JPH07100962A - プラスチックシートの接着方法 - Google Patents

プラスチックシートの接着方法

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Publication number
JPH07100962A
JPH07100962A JP5245412A JP24541293A JPH07100962A JP H07100962 A JPH07100962 A JP H07100962A JP 5245412 A JP5245412 A JP 5245412A JP 24541293 A JP24541293 A JP 24541293A JP H07100962 A JPH07100962 A JP H07100962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
width
plastic sheet
application
intermittent lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5245412A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hashimoto
忠 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プラスチックシート1を重ね合せて接着剤4
を用いて接着する方法において、接着剤4の塗布幅を変
動させることを特徴とするプラスチックシート1の接着
方法。 【効果】 硬化時収縮性の大きい接着剤4を塗布しても
破損しない透明ケースや箱等が実用化可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチックシート及び
フィルムの接着方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来プラ
スチックシートを加工して、箱やケースを製作する場
合、図1に平面図を示すようにプラスチックシート1に
折り曲げ罫線2を設け、ケースの展開形状に外周を打ち
抜き、糊代部3に接着剤4を塗布して接着するが、接着
剤の種類によっては硬化する時、接着剤が収縮し、糊代
部3に応力が加わり、何らかの力が糊代部の端部31に
加わった時にその部分より破損する問題がある。
【0003】特に、接着時の収縮が大きいシアノアクリ
レート系のものは接着剤の硬化時の収縮率が、5〜20
%もあり図3に糊代部の平面図で示すように糊代部3の
長さ方向にわたり一定の幅で接着剤4を塗布すると、蓋
を閉める時やケースを落した時又は輸送時等で糊代部の
端部31に応力が加わった時に破損してしまう問題があ
る。
【0004】これは硬化時の接着剤4の収縮により糊代
部3の接着面に強い応力が加わるもので、特にプラスチ
ックシート1が0.5mm以下の肉厚においては破損し
やすく実用化できない状態である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、接着剤の収縮
率が5%以上あっても破損しない接着方法を提供するこ
とを目的とするものであり、その要旨はプラスチックシ
ートを重ね合せて接着剤を用いて接着する方法におい
て、接着剤の塗布幅を変動させることを特徴とするプラ
スチックシートの接着方法である。
【0006】本発明方法は接着剤の塗布幅を、糊代部の
長さ方向にわたって変動させることにより、硬化時の接
着剤の収縮応力を分断、分散することにより弱くして糊
代端部からの破損を防止するものである。
【0007】図1は本発明のプラスチックシートの接着
方法を説明するための平面図、図2は接着剤の塗布形状
の例を示す糊代部の平面図であり、図3は従来の接着方
法における接着剤の塗布形状の例を示す糊代部の平面
図、図4は接着剤を塗布する装置の一例を示す正面断面
図である。
【0008】図において1はプラスチックシート、2は
折り曲げ罫線、3は糊代部、4は接着剤である。
【0009】プラスチックシート1としては、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン
等適宜の材質のものに適用できる。
【0010】接着剤4としては、シアノアクリレート系
接着剤のように硬化時の収縮率の大きいもの、5%以上
のものに特に効果がある。
【0011】特に、糊代部3のすぐ近くに折り曲げ罫線
2が形成されている場合は、組み立てた時に角部に近く
なるため、応力集中が生じ易く破損し易いが、本発明の
接着方法によれば破損を防ぐことができる。
【0012】接着剤4の塗布幅を変動させる例として
は、糊代部3の長さ方向にわたって図1のように断続線
状41に形成する、あるいは図2においてaのように断
続線状41を細い連続線42で連結する、bのように両
端を点状43にしてその間を少し長めの断続線状44に
形成する、cのように連続線状の両端にくびれ部45を
形成する、dのように短かい横棒あるいは斜め棒状部4
6を多数並べる、eのように多数の点状部47を分散配
置する等の方法がある。
【0013】接着剤4の塗布幅は10mm以下にする
と、幅方向への収縮も小さくなるので好ましい。
【0014】また幅の広い部分にくらべて20%以下の
細い部分を端部から15mm以内の端寄りに形成してお
くのが好ましい。この場合、幅の広い部分は糊代部3の
長さ方向にわたり3ケ所以上設けておく方が接着強度が
高くなり好ましい。
【0015】このような塗布を行なうためには、図4に
示すように接着剤4の入った容器5内に、接着剤塗布パ
ターンの凹部を設けた塗布ロール6を配置しておき、ド
クターナイフ61で適量に調整した接着剤4を糊代部3
に転写する、グラビア印刷方式により塗布すればよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プラスチ
ックシートを重ね合せて接着剤を用いて接着する方法に
おいて、接着剤の塗布幅を変動させることを特徴とする
プラスチックシートの接着方法であるので硬化時収縮性
の大きい接着剤を塗布しても破損しない透明ケースや箱
等が実用化可能となり実用上の利点は大である。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明する。
【0018】まず、プラスチックシート1としては厚さ
0.25mmの硬質塩化ビニルシートを用い、図1に示
す様な形状で、幅Wが50mm、高さHが100mm、
糊代部3の幅W3が10mmのブランクシートに接着剤
4としてシアノアクリレート系瞬間接着剤を、本発明方
法の図1の断続線状41のパターンで塗布径5mmにし
て間隔5mmで塗布して組み立てたところ、蓋11を組
み込んでも破損はなかった。
【0019】一方、前記と同様の接着剤を糊代部3に5
mm幅で、図3に示すように糊代部3の全長にわたって
一定の幅で塗布して組み立てたところ、図1における蓋
11を組み込む時に端部31付近より破損が発生した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチックシートの接着方法を説明
するための平面図
【図2】接着剤の塗布形状の例を示す糊代部の平面図
【図3】従来の接着方法における接着剤の塗布形状の例
を示す糊代部の平面図
【図4】接着剤を塗布する装置の一例を示す正面断面図
【符号の説明】
1 プラスチックシート 4 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックシートを重ね合せて接着剤
    を用いて接着する方法において、接着剤の塗布幅を変動
    させることを特徴とするプラスチックシートの接着方
    法。
JP5245412A 1993-09-30 1993-09-30 プラスチックシートの接着方法 Pending JPH07100962A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5245412A JPH07100962A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 プラスチックシートの接着方法

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JPH07100962A true JPH07100962A (ja) 1995-04-18

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ID=17133274

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JP5245412A Pending JPH07100962A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 プラスチックシートの接着方法

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JP (1) JPH07100962A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011527961A (ja) * 2008-07-12 2011-11-10 ジェンセン、ヤール 小売箱および小売箱の製造方法
US9266640B2 (en) 2008-07-12 2016-02-23 Jarl Jensen Retail boxes and method of manufacturing retail boxes

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