JPH07101801A - 摘出臓器の収納方法 - Google Patents
摘出臓器の収納方法Info
- Publication number
- JPH07101801A JPH07101801A JP5269567A JP26956793A JPH07101801A JP H07101801 A JPH07101801 A JP H07101801A JP 5269567 A JP5269567 A JP 5269567A JP 26956793 A JP26956793 A JP 26956793A JP H07101801 A JPH07101801 A JP H07101801A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- organ
- enucleated
- bag
- accommodation
- opening
- Prior art date
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- Pending
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- Surgical Instruments (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内視鏡下外科手術において摘
出臓器を把持鉗子で把持して収納袋内に容易に挿入して
収納するの収納方法 【構成】 上端開口部を閉鎖自在に保持
した摘出臓器の収納袋の底部に把持用凹部を設け、前記
収納袋の開口部から挿入した把持鉗子により該把持用凹
部を介して摘出臓器を把持し、収納袋を反転して収納袋
内に摘出臓器を収納するようにしたことを特徴とする摘
出臓器の収納方法
出臓器を把持鉗子で把持して収納袋内に容易に挿入して
収納するの収納方法 【構成】 上端開口部を閉鎖自在に保持
した摘出臓器の収納袋の底部に把持用凹部を設け、前記
収納袋の開口部から挿入した把持鉗子により該把持用凹
部を介して摘出臓器を把持し、収納袋を反転して収納袋
内に摘出臓器を収納するようにしたことを特徴とする摘
出臓器の収納方法
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡下外科手術にお
ける摘出臓器の収納方法に関する。
ける摘出臓器の収納方法に関する。
【従来の技術】従来の技術は、摘出臓器を把持鉗子で直
接把持し、収納袋の上端開口部から挿入して収納するも
のであった。
接把持し、収納袋の上端開口部から挿入して収納するも
のであった。
【発明が解決しようとする課題】この従来の技術の場
合、収納袋の上端開口部に摘出臓器が引掛かってしま
い、挿入して収納するのが困難で、時間と労力を要する
問題があった。
合、収納袋の上端開口部に摘出臓器が引掛かってしま
い、挿入して収納するのが困難で、時間と労力を要する
問題があった。
【0002】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上端開
口部を閉鎖自在に保持した摘出臓器の収納袋の底部に把
持用凹部を設け、前記収納袋の開口部から挿入した把持
鉗子により該把持用凹部を介して摘出臓器を把持し、収
納袋を反転して収納袋内に摘出臓器を収納するようにし
たことを特徴とする摘出臓器の収納方法を提供しようと
するものである。
口部を閉鎖自在に保持した摘出臓器の収納袋の底部に把
持用凹部を設け、前記収納袋の開口部から挿入した把持
鉗子により該把持用凹部を介して摘出臓器を把持し、収
納袋を反転して収納袋内に摘出臓器を収納するようにし
たことを特徴とする摘出臓器の収納方法を提供しようと
するものである。
【作用】上記の構成を有する本発明に係る摘出臓器の収
納方法によれば、把持鉗子を収納袋の上端開口部から挿
入して、収納袋底部の把持用凹部に当接せしめ、そのま
ま把持用凹部を介して摘出臓器を把持し、上端開口部か
ら把持鉗子を抜き取るようにして摘出臓器を該上端開口
部から上方にくぐらせると、収納袋は反転して裏がえ
り、収納袋内に摘出臓器を収納することができることと
なる。
納方法によれば、把持鉗子を収納袋の上端開口部から挿
入して、収納袋底部の把持用凹部に当接せしめ、そのま
ま把持用凹部を介して摘出臓器を把持し、上端開口部か
ら把持鉗子を抜き取るようにして摘出臓器を該上端開口
部から上方にくぐらせると、収納袋は反転して裏がえ
り、収納袋内に摘出臓器を収納することができることと
なる。
【0003】
【実施例】以下図示する実施例により本発明を詳細に説
明すると、図1において、1は摘出臓器の収納袋で、そ
の上端開口部2の周辺部3には環状に締め糸4が通して
ある。締め糸4は、導通管6に出入自在に挿通して設け
た支持棒5の先端に伸縮自在に保持されており、環状の
締め糸4の一端側を支持棒5の軸心を貫通する糸通孔を
通して外部に導き、外部から締め糸4を引くことによっ
て締め糸4の環が狭められ、収納袋1の周辺部3は支持
棒5の先端に寄せ集められて上端開口部2は閉鎖される
こととなる。また、支持棒5を導通管6内に収納する
と、周辺部3が環状の締め糸4の先端方向に寄せ集めら
れて、収納袋3の上端開口部2は導通管6内に収納され
た状態で締めつけられ閉鎖されることとなる。
明すると、図1において、1は摘出臓器の収納袋で、そ
の上端開口部2の周辺部3には環状に締め糸4が通して
ある。締め糸4は、導通管6に出入自在に挿通して設け
た支持棒5の先端に伸縮自在に保持されており、環状の
締め糸4の一端側を支持棒5の軸心を貫通する糸通孔を
通して外部に導き、外部から締め糸4を引くことによっ
て締め糸4の環が狭められ、収納袋1の周辺部3は支持
棒5の先端に寄せ集められて上端開口部2は閉鎖される
こととなる。また、支持棒5を導通管6内に収納する
と、周辺部3が環状の締め糸4の先端方向に寄せ集めら
れて、収納袋3の上端開口部2は導通管6内に収納され
た状態で締めつけられ閉鎖されることとなる。
【0004】ここで、本発明に係る収納袋1の底部7に
は把持用凹部8が設けてあり、図2に明示するように、
上端開口部2から挿入した把持鉗子10の挟持部11で
前記把持凹部8を介して摘出臓器12を把持できるよう
に構成してある。また、図3に示すように、収納袋1は
上端開口部2の口径Aより底部7の底幅Bの方が狭く、
且つ、底部7の周辺部9は丸く構成するのが、裏返し易
いので好ましい。更に、図では省略したが、底部7の周
辺部9から上方にかけて、折り返し用のヒダを設けてお
き、底部7を反転して裏返しし易いように構成するのが
好ましい。なお、把持用凹部8の設置位置は底部7の中
央に限らず、例えば、周辺部9に設けてあっても良い。
は把持用凹部8が設けてあり、図2に明示するように、
上端開口部2から挿入した把持鉗子10の挟持部11で
前記把持凹部8を介して摘出臓器12を把持できるよう
に構成してある。また、図3に示すように、収納袋1は
上端開口部2の口径Aより底部7の底幅Bの方が狭く、
且つ、底部7の周辺部9は丸く構成するのが、裏返し易
いので好ましい。更に、図では省略したが、底部7の周
辺部9から上方にかけて、折り返し用のヒダを設けてお
き、底部7を反転して裏返しし易いように構成するのが
好ましい。なお、把持用凹部8の設置位置は底部7の中
央に限らず、例えば、周辺部9に設けてあっても良い。
【0005】上記の内視鏡下外科手術における摘出臓器
の収納袋の構成において、収納袋1は開口部2の周囲に
巻いたり折り畳んだ状態で支持棒5と共に導通管6内に
収納されており、施術部に導入され、図1のように、支
持棒5を導通管6から押し出してその先端部に収納袋1
を設置した後、収納袋1の開口部2から把持用鉗子10
を挿通して、その挟持部11で把持用凹部8を把持する
位置で、図2に示すように、摘出臓器12を把持し、そ
のまま把持用鉗子10を開口部2を通って引き抜けば、
収納袋1は底部7側から開口部2側に向かって反転して
裏がえり、摘出臓器12が開口部2を通過すると、反転
した収納袋1内に摘出臓器12が収納されることとな
る。
の収納袋の構成において、収納袋1は開口部2の周囲に
巻いたり折り畳んだ状態で支持棒5と共に導通管6内に
収納されており、施術部に導入され、図1のように、支
持棒5を導通管6から押し出してその先端部に収納袋1
を設置した後、収納袋1の開口部2から把持用鉗子10
を挿通して、その挟持部11で把持用凹部8を把持する
位置で、図2に示すように、摘出臓器12を把持し、そ
のまま把持用鉗子10を開口部2を通って引き抜けば、
収納袋1は底部7側から開口部2側に向かって反転して
裏がえり、摘出臓器12が開口部2を通過すると、反転
した収納袋1内に摘出臓器12が収納されることとな
る。
【0006】そこで、把持用鉗子10を把持用凹部8か
ら解放して、支持棒5の軸心を貫通する糸通孔を通して
外部に導かれた締め糸4の一端側を引くと、支持棒5の
先端部で締め糸4の環が狭められて収納袋1の上端開口
部2が閉鎖される。支持棒5を導通管6内に引き込め
ば、導通管6の先端部に開口部2が当接して締め糸4の
先端方向に寄せ集められて、上端開口部2が閉鎖された
状態を維持し、導通管6と共に摘出臓器12を収納した
収納袋1を外部に取り出すことができる。
ら解放して、支持棒5の軸心を貫通する糸通孔を通して
外部に導かれた締め糸4の一端側を引くと、支持棒5の
先端部で締め糸4の環が狭められて収納袋1の上端開口
部2が閉鎖される。支持棒5を導通管6内に引き込め
ば、導通管6の先端部に開口部2が当接して締め糸4の
先端方向に寄せ集められて、上端開口部2が閉鎖された
状態を維持し、導通管6と共に摘出臓器12を収納した
収納袋1を外部に取り出すことができる。
【0007】
【効果】以上の通り、本発明に係る摘出臓器の収納方法
によれば、上端開口部を閉鎖自在に保持した摘出臓器の
収納袋の底部に把持用凹部を設け、前記収納袋の開口部
から挿入した把持鉗子により該把持用凹部を介して摘出
臓器を把持し、収納袋を反転して収納袋内に摘出臓器を
収納するようにした構成を有するから、把持鉗子を収納
袋の上端開口部から挿通することは簡単にでき、収納袋
底部の把持用凹部に当接せしめ、そのまま把持用凹部を
介して摘出臓器を把持し、上端開口部から把持鉗子を抜
き取るようにして摘出臓器を該上端開口部から上方にく
ぐらせると、収納袋は反転して裏がえり、裏がえった収
納袋内に摘出臓器を簡単に収納することができ、従来の
技術の場合の収納袋の上端開口部に摘出臓器が引掛かっ
て、収納するのが困難で、時間と労力を要する問題は解
消され、内視鏡下外科手術における摘出臓器の回収を容
易、確実、且つ、迅速にする効果がある。
によれば、上端開口部を閉鎖自在に保持した摘出臓器の
収納袋の底部に把持用凹部を設け、前記収納袋の開口部
から挿入した把持鉗子により該把持用凹部を介して摘出
臓器を把持し、収納袋を反転して収納袋内に摘出臓器を
収納するようにした構成を有するから、把持鉗子を収納
袋の上端開口部から挿通することは簡単にでき、収納袋
底部の把持用凹部に当接せしめ、そのまま把持用凹部を
介して摘出臓器を把持し、上端開口部から把持鉗子を抜
き取るようにして摘出臓器を該上端開口部から上方にく
ぐらせると、収納袋は反転して裏がえり、裏がえった収
納袋内に摘出臓器を簡単に収納することができ、従来の
技術の場合の収納袋の上端開口部に摘出臓器が引掛かっ
て、収納するのが困難で、時間と労力を要する問題は解
消され、内視鏡下外科手術における摘出臓器の回収を容
易、確実、且つ、迅速にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一実施態様を概略して示す
概略斜面図。
概略斜面図。
【図2】本発明の一実施例の他の実施態様を概略して示
す概略斜面図。
す概略斜面図。
【図3】本発明の一実施例の要部の構成を概略して示す
概略斜面図。
概略斜面図。
1・・・・収納袋 2・・・・上端開口部 3・・・・開口部の周辺部 4・・・・締め糸 5・・・・支持棒 6・・・・導通管 7・・・・底部 8・・・・把持用凹部 9・・・・底部の周辺部 10・・・把持鉗子 11・・・挟持部 12・・・摘出臓器
Claims (1)
- 【請求項1】 上端開口部を閉鎖自在に保
持した摘出臓器の収納袋の底部に把持用凹部を設け、前
記収納袋の開口部から挿入した把持鉗子により該把持用
凹部を介して摘出臓器を把持し、収納袋を反転して収納
袋内に摘出臓器を収納するようにしたことを特徴とする
摘出臓器の収納方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269567A JPH07101801A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 摘出臓器の収納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269567A JPH07101801A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 摘出臓器の収納方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07101801A true JPH07101801A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17474166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5269567A Pending JPH07101801A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 摘出臓器の収納方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07101801A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102319088A (zh) * | 2011-08-26 | 2012-01-18 | 中南大学 | 腹腔镜下翻罩式标本取出袋 |
CN106618696A (zh) * | 2017-01-05 | 2017-05-10 | 山东省肿瘤防治研究院 | 一种适用于离体组织的取出装置 |
WO2019106936A1 (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-06 | 株式会社Screenホールディングス | 臓器収容器 |
JP2021066680A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | 梨沙 西原 | 臓器収容体及び遺体解剖時の遺体の復元方法 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP5269567A patent/JPH07101801A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102319088A (zh) * | 2011-08-26 | 2012-01-18 | 中南大学 | 腹腔镜下翻罩式标本取出袋 |
CN106618696A (zh) * | 2017-01-05 | 2017-05-10 | 山东省肿瘤防治研究院 | 一种适用于离体组织的取出装置 |
CN106618696B (zh) * | 2017-01-05 | 2018-11-13 | 山东省肿瘤防治研究院 | 一种适用于离体组织的取出装置 |
WO2019106936A1 (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-06 | 株式会社Screenホールディングス | 臓器収容器 |
JP2019094315A (ja) * | 2017-11-28 | 2019-06-20 | 株式会社Screenホールディングス | 臓器収容器 |
US11459534B2 (en) | 2017-11-28 | 2022-10-04 | SCREEN Holdings Co., Ltd. | Organ container |
JP2021066680A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | 梨沙 西原 | 臓器収容体及び遺体解剖時の遺体の復元方法 |
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