JPH07101344A - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置

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JPH07101344A
JPH07101344A JP25135593A JP25135593A JPH07101344A JP H07101344 A JPH07101344 A JP H07101344A JP 25135593 A JP25135593 A JP 25135593A JP 25135593 A JP25135593 A JP 25135593A JP H07101344 A JPH07101344 A JP H07101344A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を少なくして全体構成を簡素化し、
製造コストを低廉としながら、前方側から所定値以上の
衝撃荷重がかかったとき、ステアリングコラム1の後退
や上方側への揺動を阻止可能とする。 【構成】 ステアリングコラム1の下端部を圧入可能と
した嵌合筒部43と、下部コラム支持部材5に固定する
固定部41とを備え、前方側から所定値以上の衝撃荷重
が作用したとき、ステアリングコラム1を支持不能な状
態に破損可能とした樹脂製のロアブラケット4を形成し
て、該ロアブラケット4を介してステアリングコラム1
の下部側を下部コラム支持部材5に支持すると共に、前
記嵌合筒部43に、前記ステアリングコラム1の下端を
受け止める受部44を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車のステアリング装置は、例
えば図6で示したように、ステアリングホイールA1を
備えたステアリングシャフトA2をステアリングコラム
Aに回転自由に支持し、このステアリングコラムAの上
部側をアッパブラケットBを介して車体の車幅方向に架
設されたピラーツピラーメンバCに、また、下部側をロ
アブラケットDを介してダッシュパネルEに固定された
ペダル支持部材Fに支持している。
【0003】前記ロアブラケットDは、前記ステアリン
グコラムAの下方先端側を挿嵌可能とした板金製の筒状
本体D1を備え、この本体D1の外周壁に第1フランジ
D2を一体状に設けて、該フランジD2と前記ペダル支
持部材Fに設けた第2フランジF1とを互いに対接させ
て、これら各フランジD2,F1を固定ボルトGで固定
することにより、前記ステアリングシャフトAの下部側
を前記ロアブラケットDを介してダッシュパネルE側に
固定支持させている。また、図7で示したように、前記
ステアリングコラムAの先端側と前記筒状本体D1との
間には、この筒状本体D1に対するステアリングコラム
Aの密嵌精度を高めるために樹脂製のスペーサD3を介
装させ、該スペーサD3を介して前記ステアリングコラ
ムAを前記本体D1に密嵌し、前記ロアブラケットDに
対する所定荷重の作用により、該ロアブラケットDが前
記ステアリングコラムAに対してスライドするようにし
ている。
【0004】斯くして、以上のステアリング装置によれ
ば、車両の正突に伴い前記ダッシュパネルEに後方側へ
の衝撃荷重がかかって、前記ペダル支持部材Fが後退し
た場合、前記ロアブラケットDの筒状本体D1が、前記
ステアリングコラムAに対してスライドしようとするの
であるが、前記ステアリングコラムAは、図6に示すよ
うに後方に向かうに従い斜め上方に立ち上がって配設さ
れて、しかも前記ステアリングコラムAの上部側は、前
記アッパブラケットBを介して前記ピラーツピラーメン
バCに支持していることから、前記ロアブラケットDが
前記ペダル支持部材Fと共に後退するに伴い、該ロアブ
ラケットDが前記ステアリングコラムを下端側を後方に
押して、該ステアリングコラムAが前記アッパブラケッ
トを支点にして揺動し、ステアリングホイールが上方に
揺動する不具合がある。
【0005】そこで従来では、以上のようなステアリン
グコラムAの後退及び揺動を阻止するため、実開昭62
−117169号公報が提案されており、その提案内容
は、前記ロアブラケットとして、前記ダッシュパネル側
のペダル支持部材に固定される第1部材と、前記ステア
リングコラムを支持する第2部材とを使用し、この第2
部材の複数箇所に、車体前後方向に向けて延び、その後
端側が開口された長孔形状の切欠部をそれぞれ形成し
て、該各切欠部に前記第1部材側から固定ボルトを挿通
させ、その挿通端部にナットを螺締することにより、前
記第1及び第2部材Dを介して前記ステアリングコラム
の下部側を支持させるようにしている。
【0006】以上の構成によれば、車両の正突に伴い、
前記ダッシュパネル側からペダル支持部材に所定値以上
の後方側への衝撃荷重がかかったとき、前記第1部材と
第2部材との間に挿通固定された前記固定ボルトが、前
記第1部材に形成した切欠部から後方側へと抜け出るた
め、前記ペダル支持部材に付与された後方側への衝撃荷
重が前記第2部材やステアリングコラム側に伝達される
ことはなく、従って、このステアリングコラムの後退や
揺動を阻止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の公報
記載のものでは、安全性を確保するために、多くの部品
を必要として全体構成が複雑化し、また、複雑な加工を
施す必要があるため、製造コストが高くなる不具合があ
る。
【0008】本発明の目的は、部品点数を少なくして全
体構成を簡素化し、製造コストを低廉としながら、所定
値以上の衝撃荷重がかかったとき、ステアリングコラム
の後退や揺動を阻止することができる安全性に優れたス
テアリング装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ステアリングシャフト11を回転自由に
支持するステアリングコラム1の上部をアッパブラケッ
ト2を介して上部コラム支持部材3に、下部をロアブラ
ケット4を介して下部コラム支持部材5に支持するよう
にしたステアリング装置において、前記ステアリングコ
ラム1の下端部を圧入可能な嵌合筒部43と、前記下部
コラム支持部材5に固定する固定部41とを備え、所定
値以上の衝撃荷重の作用により前記ステアリングコラム
1の支持が不能な状態に破損可能な樹脂製のロアブラケ
ット4を形成して、該ロアブラケット4を介して前記ス
テアリングコラム1の下部を前記下部コラム支持部材5
に支持すると共に、前記嵌合筒部(43)に、前記ステ
アリングコラム(1)の下端を受け止める受部44を設
けたのである。
【0010】
【作用】以上のステアリング装置によれば、前記ステア
リングコラム1の下部側を支持するロアブラケット4
が、所定値以上の衝撃荷重によって前記ステアリングコ
ラム1を支持不能な状態に破損される合成樹脂で形成さ
れているため、車体が正突したような場合で、前記下部
コラム支持部材5を介してロアブラケット4側に所定値
以上の衝撃荷重が作用したとき、この衝撃荷重により前
記ロアブラケット4が破損されて、該ロアブラケット4
が前記ステアリングコラム1から切り離されるのであ
る。従って、前記衝撃荷重が前記ロアブラケット4を介
してステアリングコラム1側に伝達されることはなく、
このステアリングコラム1の後退や上方側への揺動を阻
止出来るのである。
【0011】しかも、前記ロアブラケット4は、その全
体が合成樹脂で形成され、また、該ロアブラケット4に
は嵌合筒部43を設けて、この嵌合筒部43に前記ステ
アリングコラム1の下端部を直接圧入して支持すると共
に、前記受部44で前記ステアリングコラム(1)の下
端を受け止めるようにしていることから、前記ステアリ
ングコラム1の下端側とロアブラケット4との間に、前
述したように、該ロアブラケット4に対するステアリン
グコラム1の取付精度を高めるために合成樹脂製の筒体
を別途介装させたりする必要がなく、前記ステアリング
コラム1をロアブラケット4に直接精度良くしかも確実
に支持させ得るのであり、また、前述した公報のものの
ように、全体構成を複雑化したり複雑な加工を施す必要
もなくなるために、全体構成を簡素化して製造コストを
低廉としながら、初期の目的を達成できるのである。
【0012】
【実施例】図1に示したステアリング装置は、ステアリ
ングコラム1内にステアリングシャフト11を回転自由
に支持し、このステアリングシャフト11の上方後端側
にステアリングホイール12を設けると共に、前記ステ
アリングシャフト11の前方下端側を前輪操蛇機構(図
示せず)に連動連結している。
【0013】前記ステアリングコラム1は、その上部側
をアッパブラケット2を介して上部コラム支持部材3
に、また、下部側をロアブラケット4を介して下部コラ
ム支持部材5に支持させている。同図の実施例において
は、前記上部コラム支持部材3として、車体の車幅方向
に架設されたピラーツピラーメンバを利用し、このピラ
ーツピラーメンバ3に前記アッパブラケット2を介して
前記ステアリングコラム1の上部側を支持し、また、前
記下部コラム支持部材5として、ダッシュパネル6側に
固定されたペダル支持部材を利用し、このペダル支持部
材5に前記ロアブラケット4を介して前記ステアリング
コラム1の下部側を支持させている。
【0014】しかして、本発明では、車両の正突などに
より前記ステアリングコラム1が後退したり、また、こ
のステアリングコラム1のステアリングシャフト11に
設けたステアリングホイール12が上方揺動したりする
のを防止するため、前記ロアブラケット4を次のように
構成したのである。
【0015】即ち、前記ロアブラケット4は、車両の正
突などにより前記ダッシュパネル6を介してペダル支持
部材5に所定値以上の衝撃荷重がかかったとき、前記ス
テアリングコラム1を支持不能な状態に破損可能とした
合成樹脂で成形するのであって、このロアブラケット4
は、図2,図3でも明らかにしたように、前記ペダル支
持部材5に設けたフランジ51にボルト止めされる複数
のボルト挿通孔41aを備えた固定部41と、該固定部
41の後部側から下方に向けて直交状に一体形成された
コラム支持壁42とを備え、この支持壁42の中央部位
に、前方側に向けて延び、前記ステアリングコラム1の
前方下端部を圧入可能とした嵌合筒部43を一体に設け
ると共に、該嵌合筒部43の前端側には、径方向内方に
向けて突出し、前記ステアリングコラム1の下端面に当
接される位置決め用の受部44を一体に形成する一方、
前記嵌合筒部43には前記受部44から後方側に向けて
延びる所定深さの切欠溝45を形成している。
【0016】尚、前記固定部41と支持壁42の両側に
は、リブ46を連続状に一体形成している。
【0017】以上のロアブラケット4は、前記固定部4
1を前記ペダル支持部材5に設けたフランジ51に対接
させて、該フランジ51に形成したボルト挿通孔51a
と前記固定部41のボルト挿通孔41aとの間に固定ボ
ルトBTを挿通させ、その挿通端部にナットNを螺締す
ることにより、前記ロアブラケット4を前記ペダル支持
部材5に固定する。さらに、前記嵌合筒部43内に前記
ステアリングコラム1を、その下端面が前記受部44に
当接されるように圧入させることにより、このステアリ
ングコラム1の下部側を前記ロアブラケット4を介して
ペダル支持部材5に支持させる。
【0018】また、前記アッパブラケット2は、図4,
図5で明らかにしたように、前記ピラーツピラーメンバ
3の下部側に固定され、下端両側に前後方向に延びる一
対の第1フランジ21aを備えた第1部材21と、前記
ステアリングコラム1を抱持状に固定支持し、上端両側
に前記各第1フランジ21aと対接される前後方向に延
びる第2フランジ22aを備えた第2部材22とから成
り、この第2部材22における第2フランジ22aの後
方側に、後端側が開口された切欠部22bを形成すると
共に、前記第2フランジ22aの後方側から断面U形状
とされたシェアピン23を、前記切欠部22bの形成部
位と非形成部位とに跨がった状態で挿嵌させる一方、前
記シェアピン23の下部側に座金24を当てがって、そ
の下方側から前記シェアピン22と切欠部22b及び第
1フランジ21aを経て上方側へと固定ボルトBTを挿
通させ、その挿通端部にナットNを螺締して、前記固定
ボルトBT及びシェアピン23を介して前記第1,第2
部材22,23間を結合することにより、前記ピラーツ
ピラーメンバ3に前記ステアリングコラム1を、所定値
以上の前方側への荷重が発生したときには前方移動可能
に、かつ、後方移動は不能に固定支持している。
【0019】次に、以上の構成による作用について説明
する。例えば車両の正突により、前記ダッシュパネル6
を介してペダル支持部材5に所定値以上の衝撃荷重が作
用したとき、この衝撃荷重により前記ロアブラケット4
が前記ステアリングコラム1を支持不能な状態に破損さ
れる。つまり、前記衝撃荷重により前記ロアブラケット
4が破損されて、該ロアブラケット4が前記ステアリン
グコラム1から切り離されるのであり、従って、前記衝
撃荷重が前記ロアブラケット4を介してステアリングコ
ラム1側に伝達されることはなく、このステアリングコ
ラム1のステアリングシャフト11及びステアリングホ
イール12が乗員側に移動したり、該ステアリングホイ
ール12が乗員の顔面近く揺動されることもなくなっ
て、安全性に優れたものとなる。このとき、車体の正突
時に衝撃荷重が集中し易い前記ロアブラケット4の一
部、例えば図2で示すように、前記固定部41と支持壁
42との境界部位などに切欠4aを設けておけば、前記
衝撃荷重による前記ロアブラケット4の破損を確実に行
って、一層安全性に優れたものとなすことができる。
【0020】しかも、前記ロアブラケット4は、その全
体が合成樹脂で形成され、また、該ロアブラケット4に
は嵌合筒部43が設けられ、この嵌合筒部43に前記ス
テアリングコラム1の下端部を直接圧入して、前記受部
44で前記ステアリングコラム(1)の下端を受け止め
るようにしていることから、前述したように、前記ステ
アリングコラム1の下端側とロアブラケット4との間に
合成樹脂製の筒体を別途介装させたりすることなく、前
記ステアリングコラム1をロアブラケット4に精度良く
しかも確実に支持させることができ、また、前述した公
報のもののように、全体構成を複雑化したり複雑な加工
を施す必要もなくなるために、全体構成を簡素化して製
造コストを低廉としながら、安全性を確保できるのであ
る。
【0021】さらに、前記アッパブラケット2を構成す
る第1,第2部材22,23間に介装した前記シェアピ
ン23と固定ボルトBTとにより、前記ステアリングコ
ラム1がピラーツピラーメンバ3側に後方移動不能に固
定支持されているため、車体の正突時などに伴い前記ス
テアリングコラム1が後退しようとしても、その後退が
阻止されて前記ステアリングホイール12の乗員側への
移動が阻止されるのである。従って、以上のようにして
前記ステアリングコラム1の後方移動が阻止されること
と、前述したように、前記ロアブラケット4が破損され
て前記ステアリングコラム1の後方移動が阻止されるこ
とと相俟って、車体の正突時などに前記ステアリングホ
イール12が乗員側へと移動するのを確実に阻止するこ
とができるのである。
【0022】一方、車両の正突などによる反力で、運転
者が前記ステアリングホイール12に衝突して、前記ス
テアリングホイール12を介して前記ステアリングコラ
ム1に前方側への所定値以上の荷重が摺接したときに
は、前記第2部材22の第2フランジふふaが、その切
欠部22bに沿って前記シェアピン23及び固定ボルト
BTから前方側へと抜き出ると共に、前記ロアブラケッ
ト4の嵌合筒部43に設けた受部44が破損し、ステア
リングコラム1及びステアリングホイール12が衝突荷
重を吸収しながら前方に移動するのであり、斯くして前
記受部12の破損による前記ステアリングコラム1の前
方移動と、前記アッパブラケット2における第2部材2
2の前記第1部材21に対する前方移動により、運転者
の前記ステアリングホイール12に対する衝突時、その
衝撃荷重を効率よく吸収して、運転者の安全を図ること
が出来るのである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本考案は、ステア
リングシャフト11を回転自由に支持するステアリング
コラム1の上部をアッパブラケット2を介して上部コラ
ム支持部材3に、下部をロアブラケット4を介して下部
コラム支持部材5に支持するようにしたステアリング装
置において、前記ステアリングコラム1の下端部を圧入
可能な嵌合筒部43と、前記下部コラム支持部材5に固
定する固定部41とを備え、所定値以上の衝撃荷重の作
用により前記ステアリングコラム1の支持が不能な状態
に破損可能な樹脂製のロアブラケット4を形成して、該
ロアブラケット4を介して前記ステアリングコラム1の
下部を前記下部コラム支持部材5に支持すると共に、前
記嵌合筒部(43)に、前記ステアリングコラム(1)
の下端を受け止める受部44を設けたから、車両が正突
したような場合で、前記下部コラム支持部材5を介して
ロアブラケット4側に所定値以上の衝撃荷重が作用した
とき、この衝撃荷重で前記ロアブラケット4を破損させ
て、該ロアブラケット4を前記ステアリングコラム1か
ら切り離すことにより、前記衝撃荷重が前記ロアブラケ
ット4を介してステアリングコラム1側に伝達されるの
をなくし、このステアリングコラム1の後退や上方側へ
の揺動を阻止できて、安全性に優れたものとなし得るの
である。
【0024】しかも、前記ロアブラケット4は、その全
体が合成樹脂で形成され、また、該ロアブラケット4に
は嵌合筒部43を設けて、この嵌合筒部43に前記ステ
アリングコラム1の下端部を直接圧入して支持し、前記
受部44で前記ステアリングコラム(1)の下端を受け
止めるようにしていることから、前記ステアリングコラ
ム1の下端側とロアブラケット4との間に、従来のごと
く該ロアブラケット4に対するステアリングコラム1の
取付精度を高めるために合成樹脂製の筒体を別途介装さ
せたりすることなく、前記ステアリングコラム1をロア
ブラケット4に精度良くしかも確実に支持させ得るので
あり、また、全体構成を複雑化したり複雑な加工を施す
必要もないために、全体構成を簡素化して製造コストを
低廉としながら、所期の目的を達成出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるステアリング装置の側面図であ
る。
【図2】同要部の拡大断面図である。
【図3】ロアブラケットの全体構造を示す拡大斜視図で
ある。
【図4】アッパブラケットの拡大断面図である。
【図5】図4のX−X方向から見た断面図である。
【図6】一般的なステアリング装置を示す側面図であ
る。
【図7】そのロアブラケット部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 11 ステアリングシャフト 2 アッパブラケット 3 上部コラム支持部材 4 ロアブラケット 41 固定部 43 嵌合筒部 5 下部コラム支持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフト(11)を回転自
    由に支持するステアリングコラム(1)の上部をアッパ
    ブラケット(2)を介して上部コラム支持部材(3)
    に、下部をロアブラケット(4)を介して下部コラム支
    持部材(5)に支持するステアリング装置において、 前記ステアリングコラム(1)の下端部を圧入可能な嵌
    合筒部(43)と、前記下部コラム支持部材(5)に固
    定する固定部(41)とを備え、所定値以上の衝撃荷重
    の作用により前記ステアリングコラム(1)の支持が不
    能な状態に破損可能な樹脂製のロアブラケット(4)を
    形成して、該ロアブラケット(4)を介して前記ステア
    リングコラム(1)の下部を前記下部コラム支持部材
    (5)に支持すると共に、前記嵌合筒部(43)に、前
    記ステアリングコラム(1)の下端を受け止める受部
    (44)を設けていることを特徴とするステアリング装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158290A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Nsk Ltd 電動式パワーステアリング装置
JP2012188099A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Nsk Ltd ステアリング装置
US8882146B2 (en) 2011-02-02 2014-11-11 Nsk Ltd. Column unit for an electric power steering apparatus

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