JPH07105058A - リレーショナル・データ・ベース・マネージメント・システム - Google Patents

リレーショナル・データ・ベース・マネージメント・システム

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Publication number
JPH07105058A
JPH07105058A JP5265516A JP26551693A JPH07105058A JP H07105058 A JPH07105058 A JP H07105058A JP 5265516 A JP5265516 A JP 5265516A JP 26551693 A JP26551693 A JP 26551693A JP H07105058 A JPH07105058 A JP H07105058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
command
processing
data
basic
Prior art date
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Pending
Application number
JP5265516A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Tajima
年浩 田島
Yasuhiro Tsutsumi
康弘 堤
Hiroshi Nakajima
宏 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Priority to JP5265516A priority Critical patent/JPH07105058A/ja
Publication of JPH07105058A publication Critical patent/JPH07105058A/ja
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リレーショナル・データ・ベースを高速に検
索処理を実行できるようにする。 【構成】 更新コマンドが入力されて基本テーブルの更
新処理が行われると、更新処理が行われた基本テーブル
のデータ特性分布が解析される。検索コマンドが入力さ
れると、その検索コマンドが蓄積されて検索コマンドの
使用状況が使用状況監視処理15によって監視される。検
索コマンドの使用状況に応じて、テーブル編集処理16に
よって基本テーブルの編集または高速検索テーブルの作
成を行う。また、検索コマンドが入力されると、検索処
理作成処理19によってリレーショナル・データ・ベース
2を検索する最適な検索処理経路が決定されてその検索
経路にしたがって、リレーショナル・データ・ベース2
の検索が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は、データ・ベース、とくにリレ
ーショナル・データ・ベースを管理するリレーショナル
・データ・ベース・マネージメント・システムに関す
る。
【0002】
【従来技術とその問題点】近年、リレーショナル・デー
タ・ベース・システムにおいては、多くのデータを取り
扱うようになり、その検索時間が非常に重要視されてき
た。たとえば、リレーショナル・データ・ベースに数十
万から数百万のデータが登録されていると、1回の検索
について検索処理時間が数十秒から数分要するという状
況が発生している。
【0003】リレーショナル・データ・ベースの設計に
おいて、最も重要なものにデータを格納するテーブル構
造の設計がある。このテーブル構造をどのような構造に
するか、またインデックスをテーブルのどの項目に張る
かによって、検索処理時間が数倍から数十倍短くなる。
そのため、リレーショナル・データ・ベース・システム
の設計者は、テーブル構造の設計に設計期間のおよそ1
/3を費やす。設計者は、リレーショナル・データ・ベ
ース・システムを構築する際、リレーショナル・データ
・ベース・システムを使用するユーザに、リレーショナ
ル・データ・ベースに登録するデータの関連、使用目
的、使用方法等の設計条件についてヒヤリングを行っ
て、その設計条件に応じてリレーショナル・データ・ベ
ースのテーブル構造の設計を行う。
【0004】しかしながら、設計者は、実際に、設計条
件のすべてを考慮したリレーショナル・データ・ベース
・システムを構築することは困難である。そのために、
設計者は、設計条件から設計者が理解しやすいテーブル
構造で設計する、設計段階において実際の使用状況が想
定できない、またリレーショナル・データ・ベース・シ
ステムが稼働されるときにデータ、項目等が追加、変更
されてテーブル構造が変更される、という状況が発生す
る。したがって、初期に作成したテーブル構造が現在稼
働しているリレーショナル・データ・ベース・システム
に合わないテーブル構造となる場合が非常に多く起こ
り、検索処理時間が長くかかるという問題が発生してい
る。
【0005】このような問題を解決するために、設計者
は、現在稼働しているリレーショナル・データ・ベース
のテーブル構造を解析して再設計しなければならない。
しかしながら、テーブル構造の解析には時間がかかる、
また再設計には開発費用がかかるという問題も起こって
いる。
【0006】また、コンピュータ・システムのダウンサ
イジングによって、パーソナル・コンピュータ、ワーク
ステーション等のスプレッド・シート(ソフトウェア)
と、リレーショナル・データ・ベースとを組み合わせて
容易にリレーショナル・データ・ベース・システムを構
築できるようになってきた。そのため、一般のユーザが
リレーショナル・データ・ベース・システムを構築して
使用することができるようになった。
【0007】しかしながら、リレーショナル・データ・
ベースの設計、すなわち、テーブル構造の設計のノウハ
ウ(know/how)をまったく持たない一般のユー
ザが構築したリレーショナル・データ・ベース・システ
ムにおいては、検索処理時間が非常に長くかかり、使い
ものにならないという状況も発生している。
【0008】リレーショナル・データ・ベース・システ
ムを高速に検索するためにインデックス・テーブルが用
いられる。公知のリレーショナル・データ・ベース・マ
ネージメント・システム(たとえば、ORACLE,I
NFORMIX等)においても、インデックス・テーブ
ルが用いられている。
【0009】しかしながら、テーブルのどの項目にイン
デックスを張ってインデックス・テーブルを作成するか
ということが問題になる。たとえば、多くの項目につい
てインデックスを張りすぎると、インデックスを張る前
よりも検索処理時間が長くなる、またテーブルを格納す
るための莫大なメモリ容量が必要となる、という問題が
起こる。
【0010】したがって、テーブルどの項目にインデッ
クスを張るか、またどのようなインデックス・テーブル
を作成するか、という開発段階における熟練した設計者
のノウハウが必要となり、一般の設計者では最適なイン
デックス・テーブルが設計できないという問題がある。
【0011】
【発明の開示】第1の発明は、リレーショナル・データ
・マネージメント・システムがコマンドの使用状況に応
じて最適なテーブルを作成し、リレーショナル・データ
・ベースの再設計を必要としないリレーショナル・デー
タ・ベース・マネージメント・システムを提供すること
を目的としている。
【0012】第1の発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システムは、データを格納
した基本テーブルおよび所定の高速検索テーブルをもつ
リレーショナル・データ・ベースを管理するリレーショ
ナル・データ・ベース・マネージメント・システムであ
り、コマンドを入力するコマンド入力手段、上記コマン
ド入力手段から入力されたコマンドが、上記基本テーブ
ルに対して更新処理を行うための更新コマンドである
か、または上記基本テーブルに対して検索処理を行うた
めの検索コマンドであるかを判定するコマンド解析手
段、上記基本テーブルに関する基本テーブル情報および
上記所定の高速検索テーブルに関する高速検索テーブル
情報を記憶するテーブル情報記憶手段、上記コマンド解
析手段によって更新コマンドと判定されたコマンドを、
上記基本テーブル情報を参照して、上記基本テーブルの
更新処理を行うための更新実行コマンドに変換する更新
処理作成手段、上記更新処理作成手段によって変換され
た更新実行コマンドにしたがって、上記基本テーブルの
更新処理を実行する更新処理実行手段、上記基本テーブ
ルに格納されたデータのデータ分布特性を解析するデー
タ特性解析手段、上記データ特性解析手段によって解析
されたデータ分布特性と、上記基本テーブルに格納され
たデータに関する情報とからなるテーブル特性情報を記
憶したテーブル特性情報記憶手段、上記コマンド解析手
段が検索コマンドと判定したコマンドを蓄積してそのコ
マンドの使用頻度を監視し、上記検索コマンドに関する
使用状況情報を生成する使用状況監視手段、上記テーブ
ル特性情報と上記使用状況情報とを参照して、上記基本
テーブルを編集するための編集実行コマンド、および高
速検索テーブルを作成するための編集実行コマンドを作
成するテーブル編集手段、上記テーブル編集手段によっ
て作成された編集実行コマンドにしたがって、基本テー
ブルの編集および高速検索テーブルの作成を実行するテ
ーブル編集実行手段、上記コマンド解析手段によって検
索コマンドと判定したコマンドについて、上記テーブル
特性情報を参照して、上記リレーショナル・データ・ベ
ースの検索処理を高速に行える最適な検索順序を決定
し、その検索順序にしたがって、上記リレーショナル・
データ・ベースの検索処理を実行するするための検索実
行コマンドを作成する検索処理作成手段、上記検索処理
作成手段によって作成された検索実行コマンドにしたが
って、上記リレーショナル・データ・ベースの検索処理
を実行する検索処理実行手段、ならびに上記検索処理実
行手段の検索処理によって得られた検索結果を出力する
出力手段を備えている。
【0013】第1の発明によると、更新コマンドが入力
されて基本テーブルの更新処理が行われると、更新処理
が行われた基本テーブルのデータ特性分布がデータ特性
解析手段によって解析される。一方、検索コマンドが入
力されると、その検索コマンドが蓄積されて検索コマン
ドの使用状況が使用状況監視手段によって監視される。
検索コマンドの使用状況に応じて、テーブル編集手段に
よって基本テーブルの編集または高速検索テーブルの作
成を行う編集実行コマンドが作成され、その編集実行コ
マンドにしたがって編集処理実行手段によってテーブル
を実行される。また、検索コマンドが入力されると、検
索処理作成手段によってリレーショナル・データ・ベー
スを検索する最適な検索処理経路が決定されてその検索
経路にしたがう検索コマンドが作成され、その検索コマ
ンドにしたがって検索処理実行コマンドによってリレー
ショナル・データ・ベースの検索が実行される。
【0014】したがって、リレーショナル・データ・ベ
ース・マネージメント・システムが、自動的に最適な基
本テーブルの編集および高速検索テーブルの作成を行う
ので、設計者の開発負荷が軽減されるとともに、リレー
ショナル・データ・ベースの構造が変更されてもリレー
ショナル・データ・ベースの再設計および保守の必要が
なくなる。
【0015】また、使用頻度の高い検索コマンドについ
て、基本テーブルの編集をおよび高速検索テーブルの作
成が行われ、これらのテーブルによって最適な検索経路
を決定しているので、検索処理を高速に実行することが
できる。これによって、通信回線によって接続された商
用リレーショナル・データ・ベース・システムにおいて
は、通信回線使用料を安価に抑えることができる。
【0016】第1の発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システムの好ましい実施態
様においては、上記テーブル編集手段は、あらかじめ設
定されたテーブル編集知識にしたがって上記検索実行コ
マンドを作成するものである。
【0017】第1の発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システムの好ましい実施態
様においては、上記検索処理作成手段は、あらかじめ設
定された最適検索知識にしたがって、最適な検索順序を
決定するものである。
【0018】したがって、熟練した設計者のノウハウに
よって基本テーブルの編集および高速検索テーブルの作
成が行えるので、ノウハウを持っていない設計者でも容
易にリレーショナル・データ・ベース・システムを構築
できる。
【0019】第1の発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システムの好ましい実施態
様においては、上記テーブル編集知識は、検索コマンド
の使用頻度が高い一つの検索条件によって連結され、か
つ、上記検索条件が複数に分割して使われるならば、上
記検索条件によって基本テーブルを分割して編集し、検
索コマンドの使用頻度の高い検索条件であり、かつ、複
数の検索条件が組合わせて使われるならば、上記複数の
検索条件を組合わせた、上記高速検索テーブルの1つで
ある検索キー・テーブルおよびインデックス・テーブル
を作成し、検索コマンドの使用頻度の高い検索条件であ
り、よくワイルド・カードが使われるならば、上記検索
条件によって基本テーブルを分割するとともに、上記高
速検索テーブルの1つであるインデックス・テーブルを
作成し、検索コマンドの使用頻度の高い検索条件が不等
式で表され、上記検索条件の不等式によって分割してグ
ループ化した、高速検索テーブルの1つであるクラスタ
リング・テーブルを作成し、検索コマンドの使用頻度の
高い検索条件が、複数に分割された基本テーブルにまた
がっているならば、それらの基本テーブルを統合を行う
ものである。
【0020】したがって、検索コマンドの使用状況に応
じて、基本テーブルの分割または統合が行われ、また、
検索キ・テーブル,インデックス・テーブル,クラスタ
リング・テーブルの中で最適な高速検索テーブルの作成
を行うことができる。
【0021】第2の発明は、公知のリレーショナル・デ
ータを高速に検索できるリレーショナル・データ・ベー
ス・マネージメント・システムを提供することを目的と
している。
【0022】第2の発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システムは、データを格納
した基本テーブルをもつリレーショナル・データ・ベー
ス、上記リレーショナル・データ・ベースを管理するマ
ネージメント・システム、上記マネージメント・システ
ムにコマンドを入力するコマンド入力手段および上記リ
レーショナル・データ・ベースの検索処理によって得ら
れた検索結果を出力する出力手段を備えたリレーショナ
ル・データ・ベース・システムにおいて、上記コマンド
入力手段から入力されたコマンドが、上記基本テーブル
に対して更新処理を行うための更新コマンドであるか、
または上記基本テーブルに対して検索処理を行うための
検索コマンドであるかを判定するコマンド解析手段、上
記基本テーブルに関する基本テーブル情報および上記リ
レーショナル・データ・ベースに登録される所定の高速
検索テーブルに関する高速検索テーブル情報を記憶する
テーブル情報記憶手段、上記コマンド解析手段によって
更新コマンドと判定されたコマンドを、上記基本テーブ
ルに関する基本テーブル情報を参照して、上記基本テー
ブルの更新処理を行うための更新実行コマンドに変換す
る更新処理作成手段、上記更新処理作成手段によって変
換された更新実行コマンドを、上記マネージメント・シ
ステムに入力し、上記マネージメント・システムに上記
基本テーブルの更新処理を実行させる更新処理実行手
段、上記基本テーブルに格納されたデータのデータ分布
特性を解析するデータ特性解析手段、上記データ特性解
析手段によって解析されたデータ分布特性と、上記基本
テーブルに格納されたデータに関する情報とからなるテ
ーブル特性情報を記憶したテーブル特性情報記憶手段、
上記コマンド解析手段が検索コマンドと判定したコマン
ドを蓄積してそのコマンドの使用頻度を監視し、上記検
索コマンドに関する使用状況情報を生成する使用状況監
視手段、上記テーブル特性情報と上記使用状況情報とを
参照して、上記基本テーブルを編集するための編集実行
コマンド、および高速検索テーブルを作成するための編
集実行コマンドを作成するテーブル編集手段、上記テー
ブル編集手段によって作成された編集実行コマンドを、
上記マネージメント・システムに入力し、上記マネージ
メント・システムに上記基本テーブルの編集、および上
記高速検索テーブルの作成を実行させるテーブル編集実
行手段、上記コマンド解析手段によって検索コマンドと
判定したコマンドについて、上記テーブル特性情報を参
照して、上記リレーショナル・データ・ベースの検索処
理を高速に行える最適な検索順序を決定し、その検索順
序にしたがって、上記リレーショナル・データ・ベース
の検索処理を実行するするための検索実行コマンドを作
成する検索処理作成手段、上記検索処理作成手段によっ
て作成された検索実行コマンドを、上記マネージメント
・システムに入力し、上記マネージメント・システムに
上記リレーショナル・データ・ベースの検索処理を実行
させる検索処理実行手段を備えている。
【0023】第2の発明によると、更新コマンドが入力
されて基本テーブルの更新処理が行われると、更新処理
が行われた基本テーブルのデータ特性分布がデータ特性
解析手段によって解析される。一方、検索コマンドが入
力されると、その検索コマンドが蓄積されて検索コマン
ドの使用状況が使用状況監視手段によって監視される。
検索コマンドの使用状況に応じて、テーブル編集手段に
よって基本テーブルの編集または高速検索テーブルの作
成を行う編集実行コマンドが作成される。編集実行コマ
ンドはマネージメント・システムに入力され、その編集
実行コマンドにしたがって、マネージメント・システム
がリレーショナル・データ・ベースに登録された基本テ
ーブルの編集,高速検索テーブルの作成を行う。また、
検索コマンドが入力されると、検索処理作成手段によっ
てリレーショナル・データ・ベースを検索する最適な検
索処理経路が決定されてその検索経路にしたがう検索実
行コマンドが作成される。検索実行コマンドがマネージ
メント・システムに入力され、マネージメント・システ
ムがその検索実行コマンドにしたがってリレーショナル
・データ・ベースの検索処理を実行される。
【0024】したがって、公知のリレーショナル・デー
タ・ベース・システムをそのまま利用して、リレーショ
ナル・データ・ベースを高速に検索できるようにしたの
で、設計者の開発負荷が軽減されるとともに、開発費用
を軽減することができる。これによって、高機能化のコ
ストアップが少ないリレーショナル・データ・ベース・
システムを提供できる。
【0025】第2の発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システムの好ましい実施態
様においては、上記テーブル編集手段は、あらかじめ設
定されたテーブル編集知識にしたがって上記検索実行コ
マンドを作成するものである。
【0026】第2の発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システムの好ましい実施態
様においては、上記検索処理作成手段は、あらかじめ設
定された最適検索知識にしたがって、最適な検索順序を
決定するものである。
【0027】したがって、熟練した設計者のノウハウに
よって基本テーブルの編集および高速検索テーブルの作
成が行えるので、ノウハウを持っていない設計者でも容
易にリレーショナル・データ・ベース・システムを構築
できる。
【0028】第2の発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システムの好ましい実施態
様においては、上記テーブル編集知識は、検索コマンド
の使用頻度が高い一つの検索条件によって連結され、か
つ、上記検索条件が複数に分割して使われるならば、上
記検索条件によって基本テーブルを分割して編集し、検
索コマンドの使用頻度の高い検索条件であり、かつ、複
数の検索条件が組合わせて使われるならば、上記複数の
検索条件を組合わせた、上記高速検索テーブルの1つで
ある検索キー・テーブルおよびインデックス・テーブル
を作成し、検索コマンドの使用頻度の高い検索条件であ
り、よくワイルド・カードが使われるならば、上記検索
条件によって基本テーブルを分割するとともに、上記高
速検索テーブルの1つであるインデックス・テーブルを
作成し、検索コマンドの使用頻度の高い検索条件が不等
式で表され、上記検索条件の不等式によって分割してグ
ループ化した、高速検索テーブルの1つであるクラスタ
リング・テーブルを作成し、検索コマンドの使用頻度の
高い検索条件が、複数に分割された基本テーブルにまた
がっているならば、それらの基本テーブルを統合を行う
ものである。
【0029】したがって、検索コマンドの使用状況に応
じて、基本テーブルの分割または統合が行われ、また検
索キー・テーブル,インデックス・テーブルおよびクラ
スタリング・テーブルの中で最適な高速検索テーブルの
作成を行うことができる。
【0030】
【実施例の説明】図1は、リレーショナル・データ・ベ
ース・システムの全体的構成を示す機能ブロック図であ
る。この機能ブロック図は、ブロックによって表される
処理(プログラム・ルーチン、プログラム・モジュー
ル)が、データの流れを示す線で結ばれたものである。
【0031】このリレーショナル・データ・ベース・シ
ステムは、その全てをハードウェア・アーキテクチャに
より実現できるし、プログラムされたコンピュータ・シ
ステムにより実現することもできる。また、リレーショ
ナル・データ・ベース・システムの一部をハードウェア
により、他の一部をソフトウェアにより実現することも
できる。
【0032】リレーショナル・データ・ベース2は、設
計者によって構築されたものをである。また、既に構築
されている公知のリレーショナル・データ・ベースを利
用することもできる。
【0033】リレーショナル・データ・ベース2は、デ
ィスクメモリ等のメモリによって実現される。
【0034】図2に、リレーショナル・データ・ベース
2にあらかじめ登録されたテーブル(テーブル名:B
T)の一例が示されている。
【0035】このテーブルBTは、ある会社の人事情報
に関するものである。テーブルBTには、データ項目
「社員番号」,「名前」,「性別」,「職種」,「電話
番号」および「年収(万円)」に関するデータが社員毎
に格納されている。
【0036】リレーショナル・データ・ベース・マネー
ジメント・システム10は、ユーザによって入力部1から
入力されるコマンドの使用頻度の高い検索条件につい
て、リレーショナル・データ・ベース2の検索処理が高
速に行えるように、リレーショナル・データ・ベース2
の使用状況を監視してリレーショナル・データ・ベース
2に既に登録されているテーブルの構造を自動的に変更
するするものである。
【0037】入出力装置1は、リレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システム10に対して、更新
処理を表すコマンド(更新コマンド)または検索処理を
表すコマンド(検索コマンド)を入力する入力装置と、
検索処理における検索結果を出力する出力装置とを含
む。
【0038】入力するコマンドは、一般に利用されてい
るリレーショナル・データ・ベース・システムのコマン
ド、たとえばSQL(Structured English Query Langu
age)に準ずるコマンドを用いるようにしてもよい。
【0039】更新コマンドには、リレーショナル・デー
タ・ベース2に登録されている、データを格納したテー
ブルまたはインデックス(インデックス・テーブルを含
む)の定義,変更および削除、ならびにデータの登録,
修正(更新),追加および削除を行うためのコマンドが
ある。
【0040】たとえば、更新コマンドには、次のような
ものがある。
【0041】 UPDATE BT SET F=”B” WHERE F=”A” …(1)
【0042】この更新コマンドは、テーブルに既に格納
されているデータの修正(更新)を行うためのコマンド
である。
【0043】ここで、「UPDATE」は、データの修
正(更新)を表し、その修正の対象となるテーブル「B
T」を表している。「SET」は、データを修正するデ
ータ項目「F」とそのデータ「A」を表す。「WHER
E」は、データを修正する前のデータ項目「F」とその
データ「B」を表している。
【0044】更新コマンドに含まれる更新処理の対象と
なるテーブルは、リレーショナル・データ・ベース2に
あらかじめ登録された初期テーブルとなる。
【0045】したがって、式(1)の更新コマンドは、
「テーブルBTについて、データ項目FのデータAをデ
ータBに修正する」という意味である。
【0046】検索コマンドは、リレーショナル・データ
・ベース2に格納されているテーブルからデータの検索
を行うためのコマンドである。
【0047】たとえば、検索コマンドには、次のような
ものがある
【0048】 SELECT 社員番号,年収 FROM BT WHERE 性別=”男” AND 職種=”企画” …(2)
【0049】ここで、「SELECT」は検索処理を表
し、そのあとの「社員番号,年収」はテーブルからデー
タを検索する検索結果項目を表す。「FROM」は、デ
ータの検索の対象となるテーブル「BT」を表す。「W
HERE」は、データの検索の対象となる検索条件項目
「性別」および「年収」と、それぞれの検索条件項目に
対する検索条件「男」および「企画」を表す。また、
「AND」は、検索条件項目の結合演算子である。結合
演算子には、「AND」の他に「OR」等がある。
【0050】したがって、式(2)の検索コマンドは、
「テーブルBTから性別が男であり、かつ、職種が企画
である、社員番号,年収を選択(検索)せよ」という意
味を表すものである。
【0051】また、検索コマンドには、次のようなもの
もある。
【0052】 SELECT 名前,電話番号,職種 FROM BT WHERE 名前=”谷田” AND 社員番号=”89*” …(3)
【0053】この検索コマンドは、「テーブルBTから
名前が谷田であり、かつ、社員番号が89*である、名
前,電話番号,職種を選択(検索)せよ」という意味で
ある。ここで、検索条件に含まれる「社員番号」の「8
9*」における「*」はワイルド・カードを表す。この
場合には、社員番号が「89000〜89999」を表
している。
【0054】検索コマンドに含まれる検索処理の対象と
なるテーブルは、リレーショナル・データ・ベース2に
あらかじめ登録された初期テーブルとなる。
【0055】入出力装置1からユーザによって入力され
た更新コマンドまたは検索コマンドはリレーショナル・
データ・ベース・マネージメント・システム10のコマン
ド解析処理11に与えられる。
【0056】コマンド解析処理11は、入出力装置1から
与えられるコマンドを解析して、与えられたコマンドが
更新コマンドであるかまたは検索コマンドであるかを識
別するものである。
【0057】入出力装置1から与えられたコマンドが更
新コマンド(たとえば、式(1))である場合には、そ
のコマンドはコマンド解析処理11から使用状況監視処理
15および更新処理作成処理12に与えられる。
【0058】また、入出力装置1から与えられたコマン
ドが検索コマンド(たとえば、式(2)または3))で
ある場合には、そのコマンドはコマンド解析処理11から
検索処理作成処理19に与えられる。
【0059】更新処理作成処理12は、コマンド解析処理
11から与えられた更新コマンドを、後述する情報管理処
理14によって管理されている基本テーブル情報(図4)
を参照して、更新処理実行処理13がリレーショナル・デ
ータ・ベース2の更新処理を実行するための更新実行コ
マンドに変換するものである。
【0060】このコマンド変換は、リレーショナル・デ
ータ・ベース2にあらかじめ登録された初期テーブル
が、後述するテーブル編集処理16によって実在テーブル
に編集されている場合があるからである。したがって、
更新コマンドによってデータの更新処理が実際に行われ
るのは初期テーブルではなく、テーブル編集16によって
編集された実在テーブル対して更新処理が行われること
になる。
【0061】また、更新処理の対象となるデータ項目
が、テーブル編集処理16によって作成された検索キー・
テーブル、インデックス・テーブルおよびクラスタリン
グ・テーブルに含まれる場合には、情報管理処理14に管
理されている高速検索テーブル情報を参照して、それら
のテーブルの対象となるデータ項目に対してもデータの
更新処理が同様に行われることになる。
【0062】更新処理作成処理12は、データの更新処理
を行うことによってそのデータ項目のデータ種類数およ
びデータ数が変更になるので、更新処理を行ったデータ
項目のデータ種類数およびデータ数を情報管理処理14の
データ特性解析処理25に与える。
【0063】たとえば、式(1)の更新コマンドを変換
すると、更新実行コマンドは次のようになる。
【0064】 UPDATE テーブル2 SET F=”B” WHERE F=”A” …(4)
【0065】この更新実行コマンドは、式(1)の更新
コマンドにおける更新処理の対象となる「BT」が実在
テーブル「テーブル2」に変更されている。
【0066】更新実行コマンドは、更新処理作成処理12
から更新処理実行処理13に与えられる。
【0067】更新処理実行処理13は、更新処理作成処理
12から与えられた更新実行コマンドにしたがって、リレ
ーショナル・データ・ベース2に登録されているテーブ
ルの更新処理を実際に実行するものである。
【0068】情報管理処理14は、テーブル情報およびテ
ーブル特性情報を管理するものである。
【0069】図3は、情報管理処理14の詳細な構成を示
す機能ブロック図である。情報管理処理14は、テーブル
情報管理処理23,テーブル情報メモリ24,データ特性解
析処理25,テーブル特性情報管理処理26およびテーブル
特性情報メモリ27をゆうする。
【0070】テーブル情報管理処理23は、テーブル情報
管理処理27に記憶されているテーブル情報を管理するも
のである。
【0071】テーブル情報管理処理23は、後述するテー
ブル編集処理16から与えられる実在テーブルに関する情
報(実在テーブルのテーブル名、元テーブルおよびデー
タ項目名)を、テーブル情報メモリ24のテーブル情報に
記憶させる処理を行う。
【0072】また、テーブル情報管理処理23は、検索処
理作成処理19からのアクセスに応答してテーブル情報メ
モリ24からテーブル情報を読出し、読出したテーブル情
報をアクセスがあった検索処理作成処理19に返信する処
理も行う。
【0073】テーブル情報には、基本テーブル情報と高
速検索テーブル情報とがある。
【0074】基本テーブル情報は、リレーショナル・デ
ータ・ベース2にあらかじめ登録された初期テーブル
と、後述するテーブル編集処理16によって編集された実
在テーブルとに関する情報である。この基本テーブル情
報は、テーブル情報メモリ24に記憶される。
【0075】図4に、基本テーブル情報の一例が示され
ている。
【0076】基本テーブル情報には、「テーブル種
別」,「テーブル名」,「元テーブル」および「テーブ
ルで定義されているデータ項目」がある。
【0077】「テーブル種別」には、「初期テーブル」
と「実在テーブル」とがある。
【0078】「初期テーブル」は、上述のようにリレー
ショナル・データ・ベース2にあらかじめ登録されたテ
ーブルである。たとえば、「初期テーブル」には、「B
T(図2)」がある。
【0079】「実在テーブル」は、後述するテーブル編
集処理16によって編集されるテーブルである。たとえ
ば、「実在テーブル」には、「AT1(図8)」,「A
T2(図10)」がある。
【0080】「テーブル名」は、初期テーブルまたは実
在テーブルの名称である。たとえば、初期テーブルの
「テーブル名」は、「BT」である。
【0081】「元テーブル」は、後述するするテーブル
編集処理16によって編集される実在テーブルの基になる
初期テーブルである。たとえば、実在テーブルAT1の
「元テーブル」は、初期テーブル「BT」である。ただ
し、初期テーブルは、それ自信が「元テーブル」である
ので、初期テーブルの「元テーブル」の項目には元テー
ブルがないことを表す「−」が格納されている。
【0082】「テーブルで定義されているデータ項目」
は、初期テーブルまたは実在テーブルに含まれるデータ
項目である。たとえば、初期テーブルBTの「テーブル
で定義されているデータ項目」は、「社員番号/名前/
性別/職種/電話番号/年収」である。
【0083】高速検索テーブル情報は、検索コマンドの
検索処理を高速に行うために、後述するテーブル編集処
理16によって編集された、検索キー・テーブル,インデ
ックス・テーブル,クラスタリング・テーブル等の高速
検索テーブルに関する情報である。この高速検索テーブ
ル情報は、テーブル情報メモリ24に記憶される。
【0084】図5に、高速検索テーブル情報の一例が示
されている。
【0085】高速検索テーブル情報には、「テーブル種
別」,「テーブル名」,「元テーブル」,「条件項目」
および「結果項目」がある。
【0086】「テーブル種別」は、高速検索テーブルの
種類を表す。高速検索テーブルには、後述する「検索キ
ー・テーブル」,「インデックス・テーブル」および
「クラスタリング・テーブル」がある。
【0087】「テーブル名」は、検索キー・テーブル,
インデックス・テーブルおよびクラスタリング・テーブ
ルの各テーブルの名称である。たとえば、検索キー・テ
ーブルの「テーブル名」は「KT」である。
【0088】「元テーブル」は、テーブル編集処理16が
検索キー・テーブル,インデックス・テーブルおよびク
ラスタリング・テーブルを作成したときの元となった初
期テーブルである。たとえば、検索キー・テーブルKT
の「元テーブル」は、「BT」である。
【0089】「条件項目」は、検索キー・テーブル,イ
ンデックス・テーブルおよびクラスタリング・テーブル
の各テーブルの検索条件項目で定義されるデータ項目で
ある。たとえば、検索キー・テーブルKTの「条件項
目」は、「性別/職種」である。
【0090】「結果項目」は、条件項目に対応する検索
結果項目のデータ項目である。たとえば、検索キー・テ
ーブルKTの「結果項目」は、「検索キー」である。
【0091】テーブル情報メモリ24は、上述の基本テー
ブル情報および高速検索テーブル情報を記憶するもので
ある。このテーブル情報メモリ24は、RAM,ディスク
メモリ等のメモリによって実現される。
【0092】データ特性解析処理25は、更新処理作成処
理12から与えられるデータ種類数とデータ数に基づい
て、あらかじめ設定されたデータ解析知識にしたがっ
て、データ分布特性の解析を行うものである。
【0093】データ分布特性は、各データ項目のデータ
に関する特性である。データ分布特性には、そのデータ
種類およびデータ数によって、「個別タイプ」,「集中
タイプ」,「均一タイプ」,「ランダム・タイプ」等が
ある。
【0094】データ解析知識の一例を以下に示す。
【0095】ルール11:データ種類数がかなり多く、各
データ種類のデータ数がかなり少ないならば、データ分
布特性=個別タイプ ルール12:データ種類数がかなり少なく、各データ種類
のデータ数がかなり多いならば、データ分布特性=集中
タイプ ルール13:データ種類数がそこそこあり、各データ種類
のデータ数が均一しているならば、データ分布特性=個
別タイプ ルール14:データ種類数がそこそこあり、各データ種類
のデータ数がランダムにあるならば、データ分布特性=
ランダム・タイプ : :
【0096】データ分布特性は、データ特性解析処理25
からテーブル特性情報管理処理26に与えられる。
【0097】テーブル特性情報管理処理26は、テーブル
特性情報メモリ27に記憶されているテーブル特性情報を
管理するものである。
【0098】テーブル特性情報管理処理24は、データ特
性解析処理23から与えられるデータ分布特性およびテー
ブル編集処理16から与えられるテーブルに関する情報を
テーブル特性情報メモリ25に記憶させる処理を行う。ま
た、テーブル特性情報管理処理24は、テーブル編集処理
17または検索処理作成処理19のアクセスに応答してテー
ブル特性情報メモリ25からテーブル特性情報を読出し、
読み出したテーブル特性情報をアクセスがあったものに
返信する処理を行う。
【0099】図6に、テーブル特性情報の一例が示され
ている。
【0100】テーブル特性情報には、「テーブル名」,
「データ項目名」,「インデックス」,「データ・タイ
プ」,「データ長」,「データ種類」および「データ分
布特性」がある。
【0101】「テーブル名」は、後述するテーブル編集
処理16によって編集される実在テーブルの名称である。
たとえば、実在テーブルの「テーブル名」には、「AT
1」がある。
【0102】「データ項目名」は、各テーブルに含まれ
るデータ項目の名称である。たとえば、実在テーブルA
T1の「データ項目名」には、「社員番号」,「性
別」,「職種」および「年収」がある。
【0103】「インデックス」は、後述するテーブル編
集処理16によって編集される高速検索テーブルである。
実在テーブルAT1の「インデックス」には、データ項
目「性別」および「職種」に対してそれぞれ、「KT
(検索キー・テーブル)」および「IT1(インデック
ス・テーブル)」があり、データ項目「年収」に対して
「CT(クラスタリング・テーブル)」がある。また、
「インデックス」がないデータ項目については「−」が
格納される。したがって、データ項目「社員番号」に
は、「インデックス」がない。
【0104】「データ・タイプ」は、各データ項目のデ
ータの種類を表し、「バイナリ」と「キャラクタ」があ
る。たとえば、データ項目「社員番号」の「データ・タ
イプ」は「バイナリ」であり、データ項目「性別」の
「データ・タイプ」は「キャラクタ」である。
【0105】「データ長」は、各データ項目のデータの
長さである。たとえば、データ項目「社員番号」の「デ
ータ長」は「2バイト」である。
【0106】「データ種類数」は、各データ項目に含ま
れるデータの種類の数である。たとえば、データ項目
「社員番号」の「データ種類数」は、「1000以上」
である。
【0107】「データ分布特性」は、データ特性解析処
理25によって解析されたものであり、各データ項目のデ
ータに関する特性である。たとえば、データ項目「社員
番号」のデータ特性分布は「個別タイプ」である。
【0108】テーブル特性情報メモリ26は、上述の基本
テーブル情報および高速検索テーブル情報を記憶するも
のである。このテーブル特性情報メモリ26は、RAM、
ディスクメモリ等のメモリによって実現される。
【0109】使用状況監視処理15は、コマンド解析処理
11を介して入出力装置1からユーザによって入力される
検索コマンドを蓄積し、その検索コマンドの使用状況
(使用頻度)を監視するものである。
【0110】使用頻度は、蓄積した検索コマンドの総数
に対する各検索コマンドの割合であり、百分率(%)で
表される。
【0111】使用状況監視処理15は、入力される検索コ
マンドについて検索条件項目毎に分割して、その検索条
件項目、検索条件および検索結果項目と、検索コマンド
の使用頻度をとともに使用状況情報として蓄積する。
【0112】図7に、使用状況情報に一例が示されてい
る。
【0113】使用状況情報には、検索コマンドについて
それぞれ、「検索条件項目」,「検索条件」,「検索結
果項目」および「使用頻度」が格納される。検索コマン
ドに含まれる検索条件項目が2以上ある場合、すなわ
ち、検索条件項目が結合演算子によって結合された場合
には、「複合No.」によって、それらの検索条件項目
が結合される。
【0114】たとえば、式(3)の検索コマンドの場合
には、検索条件項目は「名前」と「社員番号」とがある
ので、「No.14」に検索条件項目「名前」に関し
て、検索条件「谷田」,検索項目結果「名前,電話番
号,職種」,および使用頻度「2.0(%)」が格納さ
れる。また、「No.15」に検索条件項目「社員番
号」に関して、検索条件「89*」が格納される。次
に、「No.14」の「複合No」の項目には「15」
が格納され、「No.14」と「No.15」とが結合
される。
【0115】このように、[No.14」と「No.1
5」とによって、式(3)の検索コマンドが蓄積され
る。
【0116】テーブル編集知識メモリ17は、テーブル編
集知識を記憶するものである。このテーブル編集知識メ
モリ17は、RAM,ディスクメモリ等のメモリによって
実現される。
【0117】テーブル編集知識には、次のようなものが
ある。
【0118】ルール21:使用頻度の高い検索条件項目お
よび検索結果項目が一つの項目で連結され、かつ、それ
らが複数に分割して使われるならば、その項目でテーブ
ルを分割する。 ルール22:使用頻度の高い検索条件項目であり、かつ、
複数の検索条件項目が組合わせて使われ、かつ、いづれ
かの検索条件項目のデータ・タイプが均一タイプまたは
ランダム・タイプならば、検索条件項目を組合わせて検
索キー・テーブルを作成し、インデックスを張ってイン
デックス・テーブルを作成する。 ルール23:使用頻度の高い検索条件であり、よくワイル
ド・カード(*)が使われ、その検索条件項目のデータ
・タイプが均一タイプまたはランダム・タイプならば、
その検索条件でデータ項目を分割し、ワイルド・カード
つきのデータ項目にインデックスを張ってインデックス
・テーブルを作成する。 ルール24:使用頻度の高い検索条件が不等式で表され、
その検索条件項目のデータ・タイプが均一タイプまたは
ランダム・タイプならば、使用頻度の高いデータ項目の
不等式で分割してグループ化したクラスタリング・テー
ブルを作成する。 ルール25:使用頻度の高い検索条件項目および検索結果
項目が、複数に分割されたテーブルにまたがっているな
らば、それらを連結する項目を用いてテーブルの統合を
行う。 : :
【0119】このテーブル編集知識は、リレーショナル
・データ・ベースの熟練した設計者のノウハウに基づい
て作成される。
【0120】テーブル編集処理16は、使用状況監視処理
15からの使用状況情報と、情報管理処理14からのテーブ
ル特性情報とに基づいて、テーブル編集知識メモリ17に
あらかじめ記憶されたテーブル編集知識にしたがって、
リレーショナル・データ・ベース2に登録されたテーブ
ルの編集を行うための編集実行コマンド作成するもので
ある。
【0121】テーブル編集処理16は、使用状況情報およ
びテーブル特性情報に基づいてテーブル編集知識の各ル
ールの前件部の適合度を算出し、算出した適合度が所定
閾値以上のものがあれば、それらのルールについて適合
度が高い順に後件部に基づいて、テーブルの編集を行う
ための編集実行コマンドを作成する。
【0122】また、リレーショナル・データ・ベース2
に登録されたテーブルの編集にともなって、新たに作成
された実在テーブルに関する情報が、情報管理処理14に
与えられて記憶される。
【0123】編集実行コマンドは、テーブル編集処理16
からテーブル編集実行処理18に与えられる。
【0124】テーブル編集実行処理18は、テーブル編集
処理16から与えられる編集実行コマンドにしたがって、
リレーショナル・データ・ベース2に登録されたテーブ
ルの編集を実際に実行するものである。このとき、テー
ブル編集実行処理18は、テーブルの編集が後述する検索
処理実行処理21の検索処理とぶつからないように、検索
処理実行処理21から与えられる検索処理の終了を表す検
索終了信号を受信した後に、テーブルの編集を行う。
【0125】テーブル編集知識にしたがってテーブルの
編集を行うと次のようになる。ただし、リレーショナル
・データ・ベース2には、初期テーブルのみが存在する
ものとする。
【0126】ルール21:たとえば、検索結果項目が「社
員番号」で連結された検索コマンドの使用頻度が高いと
(図7:使用状況情報照)、この検索結果項目「社員番
号」で初期テーブルBT(図2)を、データ項目「性
別,職種,年収」と、データ項目「名前、電話番号」と
をそれぞれ含む実在テーブルに分割する。
【0127】テーブル編集実行処理18は、リレーショナ
ル・データ・ベース2に登録された初期テーブル「B
T」を、図8に示す実在テーブル「AT1」と、図9に
示すテーブル「AT11」とに分割する。編集によって
分割された実在テーブル「AT1」および「AT11」
は、リレーショナル・データ・ベース2に登録されるこ
とになる。分割の元の初期テーブル「BT」のデータは
削除する。基本テーブル情報の初期テーブル「BT」に
関する情報はそのまま残しておく。リレーショナル・デ
ータ・ベース2のメモリ容量に余裕があれば、初期テー
ブル「BT」のデータは登録したままでもよい。
【0128】また、編集によって分割された実在テーブ
ル「AT1」および「AT11」に関する情報は、情報
管理処理14に与えられる。
【0129】情報管理処理14は、作成した実在テーブル
「AT1および「AT11」に関する情報を、基本テー
ブル情報の「テーブル名」,「元テーブル」および「テ
ーブルデータ定義されたデータ項目」の各項目(図
4)、ならびにテーブル特性情報の「データ項目名」,
「データ・タイプ」,「データ長」,「データ種類数」
および「データ分布特性」の各項目(図7)に格納する
(実在テーブル「AT11」については、図示略)。
【0130】ルール22:たとえば、検索条件項目「性
別」および「職種」のそれぞれの使用頻度が高く、これ
らの検索条件項目を組合わせた検索コマンドがよく使用
されると(図7:使用頻度情報参照)、検索結果項目
「職種」のデータ・タイプが「均一タイプ」であるので
(図6:テーブル特性情報参照)、検索条件項目「性
別」と「職種」を組み合わせて検索キー・テーブル「K
T」を作成し、インデックス・テーブルを作成する。
【0131】図10に、検索キー・テーブルの一例が示さ
れている。
【0132】検索キー・テーブルには、条件項目として
検索条件で与えられる項目の組み合わせに対して、それ
ぞれ検索キーが割り当てられている。たとえば、条件項
目「性別」の検索条件が「男」であり、かつ、条件項目
「職種」の検索条件が「企画」である検索条件の組み合
わせに対して、結果項目「検索キー」として「K11」
が割り当てられている。
【0133】図11に、インデックス・テーブル「IT
1」の一例が示されている。
【0134】インデックス・テーブル「IT1」は、条
件項目として検索キー・テーブル「KT」の検索キーに
対してそれぞれ、その検索キーが表す検索条件に合致す
る検索結果が格納されている。たとえば、インデックス
・テーブル「IT1」は、検索キーが「K11」、すな
わち、条件項目「性別」が「男」であり、かつ、条件項
目「職種」が「企画」である検索条件に対して(図10:
検索キー・テーブル「KT参照)、結果項目「社員番
号」が「84×41」,「69×02」,…が格納され
ている。
【0135】また、作成された検索キー・テーブル「K
T」およびインデックス・テーブル「IT1」に関する
情報が情報管理処理14に与えられる。
【0136】情報管理処理14は、検索キー・テーブル
「KT」に関する情報を、高速検索テーブル情報におけ
るテーブル種別「検索キー・テーブル」の「テーブル
名」,「元テーブル」,「条件項目」および「結果項
目」の各項目に「KT」,「BT」,「性別/種別」お
よび「検索キー」を格納し、インデックス・テーブル
「IT1」に関する情報を、高速検索テーブル情報にお
けるテーブル種別「インデックス・テーブル」の「テー
ブル名」,「元テーブル」,「条件項目」および「結果
項目」の各項目に「IT1」,「BT」,「検索キー」
および「社員番号」を格納する(図5)。さらに情報管
理処理14は、テーブル特性情報のテーブル名「AT1」
のデータ項目「性別」および「職種」のそれぞれの「イ
ンデックス」に、テーブル名「KT」および「IT1」
を格納する(図6)。
【0137】ルール23:たとえば、検索条件項目「電話
番号」の検索条件にワイルド・カード(*)をつけた使
用頻度が高く(たとえば、「07×*」)(図7:使用
状況情報参照)、その検索条件項目「電話番号」のデー
タ・タイプが「ランダム・タイプ」であるので(図6:
テーブル特性情報参照)、検索条件項目「電話番号」に
ついて、ワイルド・カード(*)付きのデータ項目「電
話番号第1」と市内局番のデータ項目「電話番号第2」
とに分割し、データ項目「電話番号第1」インデックス
・テーブルを作成する。
【0138】テーブル編集実行処理18は、実在テーブル
「AT11」を実在テーブル「AT2」に更新し、イン
デックス・テーブル「IT2」を作成する。リレーショ
ナル・データ・ベース2のメモリ容量に余裕があれば実
在テーブル「AT11」のデータは登録したままでもよ
い。
【0139】図12に、実在テーブルAT2が示されてい
る。この実在テーブル「AT2」は、図9の実在テーブ
ルのデータ項目「電話番号」が、「電話番号第1」と
「電話番号第2」とに分割されている。
【0140】図13に、インデックス・テーブル「IT
2」の一例が示されている。
【0141】インデックス・テーブル「IT2」は、ワ
イルド・カードが付いている「電話番号第1」を条件項
目とし、その条件項目「電話番号第1」に対応させて結
果項目「社員番号」を格納している。たとえば、インデ
ックス・テーブル「IT2」は、条件項目「電話番号第
1」が「07×*」に対して、結果項目「社員番号」が
「84×21」,「89×18」,…が格納されてい
る。
【0142】また、作成された実在テーブル「AT2」
およびインデックス・テーブル「IT2」に関する情報
が情報管理処理14に与えられる。
【0143】情報管理処理14は、基本テーブル情報の
「テーブル名」,「元テーブル」および「テーブルデー
タ定義されたデータ項目」の各項目(図4)、ならびに
テーブル特性情報の「データ項目名」,「データ・タイ
プ」,「データ長」,「データ種類数」および「データ
分布特性」の各項目(図7)について実在テーブル「A
T11」に関する情報を実在テーブル「AT2」に関す
る情報に更新する。また、情報管理処理14は、インデッ
クス・テーブル「IT2」に関する情報を、高速検索テ
ーブル情報におけるテーブル種別「インデックス・テー
ブル」の「テーブル名」,「元テーブル」,「条件項
目」および「結果項目」の各項目に「IT2」,「電話
番号第1」,および「社員番号」を格納し(図5)、テ
ーブル特性情報のテーブル名「AT2」のデータ項目
「電話番号第1」の「インデックス」に、テーブル名
「IT2」を格納する(図6)。基本テーブル情報の実
在テーブル「AT11」に関する情報は残したままでも
よい。
【0144】ルール24:たとえば、検索条件項目「年
収」の検索条件が不等式を用いらる使用頻度が高くなる
と(図7:使用状況情報参照)、実在テーブル「AT
1」のデータ項目「年収」が使用頻度が高い検索条件で
分割してグループ化されたクラスタリング・テーブル
「CT」が作成される。
【0145】テーブル編集実行処理18は、クラスタリン
グ・テーブル「CT」を作成する。作成されたクラスタ
リング・テーブル「CT」は、リレーショナル・データ
・ベース2に登録されることになる。
【0146】図14に、クラスタリング・テーブルの一例
が示されている。
【0147】クラスタリング・テーブルは、不等式で分
割された検索条件に対して、その検索結果が格納され
る。たとえば、条件項目「年収」が「400万円以下」
である、検索条件に対して、この検索条件を満たす社員
の「社員番号」は「92×34」,「91×21」,
「89×18」,「89×45」,「87×98」検索
条件が格納されている。
【0148】また、作成された実在テーブル「AT2」
およびインデックス・テーブル「IT2」に関する情報
が情報管理処理14に与えられる。
【0149】情報管理処理14は、クラスタリング・テー
ブル「KT」に関する情報を、高速検索テーブル情報に
おけるテーブル種別「クラスタリング・テーブル」の
「テーブル名」,「元テーブル」,「条件項目」および
「結果項目」の各項目に「KT」,「年収」,および
「社員番号」を格納し(図5)、テーブル特性情報のテ
ーブル名「AT1」のデータ項目「年収」の「インデッ
クス」に、テーブル名「KT」を格納する(図6)。
【0150】ルール25:たとえば、検索条件項目「社員
番号」,「名前」,「電話番号」,「性別」,「職種」
および「年収」を組み合わせた検索コマンドの使用頻度
が高くなると、、実在テーブル「AT1」と「AT2」
とを統合して実在テーブル「AT」を作成する。
【0151】この編集実行コマンドにしたがって、テー
ブル編集実行処理18は、実在テーブル「AT1」と「A
T2」とを統合して、図17に示す実在テーブル「AT」
を作成する。作成された実在テーブル「AT」は、リレ
ーショナル・データ・ベース2に登録される。
【0152】また、作成された実在テーブル「AT」に
関する情報は、テーブル管理処理14に与えられて、基本
テーブルとテーブル特性情報とにも格納される。
【0153】以上のようにして、テーブルの編集(作
成)が行われる。
【0154】検索アクセス知識メモリ20は、検索サクセ
ス知識を記憶するものである。この検索アクセス知識メ
モリ20は、RAM,ディスクメモリ等のメモリによって
実現される。
【0155】検索アクセス知識の一例を以下に示す。
【0156】ルール31:検索条件が複数あり、高速検索
テーブルに設定されているならば、高速検索テーブルで
設定されている条件項目から検索する。 ルール32:検索条件が複数あり、高速検索テーブルまた
はインデックスがなければ、データ種類数が多い検索条
件項目から検索を開始する。 ルール33:検索条件が複数あり、そのデータ・タイプが
異なり、高速検索テーブルまたはインデックスがなけれ
ば、データ・タイプがキャラクタ・データよりバイナリ
・データから検索する。 ルール34:検索条件が複数あり、そのデータ長が異な
り、高速検索テーブル情報またはインデックスがなけれ
ば、データ長の短い検索条件項目から検索する。 : :
【0157】検索処理作成処理19は、コマンド解析処理
11を介して入出力装置1からユーザによって入力される
検索コマンドについて、情報管理処理14のテーブル特性
情報と高速検索テーブル情報とに基づいて、検索アクセ
ス知識メモリ20に記憶されていた検索アクセス知識にし
たがって推論し、テーブルからデータを最も高速に検索
できるような検索順序を決定するものである。
【0158】図16は、検索処理作成処理19の処理手順を
示すフロー・チャートである。
【0159】検索処理作成処理19は、入力された検索コ
マンドから、検索条件および検索結果項目を抽出する
(ステップ31)。
【0160】たとえば、式(2)の検索コマンドが入力
された場合には、その検索コマンドから次のようなもの
が抽出される。
【0161】検索条件 :性別=”男” AND 職
種=”企画” 検索結果項目:社員番号,年収
【0162】検索処理作成処理19は、テーブル管理処理
14にアクセスして、ステップ31において抽出した検索条
件項目ついてテーブル特性情報(インデックス,データ
・タイプおよびデータ長)を読出して獲得する(ステッ
プ32)。
【0163】たとえば、式(2)の検索コマンドの場合
には、検索条件項目」「性別」および「職種」に関し
て、テーブル特性情報から次のような情報を獲得する。
【0164】検索条件項目「性別」:インデックス =
KT,IT1 データ・タイプ=キャラクタ データ長 =5バイト 検索条件項目「職種」:インデックス =KT,IT1 データ・タイプ=キャラクタ データ長 =10バイト
【0165】検索処理作成処理19は、検索アクセス知識
メモリ20から検索アクセス知識を読みだし、ステップ31
および32においてそれぞれ獲得した情報に基づいて検索
アクセス知識にしたがって、最も高速に検索結果を得ら
れる検索アクセス順を選定する(ステップ33)。
【0166】たとえば、式(2)の検索コマンドのイン
デックス,データ・タイプおよびデータ長に基づいて検
索アクセス知識にしたがって推論すると、ルール31が適
合する。したがって、検索キー・テーブル「KT」から
アクセスを開始する。
【0167】検索処理作成処理19は、ステップ33におい
て選定した検索アクセス順にしたがい、ステップ31にお
いて抽出した検索条件から検索結果項目までの検索アク
セス経路を、高速検索テーブル情報(図5)を参照して
決定する(ステップ34)。
【0168】たとえば、式(1)の検索コマンドの場合
には、まず、検索コマンドから抽出した検索条件の「性
別=”男”AND 職種=”企画”」であるので、検索
キー・テーブル「KT」から結果項目「検索キー」を検
索する。次に、検索キー・テーブル「KT」から検索し
た結果項目「検索キー」についての検索結果を検索条件
としてインデックス・テーブル「IT1」から結果項目
「社員番号」を検索する。最後に、インデックス・テー
ブル「IT1」から検索した結果項目「社員番号」につ
いての検索結果を検索条件として実在テーブル「AT
1」を検索する。
【0169】このようにして、検索アクセス経路を決定
する。
【0170】検索処理作成処理19は、ステップ34におい
て決定した検索アクセス経路にしたがって、検索実行コ
マンドを作成する(ステップ35)。
【0171】たとえば、式(1)の検索コマンドの場合
には、まず、「性別=”男”AND職種=”企画”」を
検索条件として検索キー・テーブル「KT」から結果項
目「検索キー」を検索するための検索実行コマンドは、
以下のようになる。
【0172】 SELECT 検索キー FROM KT WHERE 性別=”男” AND 職種=”企画” …(5)
【0173】次に、検索キー・テーブル「KT」から検
索した結果項目「検索キー」についての検索結果を検索
条件としてインデックス・テーブル「IT1」から結果
項目「社員番号」を検索するする検索実行コマンドは以
下のようになる。
【0174】 SELECT 社員番号 FROM IT1 WHERE 検索キー=”?” …(6)
【0175】ここで、「?」は、検索キー・テーブル
「KT」から検索した検索結果が設定れる。
【0176】最後に、インデックス・テーブル「IT
1」から検索した結果項目「社員番号」の検索結果を検
索条件として実在テーブル「AT1」を検索するための
検索実行コマンドは、以下のようになる。
【0177】 SELECT 年収 FROM AT1 WHERE 社員番号=”?” …(7)
【0178】ここで、「?」は、インデックス・テーブ
ル「IT1」から検索した検索結果が設定される。
【0179】このようにして、作成されたすべての検索
実行コマンドは、検索処理作成処理19から検索処理実行
処理21に与えられる。
【0180】検索処理実行処理21は、検索処理作成処理
19から与えられる検索実行コマンドにしたがって、リレ
ーショナル・データ・ベース2に格納されたテーブルの
検索処理を実行するものである。
【0181】たとえば、検索処理実行処理21は、式
(5)の検索実行コマンドをリレーショナル・データ・
ベース2に与えて検索処理を実行する。検索処理結果
は、リレーショナル・データ・ベース2から検索処理結
果編集処理22に与えられる。
【0182】検索処理結果編集処理22は、リレーショナ
ル・データ・ベース2から得られる検索結果を編集する
ものである。検索処理結果編集処理22は、検索処理が終
了した場合には、その検索結果を入出力装置1に与え
る。
【0183】式(5)の検索実行コマンドに対して、検
索処理結果編集処理22は、リレーショナル・データ・ベ
ース2の検索キー・テーブル「KT」から検索処理結果
「K11」を得る。検索処理結果を得ると、検索処理結
果編集処理22は、検索処理は終了していないので、リレ
ーショナル・データ・ベース2から得られた検索処理結
果「検索キー=K11」を検索処理実行処理21に与え
る。
【0184】検索処理実行処理21は、検索処理結果編集
処理22から与えられた検索処理結果「検索キー=K1
1」を、式(6)の検索実行コマンドにおける「?」の
箇所に設定して、検索実行コマンドを作成する。作成し
た式(6)の検索実行コマンドは以下のようになる。
【0185】 SELECT 社員番号 FROM IT1 WHERE 検索キー=”K11” …(8)
【0186】検索処理実行処理21は、作成した式(8)
の検索実行コマンドをリレーショナル・データ・ベース
2に与えて検索処理を実行し、検索処理結果編集処理22
は、リレーショナル・データ・ベース2のインデックス
・テーブル「IT1]から検索処理結果「社員番号=8
4×21,69×02」を得る。検索処理結果を得る
と、検索処理結果編集処理22は、検索処理は終了してい
ないので、リレーショナル・データ・ベース2から得ら
れた検索処理結果「社員番号=84×21,69×0
2」を検索処理実行処理21に与える。
【0187】検索処理実行処理21は、検索処理結果編集
処理22から与えられた検索処理結果「社員番号=84×
21,69×02」を、式(7)の検索実行コマンドに
おける「?」の箇所に設定して、検索実行コマンドを作
成する。作成した式(7)の検索実行コマンドは以下の
ようになる。
【0188】 SELECT 年収 FROM AT1 WHERE 社員番号=”84×21,69×02” …(9)
【0189】検索処理実行処理21は、作成した式(9)
の検索実行コマンドをリレーショナル・データ・ベース
2に与えて検索処理を実行し、検索処理結果編集処理22
は、リレーショナル・データ・ベース2の実在テーブル
「AT1」から以下の検索処理結果を得る。
【0190】 社員番号=”84×21”,年収=” 500(万円)” 社員番号=”69×02”,年収=”1500(万円)” …(10)
【0191】検索処理結果を得ると、検索処理結果編集
処理22は、検索処理が終了しているので、リレーショナ
ル・データ・ベース2から得られた検索処理結果(式
(10))を入出力装置1に与える。
【0192】入出力装置1は、検索処理結果編集処理22
から与えられた検索処理結果(式(10))を出力してユ
ーザに提示する。
【0193】検索処理実行処理21は、式(10)の検索実
行コマンド実行したとき、検索処理作成処理19から与え
られた検索実行コマンドがなくなるので検索処理が終了
したと判定し、検索処理終了信号をテーブル編集実行処
理18に与える。
【0194】以上のようにして、検索処理が行われる。
【0195】図17は、リレーショナル・データ・ベース
・システムの変形例を示す機能ブロック図である。図17
において、図1と同一処理には同一符号を付し、詳細な
説明は省略する。
【0196】このリレーショナル・データ・ベース・シ
ステムは、リレーショナル・データ・ベース2A、この
リレーショナル・データ・ベース2を管理するマネージ
メント・システム3およびコマンドを入力する入出力装
置1Aからなる公知のリレーショナル・データ・ベース
・システムに、この発明によるリレーショナル・データ
・ベース・マネージメント・システム10Aを追加したも
のである。
【0197】この入出力装置1Aおよびマネージメント
・システム3は、公知のコマンド、たとえば、SQLに
準ずるコマンドを取り扱っている。
【0198】コマンド解析処理11Aは、入出力装置1A
から入力されるSQLのコマンドをリレーショナル・デ
ータ・ベース・マネージメント・システム10A内で用い
られているコマンドに変換し、入力されたコマンドが更
新コマンドである場合には更新処理作成処理12に与え、
入力されたコマンドが検索コマンドの場合には使用状況
監視処理15および検索処理作成処理19に与える。
【0199】更新処理実行処理13Aは、更新処理作成処
理12から与えられる更新処理実行コマンドを、マネージ
メント・システム3に入力可能なSQLのコマンドに変
換し、変換したコマンドをマネージメント・システム3
に入力して、マネージメント・システム3に更新処理を
実行させる。
【0200】テーブル編集実行処理18Aは、テーブル編
集処理16から与えられる編集実行コマンドを、マネージ
メント・システム3に入力可能なSQLのコマンドに変
換し、変換したコマンドをマネージメント・システム3
に入力して、マネージメント・システム3に編集処理を
実行させる。
【0201】検索処理実行処理21Aは、検索処理作成処
理20から与えられる編集実行コマンドを、マネージメン
ト・システム3に入力可能なSQLのコマンドに変換
し、変換したコマンドをマネージメント・システム3に
入力して、マネージメント・システム3に検索処理を実
行させる。
【0202】マネージメント・システム3は、更新処理
実行処理13A,テーブル編集実行処理18Aおよび検索処
理実行処理21Aから与えられるコマンドにしたがって、
処理を実行する。検索処理の場合には、その検索処理の
結果を検索結果編集処理22Aに与える。
【0203】検索結果編集処理22Aは、マネージメント
・システム3から与えられる検索結果を、検索処理が終
了していなければ検索処理実行処理21Aに与え、検索処
理が終了していれば入出力装置1Aに返す。
【図面の簡単な説明】
【図1】リレーショナル・データ・ベース・システムの
全体的構成を示す機能ブロック図である。
【図2】リレーショナル・データ・ベースにあらかじめ
登録された初期テーブルの一例を示す。
【図3】情報管理処理の詳細な構成を示す機能ブロック
図である。
【図4】基本テーブル情報の一例を示す。
【図5】高速検索テーブル情報の一例を示す。
【図6】テーブル特性情報の一例を示す。
【図7】使用状況情報の一例を示す。
【図8】初期テーブルが2つに分割された実在テーブル
の一例を示す。
【図9】初期テーブルが2つに分割された実在テーブル
の一例を示す。
【図10】検索キー・テーブルの一例を示す。
【図11】インデックス・テーブルの一例を示す。
【図12】データ項目がワイルド・カードによって分割さ
れた実在テーブルの一例を示す。
【図13】インデックス・テーブルの一例を示す。
【図14】クラスタリング・テーブルの一例を示す。
【図15】2つの実在テーブルが統合された実在テーブル
の一例を示す。
【図16】検索処理作成処理の処理手順を示すフロー・チ
ャートである。
【図17】リレーショナル・データ・ベース・システムの
変形例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1,1A 入出装置 2 リレーショナル・データ・ベース 3 マネージメント・システム 10,10A リレーショナル・データ・ベース・マネージ
メント・システム 11,11A コマンド解析処理 12 更新処理作成処理 13,13A 更新処理実行処理 14 情報管理処理 15 使用状況監視処理 16 テーブル編集処理 17 テーブル編集知識メモリ 18,18A テーブル編集実行処理 19 検索処理作成処理 20 検索アクセス知識メモリ 21,21A 検索処理実行処理 22,22A 検索処理結果編集処理 23 テーブル情報管理処理 24 テーブル情報メモリ 25 データ特性解析処理 26 テーブル特性情報管理処理 27 テーブル特性情報メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納した基本テーブルおよび所
    定の高速検索テーブルをもつリレーショナル・データ・
    ベースを管理するリレーショナル・データ・ベース・マ
    ネージメント・システムであり、 コマンドを入力するコマンド入力手段、 上記コマンド入力手段から入力されたコマンドが、上記
    基本テーブルに対して更新処理を行うための更新コマン
    ドであるか、または上記基本テーブルに対して検索処理
    を行うための検索コマンドであるかを判定するコマンド
    解析手段、 上記基本テーブルに関する基本テーブル情報および上記
    所定の高速検索テーブルに関する高速検索テーブル情報
    を記憶するテーブル情報記憶手段、 上記コマンド解析手段によって更新コマンドと判定され
    たコマンドを、上記基本テーブル情報を参照して、上記
    基本テーブルの更新処理を行うための更新実行コマンド
    に変換する更新処理作成手段、 上記更新処理作成手段によって変換された更新実行コマ
    ンドにしたがって、上記基本テーブルの更新処理を実行
    する更新処理実行手段、 上記基本テーブルに格納されたデータのデータ分布特性
    を解析するデータ特性解析手段、 上記データ特性解析手段によって解析されたデータ分布
    特性と、上記基本テーブルに格納されたデータに関する
    情報とからなるテーブル特性情報を記憶したテーブル特
    性情報記憶手段、 上記コマンド解析手段が検索コマンドと判定したコマン
    ドを蓄積してそのコマンドの使用頻度を監視し、上記検
    索コマンドに関する使用状況情報を生成する使用状況監
    視手段、 上記テーブル特性情報と上記使用状況情報とを参照し
    て、上記基本テーブルを編集するための編集実行コマン
    ド、および高速検索テーブルを作成するための編集実行
    コマンドを作成するテーブル編集手段、 上記テーブル編集手段によって作成された編集実行コマ
    ンドにしたがって、基本テーブルの編集および高速検索
    テーブルの作成を実行するテーブル編集実行手段、 上記コマンド解析手段によって検索コマンドと判定した
    コマンドについて、上記テーブル特性情報を参照して、
    上記リレーショナル・データ・ベースの検索処理を高速
    に行える最適な検索順序を決定し、その検索順序にした
    がって、上記リレーショナル・データ・ベースの検索処
    理を実行するするための検索実行コマンドを作成する検
    索処理作成手段、 上記検索処理作成手段によって作成された検索実行コマ
    ンドにしたがって、上記リレーショナル・データ・ベー
    スの検索処理を実行する検索処理実行手段、ならびに上
    記検索処理実行手段の検索処理によって得られた検索結
    果を出力する出力手段、 を備えたリレーショナル・データ・ベース・マネージメ
    ント・システム。
  2. 【請求項2】 上記テーブル編集手段は、あらかじめ設
    定されたテーブル編集知識にしたがって上記検索実行コ
    マンドを作成するものである、請求項1に記載のリレー
    ショナル・データ・ベース・マネージメント・システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記テーブル編集知識は、 検索コマンドの使用頻度が高い一つの検索条件によって
    連結され、かつ、上記検索条件が複数に分割して使われ
    るならば、上記検索条件によって基本テーブルを分割し
    て編集し、 検索コマンドの使用頻度の高い検索条件であり、かつ、
    複数の検索条件が組合わせて使われるならば、上記複数
    の検索条件を組合わせた、上記高速検索テーブルの1つ
    である検索キー・テーブルおよびインデックス・テーブ
    ルを作成し、 検索コマンドの使用頻度の高い検索条件であり、よくワ
    イルド・カードが使われるならば、上記検索条件によっ
    て基本テーブルを分割するとともに、上記高速検索テー
    ブルの1つであるインデックス・テーブルを作成し、 検索コマンドの使用頻度の高い検索条件が不等式で表さ
    れ、上記検索条件の不等式によって分割してグループ化
    した、高速検索テーブルの1つであるクラスタリング・
    テーブルを作成し、 検索コマンドの使用頻度の高い検索条件が、複数に分割
    された基本テーブルにまたがっているならば、それらの
    基本テーブルを統合を行うものである、 請求項2に記載のリレーショナル・データ・ベース・マ
    ネージメント・システム。
  4. 【請求項4】 上記検索処理作成手段は、あらかじめ設
    定された最適検索知識にしたがって、最適な検索順序を
    決定するものである、請求項1に記載のリレーショナル
    ・データ・ベース・マネージメント・システム。
  5. 【請求項5】 データを格納した基本テーブルをもつリ
    レーショナル・データ・ベース、上記リレーショナル・
    データ・ベースを管理するマネージメント・システム、
    上記マネージメント・システムにコマンドを入力するコ
    マンド入力手段および上記リレーショナル・データ・ベ
    ースの検索処理によって得られた検索結果を出力する出
    力手段を備えたリレーショナル・データ・ベース・シス
    テムにおいて、 上記コマンド入力手段から入力されたコマンドが、上記
    基本テーブルに対して更新処理を行うための更新コマン
    ドであるか、または上記基本テーブルに対して検索処理
    を行うための検索コマンドであるかを判定するコマンド
    解析手段、 上記基本テーブルに関する基本テーブル情報および上記
    リレーショナル・データ・ベースに登録される所定の高
    速検索テーブルに関する高速検索テーブル情報を記憶す
    るテーブル情報記憶手段、 上記コマンド解析手段によって更新コマンドと判定され
    たコマンドを、上記基本テーブルに関する基本テーブル
    情報を参照して、上記基本テーブルの更新処理を行うた
    めの更新実行コマンドに変換する更新処理作成手段、 上記更新処理作成手段によって変換された更新実行コマ
    ンドを、上記マネージメント・システムに入力し、上記
    マネージメント・システムに上記基本テーブルの更新処
    理を実行させる更新処理実行手段、 上記基本テーブルに格納されたデータのデータ分布特性
    を解析するデータ特性解析手段、 上記データ特性解析手段によって解析されたデータ分布
    特性と、上記基本テーブルに格納されたデータに関する
    情報とからなるテーブル特性情報を記憶したテーブル特
    性情報記憶手段、 上記コマンド解析手段が検索コマンドと判定したコマン
    ドを蓄積してそのコマンドの使用頻度を監視し、上記検
    索コマンドに関する使用状況情報を生成する使用状況監
    視手段、 上記テーブル特性情報と上記使用状況情報とを参照し
    て、上記基本テーブルを編集するための編集実行コマン
    ド、および高速検索テーブルを作成するための編集実行
    コマンドを作成するテーブル編集手段、 上記テーブル編集手段によって作成された編集実行コマ
    ンドを、上記マネージメント・システムに入力し、上記
    マネージメント・システムに上記基本テーブルの編集、
    および上記高速検索テーブルの作成を実行させるテーブ
    ル編集実行手段、 上記コマンド解析手段によって検索コマンドと判定した
    コマンドについて、上記テーブル特性情報を参照して、
    上記リレーショナル・データ・ベースの検索処理を高速
    に行える最適な検索順序を決定し、その検索順序にした
    がって、上記リレーショナル・データ・ベースの検索処
    理を実行するするための検索実行コマンドを作成する検
    索処理作成手段、 上記検索処理作成手段によって作成された検索実行コマ
    ンドを、上記マネージメント・システムに入力し、上記
    マネージメント・システムに上記リレーショナル・デー
    タ・ベースの検索処理を実行させる検索処理実行手段、 を備えたリレーショナル・データ・ベース・マネージメ
    ント・システム。
  6. 【請求項6】 上記テーブル編集手段は、あらかじめ設
    定されたテーブル編集知識にしたがって上記検索実行コ
    マンドを作成するものである、請求項5に記載のリレー
    ショナル・データ・ベース・マネージメント・システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記テーブル編集手知識は、 検索コマンドの使用頻度が高い一つの検索条件によって
    連結され、かつ、上記検索条件が複数に分割して使われ
    るならば、上記検索条件によって基本テーブルを分割し
    て編集し、 検索コマンドの使用頻度の高い検索条件であり、かつ、
    複数の検索条件が組合わせて使われるならば、上記複数
    の検索条件を組合わせた、上記高速検索テーブルの1つ
    である検索キー・テーブルおよびインデックス・テーブ
    ルを作成し、 検索コマンドの使用頻度の高い検索条件であり、よくワ
    イルド・カードが使われるならば、上記検索条件によっ
    て基本テーブルを分割するとともに、上記高速検索テー
    ブルの1つであるインデックス・テーブルを作成し、 検索コマンドの使用頻度の高い検索条件が不等式で表さ
    れ、上記検索条件の不等式によって分割してグループ化
    した、高速検索テーブルの1つであるクラスタリング・
    テーブルを作成し、 検索コマンドの使用頻度の高い検索条件が、複数に分割
    された基本テーブルにまたがっているならば、それらの
    基本テーブルを統合を行うものである、 請求項7に記載のリレーショナル・データ・ベース・マ
    ネージメント・システム。
  8. 【請求項8】 上記検索処理作成手段は、あらかじめ設
    定された最適検索知識にしたがって、最適な検索順序を
    決定するものである、請求項5に記載のリレーショナル
    ・データ・ベース・マネージメント・システム。
JP5265516A 1993-09-30 1993-09-30 リレーショナル・データ・ベース・マネージメント・システム Pending JPH07105058A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5265516A JPH07105058A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 リレーショナル・データ・ベース・マネージメント・システム

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Family

ID=17418244

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JP (1) JPH07105058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962695A (ja) * 1995-08-24 1997-03-07 Fujitsu Social Sci Lab:Kk データベース検索装置
JP2010231332A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Nec Corp 情報処理システム、アクセスパス決定方法及びアクセスパス決定プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962695A (ja) * 1995-08-24 1997-03-07 Fujitsu Social Sci Lab:Kk データベース検索装置
JP2010231332A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Nec Corp 情報処理システム、アクセスパス決定方法及びアクセスパス決定プログラム

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