JPH07103222A - 回転止めロック装置 - Google Patents
回転止めロック装置Info
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- JPH07103222A JPH07103222A JP6184114A JP18411494A JPH07103222A JP H07103222 A JPH07103222 A JP H07103222A JP 6184114 A JP6184114 A JP 6184114A JP 18411494 A JP18411494 A JP 18411494A JP H07103222 A JPH07103222 A JP H07103222A
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 31
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
- F16L19/005—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts comprising locking means for the threaded member
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S285/00—Pipe joints or couplings
- Y10S285/906—Equivalents
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流体管上のカップリングナットの緩みを防
ぐ、それ程高価でない装置を提供する。 【構成】 Ｕ字形のばねクリップ１０は、それぞれ開口
部１８と一方向クラッチ２０が形成された２つの円形端
部１２，１４を有する。第１端部１４には、開口部内壁
に一方向クラッチ２０が形成され、第２端部１２には、
開口部内壁に沿って、回転止めの働きをするセレーショ
ン１６が切られている。セレーション１６はばねクリッ
プ１０の回転を防止し、一方向クラッチ２０は、カップ
リングナットの下面に係合して、ナットの時計方向の回
転のみを許す。
ぐ、それ程高価でない装置を提供する。 【構成】 Ｕ字形のばねクリップ１０は、それぞれ開口
部１８と一方向クラッチ２０が形成された２つの円形端
部１２，１４を有する。第１端部１４には、開口部内壁
に一方向クラッチ２０が形成され、第２端部１２には、
開口部内壁に沿って、回転止めの働きをするセレーショ
ン１６が切られている。セレーション１６はばねクリッ
プ１０の回転を防止し、一方向クラッチ２０は、カップ
リングナットの下面に係合して、ナットの時計方向の回
転のみを許す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、流体管上のカップリン
グナットの緩みを防ぐ、それほど高価でない装置に関す
る。
グナットの緩みを防ぐ、それほど高価でない装置に関す
る。
【０００２】
【従来技術およびその課題】作動油、その他の流体を誘
導する管と、それに関連するアクチュエータやマニホー
ルド等の機器との間の、液漏れ防止アタッチメントとな
る継手(fitting)はよく知られている。そのような継手
の例は、Sr. Rosanの米国特許第3,702,707号に開示され
ている。
導する管と、それに関連するアクチュエータやマニホー
ルド等の機器との間の、液漏れ防止アタッチメントとな
る継手(fitting)はよく知られている。そのような継手
の例は、Sr. Rosanの米国特許第3,702,707号に開示され
ている。
【０００３】Ｂ−ナットが継手から緩まないように、継
手に締め込まれるカップリングナット、すなわち、Ｂ−
ナットを継手に固定するための種々の技術が提案されて
きた。例えば、Ｂ−ナットに形成した穴に通して、母材
上のボスに固定されるロックワイヤーが、この作用・効
果を達成するように、前記特許において使用されてい
る。
手に締め込まれるカップリングナット、すなわち、Ｂ−
ナットを継手に固定するための種々の技術が提案されて
きた。例えば、Ｂ−ナットに形成した穴に通して、母材
上のボスに固定されるロックワイヤーが、この作用・効
果を達成するように、前記特許において使用されてい
る。
【０００４】1989年10月31日に出願され、本出願人に譲
渡された同時係属中の米国特許出願第430,317 号におい
ても、継手に対するＢ−ナットの固定のための他の技術
が開示されている。具体的には、Ｂ−ナットの外形と適
合する形状を有する別のスリーブが、Ｂ−ナット上を母
材まで滑り下り、Ｂ−ナットと、母材にはめ込まれたロ
ックリングの双方に対して係合するようになっている。
渡された同時係属中の米国特許出願第430,317 号におい
ても、継手に対するＢ−ナットの固定のための他の技術
が開示されている。具体的には、Ｂ−ナットの外形と適
合する形状を有する別のスリーブが、Ｂ−ナット上を母
材まで滑り下り、Ｂ−ナットと、母材にはめ込まれたロ
ックリングの双方に対して係合するようになっている。
【０００５】ロックワイヤーを使用して、継手に対して
Ｂ−ナットを固定することの欠点は、この作業が面倒
で、Ｂ−ナットの角１個以上に穴を開ける必要があり、
またＢ−ナットが緩まないように、ボスや結び付け用の
箇所を母材上に必要とするということである。ロックワ
イヤーは、積極的な機械的ロック装置ではなく、ロック
ワイヤーを設置するには、前後で矛盾する要求のあるこ
とがある。同時係属中の出願において開示された、スリ
ーブやその様々な変形物には、今あるものが最大限に活
用されるように、Ｂ−ナットの改造といったような手直
しが必要となる。
Ｂ−ナットを固定することの欠点は、この作業が面倒
で、Ｂ−ナットの角１個以上に穴を開ける必要があり、
またＢ−ナットが緩まないように、ボスや結び付け用の
箇所を母材上に必要とするということである。ロックワ
イヤーは、積極的な機械的ロック装置ではなく、ロック
ワイヤーを設置するには、前後で矛盾する要求のあるこ
とがある。同時係属中の出願において開示された、スリ
ーブやその様々な変形物には、今あるものが最大限に活
用されるように、Ｂ−ナットの改造といったような手直
しが必要となる。
【０００６】上記米国特許以外にも、米国特許第3,329,
190号、第4,708,555号、第5,090,855号、そしてドイツ
国特許第2,413,760号は、ロックワッシャーに関するも
ので、ナットとボルト式の締め付け機構において、回転
モーメントが失われないように設計されたものである。
さらに、特許第1,066,761号は、 変形されたコイルばね
と特別なクラッチ２つを利用し、コイルばねをクラッチ
から外すには、特別な道具を必要とする。しかし、これ
らの装置は、流体の流れにおけるカップリング要素とし
てデザインされたものではない。
190号、第4,708,555号、第5,090,855号、そしてドイツ
国特許第2,413,760号は、ロックワッシャーに関するも
ので、ナットとボルト式の締め付け機構において、回転
モーメントが失われないように設計されたものである。
さらに、特許第1,066,761号は、 変形されたコイルばね
と特別なクラッチ２つを利用し、コイルばねをクラッチ
から外すには、特別な道具を必要とする。しかし、これ
らの装置は、流体の流れにおけるカップリング要素とし
てデザインされたものではない。
【０００７】Schlosserの米国特許第5,058,930号は、高
圧用のカップリングを開示し、径方向内側に突き出す形
状の薄壁シリンダー上の一定の間隔をあけた細管を円筒
状に配置したものを利用しており、カップリング要素が
関連する流体回路から外れることを防ぐように、関連す
る環状の溝に収容される尖った先端部を利用している。
このカップリング要素は、上記のように、外れ防止のデ
ザインが施されているけれども、その複雑さ、結果的に
高いコスト、そして改造適応機能が無いことから、他の
形状のものが望まれることになる。
圧用のカップリングを開示し、径方向内側に突き出す形
状の薄壁シリンダー上の一定の間隔をあけた細管を円筒
状に配置したものを利用しており、カップリング要素が
関連する流体回路から外れることを防ぐように、関連す
る環状の溝に収容される尖った先端部を利用している。
このカップリング要素は、上記のように、外れ防止のデ
ザインが施されているけれども、その複雑さ、結果的に
高いコスト、そして改造適応機能が無いことから、他の
形状のものが望まれることになる。
【０００８】故に、気体や作動油の管上のカップリング
ナットが継手から緩むのを防ぎ、現在設置されているも
のに容易に当てはめられる、それほど高価でない装置を
提供することが望まれている。
ナットが継手から緩むのを防ぎ、現在設置されているも
のに容易に当てはめられる、それほど高価でない装置を
提供することが望まれている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、開口部のある
２つの端部を有し、可撓性のある回転止めロック装置を
提供する。好適実施例において、第１端部は、開口部の
壁、すなわち、面上に形成された一方向クラッチを有す
る。第２端部は、回転止めの特徴を持つ開口部壁、すな
わち、面を有する。１実施例において、本発明の装置
は、流体アダプターとともに使用され、第２端部面はセ
レーションを有し、アダプターのロックリング上部のセ
レーションと適合するように、母材上方にセレーション
を盛り上げる形状を有している。第２端部の開口部面
は、装置の別途使用に適合するように変形され得る。他
の実施例において、第１端部は、カップリング部材上の
対応する回転止めの形状で形成された面に係合するよう
に形成された面を有する。
２つの端部を有し、可撓性のある回転止めロック装置を
提供する。好適実施例において、第１端部は、開口部の
壁、すなわち、面上に形成された一方向クラッチを有す
る。第２端部は、回転止めの特徴を持つ開口部壁、すな
わち、面を有する。１実施例において、本発明の装置
は、流体アダプターとともに使用され、第２端部面はセ
レーションを有し、アダプターのロックリング上部のセ
レーションと適合するように、母材上方にセレーション
を盛り上げる形状を有している。第２端部の開口部面
は、装置の別途使用に適合するように変形され得る。他
の実施例において、第１端部は、カップリング部材上の
対応する回転止めの形状で形成された面に係合するよう
に形成された面を有する。
【００１０】本発明の回転止めロック装置は、ナット面
が、母材、すなわち、ワッシャーの表面と接触しない、
標準的なカップリングナットと共に使用されるように設
計されており、万一、当初のトルクが失われたり、或い
は、当初トルクが全然与えられなかったような場合に、
作動油管が緩んで、継手から分離して取り返しがつかな
くなるような事故を防ぐ。
が、母材、すなわち、ワッシャーの表面と接触しない、
標準的なカップリングナットと共に使用されるように設
計されており、万一、当初のトルクが失われたり、或い
は、当初トルクが全然与えられなかったような場合に、
作動油管が緩んで、継手から分離して取り返しがつかな
くなるような事故を防ぐ。
【００１１】本発明の装置は、Ｕ字形の平ばねを使用
し、継手とカップリングナットが相対的に回転しないよ
うにするための２つの面が形成される。押し縮められた
Ｕ字型のばね（またはクリップ）の張力は、各面が継手
とカップリングナットにずっと係合し続けるように、利
用される。ロック用のクリップをはめるために、カップ
リングナット面が、継手の表面に向って軸方向に移動さ
れる。ロック用のクリップを外すには、クリップ面を互
いに近付け、カップリングナット面が軸方向に継手の表
面から離され、カップリングナットがクリップから離脱
するよう、移動させられる。多角ナットのためには、一
方向クラッチが一表面に形成され、カップリングナット
はクリップ面に乗り上げ、取付けの間、それを押し下げ
る。
し、継手とカップリングナットが相対的に回転しないよ
うにするための２つの面が形成される。押し縮められた
Ｕ字型のばね（またはクリップ）の張力は、各面が継手
とカップリングナットにずっと係合し続けるように、利
用される。ロック用のクリップをはめるために、カップ
リングナット面が、継手の表面に向って軸方向に移動さ
れる。ロック用のクリップを外すには、クリップ面を互
いに近付け、カップリングナット面が軸方向に継手の表
面から離され、カップリングナットがクリップから離脱
するよう、移動させられる。多角ナットのためには、一
方向クラッチが一表面に形成され、カップリングナット
はクリップ面に乗り上げ、取付けの間、それを押し下げ
る。
【００１２】以上のことから、本発明は、好適には金属
で作られ、それほど高価でなく製造される、可撓性のあ
る回転止めロック装置を提供するものである。そして、
容易に現在設置されているものに部品の改造を一切する
ことなく当てはめられ、カップリングナットが流体管か
ら外れるというような、２つの結合金具の離脱を防止す
ることができる。
で作られ、それほど高価でなく製造される、可撓性のあ
る回転止めロック装置を提供するものである。そして、
容易に現在設置されているものに部品の改造を一切する
ことなく当てはめられ、カップリングナットが流体管か
ら外れるというような、２つの結合金具の離脱を防止す
ることができる。
【００１３】
【実施例】図１と図２は、本発明の回転止めロック装置
１０の好適実施例を示している。装置１０は、第１アー
ム１２と第２アーム１４を有するＵ字形のばねクリップ
から成る。歯を切られた面１６が、第１アームの１２部
分に形成される穴部１８の内径側に、形成、すなわち、
刻されている。図示のように、特別な形の表面２０が、
向かいの第２アーム１４の部分に形成されている。具体
的には、表面２０は、Ｂ−ナット２４のパイロット部分
２２にフィットするように、そして、Ｂ−ナットが、流
体の管継手、すなわち、アダプター２６のねじ山に螺合
して時計回りに回転することを許容するように形成され
ている。しかしながら、表面２０は、その管継手が、Ｂ
−ナット下方の表面２７と接触している間に、反時計回
りに回転するのを妨げる。要するに、特別な形の表面２
０は、一方向クラッチの機能を果たすのである。このク
ラッチの幾何学的構成は、図４に、より詳細に示されて
いるが、図３Ａと図３Ｂに示されているパンチ３０とダ
イ３２の組み合わせを使用して形成される（図は六角形
の金具と共に使用される１２個のポイントを持つクラッ
チを示しているが、クラッチのポイントの数は、六角形
の倍数であってよい。すなわち、６，１８，２４のよう
に）。パンチで形成される３つの面は、以下の機能を持
つ。すなわち、ナットが時計回りに回転する際、水平面
３４はクラッチをカップリングナットの下方に留めてお
き、垂直面３６はカップリングナットの反時計回りの回
転を妨げ、４５°に傾斜した面３８はアーム１４を押し
下げ、一方向の回転のみを許す。なお、図１に示すよう
に、内径部のセレーション１６は、外径部より盛り上げ
られている。
１０の好適実施例を示している。装置１０は、第１アー
ム１２と第２アーム１４を有するＵ字形のばねクリップ
から成る。歯を切られた面１６が、第１アームの１２部
分に形成される穴部１８の内径側に、形成、すなわち、
刻されている。図示のように、特別な形の表面２０が、
向かいの第２アーム１４の部分に形成されている。具体
的には、表面２０は、Ｂ−ナット２４のパイロット部分
２２にフィットするように、そして、Ｂ−ナットが、流
体の管継手、すなわち、アダプター２６のねじ山に螺合
して時計回りに回転することを許容するように形成され
ている。しかしながら、表面２０は、その管継手が、Ｂ
−ナット下方の表面２７と接触している間に、反時計回
りに回転するのを妨げる。要するに、特別な形の表面２
０は、一方向クラッチの機能を果たすのである。このク
ラッチの幾何学的構成は、図４に、より詳細に示されて
いるが、図３Ａと図３Ｂに示されているパンチ３０とダ
イ３２の組み合わせを使用して形成される（図は六角形
の金具と共に使用される１２個のポイントを持つクラッ
チを示しているが、クラッチのポイントの数は、六角形
の倍数であってよい。すなわち、６，１８，２４のよう
に）。パンチで形成される３つの面は、以下の機能を持
つ。すなわち、ナットが時計回りに回転する際、水平面
３４はクラッチをカップリングナットの下方に留めてお
き、垂直面３６はカップリングナットの反時計回りの回
転を妨げ、４５°に傾斜した面３８はアーム１４を押し
下げ、一方向の回転のみを許す。なお、図１に示すよう
に、内径部のセレーション１６は、外径部より盛り上げ
られている。
【００１４】図３Ａに示されるパンチの形状は、同軸の
２つの円筒４０と４２から成る。小円筒４０はパイロッ
トシリンダーであり、ナット平面を横切る長さより直径
が２％大きく、クリップブランクの開口部に前もって開
けられた穴にはまるようになっている。この結合によっ
て、クラッチを形成すべく、ブランク（素材）は整列さ
せられる。円筒４２は、カップリングナットの平面を横
切る大きさより、２７％大きく、この円筒の断面と２つ
の平面が、１２のクラッチ歯の１つの幾何学的形状を画
定する。第１の面は、パイロットシリンダーに対して接
線方向にある。第２の面は、第１の面に垂直で、４５°
に傾斜して２つの円筒が交差する中心を通る。この幾何
学形状は、３０°ずつ計１１回、回転させられ、これが
クラッチの形状を形づくる。
２つの円筒４０と４２から成る。小円筒４０はパイロッ
トシリンダーであり、ナット平面を横切る長さより直径
が２％大きく、クリップブランクの開口部に前もって開
けられた穴にはまるようになっている。この結合によっ
て、クラッチを形成すべく、ブランク（素材）は整列さ
せられる。円筒４２は、カップリングナットの平面を横
切る大きさより、２７％大きく、この円筒の断面と２つ
の平面が、１２のクラッチ歯の１つの幾何学的形状を画
定する。第１の面は、パイロットシリンダーに対して接
線方向にある。第２の面は、第１の面に垂直で、４５°
に傾斜して２つの円筒が交差する中心を通る。この幾何
学形状は、３０°ずつ計１１回、回転させられ、これが
クラッチの形状を形づくる。
【００１５】図３Ｂに示されるダイの形状は、同心円の
穴４６を持つ円筒４４から成る。円筒４４は、クラッチ
面の主たる直径より２５％大きい。穴４６は、ナット平
面を横切る長さより４％大きい。平面の幾何学的形状
は、接線をなす面がナットの平面を横切る直径より３％
大きい仮想的円筒に対して接線方向であることを除け
ば、パンチと同一である。３つの円筒は全て、同軸を共
有する。これらの面の、ダイの上部表面に対する交差部
は、クリップブランクと同じ直径の１２ポイントの星形
を形成するようなもので、ナットの平面を横切る大きさ
より４５％大きい。
穴４６を持つ円筒４４から成る。円筒４４は、クラッチ
面の主たる直径より２５％大きい。穴４６は、ナット平
面を横切る長さより４％大きい。平面の幾何学的形状
は、接線をなす面がナットの平面を横切る直径より３％
大きい仮想的円筒に対して接線方向であることを除け
ば、パンチと同一である。３つの円筒は全て、同軸を共
有する。これらの面の、ダイの上部表面に対する交差部
は、クリップブランクと同じ直径の１２ポイントの星形
を形成するようなもので、ナットの平面を横切る大きさ
より４５％大きい。
【００１６】使用の際、Ｂ−ナット２４が流体アダプタ
ーに螺合させられる前に、アーム１２は、セレーション
１６が、ロックリング５０に形成されたセレーションに
係合して、アーム１２の回転を防ぐように、母材（ポン
プやハウジング）３０の下方表面に対して配置される。
Ｂ−ナット２４のパイロット部分２２は、表面２０の開
口部を通って、Ｂ−ナット２４の下方端部２７が、クラ
ッチ表面の支持面３４と接するように挿入される。（但
し、装置１０は逆の手順でも設置され得ることに注意さ
れたい。）Ｂ−ナット２４はその後時計回りに回転させ
られ、流体の管継手２６のねじ山部分に螺合させられ
る。この過程において、傾斜した表面３８は、Ｂ−ナッ
ト２４の時計回り回転を許容しながら、Ｂ−ナット２４
と装置１０の接触面を強制的に離間させる。装置１０の
ばね力は、保持面が隣り合うＢ−ナット２４の面と接す
る状態を維持し、この傾斜面の作用が起こるのを可能に
する。
ーに螺合させられる前に、アーム１２は、セレーション
１６が、ロックリング５０に形成されたセレーションに
係合して、アーム１２の回転を防ぐように、母材（ポン
プやハウジング）３０の下方表面に対して配置される。
Ｂ−ナット２４のパイロット部分２２は、表面２０の開
口部を通って、Ｂ−ナット２４の下方端部２７が、クラ
ッチ表面の支持面３４と接するように挿入される。（但
し、装置１０は逆の手順でも設置され得ることに注意さ
れたい。）Ｂ−ナット２４はその後時計回りに回転させ
られ、流体の管継手２６のねじ山部分に螺合させられ
る。この過程において、傾斜した表面３８は、Ｂ−ナッ
ト２４の時計回り回転を許容しながら、Ｂ−ナット２４
と装置１０の接触面を強制的に離間させる。装置１０の
ばね力は、保持面が隣り合うＢ−ナット２４の面と接す
る状態を維持し、この傾斜面の作用が起こるのを可能に
する。
【００１７】この作業は、ねじがそれ以上締まらなくな
るまで続く。垂直面で接線方向面でもある面３６は、Ｂ
−ナット２４が反時計回りに回転するのを防ぎ、前記セ
レーション１６とロックリング５０のセレーションの噛
み合いと、クラッチ表面２０との組合せは、Ｂ−ナット
と流体の管継手２６との間の相対的回転を防ぐ。Ｂ−ナ
ット２４が流体の管継手２６から除去されるためには、
可撓性あるアーム１４がＢ−ナットの接触面から離れる
ように矢印Ａ方向に移動され、それから、Ｂ−ナットが
反時計方向に、はずれるまで回転させられることにな
る。
るまで続く。垂直面で接線方向面でもある面３６は、Ｂ
−ナット２４が反時計回りに回転するのを防ぎ、前記セ
レーション１６とロックリング５０のセレーションの噛
み合いと、クラッチ表面２０との組合せは、Ｂ−ナット
と流体の管継手２６との間の相対的回転を防ぐ。Ｂ−ナ
ット２４が流体の管継手２６から除去されるためには、
可撓性あるアーム１４がＢ−ナットの接触面から離れる
ように矢印Ａ方向に移動され、それから、Ｂ−ナットが
反時計方向に、はずれるまで回転させられることにな
る。
【００１８】本発明の装置１０の好適実施例ではクラッ
チ表面が１つであるが、ばねクリップのアーム両方の表
面にクラッチ面を設けるよう形成することも可能である
ことも注目されるべきである。実際に使用される具体的
な形状は、接続されるべき２つの部品の幾何学的形状に
依存することは明らかである。
チ表面が１つであるが、ばねクリップのアーム両方の表
面にクラッチ面を設けるよう形成することも可能である
ことも注目されるべきである。実際に使用される具体的
な形状は、接続されるべき２つの部品の幾何学的形状に
依存することは明らかである。
【００１９】図５と図６は，図１の実施例のアーム１２
に形成されたセレーションが図のような形状に取り替え
られた、本発明のロック装置の別の実施例を示してい
る。特に、向い合うアーム６０は、金属のブランクに形
成された開口部６２を有し、その２つのエッジは折り曲
げられており、タブ６４と６６を形成している。このロ
ック装置は、図６のＸ字形ユニオン装置６８に設置され
た状態が図示されている。
に形成されたセレーションが図のような形状に取り替え
られた、本発明のロック装置の別の実施例を示してい
る。特に、向い合うアーム６０は、金属のブランクに形
成された開口部６２を有し、その２つのエッジは折り曲
げられており、タブ６４と６６を形成している。このロ
ック装置は、図６のＸ字形ユニオン装置６８に設置され
た状態が図示されている。
【００２０】図７と図８は、図１の実施例のアーム１２
に形成されたセレーションが図のような形状に取り替え
られた、本発明のロック装置の別の実施例を示してい
る。特に、六角形の開口部７２が、向い合うアーム７０
に形成されており、このロック装置は、図８に示される
ＭＳ継手上に設置される。具体的には、クラッチ面２０
を有するアーム１２が、図２の実施例と同様の方法でＢ
−ナット２４に噛み合う一方、アーム７０は、六角形の
ナット７６上に、アーム７０の回転止めという機能を果
たすように、設置される。
に形成されたセレーションが図のような形状に取り替え
られた、本発明のロック装置の別の実施例を示してい
る。特に、六角形の開口部７２が、向い合うアーム７０
に形成されており、このロック装置は、図８に示される
ＭＳ継手上に設置される。具体的には、クラッチ面２０
を有するアーム１２が、図２の実施例と同様の方法でＢ
−ナット２４に噛み合う一方、アーム７０は、六角形の
ナット７６上に、アーム７０の回転止めという機能を果
たすように、設置される。
【００２１】図９と図１０は、図１の実施例のアーム１
２に形成されたセレーションが図のような形状に取り替
えられた、本発明のロック装置の別の実施例を示してい
る。特に、向い合うアーム８０は、金属のブランクに形
成された開口部８２を有し、その少なくとも４つのエッ
ジが折り曲げられており、タブ８４，８６，８８，９０
が形成されている。このロック装置は、図１０のＭＳ管
継手(coupler)９０上に設置された状態で示されてお
り、タブが管継手９０の六角の部分９４に図のように係
合する。クラッチ面２０を有するアーム１２は、図２の
実施例の場合と同様の方法で、Ｂ−ナット２４に噛み合
う。
２に形成されたセレーションが図のような形状に取り替
えられた、本発明のロック装置の別の実施例を示してい
る。特に、向い合うアーム８０は、金属のブランクに形
成された開口部８２を有し、その少なくとも４つのエッ
ジが折り曲げられており、タブ８４，８６，８８，９０
が形成されている。このロック装置は、図１０のＭＳ管
継手(coupler)９０上に設置された状態で示されてお
り、タブが管継手９０の六角の部分９４に図のように係
合する。クラッチ面２０を有するアーム１２は、図２の
実施例の場合と同様の方法で、Ｂ−ナット２４に噛み合
う。
【００２２】これまで説明した４つの各実施例におい
て、アームの１つはクラッチ面２０を有している。前に
述べた通り、２つのクラッチ面を要する継手金具もあ
る。いずれにせよ、少なくとも１つクラッチ面を使用す
ることが、本発明の重要な特徴である。しかしながら、
向い合うアームに面が刻されたＵ字形ばねクリップの使
用という概念は、クラッチ面を必要としない結合部品に
おいても実施され得る。特に、図１１は、アーム１０４
に形成された六角形の開口部１０２と、アーム１０８に
形成されたセレーション状のナット形状１０６とを有す
るばねクリップ１００を示している。図１２は、母材３
０に設置されたＭＳ継手１１０を有する装置に取付けら
れたばねクリップ１００を示し、ばねクリップ１００の
開口部１０２はＭＳ継手１１０を包囲しており、アーム
１０８のセレーション１０６はナット１１２に形成され
たセレーションに係合している。
て、アームの１つはクラッチ面２０を有している。前に
述べた通り、２つのクラッチ面を要する継手金具もあ
る。いずれにせよ、少なくとも１つクラッチ面を使用す
ることが、本発明の重要な特徴である。しかしながら、
向い合うアームに面が刻されたＵ字形ばねクリップの使
用という概念は、クラッチ面を必要としない結合部品に
おいても実施され得る。特に、図１１は、アーム１０４
に形成された六角形の開口部１０２と、アーム１０８に
形成されたセレーション状のナット形状１０６とを有す
るばねクリップ１００を示している。図１２は、母材３
０に設置されたＭＳ継手１１０を有する装置に取付けら
れたばねクリップ１００を示し、ばねクリップ１００の
開口部１０２はＭＳ継手１１０を包囲しており、アーム
１０８のセレーション１０６はナット１１２に形成され
たセレーションに係合している。
【００２３】図１３は、アーム１２４に形成された六角
形の開口部１２２と、アーム１２８に形成された１２ポ
イントの形状１２６をを有するばねクリップ１２０を示
している。図１４は、母材３０に設けられたＭＳ継手１
３０に取付けられたばねクリップ１２０を示し、ばねク
リップ１２０の開口部１２２はＭＳ継手１３０を包囲し
ており、アーム１２８上の１２ポイントの面はＢ−ナッ
ト２４の外側の六角形の表面に係合している。なお、図
１１乃至図１４の実施例では、セレーションは一方向ク
ラッチとして機能することはないから、継手をねじ込む
際、Ｕ字形ばねは押し縮められており、ねじ込み完了後
にセレーション同士が係合して、緩み止めとして機能す
ることになる。
形の開口部１２２と、アーム１２８に形成された１２ポ
イントの形状１２６をを有するばねクリップ１２０を示
している。図１４は、母材３０に設けられたＭＳ継手１
３０に取付けられたばねクリップ１２０を示し、ばねク
リップ１２０の開口部１２２はＭＳ継手１３０を包囲し
ており、アーム１２８上の１２ポイントの面はＢ−ナッ
ト２４の外側の六角形の表面に係合している。なお、図
１１乃至図１４の実施例では、セレーションは一方向ク
ラッチとして機能することはないから、継手をねじ込む
際、Ｕ字形ばねは押し縮められており、ねじ込み完了後
にセレーション同士が係合して、緩み止めとして機能す
ることになる。
【００２４】
【発明の効果】故に、本発明は、２つの結合部品が回転
して分離することを防ぎ、特に、カップリングナット
が、流体管から離脱するのを防ぐのに適した、簡素で比
較的安価な装置を提供する。
して分離することを防ぎ、特に、カップリングナット
が、流体管から離脱するのを防ぐのに適した、簡素で比
較的安価な装置を提供する。
【００２５】好適実施例に関して、発明が詳述されてき
たが、その一方で、当業者には、様々な変更が可能であ
り、均等物が、発明の本質や範囲を逸脱することなく、
実施例について、構成部品の替わりに用いられ得ること
が理解されるであろう。さらに、本発明の本質的開示か
ら逸脱することなく、特別な状況や材料に適合するよう
に、多くの変更をなし得るものである。
たが、その一方で、当業者には、様々な変更が可能であ
り、均等物が、発明の本質や範囲を逸脱することなく、
実施例について、構成部品の替わりに用いられ得ること
が理解されるであろう。さらに、本発明の本質的開示か
ら逸脱することなく、特別な状況や材料に適合するよう
に、多くの変更をなし得るものである。
【図１】 流体アダプターとともに用いられる本発明の
装置の斜視図。
装置の斜視図。
【図２】 流体アダプターに取り付けられた図１の装置
の斜視図。
の斜視図。
【図３】 （Ａ）はクラッチ面を形成するためのパンチ
の斜視図、（Ｂ）はダイの斜視図。
の斜視図、（Ｂ）はダイの斜視図。
【図４】 図３（Ａ）と図３（Ｂ）に示されるパンチと
ダイを用いたクラッチ面の形成の説明図。
ダイを用いたクラッチ面の形成の説明図。
【図５】 結合管、Ｘ字管、Ｔ字管等に使用される本発
明の装置の斜視図。
明の装置の斜視図。
【図６】 結合管に取り付けられた図５の装置の斜視
図。
図。
【図７】 標準的ＭＳ継手等に使用される本発明の装置
の斜視図。
の斜視図。
【図８】 ＭＳ継手に取り付けられた図７の装置の斜視
図。
図。
【図９】 ＭＳ管継手に使用される本発明の装置の斜視
図。
図。
【図１０】 取り付けられた図９の装置の斜視図。
【図１１】 クラッチ面の替わりに、セレーションが形
成された本発明の装置の斜視図。
成された本発明の装置の斜視図。
【図１２】 取り付けられた図１１の装置の斜視図。
【図１３】 六角ナットの為の１２ポイント面を有する
本発明の装置の斜視図。
本発明の装置の斜視図。
【図１４】 取り付けられた図１３の装置の斜視図。
１０ Ｕ字形部材（ばねクリップ） １２，１４ 開口端部 １６ セレーション １８ 開口部 ２０ 一方向クラッチ
Claims (8)
- 【請求項１】 第１と第２の結合部品が分離するのを防
ぐための装置であって、弾力のあるＵ字形の部材からな
り、該部材の第１のアームは、開口部が形成された円形
の端部で終わり前記第１の結合部品に形成された対応す
る面に係合するように前記開口部の内径部に沿って面が
刻されており、且つ、前記部材の第２アームは開口部の
ある端部で終わっており、該開口部のある端部は、前記
円形の端部と実質上共平面である、装置。 - 【請求項２】 前記円形端部において、開口部の内径部
に沿って刻された面が一方向クラッチを形成する、請求
項１の装置。 - 【請求項３】 前記開口端部に形成された開口部の内径
部がセレーションを施されている、請求項２の装置。 - 【請求項４】 前記開口端部の内径部が外径部と高さが
異なる、請求項３の装置。 - 【請求項５】 前記開口端部が該開口部の下方にタブを
有する、請求項１の装置。 - 【請求項６】 前記開口端部が該開口部の内径部に沿っ
て刻された一方向クラッチを有する、請求項１の装置。 - 【請求項７】 前記開口端部の内径部が六角形である、
請求項１の装置。 - 【請求項８】 流体管を母材にねじこまれた継手と流体
通路を含むベース要素に連結するための流体的結合とロ
ックの組合せであって、 前記継手を母材に固定するために、相互のセレーション
を介して前記母材と継手を係合させる外部セレーション
を具えたロックリングと、 前記継手と螺合することによって、前記流体管を継手に
周方向に取付けるＢ−ナットと、 弾力のあるＵ字形の部材からなり、該部材の第１のアー
ムは開口部が形成された円形の端部で終わり、その内径
部に一方向クラッチが刻されており、且つ、前記部材の
第２アームは開口部のある部分で終わっており、その内
径部にはセレーションが施されており、該Ｕ字形の部材
のセレーションは、前記ロックリングに形成された外部
セレーションと係合している、装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/125823 | 1993-09-24 | ||
| US08/125,823 US5362111A (en) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | Anti-rotation locking device for preventing separation of coupling nuts from fluid lines |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07103222A true JPH07103222A (ja) | 1995-04-18 |
| JP3568995B2 JP3568995B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=22421585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18411494A Expired - Fee Related JP3568995B2 (ja) | 1993-09-24 | 1994-07-14 | 回転止めロック装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5362111A (ja) |
| EP (1) | EP0645572B1 (ja) |
| JP (1) | JP3568995B2 (ja) |
| DE (1) | DE69416760T2 (ja) |
| TW (1) | TW240281B (ja) |
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