JPH07103135B2 - ジヒドロカルビル・ジチオホスフイル・ジチオ燐酸金属塩、その製造法およびその潤滑剤としての用途 - Google Patents

ジヒドロカルビル・ジチオホスフイル・ジチオ燐酸金属塩、その製造法およびその潤滑剤としての用途

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JPH07103135B2 JP61209386A JP20938686A JPH07103135B2 JP H07103135 B2 JPH07103135 B2 JP H07103135B2 JP 61209386 A JP61209386 A JP 61209386A JP 20938686 A JP20938686 A JP 20938686A JP H07103135 B2 JPH07103135 B2 JP H07103135B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特に潤滑油用の酸化防止剤、耐摩耗剤、極圧
添加剤および耐腐食剤として使用しうるジヒドロカルビ
ル・ジチオホスフィル・ジチオ燐酸金属塩型の化合物、
これらの化合物の製造法およびこれらを含む潤滑剤に関
する。
従来の技術 ジアルキルおよびジアリール・ジチオ燐酸金属塩、特に
亜鉛のそれは、昔から摩擦状態の金属表面を摩耗および
腐食から保護するため、並びにこれらを含む潤滑油を酸
化から保護するために、非常に広く使われている。
例えば米国特許第2,364,283号、同第2,364,284号、同第
2,365,938号、同第2,410,650号、同第2,438,876号、同
第3,190,833号において、このような添加剤の製造の詳
細を見出すことができる。
先行技術において記載されたジアルキルおよびジアルキ
ルアリール・ジチオ燐酸金属塩は、一般に金属/P/S原子
割合1/2/4を特徴としているが、例えば米国特許第2,43
8,876号に記載されているように、硫黄の割合は、追加
の硫化の結果もっと高くてもよい。摩耗に対する効果的
な保護のためには、これらの物質を潤滑油中において、
一般的に0.5〜1.5重量%の量で用いる必要がある。
その他に、ドイツ特許第948,156号からは、チオールチ
オノ燐酸(またはジチオ燐酸)ジエステルを酸化エチレ
ンと反応させて、酸素化基を有するチォールチオノ燐酸
トリエステルを形成するようにし、ついでこの生成物を
五硫化燐によって処理して、チオールチオノ燐酸の誘導
体を得ることができることがわかっている。
これらの誘導体が種々の金属(アルカリ、アルカリ土、
重金属)と共に、またはアミンと共に、塩を形成しやす
いことが指摘されてはいるが、オレイルアミンの塩の製
造のみが実際に記載されている。
本発明の目的は、特に先行技術の添加剤による保護と似
てはいるが、実質的にはより劣る条件下での摩耗に対す
る保護、または同じ濃度においてよりよい保護を行なう
ような、金属のジチオ燐酸塩型の新規化合物を提供する
ことである。
発明の構成 本発明のジヒドロカルビル・ジチオホスフィル・ジチオ
燐酸金属塩は、下記一般式(I)によって表わされうる
錯体化合物である: 式中、Rは、同一または異なっていても良く、炭素原子
数8までの直鎖状または分枝状のアルキル基、または炭
素原子数18までのアルキル芳香族基を示す。例えば、R
としては、1−メチルプロピル、1,3−ジメチルブチ
ル、1−メチルヘプチル、ブチル、ドデシルフェニル基
等を挙げることができる。
Xは水素原子、Yはメチル基を示す。Mは亜鉛、アドミ
ウムおよび鉛から選ばれる金属を示し、亜鉛が好まし
い。nは該金属Mの原子価2である。
基Rは、一般にモノヒドロキシル化合物、例えば置換ま
たは非置換のモノアルコール類またはモノフェノール類
に由来する。
置換基XおよびYは、後で記載される本発明の生成物の
合成のために使用されるエポキシド反応体 に由来する。
本発明の化合物における金属Mは2価の金属であり、金
属、燐および硫黄の各々の原子割合は、約1/6/12であ
る。
本発明の金属のジチオ燐酸塩は、本質的に下記の工程を
含む方法によって調製されうる。
工程(a)において、ヒドロキシル化合物(置換または
無置換アルコールまたはフェノール)と五硫化燐との反
応によって、まず所謂「第1次発生」のジチオ燐酸を調
製する。
反応は下記の化学反応式によって示される。
式中、Rは前記と同じである。
使用しうるヒドロキシル化合物としては、前記Rに対応
するROH化合物であり、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサ
ノール、ヘプタノール、オクタノール等の脂肪族モノア
ルコール;およびアルキル芳香族ヒドロキシル化合物、
例えばドデシルフェノール等を用いることができる。
この工程において、このように定義された2つまたはそ
れ以上のヒドロキシル化合物の混合物を用いることがで
きると理解される必要がある。
1つまたは複数のヒドロキシル化合物と五硫化燐との反
応は、一般に先行技術のようにして、すなわち温度20〜
180℃、好ましくは50〜150℃で実施される。反応体は、
化学量論に対応する、またはこれに近い割合で使用され
る。
第2工程(b)において、工程(a)で得られた生成物
(II)と、エポキシド官能基を有する化合物、酸化プロ
ピレンとを反応させる。
反応は下記の化学反応式(2)によって表わされる。
式中、R、XおよびYは前記と同じである。
反応式(2)は、式(II)の化合物のβ−ヒドロキシア
ルキル化反応に関する。これは式(III)のヒドロキシ
ル化合物を生じ、これはジチオ燐酸アルコールである。
この反応は一般に温度0〜150℃、好ましくは20〜130℃
で実施され、反応体は化学量論に対応するかまたはこれ
に近い割合で使用される。
第3工程(c)において、ジチオ燐酸アルコール(II
I)と五硫化燐とを下記の化学反応式(3)で表わされ
る反応式に従って反応させる。
式中R、XおよびYは前記と同じ意味を有する。
所謂「第2次発生」のジチオホスフィル・ジチオ燐酸
(式(IV))が得られる。
反応は、一般に20〜120℃、好ましくは40〜90℃の温度
で行なわれ、反応体の相対量は、化学量論に近い。
第4工程(d)において、アルカリ金属塩またはアンモ
ニウム塩の形態のジチオ燐酸(IV)を、最終生成物のた
めの所望の金属Mの塩と反応させる。反応は下記化学反
応式(4)によって表わされる。
式中、R、X、Y、Mおよびnは前記と同じ意味を有す
る。
M1はアルカリ金属またはアンモニウムであり、ZはMZn
塩の陰イオンの1当量を表わす。従ってZはハロゲン原
子(塩素または臭素)、硝酸塩またはカルボン酸塩(酢
酸塩、蟻酸塩)基、さらにはまた炭酸塩、硫酸塩等の半
分の基であってもよい。
一般に水性媒質において、0〜100℃、好ましくは40〜6
0℃の温度で操作を行なう。MZn金属塩は過剰に使用され
る。
本発明の生成物の第2合成方法によれば、工程(b)か
ら出た生成物(III)(ジチオ燐酸アルコール)を、直
接五硫化燐と、所望の金属Mの酸化物または水酸化物の
存在下に反応させて、下記一般式によって示される所望
のジヒドロカルビル・ジチオホスフィル・ジチオ燐酸金
属塩を生じさせる。
金属Mは、前記のように、亜鉛、カドミウムおよび鉛か
ら選ばれることができる。この反応においても同様に、
硫化水素と水が形成される。
反応は、一般に40〜100℃、好ましくは60〜90℃で、共
沸同伴によって、形成された水を除去しうるような溶媒
の存在下において実施される。好ましい溶媒はベンゼン
である。
ジヒドロカルビル・ジチオホスフィル・ジチオ燐酸金属
塩として記載されうる本発明の生成物は、有利には特に
金属製の装置を摩耗および腐食から保護するため、およ
び潤滑油を酸化から保護するため、無機および/または
合成潤滑油用の添加剤として用いられることができる。
これらの添加剤は、一般に0.05〜2%の重量濃度におい
て用いられうるが、それらの主な利点は、高い耐摩耗活
性にある。このことにより、これらを0.05〜1%の濃度
で使用して、全く満足すべき効果を得ることができる。
実施例 下記の実施例は、本発明を例証するが、全く制限的なも
のと考えてはならない。実施例10は、比較例として挙げ
た。
実施例1 撹拌器を備え、かつ窒素でパージされた5lの反応器内
に、2−ブタノール2210g(29.8モル)を導入する。外
部加熱装置によって、アルコールの温度を約90℃にし、
ついで粉末反応体の導入装置によって、反応温度を90〜
95℃に維持しながら、撹拌されたアルコール中に、P2S5
1490g(6.7モル)を2時間で導入する。ついで反応をさ
らに2時間、95〜100℃で続け、P2S5の完全な反応に至
らせる。
ついで窒素流を、(第1次発生の)ジアルキルジチオ燐
酸の中に、0.5時間、95〜100℃で導入して、溶液の硫化
水素を除去し、酸を25〜30℃で冷却する。反応器に連結
された臭素フラスコによって、反応温度を30〜35℃に維
持しながら、1時間で酸中に酸化プロピレン810g(13.9
5モル)を導入する。
ついで反応器を、2666Paの減圧に付し、一方同時に得ら
れたジチオ燐酸アルコールを100℃で加熱する。これら
の条件下において、過剰の2−ブタノールおよび酸化プ
ロピレンは、蒸留によって除去される。
冷却後、濾過剤25g(珪藻土)を添加し、濾過を行な
う。このようにしてジチオ燐酸アルコール3375gを回収
する。
撹拌器を備えかつ窒素バージされた1第2反応器内
に、予め得られたジチオ燐酸アルコール240g(0.8モ
ル)を導入し、ついでこれを95℃まで加熱する。
粉末導入装置によって、温度を95℃付近に維持して、撹
拌下2時間でP2S537g(0.166モル)を漸次添加する。反
応液を冷却し、不活性雰囲気下、珪藻土の存在下で濾過
し、第2次発生の酸209gを回収する(酸度=1.556 10-3
酸相当量/g)。
この酸を、水300cm3中の水酸化ナトリウム13g溶液によ
って中和する。得られた乳状の溶液を、500cm3のヘキサ
ンで3回抽出して、過剰のジチオ燐酸アルコールおよび
一部分可溶な酸のナトリウム塩の一部を除去する。
酸の精製ナトリウム塩を含む(低級)水溶液を、3時
間、撹拌下に、水150cm3中の七水和硫酸亜鉛ZnSO4・7H2
O60g(0.21モル)の溶液によって処理する。
得られた乳状懸濁液を300cm3のベンゼンで3回抽出す
る。集められたベンゼン抽出物を水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、珪藻土で濾過し、ついで減圧下10
0℃で一定重量まで蒸発させる。
非常に粘稠な半透明の有機生成物90gを回収する。ジア
ルキルジチオ燐酸亜鉛の特徴的吸収帯、特に970cm
-1(第二アルコールからの基P−O−Cによる)、665c
m-1(基P=Sによる)および545cm-1(基P−Sによ
る)において示す赤外線分析と同様に、基素分析(表
1)およびNMR13C、1Hによって、その構成が確認され
る。これらの吸収帯は、対応する従来のジ・sec−ブチ
ル・ジチオ燐酸亜鉛のものより、特に帯P=SおよびP
−Sについて、著しく強いことが観察される。
得られた生成物は次の構造式に対応する。
実施例2 ジチオ燐アルコール240gから調製された「第2次発生」
のジチオ燐酸の精製ナトリウム塩の水溶液を、水150cm3
中に溶解した三水和酢酸鉛Pb(OOCCH3)2・3H2O79.6gと反
応させて、実施例1の実験を再び行なう。処理後の有機
生成物約100gを回収する。これの元素分析(表1)、NM
R13C、1H分析および赤外線分析が次の構造式すなわち を確認する。
実施例3 二水和酢酸カドミウムCd(OOCCH3)2・2H2O56g(0.21モ
ル)を反応させて、実施例3の実験を繰返す。生成物80
gを回収する。この元素分析(表1)、NMR13C、1H分析
および赤外線分析が次の構造式すなわち を確認する。
実施例4 撹拌器、冷却器つきDEAN−STARCK分離装置および粉末反
応体の導入装置を備えた1反応器内に、不活性雰囲気
下、実施例1で調製されたジチオ燐酸アルコール200g
(0.66モル)、ベンゼン300cm3およびZnO20.3g(0.25モ
ル)を導入する。
得られた懸濁液を撹拌下、ベンゼンの還流に至るまで加
熱する。媒質の温度は85〜90℃となる。
粉末反応体の導入装置を介して、P2S536.7g(0.165モ
ル)を3時間で漸次添加する。「第2次発生」の酸が形
成される。これをZnOと反応させる。反応から生じた水
は、形成されるやいなやDEAN−STARCK分離器によるヘテ
ロ共沸同伴によって除去される。さらに3時間還流さ
せ、ついで放冷する。
ついでベンゼン溶液を珪藻土の存在下に濾過し、ついで
一定流量になるまで減圧下100℃で蒸発させる。
このようにして粘性の生成物225gを回収する。この元素
分析(表II)、NMR13C、1H分析、および赤外線分析が次
の構造を確認する。すなわち 実施例5 4−メチル・2−ペンタノール224.4g(2.2モル)P2S51
11.1g(0.5モル)を用いて、実施例4の実験を繰返す。
「第1次発生」の酸の形成温度は、85〜90℃である。
窒素流のバブリングによる溶解H2Sの除去後、30〜35℃
において酸化プロピレン60.9g(1.05モル)の添加によ
って、酸をジチオ燐酸アルコールに転換する。過剰のア
ルコールおよび酸化プロピレンを、減圧下100℃での加
熱によって除去する。
ついでベンゼン400cm3、ZnO25g(0.31モル)を添加し、
混合物を撹拌下還流(87〜90℃)させる。ついでP2S55
3.3g(0.24モル)を3時間で徐々に導入する。反応水を
溶媒のヘテロ共沸効果によって徐々に同伴する。
さらに3時間の還流および濾過および蒸発処理の後、半
透明の粘稠生成物367gが得られる。これの元素分析(表
II)、NMR13C、1H分析および赤外線分析が次の構造式を
確認する。すなわち、 実施例6 2−オクタノール286g(2.2モル)、P2S5111.1g(0.5モ
ル)および酸化プロピレン60.9g(1.05モル)を用い
て、実施例4の実験を再び行なう。「第1次発生」の酸
の形成温度は、115〜120℃に固定されている。
過剰の反応体および溶解したH2Sの除去後、法冷し、つ
いでベンゼン400cm3、ZnO25g(0.31モル)を添加し、か
つ還流させる。ついでP2S552.7g(0.237モル)を3時間
で添加し、ついでさらに4時間反応させておく。反応水
は、絶えず除去される。
冷却、珪藻土における濾過、減圧下の蒸発後、半透明の
粘稠生成物432gを回収する。これの元素分析(表II)、
NMR13C、1H分析および赤外線分析が次の構造式を確認す
る。すなわち、 実施例7 ドデシルフェノール262.44g(1モル)、P2S552.78g
(0.2375モル)を用いて実施例5の実験を繰返す。「第
1次発生」のジチオ燐酸の形成温度は145〜155℃であ
る。
窒素のバブリングによる、溶解したH2Sの除去後、30〜3
5℃において、酸化プロピレン28.93g(0.5モル)の添加
によって、酸をジチオ燐酸アルコールに変換する。過剰
の酸化プロピレンを、減圧下100℃での加熱によって除
去する。
ついでベンゼン400cm3、ZnO38.7g(0.475モル)を混合
物に添加して、ついでこの混合物を還流させる。
ついでP2S57.23g(0.119モル)を徐々に3時間で導入す
る。反応水は、ヘテロ共沸同伴によって絶えず除去され
る。
さらに3時間の還流および珪藻土における濾過および減
圧下の蒸発処理の後、生成物332gを回収する。これの元
素分析(表II)、NMR13C、1H分析および赤外線分析が、
次の構造式を確認する。すなわち、 実施例8 n−ブタノール81.4g(1.1モル)と2−オクタノール14
3g(1.1モル)との混合物、P2S5111.1g(0.5モル)、酸
化プロピレン60.9g(1.05モル)およびZnO25g(0.31モ
ル)を用いて、実施例4の実験を繰返す。「第1次発
生」の酸の形成温度を115℃に固定する。所望の生成物
の調製を、実施例6の条件下で続ける。
半透明の粘稠生成物325gを回収する。この元素分析(表
II)、NMR13C、1H分析および赤外線分析は、次の構造式
を確認する。すなわち、 この式は、n−ブタノールと2−オクタノールに由来す
る基の類似した割合を含む生成物の混合物を表わす全体
的な式である。
実施例9 酸化プロピレンを、同じモル量の酸化エチレンに代え
て、実施例7の実験を繰返す。実験終了時に、生成物31
4gを回収する。これの元素分析は下記のとおりである。
その他に、NMR13C、1H分析および赤外線分析は、次の構
造式を確認する。すなわち、 実施例10(比較例) 同様に、西独特許第948,156号の教示に対応するアミン
塩を下記のように調製した。
0.5l反応器内において、実施例1に記載された方法に従
って、所謂「第2次発生」の酸(酸度=1.556103酸相当
量/g)100gを調製する。
オレイルアミン41.6g、すなわち酸の中和に必要な化学
量論量を添加する。発熱反応後、混合物を3時間加熱し
て反応を完了する。
濾過後、生成物127gを回収する。これの元素分析は、下
記のP、SおよびN含量を示す。
実測値 理論値 P重量% 9.25 9.66 S 〃 20.52 20.00 N 〃 1.45 1.46 これは、下記の式によって表わされるオレイルアミン塩
の構造式を確認する。
実施例11:試験 前記実施例にその製造法が記載されている添加剤の耐摩
耗特性を、頭上にカム軸を有するプジョーのエンジンXL
5を用いて明らかにした。
試験のために用いられた設備は、システム内のオイルの
循環を可能にする支持台の上に備えられた、プジョーの
エンジンXL5の2つのシリンダーヘッドから成る。カム
軸は、2つの速度で、電動式モーターによって端部まで
直接引かれる。オイルポンプのシステムによって、完全
なモーターの正常状態ならびに、カム軸を動かす前の回
路の加圧を回復させることができる。細かい濾過(実質
的に10μm)によって摩擦の際に形成される粒子の大部
分を除去することができる。
主な試験条件は、下記のとおりである。
・回転速度:1分 750回転/分 2分 1500回転/分 ・時間:50時間 ・オイル温度:50℃ ・バルブロッカーの供給圧:50℃で2バール ・最大限に開いた時の力:1200N ・あそびの中間調整:25時間 ・駆動エンジン始動前にカム軸を加圧および加温する。
試験後、バルブ・ロッカーの摩耗を平均して(16個のバ
ルブ・ロッカーの平均摩耗)、添加剤の耐摩耗特性を評
価する。
使用される潤滑油は、下記のものを含む中性溶媒無機油
175から成る。
洗浄添加剤3.35重量%(Ca=1800ppm) 灰分のない分散添加剤5重量% 一連の3つの実験を行なった。このうち1つは、実施例
1のジチオ燐酸亜鉛(Zn/P/S=1/5.85/12.32)を用い
て、2つ目のものは、実施例10のオレイルアミン塩を用
いて、3つ目は2−ブタノールから得られた従来のジチ
オ燐酸亜鉛(Zn/P/S=1/2/4)を用いて行なわれる。得
られた結果を次の表IIIにまとめる。
表IIIを調べると、本発明の添加剤のうちの1つの場
合、同じ当初アルコールから得られた従来のジチオ燐酸
亜鉛の場合より、および第2次発生のジチオ燐酸に対す
るオレイルアミンの反応の生成物の場合より、高い耐摩
耗活性が明らかになる。
実際、市販のジチオ燐酸塩の場合、およびジチオ燐酸ア
ミンの場合、摩耗に対するバルブ・ロッカーの保護が、
潤滑剤の燐含量が減少する時、特に燐が約1500ppm以下
になる時、コンスタントに減少する。逆に本発明の生成
物の1つを用いた場合、約160ppmという低い燐含量にお
いてでさえ、この保護は確実になされることがわかる。
実施例2〜9の添加剤の同一のモル量から実施された同
じ実験は、類似の結果に導かれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 30:10 30:12 (72)発明者 ピエール・マルシャン フランス国オルジュバル(78630)・リ ュ・デュ・ドクトゥール・モーレール 24 −2番地 (72)発明者 ギー・パルク フランス国リュエイユ・マルメゾン (92500)・リュ・デュ・シャトー 27番 地 (72)発明者 ニコル・テブナン フランス国パリ(75017)・ブールバー ル・バティニヨル 96番地

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: (式中、Rは、炭素原子数8までの直鎖状または分枝状
    のアルキル基、または炭素原子数18までのアルキル芳香
    族基を示し、Xは水素原子、Yはメチル基を示す。Mは
    亜鉛、カドミウムおよび鉛から選ばれる金属を示し、n
    は2である。) で表わされるジヒドロカルビル・ジチオホスフィル・ジ
    チオ燐酸金属塩型の化合物。
  2. 【請求項2】Rが、1−メチルプロピル、1,3−ジメチ
    ルブチル、1−メチルヘプチル、ブチル、およびドデシ
    ルフェニル基からなる群から選ばれることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】Mが亜鉛を表わすことを特徴とする、特許
    請求の範囲第1または2項記載の化合物。
  4. 【請求項4】前記化合物における前記金属M、燐および
    硫黄の原子割合が、約1/6/12であることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1〜3項のうちいずれか1項載の化合
    物。
  5. 【請求項5】ヒドロキシル化合物ROHと五硫化燐とを反
    応させて、 一般式 (式中、Rは、炭素原子数8までの直鎖状または分枝状
    のアルキル基、または炭素原子数18までのアルキル芳香
    族基を示す。) で表わされるジチオ燐酸を形成する工程(a); 工程(a)で得られたジチオ燐酸を、エポキシド官能基
    を有する化合物 と反応させて、一般式 (式中、Xは水素原子、Yはメチル基を示す。) で表わされるジチオ燐酸アルコールを形成する工程
    (b); 工程(b)で得られたジチオ燐酸アルコールを五硫化燐
    と反応させて、 一般式 (式中、R、XおよびYは前記と同じ意味である。) で表わされるジチオホスフィル・ジチオ燐酸を形成する
    工程(c);および 工程(c)で得られたジチオホスフィル・ジチオ燐酸
    を、アルカリ金属またはアンモニウムの塩の形態で、金
    属Mの塩と反応させて、 一般式 (式中、R、XおよびYは前記と同じ意味であり、Mは
    亜鉛、カドミウムおよび鉛から選ばれる金属を示し、n
    は2である。) で表わされる化合物を形成する工程(d) を含むことを特徴とする、ジヒドロカルビル・ジチオホ
    スフィル・ジチオ燐酸金属塩の製造法。
  6. 【請求項6】ヒドロキシル化合物ROHと五硫化燐とを反
    応させて、 一般式 (式中、Rは、炭素原子数8までの直鎖状または分枝状
    のアルキル基、または炭素原子数18までのアルキル芳香
    族基を示す。) で表わされるジチオ燐酸を形成する工程(a); 工程(a)で得られたジチオ燐酸を、エポキシド官能基
    を有する化合物 と反応させて、 一般式 (式中、Xは水素原子、Yはメチル基を示す。) で表わされるジチオ燐酸アルコールを形成する工程
    (b); および 工程(b)で得られたジチオ燐酸アルコールを五硫化燐
    に、金属Mの酸化物または水酸化物の存在下に反応させ
    て、 一般式 (式中、R、XおよびYは前記と同じ意味であり、Mは
    亜鉛、カドミウムおよび鉛から選ばれる金属を示し、n
    は2である。) で表わされる化合物を形成する工程(c) を含むことを特徴とする、ジヒドロカルビル・ジチオホ
    スフィル・ジチオ燐酸金属塩の製造法。
  7. 【請求項7】工程(c)が、形成された水を共沸同伴に
    よって除去しうる溶媒の存在下に実施されることを特徴
    とする、特許請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】無機または合成潤滑油を中位の割合で含
    み、 一般式: (式中、Rは、炭素原子数8までの直鎖状または分枝状
    のアルキル基、または炭素原子数18までのアルキル芳香
    族基を示し、Xは水素原子、Yはメチル基を示す。Mは
    亜鉛、カドミウムおよび鉛から選ばれる金属を示し、n
    は2である。) で表わされるジヒドロカルビル・ジチオホスフィル・ジ
    チオ燐酸金属塩型の化合物を0.05〜2重量%の割合で含
    むことを特徴とする潤滑剤組成物。
  9. 【請求項9】前記割合が0.05〜1重量%であることを特
    徴とする、特許請求の範囲第8項記載の組成物。
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