JPH0710296Y2 - 回転検出センサ - Google Patents

回転検出センサ

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JPH0710296Y2
JPH0710296Y2 JP1989132980U JP13298089U JPH0710296Y2 JP H0710296 Y2 JPH0710296 Y2 JP H0710296Y2 JP 1989132980 U JP1989132980 U JP 1989132980U JP 13298089 U JP13298089 U JP 13298089U JP H0710296 Y2 JPH0710296 Y2 JP H0710296Y2
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rod
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mounting member
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JPH0372357U (ja
Inventor
雅 沢口
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オートマチック車におけるトランスミッショ
ンのタービン回転数を計測する回転検出センサに関する
ものである。
〔従来の技術〕
オートマチック車のトランスミッション内に装備されて
いるタービン軸の回転数を検出するため、そのトランス
ミッションに回転検出センサを取付けることが考えられ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このトランスミッションには、その構造上の
制約から回転検出センサを取付けるための広幅空間部を
確保することが困難であって、従来形状の回転検出セン
サの取付けは不可能であった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はかかることに着目してなされたものでトランス
ミッションに見出せる小空間を利用して、回転センサの
取付けを可能ならしめるために、トランスミッションの
ケーシング外部より、その内部に向けて挿入することが
できる棒状の回転センサを構成するものであって、この
回転センサを棒状となすことで、トランスミッションの
ケーシングにおける回転センサの取付面積を僅かなもの
となして、従来の困難性を解消するものである。
〔実施例〕
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
先ず本考案の趣旨の理解を早めるために本実施例の回転
センサを取付けるオートマチック車トランスミッション
の概略を第1図に基いて説明する。すなわち1はそのト
ランスミッションのケーシングであって、このケーシン
グ1内にはインプットシャフト2とアウトプットシャフ
ト3が同軸上に連結保持されている。またそのインプッ
トシャフト2にはトルクコンバータ4が設けられ、また
インプットシャフト2とアウトプットシャフト3との間
には変速機構5が設けられているものである。このよう
な構成のオートマチック車トランスミッションにあって
は、従来型の回転センサを取付けるためのスペースを得
ることが困難であるために本考案にあっては、極く僅か
な空間を利用して回転センサの取付けを可動ならしめる
ための棒形状(ステック形状)センサ6を構成し、さら
にこの棒形状センサ6をトランスミッションのケース1
の外部よりインプットシャフト2に形成されているスプ
ライン7に向けて挿入することにより回転検出センサの
取付スペースを僅かにしてしかも正確な回転検出を可能
とする回転センサを得ることにある。
次にその棒状回転検出センサ6の構造について第2図を
基にして説明する。
11は絶縁材料で形成された筒状のボビンであって、この
筒状ボビン11の先端部外周面にはコイル12が巻回保持さ
れると共に、その先端部内側には、上記コイル12に対応
する電磁軟鉄等の高透磁材料からなる棒状ヨーク13が嵌
着されている。また上記筒状ボビン11の尾端部内側に
は、前記ヨーク13に連続する例えば鉄、クローム、コバ
ルト等で形成されている棒状マグネット14が挿入されて
いる。15及び16は前記ボビン11の尾端部外側に接続され
る筒状ホルダ及びこの筒状ホルダ15に接続された筒状取
付部材であって、この筒状取付部材16には、第1図で示
したミッションのケーシング1に取付けるためのフラン
ジ17が一体形成されている。この筒状ホルダ15及び筒状
取付部材16の内部には、ワイヤーハーネス18が挿通され
ており、このワイヤーハーネス18の芯線18′は、ターミ
ナル19を介して前記コイル12に接続されている。また筒
状取付部材16にあってはワイヤーハーネス18を水密に引
出さしめるためのハーネスホルダ20が嵌着されている。
21は筒状取付部材16とワイヤーハーネス18との間に介在
された防水パッキンを示す。22は前記筒状ボビン11か
ら、筒状ホルダ15及び筒状取付部材16にかけて、それら
の表面に被着されたナイロン製の保護カバーであり、そ
の保護カバー22の先端部には、前記コイル12の外側を被
う金属製のカバー23が被着されている。なお24及び25は
シール用のOリングを示す。
このように本実施例の回転検出センサ6にあっては、そ
の外形が棒状に構成されていることから、この回転検出
センサ6は、トランスミッションのケース1の一部に、
そのインプットシャフト2に向けて穿設形成されている
比較的小径の孔内挿入することにより、そのトランスミ
ッションへの回転検出センサ6の取付けが行なえるもの
であるから、トンラスミッションにおける僅かな空間を
利用して回転検出センサ6の取付が可能となる。
第3図に示す実施例は、その回転検出センサ6から引き
出されるワイヤーハーネス18に引張力が作用しても、そ
のワイヤーハーネス18の芯線とターミナル19との半田付
け部に引張応力がかからないようにするため、そのワイ
ヤーハーネス18の端部に筒状ホルダ15の段付部15′と係
止される金属リング26を加締め手段で固着せしめたもの
である。
第4図に示す実施例は、上記同様の目的で、ワイヤーハ
ーネス18の外周面と筒状ホルダ15内周面との間に接着チ
ューブ又は接着ビニールテープ等の接着媒体27を介在せ
しめて、ワイヤーハーネスが引張られたとしても、その
芯線とターミナルとの接続半田付け部に引張り応力がか
からないようにしたものである。
〔考案の効果〕
上記のように本考案は、一端部外周に、コイル12を巻回
すると共にその一端部内側に上記コイル12に対応する高
透磁率材料の棒状ヨーク13を装着し、さらにその他端部
内側に前記棒状ヨーク13に密接する棒状磁石14を内装し
た筒状ボビン11と、この筒状ボビン11の他端部に、その
筒状ボビン11と同軸方向に連結されかつ内部には前記コ
イル12に接続される電線18を挿通固定した筒状ホルダ15
と、この筒状ホルダと同軸方向に連結されると共に、内
部には前記電線18を挿通し、外部には取付フランジ17を
一体形成した筒状取付部材16と、前記筒状ボビン11の外
周面から、その筒状ボビンと筒状取付部材16との接続部
外周面にかけて被着される保護カバー22,23とを備えて
いる回転検出センサであるから、これによれば回転検出
センサの全体形状を棒状に形成することができるので、
該回転検出センサをオートマチック車トランスミッショ
ンの狭まいスペースを利用して、インプットシャフト方
向に挿入嵌着することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図オートマチック車トランスミッションの概略図、
第2図は本考案実施例よりなる回転検出センサの断面説
明図、第3図及び第4図は本考案の他の実施例を示した
断面説明図である。 11……ボビン、12……コイル 13……ヨーク、14……棒状マグネット 15……筒状ホルダ、16……筒状取付部材 17……フランジ、18……ワイヤーハーネス 19……ターミナル、20……ハーネスホルダ 21……防水パッキン、22……保護カバー 23……カバー、24,25……Oリング 26……金属リング、27……接着媒体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部外周に、コイル(12)を巻回すると
    共にその一端部内側に上記コイル(12)に対応する高透
    磁率材料の棒状ヨーク(13)を装着し、さらにその他端
    部内側に前記棒状ヨーク(13)に密接する棒状磁石(1
    4)を内装した筒状ボビン(11)と、この筒状ボビン(1
    1)の他端部に、その筒状ボビン(11)と同軸方向に連
    結されかつ内部には前記コイル(12)に接続される電線
    (18)を挿通固定した筒状ホルダ(15)と、この筒状ホ
    ルダと同軸方向に連結されると共に、内部には前記電線
    (18)を挿通し、外部には取付フランジ(17)を一体形
    成した筒状取付部材(16)と、前記筒状ボビン(11)の
    外周面から、その筒状ボビンと筒状取付部材(16)との
    接続部外周面にかけて被着される保護カバー(22),
    (23)とを備えていることを特徴とする回転検出セン
    サ。
JP1989132980U 1989-11-15 1989-11-15 回転検出センサ Expired - Fee Related JPH0710296Y2 (ja)

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JPH0372357U JPH0372357U (ja) 1991-07-22
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JPS61181321U (ja) * 1985-04-29 1986-11-12

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JPH0372357U (ja) 1991-07-22

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