JPH07101394B2 - 自動照合方式 - Google Patents

自動照合方式

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JPH07101394B2
JPH07101394B2 JP63294137A JP29413788A JPH07101394B2 JP H07101394 B2 JPH07101394 B2 JP H07101394B2 JP 63294137 A JP63294137 A JP 63294137A JP 29413788 A JP29413788 A JP 29413788A JP H07101394 B2 JPH07101394 B2 JP H07101394B2
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博司 荻野
誠一 平塚
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理装置に利用する。
本発明は、専用の照合処理装置を用いた大容量マスタフ
ァイルの自動照合方式に関する。
〔概要〕
本発明は自動照合方式において、 マスタデータ量を照会データの特性情報に基づいて照合
処理装置の台数と同じ台数のマスタファイルにほぼ均一
になるように分配し分配する照会データに対応するマス
タファイルの対照領域情報を付加することにより、 オンラインリアルタイム方式およびリモートバッチ方式
のいずれの場合でも照会データの照合応答時間を短縮で
きるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、専用の照合処理装置を用いた大容量マスタファイ
ルの自動照合方式は、マスタファイルを階層構造に領域
分割し、その分割された領域を照合処理装置台数でグル
ープ分けし、一つの照会データを全照合処理装置の一部
の照合処理装置に分配し、複数の照会データを同時に全
照合処理装置で照合していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来の自動照合方式では、照合応答
時間を高速化するために大容量マスタファイルを照会デ
ータの特性により階層構造に領域分割し、その分割され
た個々の領域を照合処理台数でグループ分けし、各照合
処理装置に接続されている磁気ディスク装置に割当てて
いた。そして一つの照会データは全照合処理装置の一部
の照合処理装置に分配し、複数の照会データを同時に全
照合処理装置で照合していたので、オンラインリアルタ
イム方式では、一つの照会データの照合応答時間は照合
処理装置を増設してもさほど期待できない欠点があっ
た。
また、大量の照会データを一括に処理するリモートバッ
チ方式においても、各照合処理装置のランニング時間の
合計はアンバランスとなるために、各照合処理装置間の
照合応答時間もアンバランスとなり照合応答時間が低下
する欠点があった。
各照合処理装置の照合のランニング時間の合計がアンバ
ランスとなる理由は、照会データの対照領域が照会デー
タの特性に依存しており入力される照会データの特性が
変化すると、照会データの対照領域も変化し、各照合処
理装置の照合のランニング時間は、照会データの対照領
域のバランスに依存するために、対照領域のバランスが
崩れると照合のランニング時間のバランスも崩れるため
である。
本発明は上記の欠点を解決するもので、オンラインリア
ルタイム方式およびリモートバッチ方式のいずれの場合
も照会データの照合応答時間を短縮できる自動照合方式
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、入力する照会データを分配する照会データ分
配手段を含む中央処理装置と、この照会データ分配手段
の出力をそれぞれ格納するn個(nは正の整数)の照会
データファイルと、n個のマスタファイルと、上記n個
の照会データファイルの内容と対応するマスタファイル
の該当する内容とを照合するn個の照合処理装置とを備
えた自動照合方式において、上記中央処理装置は、上記
データの階層構造に基づいて分割された分割領域をn個
のマスタファイルに割当てることにより上記n個のマス
タファイルに格納されるデータ量がほぼ均一になるよう
に、上記照会データの特性に基づいて各マスタファイル
にデータを分配する手段を含み、上記照会データ分配手
段は、上記入力する照会データに対応するマスタファイ
ルの対照領域情報を付加しこの付加された照会データを
上記n個の照会データファイルに与える手段を含むこと
を特徴とする。
〔作用〕
中央処理装置はn個のマスタファイルに格納されるデー
タ量がほぼ均一になるように照会データの特性に基づい
て各マスタファイルにデータを分配する。照会データ分
配手段は入力する照会データに対応するマスタファイル
の対照領域情報を付加しこの付加された照会データをn
個の照会データファイルにそれぞれ与える。以上の動作
により、各マスタファイルに格納されている照会データ
の対照となるデータ量がほぼ均一になっているから、照
合応答を並列的に行うと均等な時間で処理でき、その時
間が短縮できる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。第1
図は本発明一実施例自動照合装置のブロック構成図であ
る。第1図において、自動照合装置は、外部より入力す
るトランザクションデータが格納される磁気ディスク等
からなる入力トランザクションファイル21と、入力トラ
ンザクションファイル21から入力する照会データを分配
する照会データ分配手段として照合制御部11および照会
データ分配部12を含む中央処理装置10と、この照会デー
タ分配部12の出力をそれぞれ格納するn個の照会データ
ファイル411〜41nと、n個のマスタファイル511〜51
nと、n個の照会データファイル411〜41nの内容と対応
するマスタファイル511〜51nの該当する内容とを照合す
るn個の照合処理装置311〜31nと、候補データが格納さ
れる候補データファイル61を備える。
また、中央処理装置10は、照合制御部11の指示により照
合処理装置311〜31nの照合を開始し照合の並行処理を制
御しまた照合処理装置311〜31nの出力する候補データを
入力する照合処理装置制御部13と、照合処理装置制御部
13の出力を格納する候補データバッファ14と、照合制御
部11の指示により候補データバッファ14の内容を読出し
候補データファイル61に格納する候補データ出力部15を
含む。
ここで本発明の特徴とするところは、中央処理装置10
に、n個のマスタファイル511〜51nに格納されるデータ
量がほぼ均一になるように、上記照会データの特性に基
づいて各マスタファイル511〜51nにデータを分配する手
段を含み、上記照会データ分配手段は、照合制御部11お
よび照会データ分配部12の他にマスタデータの格納場所
であるマスタファイル511〜51nの分割領域を管理するた
めに磁気ディスク等からなる分割領域管理ファイル22
と、対応するマスタファイル51の対照領域情報が付加さ
れた照会データが一時格納される一時照会データファイ
ル23とを含み、さらに照会データ分配部12に、照合制御
部11の指示により入力トランザクションファイル21から
入力した照会データに分割領域管理ファイル22の内容に
基づいて対応するマスタファイル51の対照領域情報を付
加し、この付加された照会データを一時照会データファ
イル23に一時格納して照会データファイル411〜41nに与
える手段を含むことにある。
このような構成の自動照合装置の動作について説明す
る。第2図は本発明の自動照合装置のマスタファイルの
分割領域管理を示す図である。第3図は本発明の自動照
合装置の動作を示す図である。
第2図において、大容量マスタファイル80はマスタデー
タの集合体である。81は大容量マスタファイル80をマス
タデータの特性情報により深さmの階層構造化ファイル
を示す。論理ファイル70は、大容量マスタファイル80が
階層構造化によってα個の分割領域f1〜fαに展開され
る。分割領域f1〜fαはそれぞれ、照合処理装置311〜3
1nまでのn台の照合処理装置台数によって均等に分割さ
れ、その分割領域f11〜f1n、f21〜f2n、…、fα1〜f
αnより構成される。
物理ファイル50は、マスタファイル511〜51nのN個のマ
スタファイルを有し、論理ファイル70の分割領域f11〜f
1n、f21〜f2n、…、fα1〜fαnは順次マスタファイ
ル511〜51nのn個のマスタファイル51に割当てられる。
したがって、マスタファイル511〜51nには、分割領域f1
〜fαを照合処理装置台数Nで割った分割領域が均等に
割当てられることになる。
第3図において、照会データが一時照会データファイル
23から照合処理装置311〜31nまでどのように流れて、ど
のように照会データの並行処理が行われるか、また、そ
れに伴いマスタデータの流れについて説明する。また点
線矢100は照会データの流れ、実線矢200はマスタデータ
の流れおよび斜線部分は照会データの対照領域を示す。
一時照会データファイル23に照会データSが一つ格納さ
れている場合を想定し動作の説明をする。
照会データの流れ 一時照会データファイル23に格納されている照会データ
Sは、照会データ分配部12によって読出され、照会デー
タファイル411〜41nにそれぞれ照会データS1〜Snとして
分配され、それぞれ照合処理装置311〜31nに読出され
る。照会データS1〜Snはそれぞれマスタファイル511〜5
1nの斜線部分の分割領域が対照領域でありその対照領域
情報が付加されている。
マスタデータの流れ 各照合処理装置311〜31nは、読出した照会データの対照
領域情報に基づいてマスタファイル511〜51nの分割領域
内斜線部分に格納されているマスタデータを順次読す。
同一照会データの並行処理動作 各照合処理装置311〜31nは、第1図に示す照合処理装置
制御部13の指示によって照会データファイル411〜41n
ら照会データを読出し全照合処理装置311〜31nが同時に
同一照会データの照合を行う。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、同一照会データを全照
合処理装置に分配し各照合処理装置のマスタ照合量を均
一にすることができ、照合処理装置の増設に比例して照
会データの照合応答時間を高速化できる優れた効果があ
る。
また、どのような特性を持つ照会データが大量に入力さ
れても、同一照会データの各照合処理装置間のマスタ照
合量は均一であるために、各照合処理装置の照合のラン
ニング時間は均一となり照合応答時間を高速化できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例自動照合装置のブロック構成
図。 第2図は本発明の自動照合装置のマスタファイルの分割
領域管理図。 第3図は本発明の自動照合装置の動作を説明する図。 10……中央処理装置、11……照合制御部、12……照会デ
ータ分配部、13……照合処理装置制御部、14……候補デ
ータバッファ、15……候補データ出力部、21……入力ト
ランザクションファイル、22……分割領域管理ファイ
ル、23……一時照会データファイル、311〜31n……照合
処理装置、411〜41n……照合データファイル、50……物
理ファイル、511〜51n……マスタファイル、61……候補
データファイル、70……論理ファイル、80……大容量マ
スタファイル、81……階層構造化ファイル、100……点
線矢、200……実線矢、f1〜fα、f11〜f1n、f21
f2n、…、fα1〜fαn……分割領域、S、S1〜Sn
…照会データ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力する照会データを分配する照会データ
    分配手段を含む中央処理装置と、この照会データ分配手
    段の出力をそれぞれ格納するn個(nは正の整数)の照
    会データファイルと、n個のマスタファイルと、上記n
    個の照会データファイルの内容と対応するマスタファイ
    ルの該当する内容とを照合するn個の照合処理装置と を備えた自動照合方式において、 上記中央処理装置は、上記データの階層構造に基づいて
    分割された分割領域をn個のマスタファイルに割当てる
    ことにより上記n個のマスタファイルに格納されるデー
    タ両がほぼ均一になるように、上記照会データの特性に
    基づいて各マスタファイルにデータを分配する手段を含
    み、 上記照会データ分配手段は、上記入力する照会データに
    対応するマスタファイルの対照領域情報を付加しこの付
    加された照会データを上記n個の照会データファイルに
    それぞれ与える手段を含む ことを特徴とする自動照合方式。
JP63294137A 1988-11-21 1988-11-21 自動照合方式 Expired - Lifetime JPH07101394B2 (ja)

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JP3772822B2 (ja) * 2002-10-17 2006-05-10 ソニー株式会社 情報記録方法、情報記録装置、記録媒体、記録再生システム、および記録再生方法
WO2016132524A1 (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 株式会社日立製作所 ストレージ管理システム、ストレージ管理方法及びストレージ装置

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