JPH07101099A - 画像形成装置の印字ヘッド駆動回路 - Google Patents

画像形成装置の印字ヘッド駆動回路

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JPH07101099A
JPH07101099A JP24498693A JP24498693A JPH07101099A JP H07101099 A JPH07101099 A JP H07101099A JP 24498693 A JP24498693 A JP 24498693A JP 24498693 A JP24498693 A JP 24498693A JP H07101099 A JPH07101099 A JP H07101099A
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JP
Japan
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circuit
capacitors
voltage
fet
turned
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JP24498693A
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English (en)
Inventor
Takaharu Sugishita
敬治 杉下
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、回路の小形化とコスト的にも有利に
できる画像形成装置の印字ヘッド駆動回路を提供する。 【構成】コンデンサ21、252を有し、まず、RES
ET信号でリセット回路27によりコンデンサ21、2
52の各電圧を初期状態に設定し、次いで、変調データ
のパルス幅に応じたFVM信号により定電流回路26に
よりコンデンサ21、252にFVM信号のON期間だ
け定電流を流して、これらコンデンサ21、252の電
圧を同じ方向に同じ割合で変化させ、そして、反転ドラ
イバ253の出力を反転してコンデンサ21、252に
対し極性の異なる所定の電圧を与えて、それぞれの電圧
を変化させることでFET251を導通し、コンデンサ
21の電圧に応じたバッファ回路22の内容を変調デー
タに応じたパルス出力として発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子(イオンまた
は電子)流の制御により記録体上に電荷潜像を形成する
イオノグラフィー技術に基づく画像形成装置の印字ヘッ
ト駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置として、複数のイオ
ン通過孔を有し、記録信号に基づいてイオン通過孔を通
過するイオン流を制御することにより記録体上に静電荷
像を形成し、この静電荷像を現像して記録紙上に画像を
形成するようにしたものが多く用いられている。
【0003】しかして、従来、この種の画像形成装置に
用いられる印字ヘッドとして、図11に示すように構成
したものがある。この場合、ライン電極1に第1の誘電
体2を介してフィンガ電極3を配置し、このフィンガ電
極3に対し、スクリーン電極4を第2の誘電体5を介し
て対向配置し、さらにスクリーン電極4に記録媒体6を
対向配置し、また、このスクリーン電極4のイオン通過
孔401をフィンガ電極3のイオン発生孔301に対向
するようにしている。そして、ライン電極1とフィンガ
電極3の間に高周波高電圧を印加して、イオン発生孔3
1の内側のフィンガ電極3の周囲にコロナ放電を発生し
て、正負の電荷をもったイオンを発生させ、フィンガ電
極3とスクリーン電極4との間に、ドライブ回路13に
よって変調電圧データに対応するパルス電圧を印加する
ことによりイオン流のイオン通過孔401の通過を制御
するようにしている。また、負イオンのみがスクリーン
電極4のイオン通過孔401から記録媒体6へ放出され
るようにスクリーン電極4の電位は記録体6の裏面にあ
る導電層の電位に対して負担っている。この状態で、フ
ィンガ電極3の電位がスクリーン電極4の電位に対して
負けに変化することにより、負イオンはフィンガ電極3
の周囲からスクリーン電極4の方向に移動し、スクリー
ン電極4の近傍に到達したイオンは、記録媒体6上に放
出され静電潜像が形成されるようになる。
【0004】ところで、このような印字ヘッドの各イオ
ン発生孔301でのイオン放射量を制御するための駆動
回路8として、図12に示すように構成したものがあ
る。この駆動回路は、電圧を保持するためのコンデンサ
11、コンデンサ11のアナログ電圧をバッファするバ
ッファ回路12、外部からの一定の電圧+Vbbと回路
出力13の間にあって、同期信号(以降FENAと略
す)によってOFF状態となるスイッチ回路14、バッ
ファ回路12の出力と前記FENA信号によってON状
態となるスイッチ回路15、変調データに応じてパルス
幅が変調されているパルス変調信号(以降FVMと略
す)によって、その信号がON状態の時のみコンデンサ
11に放電方向の定電流を流す定電流回路16およびリ
セット信号(以降RESETと略す)によって、コンデ
ンサ11の電圧を初期状態にするリセット回路17から
なっている。また、スイッチ回路15は、スイッチ素子
としてのFET151、FET151のゲートを駆動す
るためのパルス・トランス152およびFENA信号に
よってパルス・トランス152の1次側を駆動するドラ
イバ回路153および保護抵抗154により構成してい
る。
【0005】このように構成した駆動回路は、図13の
タイミングチャートに示すように、まず、FENA信号
がOFFのとき、回路出力13を+Vbbにしている。
そして、RESET信号がONになると、コンデンサ1
1の電圧を+Vbbに初期化する。
【0006】次に、RESET信号がOFFとなり、F
VM信号がONになると、定電流回路16によりコンデ
ンサ11に放電方向の定電流Iを流す。この場合、コン
デンサ11の電圧は、一定勾配で下がって行き、FVM
信号がOFFとなると、コンデンサ11は、その値を保
持する。
【0007】この場合、FVM信号のON時間をtと
し、コンデンサ11の容量をC、定電流回路16の電流
をIとすると、バッファ回路12の入力電圧は、 Vt=+Vbb−I*t/C となり、この電圧Vtが保持される。
【0008】次に、FENA信号がONとなると、スイ
ッチ回路14がOFFとなり、スイッチ回路15のFE
T151のゲートにパルス・トランス152を介して、
プラスの電圧V1が与えられ、FET151は、ONと
なり、回路出力13としてバッファ回路12の保持電圧
Vtに等しい変調データに応じたパルス状のVoutを
出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成した駆動回路によると、スイッチ回路15のFET
151を駆動するのに、パルス・トランス152を使用
しているため、コスト的に不利になるとともに、回路の
小形化のためIC化などを考慮した場合も、パルス・ト
ランス152は、IC化できないことから回路の小形化
が難しいという問題点があった。に本発明は、上記事情
に鑑みてなされたもので、回路の小形化とコスト的にも
有利にできる画像形成装置の印字ヘッド駆動回路を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の荷電粒
子通過孔を有し、変調データに基づいて前記荷電粒子通
過孔を通過される荷電粒子流を制御することにより記録
体上に静電荷像を形成する画像形成装置の印字ヘッド駆
動回路において、第1および第2のコンデンサと、これ
ら第1および第2のコンデンサのそれぞれの電圧を初期
状態に設定する手段と、この手段により初期状態に設定
された第1および第2のコンデンサに変調データのパル
ス幅に応じた期間だけ定電流を流しこれら第1および第
2のコンデンサの電圧を同じ方向に同じ割合で変化させ
る手段と、前記第1および第2のコンデンサに対し極性
の異なる所定の電圧を与えこれら第1および第2のコン
デンサの電圧を変化させる手段と、これら第1および第
2のコンデンサの電圧変化を待って導通され前記第1ま
たは第2のコンデンサの電圧を前記変調データに応じた
パルス出力として発生するスイッチング手段とにより構
成されている。
【0011】
【作用】この結果、本発明によれば、第1および第2の
コンデンサを有し、まず、これら第1および第2のコン
デンサの各電圧を初期状態に設定し、この状態から、こ
れら第1および第2のコンデンサに変調データのパルス
幅に応じた期間だけ定電流を流して、これら第1および
第2のコンデンサの電圧を同じ方向に同じ割合で変化さ
せ、そして、これら第1および第2のコンデンサに対し
極性の異なる所定の電圧を与えて、それぞれの電圧を変
化させることでスイッチング手段を導通し、前記第1ま
たは第2のコンデンサの電圧を前記変調データに応じた
パルス出力として発生するようにしたので、パルス・ト
ランスを使用することなく初期の目的を実現でき、コス
ト的に有利にできるとともに、回路の小形化のためIC
化などを考慮した場合にも、これに応じることができ
る。
【0012】
【実施例】
(原理説明)まず、本発明の考え方を説明する。図1
は、同考え方を説明するための概略構成を示している。
【0013】この場合、電圧を保持するためのコンデン
サ21、コンデンサ21のアナログ電圧をバッファする
バッファ回路22、外部からの一定の電圧+Vbbと回
路出力23の間にあって、FENA信号によってOFF
状態となるスイッチ回路24、バッファ回路22の出力
と、FENA信号によってON状態となるスイッチ回路
25、RESET信号によって、コンデンサ21と後述
するコンデンサ252の電圧を初期状態にするためのリ
セット回路27、FVM信号によってその信号がON状
態の時のみコンデンサ21とコンデンサ252に定電流
を流すための定電流回路26、これらリセット回路27
および定電流回路26とコンデンサ21、252とを結
びつけるダイオード・マトリックス回路28からなって
いる。
【0014】この場合、スイッチ回路25は、スイッチ
素子としてのFET251、FET251のゲートを駆
動するためのコンデンサ252、FENA信号によっ
て、コンデンサ21側の出力電圧をコンデンサ252側
の出力電圧に対して相対的に低く変化させ、FET25
1を導通状態にする2出力の反転ドライバ回路253お
よび保護抵抗254により構成している。
【0015】このように構成した駆動回路の動作は、図
2のタイミングチャートに示すようになっている。ま
ず、FENA信号がOFFのとき、反転ドライバ回路2
53は、コンデンサ21側の出力をハイ・レベル、コン
デンサ252側の出力をロー・レベルとし、また、スイ
ッチ回路24は、ON状態で、FET251はOFF状
態にあるものとする。
【0016】これにより、FENA信号がOFFのとき
の回路出力23は、+Vbbになっている。次に、RE
SET信号がONになると、リセット回路27は、ダイ
オード・マトリクス回路28を通して、コンデンサ21
とコンデンサ252を初期電圧に設定する。この場合、
FET251は、OFFのままである。
【0017】次に、RESET信号がOFF、FVM信
号がONになると、定電流回路26は、ダイオード・マ
トリクス回路28を通して、コンデンサ21とコンデン
サ252に定電流Iを流す。この場合の定電流Iは、コ
ンデンサ21に流れる電流とコンデンサ252に流れる
電流の総和からなっている。
【0018】コンデンサ21とコンデンサ252は、ダ
イオード・マトリクス回路28により接続されており、
これにより、コンデンサ21とコンデンサ252の電圧
は、同じ方向に同じ割合で変化するようになる。
【0019】この場合、FVM信号のON時間をtと
し、コンデンサ21の容量をC1、コンデンサ252の
容量をC2、定電流回路26の電流をIとすると、これ
らコンデンサ21、252の電圧の変化は、 Vt=I*t/(C1+C2) となる。その後、FVM信号がOFFすると、この電圧
Vtはそれぞれコンデンサ21とコンデンサ252に保
持される。
【0020】次に、FENA信号がONすると、スイッ
チ回路24は、OFF状態となり、ドライバ回路253
の2つの出力が反転し、今度は、コンデンサ21側がロ
ー・レベル、コンデンサ252側がハイ・レベルとな
り、これによる電圧変化が、コンデンサ21とコンデン
サ252を通して、FET251のソースとゲートに伝
達される。
【0021】この結果、ソース電圧とゲート電圧が逆転
して、FET251のゲート電圧がFET251のソー
ス電圧よりも大きくなり、FET251は、ON状態と
なって、回路出力23として、FET251のソース電
圧が出力される。この場合、ドライバ253のハイ・レ
ベルとロー・レベルの電圧差をVoとすると、回路出力
23として、Vout=Vt+Voのパルス出力を発生
するようになる。
【0022】次に、FENA信号が、OFFになると、
回路出力23は、再び+Vbbになり、最初の状態に戻
される。従って、このようにすれば、スイッチ回路25
のFET251を駆動するのに、コンデンサ21と25
2を使用することで、パルス・トランスを使用すること
なく実現できるので、コスト的に有利にできるととも
に、回路の小形化のためIC化などを考慮した場合に
も、これに応じることができ、回路の小形化も可能にな
る。
【0023】次に、このような考え方に基づいた実施例
を図面に従い説明する。 (第1実施例)図3は、第1実施例の概略構成を示して
いる。
【0024】この場合、リセット回路27は、保護抵抗
271とRESE信号でONするFETによる半導体ス
イッチ272からなり、これらが直列接続され、その一
端に+Vbbがプル・アップされ、他端をダイオード・
マトリクス回路28のダイオード281のアノード、バ
ッファ回路22のトランジスタ221とトランジスタ2
22のベースおよびコンデンサ21にそれぞれ接続して
いる。
【0025】ダイオード・マトリクス回路28は、ダイ
オード281とダイオード282からなり、ダイオード
281のカソードとダイオード282のアノードを接続
し、この接続点をコンデンサ252とFET251のゲ
ートに接続し、また、ダイオード282のカソードを、
定電流回路26のトランジスタ264のコレクタに接続
している。
【0026】定電流回路26は、抵抗261、ゼナー・
ダイオード262、トリマ抵抗263、トランジスタ2
64、FVM信号によってONするFETによる半導体
スイッチ265からなり、抵抗261の一端を+Vbb
に、他端をゼナー・ダイオード262のカソードとトラ
ンジスタ264のベースに接続し、トランジスタ264
のコレクタをダイオード・マトリクス回路28のダイオ
ード282のカソードに、エミッタをトリマ抵抗263
を介して半導体スイッチ265に一端に接続するととも
に、ゼナー・ダイオード262のアノードに接続してい
る。そして、半導体スイッチ265は、他端を0Vに接
続している。
【0027】コンデンサ21と252は、反転ドライバ
回路253のノン・インバート型FETドライバ253
1とインバート型FETドライバ2532の出力端に接
続している。
【0028】反転ドライバ回路253は、ノン・インバ
ート型FETドライバ2531、インバート型FETド
ライバ2532からなり、これらドライバ2531、2
532の入力端を共通に接続し、この接続点にFENA
が与えられるようになっている。
【0029】バッファ回路22は、NPN型トランジス
タ2211とPNP型トランジスタ222からなり、そ
れぞれのベースおよびエミッタを共通接続し、また、ト
ランジスタ221のコレクタを、+Vbbに接続し、ト
ランジスタ222のコレクタを0Vに接続している。そ
して、ベースをダイオード281とコンデンサ21の接
続点に接続し、エミッタをFET251のソースに接続
している。
【0030】スイッチ回路24は、FENA信号がON
するとOFFする半導体スイッチからなるもので、一端
を+Vbbに接続し、他端を回路出力23に接続すると
ともに、保護抵抗254を介してFET251のドレイ
ンに接続している。
【0031】この場合、FET251として、2SK型
のものが用いられる。次に、以上のように構成した第1
実施例を図4に示すタイムチャートにより説明する。
【0032】まず、RESET信号を入力すると、リセ
ット回路27の半導体スイッチ272がONして、コン
デンサ21と252に、それぞれ、+Vbb、+Vbb
−Vdの電圧が印加される。ここで、Vdは、約0.5
Vで、ダイオード・マトリクス回路28のダイオード2
81の電圧降下分である。
【0033】この場合、FET251は、OFFのまま
である。その後、RESET信号がOFFしてもこの電
圧は、コンデンサ21と252によって保持される。次
に、FVM信号が入力されると、定電流回路26のスイ
ッチ265がONとなり、コンデンサ21と252に放
電方向の一定電流が時間tだけ流れる。
【0034】この場合、ダイオード281の電圧降下に
より、FET251のゲート電圧のほうが、ソース電圧
よりVdだけ低い状態で、この状態を保って一定の勾配
で、下がって行く。
【0035】従って、FET251は、依然としてOF
Fのままである。また、そのとき降下する電圧Vtは、 Vt=(Vz/Rv)*t/(C1+C2) で表わされる。
【0036】次に、FVM信号が、OFFになると、定
電流回路26の半導体スイッチ265がOFFになり、
これらの電圧は、保持状態になる。次に、FENA信号
がONすると、まず、スイッチ24がOFFになり、ス
イッチ回路25を構成する反転ドライバ回路253のイ
ン・インバート型FETドライバ2531の出力は、0
Vから+15Vに変化し、インバート型FETドライバ
2532の出力は、+15Vから0Vに変化する。
【0037】この電圧の変化は、コンデンサ21と25
2を通してFET251にも伝えられる。すると、FE
T251のソース電圧は、先程の保持電圧より15V降
下し、ゲート電圧は、15V上昇し、結局、ゲート電圧
は、ソース電圧より約29.5V高くなり、FET25
1は、ON状態となり、ドレイン電圧が、ソース電圧と
等しくなる。
【0038】これにより、回路出力23には、バッファ
回路22の電圧として、 +Vbb−(Vz/Rv/(C1+C2)*t+15) が変調データに応じたパルス出力として発生されること
になる。
【0039】その後、FENA信号が、OFFになる
と、スイッチ24が再びONとなり、回路出力23は、
再び、+Vbbとなる。従って、このようにすれば、上
述したようにパルス・トランスを使用しないようにでき
るので、コスト的に有利にできるとともに、回路の小形
化のためIC化などを考慮した場合にも、これに応じる
ことができ、回路の小形化も可能になる。また、特に、
第1実施例の回路によれば、ダイオード・マトリクス回
路28に使われるダイオードの数をが少なくでき、ま
た、スイッチ回路25のFET251がOFF時、ゲー
ト電圧がソース電圧よりも約0.5V低くなり、より完
全なOFF状態を得られ、さらに、回路出力24のパル
スの波高の電圧が、+Vbbを基準として決定されるた
め、回路の電源電圧によって、出力の波高値が影響を受
けずに、安定した出力を確保することもできる。
【0040】(第2実施例)図5は、第2実施例の概略
構成を示している。この場合、ダイオード・マトリクス
回路28は、ダイオード281、282、283、28
4からなり、ダイオード281のカソードとダイオード
282のアノード、ダイオード283のカソードとダイ
オード284のアノードをそれぞれ接続し、また、ダイ
オード281と283のアノードを共通接続し、この接
続点をリセット回路27の半導体スイッチ272に接続
し、ダイオード282と284のカソードを共通接続
し、この接続点を定電流回路26のトランジスタ264
のコレクタに接続している。また、ダイオード281と
282の接続点をバッファ回路22のトランジスタ22
1とトランジスタ222のベースに接続するとともに、
コンデンサ21にも接続している。また、ダイオード2
83と284の接続点をコンデンサ252とFET25
1のゲートに接続している。
【0041】その他は、上述した図3と同様であり、同
一部分には同符号を付して説明を省略する。次に、以上
のように構成した第2実施例を図6に示すタイムチャー
トにより説明する。
【0042】まず、RESET信号を入力すると、リセ
ット回路27の半導体スイッチ272がONして、コン
デンサ21と252に、それぞれ、+Vbb−Vdの電
圧が印加される。ここで、Vdは、約0.5Vで、ダイ
オード・マトリクス回路28のダイオード281、28
3の電圧降下分である。
【0043】この場合、FET251は、OFFのまま
である。その後、RESET信号がOFFしてもこの電
圧は、コンデンサ21と252によって保持される。次
に、FVM信号が入力されると、定電流回路26のスイ
ッチ265がONとなり、コンデンサ21と252に放
電方向の一定電流が時間tだけ流れる。
【0044】この場合、ダイオード281、283の電
圧降下により、FET251のゲート電圧とソース電圧
は、同じ状態を保ちつつ、一定の勾配で、下がって行
く。従って、FET251は、依然としてOFFのまま
である。また、そのとき降下する電圧Vtは、 Vt=(Vz/Rv)*t/(C1+C2) で表わされる。
【0045】次に、FVM信号が、OFFになると、定
電流回路26の半導体スイッチ265がOFFになり、
これらの電圧は、保持状態になる。次に、FENA信号
がONすると、まず、スイッチ24がOFFになり、ス
イッチ回路25を構成する反転ドライバ回路253のノ
ン・インバート型FETドライバ2531の出力は、0
Vから+15Vに変化し、インバート型FETドライバ
2531の出力は、+15Vから0Vに変化する。
【0046】この電圧の変化は、コンデンサ21と25
2を通してFET251にも伝えられる。すると、FE
T251のソース電圧は、先程の保持電圧より15V降
下し、ゲート電圧は、ソース電圧より15V上昇し、結
局、ゲート電圧は、ソース電圧より約30V高くなり、
FET251は、ON状態となり、ドレイン電圧が、ソ
ース電圧と等しくなる。
【0047】これにより、回路出力23には、バッファ
回路22の電圧として +Vbb−(Vz/Rv/(C1+C2)*t+15+
Vd) が変調データに応じたパルス出力として発生されること
になる。
【0048】その後、FENA信号が、OFFになる
と、スイッチ24が再びONとなり、回路出力23は、
再び、+Vbbとなる。従って、このようにすれば、パ
ルス・トランスを使用しないようにできるので、コスト
的に有利にできるとともに、回路の小形化のためIC化
などを考慮した場合にも、これに応じることができ、回
路の小形化も可能になる。また、特に、第2実施例の回
路によれば、回路出力24のパルスの波高の電圧が、+
Vbbを基準として決定されるため、回路の電源電圧に
よって、出力の波高値が影響を受けずに、安定した出力
を確保することもできる。
【0049】(第3実施例)図7は、第3実施例の概略
構成を示している。この場合、リセット回路27は、保
護抵抗271、RESE信号でONするFETによる半
導体スイッチ272からなり、これらが直列接続され、
その一端が0Vにプル・ダウンされ、他端がダイオード
・マトリクス回路28のダイオード282のカソード、
コンデンサ252にそれぞれ接続されている。
【0050】ダイオード・マトリクス回路28は、ダイ
オード281とダイオード282からなり、これらが直
列接続され、ダイオード281とダイオード282の接
続点をバッファ回路22のトランジスタ221、222
のベースに接続している。
【0051】定電流回路26は、抵抗261、ゼナー・
ダイオード262、トリマ抵抗263、NPN型トラン
ジスタ266、FVM信号によってONするFETによ
る半導体スイッチ265からなり、抵抗261の一端を
0Vに、他端をゼナー・ダイオード262のアノードと
トランジスタ264のベースに接続し、トランジスタ2
64のエミッタをトリマ抵抗263を介して半導体スイ
ッチ265に一端に接続するとともに、ゼナー・ダイオ
ード262のカソードに接続し、コレクタをダイオード
・マトリクス回路28のダイオード281のアノードに
接続している。そして、半導体スイッチ265は、他端
が+Vbbにプル・アップされている。
【0052】その他は、上述した図3と同様であり、同
一部分には同符号を付して説明を省略する。次に、以上
のように構成した第3実施例を図8に示すタイムチャー
トにより説明する。
【0053】まず、RESET信号を入力すると、リセ
ット回路27の半導体スイッチ272がONして、コン
デンサ21と252に、それぞれ、Vd、0Vの電圧が
印加される。ここで、Vdは、約0.5Vで、ダイオー
ド・マトリクス回路28のダイオード281の電圧降下
分である。
【0054】この場合、FET251は、OFFのまま
である。その後、RESET信号がOFFしてもこの電
圧は、コンデンサ21と252によって保持される。次
に、FVM信号が入力されると、定電流回路26のスイ
ッチ265がONとなり、コンデンサ21と252に充
電方向の一定電流が時間tだけ流れる。
【0055】この場合、ダイオード282の電圧降下に
より、FET3のゲート電圧のほうが、ソース電圧より
Vdほど低い状態を保ちつつ、一定の勾配で上がってい
く。従って、FET3は、依然としてOFFのままであ
る。また、そのときの上昇する電圧Vtは、 Vt=(Vz/Rv)*t/(C1+C2) で表わされる。
【0056】次に、FVM信号が、OFFになると、定
電流回路26の半導体スイッチ265がOFFになり、
これらの電圧は、保持状態になる。次に、FENA信号
がONすると、まず、スイッチ24がOFFになり、ス
イッチ回路25を構成する反転ドライバ回路253のノ
ン・インバート型FETドライバ2531の出力は、0
Vから+15Vに変化し、インバート型FETドライバ
2532の出力は、+15Vから0Vに変化する。
【0057】この電圧の変化は、コンデンサ21と25
2を通してFET251にも伝えられる。すると、FE
T251のソース電圧は、先程の保持電圧より15V降
下し、ゲート電圧は、先程の保持電圧より15V上昇
し、結局、ゲート電圧は、ソース電圧より約29.5V
高くなり、FET251は、ON状態となり、ドレイン
電圧が、ソース電圧と等しくなる。
【0058】これにより、回路出力23には、バッファ
回路22の電圧として +Vbb−Vcc+(Vz/Rv/(C1+C2)*
t)−15+Vd が変調データに応じたパルス出力として発生されること
になる。ここで、Vccは、本回路の電源電圧である。
【0059】その後、FENAが、OFFになると、ス
イッチ24が再びONとなり、回路出力23は、再び、
+Vbbとなる。従って、このようにすれば、パルス・
トランスを使用しないようにできるので、コスト的に有
利にできるとともに、回路の小形化のためIC化などを
考慮した場合にも、これに応じることができ、回路の小
形化も可能になる。また、特に、第3実施例の回路によ
れば、ダイオード・マトリクス回路28に使われるダイ
オードの数を少なくすることができる。
【0060】(第4実施例)図9は、第4実施例の概略
構成を示している。この場合、ダイオード・マトリクス
回路28は、ダイオード281、282、283、28
4からなり、ダイオード281のカソードとダイオード
282のアノード、ダイオード283のカソードとダイ
オード284のアノードをそれぞれ接続し、また、ダイ
オード281と283のアノードを共通接続し、この接
続点を定電流回路26のトランジスタ264のコレクタ
に接続し、ダイオード282と284のカソードを共通
接続し、この接続点をリセット回路27の抵抗271に
接続している。また、ダイオード281と282の接続
点をコンデンサ21に、ダイオード283と284の接
続点をコンデンサ252に接続している。
【0061】その他は、上述した図7と同様であり、同
一部分には同符号を付して説明を省略する。次に、以上
のように構成した第4実施例を図10に示すタイムチャ
ートにより説明する。
【0062】まず、RESET信号を入力すると、リセ
ット回路27の半導体スイッチ272がONして、コン
デンサ21と252に、それぞれ、Vdの電圧が印加さ
れる。ここで、Vdは、約0.5Vで、ダイオード・マ
トリクス回路28のダイオード282、284の電圧降
下分である。
【0063】この場合、FET251は、OFFのまま
である。その後、RESET信号がOFFしてもこの電
圧は、コンデンサ21と252によって保持される。次
に、FVM信号が入力されると、定電流回路26のスイ
ッチ265がONとなり、コンデンサ21と252に充
電方向の一定電流が時間tだけ流れる。
【0064】この場合、ダイオード281と283の電
圧降下により、FET251のゲート電圧とソース電圧
は、同じ状態を保ちつつ、一定の勾配で上がっていく。
従って、FET251は、依然としてOFFのままであ
る。また、そのときの上昇する電圧Vtは、 Vt=(Vz/Rv)*t/(C1+C2) で表わされる。
【0065】次に、FVM信号が、OFFになると、定
電流回路26の半導体スイッチ265がOFFになり、
これらの電圧は、保持状態になる。次に、FENA信号
がONすると、まず、スイッチ24がOFFになり、ス
イッチ回路25を構成する反転ドライバ回路253のノ
ン・インバート型FETドライバ2531の出力は、0
Vから+15Vに変化し、インバート型FETドライバ
2532の出力は、+15Vから0Vに変化する。
【0066】この電圧の変化は、コンデンサ21と25
2を通してFET251にも伝えられる。すると、FE
T251のソース電圧は、先程の保持電圧より15V降
下し、ゲート電圧は、先程の保持電圧より15V上昇
し、結局、ゲート電圧は、ソース電圧より約30V高く
なり、FET251は、ON状態となり、ドレイン電圧
が、ソース電圧と等しくなる。
【0067】これにより、回路出力23には、バッファ
回路22の電圧として +Vbb−Vcc+(Vz/Rv/(C1+C2)*
t)−15+Vd が変調データに応じたパルス出力として発生されること
になる。ここでVccは、本回路の電源電圧である。
【0068】その後、FENA信号が、OFFになる
と、スイッチ24が再びONとなり、回路出力23は、
再び、+Vbbとなる。従って、このようにしても、パ
ルス・トランスを使用しないようにできるので、コスト
的に有利にできるとともに、回路の小形化のためIC化
などを考慮した場合にも、これに応じることができ、回
路の小形化も可能になる。なお、本発明は、上記実施例
にのみ限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形し
て実施できる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、第1および第2のコン
デンサを有し、まず、これら第1および第2のコンデン
サの各電圧を初期状態に設定し、この状態から、これら
第1および第2のコンデンサに変調データのパルス幅に
応じた期間だけ定電流を流して、これら第1および第2
のコンデンサの電圧を同じ方向に同じ割合で変化させ、
そして、これら第1および第2のコンデンサに対し極性
の異なる所定の電圧を与えて、それぞれの電圧を変化さ
せることでスイッチング手段を導通し、前記第1または
第2のコンデンサの電圧を前記変調データに応じたパル
ス出力として発生するようにしたので、パルス・トラン
スを使用することなく初期の目的を実現でき、コスト的
に有利にできるとともに、回路の小形化のためIC化な
どを考慮した場合にも、これに応じることができ、回路
の小形化も可能になる。
【0070】因みに、300dpiでA4サイズの短辺
の印字を可能にする印字ヘッドの場合、印字ヘッドのフ
ィンガ電極数は約200個にもなり、本回路が200組
必要となる。このことからして、IC化の不可能なパル
ス・トランスの変わりに、IC化可能な回路を実現する
ことは、装置の小型化と、コスト低減に大きく貢献する
ことが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の考え方を説明するための概略構成を示
す図。
【図2】同考え方を説明するためのタイムチャート。
【図3】本発明の第1実施例の概略構成を示す図。
【図4】第1実施例を説明するためのタイムチャート。
【図5】本発明の第2実施例の概略構成を示す図。
【図6】第2実施例を説明するためのタイムチャート。
【図7】本発明の第3実施例の概略構成を示す図。
【図8】第3実施例を説明するためのタイムチャート。
【図9】本発明の第4実施例の概略構成を示す図。
【図10】第4実施例を説明するためのタイムチャー
ト。
【図11】従来の画像形成装置の印字ヘッドの概略構成
を示す図。
【図12】従来の画像形成装置の印字ヘッド駆動回路の
概略構成を示す図。
【図13】同印字ヘッド駆動回路を説明するためのタイ
ムチャート。
【符号の説明】
21…コンデンサ、22…バッファ回路、221、22
2…トランジスタ、23…回路出力、24…スイッチ回
路、25…スイッチ回路、251…FET、252…コ
ンデンサ、253…反転ドライバ回路、2531…ノン
・インバート型FETドライバ、2532…インバート
型FETドライバ、26…定電流回路、261…抵抗、
262…ゼナー・ダイオード、263…トリマ抵抗、2
64…トランジスタ、265…スイッチ、27…リセッ
ト回路、271…保護抵抗、272…スイッチ、28…
ダイオード・マトリックス回路、281、282、28
3、284…ダイオード。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】しかして、従来、この種の画像形成装置に
用いられる印字ヘッドとして、図11に示すように構成
したものがある。この場合、ライン電極1に第1の誘電
体2を介してフィンガ電極3を配置し、このフィンガ電
極3に対し、スクリーン電極4を第2の誘電体5を介し
て対向配置し、さらにスクリーン電極4に記録媒体6を
対向配置し、また、このスクリーン電極4のイオン通過
孔401をフィンガ電極3のイオン発生孔301に対向
するようにしている。そして、ライン電極1とフィンガ
電極3の間に高周波高電圧を印加して、イオン発生孔
01の内側のフィンガ電極3の周囲にコロナ放電を発生
して、正負の電荷を持ったイオンを発生させ、フィンガ
電極3とスクリーン電極4との間に、ドライブ回路13
によって変調電圧データに対応するパルス電圧を印加す
ることによりイオン流のイオン通過孔401の通過を制
御するようにしている。また、負イオンのみがスクリー
ン電極4のイオン通過孔401から記録媒体6へ放出さ
れるようにスクリーン電極4の電位は記録媒体6の裏面
にある導電層の電位に対して負になっている。この状態
で、フィンガ電極3の電位がスクリーン電極4の電位に
対して負に変化することにより、負イオンはフィンガ電
極3の周囲からスクリーン電極4の方向に移動し、スク
リーン電極4の近傍に到達したイオンは、記録媒体6上
に放出され静電潜像が形成されるようになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】この場合、FVM信号のON時間をtと
し、コンデンサ11の容量をC、定電流回路16の電流
をIとすると、バッファ回路12の+Vbbからの入力
電圧VtはVt=I*t/C となり、この電圧Vtが保持される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成した駆動回路によると、スイッチ回路15のFET
151を駆動するのに、パルス・トランス152を使用
しているため、コスト的に不利になるとともに、回路の
小形化のためIC化などを考慮した場合も、パルス・ト
ランス152は、IC化できないことから回路の小形化
が難しいという問題点があった。本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、回路の小形化とコスト的にも有
利にできる画像形成装置の印字ヘッド駆動回路を提供す
ることを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】この場合、リセット回路27は、保護抵抗
271とRESET信号でONするFETによる半導体
スイッチ272からなり、これらが直列接続され、その
一端に+Vbbがプル・アップされ、他端をダイオード
・マトリクス回路28のダイオード281のアノード、
バッファ回路22のトランジスタ221とトランジスタ
222のベースおよびコンデンサ21にそれぞれ接続し
ている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】反転ドライバ回路253のノン・インバー
ト型FETドライバ2531の出力はコンデンサ252
に、またインバート型FETドライバ2532の出力
は、コンデンサ21にそれぞれ接続している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】バッファ回路22は、NPN型トランジス
221とPNP型トランジスタ222からなり、それ
ぞれのベースおよび、それぞれのエッミタを共通接続
し、また、トランジスタ221のコレクタを、+Vbb
に接続し、トランジスタ222のコレクタを0Vに接続
している。そして、ベースをダイオード281とコンデ
ンサ21の接続点に接続し、エミッタをFET251の
ソースに接続している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】(第3実施例)図7は、第3実施例の概略
構成を示している。この場合、リセット回路27は、保
護抵抗271、RESET信号でONするFETによる
半導体スイッチ272からなり、これらが直列接続さ
れ、その一端が0Vにプル・ダウンされ、他端がダイオ
ード・マトリクス回路28のダイオード282のカソー
ド、コンデンサ252にそれぞれ接続されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】定電流回路26は、抵抗261、ゼナー・
ダイオード262、トリマ抵抗263、PNP型トラン
ジスタ266、FVM信号によってONするFETによ
る半導体スイッチ265からなり、抵抗261の一端を
0Vに、他端をゼナー・ダイオード262のアノードと
トランジスタ264のベースに接続し、トランジスタ2
64のエミッタをトリマ抵抗263を介して半導体スイ
ッチ265に接続するとともに、ゼナー・ダイオード2
62のカソードに接続し、コレクタをダイオード・マト
リクス回路28のダイオード281のアノードに接続し
ている。そして、半導体スイッチ265は、他端が+V
bbにプル・アップされている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の荷電粒子通過孔を有し、変調デー
    タに基づいて前記荷電粒子通過孔を通過される荷電粒子
    流を制御することにより記録体上に静電荷像を形成する
    画像形成装置の印字ヘッド駆動回路において、 第1および第2のコンデンサと、 これら第1および第2のコンデンサのそれぞれの電圧を
    初期状態に設定する手段と、 1つの定電流源から前記手段により初期状態に設定され
    た第1および第2のコンデンサに変調データのパルス幅
    に応じた期間だけ電流を流しこれら第1および第2のコ
    ンデンサの電圧を同じ方向に同じ割合で変化させる手段
    と、 前記第1および第2のコンデンサに対し極性の異なる所
    定の電圧を与えこれら第1および第2のコンデンサの電
    圧を変化させる手段と、 これら第1および第2のコンデンサの電圧変化を待って
    導通され前記第1または第2のコンデンサの電圧を前記
    変調データに応じたパルス出力として発生するスイッチ
    ング手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置の
    印字ヘッド駆動回路。
JP24498693A 1993-09-30 1993-09-30 画像形成装置の印字ヘッド駆動回路 Withdrawn JPH07101099A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5781218A (en) * 1996-02-06 1998-07-14 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5781218A (en) * 1996-02-06 1998-07-14 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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