JPH07100801A - プランジ型ルータ - Google Patents
プランジ型ルータInfo
- Publication number
- JPH07100801A JPH07100801A JP6164544A JP16454494A JPH07100801A JP H07100801 A JPH07100801 A JP H07100801A JP 6164544 A JP6164544 A JP 6164544A JP 16454494 A JP16454494 A JP 16454494A JP H07100801 A JPH07100801 A JP H07100801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- motor housing
- guide sleeve
- guide
- release lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27C—PLANING, DRILLING, MILLING, TURNING OR UNIVERSAL MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL
- B27C5/00—Machines designed for producing special profiles or shaped work, e.g. by rotary cutters; Equipment therefor
- B27C5/10—Portable hand-operated wood-milling machines; Routers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/26—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
- B23Q1/28—Means for securing sliding members in any desired position
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T409/00—Gear cutting, milling, or planing
- Y10T409/30—Milling
- Y10T409/306216—Randomly manipulated, work supported, or work following device
- Y10T409/306552—Randomly manipulated
- Y10T409/306608—End mill [e.g., router, etc.]
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 切削深さの調整を容易に行うことができ、切
削深さ調整後にモータハウジングを固定する際の操作性
を向上する。 【構成】 一対のガイド部材はモータハウジング12内
部に固着されたガイドスリーブ28とベースプレートに
取り付けられた案内筒30とからなり、案内筒30は摺
動可能にガイドスリーブ28内に内接配置されている。
開放レバー46をロック位置からロック開放位置へ切り
替えると、開放レバーに連結されたロックディスク56
が回動して、ガイドスリーブ28から離間する方向へ変
位し、案内筒30とガイドスリーブ28は相互に摺動可
能となる。ロック開放位置にある開放レバー46から手
を離すと、ねじりバネ90のトルクによりロックディス
ク56と共に元のロック位置へ復帰する。ロック位置で
は、案内筒30とガイドスリーブ28は摩擦的に拘持さ
れ、モータハウジング12はガイド部材に固定される。
削深さ調整後にモータハウジングを固定する際の操作性
を向上する。 【構成】 一対のガイド部材はモータハウジング12内
部に固着されたガイドスリーブ28とベースプレートに
取り付けられた案内筒30とからなり、案内筒30は摺
動可能にガイドスリーブ28内に内接配置されている。
開放レバー46をロック位置からロック開放位置へ切り
替えると、開放レバーに連結されたロックディスク56
が回動して、ガイドスリーブ28から離間する方向へ変
位し、案内筒30とガイドスリーブ28は相互に摺動可
能となる。ロック開放位置にある開放レバー46から手
を離すと、ねじりバネ90のトルクによりロックディス
ク56と共に元のロック位置へ復帰する。ロック位置で
は、案内筒30とガイドスリーブ28は摩擦的に拘持さ
れ、モータハウジング12はガイド部材に固定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プランジ型ルータに関
し、更に詳細にはベースプレートに対するルータの位置
を固定するための切削深さ固定機構に関する。
し、更に詳細にはベースプレートに対するルータの位置
を固定するための切削深さ固定機構に関する。
【0002】
【従来の技術】プランジ型ルータは、他種ルータと同様
に、モータハウジング内にモータが収納されている。モ
ータの回転軸はモータハウジングから突出してベースプ
レートに向かって延びており、モータ回転軸のベースプ
レート側端部には切削工具を保持するためのコレット若
しくはチャックが取り付けられている。モータハウジン
グはベースプレートに立設された一対のガイド部材によ
りベースプレートと連結されている。
に、モータハウジング内にモータが収納されている。モ
ータの回転軸はモータハウジングから突出してベースプ
レートに向かって延びており、モータ回転軸のベースプ
レート側端部には切削工具を保持するためのコレット若
しくはチャックが取り付けられている。モータハウジン
グはベースプレートに立設された一対のガイド部材によ
りベースプレートと連結されている。
【0003】従来のルータはモータハウジングがガイド
部材に固定されており、切削工具はベースプレートの下
側面(以下、「加工物当接面」という)から常時下方に
一定長さだけ突出した構成となっていた。これに対し
て、プランジ型ルータはモータハウジングを後退させる
ための機構を有しており、不使用時にはモータハウジン
グを後退させて切削工具を加工物当接面よりも上方に引
き上げることができるようになっている。プランジ型ル
ータには、所望量の切削深さを設定することができるよ
うにするため、従来より切削深さ調整機構が設けられて
いる。この切削深さ調整機構は切削深さ固定機構を有
し、所望の切削深さとなるようベースプレートの加工物
当接面に対してモータハウジングの位置を固定できるよ
うになっている。
部材に固定されており、切削工具はベースプレートの下
側面(以下、「加工物当接面」という)から常時下方に
一定長さだけ突出した構成となっていた。これに対し
て、プランジ型ルータはモータハウジングを後退させる
ための機構を有しており、不使用時にはモータハウジン
グを後退させて切削工具を加工物当接面よりも上方に引
き上げることができるようになっている。プランジ型ル
ータには、所望量の切削深さを設定することができるよ
うにするため、従来より切削深さ調整機構が設けられて
いる。この切削深さ調整機構は切削深さ固定機構を有
し、所望の切削深さとなるようベースプレートの加工物
当接面に対してモータハウジングの位置を固定できるよ
うになっている。
【0004】プランジ型ルータには一対のハンドルが設
けられており、操作時に使用者はハンドルを握ってルー
タを案内する。このハンドルはルータを所望の深さまで
切り込ませる場合にも用いられる。所望の切り込み深さ
で、モータハウジングとベースプレートとが互いに固定
関係にある時は、使用者はルータを案内することだけに
注意を払えば良く、所望の切り込み深さを維持するため
にルータに対して下方への圧力を加える必要がなくな
る。
けられており、操作時に使用者はハンドルを握ってルー
タを案内する。このハンドルはルータを所望の深さまで
切り込ませる場合にも用いられる。所望の切り込み深さ
で、モータハウジングとベースプレートとが互いに固定
関係にある時は、使用者はルータを案内することだけに
注意を払えば良く、所望の切り込み深さを維持するため
にルータに対して下方への圧力を加える必要がなくな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、切削深さ固定
機構を作用させるために使用者がハンドルの握りを解除
すると、切削深さが意に反して変化してしまうという不
都合があり操作性に問題があった。そこで本発明はモー
タハウジングを固定する際の操作性を向上させたプラン
ジ型ルータを提供することを目的とする。
機構を作用させるために使用者がハンドルの握りを解除
すると、切削深さが意に反して変化してしまうという不
都合があり操作性に問題があった。そこで本発明はモー
タハウジングを固定する際の操作性を向上させたプラン
ジ型ルータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ベースプレート(20)と、ベースプレ
ート(20)に立設された一対のガイド部材(24)
と、一対のガイド部材(24)によりベースプレート
(20)に連結されたモータハウジング(12)とから
なり、各々のガイド部材(24)がモータハウジング
(12)の内部に固着されたガイドスリーブ(28)
と、ベースプレート(20)に取り付けられた案内筒
(30)とからなり、案内筒(30)が摺動可能に該ガ
イドスリーブ(28)内に内接配置されたプランジ型ル
ータにおいて、モータハウジング(12)に変位可能に
取り付けられ、ロック位置とロック開放位置の間を変位
する開放レバー(46)と、ガイドスリーブ(28)の
軸方向に垂直な方向にネジ穴(66)が形成されてお
り、ガイドスリーブ(28)をモータハウジング(1
2)に固定するための取付用ブラケット(68)と、取
付用ブラケット(68)のネジ穴(66)に螺合するネ
ジ山が形成されたボス(64)を有し、ネジ山が形成さ
れたボス(64)の同軸上をロック開放位置に対応する
第1の位置とロック位置に対応する第2の位置の間を回
動可能であり、第1の位置から第2の位置へ回動したと
きにガイドスリーブ(28)の方向に変位し、また第2
の位置から第1の位置へ回動したときにガイドスリーブ
(28)から離間する方向へ変位するロックディスク
(56)と、ロックディスク(56)が第2の位置に向
かって回動するようにロックディスク(56)を付勢す
るトルク発生用の付勢手段(90)と、開放レバー(4
6)をロック位置からロック開放位置へ変位させると、
付勢手段(90)が発生するトルクに抗して第2の位置
から第1の位置へロックディスク(56)を回動させる
ようロックディスク(56)を開放レバー(46)に連
結する連結手段(54)と、ロックディスク(56)が
第2の位置に回動したときのロックディスク(56)の
軸方向変位に応じて案内筒(30)をガイドスリーブ
(28)に摩擦的に拘止する拘止手段(80、82、8
6)とからなる切削深さ固定機構を提供する。
め、本発明は、ベースプレート(20)と、ベースプレ
ート(20)に立設された一対のガイド部材(24)
と、一対のガイド部材(24)によりベースプレート
(20)に連結されたモータハウジング(12)とから
なり、各々のガイド部材(24)がモータハウジング
(12)の内部に固着されたガイドスリーブ(28)
と、ベースプレート(20)に取り付けられた案内筒
(30)とからなり、案内筒(30)が摺動可能に該ガ
イドスリーブ(28)内に内接配置されたプランジ型ル
ータにおいて、モータハウジング(12)に変位可能に
取り付けられ、ロック位置とロック開放位置の間を変位
する開放レバー(46)と、ガイドスリーブ(28)の
軸方向に垂直な方向にネジ穴(66)が形成されてお
り、ガイドスリーブ(28)をモータハウジング(1
2)に固定するための取付用ブラケット(68)と、取
付用ブラケット(68)のネジ穴(66)に螺合するネ
ジ山が形成されたボス(64)を有し、ネジ山が形成さ
れたボス(64)の同軸上をロック開放位置に対応する
第1の位置とロック位置に対応する第2の位置の間を回
動可能であり、第1の位置から第2の位置へ回動したと
きにガイドスリーブ(28)の方向に変位し、また第2
の位置から第1の位置へ回動したときにガイドスリーブ
(28)から離間する方向へ変位するロックディスク
(56)と、ロックディスク(56)が第2の位置に向
かって回動するようにロックディスク(56)を付勢す
るトルク発生用の付勢手段(90)と、開放レバー(4
6)をロック位置からロック開放位置へ変位させると、
付勢手段(90)が発生するトルクに抗して第2の位置
から第1の位置へロックディスク(56)を回動させる
ようロックディスク(56)を開放レバー(46)に連
結する連結手段(54)と、ロックディスク(56)が
第2の位置に回動したときのロックディスク(56)の
軸方向変位に応じて案内筒(30)をガイドスリーブ
(28)に摩擦的に拘止する拘止手段(80、82、8
6)とからなる切削深さ固定機構を提供する。
【0007】開放レバー(46)がロック開放位置にあ
るときに、ロック開放位置から開放レバー(46)が変
位しないようにする開放レバー保持手段を設けることが
好ましい。加えて、付勢手段(90)が発生するトルク
を調整するためのトルク調整手段を設けることが好まし
い。
るときに、ロック開放位置から開放レバー(46)が変
位しないようにする開放レバー保持手段を設けることが
好ましい。加えて、付勢手段(90)が発生するトルク
を調整するためのトルク調整手段を設けることが好まし
い。
【0008】
【作用】手動で開放レバー(46)をロック位置からロ
ック開放位置へ切り替えると、連結手段(54)により
開放レバー(46)に連結されたロックディスク(5
6)がロック位置に対応する第2の位置からロック開放
位置に対応する第1の位置へ回動する。この時ロックデ
ィスク(56)はガイドスリーブ(28)から離間する
方向へ変位し、案内筒(30)とガイドスリーブは相互
に摺動可能となり、この状態で切削深さを自由に設定す
ることができる。ロック開放位置にある開放レバー(4
6)からを手を離すと、付勢手段(90)からのトルク
によりロックディスク(56)が第2の位置へ回動さ
れ、これに伴い開放レバー(46)はロック開放位置か
らロック位置へ復帰する。ロックディスク(56)の第
2の位置への回動に伴い案内筒(30)とガイドスリー
ブ(28)は摩擦的に拘持された状態となり、モータハ
ウジング(12)がガイド部材(24)に固定される。
ック開放位置へ切り替えると、連結手段(54)により
開放レバー(46)に連結されたロックディスク(5
6)がロック位置に対応する第2の位置からロック開放
位置に対応する第1の位置へ回動する。この時ロックデ
ィスク(56)はガイドスリーブ(28)から離間する
方向へ変位し、案内筒(30)とガイドスリーブは相互
に摺動可能となり、この状態で切削深さを自由に設定す
ることができる。ロック開放位置にある開放レバー(4
6)からを手を離すと、付勢手段(90)からのトルク
によりロックディスク(56)が第2の位置へ回動さ
れ、これに伴い開放レバー(46)はロック開放位置か
らロック位置へ復帰する。ロックディスク(56)の第
2の位置への回動に伴い案内筒(30)とガイドスリー
ブ(28)は摩擦的に拘持された状態となり、モータハ
ウジング(12)がガイド部材(24)に固定される。
【0009】開放レバー保持手段を設けた場合には、開
放レバー(46)がロック開放位置にあるときに、開放
レバー(46)から手を離しても開放レバー(46)は
ロック開放位置に固定される。この状態でモータハウジ
ング(12)をガイド部材(24)に沿って摺動させ切
削深さを調整することができる。また、トルク調整手段
を設ければロックディスクを第1の位置から第2の位置
へ自動復帰させるためのトルクを調整することができ
る。
放レバー(46)がロック開放位置にあるときに、開放
レバー(46)から手を離しても開放レバー(46)は
ロック開放位置に固定される。この状態でモータハウジ
ング(12)をガイド部材(24)に沿って摺動させ切
削深さを調整することができる。また、トルク調整手段
を設ければロックディスクを第1の位置から第2の位置
へ自動復帰させるためのトルクを調整することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1及び図2は本発明の実施例によるプラン
ジ型ルータ10の構成を示したものであり、図1は正面
図、図2は背面図である。プランジ型ルータ10はモー
タハウジング12を有し、モータハウジング12の内部
には、モータハウジング12の断面図を示した図3に示
されているように、モータ14が収容されている。モー
タ14の回転軸16はモータハウジング12の下部から
外側下方に突出しており、図1若しくは図2に示すよう
に、回転軸16の下端部には切削工具を保持するための
コレット若しくはチャックが取り付けられている。
説明する。図1及び図2は本発明の実施例によるプラン
ジ型ルータ10の構成を示したものであり、図1は正面
図、図2は背面図である。プランジ型ルータ10はモー
タハウジング12を有し、モータハウジング12の内部
には、モータハウジング12の断面図を示した図3に示
されているように、モータ14が収容されている。モー
タ14の回転軸16はモータハウジング12の下部から
外側下方に突出しており、図1若しくは図2に示すよう
に、回転軸16の下端部には切削工具を保持するための
コレット若しくはチャックが取り付けられている。
【0011】ベースプレート20の下側面22が加工時
に被加工物に当接させる加工物当接面である。ベースプ
レート20とモータハウジング12は一対のガイド部材
24、26により連結されており、各ガイド部材はモー
タハウジング12の内部に設けられたガイドスリーブ2
8とベースプレート20に取り付けられた案内筒30と
から構成されている。ガイドスリーブ28はモータハウ
ジング12内でモータ14を挟んで両側に対向配置され
ている。図3に示すように、案内筒30はガイドスリー
ブ28に摺動可能に内挿されている。案内筒30は加工
物当接面22に対して直角をなすようにベースプレート
20上に立設されており、よってモータハウジング12
は加工物当接面22に対して直角に摺動する。ガイド部
材24、26はベースプレート20に対するモータハウ
ジング12の移動方向を一義的に決定する役割を果たし
ている。
に被加工物に当接させる加工物当接面である。ベースプ
レート20とモータハウジング12は一対のガイド部材
24、26により連結されており、各ガイド部材はモー
タハウジング12の内部に設けられたガイドスリーブ2
8とベースプレート20に取り付けられた案内筒30と
から構成されている。ガイドスリーブ28はモータハウ
ジング12内でモータ14を挟んで両側に対向配置され
ている。図3に示すように、案内筒30はガイドスリー
ブ28に摺動可能に内挿されている。案内筒30は加工
物当接面22に対して直角をなすようにベースプレート
20上に立設されており、よってモータハウジング12
は加工物当接面22に対して直角に摺動する。ガイド部
材24、26はベースプレート20に対するモータハウ
ジング12の移動方向を一義的に決定する役割を果たし
ている。
【0012】図1及び図3に示すように、コイルスプリ
ング34がガイド部材24、26内部に挿設されてお
り、ガイド部材24、26を鉛直方向に配置した状態で
モータハウジング12に作用する重力と釣り合うバネ力
をモータハウジング12に作用させている。
ング34がガイド部材24、26内部に挿設されてお
り、ガイド部材24、26を鉛直方向に配置した状態で
モータハウジング12に作用する重力と釣り合うバネ力
をモータハウジング12に作用させている。
【0013】次に、上記の様な構成を有するプランジ型
ルータ10の使用方法について説明する。まず、オペレ
ータは被加工物表面にベースプレート20の加工物当接
面22を載置する。この際、オペレータはモータハウジ
ング12に一体的に設けられたハンドル38、40を把
持し、コイルスプリング34のバネ力に打ち勝つ力でモ
ータハウジング12を押下する。コレット18に装着し
た切削工具が被加工物に対して所望の位置に達っしたと
ころでモータハウジング12の押下を停止し、モータハ
ウジング12をガイド部材24、26に固定する。な
お、モータハウジング12にはその下方向の移動を制限
するストップバー42が取り付けられており、このスト
ップバー42を上下方向に位置調整することにより被加
工物に対する切削工具の位置を予め設定できるようにな
っている。ストップバー42は締め付け部材44により
その位置を固定することができる。
ルータ10の使用方法について説明する。まず、オペレ
ータは被加工物表面にベースプレート20の加工物当接
面22を載置する。この際、オペレータはモータハウジ
ング12に一体的に設けられたハンドル38、40を把
持し、コイルスプリング34のバネ力に打ち勝つ力でモ
ータハウジング12を押下する。コレット18に装着し
た切削工具が被加工物に対して所望の位置に達っしたと
ころでモータハウジング12の押下を停止し、モータハ
ウジング12をガイド部材24、26に固定する。な
お、モータハウジング12にはその下方向の移動を制限
するストップバー42が取り付けられており、このスト
ップバー42を上下方向に位置調整することにより被加
工物に対する切削工具の位置を予め設定できるようにな
っている。ストップバー42は締め付け部材44により
その位置を固定することができる。
【0014】本発明は、モータハウジング12をガイド
部材24、26の所望の位置に固定する切削深さ固定機
構を提供するものであり、以下、切削深さ固定機構の構
成について図4及び図5を参照しながら説明する。
部材24、26の所望の位置に固定する切削深さ固定機
構を提供するものであり、以下、切削深さ固定機構の構
成について図4及び図5を参照しながら説明する。
【0015】図4に示されているように、モータハウジ
ング12には開放レバー46が回動可能に取り付けられ
ている。開放レバー46の内側部分48はピボットピン
50に回動可能に枢着されており、外側部分52はモー
タハウジング12に形成されている開口部から外側に突
出し、オペレータがハンドル40を把持した状態で操作
可能となっている。アクチュエータロッド54により開
放レバー46の内側部分48とロックディスク56が連
結されている。アクチュエータロッド54の一端は軸方
向に対して直角に折曲げられ開放レバー46の内側部分
48に形成された穴58に埋設され、またアクチュエー
タロッド54の他端は軸方向に対して直角であり、か
つ、アクチュエータロッド54の他方の端部の折曲げの
方向と直角に折曲げられロックディスク56のディスク
部62に形成されている穴60に挿通されている。
ング12には開放レバー46が回動可能に取り付けられ
ている。開放レバー46の内側部分48はピボットピン
50に回動可能に枢着されており、外側部分52はモー
タハウジング12に形成されている開口部から外側に突
出し、オペレータがハンドル40を把持した状態で操作
可能となっている。アクチュエータロッド54により開
放レバー46の内側部分48とロックディスク56が連
結されている。アクチュエータロッド54の一端は軸方
向に対して直角に折曲げられ開放レバー46の内側部分
48に形成された穴58に埋設され、またアクチュエー
タロッド54の他端は軸方向に対して直角であり、か
つ、アクチュエータロッド54の他方の端部の折曲げの
方向と直角に折曲げられロックディスク56のディスク
部62に形成されている穴60に挿通されている。
【0016】本実施例においては、図5に示したよう
に、ロックディスク56のディスク部62には直径方向
に離反した位置に2つの穴60を形成しているが、2つ
以上の穴を形成するようにしてもよい。ロックディスク
56の一方の側には左ネジを螺刻したボス64が形成さ
れており、このボス64は取付用ブラケット68に形成
されているネジ穴66と螺合している。取付用ブラケッ
ト68はガイドスリーブ28をモータハウジング12に
固定するためのものであり、ガイドスリーブ28の外周
面を挟持した状態でモータハウジング12に形成されて
いる内部ボス70にボルト74、76により固定され
る。
に、ロックディスク56のディスク部62には直径方向
に離反した位置に2つの穴60を形成しているが、2つ
以上の穴を形成するようにしてもよい。ロックディスク
56の一方の側には左ネジを螺刻したボス64が形成さ
れており、このボス64は取付用ブラケット68に形成
されているネジ穴66と螺合している。取付用ブラケッ
ト68はガイドスリーブ28をモータハウジング12に
固定するためのものであり、ガイドスリーブ28の外周
面を挟持した状態でモータハウジング12に形成されて
いる内部ボス70にボルト74、76により固定され
る。
【0017】ロックディスク56のボス64が形成され
ている側とは反対の側にはバネ案内用ボス78が形成さ
れている。また、ロックディスク56にはボス64とバ
ネ案内用ボス78と同心状にネジ穴80が形成されてい
る。図5に示すように、ネジ穴80の内面は少なくとも
途中まで螺刻されており、このネジ穴80の中に黄銅プ
ラグ82が挿入される。挿入された黄銅プラグ82はガ
イドスリーブ28に形成されたばか穴84を通過して案
内筒30に当接する。更に、止めネジ86がネジ穴80
に螺合し、開放レバー46が図4に示した位置に弾性的
に付勢されている状態で、黄銅プラグ82を案内筒30
に当接させて案内筒30をロック状態とする。
ている側とは反対の側にはバネ案内用ボス78が形成さ
れている。また、ロックディスク56にはボス64とバ
ネ案内用ボス78と同心状にネジ穴80が形成されてい
る。図5に示すように、ネジ穴80の内面は少なくとも
途中まで螺刻されており、このネジ穴80の中に黄銅プ
ラグ82が挿入される。挿入された黄銅プラグ82はガ
イドスリーブ28に形成されたばか穴84を通過して案
内筒30に当接する。更に、止めネジ86がネジ穴80
に螺合し、開放レバー46が図4に示した位置に弾性的
に付勢されている状態で、黄銅プラグ82を案内筒30
に当接させて案内筒30をロック状態とする。
【0018】ロックディスク56のディスク部62には
少なくとも1つのバネ係止用穴88が形成されている。
図5に示すように、ディスク部62の直径方向に離反し
た位置に2つのバネ係止用穴88を形成しておくのが好
ましい。図4に示すように、ねじりバネ90がモータハ
ウジング12内に設けられたバネ収容部92に載置され
ている。図5に示すように、このねじりバネ90の一端
94はバネのねじり中心軸方向外側に折曲げられ、ロッ
クディスク56のバネ係止用穴88の一つに係止されて
いる。ねじりバネ90の他端96はバネの半径方向内側
に折曲げられバネ収容部92の底部に載置されたラチェ
ット部材100の細長溝98内に挿嵌されている。
少なくとも1つのバネ係止用穴88が形成されている。
図5に示すように、ディスク部62の直径方向に離反し
た位置に2つのバネ係止用穴88を形成しておくのが好
ましい。図4に示すように、ねじりバネ90がモータハ
ウジング12内に設けられたバネ収容部92に載置され
ている。図5に示すように、このねじりバネ90の一端
94はバネのねじり中心軸方向外側に折曲げられ、ロッ
クディスク56のバネ係止用穴88の一つに係止されて
いる。ねじりバネ90の他端96はバネの半径方向内側
に折曲げられバネ収容部92の底部に載置されたラチェ
ット部材100の細長溝98内に挿嵌されている。
【0019】ラチェット部材100には円筒状のバネ案
内部102が設けられており、そのバネ案内部102に
上記細長溝98が形成されている。ラチェット部材10
0は更にラチェット部104を有し、ラチェット部10
4には半径方向に伸びるラチェット歯106が刻設され
ている。ラチェット歯106はバネ収容部92の底部に
形成されているラチェット歯108と歯合している。ね
じりバネ90の軸方向弾性力により、ラチェット部材1
00のラチェット歯106が押圧されてバネ収容部92
の底部に形成されているラチェット歯108をロック状
態としている。
内部102が設けられており、そのバネ案内部102に
上記細長溝98が形成されている。ラチェット部材10
0は更にラチェット部104を有し、ラチェット部10
4には半径方向に伸びるラチェット歯106が刻設され
ている。ラチェット歯106はバネ収容部92の底部に
形成されているラチェット歯108と歯合している。ね
じりバネ90の軸方向弾性力により、ラチェット部材1
00のラチェット歯106が押圧されてバネ収容部92
の底部に形成されているラチェット歯108をロック状
態としている。
【0020】ラチェット部材100には中心軸を貫通し
た六角形の通り穴110が形成されており、アレンレン
チのような標準サイズの六角形レンチを差し込むことが
できる。モータハウジング12には通り穴110と整合
した位置関係にある穴112が穿設されており、モータ
ハウジング12の外側から通り穴110にアレンレンチ
を差し込むことができる。止めネジ86にもサイズの小
さいアレンレンチの差し込み用六角形穴114が形成さ
れている。この止めネジ86に形成されている六角形穴
114はラチェット部材100に形成されている六角形
の通り穴110よりも小さく、双方の穴は同軸上に形成
されている。モータハウジング12に形成された穴11
2からサイズの小さいアレンレンチを差し込み、ラチェ
ット部材100に形成されている通り穴110を通って
止めネジ86の穴114に挿入し、止めネジ86をラチ
ェット部材100の通り穴110内部で回転させること
ができる。
た六角形の通り穴110が形成されており、アレンレン
チのような標準サイズの六角形レンチを差し込むことが
できる。モータハウジング12には通り穴110と整合
した位置関係にある穴112が穿設されており、モータ
ハウジング12の外側から通り穴110にアレンレンチ
を差し込むことができる。止めネジ86にもサイズの小
さいアレンレンチの差し込み用六角形穴114が形成さ
れている。この止めネジ86に形成されている六角形穴
114はラチェット部材100に形成されている六角形
の通り穴110よりも小さく、双方の穴は同軸上に形成
されている。モータハウジング12に形成された穴11
2からサイズの小さいアレンレンチを差し込み、ラチェ
ット部材100に形成されている通り穴110を通って
止めネジ86の穴114に挿入し、止めネジ86をラチ
ェット部材100の通り穴110内部で回転させること
ができる。
【0021】次に上記のように構成された切削深さ固定
機構の動作を説明する。切削深さ固定機構において、開
放レバー46を反時計方向(図4に矢印32で示されて
いる方向)に回動することにより開放レバー46をロッ
ク開放位置に切り替える。本実施例の場合、モータハウ
ジング12に形成された溝の端部116側位置が開放レ
バー46のロック開放位置であり、溝の他方の端部11
8側位置がロック位置である。
機構の動作を説明する。切削深さ固定機構において、開
放レバー46を反時計方向(図4に矢印32で示されて
いる方向)に回動することにより開放レバー46をロッ
ク開放位置に切り替える。本実施例の場合、モータハウ
ジング12に形成された溝の端部116側位置が開放レ
バー46のロック開放位置であり、溝の他方の端部11
8側位置がロック位置である。
【0022】手動で開放レバー46をロック位置からロ
ック開放位置に切り替えると、アクチュエータロッド5
4により開放レバー46と連結されたロックディスク5
6はねじりバネ90の力に抗して時計方向に回動し(ラ
チェット部材100の側から見たロックディスク56を
見た場合)、ロック開放位置に相当する第1の位置へ変
位する。ロックディスク56のボス64には左ネジが螺
刻されているので、ロックディスク56を時計方向に回
動すると、ロックディスク56は取付用ブラケット68
から後退する方向に変位し、案内筒30に対する黄銅プ
ラグ82の当接状態が緩む。その結果、案内筒30とガ
イドスリーブ28は相互に摺動可能となり、モータハウ
ジング12の位置をベースプレート20に対して自由に
設定することが可能となる。
ック開放位置に切り替えると、アクチュエータロッド5
4により開放レバー46と連結されたロックディスク5
6はねじりバネ90の力に抗して時計方向に回動し(ラ
チェット部材100の側から見たロックディスク56を
見た場合)、ロック開放位置に相当する第1の位置へ変
位する。ロックディスク56のボス64には左ネジが螺
刻されているので、ロックディスク56を時計方向に回
動すると、ロックディスク56は取付用ブラケット68
から後退する方向に変位し、案内筒30に対する黄銅プ
ラグ82の当接状態が緩む。その結果、案内筒30とガ
イドスリーブ28は相互に摺動可能となり、モータハウ
ジング12の位置をベースプレート20に対して自由に
設定することが可能となる。
【0023】開放レバー46を離すと、ねじりバネ90
のトルクによりロックディスク56は第2の位置へ向か
う方向へ付勢されているので、開放レバー46はロック
開放位置からロック位置に自動復帰する。開放レバー4
6がロック位置に復帰した状態では、黄銅プラグ82が
案内筒30に当接してガイドスリーブ28内において案
内筒30を摩擦的に保持する。
のトルクによりロックディスク56は第2の位置へ向か
う方向へ付勢されているので、開放レバー46はロック
開放位置からロック位置に自動復帰する。開放レバー4
6がロック位置に復帰した状態では、黄銅プラグ82が
案内筒30に当接してガイドスリーブ28内において案
内筒30を摩擦的に保持する。
【0024】ラチェット部材100に形成された通り穴
110からアレンレンチを差し込みラチェット部材10
0を反時計方向に回動すると、ロックディスク56に作
用するねじりバネ90の弾性トルクが増加する。その結
果、ロックディスク56を第2の位置へ向かう方向、即
ち反時計方向へ回動させる付勢力が増強し、開放レバー
46をロック開放位置からロック位置へ自動復帰させる
力が増強される。なお、ラチェット部材100の反時計
方向への回動は、黄銅プラグ82を軸方向に変位させる
ために十分な軸方向力が発生するまで継続される。
110からアレンレンチを差し込みラチェット部材10
0を反時計方向に回動すると、ロックディスク56に作
用するねじりバネ90の弾性トルクが増加する。その結
果、ロックディスク56を第2の位置へ向かう方向、即
ち反時計方向へ回動させる付勢力が増強し、開放レバー
46をロック開放位置からロック位置へ自動復帰させる
力が増強される。なお、ラチェット部材100の反時計
方向への回動は、黄銅プラグ82を軸方向に変位させる
ために十分な軸方向力が発生するまで継続される。
【0025】止めネジ86により黄銅プラグ82の位置
を調整する場合には、ロックディスク56がねじりバネ
90のトルクによりロック位置に対応する第2の位置に
回動した状態で、開放レバー46の位置は開放レバー4
6の停止端118から若干離れている方が好ましい。こ
のようにすることにより、ねじりバネ90の全トルクを
有効にロックディスク56に作用させることができる。
また、この全トルクは黄銅プラグ82に作用する軸方向
力に変換され、ガイドスリーブ28内の案内筒30を摩
擦的にロックすることになる。
を調整する場合には、ロックディスク56がねじりバネ
90のトルクによりロック位置に対応する第2の位置に
回動した状態で、開放レバー46の位置は開放レバー4
6の停止端118から若干離れている方が好ましい。こ
のようにすることにより、ねじりバネ90の全トルクを
有効にロックディスク56に作用させることができる。
また、この全トルクは黄銅プラグ82に作用する軸方向
力に変換され、ガイドスリーブ28内の案内筒30を摩
擦的にロックすることになる。
【0026】本発明の切削深さ固定機構には開放レバー
46をロック開放位置で固定するための開放レバーロッ
ク機構120が設けられている。同機構を構成するスプ
リング付き押しボタン122が開放レバー46と対向す
る側のモータハウジング12に設けられている。押しボ
タン122にはモータハウジング12に形成された穴部
126からモータハウジング12の内部に延びる軸12
4が接続されている。この軸124は開放レバー46の
内側部分48の端部近傍まで延びており、開放レバー4
6の内側部分48の端部にはドグ128が形成されてい
る。開放レバー46をロック開放位置に切り替え、押し
ボタン122を押すと、ドグ128と押しボタン122
の軸124の端部に形成されているドグ受け部130が
係合する。押しボタン122を押したまま開放レバー4
6から手を離すと、ドグ受け部130とドグ128は摩
擦的に係合し、押しボタン122は押圧状態を維持す
る。これによって開放レバー46はロック開放位置に固
定される。ロック開放位置への固定をはずすには、開放
レバー46をロック位置の方向へ回動すればよく、これ
によりドグ受け部130とドグ128の係合が解かれ、
スプリング132の力で押しボタン122はモータハウ
ジング12から突出する。
46をロック開放位置で固定するための開放レバーロッ
ク機構120が設けられている。同機構を構成するスプ
リング付き押しボタン122が開放レバー46と対向す
る側のモータハウジング12に設けられている。押しボ
タン122にはモータハウジング12に形成された穴部
126からモータハウジング12の内部に延びる軸12
4が接続されている。この軸124は開放レバー46の
内側部分48の端部近傍まで延びており、開放レバー4
6の内側部分48の端部にはドグ128が形成されてい
る。開放レバー46をロック開放位置に切り替え、押し
ボタン122を押すと、ドグ128と押しボタン122
の軸124の端部に形成されているドグ受け部130が
係合する。押しボタン122を押したまま開放レバー4
6から手を離すと、ドグ受け部130とドグ128は摩
擦的に係合し、押しボタン122は押圧状態を維持す
る。これによって開放レバー46はロック開放位置に固
定される。ロック開放位置への固定をはずすには、開放
レバー46をロック位置の方向へ回動すればよく、これ
によりドグ受け部130とドグ128の係合が解かれ、
スプリング132の力で押しボタン122はモータハウ
ジング12から突出する。
【0027】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変
更、改変を施すことができることは言うまでもない。
明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変
更、改変を施すことができることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開放レバーを操作するだけでモータハウジングのロック
状態とロック開放状態の切り替えができるので、切削深
さの位置調整を容易に行うことができ、更に、開放レバ
ーから手を離せばロック開放位置からロック位置へ自動
復帰するので操作性に優れている。
開放レバーを操作するだけでモータハウジングのロック
状態とロック開放状態の切り替えができるので、切削深
さの位置調整を容易に行うことができ、更に、開放レバ
ーから手を離せばロック開放位置からロック位置へ自動
復帰するので操作性に優れている。
【0029】また、本発明では、開放レバーロック機構
を設け、開放レバーをロック開放位置へ固定することが
できるので、開放レバーを離した状態でも切削深さを調
整することができ操作性が大幅に向上する。
を設け、開放レバーをロック開放位置へ固定することが
できるので、開放レバーを離した状態でも切削深さを調
整することができ操作性が大幅に向上する。
【0030】更に、トルク調整手段を設けたので、開放
レバーをロック開放位置からロック位置へ自動復帰させ
るための力を調整することができ、長年の使用の結果開
放レバーの自動復帰力が弱まってもこれを調整して常に
適正な動作状態を確保することができる。
レバーをロック開放位置からロック位置へ自動復帰させ
るための力を調整することができ、長年の使用の結果開
放レバーの自動復帰力が弱まってもこれを調整して常に
適正な動作状態を確保することができる。
【図1】プランジ型ルータの正面図である。
【図2】プランジ型ルータの背面図である。
【図3】モータハウジングの一部断面図である。
【図4】図3中のIV−IV線に沿って切断した一部断
面図である。
面図である。
【図5】切削深さ固定機構の構成部品の分解斜視図であ
る。
る。
10 プランジ型ルータ 12 モータハウジング 14 モータ 20 ベースプレート 24 ガイド部材 28 ガイドスリーブ 30 案内筒 40 ハンドル 46 開放レバー 54 アクチュエータロッド 56 ロックディスク 68 取付用ブラケット 82 黄銅プラグ 86 止めネジ 90 ねじりバネ 100 ラチェット部材 120 開放レバーロック機構
フロントページの続き (72)発明者 ロナルド シー.マッカレー アメリカ合衆国、サウスカロライナ州 29696、ウエスト ユニオン、カントリー ジャンクション ロード 311番地
Claims (3)
- 【請求項1】 ベースプレートと、該ベースプレートに
立設された一対のガイド部材と、該一対のガイド部材に
より該ベースプレートに連結されたモータハウジングと
からなり、各々のガイド部材がモータハウジングの内部
に固着されたガイドスリーブと、該ベースプレートに取
り付けられた案内筒とからなり、該案内筒が摺動可能に
該ガイドスリーブ内に内接配置されたプランジ型ルータ
において、 前記モータハウジングに変位可能に取り付けられ、ロッ
ク位置とロック開放位置の間を変位する開放レバーと、 前記ガイドスリーブの軸方向に垂直な方向にネジ穴が形
成されており、前記ガイドスリーブを前記モータハウジ
ングに固定するための取付用ブラケットと、 該取付用ブラケットのネジ穴に螺合するネジ山が形成さ
れたボスを有し、上記ネジ山が形成されたボスの同軸上
を上記ロック開放位置に対応する第1の位置と上記ロッ
ク位置に対応する第2の位置の間を回動可能であり、上
記第1の位置から上記第2の位置へ回動したときに前記
ガイドスリーブの方向に変位し、また上記第2の位置か
ら上記第1の位置へ回動したときに前記ガイドスリーブ
から離間する方向へ変位するロックディスクと、 上記ロックディスクが第2の位置に向かって回動するよ
うに該ロックディスクを付勢するトルク発生用の付勢手
段と、 前記開放レバーを上記ロック位置から上記ロック開放位
置へ変位させると、上記付勢手段が発生するトルクに抗
して上記第2の位置から上記第1の位置へ上記ロックデ
ィスクを回動させるよう上記ロックディスクを上記開放
レバーに連結する連結手段と、 上記ロックディスクが上記第2の位置に回動したときの
上記ロックディスクの軸方向変位に応じて前記案内筒を
前記ガイドスリーブに摩擦的に拘止する拘止手段とから
なる切削深さ固定機構を有することを特徴とするプラン
ジ型ルータ。 - 【請求項2】 前記開放レバーがロック開放位置にある
ときに、ロック開放位置から前記開放レバーが変位しな
いようにする開放レバー保持手段を更に有することを特
徴とする請求項1記載のプランジ型ルータ。 - 【請求項3】 前記付勢手段が発生するトルクを調整す
るためのトルク調整手段を更に有することを特徴とする
請求項1若しくは2記載のプランジ型ルータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/122,390 | 1993-09-16 | ||
US08/122,390 US5353852A (en) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | Depth of cut locking mechanism for a plunge-type router |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07100801A true JPH07100801A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=22402430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6164544A Pending JPH07100801A (ja) | 1993-09-16 | 1994-06-23 | プランジ型ルータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5353852A (ja) |
JP (1) | JPH07100801A (ja) |
DE (1) | DE4432347A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014119126A1 (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-07 | 株式会社マキタ | 手持式電動切削機 |
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