JPH071015B2 - 内燃機関の燃料噴射ポンプ - Google Patents
内燃機関の燃料噴射ポンプInfo
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- JPH071015B2 JPH071015B2 JP62122699A JP12269987A JPH071015B2 JP H071015 B2 JPH071015 B2 JP H071015B2 JP 62122699 A JP62122699 A JP 62122699A JP 12269987 A JP12269987 A JP 12269987A JP H071015 B2 JPH071015 B2 JP H071015B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/16—Adjustment of injection timing
- F02D1/18—Adjustment of injection timing with non-mechanical means for transmitting control impulse; with amplification of control impulse
- F02D1/183—Adjustment of injection timing with non-mechanical means for transmitting control impulse; with amplification of control impulse hydraulic
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M41/00—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
- F02M41/08—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
- F02M41/10—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor
- F02M41/12—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor
- F02M41/123—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
- F02M41/128—Varying injection timing by angular adjustment of the face-cam or the rollers support
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内燃機関の燃料噴射ポンプであつて、噴射開始
時点を回転数が増大するにつれて遅い時期から早い時期
へずらすが暖機運転期の低回転数では早い時期へずら
す、制御圧でコントロールされる噴射時点調節装置と、
噴射時点調節装置のための制御圧を回転数に関連して制
御し、一方では燃料フイードポンプの圧力によりかつ他
方ではばね室におけるばねの戻し方と絞りで形成された
差圧である対抗圧とにより負荷された制御ピストンを有
する第1の圧力制御弁と、この圧力制御弁のばね室にお
ける対抗圧を暖機運転時期にコントロールし、一方では
制御圧により、他方ではばねの戻し力により負荷された
ピストンを有し、第1の圧力制御弁のばね室から分岐す
る戻し通路に接続された圧力弁と、常温始動と暖機運転
期の間は第1の圧力制御弁のばね室における圧力を維持
する温度に関連した調節部材とを備えている形式のもの
に関する。
時点を回転数が増大するにつれて遅い時期から早い時期
へずらすが暖機運転期の低回転数では早い時期へずら
す、制御圧でコントロールされる噴射時点調節装置と、
噴射時点調節装置のための制御圧を回転数に関連して制
御し、一方では燃料フイードポンプの圧力によりかつ他
方ではばね室におけるばねの戻し方と絞りで形成された
差圧である対抗圧とにより負荷された制御ピストンを有
する第1の圧力制御弁と、この圧力制御弁のばね室にお
ける対抗圧を暖機運転時期にコントロールし、一方では
制御圧により、他方ではばねの戻し力により負荷された
ピストンを有し、第1の圧力制御弁のばね室から分岐す
る戻し通路に接続された圧力弁と、常温始動と暖機運転
期の間は第1の圧力制御弁のばね室における圧力を維持
する温度に関連した調節部材とを備えている形式のもの
に関する。
従来技術 西ドイツ国特許第2648043号及び西ドイツ国特許出願公
開第2931937号明細書によつて公知である前記形式の燃
料噴射ポンプにおいては、圧力弁は内燃機関の回転数が
低くかつ温度が低い場合に圧力制御弁のばね室からの流
出を遮断する。したがつてこの圧力弁は制御圧を高め、
これによつて噴射時点調節装置が噴射開始時点を早い時
期へずらす。圧力弁の構成に基いてこの圧力弁は所定の
回転数及び(又は)所定の温度に達すると開くので、常
温始動機能は遮断される。常温始動における内燃機関の
運転の所定の移行範囲においては噴射時点早め調節が早
く遮断されすぎ、常温始動と暖機運転に際して青色煙と
高い騒音とが生じることになる。
開第2931937号明細書によつて公知である前記形式の燃
料噴射ポンプにおいては、圧力弁は内燃機関の回転数が
低くかつ温度が低い場合に圧力制御弁のばね室からの流
出を遮断する。したがつてこの圧力弁は制御圧を高め、
これによつて噴射時点調節装置が噴射開始時点を早い時
期へずらす。圧力弁の構成に基いてこの圧力弁は所定の
回転数及び(又は)所定の温度に達すると開くので、常
温始動機能は遮断される。常温始動における内燃機関の
運転の所定の移行範囲においては噴射時点早め調節が早
く遮断されすぎ、常温始動と暖機運転に際して青色煙と
高い騒音とが生じることになる。
発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は冒頭に述べた燃料噴
射ポンプの欠点を除くことである。
射ポンプの欠点を除くことである。
問題を解決するための手段 本発明が解決しようとする問題点は、冒頭に述べた形式
の燃料噴射ポンプにおいて、前記圧力弁が、第1の圧力
制御弁のばね室から燃料を流出させるために、制御圧が
増大するにつれて拡大する流出制御横断面を有する第2
の圧力制御弁として構成されており、ばね室と接続され
た第2の排気通路に調節部材により作動される切換え弁
が配置されていることによつて解決された。
の燃料噴射ポンプにおいて、前記圧力弁が、第1の圧力
制御弁のばね室から燃料を流出させるために、制御圧が
増大するにつれて拡大する流出制御横断面を有する第2
の圧力制御弁として構成されており、ばね室と接続され
た第2の排気通路に調節部材により作動される切換え弁
が配置されていることによつて解決された。
発明の効果 本発明の燃料噴射ポンプの効果は、圧力制御弁のばね室
における対抗圧を制御することによつて常温始動制御圧
がアイドリング回転数の近くの所定の回転数範囲でほぼ
コンスタントに保たれることである。
における対抗圧を制御することによつて常温始動制御圧
がアイドリング回転数の近くの所定の回転数範囲でほぼ
コンスタントに保たれることである。
実施態様 特許請求の範囲第2項以下には本発明の有利な実施態様
が記載されている。燃料噴射ポンプを特許請求の範囲第
2項及び(又は)第3項の特徴をもつて構成することに
よつて、常温始動制御圧力は常温始動中に所定の範囲で
内燃機関の最適な燃焼が得られるように随意に調節する
ことができる。
が記載されている。燃料噴射ポンプを特許請求の範囲第
2項及び(又は)第3項の特徴をもつて構成することに
よつて、常温始動制御圧力は常温始動中に所定の範囲で
内燃機関の最適な燃焼が得られるように随意に調節する
ことができる。
次に図面について本発明を説明する: 簡略的に示された噴射ポンプはボシユ刊行物「Verteile
reinspritznumpe Typ VE-Techn-ische Unterrichtung V
DT-L 12/2 DE(7.83)」に記載されている。噴射ポンプ
はケーシング1を有し、このケーシング1内には図示さ
れていないポンプユニツトと図示されていない移相可能
なカム駆動装置と噴射時点調節装置2とが配置されてい
る。同様にケーシング内に配置されたプレフイードポン
プ3はポンプユニツトに燃料を供給するために燃料を貯
えタンク4からポンプユニツトのケーシング1における
吸込室5に搬送する。噴射時点調節装置2は調節ピスト
ン7とカム駆動装置に係合する結合ピン8とを有してい
る。調節ピストン6は一方は戻しばね9により、他方で
は圧力側10において、吸込室5内に生じている制御圧力
で負荷されている。このためには調節ピストン7には絞
り個所12を有する孔11が設けられている。
reinspritznumpe Typ VE-Techn-ische Unterrichtung V
DT-L 12/2 DE(7.83)」に記載されている。噴射ポンプ
はケーシング1を有し、このケーシング1内には図示さ
れていないポンプユニツトと図示されていない移相可能
なカム駆動装置と噴射時点調節装置2とが配置されてい
る。同様にケーシング内に配置されたプレフイードポン
プ3はポンプユニツトに燃料を供給するために燃料を貯
えタンク4からポンプユニツトのケーシング1における
吸込室5に搬送する。噴射時点調節装置2は調節ピスト
ン7とカム駆動装置に係合する結合ピン8とを有してい
る。調節ピストン6は一方は戻しばね9により、他方で
は圧力側10において、吸込室5内に生じている制御圧力
で負荷されている。このためには調節ピストン7には絞
り個所12を有する孔11が設けられている。
プレフイードポンプ3の吐出圧と等しい制御圧は圧力制
御弁15により、制御圧が吸込室5においても調節ピスト
ン7の圧力側においても回転数が増大するにつれて、有
利には回転数に比例して上昇し、調節ピストン7が噴射
時点を早める方向(左方向)へ移動させられるように制
御される。回転数n(横座標)と調節ピストン7の行程
s(縦座標)との関係を示す第2図の線図においては、
特性曲線1からは内燃機関の普通の運転温度で噴射開始
時点が噴射開始時点を早める方向へ回転数nに関連して
直線的に調節されることが示されている。常温始動と内
燃機関のその他の要求、例えば暖機運転とのためには、
噴射開始時点を回転数が低い場合にも、しかも始動回転
数naと所定の回転数n1との間で噴射開始時点を早める方
向へ、例えば特性曲線IIに示すように調節し、ついで再
び特性曲線Iの経過が与えられるようにすることが有意
義である。始動回転数naにおいては噴射開始時点を迅速
に噴射開始が早められる方向へずらし、ついで回転数n1
まで回転数の上昇に伴つてゆつくりと噴射開始が早めら
れる方向へずらすことが有利である。
御弁15により、制御圧が吸込室5においても調節ピスト
ン7の圧力側においても回転数が増大するにつれて、有
利には回転数に比例して上昇し、調節ピストン7が噴射
時点を早める方向(左方向)へ移動させられるように制
御される。回転数n(横座標)と調節ピストン7の行程
s(縦座標)との関係を示す第2図の線図においては、
特性曲線1からは内燃機関の普通の運転温度で噴射開始
時点が噴射開始時点を早める方向へ回転数nに関連して
直線的に調節されることが示されている。常温始動と内
燃機関のその他の要求、例えば暖機運転とのためには、
噴射開始時点を回転数が低い場合にも、しかも始動回転
数naと所定の回転数n1との間で噴射開始時点を早める方
向へ、例えば特性曲線IIに示すように調節し、ついで再
び特性曲線Iの経過が与えられるようにすることが有意
義である。始動回転数naにおいては噴射開始時点を迅速
に噴射開始が早められる方向へずらし、ついで回転数n1
まで回転数の上昇に伴つてゆつくりと噴射開始が早めら
れる方向へずらすことが有利である。
回転数nに関連して噴射開始時点を特性曲線1に沿つて
次第に噴射開始を早める方向に直線的に制御するために
は調節にとつて重要である制御圧は、通路14を介してプ
レイフイードポンプ3の圧力側と吸込室5とに接続され
た圧力制御弁15により制御される。圧力制御弁15はケー
シング16内に圧力制御ピストン17を有し、この圧力制御
ピストン17は一方では圧力室18においプレフイードポン
プ3から送られてきた燃料により負荷され、他方ではば
ね室19内にある戻しばね20により負荷されている。圧力
制御ピストン17内には絞り個所21が設けられ、この絞り
個所21はばね室19を圧力室18と接続している。圧力制御
ピストン17はその位置に応じて流出制御横断面22を制御
するので、制御圧は回転数が上昇すると第2図の線図の
特性曲線Iに沿つて直線的に上昇する。
次第に噴射開始を早める方向に直線的に制御するために
は調節にとつて重要である制御圧は、通路14を介してプ
レイフイードポンプ3の圧力側と吸込室5とに接続され
た圧力制御弁15により制御される。圧力制御弁15はケー
シング16内に圧力制御ピストン17を有し、この圧力制御
ピストン17は一方では圧力室18においプレフイードポン
プ3から送られてきた燃料により負荷され、他方ではば
ね室19内にある戻しばね20により負荷されている。圧力
制御ピストン17内には絞り個所21が設けられ、この絞り
個所21はばね室19を圧力室18と接続している。圧力制御
ピストン17はその位置に応じて流出制御横断面22を制御
するので、制御圧は回転数が上昇すると第2図の線図の
特性曲線Iに沿つて直線的に上昇する。
常温始動において制御圧を低い回転数範囲において高
め、噴射開始時点を第2図の線図の特性曲線IIに沿つて
ずらすためには、圧力制御弁15のばね室19の流出路に切
換え弁24と第2の圧力制御弁25とが接続されている。一
方では通路26を介して第1の圧力制御弁15のばね室19と
接続され、他方では導管27を介して無圧の貯えタンク4
に接続された切換え弁24は、内燃機関が暖まつている場
合にはばね室19を無圧側と接続するが、内燃機関が冷え
ている場合にはばね室19と無圧側との間の接続を遮断す
る。切換え弁24を開くためにはこの切換え弁24に調節部
材28が配属されており、この調節部材28は有利には熱膨
張部材から成つている。電気的な加熱装置を備えた熱膨
張部材には内燃機関の始動時に電流が供給されるので、
突棒29は所定の加熱時間が経過したあとで弁体30を弁座
から離す。前記加熱時間は冷却水の温度に関連して感熱
部材によつて制御することもできる。又、熱膨張部材を
加熱するためにはこの熱膨張部材は内燃機関と熱伝導的
に結合しておくこともできる。温度に関連した調節部材
を有する切換え弁の代りに電磁弁を配管して、この電磁
弁を温度又は時間に関連して制御し、内燃機関の始動後
に所定の時間が経過しそのあとで第1の圧力制御弁15の
ばね室19が放圧されるようにすることもできる。
め、噴射開始時点を第2図の線図の特性曲線IIに沿つて
ずらすためには、圧力制御弁15のばね室19の流出路に切
換え弁24と第2の圧力制御弁25とが接続されている。一
方では通路26を介して第1の圧力制御弁15のばね室19と
接続され、他方では導管27を介して無圧の貯えタンク4
に接続された切換え弁24は、内燃機関が暖まつている場
合にはばね室19を無圧側と接続するが、内燃機関が冷え
ている場合にはばね室19と無圧側との間の接続を遮断す
る。切換え弁24を開くためにはこの切換え弁24に調節部
材28が配属されており、この調節部材28は有利には熱膨
張部材から成つている。電気的な加熱装置を備えた熱膨
張部材には内燃機関の始動時に電流が供給されるので、
突棒29は所定の加熱時間が経過したあとで弁体30を弁座
から離す。前記加熱時間は冷却水の温度に関連して感熱
部材によつて制御することもできる。又、熱膨張部材を
加熱するためにはこの熱膨張部材は内燃機関と熱伝導的
に結合しておくこともできる。温度に関連した調節部材
を有する切換え弁の代りに電磁弁を配管して、この電磁
弁を温度又は時間に関連して制御し、内燃機関の始動後
に所定の時間が経過しそのあとで第1の圧力制御弁15の
ばね室19が放圧されるようにすることもできる。
第2の圧力制御弁25は同様にケーシング31内に圧力制御
ピストン32を有しこの圧力制御ピストン32は一方では導
管33を介して圧力室34において、第1の圧力制御弁15に
より制御された制御圧で負荷され、他方では反対側の戻
し室35において戻しばね36で負荷されている。圧力制御
ピストン32は孔37を介して戻し室35と接続された制御溝
38を有している。この制御溝38はケーシング31における
制御横断面39と協働する。制御横断面39は導管40を介し
て第1の圧力制御弁15のばね室19と接続されている。制
御横断面39は調節可能に構成されていることが有利であ
る。導管27を介して放圧されている戻し室35における戻
しばね36のバイアスは調節ねじ41で調節可能である。
ピストン32を有しこの圧力制御ピストン32は一方では導
管33を介して圧力室34において、第1の圧力制御弁15に
より制御された制御圧で負荷され、他方では反対側の戻
し室35において戻しばね36で負荷されている。圧力制御
ピストン32は孔37を介して戻し室35と接続された制御溝
38を有している。この制御溝38はケーシング31における
制御横断面39と協働する。制御横断面39は導管40を介し
て第1の圧力制御弁15のばね室19と接続されている。制
御横断面39は調節可能に構成されていることが有利であ
る。導管27を介して放圧されている戻し室35における戻
しばね36のバイアスは調節ねじ41で調節可能である。
配属された制御部材を有する噴射時点調節装置2は第1
図においては、冷えている内燃機関が始動した直後の状
態で示されている。切換え弁24と第2の圧力制御弁25は
第1の圧力制御弁15のばね室19からの流出をまだ遮断し
ている。この結果、ばね室19内には制御ピストン17にお
ける絞り個所21を介して迅速に圧力が生じ、この圧力が
戻しばね20と協働して制御ピストン17を迅速に、流出制
御横断面22が減少させられる位置へ移動させる。これに
よつて制御圧は迅速に上昇させられるので調節ピストン
17は特性曲線IIで示すように噴射開始を早める方向に移
動させられる。しかしながら迅速に高られた制御圧は第
2の圧力制御弁25の圧力制御ピストン32をも移動させる
ので、制御溝38を介して制御横断面39が戻しばね36に抗
して少なくとも部分的に開放制御される。したがつて第
1の圧力制御弁15のばね室19においては絞り個所21の作
用によつて圧力室18における制御圧とは異なる大きさの
対抗圧力が調節される。この結果制御ピストン17は制御
ピストン17が小さな流出横断面22を調節する位置へ移動
させられる。この状態では特性曲線IIのゆるやかに上昇
する部分に相応した高い制御圧が生ぜしめられる。図示
された特性曲線II又はこの特性曲線からいくらかそれた
特性曲線を生ぜしめるためには第1の圧力制御弁の絞り
孔21と流出制御横断面39と第2の圧力制御弁25の戻しば
ね36のばね力は相互に調整されている。
図においては、冷えている内燃機関が始動した直後の状
態で示されている。切換え弁24と第2の圧力制御弁25は
第1の圧力制御弁15のばね室19からの流出をまだ遮断し
ている。この結果、ばね室19内には制御ピストン17にお
ける絞り個所21を介して迅速に圧力が生じ、この圧力が
戻しばね20と協働して制御ピストン17を迅速に、流出制
御横断面22が減少させられる位置へ移動させる。これに
よつて制御圧は迅速に上昇させられるので調節ピストン
17は特性曲線IIで示すように噴射開始を早める方向に移
動させられる。しかしながら迅速に高られた制御圧は第
2の圧力制御弁25の圧力制御ピストン32をも移動させる
ので、制御溝38を介して制御横断面39が戻しばね36に抗
して少なくとも部分的に開放制御される。したがつて第
1の圧力制御弁15のばね室19においては絞り個所21の作
用によつて圧力室18における制御圧とは異なる大きさの
対抗圧力が調節される。この結果制御ピストン17は制御
ピストン17が小さな流出横断面22を調節する位置へ移動
させられる。この状態では特性曲線IIのゆるやかに上昇
する部分に相応した高い制御圧が生ぜしめられる。図示
された特性曲線II又はこの特性曲線からいくらかそれた
特性曲線を生ぜしめるためには第1の圧力制御弁の絞り
孔21と流出制御横断面39と第2の圧力制御弁25の戻しば
ね36のばね力は相互に調整されている。
内燃機関がいくらか時間が経過して所定の運転温度に達
するか又は調節部材28の所定の加熱時間が経過すると、
熱膨張部材は突棒29で弁体30が弁座から離され、第1の
圧力制御弁15のばね室19が導管26,27を介して放圧され
る。切換え弁24がこの位置にあると第1の圧力制御弁15
は特性曲線Iに相応して働く。
するか又は調節部材28の所定の加熱時間が経過すると、
熱膨張部材は突棒29で弁体30が弁座から離され、第1の
圧力制御弁15のばね室19が導管26,27を介して放圧され
る。切換え弁24がこの位置にあると第1の圧力制御弁15
は特性曲線Iに相応して働く。
図面は本発明の1実施例を示すものであつて、第1図は
噴射時点調節装置を有する燃料噴射ポンプの原理を示し
た図、第2図は第1図の噴射時点調節装置の機能線図で
ある。 1……ケーシング、2……噴射時点調節装置、3……プ
レフイードポンプ、4……貯えタンク、5……吸込室、
7……調節ピストン、8……結合ピン、9……戻しば
ね、10……圧力側、11……孔、12……絞り個所、15……
圧力制御弁、16……ケーシング、17……圧力制御ピスト
ン、18……圧力室、19……ばね室、20……戻しばね、21
……絞り個所、22……流出横断面、24……切換え弁、25
……圧力制御弁、26……通路、27……導管、28……調節
部材、29……突棒、30……弁体、31……ケーシング、32
……圧力制御ピストン、33……導管、34……圧力室、35
……戻し室、36……戻しばね、37……孔、38……制御
溝、39……制御横断面
噴射時点調節装置を有する燃料噴射ポンプの原理を示し
た図、第2図は第1図の噴射時点調節装置の機能線図で
ある。 1……ケーシング、2……噴射時点調節装置、3……プ
レフイードポンプ、4……貯えタンク、5……吸込室、
7……調節ピストン、8……結合ピン、9……戻しば
ね、10……圧力側、11……孔、12……絞り個所、15……
圧力制御弁、16……ケーシング、17……圧力制御ピスト
ン、18……圧力室、19……ばね室、20……戻しばね、21
……絞り個所、22……流出横断面、24……切換え弁、25
……圧力制御弁、26……通路、27……導管、28……調節
部材、29……突棒、30……弁体、31……ケーシング、32
……圧力制御ピストン、33……導管、34……圧力室、35
……戻し室、36……戻しばね、37……孔、38……制御
溝、39……制御横断面
Claims (5)
- 【請求項1】内燃機関の燃料噴射ポンプであつて、噴射
開始時点を回転数が増大するにつれて遅い時期から早い
時期へずらすが暖機運転期の低回転数では早い時期へず
らす、制御圧でコントロールされる噴射時点調節装置
(2)と、噴射時点調節装置(2)のための制御圧を回
転数に関連して制御し、一方では燃料フイードポンプ
(3)の圧力によりかつ他方ではばね室(19)における
ばね(20)の戻し力と絞り(21)で形成された差圧であ
る対抗圧とにより負荷された制御ピストン(17)を有す
る第1の圧力制御弁(15)と、この圧力制御弁(15)の
ばね室(19)における対抗圧を暖機運転時期にコントロ
ールし、一方では制御圧により、他方ではばね(36)の
戻し力により負荷されたピストン(32)を有し、第1の
圧力制御弁(15)のばね室(19)から分岐する戻し通路
(40)に接続された圧力弁(25)と、常温始動と暖機運
転期の間は第1の圧力制御弁のばね室(19)における圧
力を維持する温度に関連した調節部材(28)とを備えて
いる形式のものにおいて、前記圧力弁が、第1の圧力制
御弁(15)のばね室(19)から燃料を流出させるため
に、制御圧が増大するにつれて拡大する流出制御横断面
(39)を有する第2の圧力制御弁(25)として構成され
ており、ばね室(19)と接続された第2の排気通路(2
6)に調節部材(28)により作動される切換え弁(24)
が配置されていることを特徴とする、内燃機関の燃料噴
射ポンプ。 - 【請求項2】第2の圧力制御弁(25)の流出制御横断面
(39)が調節可能である、特許請求の範囲第1項記載の
燃料噴射ポンプ。 - 【請求項3】第2の圧力制御弁(25)の戻しばね(36)
が調節可能である、特許請求の範囲第1項又は第2項記
載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項4】調節部材(28)が内燃機関の冷却水の温度
に関連して制御される、特許請求の範囲第1項から第3
項までのいずれか1つの項に記載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項5】調節部材(28)が電気的に加熱可能であ
る、特許請求の範囲第4項記載の燃料噴射ポンプ。
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