JPH07102474B2 - 空缶の圧潰処理装置 - Google Patents

空缶の圧潰処理装置

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JPH07102474B2
JPH07102474B2 JP4010013A JP1001392A JPH07102474B2 JP H07102474 B2 JPH07102474 B2 JP H07102474B2 JP 4010013 A JP4010013 A JP 4010013A JP 1001392 A JP1001392 A JP 1001392A JP H07102474 B2 JPH07102474 B2 JP H07102474B2
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conveyor
slat conveyor
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Inventor
欽司 岩内
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株式会社岩内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドラム缶から飲料用缶ま
での使用済み空缶を圧潰処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種空缶の処理用圧潰装置としては、
従来各種の提案が開示されており、その殆どは一対の挟
圧材で空缶を挟圧するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、使用済みの
空缶内には石その他の固形物を入れたものが多く、特に
ドラム缶には金属製工具等が投入される場合もあり、こ
れら固形物の入った空缶の挟圧処理は不能となり、この
ため処理作業中に機械部分が停止、または破損故障を生
ずる等の弊害があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み、圧
潰不能の固形物の入った空缶の圧潰処理は自動的に、そ
の処理を避けて通過させることにより圧潰処理装置の損
傷、故障発生を防止することを目的としたもので、固定
部材に支持させた前後一対のチエン車間に短冊状の鋼板
を僅小の間隔で配置結着した固定スラットコンベアー
と、固定部材に揺動自在に支持させた側板に設けた前後
のチエン車間に短冊状の鋼板を僅小の間隔で配置結着し
た揺動スラットコンベヤーとを備え、該揺動スラットコ
ンベヤーの先端を、固定スラットコンベヤーに対し、処
理缶の圧潰厚さに相当する間隙を存してV字状に対向さ
せ、且つ該側板の先端側を弾発スプリングで、該揺動ス
ラットコンベヤーの先端を固定スラットコンベヤー側に
弾発させ、且つ各スラットコンベヤーの先端側に弾発さ
せ、且つ各スラットコンベヤーの先端側のチエン車を夫
々別個のモータに連動させて、両スラットコンベヤーの
対向面が夫々先端側に向かって移行するようにしたこと
を特徴とする
【0005】
【作用】本発明による空缶圧潰処理装置は、実施例によ
る図2で示すようにV字状に対向させた1対のスラット
コンベヤー1,1´の間に供給した空缶は両コンベヤー
の回走に従ってV字状間隔の尖端部に向って搬送され、
該尖端部の圧潰間隙を通過させることにより扁平に圧潰
されて放出されるが、内部に石等の圧潰不能の固形物の
入った圧潰作業の出来ない空缶が来ると、揺動スラット
コンベヤーは、弾圧スプリングの作動圧に抗して該コン
ベヤーが後退する。このときにも両コンベヤーは駆動し
続くため、両コンベヤー間から、該空缶を確実に排出出
来ると共に該固形物の入った空缶の強制移動によりコン
ベヤー1,1´に損傷を与え、また駆動機構に故障を生
ずることがない。尚、コンベヤーの一方に作用させる弾
圧スブリングは空缶を扁平に挟圧し得る作動圧を有する
も、固形物によっては排除される強さとする。
【0006】
【実施例】本発明装置の実施例を図1乃至図3によって
説明する。根部を固定部材6に揺動自在に支持させた揺
動スラットコンベヤー1と、固定部材6に支持させた固
定スラットコンベヤー1´からなり、両スラットコンベ
ヤー1,1´は図3の(イ)、(ロ)で示すように適当
間隔に並設した一対の無端状チェン1a,1a間に、チ
ェンの長さ方向において僅小間隔で短冊状の鋼板1bを
多数張渡して構成し、各コンベヤー1,1´の両側チェ
ン1a、1aを夫々の側板2,2に対称的に軸支した少
なくとも4個のチェン車3に懸架させて無端状に回走さ
せるようにした。
【0007】図示の実施例では2条のチェン1a,1a
間に亘って鋼板1bを張設したものを示したが、広幅の
コンベヤーを形成する場合は短冊状鋼板1bも長くなる
から、これに対応してチェン1aを増加することがあ
る。
【0008】上記のように左右の側板2,2間に架設し
たスラットコンベヤー1,1´の一対を図2で示すよう
に上下に配して、コンベヤー1,1´の先端部間に空
缶aの圧潰厚さ分に相当する間隙5を存させて両コンベ
ヤー1,1´をV字状に対向させ、固定コンベヤー1´
の側板2の先端は固定支持材7上に支持させ、揺動コン
ベヤー1の側板2の根部側はチエン車3の軸3aによっ
て固定部材6に支持させて、その側板2先端遊離状態
とし、該遊離端部に上部から弾圧スプリング8を作用さ
せた。
【0009】該スプリング8の弾圧作動で、揺動コンベ
ヤー1の側板2の先端は下部コンベヤー1´の側板2上
に支持され、この状態においてコンベヤー1,1´の
先端部間に前記した空缶aの圧潰厚さに相当する間隙5
が形成されるようにし、しかも上部コンベヤー1の先端
は上方への移動が可能となるようにした。
【0010】図において9,10はコンベヤー1,1
´の駆動回走用モータで、夫々連動機構11,12を介
してチェン車3,3を駆動させて上下コンベヤー1,1
´のV字形対向面を共に先端部に向って走行させてV字
状間隔部に供給した空缶aを圧潰用間隙部5に向って移
送させるようにした。
【0011】尚、上部コンベヤー1の駆動用モータ9は
該コンベヤーの側板2と一体の支持台13上に設置し
た。
【0012】図中14はコンベヤー1,1´間のV字
状対向部内に供給した空缶aが側方に脱出することを阻
止するよう左右の側板2に取付けた転落防止片、また1
5は空缶aの圧潰作動時に上下コンベヤー1,1´の凹
入を阻止する支持板を示す。
【0013】以上の構成において、コンベヤー1,1
´間のV字状対向部に供給された空缶aは順次先端に向
って移送し、弾発スプリング8で押圧された揺動コンベ
ヤー1と、支持台7で支受された固定コンベヤー1´と
の各端部間で形成される圧潰間隙部5を通過することに
より圧潰され扁平となって放出され、空缶a内に石等の
圧潰不能の固型物が入ったものは、該固形物によって
コンベヤー1の端部を、弾圧スプリング8の加圧に抗
揺動コンベヤー後退させつつ排除しつ該圧潰間隙
部5を通過する。そしてこれが放出された後再び弾圧ス
プリング8による圧潰間隔5での圧潰作業が行われる。
【0014】尚、図示例で圧潰作業分部のみを示した
が、圧潰作動機としては上記装置機構部を、空缶の供給
口と圧潰を終った扁平物の放出口等を有する機筐内に収
容して商品化するものである。
【0015】更に図示例では一対のスラットコンベヤー
1,1´を上下に配置して、空缶を水平方向に移送させ
たが、コンベヤー1,1´を左右の上下又は斜め方向
として、空缶を下向きに誘導させるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によるときは、両スラットコンベ
ヤーの対向面が張り側にあるため、ドラム缶のように重
い空缶でも確実に搬送でき、且つ両スラットコンベヤー
間に、石その他の圧潰不能の固形物の入り、揺動スラッ
トコンベヤーが弾圧スプリングに抗して後退したときに
も、両スラットコンベヤーは夫々の駆動用モータによっ
て駆動し続けるため、ドラム間等の大型の圧潰不能の固
形物が入った空缶でも、確実に両スラットコンベヤー間
から排除でき、しかも該圧潰不能空缶によって圧潰処理
装置が損傷したり、故障したりすることがなく、従っ
て、圧潰不能の空缶が圧潰処理装置に送り込まれても作
業が停止する等の不具合を生じない
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による空缶圧潰処理装置の実施例を示
す平面図
【図2】 図1のII−II截断側面図
【図3】 (イ)はスラットコンベヤーの平面図、
(ロ)はスラットコンベヤーの側面図
【符号の説明】
1,1´ スラットコンベヤー 1a チェ
ン 1b 短冊状鋼板 2 側板 5 圧潰間隔 8 弾圧
スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に支持させた前後一対のチエン
    車間に短冊状の鋼板を僅小の間隔で配置結着した固定ス
    ラットコンベアーと、固定部材に揺動自在に支持させた
    側板に設けた前後のチエン車間に短冊状の鋼板を僅小の
    間隔で配置結着した揺動スラットコンベヤーとを備え、
    該揺動スラットコンベヤーの先端を、固定スラットコン
    ベヤーに対し、処理缶の圧潰厚さに相当する間隙を存し
    てV字状に対向させ、且つ該側板の先端側を弾発スプリ
    ングで、該揺動スラットコンベヤーの先端を固定スラッ
    トコンベヤー側に弾発させ、且つ各スラットコンベヤー
    の先端側に弾発させ、且つ各スラットコンベヤーの先端
    側のチエン車を夫々別個のモータに連動させて、両スラ
    ットコンベヤーの対向面が夫々先端側に向かって移行す
    るようにしたことを特徴とする空缶の圧潰処理装置。
JP4010013A 1992-01-23 1992-01-23 空缶の圧潰処理装置 Expired - Fee Related JPH07102474B2 (ja)

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JPH05200593A JPH05200593A (ja) 1993-08-10
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GB9506125D0 (en) * 1995-03-25 1995-05-10 Tony Team Limited Improvements in or relating to can crushers
NO315413B1 (no) * 2000-10-04 2003-09-01 Repant As Anordning ved komprimator
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