュメモ
リに対するストアデータを一時的に記憶するためのスト
アバッファを有するキャッシュメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の従来のキャッシュメモリ
装置は、一つのワードアドレスに対してストア要求が発
生し、続いて同じワードアドレスに対しリード要求が発
生した場合は、ストア要求がキャッシュメモリに反映さ
れるまで(メモリ確定待ちの間)、リード要求によるキ
ャッシュメモリの索引を待機させる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のキャッシュメモリ装置は、メモリ確定待ちの間、リー
ド要求によるキャッシュメモリの索引を待機させなけれ
ばならないため、リード処理の実行時間が長くかかると
いう欠点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のキャッシュメモ
リ装置は、主記憶装置の記憶内容の写しをブロック単位
で保持するキャッシュメモリと、前記キャッシュメモリ
に対する書込み要求を貯蔵しておくキャッシュストアバ
ッファと、キャッシュリード要求アドレスと前記キャッ
シュストアバッファに登録されているストア要求アドレ
スとの一致を検出するアドレス一致検出部と、前記アド
レス一致検出部において前記キャッシュリード要求アド
レスと前記ストア要求アドレスとの一致を検出したとき
キャッシュリード要求を待機させるキャッシュリード要
求待機部と、前記アドレス一致検出部において前記キャ
ッシュリード要求アドレスと前記ストア要求アドレスと
の一致を検出したとき前記ストア要求アドレスが一つで
あるか否かを判定するストア要求アドレス判定部と、前
記アドレス一致検出部において一致を検出したとき前記
ストア要求アドレスが一つでないとき前記ストア要求ア
ドレスが一つになるまで前記キャッシュメモリに対して
ストア要求を優先的に処理する優先処理部と、前記アド
レス一致検出部において一致を検出したとき前記ストア
要求アドレスが一つであるときまたは前記優先処理部に
よる処理結果前記ストア要求が一つになったとき前記ス
トア要求のデータを読出すストアデータ読出部と、前記
アドレス一致検出部において一致を検出したとき前記ス
トア要求アドレスが一つであるときまたは前記優先処理
部による処理結果前記ストア要求が一つになったとき前
記要求アドレス待機部によって待機させられていた前記
キャッシュリード要求を実行するキャッシュリード要求
実行部と、前記ストアデータ読出部によって得られたス
トアデータと前記キャッシュリード要求実行部によって
得られたキャッシュリードとを組合わせて前記キャッシ
ュリード要求に対するリプライデータを生成するリプラ
イデータ生成部と、前記ストアデータ読出部によって得
られたストアデータが前記キャッシュストアバッファに
未登録の場合に前記ストアデータを前記キャッシュスト
アバッファに登録するタイミングで前記キャッシュスト
アバッファをバイパスして前記ストアデータを組合わせ
るためのストアデータ組合わせ部に対して供給するスト
アデータ供給部とを備えたものである。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0006】図1は本発明の一実施例を示すブロック
図、図2は図1の実施例の比較回路の詳細を示す回路
図、図3は図1の実施例の1/nチェック回路の詳細を
示す回路図、図4は図1の実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【0007】図1において、アドレスレジスタ(RQA
R)1は、キャッシュアクセス要求のアドレスを保持す
るレジスタである。アドレスアレイ(AA)2およびデ
ータアレイ(DA)3は、それぞれセットアソシアティ
ブ方式のキャッシュメモリのアドレスアレイ部およびデ
ータアレイ部である。アドレス部(SAB)4および有
効フラグ部(SAV)21、それぞれ4エントリで構成
されるキャッシュストアバッファのアドレス部とそのエ
ントリに登録されているストア要求が現在有効であるか
否かを示する有効フラグ部である。また、データ部(S
DB)5およびマスク情報部(SMB)6は、それぞれ
同じキャッシュストアバッファのデータ部およびデータ
部(SDB)5に登録されているワードデータ内のどの
バイト位置のデータをストアするかを示すマスク情報部
である。ライトアドレスレジスタ(SWA)7は、アド
レス部(SAB)4および有効フラグ部(SAV)21
に対してライトアドレスを指示するレジスタ、ライトア
ドレスレジスタ(DWA)8は、データ部(SDB)5
およびマスク情報部(SMB)6に対してライトアドレ
スを指示するレジスタである。リードアドレスレジスタ
(SRA)9は、アドレス部(SAB)4および有効フ
ラグ部(SAV)21並びにデータ部(SDB)5およ
びマスク情報部(SMB)6に対してリードアドレスを
指示するレジスタである。比較回路10は、アドレスレ
ジスタ(RQAR)1の内容とアドレス部(SAB)4
の内容とを比較する回路である。1/nチェック回路1
1は、比較回路10で一致を検出したエントリの数が1
であるか否かを判定する回路である。ヒットアドレス生
成回路12は、比較回路10で一致を検出したエントリ
のアドレスを生成する回路である。比較器13は、アド
レスレジスタ(RQAR)1の内容とアドレスアレイ
(AA)2の内容とを比較する回路である。組合せ回路
14は、キャッシュメモリリードデータとストアデータ
とを組合せてリプライデータを生成する回路である。制
御回路15は、上記の各部の動作を制御する回路であ
る。
【0008】図2は図1の比較回路10の詳細を示す回
路図である。
【0009】図2において、アドレス部(SAB)4に
登録されているストア要求アドレスは、接続線105を
介して比較器31〜34に入力する。比較器31〜34
は、それを接続線103を介してアドレスレジスタ(R
QAR)1から入力するリード要求アドレスとエントリ
毎に比較する。アンドゲート35〜38は、それぞれ比
較器31〜34の出力信号と接続線106を介して有効
フラグ部(SAV)21からの有効フラッグとの論理積
演算を行い、その結果を接続線108を介して1/nチ
ェック回路11およびヒットアドレス生成回路12に送
るとともに、オアゲート39で論理和演算を行った結果
を接続線108を介して制御回路15に送る。
【0010】図3は図1の1/nチェック回路11の詳
細を示す回路図である。
【0011】図3において、接続線108を介して制御
回路15から送られてくるアドレスマッチ信号は、イン
バータ41〜44およびアンドゲート45〜48および
オアゲート49により、リード要求アドレスとアドレス
部(SAB)4に登録されているストア要求アドレスの
うちの何れか一つのエントリのみと一致しているか否か
を調べられ、この結果は、接続線112を介して制御回
路15に送られる。上述のように構成したキャッシュメ
モリ装置は、アドレスレジスタ(RQAR)1にストア
要求アドレスが登録されたときは、接続線101および
切替え回路18および接続線102を介してアドレスア
レイ(AA)2を索引し、比較器13において接続線1
03を介してアドレスレジスタ(RQAR)1から入力
するストア要求アドレスと接続線110を介してアドレ
スアレイ(AA)2から入力するリードデータとを比較
し、キャッシュメモリ上に要求されているデータが存在
するか否かを接続線104を介して制御回路15に報告
する。
【0012】これと同時に、アドレスレジスタ(RQA
R)1は、接続線103を介してアドレス部(SAB)
4に対してストア要求アドレスを供給し、アドレス部
(SAB)4は、接続線122によってライトアドレス
レジスタ(SWA)7から示されるエントリにそれを登
録し、有効フラグ部(SAV)21は、対応するエント
リの有効フラッグをセットする。
【0013】一方ストアデータは、接続線118を介し
てデータ部(SDB)5に供給され、データ部(SD
B)5は、接続線123によってライトアドレスレジス
タ(DWA)8から示されるエントリにそれを登録す
る。同様に、ストアマスク情報は、接続線119を介し
てマスク情報部(SMB)6に供給され、マスク情報部
(SMB)6は、接続線123によってライトアドレス
レジスタ(DWA)8から示されるエントリにそれを登
録する。
【0014】ライトアドレスレジスタ(SWA)7およ
びライトアドレスレジスタ(DWA)8は、それぞれが
示すエントリに対する登録が終了すると、それぞれ+1
カウンタ22および23によってサイクリックにカウト
アップを行う。
【0015】ストア要求アドレス(ストアアドレス)と
ストアデータおよびストアマスク情報とは必ずしもキャ
ッシュストアバッファに同時に登録されるわけではな
い。従ってストアアドレスおよびストアデータおよびス
トアマスク情報がすべてキャッシュストアバッファに登
録された後、接続線124を介してリードアドレスレジ
スタ(SRA)9が示すエントリの読出しを行い、スト
ア要求がキャッシュメモルにヒットしているときは、接
続線120および切替え回路18を介してストアアドレ
スをキャッシュメモリのセットアドレスとして供給し、
接続線121を介してストアデータを供給してデータア
レイ(DA)3に登録する。ストアマスク情報は、接続
線125を介して制御回路15に送られ、データアレイ
(DA)3に対する書込み指示信号の生成に用いられ
る。
【0016】リードアドレスレジスタ(SRA)9は、
キャッシュストアバッファに対する読出し指示が終了す
ると、+1カウンタ24によってサイクリックにカウト
アップを行う。
【0017】アドレスレジスタ(RQAR)1にリード
要求アドレスが登録されたときは、接続線101および
切替え回路18および接続線102を介してアドレスア
レイ(AA)2およびデータアレイ(DA)3を索引
し、比較器13において接続線103を介してアドレス
レジスタ(RQAR)1から入力するリード要求アドレ
スと接続線110を介してアドレスアレイ(AA)2か
ら入力するリードデータとを比較し、キャッシュメモリ
上に要求されているデータが存在するか否かを接続線1
04を介して制御回路15に報告する。
【0018】これと同時に、アドレスレジスタ(RQA
R)1のリード要求アドレスおよびアドレス部(SA
B)4に登録されているストア要求アドレスは、それぞ
れ接続線103および接続線105を介して比較回路1
0に入力し、比較回路10は、それらを比較する。この
とき、アドレス部(SAB)4各エントリの有効フラグ
を有効フラグ部(SAV)21から読出し、接続線10
6を介して比較回路10に供給する。比較回路10によ
る比較の結果、リード要求アドレスとストア要求アドレ
スとが一致したエントリが存在したか否かを接続線10
7を介して制御回路15に報告し、一致したエントリの
数と位置とを接続線108を介して1/nチェック回路
11およびヒットアドレス生成回路12に報告する。
【0019】制御回路15は、比較器13から接続線1
04を介して送られてくる信号によってキャッシュメモ
リのヒットを検出し、かつ、接続線107を介して比較
回路10から送られてくる信号によってアドレスレジス
タ(RQAR)1に登録されているリード要求アドレス
とアドレス部(SAB)4に登録されているストア要求
アドレスとが一致していないことを検出したときは、デ
ータアレイ(DA)3のリードデータを、接続線111
および組合せ回路14を介してリプライデータとして接
続線126を介して要求元に返送する。
【0020】制御回路15は、比較器13から接続線1
04を介して送られてくる信号によってキャッシュメモ
リのヒットを検出し、かつ、接続線107を介して比較
回路10から送られてくる信号によってアドレスレジス
タ(RQAR)1に登録されているリード要求アドレス
とアドレス部(SAB)4に登録されているストア要求
アドレスとが一致していることを検出したときは、ヒッ
トアドレス生成回路12から接続線112を介して送ら
れてくる信号によって、リード要求アドレスとストア要
求アドレスとが一致したエントリが一つであるか否かを
調べる。
【0021】一致したエントリが一つである場合は、ヒ
ットアドレス生成回路12においてその一致しているエ
ントリのエントリアドレスを生成し、接続線113を介
してデータ部(SDB)5およびマスク情報部(SM
B)6の索引を行う。データ部(SDB)5からのリー
ドデータは、接続線114および切替え回路16および
接続線116を介して組合せ回路14に入力する。マス
ク情報部(SMB)6からのリードデータは、接続線1
15および切替え回路17および接続線117を介して
組合せ回路14に入力する。組合せ回路14は、接続線
117を介して供給されるマスク情報により、接続線1
16を介して供給されるストアデータと接続線111を
介して供給されるリードデータとを組合わせてリプライ
データを生成し、接続線126を介して要求元に返送す
る。
【0022】図4(a)は上述の動作のタイミングチャ
ートである。
【0023】タイミングT0においては、アドレスレジ
スタ(RQAR)1にアクセスがない状態であり、キャ
ッシュストアバッファのアドレス部(SAB)4のエン
トリ0〜2にストア要求が登録されている状態を示して
いる。タイミングT1においてアドレスレジスタ(RQ
AR)1にリード要求が登録されると、アドレスアレイ
(AA)2を索引してキャッシュヒットを判定する。ま
た、リード要求アドレスとキャッシュストアバッファの
アドレス部(SAB)4に登録してあるアドレスとを比
較し、アドレス部(SAB)4のエントリ2とに登録し
てあるアドレスがリード要求アドレスと一致することを
判定する。この場合、一致するエントリの数が一つのみ
であるため、そのリード要求アドレスによってデータア
レイ(DA)3から読出したリードデータと、データ部
(SDB)5のアドレス部(SAB)4のエントリ2と
同じエントリから読出したストアデータとを組合わせ、
リプライデータを生成して要求元に返送する。(従来の
場合は、キャッシュストアバッファに登録されている全
てのストア要求をキャッシュメモリに反映させた後でな
ければ、リード処理を実行できないため、リード要求は
タイミングT5まで待たされる。)リード要求アドレス
とストア要求アドレスとが一致したエントリが二つ以上
である場合は、アドレスレジスタ(RQAR)1に登録
されているリード要求に待機を指示し、キャッシュスト
アバッファ内に登録されているストア要求を優先的に処
理する。
【0024】制御回路15は、上記のストア要求の優先
処理を監視しており、ヒットアドレス生成回路12から
接続線112を介して送られてくる信号によってリード
要求アドレスとストア要求アドレスとが一致したエント
リの数が一つになったことを検出すると、その時点でア
ドレスレジスタ(RQAR)1に登録されているリード
要求の待機を解除し、データアレイ(DA)3を索引し
てリードデータを接続線111を介して組合せ回路14
に供給する。
【0025】これと同時に、ヒットアドレス生成回路1
2において一致しているエントリのエントリアドレスを
生成し、接続線113を介してデータ部(SDB)5お
よびマスク情報部(SMB)6の索引を行う。データ部
(SDB)5からのリードデータは、接続線114およ
び切替え回路16および接続線116を介して組合せ回
路14に入力する。マスク情報部(SMB)6からのリ
ードデータは、接続線115および切替え回路17およ
び接続線117を介して組合せ回路14に入力する。組
合せ回路14は、接続線117を介して供給されるマス
ク情報により、接続線116を介して供給されるストア
データと接続線111を介して供給されるリードデータ
とを組合わせてリプライデータを生成し、接続線126
を介して要求元に返送する。
【0026】図4(b)は上述の動作のタイミングチャ
ートである。
【0027】タイミングT0においては、アドレスレジ
スタ(RQAR)1にアクセスがない状態であり、キャ
ッシュストアバッファのアドレス部(SAB)4のエン
トリ0〜2にストア要求が登録されている状態を示して
いる。タイミングT1においてアドレスレジスタ(RQ
AR)1にリード要求が登録されると、アドレスアレイ
(AA)2を索引してキャッシュヒットを判定する。ま
た、リード要求アドレスとキャッシュストアバッファの
アドレス部(SAB)4に登録してあるアドレスとを比
較し、アドレス部(SAB)4のエントリ0〜2とに登
録してあるアドレスがリード要求アドレスと一致するこ
とを判定する。この場合、一致するエントリの数が三つ
であるため、リード要求はアドレスレジスタ(RQA
R)1で保留される。タイミングT2において、キャッ
シュストアバッファのアドレス部(SAB)4のエント
リ0に登録されているストアデータがデータアレイ(D
A)3に書込まれる。タイミングT3においては、キャ
ッシュストアバッファのアドレス部(SAB)4のエン
トリ1に登録されているストアデータがデータアレイ
(DA)3に書込まれる。タイミングT4においては、
リード要求アドレスと一致するエントリの数が一つとな
るため、エントリ2に登録されているストアデータをデ
ータアレイ(DA)3に書込むのを中止し、リード要求
アドレスによってデータアレイ(DA)3から読出した
リードデータと、データ部(SDB)5のアドレス部
(SAB)4のエントリ2と同じエントリから読出した
ストアデータとを組合わせ、リプライデータを生成して
要求元に返送する。タイミングT5においては、キャッ
シュストアバッファのアドレス部(SAB)4のエント
リ2に登録されているストアデータがデータアレイ(D
A)3に書込まれる。(従来の場合は、キャッシュスト
アバッファに登録されている全てのストア要求をキャッ
シュメモリに反映させた後でなければ、リード処理を実
行できないため、リード要求は次のタイミングまで待た
される。)上述のように、制御回路15は、リード要求
アドレスとキャッシュストアバッファに登録されている
ストア要求アドレスとが一致し、その一致したキャッシ
ュストアバッファのエントリの数が一つのみであると
き、または一致したキャッシュストアバッファのエント
リの数が二つ以上であってキャッシュストアバッファ内
に登録されているストア要求を優先的に処理して一致す
るキャッシュストアバッファのエントリの数が一つにな
ったとき、キャッシュメモリのデータ部(SDB)5お
よびマスク情報部(SMB)6の該当するエントリのデ
ータを読出そうとするが、この時点でデータ部(SD
B)5およびマスク情報部(SMB)6に対してそれぞ
れストアデータおよびマスク情報が演算器26から登録
されていない場合は、組合せ回路14に対してデータを
供給することは不可能である。
【0028】この場合、演算器26から制御回路15に
対してストアデータ登録要求が行われるまで、アドレス
レジスタ(RQAR)1に登録されているリード要求に
待機を指示し、ストアデータ登録要求が行われた時点で
待機を解除し、データアレイ(DA)3を索引してリー
ドデータを接続線111を介して組合せ回路14に供給
する。
【0029】またストアデータを接続線118を介して
データ部(SDB)5に登録すると同時に、切替え回路
16および接続線116を介して組合せ回路14に供給
する。一方、マスク情報は、接続線119を介してマス
ク情報部(SMB)6にに登録すると同時に、切替え回
路17および接続線117を介して組合せ回路14に供
給する。組合せ回路14は、接続線117を介して供給
されるマスク情報により、接続線116を介して供給さ
れるストアデータと接続線111を介して供給されるリ
ードデータとを組合わせてリプライデータを生成し、接
続線126を介して要求元に返送する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキャッシ
ュメモリ装置は、リード要求アドレスとストア要求アド
レスとの一致を検出し、一致したエントリが二つ以上で
ある場合は、アドレスレジスタに登録されているリード
要求を待機させてキャッシュストアバッファ内に登録さ
れているストア要求を優先的に処理し、リード要求アド
レスとストア要求アドレスとが一致したエントリの数が
一つのときまたは一つになったときストアバッファから
ストアデータを読出し、同時にリード要求を実行してシ
ャッシュメモリからリードデータを読出し、ストアデー
タとリードデータを組合せ回路において組合わせてリプ
ライデータとし、ストアバッファにストアデータが登録
されていないときはストアバッファをバイパスして組合
せ回路に直接供給することにより、一つのワードアドレ
スに対してストア要求が発生し、続いて同じワードアド
レスに対しリード要求が発生した場合に、メモリ確定待
ち時間を短縮できるという効果があり、従ってキャッシ
ュメモリの性能を向上させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の比較回路の詳細を示す回路図で
ある。
【図3】図1の実施例の1/nチェック回路の詳細を示
す回路図である。
【図4】図1の実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 アドレスレジスタ(RQAR) 2 アドレスアレイ(AA) 3 データアレイ(DA) 4 アドレス部(SAB) 5 データ部(SDB) 6 マスク情報部(SMB) 7 ライトアドレスレジスタ(SWA) 8 ライトアドレスレジスタ(DWA) 9 リードアドレスレジスタ(SRA) 10 比較回路 11 1/nチェック回路 12 ヒットアドレス生成回路 13 比較器 14 組合せ回路 15 制御回路 16〜18 切替え回路 21 有効フラグ部(SAV) 22〜24 +1カウンタ 26 演算器 31〜34 比較器 35〜38 アンドゲート 39 オアゲート 41〜44 インバータ 45〜48 アンドゲート 49 オアゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置の記憶内容の写しをブロック
    単位で保持するキャッシュメモリと、 前記キャッシュメモリに対する書込み要求を貯蔵してお
    くキャッシュストアバッファと、 キャッシュリード要求アドレスと前記キャッシュストア
    バッファに登録されているストア要求アドレスとの一致
    を検出するアドレス一致検出部と、 前記アドレス一致検出部において前記キャッシュリード
    要求アドレスと前記ストア要求アドレスとの一致を検出
    したときキャッシュリード要求を待機させるキャッシュ
    リード要求待機部と、 前記アドレス一致検出部において前記キャッシュリード
    要求アドレスと前記ストア要求アドレスとの一致を検出
    したとき前記ストア要求アドレスが一つであるか否かを
    判定するストア要求アドレス判定部と、 前記アドレス一致検出部において一致を検出したとき前
    記ストア要求アドレスが一つでないとき前記ストア要求
    アドレスが一つになるまで前記キャッシュメモリに対し
    てストア要求を優先的に処理する優先処理部と、 前記アドレス一致検出部において一致を検出したとき前
    記ストア要求アドレスが一つであるときまたは前記優先
    処理部による処理結果前記ストア要求が一つになったと
    き前記ストア要求のデータを読出すストアデータ読出部
    と、 前記アドレス一致検出部において一致を検出したとき前
    記ストア要求アドレスが一つであるときまたは前記優先
    処理部による処理結果前記ストア要求が一つになったと
    き前記要求アドレス待機部によって待機させられていた
    前記キャッシュリード要求を実行するキャッシュリード
    要求実行部と、 前記ストアデータ読出部によって得られたストアデータ
    と前記キャッシュリード要求実行部によって得られたキ
    ャッシュリードとを組合わせて前記キャッシュリード要
    求に対するリプライデータを生成するリプライデータ生
    成部と、 前記ストアデータ読出部によって得られたストアデータ
    が前記キャッシュストアバッファに未登録の場合に前記
    ストアデータを前記キャッシュストアバッファに登録す
    るタイミングで前記キャッシュストアバッファをバイパ
    スして前記ストアデータを組合わせるためのストアデー
    タ組合わせ部に対して供給するストアデータ供給部とを
    備えることを特徴とするキャッシュメモリ装置。
  2. 【請求項2】 キャッシュリード要求アドレスとキャッ
    シュストアバッファに登録されているストア要求アドレ
    スとをエントリ毎に比較する複数の比較器と、前記複数
    の比較器の対応する比較器の出力信号とキャッシュスト
    アバッファからの有効フラッグとの論理積演算を行う複
    数のアンドゲートと、前記複数のアンドゲートの出力信
    号の論理和演算を行うオアゲートとを有するアドレス一
    致検出部を備えることをことを特徴とする請求項1記載
    のキャッシュメモリ装置。
JP5248935A 1993-10-05 1993-10-05 キャッシュメモリ装置 Withdrawn JPH07105094A (ja)

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JP (1) JPH07105094A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6442665B2 (en) 2000-06-26 2002-08-27 Fujitsu Limited Data processing device

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