JPH07103213A - 電気機器のパイプ取付構造 - Google Patents

電気機器のパイプ取付構造

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JPH07103213A
JPH07103213A JP26971993A JP26971993A JPH07103213A JP H07103213 A JPH07103213 A JP H07103213A JP 26971993 A JP26971993 A JP 26971993A JP 26971993 A JP26971993 A JP 26971993A JP H07103213 A JPH07103213 A JP H07103213A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
holder
pipe holder
screw cap
fitting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP26971993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Ito
和正 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp filed Critical Ricoh Elemex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器のパイプ取付構造において、調整箇
所を1ヶ所として調整作業を容易とするとともに、部品
点数を少なくし、またパイプの回動範囲を適宜角度とす
る。 【構成】 電気スタンドのスタンド本体のような機器本
体20と、その機器本体20に、軸方向に移動不能であ
るが、軸まわりには所定角度回動可能に取り付ける筒状
のパイプホルダ30と、そのパイプホルダ30に、軸方
向に移動可能であるが、軸まわりには回動不能に挿入
し、該パイプホルダ30を介して機器本体20で支持す
るパイプ35と、パイプホルダ30のチャック部30c
にねじ付けることにより該チャック部30cを締め付
け、パイプ35の軸方向の移動を不能とするねじキャッ
プ36とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パイプを介して機器
本体で照明器具やマイク等の器具を支持し、その器具と
機器本体内の部品とをパイプ内を通す電気コードで電気
接続する、たとえば電気スタンドやマイクスタンドのよ
うな電気機器に関する。詳しくは、そのような電気機器
において、前記器具の向きや位置や高さを調整すべく、
機器本体に対してパイプを軸方向に出し入れ自在かつ軸
まわりに回動自在とするパイプ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばマイクスタンドは、図8
に示すように、スタンド本体1から外部へ突出するパイ
プホルダ2の上端部に割り溝3を設けてチャック部4を
形成し、その外周にねじ5を設ける一方、そのパイプホ
ルダ2にパイプ6を図中矢印イで示すように軸方向に移
動可能かつ図中矢印ロで示すように軸まわりに回動可能
に挿入し、ねじキャップ7を前記チャック部4にねじ付
けることにより締め付けてパイプ6の軸方向の移動およ
び軸まわりの回動を不能とする構成としていた。
【0003】そして、前記ねじキャップ7を緩め、パイ
プ6を押し込みまたは引き出して図示しないマイクの高
さを調整し、あるいはパイプ6を回動して該パイプ6の
先端に取り付けたマイクの位置を調整していた。
【0004】しかしながら、図8に示すような構造であ
ると、パイプ6の回動角度に規制がないから、パイプ6
を一方向へまわし過ぎてパイプ6内を通す電気コードが
捩れ、たとえば断線等のトラブルを発生する恐れがあっ
た。
【0005】そこで、従来のものの中には、図8に示す
構造に併せて、図9に示すように、回動調整する箇所を
別個に設けるものがある。すなわち、パイプ6は、上端
部外周にガイドピン6aを外向きに突出する。一方、筒
状の回動部材10は、上部に支持部10aを設け、下部
外周にねじ10bと割り溝10cを設けるとともに、そ
の割り溝10cに続けてガイド溝10dをラジアル方向
へ設ける。そして、前記ガイドピン6aを割り溝10c
からガイド溝10dに入れながらパイプ6の上端部に前
記回動部材10を被せる。それから、ねじキャップ11
を前記回動部材10にねじ付けて該回動部材10とパイ
プ6を連結するとともに、先端にマイクを取り付けた支
持棒12を前記支持部10aに回動自在に取り付けてな
る。
【0006】そして、図8に示すねじキャップ7を緩め
てパイプの高さを調整してから、図9に示す前記ねじキ
ャップ10を緩め、ガイド溝12とガイドピン11とを
係合して回動部材10をラジアル方向へ回動調整してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに構成すると、以下に述べる問題があった。 パイプ6の高さ調整と回動調整を2箇所で調整しなけ
ればならず、調整作業が面倒となる。 調整箇所を2箇所とするので、部品点数が多くなる。 ガイド溝10dで回動調整する構成とするので、パイ
プ6の回動調整範囲が狭い。
【0008】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な電気機器のパイプ取付構造において、調整箇所を1ヶ
所として調整作業を容易とするとともに、部品点数を少
なくし、またパイプの回動範囲を適宜角度とすることに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
たとえば以下の図示実施例に示すとおり、電気スタンド
のスタンド本体20のような機器本体と、その機器本体
に、軸方向に移動不能であるが、軸まわりには所定角度
回動可能に取り付ける筒状のパイプホルダ30と、その
パイプホルダ30に、軸方向に移動可能であるが、軸ま
わりには回動不能に挿入し、該パイプホルダ30を介し
て前記機器本体で支持するパイプ35と、前記パイプホ
ルダ30にねじ付けることにより該パイプホルダ30を
締め付け、前記パイプ35の軸方向の移動を不能とする
ねじキャップ36とを備えてなることを特徴とする。
【0010】
【作用】そして、この発明では、パイプ35の回動角度
は、パイプホルダ30とともにパイプ35を回動して自
由に調整する。一方、パイプ35の出し入れは、ねじキ
ャップ36を緩め、押し込みまたは引き出して調整す
る。そして、調整後、再びねじキャップ36を締め付け
て固定する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図7は、この発明の一実施例であるパイプ取付
構造を備える電気スタンドの全体側面図である。
【0012】図中符号20は、スタンド本体である。そ
のスタンド本体20は、平らな台板21上に本体部22
を乗せてなり、図中左を正面側とする。前記本体部22
は、やや縦長の箱形状につくり、背面側にわずかに頂部
を残して正面上部を斜めにカットして傾斜面23を設け
るとともに、該頂部中央に後記するパイプホルダ38の
取付部24を上向きに突出して設ける。
【0013】その取付部24は、箱型形状で、上面に挿
入孔24aをあける。そして、前記スタンド本体20の
外装ケース28は、前記挿入孔24aの中心を合わせ面
として左右に二分割可能としてなる。その外装ケース2
8には、図中左の背面内面から内側へ突出して断面L形
のフック部28a・28bを上下に設ける。
【0014】前記本体部22内には、支持板26を設け
る。その支持板26は、前記傾斜面23に沿って設け、
操作釦25等を支持する。そして、操作釦25等を前記
傾斜面23上に突出し、外部から操作可能に配置する。
前記支持板26の先部は、前記取付部24の下を横切
り、そこに貫通孔26aを設けるとともに、先端を下向
きに直角に曲げて曲げ部26bを設ける。そして、その
曲げ部26bを前記フック部28aに掛け止める。ま
た、前記取付部24の下方には、ブラケット32を適宜
支持して設ける。そのブラケット32は、貫通孔32a
をあけ軸受33を取り付けるとともに、先端を下向きに
直角に曲げて曲げ部32bを設ける。そして、その曲げ
部32bを前記フック部28bに掛け止める。
【0015】さて、前記取付部24に取り付けるパイプ
ホルダ30は、図2に示すように、上端に漸次下方向へ
拡径となるテーパ部30aを有する円筒形状につくる。
そして、パイプホルダ30の上部には、直径方向に割り
溝30bを対向して設けてチャック部30cを形成す
る。該チャック部30cの外周には、ねじ30dを設け
るとともに、該ねじ30dのすぐ下にフランジ30e・
30eを上下に設け、それら上下フランジ30e間に環
状凹部30fを設ける。
【0016】一方、パイプホルダ30の下部には、直径
方向一側に切欠き30gを設ける一方、他側に逆U字溝
30hを設けて図3に示すように係合片30iを形成す
る。その係合片30iは、図4に示すように、先部の内
面に係合凸部30jを突出するとともに、先端へ至るに
つれて漸次低くなる傾斜面30kを設ける。また、図2
に示すように、前記切欠き30gや係合片30iの上方
外周には、フランジ30mを設けるとともに、該フラン
ジ30mのすぐ上にストッパ部30nを円弧状に突出す
る。
【0017】しかして、上述した構造のパイプホルダ3
0は、前記支持板26の貫通孔26aに下端部を緩く通
し、該貫通孔26a上縁にフランジ30mを乗せて設け
るとともに、前記外装ケース28を左右両側から合わせ
て組付けるとき挿入孔27a縁を環状凹部30f内に入
れ、取付部24に対しパイプホルダ30を軸方向に移動
不能に取り付けるとともに、回動自在に設ける。そし
て、パイプホルダ30を回動するとき、図6に示すよう
に、その回動方向において前記ストッパ部30nの一側
を前記取付部24内面から突出するストッパ部24bに
突き当てて自由な回動を規制する。
【0018】それから、前記パイプホルダ30内には、
パイプ35を挿入する。そのパイプ35は、外周に軸方
向にやや長いガイド孔35aを設ける。そして、パイプ
ホルダ30内を通すとき、パイプ35下端を係合片30
iの傾斜面30kに突き当てる。そこでさらに押し込
み、係合片30iを弾性力に抗して外向きに撓ませ、パ
イプ35外周に係合凸部30jを押し当てる。そうし
て、長孔35aに係合片30iが位置したとき、復元力
で元の状態に復帰して係合凸部30jを長孔35aに入
れる。しかして、パイプ35の下端を前記ブラケット3
2の貫通孔32bに通して設け、パイプホルダ30に対
し該パイプ35を軸方向に移動自在に取り付けるととも
に、パイプホルダ30とともに軸まわりに回動自在に取
り付ける。
【0019】しかして、前記パイプホルダ30のチャッ
ク部30cから前記パイプ35を上方へ突出し、そのチ
ャック部30cにねじキャップ36を装着する。そのね
じキャップ36は、筒状で、内周面にねじを設ける。そ
して、そのねじキャップ36を前記パイプホルダ30の
チャック部30cにねじ付けることにより締め付けてパ
イプ35の軸方向の移動を阻止する。
【0020】ところで、前記パイプ35の上端には、図
7に示すように、連結具37を介して支持パイプ38を
水平に取り付ける。その支持パイプ38は、先端に照明
器具39を取り付け、基端に錘部材40を取り付ける。
そして、前記照明器具39の電気コード41の一端を前
記支持パイプ38内を通して基端側から外に出し、前記
本体部22からの電気コード42と接続可能に設ける。
その本体部22からの電気コード42は、前記パイプ3
5内を通してその上部のスリットから一端を外部に出
す。
【0021】そうして、上述した電気スタンドを使用す
るとき、回動角度は、前記照明器具39を手で左右いず
れか一方側へ押し、前記パイプホルダ30とともにパイ
プ35を回動して自由に調整する。そのとき、前記スト
ッパ部30nを突き当てて所定回動角度範囲に保持す
る。一方、パイプ35の出し入れは、前記ねじキャップ
36を緩め、押し込みまたは引き出して調整する。その
とき、パイプ35の出し入れを前記ガイド溝35aで案
内する。そして、調整後、再びねじキャップ36を締め
付ける。
【0022】
【発明の効果】以上のことから、この発明によれば、器
具の向きや位置や高さを調整する調整箇所を1箇所とす
るので、調整作業を容易とすることができるとともに、
部品点数を少なくすることができる。また、パイプホル
ダとともにパイプを回動して回動角度を調整するので、
パイプの回動調整範囲を適宜角度に設定することが容易
となる。よって、器具を所望の向きや位置や高さに調整
可能となるとともに、従来のようにパイプを一方向へま
わし過ぎて断線等のトラブルを生ずる恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるパイプ取付構造を備
える電気スタンドで、その要部の縦断面図である。
【図2】そのパイプ取付構造の構成部品であるパイプホ
ルダの斜視図である。
【図3】そのパイプホルダの図2中A方向からみた一部
の斜視図である。
【図4】そのパイプホルダの図2中B方向からみた一部
の斜視図である。
【図5】前記パイプ取付構造の構成部品であるパイプの
一部の斜視図である。
【図6】図1中C−C線の横断面図である。
【図7】前記電気スタンド全体の側面図である。
【図8】従来のマイクスタンドの一部の分解斜視図であ
る。
【図9】その他部の分解斜視図である。
【符号の説明】
20 スタンド本体(機器本体) 30 パイプホルダ 35 パイプ 36 ねじキャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と、 その機器本体に、軸方向に移動不能であるが、軸まわり
    には所定角度回動可能に取り付ける筒状のパイプホルダ
    と、 そのパイプホルダに、軸方向に移動可能であるが、軸ま
    わりには回動不能に挿入し、該パイプホルダを介して前
    記機器本体で支持するパイプと、 前記パイプホルダにねじ付けることにより該パイプホル
    ダを締め付け、前記パイプの軸方向の移動を不能とする
    ねじキャップと、 を備えてなる、電気機器のパイプ取付構造。
JP26971993A 1993-10-01 1993-10-01 電気機器のパイプ取付構造 Pending JPH07103213A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26971993A JPH07103213A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 電気機器のパイプ取付構造

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JP26971993A JPH07103213A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 電気機器のパイプ取付構造

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JPH07103213A true JPH07103213A (ja) 1995-04-18

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ID=17476217

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JP26971993A Pending JPH07103213A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 電気機器のパイプ取付構造

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JP (1) JPH07103213A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291945A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Kogei Co Ltd 折り畳みパイプ棚用管継手

Cited By (1)

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