JPH07103809B2 - タ−ビンのヘルパ駆動装置 - Google Patents
タ−ビンのヘルパ駆動装置Info
- Publication number
- JPH07103809B2 JPH07103809B2 JP11263786A JP11263786A JPH07103809B2 JP H07103809 B2 JPH07103809 B2 JP H07103809B2 JP 11263786 A JP11263786 A JP 11263786A JP 11263786 A JP11263786 A JP 11263786A JP H07103809 B2 JPH07103809 B2 JP H07103809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- electric motor
- motor
- stop command
- change rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、タービンに交流電動機をヘルパモータとして
結合し、これによって負荷を分担して駆動するタービン
のヘルパ駆動装置にかかり、特にタービン系が故障した
ときの電動機側の保護回路に関するものである。
結合し、これによって負荷を分担して駆動するタービン
のヘルパ駆動装置にかかり、特にタービン系が故障した
ときの電動機側の保護回路に関するものである。
（従来の技術） 蒸気タービンに交流電動機を結合し、交流電動機をヘル
パモータとして負荷を駆動するシステムがあるが、従来
はタービン故障時の交流電動機の運転制御については、
タービン制御装置がその故障を検出してタービンを停止
させると共に、電動機制御装置に停止指令を発信して電
動機を停止させることが行なわれている。
パモータとして負荷を駆動するシステムがあるが、従来
はタービン故障時の交流電動機の運転制御については、
タービン制御装置がその故障を検出してタービンを停止
させると共に、電動機制御装置に停止指令を発信して電
動機を停止させることが行なわれている。
しかしながらタービン制御装置は一般に複雑であり、タ
ービン制御装置自体にも故障の発生が考えられるので、
上記従来の方法ではタービン故障時の安全な電動機停止
ができないことがある。
ービン制御装置自体にも故障の発生が考えられるので、
上記従来の方法ではタービン故障時の安全な電動機停止
ができないことがある。
（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、タービンの速度変化の異常を検出し、これに
よってタービン制御装置からの停止指令を待たないでヘ
ルパ用の交流電動機を停止させる電動機保護制御回路を
備えたタービンのヘルパ駆動装置を提供することを目的
とする。
よってタービン制御装置からの停止指令を待たないでヘ
ルパ用の交流電動機を停止させる電動機保護制御回路を
備えたタービンのヘルパ駆動装置を提供することを目的
とする。
（問題点を解決するための手段と作用） 本発明は、タービンの負荷を分担して駆動する交流電動
機と、この交流電動機を制御すると共に、タービン制御
系側からの故障停止指令により前記交流電動機を停止さ
せる電動機制御装置を備えたタービンのヘルパ駆動装置
において、前記交流電動機の速度変化率が所定の速度変
化率を越えるとき、タービン系の故障と判別して前記電
動機制御装置に停止指令を発する電動機保護制御回路を
備え、前記タービン系側からの故障停止指令の有無にか
かわらず前記電動機保護制御回路からの停止指令によっ
て前記交流電動機を停止させるようにしたものである。
機と、この交流電動機を制御すると共に、タービン制御
系側からの故障停止指令により前記交流電動機を停止さ
せる電動機制御装置を備えたタービンのヘルパ駆動装置
において、前記交流電動機の速度変化率が所定の速度変
化率を越えるとき、タービン系の故障と判別して前記電
動機制御装置に停止指令を発する電動機保護制御回路を
備え、前記タービン系側からの故障停止指令の有無にか
かわらず前記電動機保護制御回路からの停止指令によっ
て前記交流電動機を停止させるようにしたものである。
従って本発明においては、ヘルパ電動機駆動時にタービ
ン系が故障したとき、たとえば、タービン系とモータ
（交流電動機）系とのシーケンスの取合いが不充分な場
合でも、交流電動機の駆動状態からタービン系の故障発
生を検出し、交流電動機が不安定に駆動することによる
損傷が発生する前に交流電動機を停止させることが可能
となる。
ン系が故障したとき、たとえば、タービン系とモータ
（交流電動機）系とのシーケンスの取合いが不充分な場
合でも、交流電動機の駆動状態からタービン系の故障発
生を検出し、交流電動機が不安定に駆動することによる
損傷が発生する前に交流電動機を停止させることが可能
となる。
（実施例） 本発明の一実施例を図面に示す。
本実施例ではタービンとして蒸気タービン１、ヘルパモ
ータとして交流電動機２を用い、負荷機械３を駆動する
ヘルパ駆動システムが構成されている。
ータとして交流電動機２を用い、負荷機械３を駆動する
ヘルパ駆動システムが構成されている。
電動機保護制御回路６は、速度検出器７、変化率算出回
路８、停止指令回路９から構成され、停止指令回路９
は、比較回路10と、停止指令発信器11から構成されてい
る。
路８、停止指令回路９から構成され、停止指令回路９
は、比較回路10と、停止指令発信器11から構成されてい
る。
速度検出器７は、交流電動機２の速度Ｎを検出し、検出
した速度Ｎに相当する速度信号Niを変化率算出回路８に
発信する。
した速度Ｎに相当する速度信号Niを変化率算出回路８に
発信する。
変化率算出回路８は、速度検出器７から受信した速度信
号Niを基にして、速度変化率dNi/dtを算出し、算出した
変化率dNi/dtに相当する変化率信号CAを停止指令回路９
に発信する。
号Niを基にして、速度変化率dNi/dtを算出し、算出した
変化率dNi/dtに相当する変化率信号CAを停止指令回路９
に発信する。
比較回路10と停止指令発信器11から成る停止指令回路９
は変化率算出回路８から入力された変化率信号CAをまず
比較回路10において、あらかじめ設定されている変化率
基準信号Ｃと比較し、比較回路10は、変化率信号CAが変
化率基準信号Ｃより大きい場合、タービン系の故障発生
であると判断し、停止指令発信器11に故障検出信号Ｋを
出力する。
は変化率算出回路８から入力された変化率信号CAをまず
比較回路10において、あらかじめ設定されている変化率
基準信号Ｃと比較し、比較回路10は、変化率信号CAが変
化率基準信号Ｃより大きい場合、タービン系の故障発生
であると判断し、停止指令発信器11に故障検出信号Ｋを
出力する。
故障検出信号Ｋを受信した停止指令発信器11は交流電動
機２を停止させるために、電動機制御装置５に停止指令
Ｓを出力する。なおタービン系の故障がタービン制御装
置４で検出されると停止指令Ａが、タービン制御装置４
から電動機制御装置５に送られるが、電動機制御装置５
は停止信号Ａの有無にかかわらず停止指令Ｓによって交
流電動機２への供給電力を制御して電動機を停止（電源
開放）させる。
機２を停止させるために、電動機制御装置５に停止指令
Ｓを出力する。なおタービン系の故障がタービン制御装
置４で検出されると停止指令Ａが、タービン制御装置４
から電動機制御装置５に送られるが、電動機制御装置５
は停止信号Ａの有無にかかわらず停止指令Ｓによって交
流電動機２への供給電力を制御して電動機を停止（電源
開放）させる。
以上説明したように本発明によれば、ヘルパ電動機駆動
時にタービン系が故障すると、タービン系と電動機系で
のシーケンスの取合いが困難な場合でも、その故障発生
がモータ系により検出され、電動機の運転を停止できる
よう制御される。従って、タービン系の故障における交
流電動機の過速度あるいは速度低下の発生に対して二重
の保護ができ、ヘルパ駆動システムの信頼性の向上に寄
与することができる。
時にタービン系が故障すると、タービン系と電動機系で
のシーケンスの取合いが困難な場合でも、その故障発生
がモータ系により検出され、電動機の運転を停止できる
よう制御される。従って、タービン系の故障における交
流電動機の過速度あるいは速度低下の発生に対して二重
の保護ができ、ヘルパ駆動システムの信頼性の向上に寄
与することができる。
図面は本発明の一実施例を示す系統図である。 １…蒸気タービン ２…交流電動機 ３…負荷機械 ４…タービン制御装置 ５…電動機制御装置 ６…電動機保護制御回路 ７…速度検出器 ８…変化率算出回路 ９…停止指令回路
Claims (1)
- 【請求項１】タービンの負荷を分担して駆動する交流電
動機と、この交流電動機を制御すると共に、タービン制
御系側からの故障停止指令により前記交流電動機を停止
させる電動機制御装置を備えたタービンのヘルパ駆動装
置において、前記交流電動機の速度変化率が所定の速度
変化率を越えるとき、タービン系の故障と判別して前記
電動機制御装置に停止指令を発する電動機保護制御回路
を備え、前記タービン系側からの故障停止指令の有無に
かかわらず前記電動機保護制御回路からの停止指令によ
って前記交流電動機を停止させることを特徴とするター
ビンのヘルパ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11263786A JPH07103809B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | タ−ビンのヘルパ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11263786A JPH07103809B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | タ−ビンのヘルパ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62272820A JPS62272820A (ja) | 1987-11-27 |
| JPH07103809B2 true JPH07103809B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=14591710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11263786A Expired - Fee Related JPH07103809B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | タ−ビンのヘルパ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07103809B2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP11263786A patent/JPH07103809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62272820A (ja) | 1987-11-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8436570B2 (en) | Motor driving system, motor controller, and safety function expander | |
| US6384561B1 (en) | Servo control apparatus | |
| EP1403010B1 (en) | Robot system comprising an operator detection unit | |
| WO2019239753A1 (ja) | 遮断回路診断装置 | |
| JPH048190B2 (ja) | ||
| CN108773742B (zh) | 安全保护方法、电梯控制器以及强驱电梯系统 | |
| JPH11308894A (ja) | 電動機の停電時処理方法 | |
| JPH07103809B2 (ja) | タ−ビンのヘルパ駆動装置 | |
| JPH0787603A (ja) | 電気自動車の保護装置 | |
| JP4116099B2 (ja) | 駆動部用の安全装置 | |
| US7218490B2 (en) | Process and device for determining a run-away condition of a rotation-speed controlled, permanent-excited synchronous motor | |
| EP0607646A1 (en) | Elevator velocity control | |
| JP4185619B2 (ja) | クレーンにおけるインバータ制御モータのトルク監視方法 | |
| JP3004464B2 (ja) | 回転数異常保護装置 | |
| JP2004104959A (ja) | 電動機駆動用電力変換装置の回生制御方法 | |
| KR100186380B1 (ko) | 엘리베이터의 비상운전 장치 | |
| JPS639228Y2 (ja) | ||
| CN116968015A (zh) | 机器人关节控制系统及方法 | |
| JPS6337032B2 (ja) | ||
| JPH01291603A (ja) | 電気車のインバータ制御装置 | |
| JPH06104547B2 (ja) | エレベ−タの制御装置 | |
| JPS5944983A (ja) | 駆動装置の速度制御装置 | |
| JPS6020724A (ja) | 電動機駆動装置 | |
| JPH07177774A (ja) | 電動機の回生制御方法 | |
| JPH0445077A (ja) | エレベータの制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |