JPH07102715A - 防水シート溶着用加熱装置 - Google Patents

防水シート溶着用加熱装置

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JPH07102715A
JPH07102715A JP27006493A JP27006493A JPH07102715A JP H07102715 A JPH07102715 A JP H07102715A JP 27006493 A JP27006493 A JP 27006493A JP 27006493 A JP27006493 A JP 27006493A JP H07102715 A JPH07102715 A JP H07102715A
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waterproof
scooping
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TOSHIKURA REKISEI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水対象面に防水シートを溶着する際、防水
シートの縁部を全長に亘って熟練を要することなく、簡
単に、かつ確実に、しかも、短時間で均一に溶かすこと
ができる加熱装置を提供する。 【構成】 直線状走行用ローラ6とキャスタ10、11
を備えた走行用台車1に走行操作用レバー12、掬い上
げ部材15を取り付け、ガスバーナ18を支持する。ガ
スバーナ18のガス供給パイプ21とバルブ制御用レバ
ー31を走行操作用レバー12に支持する。走行用台車
1に支持したガスボンベ28からガスを供給パイプ21
等を介して火口部19に供給し、燃焼させる。直線状走
行用ローラ6を掬い上げ部材15で掬い上げた防水シー
トBの縁部bの内方位置上に乗せ、走行用台車1を直線
状に走行させ、防水シートBの縁部bをほぼ均一な幅で
掬い上げながら火口部19から噴射する火炎で縁部bの
合成アスファルトを順次溶かす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート製等
の建築物の屋上等の各種防水対象面を防水シートで被覆
する際、この防水シートの縁部(ジョイント部)を防水
対象面、若しくは隣り合う防水シートの縁部(ジョイン
ト部)上に溶着するために用いる加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄筋コンクリート製の建築物の
屋上である防水対象面は防水性を得るために防水シート
で被覆する必要がある。この防水シートには大別する
と、合成アスファルトの表面を砂により被覆したもの
と、塩化ビニールから成るものとがある。
【0003】図8に示すように、前者の防水シートBは
合成アスファルトの裏面を加熱により溶かし、縁部bが
互いに重なり合うようにして溶着する。そして、防水シ
ートBは防水対象面Aに対してはこの防水対象面Aに塗
布したプライマーを介して溶着し、隣り合う防水シート
B上には直接溶着する。この場合、防水シートBの裏面
の全面を溶着する方式と、裏面を部分的に溶着する方式
とがある。
【0004】前者の方式においては、防水シートBの裏
面の全体に合成アスファルトを露出させておく。そし
て、表面側を内側にして巻き取り状態にある防水シート
Bの合成アスファストの裏面を幅方向の全長に亘ってガ
スバーナから噴射する火炎によって溶かしながら繰り出
すとともに、表面側から押圧し、防水対象面Aにのみ対
向させる場合には、この防水対象面Aに、また、防水対
象面Aと、隣り合う防水シートBの縁部bとに対向させ
る場合には、この防水対象面Aと、隣り合う防水シート
Bの縁部bとの両方に同時に溶着する。
【0005】後者の方式においては、防水シートBの裏
面における縁部bの全長に亘って合成アスファルトを露
出させるとともに、その内方の多数箇所に所望の間隔
で、かつ所望の大きさで合成アスファルトを露出させて
おく。そして、まず、表面側を内側にして巻き取り状態
にある防水シートBの裏面の幅方向に点在する合成アス
ファルトの露出部をガスバーナから噴射する火炎によっ
て溶かしながら繰り出すとともに、表面側から押圧し、
防水対象面Aにのみ溶着する。次に、各縁部bの裏面に
露出する合成アスファルトをガスバーナから噴射する火
炎によって溶かしながら、表面側から押圧して防水対象
面A上に溶着し、若しくは隣り合う防水シートBがある
場合には、この防水シートBの縁部bの表面の合成アス
ファルトを上記溶融時に同時に溶融させ、この縁部b上
に溶着する。
【0006】一方、後者の防水シートはその裏面を熱風
により溶かしながら表面側から押圧し、前者の防水シー
トBの場合と同様に防水対象面Aに、または防水対象面
Aと隣り合う防水シートの縁部との両面に溶着する。
【0007】従来、後者の方式において、前者の防水シ
ートBの縁部bを防水対象面A、若しくは隣り合う防水
シートBの縁部b上に溶着するには、ガスバーナにおけ
る火口部の噴射口側寄り位置を曲げ、火炎を噴射してい
る火口部を防水シートBの縁部bの裏面に挿入し、火口
部を防水シートBの端縁に引掛けて掬い上げた状態でガ
スバーナを徐々に移動させ、防水シートBの縁部bを順
次掬い上げながらその裏面に露出する合成アスファルト
を火炎により加熱して溶かしていく(隣り合う防水シー
トBがある場合にはその縁部表面側の合成アスファルト
を同時に溶かしていく。)。そして、溶かされた部分を
表面側から転圧ローラで押圧する。
【0008】一方、後者の防水シートの縁部を防水対象
面A、若しくは隣り合う防水シートの縁部上に溶着する
には、防水シートの縁部を掬い上げ部材により順次掬い
上げながらその裏面を熱風により加熱して溶かしていき
(隣り合う防水シートがある場合にはその縁部表面を同
時に溶かしていき)、溶かされた部分を表面側から転圧
ローラで押圧する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】合成アスファルトの表
面を砂で被覆した防水シートの場合、上記のように防水
シートBの縁部b裏面に露出する合成アスファルトを順
次溶かしながら(隣り合う防水シートがある場合にはそ
の縁部表面側の合成アスファルトを同時に溶かしなが
ら)、表面側から直ちに押圧するため、合成アスファル
トを溶かす作業が途中で中断すると、再び合成アスファ
ルトを溶かす作業を続行する際、既に溶着を完了してい
る部分の隣接部分ではガスバーナの火口部を挿入するこ
とができない。このため、ガスバーナの火口部を溶着部
分からやや離隔した部分で挿入して火口部を斜め方向に
向けるなどにより溶着部分の隣接部分を溶かすことにな
るが、その部分の合成アスファルトが確実に溶けている
か否かを外部から確認することができないため、溶着不
良となり、本来の目的である防水性を得ることができな
くなるおそれがある。そこで、合成アスファルトを溶か
す作業を中断することなく、連続的に行うことが要求さ
れる。
【0010】しかしながら、上記従来例のように火口部
で防水シートBの端縁を引掛けた状態でガスバーナを移
動させる作業は熟練を要するばかりでなく、防水シート
Bの反撥復元力やホースの捩れの復元力により火口部に
続くガス供給パイプを支える腕に大きな荷重が掛かり、
疲労するため、特に、防水シートBが長尺である場合に
途中で火口部が離脱しやすく、また、コーナー部で方向
転換する際に火口部が離脱しやすく、上記のような防水
不良を生じるおそれがある。また、火口部が防水シート
Bから離脱しないように慎重に移動させるため、その作
業に多くの時間を要し、溶着作業能率に劣る。また、ガ
スバーナを一定速度で移動させることが困難であり、加
熱時間の長短により溶着後の防水シートBの縁部bが波
打ち、外観において劣る。更に、ガスバーナへガスを供
給するホースを防水対象面Aや防水シートB上に這わせ
るため、作業の邪魔になるなどの問題があった。
【0011】また、塩化ビニールから成る防水シートの
場合にも同様に溶かす作業を中断することなく、連続的
に行うことが要求されるが、掬い上げ部材が防水シート
の縁部から離脱しやすく、防水不良を生じるおそれがあ
る。また、掬い上げ作業を座った状態で行うため、溶着
作業能率に劣るばかりでなく、一定速度で加熱すること
が困難であり、加熱時間の長短により溶着後の防水シー
トの縁部が波打ち、外観において劣る。更に、電気コー
ドを防水対象面や防水シート上に這わせるため、作業の
邪魔になるなどの問題があった。
【0012】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、防水シートの縁部を全長に亘って熟練
を要することなく、簡単に、かつ確実に、しかも、短時
間で溶かすことができ、したがって、防水シートの縁部
を全長に亘って確実に溶着して防水不良の発生を防止す
ることができ、しかも、作業時間を短縮して溶着作業能
率を向上させることができ、また、加熱手段を一定速度
で移動させ、防水シートの縁部の全長に亘って加熱時間
を均一にして溶着後の防水シートの縁部が波打つのを防
止することができ、したがって、外観を向上させること
ができるようにした防水シート溶着用加熱装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、防水対象面に敷かれた防水シ
ートの縁部の内方位置上を転動し得る直線状走行用ロー
ラを有する走行用台車と、この走行用台車の走行を操作
する走行操作用レバーと、上記走行用台車の走行に伴
い、上記防水シートの縁部を上記直線状走行用ローラの
側方で順次掬い上げて上記防水対象面から離隔させる掬
い上げ部材と、この掬い上げ部材により掬い上げられた
上記防水シートの縁部の裏面およびその対向面を加熱す
る加熱手段とを備えたものである。
【0014】上記技術的手段における走行操作用レバー
を走行用台車の前方に配置することができ、また、走行
用台車が直線状走行用ローラの両側前方に位置して補助
走行用車輪を備えることができる。また、掬い上げ部材
に掬い上げる防水シートの端縁を案内するためのガイド
を備えることができる。
【0015】上記技術的手段における加熱手段として、
火炎を噴射させるガスバーナを用いることができる。
【0016】上記技術的手段におけるガスバーナの火口
部から噴射する火炎を防水シートの縁部側に向ける火炎
ガイドを備えることができ、また、走行用台車にガスバ
ーナの燃料であるガスを充填したガスボンベを支持する
ための支持台を備えることができる。
【0017】そして、上記技術的手段において、走行用
台車の走行操作用レバーにガスバーナのバルブ制御用レ
バーを支持し、このバルブ制御用レバーの制御部を走行
操作用レバーの操作部付近に配置するのが好ましい。
【0018】また、上記走行用操作レバーの操作部とし
て、主操作部と副操作部を直角方向に配置し、また、上
記直線状走行用ローラは重量が大きくなり、安定して直
線状に走行し得るように金属製で、所望の長さに形成
し、更に、ガスボンベの支持台を上記直線状走行用ロー
ラの上方に配置し、直線状走行用ローラ付近に重心を位
置させるようにするのが好ましい。
【0019】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、走行
操作用レバーの操作により走行用台車を移動させ、防水
対象面に敷かれている防水シートの隅部の縁部を掬い上
げ部材により掬い上げ、直線状走行用ローラを防水シー
トにおける掬い上げられた部分の内方位置上に乗せて走
行用台車を走行操作用レバーの操作によりゆっくりと走
行させる。これに伴い、直線状走行用ローラにより防水
シートが縁部より深く掬い上げられないように規制する
とともに、掬い上げられた防水シートの縁部により直線
状走行用ローラが防水シートの端縁側に移動しないよう
に規制することにより、走行用台車を容易に直線状に走
行させ、掬い上げ部材により防水シートの縁部をほぼ均
一な幅で順次掬い上げながらその裏面を加熱手段により
加熱して順次溶かしていく(防水対象面上に敷かれた隣
り合う防水シートがある場合にはその縁部表面を同時に
溶かしていく。)。そして、防水シートの縁部における
溶けた部分の表面側から転圧ローラで順次押圧すること
により、防水シートの縁部を防水対象面、若しくは隣り
合う防水シートの縁部上に順次固着することができる。
このように走行用台車およびその走行操作用レバー、直
線状走行用ローラと、掬い上げ部材と、加熱手段との協
働により防水シートの縁部をほぼ均一な幅で全長に亘っ
て熟練を要することなく、簡単に、かつ確実に、しか
も、短時間で溶かすことができ、また、加熱手段を一定
速度で移動させ、防水シートの縁部の全長に亘って加熱
時間を均一にすることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1ないし図7は本発明の一実施例
における防水シート溶着用加熱装置を示し、図1は正面
図、図2は平面図、図3は右側面図、図4は背面図、図
5、図6、図7はそれぞれガスバーナの火口部の拡大平
面図、拡大側面図、拡大背面図である。
【0021】図1ないし図4に示すように、走行用台車
1は金属製角筒から成る一方の側方部材2の後側端部に
金属製角筒から成る後方部材3の一側端部が直角方向で
一体に連設され、後方部材3の他側端部に金属製の支持
フレーム4が一体に連設され、支持フレーム4に金属製
角筒から成る他方の側方部材5の後側端部が一体に連設
されている。側方部材5は前端部側に至るに従い、側方
部材2から次第に離隔するように傾斜され、走行用台車
1はその前側が開放された枠状に形成されている。支持
フレーム4には直線状走行用ローラ6が水平方向の軸7
により回転可能に支持されている。この直線状走行用ロ
ーラ6は金属製で重量が大きく、しかも、直線状に安定
的に走行し得る所望の長さになるように形成されてい
る。側方部材2と5の前側部下側、すなわち、直線状走
行用ローラ6の両側斜め前方には支持板8と9が取り付
けられ、各支持板8、9に補助走行用車輪であるキャス
タ10、11が支持されている。そして、走行用台車1
は直線状走行用ローラ6とキャスタ10、11とにより
走行することができる。
【0022】走行用台車1における側方部材2の前端部
には金属製パイプから成る走行用操作レバー12の基部
が固定されている。走行操作用レバー12は基部側より
上端部側が前方に位置するように傾斜され、上端部に前
方へ突出する主操作部13が折り曲げられて形成される
とともに、他方の側方部材2側へ突出する金属製パイプ
から成る副操作部14が直角方向に分岐されて連設され
ている。そして、作業者が後ろ向きで主操作部13と副
操作部14の操作により走行用台車1をその前方に引い
て走行させることができる。このように走行用台車1を
前方に引いて走行させるので、キャスタ10、11を直
線方向に追従させることができる。
【0023】走行用台車1には側方部材2の下方で金属
製の掬い上げ部材15が取り付けられている。掬い上げ
部材15の掬い上げ面16は直線状走行用ローラ6側の
内縁が走行面に近接するように低く形成され、かつ前端
部側のほぼ全面が内縁と同様に低く形成され、後端部側
に至るに従い、直線状走行用ローラ6の離隔側が次第に
緩やかに高くなるように形成され、後端部側中央部に切
欠16aが形成され、直線状走行用ローラ6側で傾斜状
態で後方へ突出する突出部16bが形成され、直線状走
行用ローラ6の離隔側で水平状態で後方へ突出する突出
部16cが形成されている(図5ないし図7参照)。掬
い上げ面16の前端部における直線状走行用ローラ6の
離隔側の端部には垂直方向のガイド17が一体に設けら
れている。
【0024】そして、走行用台車1をそのキャスタ11
と直線状走行用ローラ6が後述するようにコンクリート
製建築物の屋上等の防水対象面Aに敷かれている防水シ
ートB(図8参照)上に乗った状態で前方へ走行させる
ことにより、掬い上げ部材15の掬い上げ面16により
防水シートBの縁部を掬い上げて防水対象面Aから次第
に離隔させることができる。このとき、掬い上げ部材1
5は直線状走行用ローラ6の前方位置から防水シートB
の縁部bの掬い上げを開始し、直線状走行用ローラ6の
側方で最も高く掬い上げることができる。そして、上記
のように走行用台車1を前方から引くことに加え、特
に、上記のように直線状走行用ローラ6が防水シートB
上に乗ることにより、防水シートBが縁部bより内方へ
深く掬い上げられないように規制するとともに、直線状
走行用ローラ6が防水シートBの掬い上げられた部分で
防水シートBの端縁側へ移動しないように規制すること
により、走行用台車1を容易に直線状に走行させ、掬い
上げ部材15の掬い上げ面16が防水シートBの縁部b
から離脱せず、縁部bを容易にほぼ均一な幅で掬い上げ
ることができる。また、防水シートBの端縁をガイド1
7に沿って案内することにより、縁部bを更に一層容易
に均一な幅で掬い上げることができる。この掬い上げ動
作について作業者は走行用台車1が枠状であるので、容
易に確認することができる。また、走行用台車1を防水
シートBのコーナー部で方向転換する際、防水シートB
の隅部を掬い上げ面16の突出部16c上に支持し、垂
れ下がりを防止することができる。
【0025】掬い上げ部材15の内側、すなわち、掬い
上げ面16の裏側に位置してガスバーナ18の火口部1
9が水平方向で、かつ後方へ向けられて支持され、調整
ねじ20の操作により火口部19の向きが微調整される
ようになっている。火口部19の後端の噴射口部が掬い
上げ面16の切欠16aの内端、すなわち、突出部16
bと16cの基部付近に位置するように設定されてい
る。火口部19に燃料であるガスを供給することができ
る金属製の供給パイプ21の端部が連結され、供給パイ
プ21は走行操作用レバー12に支持部22により支持
され、供給パイプ21の他端には副操作部14に挿通さ
れたガス供給用のホース23の一端が連結されている。
ホース23の他端には副操作部14の外方で接続口24
が取り付けられている。供給パイプ21の中間部にはバ
ルブ25が設けられ、バルブ25は調節用つまみ26の
操作により開閉とガス供給量の制御が行われるようにな
っている。走行用台車1における支持フレーム4の上方
には支持台27が取り付けられ、支持台27にガスボン
ベ28が交換可能に支持され、ガスボンベ28のバルブ
に接続されたホース29の接続口30に接続口24が離
脱可能に接続されるようになっている。
【0026】走行操作用レバー12にはバルブ制御用レ
バー31が支持部材32により摺動可能に支持され、バ
ルブ制御用レバー31が連結部材33を介してバルブ2
5に連結され、バルブ制御用レバー31の制御部34が
走行操作用レバー12の主操作部13付近に配置されて
いる。したがって、主操作部13を手で把持した状態で
その手の指で制御部34を操作してバルブ25の開放状
態を調節制御することができる。そして、バルブ25を
開放することにより、あらかじめ着火により燃焼してい
る種火により、ガスボンベ28からホース29、23、
供給パイプ21等を介して火口部19に供給されたガス
に点火して燃焼させ、火口部19から火炎37(図5参
照)を噴射させることができる。このとき、掬い上げ面
16の切欠16aにより作業者が火炎37の噴射状態を
確認することができるとともに、火口部19に対する空
気の供給を良好に行うことができる。
【0027】特に、図5ないし図7から明らかなよう
に、火口部19の後端部側の噴射口部は横長となるよう
に拡開され、噴射口部に位置して一対の火炎ガイド3
5、36が掬い上げ部材15に取り付けられている。外
側に位置する火炎ガイド35は走行用台車1の走行方向
に沿うようにほぼ直線状に形成され、内側に位置する火
炎ガイド36は噴射口の中央部で基部側より先端側が直
線状走行用ローラ6側へ接近するように傾斜され、これ
らの火炎ガイド35、36により火口部19の噴射口か
ら噴射される火炎37が、上記のように掬い上げ面16
により掬い上げられ、突出部16bの後側に位置する防
水シートBの縁部bの裏面部分の空間に向けられ、掬い
上げられた防水シートBの縁部bの裏面およびその対向
面、すなわち、隣り合う防水シートBがある場合にはそ
の防水シートBの縁部bの表面とが加熱されるように案
内される。
【0028】以上の構成において、以下、防水シートB
の縁部bの溶着動作について説明する。上記のように、
まず、ガスバーナ18のバルブ25を調節用つまみ26
の操作により開放し、ガスボンベ28からホース29、
23、供給パイプ21等を介してガスを火口部19に供
給し、点火により種火を着火させる。続いてバルブ制御
用レバー31の制御部34を操作してガスバーナ18の
バルブ25を開放し、上記のようにガスボンベ28から
ホース29、23、供給パイプ21等を介して火口部1
9に供給されたガスに種火により点火して燃焼させ、火
口部19の噴射口から火炎37を噴射させる。
【0029】この状態で走行操作用レバー12の主操作
部13と副操作部14の操作により走行用台車1を移動
させ、図8に示すように、コンクリート製建築物の屋上
等の防水対象面Aに縁部bを残して固着状態で敷かれて
いる溶着すべき防水シートBの隅部の縁部bを図1、図
4に鎖線で示すように、掬い上げ部材15の掬い上げ面
16により掬い上げ、防水シートBの端縁をガイド17
に当接させる。この状態では、キャスタ11が溶着すべ
き防水シートBに乗り、直線状走行用ローラ6が溶着す
べき防水シートBにおける掬い上げられた部分の内方位
置上に乗り、残るキャスタ10が隣接する溶着されるべ
き防水シートB上、若しくは防水対象面A上に乗ってい
る。
【0030】上記状態で走行用台車1を走行操作用レバ
ー12の操作により前方からゆっくりと引張り、上記の
ように走行用台車1を防水シートBの縁部bに沿って直
線状にゆっくりと走行させる。これに伴い、掬い上げ部
材15の掬い上げ面16により防水シートBの縁部bを
ほぼ均一な幅で順次掬い上げながら掬い上げ面16の突
出部16bの後側でその裏面側の空間に火炎37を噴射
させ、裏面に露出している合成アスファルトを火炎37
により順次溶かしていく(隣り合う防水シートBが存在
する場合にはその縁部bの表面側から合成アスファルト
を同時に溶かしていく。)。そして、防水シートBの縁
部b裏面における合成アスファルトが溶けて突出部16
bから降ろされた部分の表面側から転圧ローラで順次押
圧することにより、防水シートBの縁部bを隣り合う防
水シートBの縁部b上に順次固着し、若しくは防水対象
面A上に順次固着する。このとき、作業者が立ち上がっ
た状態で走行操作用レバー12の操作により走行用台車
1を走行させることにより、一定の速度で連続的に走行
させることができ、しかも、上記のように掬い上げ部材
15により防水シートBの縁部bをほぼ均一な幅で順次
掬い上げることができるので、縁部bの全長に亘る合成
アスファストの溶融条件が均一となる。したがって、加
熱後、防水対象面A、若しくは隣り合う防水シートBの
縁部bに降ろされ、転圧ローラで押圧された際、防水シ
ートBの端縁からの溶融合成アスファルトのはみ出し量
が全長に亘って均一となる。
【0031】掬い上げ部材15の後端部が防水シートB
の縁部bの終端部に至ると、走行操作用レバー12の操
作により走行用台車1の前側のキャスタ10、11を上
方へ浮かした状態で、掬い上げ部材15の掬い上げ面1
6で防水シートBの縁部bを掬い上げた状態を保ちなが
ら、直線状走行用ローラ6を中心として走行用台車1の
方向を直角方向に転換する。このとき、上記のように掬
い上げ面16の突出部16cにより防水シートBの隅部
の垂れ下がりを防止して火炎37による焼損を防止する
ことができる。以下、上記と同様の操作により各縁部b
を隣り合う防水シートBの縁部b上、若しくは防水対象
面A上に順次溶着することができる。
【0032】なお、上記実施例では、走行用台車1にガ
スボンベ28を搭載するようにしているので、ガスバー
ナ18へガスを供給するためのホースを防水対象面Aや
防水シートB上に這わせる必要がなく、作業性を向上さ
せることができるが、必要に応じ、防水対象面A上等に
設置したガスボンベのバルブとホース23の接続口24
とを別のホースにより接続して使用することもできる。
また、上記実施例のように火炎ガイド35、36を用い
ることなく、火口部19から噴射される火炎37が掬い
上げた防水シートBの縁部b裏面の合成アスファルトお
よび隣り合う防水シートBの縁部bの表面側の合成アス
ファルトを溶かすことができるように、あらかじめ火口
部19の形状を設計することもできる。また、補助走行
用車輪であるキャスタ10、11はなくてもよく、この
場合、必要に応じて加熱作業停止時に走行用台車1を水
平方向に支持する脚部を設けることができる。また、防
水シートBの縁部bの加熱された裏面が防水対象面A、
若しくは隣り合う防水シートBの縁部bの加熱された表
面上に降ろされ、溶融合成アスファルトが防水シートB
の端縁からはみ出した際、その上に砂を散布する装置を
備えてもよい。また、上記実施例では、合成アスファル
トの表面を砂により被覆した防水シートBの溶着に用い
た場合について説明したが、ガスバーナ18に替えて電
熱器、ファン等から成る熱風による加熱手段を用いるこ
とにより、塩化ビニールから成る防水シートの溶着にも
用いることができる。本発明は、このほか、その基本的
技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することがで
きる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、走
行操作用レバーの操作により走行用台車を移動させ、防
水対象面に敷かれている防水シートの隅部の縁部を掬い
上げ部材により掬い上げ、直線状走行用ローラを防水シ
ートにおける掬い上げられた部分の内方位置上に乗せて
走行用台車を走行操作用レバーの操作によりゆっくりと
走行させる。これに伴い、直線状走行用ローラにより防
水シートが縁部より深く掬い上げられないように規制す
るとともに、掬い上げられた防水シートの縁部により直
線状走行用ローラが防水シートの端縁側に移動しないよ
うに規制することにより、走行用台車を容易に直線状に
走行させ、掬い上げ部材により防水シートの縁部をほぼ
均一な幅で順次掬い上げながらその裏面を加熱手段によ
り加熱して順次溶かしていく(防水対象面上に敷かれた
隣り合う防水シートがある場合にはその縁部表面を同時
に溶かしていく。)。そして、防水シートの縁部におけ
る溶けた部分の表面側から転圧ローラで順次押圧するこ
とにより、防水シートの縁部を防水対象面、若しくは隣
り合う防水シートの縁部上に順次固着することができ
る。このように走行用台車およびその走行用操作レバ
ー、直線状走行用ローラと、掬い上げ部材と、加熱手段
との協働により防水シートの縁部をほぼ均一な幅で全長
に亘って熟練を要することなく、簡単に、かつ確実に、
しかも、短時間で溶かすことができ、したがって、防水
シートの縁部を全長に亘って確実に溶着して防水不良の
発生を防止することができ、しかも、作業時間を短縮し
て溶着作業能率を向上させることができる。また、加熱
手段を一定速度で移動させ、防水シートの縁部の全長に
亘って加熱時間を均一にして溶着後の防水シートの縁部
が波打つのを防止することができ、したがって、外観を
向上させることができる。
【0034】また、走行操作用レバーを走行用台車の前
方に配置することにより、走行操作用レバーにより走行
用台車を前方から引張って走行させることができるの
で、走行用台車を容易に直線状に走行させることがで
き、しかも、溶着部分の転圧作業の邪魔にならないよう
にすることができる。
【0035】また、走行用台車が直線状走行用ローラの
両側前方に位置して補助走行用車輪を有することによ
り、走行用台車を安定状態で走行させることができ、し
かも、方向転換作業を円滑に行うことができる。
【0036】また、掬い上げ部材により掬い上げる防水
シートの端縁を案内するためのガイドを備えることによ
り、防水シートの縁部を簡単に、かつ確実に常に均一な
幅で掬い上げることができる。
【0037】また、加熱手段としてガスバーナを用い、
このガスバーナの火口部から噴射する火炎を防水シート
の縁部側に向ける火炎ガイドを備えることにより、市販
のバーナに加工を加えるだけで済み、経済的である。
【0038】また、走行用台車にガスバーナの燃料であ
るガスを充填したガスボンベを支持するための支持台を
備えることにより、ガスをガスバーナへ供給するための
ホースを防水対象面や防水シート上に這わせる必要がな
く、加熱作業を更に一層能率的に行うことができる。
【0039】また、走行用台車の走行操作用レバーにガ
スバーナのバルブ制御用レバーを支持し、このバルブ制
御用レバーの制御部を走行操作用レバーの操作部付近に
配置することにより、操作性を向上させて加熱作業を更
に一層能率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における防水シート溶着用加
熱装置を示す正面図である。
【図2】同防水シート溶着用加熱装置を示す平面図であ
る。
【図3】同防水シート溶着用加熱装置を示す右側面図で
ある。
【図4】同防水シート溶着用加熱装置を示す背面図であ
る。
【図5】同防水シート溶着用加熱装置に用いるガスバー
ナの火口部を示す拡大平面図である。
【図6】同防水シート溶着用加熱装置に用いるガスバー
ナの火口部を示す拡大側面図である。
【図7】同防水シート溶着用加熱装置に用いるガスバー
ナの火口部を示す拡大背面図である。
【図8】防水シートで防水対象面を被覆した状態の説明
用一部断面図である。
【符号の説明】
1 走行用台車 6 直線状走行用ローラ 12 走行操作用レバー 13 主操作部 14 副操作部 15 掬い上げ部材 17 ガイド 18 ガスバーナ 19 火口部 21 ガス供給用パイプ 23 ガス供給用のホース 25 バルブ 27 支持台 28 ガスボンベ 31 バルブ制御用レバー 34 制御部 35 火炎ガイド 36 火炎ガイド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水対象面に敷かれた防水シートの縁部
    の内方位置上を転動し得る直線状走行用ローラを有する
    走行用台車と、この走行用台車の走行を操作する走行操
    作用レバーと、上記走行用台車の走行に伴い、上記防水
    シートの縁部を上記直線状走行用ローラの側方で順次掬
    い上げて上記防水対象面から離隔させる掬い上げ部材
    と、この掬い上げ部材により掬い上げられた上記防水シ
    ートの縁部の裏面およびその対向面を加熱する加熱手段
    とを備えた防水シート溶着用加熱装置。
  2. 【請求項2】 走行操作用レバーが走行用台車の前方に
    配置された請求項1記載の防水シート溶着用加熱装置。
  3. 【請求項3】 走行用台車が直線状走行用ローラの両側
    前方に位置して補助走行用車輪を有する請求項1または
    2記載の防水シート溶着用加熱装置。
  4. 【請求項4】 掬い上げ部材が、掬い上げる防水シート
    の端縁を案内するためのガイドを有する請求項1ないし
    3のいずれかに記載の防水シート溶着用加熱装置。
  5. 【請求項5】 加熱手段が火炎を噴射させるガスバーナ
    である請求項1ないし4のいずれかに記載の防水シート
    溶着用加熱装置。
  6. 【請求項6】 ガスバーナの火口部から噴射する火炎を
    防水シートの縁部側に向ける火炎ガイドを備えた請求項
    5記載の防水シート溶着用加熱装置。
  7. 【請求項7】 走行用台車がガスバーナの燃料であるガ
    スを充填したガスボンベを支持するための支持台を有す
    る請求項5または6記載の防水シート溶着用加熱装置。
  8. 【請求項8】 走行用台車の走行操作用レバーにガスバ
    ーナのバルブ制御用レバーが支持され、このバルブ制御
    用レバーの制御部が上記走行操作用レバーの操作部付近
    に配置された請求項5ないし7のいずれかに記載の防水
    シート溶着用加熱装置。
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