JPH07104171A - オートフォーカス装置 - Google Patents

オートフォーカス装置

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JPH07104171A
JPH07104171A JP25049893A JP25049893A JPH07104171A JP H07104171 A JPH07104171 A JP H07104171A JP 25049893 A JP25049893 A JP 25049893A JP 25049893 A JP25049893 A JP 25049893A JP H07104171 A JPH07104171 A JP H07104171A
Authority
JP
Japan
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focus
subject
distance
lens
rough
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25049893A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Takeda
伸弘 竹田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH07104171A publication Critical patent/JPH07104171A/ja
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影者の意図した被写体に間違いなくピント
を合わせる。 【構成】 撮影レンズを移動させるレンズ駆動部10
と、撮影レンズが合焦状態になるように制御信号をレン
ズ駆動部10に出力する合焦制御処理部9と、撮影者が
合焦させたい被写体までの概略距離を入力する概略ピン
ト位置入力部11と、合焦状態を検出して合焦制御処理
部9に出力するピント情報検出素子8とを備え、合焦制
御処理部9は概略ピント位置入力部11から入力した概
略距離の近辺にある被写体をピント情報検出素子8から
入力した合焦状態情報の中から判断して優先的に合焦状
態になるように制御信号をレンズ駆動部10に出力し、
撮影者が意図した被写体に合焦するようにフォーカスレ
ンズ1を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスチルカメラあるいはビ
デオカメラ等に用いられるオートフォーカス装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近のスチルカメラやビデオカメラにお
いては、誰もが手軽に間違いなくピントのあった被写体
像を撮れるようにするため、被写体の距離に応じて撮影
レンズを自動的に合焦位置まで移動させるオートフォー
カス(自動焦点調節)装置の組込みが広く採用されてい
る。
【0003】図5は従来のオートフォーカス装置の構成
例を示すブロック図である。図5において、61は撮像
光学系、62は撮像光学系61のフォーカスレンズ、6
3は撮像素子あるいは、銀塩フィルム等の撮像面、64
はフォーカスレンズ62を駆動するためのフォーカスモ
ーター、65はフォーカスモーター64を駆動して撮像
光学系61を特定の被写体に合焦させるための演算を行
う合焦制御処理部、66は被写体距離あるいは焦点ずれ
量を検出するピント状態検出部である。ピント状態検出
部66および合焦演算部65をどのように構成するかに
より、数種類のオートフォーカス方式に分類され、様々
なものが提案あるいは実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートフォーカス装置においては、例えば、金網越しに
動物等を撮影する際に動物にピントが合わず金網に合っ
てしまう。あるいは、山などの風景をバックに人物を撮
影する際に人物にピントが合わずに風景にピントが合っ
てしまうなど撮影者の意図と異なる場所にピントが合っ
てしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めになされたもので、撮影者の意図した被写体に間違い
なくピントを合わせることができるオートフォーカス装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
オートフォーカス装置は、合焦させる被写体の距離に応
じて撮影レンズを移動させるレンズ駆動手段と、撮影レ
ンズが合焦状態になるように制御信号を前記レンズ駆動
手段に出力する合焦制御手段と、撮影者が合焦させたい
被写体までの概略距離を入力する概略ピント位置入力手
段と、合焦状態を検出して前記合焦制御手段に出力する
ピント情報検出手段とを備えたオートフォーカス装置で
あって、前記合焦制御手段は概略ピント位置入力手段か
ら入力した概略距離の近辺にある被写体をピント情報検
出手段から入力した合焦状態情報の中から判断して該被
写体が優先的に合焦状態になるように制御信号をレンズ
駆動手段に出力することを特徴とする構成によって、前
記の目的を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】以上の構成により、本発明に係るオートフォー
カス装置は、撮影者が合焦したい被写体までの概略距離
を概略ピント位置入力手段に入力することにより、例え
像が重なるようにして距離が異なる複数の被写体があっ
ても、合焦制御手段はピント情報検出手段から入力した
合焦状態情報の中から撮影者が入力した概略距離の近辺
にある被写体がどれであるかを判断して、優先的に合焦
状態になるように制御信号をレンズ駆動手段に出力する
ので、撮影者は容易な概略距離の入力により、例え相前
後した被写体があっても希望する被写体を間違いなく合
焦状態にすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るオートフォーカス装置を
実施例によって説明する。
【0009】図1は本発明に係る一実施例の構成を示す
ブロック図である。図1において、1はフォーカスレン
ズであり、このレンズが移動することにより、後述する
撮像素子上に被写体像が正しいピントで結像する。2は
後述するピント情報検出素子へ光を導くためのハーフミ
ラーである。3はCCD等の撮像素子である。4は信号
処理回路であり、5は液晶表示(LCD)駆動回路であ
り、6はLCDビューファインダである。
【0010】撮像素子3により光電変換された出力信号
は信号処理回路4により種々の処理が行なわれLCD駆
動回路5によって駆動されるLCDビューファインダ6
に表示される。撮影者は、通常このファインダ像を確認
しながら画像の記録を行う。信号処理回路4で処理され
た画像信号は記録系7に送られ磁気テープ等に記録され
る。
【0011】8はピント情報検出素子であり、その構成
等は後に説明する。9は合焦制御処理部であり、10は
レンズ駆動部であり、11は概略ピント位置入力部であ
る。ピント情報検出素子8により検出されたピント情報
は合焦制御処理部9に入力される。また撮影者が意図す
る被写体までの概略の距離が概略ピント位置入力部11
により入力され、入力された概略の距離付近にある被写
体に優先的にピントが合うようにフォーカスレンズ1が
駆動される。
【0012】ピント情報検出素子8はCCD等の受光素
子とマイクロレンズアレイにより構成されているもの
で、位相差方式のオートフォーカスである。位相差方式
のオートフォーカス装置はUSP4185191等に記
載されているので詳細な説明は省略し、位相差方式のオ
ートフォーカスの動作原理とピント情報検出素子8の構
成を図2を参照して説明する。
【0013】図2(a),(b)において、21は光束
を分離して結像させるためのマイクロレンズアレイ、2
2は光束を受ける受光素子である。受光素子22のう
ち、1a,2a,3a,4aは撮影レンズの射出瞳の下
半分を通った光束24を受光するためのものであり、1
b,2b,3b,4bは撮影レンズの射出瞳の上半分を
通った光束23を受光するためのものである。
【0014】図2(a)は合焦状態を表すものであり、
被写体のある部分からでた光のうち撮影レンズの射出瞳
の下半分を通った光束24が2aに結像し、同じ部分か
らでた光のうち撮影レンズの射出瞳の上半分を通った光
束23が2bに結像する。同様にして、被写体の他の部
分についても、光束24と、光束23がそれぞれ、1a
と1b、2aと2b、3aと3b、4aと4bの隣合っ
た対をなす受光素子上に結像する。
【0015】上記に対し、図2(b)は受光素子がピン
ト面よりも後ろにある状態いわゆる前ピンの場合を示し
たものである。この場合は受光素子2aに結像した光束
24に対応する光束23は図2(b)に示すように受光
素子3bに結像する。同様にして、他の部分の光束も対
をなす受光素子から一つずつずれた位置にある受光素子
に結像する。以上から明らかなように、1a,2a,3
a,4aからなる受光素子群(これをa群とする)と1
b,2b,3b,4bからなる受光素子群(これをb群
とする)の受光した信号を比較することにより合焦状態
か否かを知ることができ、さらにa群とb群の相互関係
を計算することによりピントのずれ量の絶対値とその方
向を同時に知ることができる。
【0016】以下に、本発明実施例のオートフォーカス
装置の動作を説明する。
【0017】撮影者の意図する被写体までの概略の距離
が概略ピント位置入力部11により入力される。概略ピ
ント位置入力部11はマニュアルフォーカス時に用いる
距離環を利用して構成する。撮影者はLCDビューファ
インダ6に表示される映像を確認しながら撮影者が意図
する被写体に、ほぼピントが合うようにする。概略ピン
ト位置入力部11はこの距離情報を合焦制御処理部9に
入力する。合焦制御処理部9ではピント情報検出素子8
の相互相関からピント位置を計算するがその計算範囲を
概略ピント位置入力部11の距離情報を中心とし撮影レ
ンズの状態等によって、あらかじめ定められている範囲
に限定する。このことにより、撮影者の意図した被写体
に正確にピントを合わせることができる。さらに計算時
間もフォーカスレンズ駆動時間も短縮できる。
【0018】概略ピント位置入力部の他の例を以下に示
す。
【0019】図3はダイヤル式の概略ピント位置入力部
の例を示す斜視図である。図3において、41は概略の
ピント位置を入力するためのダイヤルであり、被写体の
写り方が略図で示されているダイヤル41を回すことに
よって概略の距離を合焦制御処理部9に入力することが
できる。
【0020】図4はアップダウンボタン式の概略ピント
位置入力部の例を示すファインダ表示説明図である。カ
メラ本体に取り付けられているボタンを押すことによ
り、ビューファインダ6内の下部に表示されている被写
体距離の略図の光り方を変えることにより概略の距離を
合焦制御処理部9に入力することができる。
【0021】本実施例では位相差方式のオートフォーカ
スについて説明したが、オートフォーカス動作の範囲を
限定できるものならどのような方式のオートフォーカス
装置であっても本発明を実施することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影者が合焦したい被写体までの概略距離を概略ピント
位置入力手段に入力することにより、例え像が重なるよ
うにして距離が異なる複数の被写体があっても、合焦制
御手段はピント情報検出手段から入力した合焦状態情報
の中から撮影者が入力した概略距離の近辺にある被写体
が優先的に合焦状態になるように制御信号をレンズ駆動
手段に出力するので、撮影者は容易な概略距離の入力に
より、例え相前後した被写体があっても希望する被写体
を間違いなく合焦状態にすることができ、本装置を組み
込むことにより、距離の異なる複数の被写体が相前後し
ていても撮影者は容易に目的の被写体に間違いなくオー
トフォーカス機能を働かせ撮影することができるスチル
カメラあるいはビデオカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 実施例のピント情報検出素子の構成と動作の
説明図である。
【図3】 概略ピント位置入力部の他の構成例を示す斜
視図である。
【図4】 概略ピント位置入力部の他の構成例を示すビ
ューファインダ表示図である。
【図5】 従来のオートフォーカス装置のブロック図で
ある。
【符号の説明】 1 フォーカスレンズ 2 ハーフミラー 3 CCD等の撮像素子 4 信号処理回路 5 LCD駆動回路 6 LCDビューファインダ 7 記録系 8 ピント情報検出素子 9 合焦制御処理部 10 レンズ駆動部 11 概略ピント位置入力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合焦させる被写体の距離に応じて撮影レ
    ンズを移動させるレンズ駆動手段と、撮影レンズが合焦
    状態になるように制御信号を前記レンズ駆動手段に出力
    する合焦制御手段と、撮影者が合焦させたい被写体まで
    の概略距離を入力する概略ピント位置入力手段と、合焦
    状態を検出して前記合焦制御手段に出力するピント情報
    検出手段とを備えたオートフォーカス装置であって、前
    記合焦制御手段は概略ピント位置入力手段から入力した
    概略距離の近辺にある被写体をピント情報検出手段から
    入力した合焦状態情報の中から判断して該被写体が優先
    的に合焦状態になるように制御信号をレンズ駆動手段に
    出力することを特徴とするオートフォーカス装置。
  2. 【請求項2】 合焦制御手段は、前記概略ピント位置入
    力手段から入力した概略距離に基づいて合焦状態にする
    被写体の距離範囲を制限して制御信号を構成しレンズ駆
    動手段に出力することを特徴とする請求項1記載のオー
    トフォーカス装置。
  3. 【請求項3】 概略ピント位置入力手段は、マニュアル
    フォーカス時に使用する距離環によって構成してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のオートフォーカス装置。
  4. 【請求項4】 概略ピント位置入力手段は、入力する概
    略距離を示す手段としてダイアル等に略画状の被写体像
    例が表示してあることを特徴とする請求項1記載のオー
    トフォーカス装置。
JP25049893A 1993-10-06 1993-10-06 オートフォーカス装置 Withdrawn JPH07104171A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25049893A JPH07104171A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 オートフォーカス装置

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JPH07104171A true JPH07104171A (ja) 1995-04-21

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JP25049893A Withdrawn JPH07104171A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 オートフォーカス装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9638529B2 (en) 2013-02-18 2017-05-02 Denso Corporation Vehicle orientation detection method and vehicle orientation detection apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20001226