JPH07100408A - シャワーヘッド - Google Patents

シャワーヘッド

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JPH07100408A
JPH07100408A JP24713393A JP24713393A JPH07100408A JP H07100408 A JPH07100408 A JP H07100408A JP 24713393 A JP24713393 A JP 24713393A JP 24713393 A JP24713393 A JP 24713393A JP H07100408 A JPH07100408 A JP H07100408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
screw
pulsating
shower head
flowing
Prior art date
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Pending
Application number
JP24713393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Fujiwara
達也 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP24713393A priority Critical patent/JPH07100408A/ja
Publication of JPH07100408A publication Critical patent/JPH07100408A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を減少させ、流水方向を変換させる
ことなく脈流水を発生させることができるシャワーヘッ
ドを得る。 【構成】 キャップ100を回して、係止突起72が突
起56に係止されるまで切り換えチャンバー58を回転
させ、チャンバー32の円孔50と切り換えチャンバー
58の通水路68が連通した状態とする。円孔50、通
水路68を通って、切り換えチャンバー58の中へ流れ
込む流水は、シャフト76の軸方向へ流れ、羽根86に
当たり、スクリュー74を回転させる。スクリュー74
の止水板88が部分的に脈流板82の孔を遮蔽し、マッ
サージ効果のある脈流水を発生させる。従って、水流を
変換する従来型の複雑な機構が不要となるので、部品点
数の削減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マッサージ効果のある
脈流水を噴射するシャワーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】シャワーヘッドには、脈流水を噴射して
マッサージ効果を発揮するものがある。脈流水とは、シ
ャワーヘッドの噴射孔から、断続的に噴射される流水を
いうが、このような脈流水を発生させるためには、流水
が噴射される噴射孔を断続的に開放、閉鎖する機構をシ
ャワーヘッドに設ける必要がある。
【0003】このような機構として、図8に示すよう
に、シャワーヘッドの流出側に遮蔽板120が取付けら
れたタービン122を回転させ、この遮蔽板120の回
転によって噴射孔124を断続的に開放、閉鎖するもの
がある(実開昭62−79561号公報参照)。
【0004】しかしながら、タービン122を回転させ
るためには、このタービン122を収容する筒状のケー
シング126の側面に、タービン122のフィン128
に水流を略直角に噴出するノズル130を形成する必要
があるが、ケーシング126内で水流の向きを軸方向か
ら直角方向へ変換する水流変換機構は、構造が複雑でま
たエネルギーの損失が大きい。さらに、ケーシング12
6の周囲に流水を案内する導水路を形成する必要があ
り、部品点数が増加すると共に、シャワーヘッドの外形
が大きくなる。
【0005】このため、図9に示すように、タービン1
32を収容する筒状のケーシング134の上流側へ蓋1
36を取付け、この蓋136の外周部にタービン132
の軸方向に対して斜め方向へノズル138を穿設したも
のがある。
【0006】このノズル138によって、軸方向の水流
を斜め方向に変換してフィン140に当て、タービン1
32を回転させるようになっている。
【0007】しかし、このようなノズル138を蓋13
6へ穿設するのは面倒であり、また、蓋136を取付け
る必要があるので、部品点数を削減させることができな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、部品点数を減少させ、流水方向を変換させること
なく脈流水を発生させることができるシャワーヘッドを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシャワーヘ
ッドは、流水が流入される中空部を備えたヘッド本体
と、前記ヘッド本体の流出側を遮蔽し噴射孔が穿設され
た放水部と、前記ヘッド本体の軸芯部へ形成され前記放
水部へ流水を案内する導水路と、前記導水路内へ配設さ
れ導水路の軸方向へ流れる流水によって回転する渦巻き
形の回転体と、前記回転体の流出側に設けられ回転体の
回転により前記噴射孔を部分的に遮蔽可能な止水板と、
を有することを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明では、ヘッド本体の中空部へ水道等の水
圧管から流水が流入される。この流入された流水は、ヘ
ッド本体の軸芯部に形成された導水路を流れて、流出側
に設けられた放水部の噴射孔から噴射される。
【0011】この導水路には、渦巻き形の回転体が設け
られており、回転体は、導水路をその軸方向へ流れる流
水によって回転する。この回転体の流出側には、止水板
が設けられており、回転体と伴に止水板も回転し、放水
部に穿設された噴射孔の遮蔽位置を換える。これによっ
て、噴射孔が断続的に開放、閉鎖され、マッサージ効果
のある脈流水が噴射される。
【0012】このように、導水路をその軸方向へ流れる
流水によって回転体が回転するので、エネルギー効率が
よく、また、水流を変換する従来型の複雑な機構が不要
となるので、部品点数の削減が図れる。
【0013】
【実施例】図1及び図4に示すように、本実施例に係る
シャワーヘッド10には、ホース12で湯水混合栓14
と連結され、湯または水の一方が送水されるようになっ
ている。
【0014】ホース12は、パイプ状の把持管16の一
端に連結され、把持管16の他端は、円筒形であるホル
ダー18の中空部と連通している。このホルダー18の
上端には、図2に示すように、内周側へ環状のフランジ
20が形成されている。このフランジ20の上面にはパ
ッキン22が装着され、外周部に環状の嵌合溝24が形
成された円形の上蓋26が嵌合される。この上蓋26の
中央部には、内周部に雌ねじが設けられた円筒体28が
突設されている。一方、ホルダー18の中空部には、上
蓋26との間に環状の導水路30を形成するチャンバー
32が配設されている。
【0015】このチャンバー32は、円筒体34と碗形
蓋36を備えている。円筒体34の外周部には雄ねじが
形成され、円筒体28の雌ねじと螺合するようになって
いる。円筒体34の周側面には、長円状の横孔36が穿
設され、導水路30に流入した流水を円筒体34の内部
へ導水するようになっている。
【0016】また、円筒体34の流出側から拡径する末
広がりの碗形蓋36の先端外周の縁部38には、パッキ
ン40が嵌め込まれる環状溝42が形成されている。一
方、ホルダー18の内周面には、碗形蓋36の縁部38
を係止する段部44が形成されている。これによって、
円筒体28と円筒体34とが螺合されたとき、碗形蓋3
6の縁部38とホルダー18の段部44との当接面がパ
ッキン40で水密に閉塞される。
【0017】また、碗形蓋36の底面46に中心部に
は、軸方向へねじ受け部48が突設され、このねじ受け
部48の回りには、円孔50が穿設されている。この円
孔50の周縁部には、環状溝52が形成され、パッキン
54が装着されている。また、円孔50と対応して、碗
形蓋36の内周面には、位置決め用の突起56が内側へ
向かって突設されている。
【0018】チャンバー32の碗形蓋36には、円筒状
の切り換えチャンバー58が取付けられる。切り換えチ
ャンバー58の碗形蓋36側には、切り換えチャンバー
58を長さ方向に2分する円柱形の円胴部60が形成さ
れている。円胴部60の中央部にはボス部62が設けら
れ、ねじ受け部48へ挿入可能となっている。このボス
部62からワッシャー64を介してタッピングねじ66
を挿通して、ねじ受け部48へ螺合することにより、切
り換えチャンバー58がねじ受け部48回りに回転可能
に取付けられる。
【0019】また、ボス部62の回りには、軸方向へ貫
通する3つの通水路68が貫通され、切り換えチャンバ
ー58を回転させることによって、碗形蓋36の底面4
8に形成された円孔50と連通するようになっている。
さらに、ボス部62の回りには、通水路68の間から、
円胴部60の軸方向へ貫通し側面へ抜ける曲がり水路7
0が形成されている。この曲がり水路70と通水路68
の配設位置は、一方の水路が円孔50と連通状態にある
とき、他方の水路は円孔50と遮蔽状態となるように配
置されている。
【0020】また、円胴部60の端部外周には、所定の
間隔で係止突起72が突設されている。この係止突起7
2は、碗形蓋36の内周面に設けられた突起56に係止
されて、円孔50と通水路68、あるいは、円孔50と
曲がり水路70を連通させた状態で、切り換えチャンバ
ー58の回転を停止させる。
【0021】一方、切り換えチャンバー58の円筒部8
5には、スクリュー74が収納される。このスクリュー
74を構成するシャフト76の一端は、ボス部62に嵌
め込まれたキャップ78に旋回可能に軸支されている。
また、シャフト76の他端には、軸孔80が形成されて
いる。この軸孔80には、円板形で円周方向に沿って複
数の孔が形成された脈流板82の中央部から立設するロ
ッド84が挿入されている。
【0022】スクリュー74の羽根86は、シャフト7
6の中間部から放水側にかけて3枚配設されている。羽
根86の外径は、円筒部85の内周面と接触しない大き
さとされ、その羽根面は、シャフト76の放水側に向か
って受水面積を大きくする方向へ渦巻き状に捩じられて
いる。この羽根形状によって、通水路68を通過した流
水、換言すれば、シャフト76の軸方向へ流れる流水に
よってスクリュー74が回転するようになっている。ま
た、羽根86の放水側には、扇形の止水板88が設けら
れ、部分的に脈流板82の孔を遮蔽するようになってい
る。
【0023】このように、脈流水を発生させる機構が、
スクリュー74と、このスクリュー74を収容する切り
換えチャンバー58の2部品で構成されるので、大幅に
部品点数の削減が図れる。
【0024】なお、このスクリューは、図6及び図7示
すスクリュー90、92のように、種々のものが考えら
れるが、基本的にシャフトの放水側に止水板を備え、シ
ャフトの軸方向へ流れる流水によって回転する羽根を備
えたものであればよい。
【0025】一方、ホルダー18の放水側の開口縁部に
は、パッキン94が装着される環状溝96が形成されて
いる。このホルダー18の射出側には、開口縁にフラン
ジ98が立設されたキャップ100が嵌められ、パッキ
ン94によって水密状態とされる。
【0026】キャップ100の放水面100Aの中央に
は、円孔102が開口されている。この円孔102の周
縁から筒体104が内側へ立設されている。この筒体1
04の内周には、雌ねじが形成され、切り換えチャンバ
ー58の円筒部85の外周に形成された雄ねじと螺合可
能となっている。また、円孔102の開口周縁には、段
部110が形成され、脈流板82の外周部が嵌合してい
る。さらに、脈流板82と円筒部85との間には、止水
用のパッキン112が装着されている。
【0027】放水面100Aには、円孔102の外周に
沿って噴射孔106が形成され、この噴射項106か
ら、曲がり水路70へ分岐された水流が切り換えチャン
バー58の外側へ回り込み噴射するようになっている。
【0028】また、キャップ100の周側面には、凹部
114が形成され、シャワーヘッド使用者の把持用とな
っている。この凹部114を指で掴んでキャップ100
を回転させれば、キャップ100と一体となった切り換
えチャンバー58が、回転するように設定されている。
【0029】次に、本実施例に係るシャワーヘッドの作
用を説明する。図2及び図5(A)に示すように、キャ
ップ100を時計方向に回して、係止突起72が突起5
6に係止されるまで切り換えチャンバー58を回転させ
る。これによって、チャンバー32の円孔50と切り換
えチャンバー58の通水路68が連通した状態となる。
【0030】これによって、ホース12から把持管16
へ送水され、導水路30から横孔36を通水してチャン
バー32の円筒体34の中へ導水された流水が、円孔5
0、通水路68を通って、切り換えチャンバー58の中
へ流れ込む。
【0031】この流水は、シャフト76の軸方向へ流
れ、羽根86に当たり、スクリュー74を回転させる。
このスクリュー74の回転によって、止水板88が部分
的に脈流板82の孔を遮蔽し、マッサージ効果のある脈
流水を発生させる。
【0032】また、図3及び図5(B)に示すように、
キャップ100を反時計方向に回して、係止突起72が
突起56に係止されるまで切り換えチャンバー58を回
転させると、チャンバー32の円孔50と切り換えチャ
ンバー58の曲がり水路56が連通した状態となる。
【0033】これによって、流水が曲がり水路56を通
って、切り換えチャンバー58の外側へ流れ込み、放水
面100Aの外周に沿って形成された噴射孔106か
ら、シャワー水が噴出される。このように、本実施例に
係るシャワーヘッド10では、切り換えチャンバー58
を回転させることで、シャワー水と脈流水が選択でき、
また、ねじり止めとタッピングねじ66だけ組付けるこ
とができるので、組付けが容易にできる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、部品点数
を削減でき、シャワーヘッドの外形も小さくできる。さ
らに、流水方向を変換させることなく効率よく脈流水を
発生させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るシャワーヘッドの分解斜視図で
ある。
【図2】本実施例に係るシャワーヘッドが脈流水を噴射
している状態を示す断面図である。
【図3】本実施例に係るシャワーヘッドがシャワー水を
噴射している状態を示す断面図である。
【図4】本実施例に係るシャワーヘッドの取付状態を示
した概念図である。
【図5】(A)は本実施例に係るシャワーヘッドが脈流
水を噴射している状態をキャップを外して見た平面図、
(B)はシャワー水を噴射している状態をキャップを外
して見た平面図である。
【図6】スクリューの変形例を示す斜視図である。
【図7】スクリューの変形例を示す斜視図である。
【図8】従来のシャワーヘッドの脈流水機構を示す断面
図である。
【図9】従来のシャワーヘッドの脈流水機構を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 シャワーヘッド 18 ホルダー(ヘッド本体) 32 チャンバー(導水路) 58 切り換えチャンバー(導水路) 74 スクリュー(回転体) 88 止水板 100 キャップ(放水部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流水が流入される中空部を備えたヘッド
    本体と、前記ヘッド本体の流出側を遮蔽し噴射孔が穿設
    された放水部と、前記ヘッド本体の軸芯部へ形成され前
    記放水部へ流水を案内する導水路と、前記導水路内へ配
    設され導水路の軸方向へ流れる流水によって回転する渦
    巻き形の回転体と、前記回転体の流出側に設けられ回転
    体の回転により前記噴射孔を部分的に遮蔽可能な止水板
    と、を有することを特徴とするシャワーヘッド。
JP24713393A 1993-10-01 1993-10-01 シャワーヘッド Pending JPH07100408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24713393A JPH07100408A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 シャワーヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24713393A JPH07100408A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 シャワーヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07100408A true JPH07100408A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17158929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24713393A Pending JPH07100408A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 シャワーヘッド

Country Status (1)

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JP (1) JPH07100408A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030084277A (ko) * 2002-04-26 2003-11-01 김재신 안마용 샤워기 헤드

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