JPH07100359A - 粒子状起泡調節剤及びその製造方法 - Google Patents

粒子状起泡調節剤及びその製造方法

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JPH07100359A JP6178873A JP17887394A JPH07100359A JP H07100359 A JPH07100359 A JP H07100359A JP 6178873 A JP6178873 A JP 6178873A JP 17887394 A JP17887394 A JP 17887394A JP H07100359 A JPH07100359 A JP H07100359A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 消泡剤として、シリコーン系消泡剤1〜30
重量部、及びゼオライト系担体70〜99重量部、及び
任意に結合剤又は包封剤1〜40重量部からなり、水性
界面活性剤溶液中に分散されてから10分以内に担体か
ら消泡剤の少なくとも一部を放出する能力を持つ起泡調
節剤を製造する。この場合、該ゼオライト上にシリコー
ン系消泡剤が沈着されるのと同時かあるいは前に、ゼオ
ライト系担体上にシリコーン系消泡剤の5〜70重量%
のオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重
合体を沈着させる。 【効果】 洗濯周期の初期における起泡調節剤の放出を
スムーズにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒子状の起泡調節剤に
関するものであり、特に粉体形状の洗剤組成物における
取り込みのために意図されるものに関するものである。
本発明は、特にシリコーンを基礎とした粉体形状の起泡
調節剤に関する。本発明はまた、起泡調節剤の使用及び
洗浄周期中の起泡調節剤の放出の改良方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリコ
ーン系消泡剤を基礎とする起泡調節剤及び粒子状の起泡
調節剤は、当該技術分野において良く知られている。多
くの特許明細書がこの様な起泡調節剤を記載する。粉末
洗剤組成物用のシリコーンベースの起泡調節剤もまた良
く知られている。多くの特許明細書は、長期間にわたっ
て粉末洗剤を貯蔵した場合、シリコーンを基礎とした起
泡調節剤の起泡調節能力が減少するという問題を記載す
る。貯蔵問題を克服するための解決法が提案され、それ
には、シリコーン系消泡剤を被覆したり固めることを意
図した、カプセルで包む物質又は保護物質の様な様々な
物質の使用がある。
【0003】その理論は、起泡調節剤の最も重要な成分
の一つの濃度の減少を引き起こし、極端な場合には、完
全にシリコーン油の起泡調節剤を消尽し、それ故に起泡
調節剤を不活性にする、消泡剤中のシリコーン油の周囲
の洗剤粉上への望ましくない広がりを、カプセル充填又
は結合が防止するということである。この様なカプセル
で包まれている物質又は保護物質の使用との組合わせに
おいて、担体物質はしばしば使用される。担体物質はし
ばしば起泡調節剤との組合せにおいて使用され、これら
の起泡調節剤をより実質的でより取扱の容易な固体の粒
子状の物質にし、そしてそれは粉体として残りの粉末洗
剤組成物と後混合され得る。
【0004】粒子状のシリコーンベースの起泡調節剤用
の担体物質として提案されている物質としては、例えば
水溶性、水不溶性及び水分散性の物質が挙げられる。提
案されている担体物質の例としては、硫酸エステル、炭
酸エステル、リン酸エステル、ポリリン酸エステル、シ
リカ、ケイ酸エステル、クレー、澱粉、セルロース物質
及びアルミノケイ酸塩が挙げられる。担体物質の使用
は、洗剤粉という最終の組成物へ成分を加えることであ
る。担体物質が、それ自身が粉末洗剤の効率又は機能に
貢献する成分ではない場合、洗濯中に取り除かれなけれ
ばならない付加的な汚れを事実上構成するだろう。結果
として、洗剤粉における活性な成分である物質を使用す
ることが望まれる。
【0005】粒子状の起泡調節剤にとって、特に好まし
い担体物質はトリポリリン酸ナトリウムである。しかし
ながら、環境上の理由から洗剤組成物において、リン酸
塩を減少させ、更には除く事が望まれていることを考慮
して、より適した担体物質を探す必要がある。多くの物
質は正確な粘結性、密度、粒子強度又は粒子径を持たな
い。これは、多くの提案において、粉末洗剤に不活性な
物質、例えば澱粉が使用されている理由を説明する。そ
れ故に、起泡調節剤用の担体として他の適当な物質を提
供することが必要である。洗剤組成物にとって、一つの
特に有用な活性のある物質はゼオライトである。
【0006】ゼオライトは、幾つかの特許明細書中で、
シリコーン系起泡調節剤用の任意の担体物質として触れ
られている。例えば、英国特許第2009223号明細
書には、1又はそれ以上の構造物質及び/又はケイ酸マ
グネシウム50〜99%と、有機シリコーン重合体、好
ましくは熱分解法シリカ(即ち消泡剤)と結合し得るポ
リジメチルシロキサンのプレミックスに対する1〜15
重量%とを造粒することにより調製される粉末状又は顆
粒状のプレミックスからなる粉末状の洗剤の調製方法が
開示されている。
【0007】構造物質はリン酸塩、ポリリン酸塩、ケイ
酸塩、アルミノケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩、ポリカルボ
キシレート又はアルカリ金属塩の形の硫酸塩から選ばれ
る。水和し、陽イオン交換できるアルミノケイ酸塩が言
及されているが、好ましい物質を構成しない。アルミノ
ケイ酸塩の担体を用いた実施例は挙げられていない。プ
レミックスの付加的な成分としては、乳化剤、ワックス
状化合物及び水溶性高分子が挙げられる。
【0008】一つの選択としてアルミノケイ酸塩又はゼ
オライトを含有する、有機及び無機物質を含む物質の大
きなグループから、担体は選ばれ得るという提案もまた
幾つかの他の特許明細書、例えばEP13028号、E
P142910号、EP206522号及びEP484
081号明細書になされている。しかしながら、これら
の特許明細書のどれにも、実際に起泡調節剤用の担体物
質としてゼオライトは使用されていない。
【0009】起泡調節剤用の担体物質としてゼオライト
の使用の可能性を調査する一方、出願人は担体物質とし
てのそれらの使用に関係する問題があることに気がつい
た。この問題は、起泡調節剤は、ゼオライト担体を使用
することによって、良い粒子状物質に形成され得るけれ
ども、特に洗浄周期の初期の部分で、洗濯機の起泡レベ
ルの実際の調節が出来るにしても殆ど出来ない、という
事実にある。これは、天然の吸収体物質であるゼオライ
トはシリコーン系消泡剤を充分に容易に放さない、とい
う事実のためである。これは、今まで誰も商業用の粉末
洗剤において、シリコーンベースの起泡調節剤用の担体
物質としてゼオライトを使用しなかった理由及び上述し
た特許明細書において実施例が挙げられていない理由を
説明している。
【0010】この問題を克服するために試みる1つの可
能性のある方法は、粉末洗剤組成物に混合される起泡調
節剤の量を非常に増加させて使用することを必要とし、
その結果として、洗浄周期の初期の段階でさえ、過剰の
起泡調節剤がもたらされることになる。しかしながら、
この解決手段は経済的に魅力がなく、しばしば粉体の洗
剤活性に副作用をもたらす。例えば、洗濯された繊維に
シミをつけるという結果になる。
【0011】EP329842号明細書には、ゼオライ
トが提案されており、起泡調節剤用の担体として例に挙
げられている。明細書は、シリコーン系起泡調節剤を含
有するシリカからなる粉末洗剤組成物を開示する。起泡
調節剤は、担体としてゼオライト85〜96%、低粘度
のシリコーン油3〜9%、高粘度のシリコーン油1〜5
%及び疎水性のシリカ0.5〜1.5%からなる。実施例
は、幾つかのこれらの組成物に対し、優れた性能及び優
れた貯蔵安定性を示す。洗剤組成物を形成するために使
用した界面活性剤の詳細については与えられていない。
起泡調節剤に使用されるシリコーン系消泡剤(即ちシリ
コーン油とシリカとの組合せ)の正確な量についても詳
細は与えられていない。後者に対し説明中に指摘されて
いるこれらの平均値を推定するならば、これは起泡調節
剤の10重量%がケイ素系消泡剤ということになるだろ
う。
【0012】シリコーン系消泡剤中に使用されているシ
リコーン油は、低粘度のシリコーン油及び高粘度のシリ
コーン油の混合物である。シリコーン油は、直鎖状のポ
リジメチルシロキサンであり、低粘度とは、100〜5
000mm2/sをいい、一方高粘度とは30,000〜
100,000mm2/sをいう。実施例は、起泡調節剤
3.75gを、界面活性剤13gを含有する粉末洗剤1
00gに添加することを示している。これは、シリコー
ン系消泡剤の平均的相対的なレベル(即ち、洗剤組成物
の0.375重量%)よりも高く、上述した欠点を裏付
ける。
【0013】洗浄周期の初期の段階における起泡調節剤
の優れた放出を達成する一方、粉末中の界面活性剤濃度
に対して低い消泡剤濃度の使用を可能にする起泡調節剤
を改良する方法を見いだす必要がある。また、洗剤の製
造業者が、洗濯液中への消泡剤の放出、特には洗浄周期
の初期の段階において改良すると共に、起泡調節剤を非
常に高いレベルで混合する必要なく、シリコーン系起泡
調節剤用の担体としてゼオライトを使用することを可能
にする方法を見いだす必要がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】我々は、シリコーン系消
泡剤をオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
共重合体との組合せでゼオライトに吸着させる場合、洗
浄周期の初期の部分においてシリコーン系消泡剤の放出
を改良することが出来ることを見いだした。本発明は、
第1の見地において、消泡剤として、シリコーン系消泡
剤1〜30重量部、及びゼオライト系担体70〜99重
量部、及び任意に結合剤又は包封剤1〜40重量部から
なり、水性界面活性剤溶液中に分散されてから10分以
内に担体から消泡剤の少なくとも一部を放出する能力を
持つ起泡調節剤を製造する方法において、該ゼオライト
上にシリコーン系消泡剤が沈着されるのと同時かあるい
は前に、ゼオライト系担体上にシリコーン系消泡剤の5
〜70重量%のオルガノポリシロキサン−ポリオキシア
ルキレン共重合体が沈着することを特徴とする、起泡調
節剤を製造する方法方法を提供する。
【0015】本発明によりまた、該起泡調節剤が水性界
面活性剤溶液中に分散される場合、シリコーン系消泡剤
1〜30重量部及び消泡剤用のゼオライト系担体70〜
99重量部からなる起泡調節剤からのシリコーン系消泡
剤用の放出剤として、オルガノポリシロキサン−ポリオ
キシアルキレン共重合体をシリコーン系消泡剤に対し5
〜70重量%使用することが提供される。
【0016】本文中で使用されるシリコーン系消泡剤は
知られている物質であり、本文中で参照した特許を含
む、幾つかの特許明細書中に記載されている。シリコー
ン系消泡剤は、液状オルガノポリシロキサン重合体及び
その表面が疎水性であるフィラー粒子からなる泡調整組
成物である。シリコーン系消泡剤において有用である液
状オルガノポリシロキサン重合体は、また知られてお
り、多くの特許明細書中に記載されている。それ故に、
全ての選択の完全な記載は挙げられていないが、特許出
願EP578424号明細書を含む多くの刊行物に見い
だされ得る。好ましくは、それらは、下記一般式(I)
を有する直鎖状又は分枝状重合体である。
【0017】
【化5】
【0018】一般式(I)中、Rは1〜8の炭素原子、
好ましくは1〜4の炭素原子を有する1価の炭化水素基
を表し、R1 はR基、水酸基又は下記基を表し、
【0019】
【化6】
【0020】式中、R2 は2価の炭化水素基、ハイドロ
カルボノキシ基、シロキサン基又は酸素を表し、R3
9-35アルキル基を表し、YはR基又は水酸基を表し、
a、及びは独立に0又は整数値を有し(ただ
し、少なくともa及びの一つは整数である)、a+b
+c+dの合計は、25℃におけるオルガノポリシロキ
サン重合体の粘度が少なくとも50mm2/s、好ましく
は少なくとも500mm2/sであるような値を有する。
【0021】オルガノポリシロキサン重合体は、直鎖状
であり得、その場合R1 はR基又は水酸基を表す。直鎖
状のオルガノポリシロキサンとして、YがR基を表し、
が0であるのが好ましい。これら直鎖状の重合体は、
より好ましくはが0であり、全てのR基の内少なくと
も80%が1〜4の炭素原子を有するアルキル基を表
し、最も好ましくはメチル基である。直鎖状のオルガノ
ポリシロキサンは末端をトリメチルシロキサンでブロッ
クされたポリジメチルシロキサンであるのが最も好まし
い。直鎖状のオルガノポリシロキサンの好ましい粘度
は、25℃において500〜100000mm2/sであ
り、より好ましくは1000〜60000mm2/sであ
る。
【0022】直鎖状でないオルガノポリシロキサンもま
た、当該技術分野において知られている。好ましい非直
鎖状の物質は、シロキサン鎖中に分枝を有するものであ
る。これらの重合体は、一般式(I)による構造を有
し、式中は少なくとも1の値を有し、R2 は好ましく
は2価のシロキサン基又は酸素原子である。特に好まし
くはシロキサン基R2 は、シロキサン重合体単位の下垂
を幾つか有し得る小さい三次元のシロキサン樹脂粒子で
ある。分枝状シロキサンは知られており、それらの例
は、幾つかの特許明細書、例えば英国特許639673
号、EP31532号、EP217501号、EP27
3448号、独特許3805661号、英国特許225
7709号明細書に、それらの調製方法と共に記載され
ている。
【0023】好ましい液状オルガノポリシロキサンは、
分枝状又は高粘度シロキサン(即ち、25℃において1
2500mm2/s 以上)、特には分枝状シロキサンで
ある。それらが大部分の水性界面活性剤溶液中で泡を調
節する改良された能力を示すからである。
【0024】本発明の消泡剤において有用であるフィラ
ー粒子もまた良く知られており、多くの刊行物に記載さ
れている。それらは、シリカ、ヒュームドTiO2、Al2
3、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、脂肪族カルボン酸
の塩、ある物質例えばシクロヘキシルアミン、アルキル
アミド、とイソシアネートとの反応生成物、例えば、エ
チレン又はメチレンビスステアルアミドを含む、細かく
分割された粒子状物質である。最も好ましいのは、BE
T測定により測定された際に、少なくとも50m2/gの
表面積を有するシリカ粒子である。適するシリカ粒子
は、例えば、シリコンハライドの熱分解、ケイ酸の金属
塩例えばケイ酸ナトリウムの分解及び沈殿、及びゲル形
成方法等の標準的な製造技術のいづれかに従って造られ
得る。それ故に、消泡剤における使用に適するシリカ
は、ヒュームドシリカ、沈降シリカ及びゲル形成シリカ
である。これらのフィラーの平均粒子径は、0.1〜2
0μm、好ましくは0.5〜2.5μmである。
【0025】フィラー粒子はそれ自身が疎水性でない場
合、その表面は水系において消泡剤を充分効果的にする
ために疎水性にされる。フィラー粒子を疎水性にするこ
とは、液状オルガノポリシロキサン中にフィラー粒子を
分散させる前又は後に行われ得る。これは、フィラー粒
子の、処理剤、例えば反応性シラン又はシロキサン、例
えばジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラ
ン、ヘキサメチルジシラザン、末端を水酸基及びメチル
基でブロックされたポリジメチルシロキサン、シロキサ
ン樹脂又はこれらの1又はそれ以上の混合物による処理
によってもたらされ得る。既にこれら化合物により処理
されているフィラーは多くの会社から商業的に手に入れ
ることが出来る。例えば、デグーサ社(Degussa)シパー
ナット(Sipernat)D10である。
【0026】また別法として、フィラーの表面は、その
場で、即ちフィラーを液状オルガノポリシロキサン成分
に分散した後に疎水性にされても良い。これは、その中
にフィラーを分散させる前、最中又は後に液状のオルガ
ノポリシロキサンに、適当な量の上述した種類の処理剤
を添加し、40℃以上の温度に混合物を加熱することに
よりもたらされる。使用される処理剤の量は、例えば剤
やフィラーの性質によるが、当業者によって明らか又は
確かめ得るだろう。フィラーに少なくとも認識できる程
度の疎水性を与えるのに充分な量が使用されるべきであ
る。フィラー粒子はオルガノポリシロキサンに、消泡剤
の1〜25重量%の量で、好ましくは2〜15重量%の
量で、最も好ましくは3〜8重量%の量で添加される。
【0027】本発明による方法において使用され得るゼ
オライトは、洗剤粉組成物において有益であることが知
られており、幾つかの特許明細書に記載されているこれ
らのアルミノケイ酸塩物質のいずれかであり得る。ゼオ
ライトは陽イオン交換成分として使用される。適するゼ
オライト物質としては、特にA型ゼオライトとして知ら
れており、平均一般式(Na2O)m・Al23・(Si
2) n・(H2O) t を有するものが挙げらる。該式中
は、0.9〜1.3の値であり、は、1.3〜4.0の
値であり、は1〜6の値を有する。これらゼオライト
は、洗剤粉組成物において知られている成分である。適
するゼオライトは、結晶性又は非晶性のアルミノケイ酸
塩で、特にEP192442号及びEP329842号
明細書、並びに後者の明細書の第2ページに参照されて
いる特許明細書に記載されている。
【0028】ゼオライトは、シリコーン系消泡剤の1〜
30重量部毎に対し起泡調節剤組成物中70〜99重量
部の量で使用される。好ましくは、それらは起泡調節剤
の形成部分として上述した成分、即ちシリコーン系消泡
剤、ゼオライト、オルガノポリシロキサン−ポリオキシ
アルキレン共重合体の全合計量の約70〜99重量%、
より好ましくは75〜90重量%である。適するゼオラ
イトは、例えば非イオン系界面活性剤で前もって処理さ
れていても良いが、粉末洗剤組成物で貯蔵する場合起泡
調節剤のよりよい安定性を提供すると思われるので、好
ましくは処理されていないゼオライトである。
【0029】本発明で使用され得るオルガノポリシロキ
サン−ポリオキシアルキレン共重合体は、好ましくは水
性界面活性剤溶液に可溶性又は分散性のものである。よ
り好ましくは、それらは、水溶性又は水分散性の共重合
体である。適する共重合体は、幾つかの刊行物に記載さ
れており、その技術において一般的に良く知られてい
る。適するオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキ
レン共重合体は、一般式R4 P Si-O4-P/2 からなる多
くの単位x及び一般式R56 q-Si-O3-q/2からなるy
単位を少なくとも1 つ有する。R4 は24までの炭素原
子を有する1価の炭化水素基、水素原子又は水酸基を表
し、好ましくは24までの炭素原子、好ましくは18ま
での炭素原子を有する脂肪族又は芳香族炭化水素基を表
すR6 基を表す。適するR6 基の例としては、アルキル
基、アリール基、アルカリル基、アラルキル基、アルケ
ニル基又はアルキニル基が挙げられ、例えば、メチル
基、エチル基、ドデシル基、オクタデシル基、フェニル
基、ビニル基、フェニルエチル基又はプロパギル基であ
る。
【0030】好ましくは全てのR6基の少なくとも60
%、より好ましくは80%はメチル基又はフェニル基で
ある。実質的に全てのR6基がメチル基又はフェニル
基、特にはメチル基であるのが最も好ましい。及び
は独立して0、1、2又は3を有する。R5は一般式A-
(OZ)S -Bからなる基を表し、式中Zは2〜8の炭
素原子を有する2価のアルキレン単位であり、Aは2〜
6の炭素原子を有する2価の炭化水素基を表し、任意に
は酸素によって割り込まれており、Bはキャッピング単
位を表し、は3〜60の値の整数である。
【0031】Aは2価のアルキレン単位であり、好まし
くは2〜4の炭素原子を有するものであることが好まし
い。例えば、ジメチレン、プロピレン又はイソブチレン
である。Zは好ましくは2又は3単位を有する2価のア
ルキレン単位であるのが好ましく、例えばジメチレン又
はイソプロピレンである。Bは知られている、ポリオキ
シアルキレン基の末端を水酸基、アルコキシ、アリロキ
シ、アシル、硫酸基、リン酸基又はそれらの混合物、最
も好ましくは水酸基、アルコキシ又はアシルでキャッピ
ングされた単位のいずれかであり得る。
【0032】X単位及びY単位は、共重合体中の大部分
の単位となり得るが、好ましくはそれらは、共重合体に
おいて存在する唯一の単位である。それらは、ランダム
共重合体又はブロック共重合体を形成する方法でお互い
につなげられ得る。Y単位は、共重合体のシロキサン鎖
に沿って配沈着させられるか又はそれらはそのようなシ
ロキサン鎖の片方又は両方の末端に沈着され得る。それ
故に適する共重合体は、下記の構造の1つを有し、式
中、X’は1又はそれ以上のX単位を表し、Y’は1又
はそれ以上のY単位を表す:X’Y’、Y’X’Y’、
X’Y’X’、Y’(X’Y’)e 、Y’(X’Y’)
e X’、X’(Y’X’)e 又は上述した構造のいづれ
か1つであり、式中1又はそれ以上のY’基は、どちら
かの末端でシロキサン単位とつながっている2価のポリ
オキシアルキレン単位を有し、このようにして架橋ポリ
オルガノシロキサン−ポリオキシアルキレン単位の型を
形成する。
【0033】値は、共重合体が規定した可溶性又は分
散性の条件を満たしている場合には重要ではない。好適
な共重合体は、英国特許第1023209号、同155
4736号、同2113236号、同2119394
号、同2166750号、同2173510号、同21
75000号、EP125779号、同212787
号、同298402号及び同381318号明細書の実
施例に記載されている。
【0034】オルガノポリシロキサン−ポリオキシアル
キレン共重合体は、実質的に直鎖状のシロキサン骨格を
有しているのが好ましい、即ち、共重合体に存在する大
部分の単位がが2で、が1であるのが好ましい。こ
れは、所謂ABA型共重合体又はレーキ(rake)型
重合体に帰着するだろう。前者において、Y単位はシロ
キサン鎖の両端に位沈着される一方、後者においては、
X及びY単位はある程度の間隔をおいて、鎖からぶら下
がるオキシアルキレン単位でシロキサン鎖に沿って分散
される。より好ましくは、下記一般式を有するこれら共
重合体である。
【0035】
【化7】
【0036】これらより好ましい共重合体において、R
7 は18までの、より好ましくは6までの炭素原子を有
するアルキル基又はアリール基を表す。特に好ましくは
メチル、エチル又はフェニル基である。特に好ましく
は、共重合体において、全てのR7 基のうち少なくとも
80%が、最も好ましくは実質的に全てのR7 基がメチ
ル基であるこれら共重合体である。これらより好ましい
共重合体において、AはC2-3 のアルキレン単位を、最
も好ましくはプロピレン又はイソプロピレンを表す。Z
は、共重合体に存在する全てのZ基のうち少なくとも半
分はジメチレン基を表し、残り半分はイソプロピレン基
であるのが好ましい。より好ましくは、全てのZ基のう
ち少なくとも70%はジメチレン基を表し、最も好まし
くは全てのZ基であり、ポリオキシアルキレン部分をポ
リオキシエチレ部分とする。Bは、好ましくは水酸基又
はアシル基を表す。
【0037】値は0又は整数であり、好ましくは1〜
500であり、値は整数であり、好ましくは1〜50
0である。及びは共重合体が、水又は好ましく
は水性界面活性剤溶液に、完全に可溶性であるか又は分
散性であるように選ばれる。それ故に、かなりの程度
値によって決められる共重合体の疎水性を、かなりの程
及び値及びZ基によって決められる親水性でバラ
ンスをとることが好ましい。例えば、値が大きい場合
長いシロキサン鎖が形成され、共重合体は洗濯液の水性
界面活性剤溶液より溶解ににくく、より分散し易くな
る。これは、オキシアルキレン基(値)を有する単位
の量を増加させることによって、そしてポリオキシアル
キレン基(値、特にZがジメチレン)のサイズによっ
て均衡し得る。
【0038】特に好ましいオルガノポリシロキサン−ポ
リオキシアルキレン共重合体は、x+y値が1〜50
0、より好ましくは1〜50であり、又は代わりに50
〜500、好ましくは80〜350であるものである。
好ましいy/x+y比は、0.02〜1、より好ましく
は0.05〜0.08又は0.08〜1のどちらかであ
る。値は好ましくは4〜60であり、より好ましくは
5〜40であり、最も好ましくは7〜36である。特に
有用な共重合体は、x+yが約1〜20の値を有し、
/x+yが約0.3〜1値を有し、は12の値を有
し、大部分又はZ単位がジメチレン単位であるものであ
る。他の有用な共重合体は、x+yが100〜120の
値を有し、y/x+yが約0.09値を有し、は36
の値を有し、Z単位の半分がジメチレン単位であり、半
分がイソプロピレン単位であるものである。
【0039】本発明の起泡調節剤に有用なオルガノポリ
シロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体は、当該技
術分野において知られており、上述した幾つかの特許明
細書中に記載されており、それらの多くは商業的に手に
入れられるものである。それらは、様々な方法によって
造られ得り、それも上述した明細書に記載又は参照され
ており、本文中に参照によって組み入れられている。適
する共重合体を製造する1つの特に有用な方法は、貴金
属触媒の存在下、ケイ素に結合した水素原子を有するポ
リオルガノシロキサンと適当なアリルグリコール(アリ
ルポリオキシアルキレン重合体)との反応による。ヒド
ロシリル化反応は、アリル基の、水素原子が結合してい
るシリコーン原子への付加反応を確実にする。
【0040】起泡調節剤は、粉末洗剤組成物における起
泡調節剤の貯蔵安定性を向上させるために、結合剤又は
包封剤物質も含有するのが好ましい。結合剤又は包封剤
物質は、粉末洗剤組成物における起泡調節剤を、貯蔵に
おける悪化に対し保護する技術において記載されてい
る、知られている又は提案されている結合剤又は包封剤
物質のいずれかであり得る。適する物質は幾つかの特許
明細書に記載されている。英国特許第1407997号
明細書は水溶性又は水分散性の、実質的に非界面活性で
不浸透性の洗剤である有機物質の使用を開示している。
該明細書で与えられている例としては、ゼラチン、寒
天、及び反応生成物又は牛脂アルコール及びエチレンオ
キサイドが挙げられる。この特許明細書において消泡剤
は、有機化合物にその内に消泡剤を含ませることによ
り、貯蔵中に保護されており、この様に効果的に組成物
の洗剤成分からそれを隔離している。
【0041】英国特許第1523957号明細書には、
55〜100℃の融点を有する水不溶性のワックス及び
水不溶性乳化剤の使用が開示されている。EP1302
8号明細書には、担体とセルロースエーテルとの組合せ
について提案されており、4〜20のオキシエチレン基
のついたエトキシ化脂肪族C12-20 アルコール、疎水性
部分に4〜20の炭素原子及び5〜15のオキシエチレ
ン基を有する、エトキシ化アルキルフェノール、脂肪
酸、脂肪酸のアミド、チオアルコール及びジオールの具
体例で示されている、非イオン性界面活性剤が使用され
ている。
【0042】EP142910号明細書には、38〜9
0℃の融点を有する第1の有機担体成分1〜100%、
及び、9.5〜13.5のHLB値及び5〜36℃の融点
を有するエトキシ化非イオン性界面活性剤から選ばれる
第2の有機担体0〜99%、からなる水溶性又は水分散
性の有機担体の使用が開示されている。有機担体物質の
例としては、牛脂アルコールエトキシレート、脂肪酸エ
ステル、脂肪酸アミド及びポリビニルピロリドンが挙げ
られる。
【0043】EP206522号明細書には、乾燥状態
の場合に油性の消泡剤活性成分に対しては不透過性であ
るが、水との接触で破壊できる物質の使用が記載されて
いる。与えられた例としては、ある条件下では水が通り
抜けるのを許す、不連続コーティングを形成し得るワッ
クス性を有する物質が挙げられる。列挙される他の物質
としては、水溶性の糖が挙げられる。EP210721
号明細書には、12から20の炭素原子の炭素鎖及び4
5〜80℃の融点を有する脂肪酸又は脂肪アルコールで
ある有機物質、例えばステアリン酸又はステアリルアル
コールの使用が開示されている。他の適する物質として
は、セルロース物質、例えばカルボキシメチルセルロー
ス及びヒドロキシプロピルセルロースが挙げられる。
【0044】結合剤又はカプセルで包まれている物質
が、起泡調節剤中に包まれる場合、1〜40重量部が上
述したような量で存在する成分への添加に使用されるの
が好ましい。より好ましくは、結合剤又はカプセルで包
まれている物質の量は、10〜30重量部、最も好まし
くは15〜25重量部の量で使用される。
【0045】本発明の方法において、オルガノポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体がゼオライトに
沈着するより前に、シリコーン系消泡剤がゼオライトに
沈着しないことが重要である。この条件が満たされない
場合、洗浄周期の初期の部分における消泡剤の放出がう
まく行かないだろう。好ましい方法は、共重合体及びシ
リコーン系消泡剤の混合物がゼオライト表面に沈着する
場合である。結合剤及び包封剤が起泡調節剤中に存在す
る場合もまた、知られている方法のいずれかでなされ得
る、3つの成分(シリコーン系消泡剤、オルガノポリシ
ロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体及び結合剤及
び包封剤)のプレミックスを作り、ゼオライト表面にプ
レミックスを沈着することが好ましい。
【0046】プレミックスは単に成分を混合することに
よって作ることができ、好ましくは適当なシアー又は高
いシアーをかけて行う。1又はそれ以上の成分が固体又
はワックス性物質若しくは高粘度の物質である場合、混
合物を加熱して、溶融又は混合物の使用粘度を低下させ
ることは有利である。その代わりに、成分のプレミック
スを低粘度のシロキサン重合体、環状シロキサン重合体
又は有機溶剤等の溶剤で、又は水中で、ディスパージョ
ンを作ることによってでも希釈することができる。
【0047】混合物をゼオライト上に沈着することは幾
つかの方法でなされ得る。粉末を作る従来の手順は、特
に粒子状の起泡調節剤を作るのに有用である。これらは
前もって調製した2つ又は3つの成分全ての混合物をゼ
オライト上に沈着することを含み、それが最も好ましい
方法である。成分をそれぞれ別にゼオライト上に沈着す
ることも可能であり、その場合には、オルガノポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体より前に、シリ
コーン系消泡剤が沈着しないことが重要である。これは
また、3つの内2つの成分だけの混合物が3つ目の成分
とは別に沈着される場合に重要である。例えば、オルガ
ノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体がま
づ初めに沈着し、引き続いてシリコーン系消泡剤及び結
合剤又は包封剤の混合物の沈着が行われる。
【0048】その代わりに、シリコーン系消泡剤は、オ
ルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体
と混合され、結合剤又は包封剤が沈着されるより前に起
泡調節剤上に沈着されても良い。結合剤又は包封剤とオ
ルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体
との混合物を作り、これをシリコーン系消泡剤が沈着さ
れる前に沈着することは、それほど有利ではない。成分
をゼオライト上に沈着する1つの特に有用な方法は、こ
れらの内の1又はそれ以上をゼオライト上に噴霧するこ
とによる方法であり、これはドラムミキサーや流動床等
に存在し得る。これは、室温又は昇温下で行われること
ができ、それは特にその過程で溶剤の一部又は全部を蒸
発させたい場合に有用である。
【0049】ある方法において、ゼオライト粉末は、他
の全ての成分からなるプレミックスと例えば高剪断ミキ
サーにおいて混合される。高剪断混合機としては、例え
ば、アイリッヒ(Eirich) パン形造粒機、シュージ(Sch
ugi)ミキサー、パクセソン-ケリー(Paxeson-Kelly) 二
心ブレンダー、ロージ(Loedige) プラウシェアーミキサ
ー、アエロマティック(Aeromatic) 流動床造粒機及びフ
ァーマ(Pharma)型ドラムミキサーが挙げられる。上述し
たように、沈着は噴霧と同様にミキサーに混合物を注入
することによってもなされ得る。
【0050】本発明の方法において、シリコーン系消泡
剤1〜30重量部及びゼオライト70〜99重量部が使
用される。少量のシリコーン系消泡剤しか使用されない
場合は、シリコーン系消泡剤が担体物質に余りにまばら
に分配されるため、起泡調節剤を非効果的にする。30
重量部を超える高い量のシリコーン系消泡剤は、理論的
には可能であるが、これは粉末洗剤における起泡調節剤
の分散をより難しくし、また粉末洗剤のそれぞれの分量
がシリコーン系消泡剤の正しい量を包含しているかどう
かが確実でないので、実用的ではない。高いレベルはま
た、より粘性の高い物質となり、それは容易には粒状化
されにくいものになる可能性がある。
【0051】この様に、シリコーン系消泡剤の重量に対
して5〜70%、好ましくは5〜60%のオルガノポリ
シロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体の使用は、
洗剤組成物の洗浄効率にそれ自体有益でない、粉末洗剤
中に導入される物質の量を最小限にするのと同様、効率
的な理由のために選ばれる。シリコーン系消泡剤の重量
に対して5〜35%の共重合体を使用することがより好
ましい。最も好ましい使用される共重合体の量は、シリ
コーン系消泡剤の10〜25%、特には10〜20%で
あり、1〜50のx+yの値を有する共重合体が特に好
ましい。
【0052】EP142910号明細書には、もし混合
物が少なくとも18,000mm2/sの粘度を有するな
らば、(i)ポリジメチルシロキサン及び疎水性シリカ
からなる高剪断混合物(20〜12,500mm2/
s)、及び(ii)少なくとも25,000mm2/sの粘
度を有するポリジメチルシロキサンの混合物(この混合
物は少なくとも18,000mm2/sの粘度を有する)
からなる消泡剤(a)であって、該消泡剤(a)は、3
8〜90℃の融点を有する、或る水溶性又は水分散性の
有機担体(b)に分散されている、泡抑制剤組成物が記
載されている。また、消泡剤は、有機担体におけるポリ
ジメチルシロキサン及びシリカ成分の均質性を向上させ
る、シロキサン−オキシアルキレン共重合体分散剤を包
含し得ることが述べられている。
【0053】泡抑制剤組成物が粒状の抑制剤である場
合、組成物の25〜95重量%は、水溶性又は水分散性
の無機希釈剤であっても良い。好ましい希釈剤は、トリ
ポリリン酸ナトリウムであるが、他の多くのアルミノケ
イ酸塩に混ざって含まれると述べられている、水分散性
物質もまた使用され得る。
【0054】EP142910号明細書及びEP329
842号明細書に開示されている先行技術は、直鎖状で
あって、25℃において12,500mm2/s以下の粘
度を有するポリジメチルシロキサンを含む消泡剤だけを
論じている。両明細書はまた、長期間洗剤組成物に保た
れた場合の起泡調節剤の貯蔵安定性の問題を扱ってい
る。本出願の発明者によって扱われるその問題をどの様
にして解決するかについては指摘がない。
【0055】加えて出願人は洗浄周期の初期の段階にお
ける、担体物質としてゼオライトを使用した起泡調節剤
からの消泡剤化合物の上述した放出の問題は、唯一のシ
リコン油化合物として、高粘度のオルガノシリコン化合
物(即ち、25℃において12,500mm2/s以上)
と共にオルガノシリコン化合物を基礎とした消泡剤化合
物、及び分枝状オルガノシリコン化合物を使用する消泡
剤化合物にとって更に悪いことに気がついた。オルガノ
ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体と共
に、ゼオライト担体物質及び高粘度又は分枝状オルガノ
シリコン化合物が使用される起泡調節剤は、それ自体で
新規である。それらはまた、先行技術のそれらから非常
に異なる問題を解決するために開発されている。
【0056】本発明は他の見地で、(A)(i)(a)
25℃において12,500mm2/s以上の粘度を有す
る直鎖状ポリジオルガノシロキサン重合体及び(b)分
枝状ポリオルガノシロキサンから選ばれる、ポリオルガ
ノシロキサン重合体70〜99重量%及び(ii)その表
面が疎水性であるフィラー物質1〜30重量%からな
る、シリコーン系消泡剤1〜30重量部、(B)ゼオラ
イト70〜99重量部及び(C)消泡剤(A)の5〜7
0重量%、好ましくは5〜60%、最も好ましくは5〜
40%のオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレ
ン共重合体からなる起泡調節剤を提供する。
【0057】それぞれの成分の詳細は、本発明の第1の
見地が議論される上記に与えられている。これら詳細及
び好ましい範囲、物質及び比はまた、本発明の第2の見
地に適用する。シリコーン系消泡剤に使用されるポリオ
ルガノシロキサン重合体に関しては、直鎖状ポリジオル
ガノシロキサンは、最も好ましくはトリメチルシロキサ
ン単位で末端をブロックされているポリジメチルシロキ
サン重合体である。好ましいポリオルガノシロキサンの
粘度は、25℃において12,500mm2/s〜40,0
00mm2/sであり、最も好ましくは12,500mm2
/s〜25,000mm2/sである。分枝状ポリオルガノ
シロキサンは上記に開示されるように好ましい。
【0058】新規の起泡調節剤は、本発明に従う方法に
おいて、上述した様に結合剤又は包封剤を上述した様な
量で含むこともまた好ましい。また、起泡調節剤中に洗
剤成分100重量部及び本発明の第2の見地による、起
泡調節剤中に含有されるシリコーン系消泡剤0.05〜
5重量部を与えるのに充分な量の起泡調節剤からなる粉
体形状の洗剤組成物も、本発明において提供される。
【0059】好適な洗剤成分は当該技術分野において良
く知られており、多くの刊行物に記載されている。その
成分は、活性な洗剤、有機及び/又は無機のビルダー塩
及び他の添加物及び希釈剤からなる。活性な洗剤は、陰
イオン、陽イオン、非イオン、両性型の有機洗剤界面活
性剤又はそれらの混合物からなり得る。好適な陰イオン
有機洗剤界面活性剤としては、高級脂肪酸のアルカリ金
属石鹸、アルキルアリールスルホン酸塩等が挙げられ、
例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、長鎖
(脂肪)アルコール硫酸塩、オレフィン硫酸塩及びスル
ホン酸塩、硫酸化モノグリセライド、硫酸化エステル、
スルホサクシネート、スルホン酸アルカン、リン酸エス
テル、アルキルイソチオナート、ショ糖エステル及びフ
ッ化界面活性剤である。
【0060】好適な陽イオン有機洗剤界面活性剤として
は、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩、硫酸塩
及びリン酸塩等が挙げられる。好適な非イオン有機洗剤
界面活性剤としては、長鎖(脂肪)アルコール又は(脂
肪)酸とエチレンオキサイドとの縮合物、例えばエチレ
ンオキサイド7モルで縮合されたC14-15 のアルコール
(ドバーノル(Dobanol)45−7)、エチレンオキサイ
ドとアミン又はアミドとの縮合物、エチレン及びプロピ
レンオキサイドの縮合生成物、脂肪酸アルキロールアミ
ド及び脂肪族アミンオキサイドの縮合生成物等が挙げら
れる。好適な両性有機洗剤界面活性剤としては、イミダ
ゾリン化合物、アルキルアミノ酸塩及びベタイン等が挙
げられる。
【0061】無機成分の例としては、リン酸塩、ポリリ
ン酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩、過ホウ酸ナトリウ
ム等の酸素を放した化合物及び他の漂白剤及びアルミノ
ケイ酸塩、例えばゼオライトである。有機成分の例とし
ては、カルボキシメチルセルロース(CMC)等の抗再
沈着換剤、光沢剤、エチレンジアミンテトラ酢酸(ED
TA)及びニトリロトリ酢酸(NTA)等のキレート化
剤、酵素及び静菌剤である。
【0062】他の任意の成分としては、着色剤、染料、
香料、軟化剤、クレー、カプセル化され得るものが挙げ
られる。洗剤成分に適する物質は当業者に良く知られて
おり、他の刊行物と同様多くの教科書に記載されてい
る。本発明を説明する幾つかの実施例を挙げるが、これ
らの実施例において、全て部及び%は他に特別の指摘が
無い場合は重量によるものである。
【0063】
【実施例】実施例1 起泡調節剤をデグーサ(Degussa)によって製造されたA
型ゼオライト、ウェサリース(Wessalith)P80重量部
と、シリコーン系消泡剤(A)18重量部とオルガノポ
リシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体(B)2
重量部とからなる混合物とを混合することによって調製
した。混合物は、消泡剤及び共重合体を純粋に機械的に
混合し、ゼオライトが装入されているドラムミキサーに
非常にゆっくりと混合物を注入することによって調製さ
れた。混合物を、粒状の物質が得られるまで連続的に攪
拌した。シリコーン系消泡剤は、分枝状ポリジメチルシ
ロキサン重合体及び5%疎水性シリカから構成されてお
り、EP217501号明細書の開示に従って調製され
た。共重合体は、ポリオキシアルキレン基を側鎖に有す
るシロキサン単位を約10%持ち、約26,500のM
Wを有していた。ポリオキシアルキレン部分は、オキシ
エチレン基及びオキシプロピレン基をそれぞれ約20単
位有している、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピ
レン基である。
【0064】実施例2 25℃において約1,000mm2/sの粘度を有し、そ
の中に疎水性シリカを約10%持つ、直鎖状ポリジメチ
ルシロキサンからなるシリコーン系消泡剤を17重量部
及びオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体3重量部を使用した以外は、実施例1に開示され
るとおりに起泡調節剤を調製した。
【0065】実施例3 ゼオライト82.4重量部、シリコーン系消泡剤15.3
重量部及びオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキ
レン共重合体2.3重量部を用いた以外は、実施例2に
従って起泡調節剤を調製した。
【0066】実施例4 25℃において約20,000mm2/sの粘度を有し、
その中に疎水性シリカを約3%持つ、直鎖状ポリジメチ
ルシロキサンからなるシリコーン系消泡剤を18重量部
及びオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体2重量部を用いた以外は、実施例1に従って起泡
調節剤を調製した。
【0067】実施例5 ゼオライト70重量部、シリコーン系消泡剤10重量部
及びオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体3重量部並びに結合剤としてパラフィンワックス
10重量部を用いた以外は、実施例2に従って起泡調節
剤を調製した。この実施例において、オルガノポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体は、溶融混合物
として他の全ての成分が沈着される前にゼオライト表面
に沈着された。
【0068】実施例6 牛脂アルコールエトキシレートと脂肪酸とからなる混合
物30重量部もまた使用し、ゼオライト担体上にそれを
沈着する前に、混合物を攪拌し、溶融させた以外は、実
施例1に従って起泡調節剤を調製した。
【0069】実施例7 牛脂アルコールエトキシレート及び脂肪酸の代わりに、
ステアリルアルコール30重量部を使用した以外は、実
施例6に従って起泡調節剤を調製した。
【0070】実施例8 ゼオライト66.66重量部、シリコーン系消泡剤
(A)10.38重量部及びオルガノポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体(B)2.18重量部を
使用し、10%カルボキシメチルセルロースの水中ディ
スパージョン20.76重量部もまた混合物の調製に使
用した以外は、実施例1に従って起泡調節剤を調製し
た。シリコーン系消泡剤は、その中に3%しかシリカを
含有しない点で、また僅かに異なっていた。
【0071】実施例9 MWが約824(重合度3を有する)で1モル当たりポ
リオキシアルキレン基を側鎖に有するシロキサン単位を
平均1持つ、オルガノポリシロキサン−ポリオキシアル
キレン共重合体2.18重量部を使用した以外は、実施
例8に開示される通りに起泡調節剤を調製した。ポリオ
キシアルキレン部分は、約12単位有する、ポリオキシ
エチレン基であった。
【0072】実施例10 カルボキシメチルセルロースの代わりに、20%ヒドロ
キシプロピルセルロースの水中ディスパージョン20.
76重量部を使用した以外は、実施例8に開示される通
りに起泡調節剤を調製した。
【0073】実施例11 シリコーン系消泡剤9.26重量部を使用し、セルロー
ス18.53重量部及びMWが約3100(重合度14
を有する)で約12単位のポリオキシエチレン基を側鎖
に有するシロキサン単位を平均4持つ、オルガノポリシ
ロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体5.56重量
部を使用した以外は、実施例10に開示される通りに起
泡調節剤を調製した。
【0074】実施例12 カルボキシメチルセルロースの代わりに、40%ポリビ
ニルピロリドン水中ディスパージョン20.76重量部
を使用した以外は、実施例8に開示される通りに起泡調
節剤を調製した。
【0075】実施例13 カルボキシメチルセルロースの代わりに、40%ポリビ
ニルピロリドン水中ディスパージョン20.76重量部
を使用した以外は、実施例11に開示される通りに起泡
調節剤を調製した。
【0076】比較例1 共重合体を使用せずに、消泡剤20重量部を使用した以
外は、実施例1に従って起泡調節剤を調製した。
【0077】比較例2 共重合体を使用せずに、消泡剤20重量部を使用した以
外は、実施例2に従って起泡調節剤を調製した。
【0078】比較例3 共重合体を使用せずに、消泡剤17.6重量部を使用し
た以外は、実施例3に従って起泡調節剤を調製した。
【0079】比較例4 共重合体を使用せずに、消泡剤20重量部を使用した以
外は、実施例4に従って起泡調節剤を調製した。
【0080】比較例5 シリコーン系消泡剤をゼオライト表面に沈着した後、共
重合体をその上に沈着した以外は、実施例5に従って起
泡調節剤を調製した。
【0081】比較例6 共重合体を使用せずに、消泡剤11.1重量部及びセル
ロース22.2重量部を使用した以外は、実施例8に従
って起泡調節剤を調製した。
【0082】比較例7 実施例10及び11のセルロースを使用した以外は、比
較例6に従って起泡調節剤を調製した。
【0083】比較例8 セルロースの代わりに実施例12及び13のポリビニル
ピロリドンを使用した以外は、比較例6に従って起泡調
節剤を調製した。
【0084】粉末洗剤組成物の調製 第1の粉末洗剤組成物(DET1)をトリポリリン酸ナ
トリウム30重量部、炭酸ナトリウム15重量部、硫酸
ナトリウム6.5重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸
12.5重量部、エチレンオキサイド7モルとC12-15
アルコールとの縮合によって作られた非イオン性界面活
性剤10重量部、過ホウ酸ナトリウム一水和物16重量
部、ソコラン(Sokolan)CP45(ポリカルボン酸塩)
4.5重量部、A型ゼオライト4重量部、水1.4重量部
を一緒に混合することによって調製した。
【0085】この洗剤組成物のロット(ロット1〜5)
100gに実施例1、2、3、4、及び5の起泡調節剤
を、それぞれのロットにおいてシリコン系消泡剤が0.
18、0.34、0.35、0.36及び0.2gをそれぞ
れ与えるのに充分な量添加した。5つの比較ロット(比
較ロット1〜5)は比較例1〜5の起泡調節剤を用いて
調製し、それぞれの比較ロットにおいて消泡剤0.2、
0.4、0.4、0.4及び0.2をそれぞれ与えた。上述
したように、実施例6及び7の起泡調節剤を洗剤組成物
に混合し、それぞれのロットにおいて0.2gのシリコ
ーン系消泡剤を有する幾つかのロット(6及び7)を与
えた。1つのロット(ロット6及びロット7)を直ちに
試験し、3ロット(6A、6B、6C、7A、7B及び
7C)を試験する前に40℃で貯蔵した。実施例の起泡
調節剤のそれぞれに対し、2週間後に1つのロット(6
A及び7A)、4週間後に1つのロット(6B及び7
B)6週間後に1つのロット(6C及び7C)を試験し
た。
【0086】第2の粉末洗剤組成物(DET2)を顧客
から受け取った。それは、非イオン系界面活性剤5%及
び陰イオン系界面活性剤5〜10%から構成されてい
る。洗剤組成物のロット(ロット8〜13)100gに
実施例8、9、10、11、12及び13の起泡調節剤
を、それぞれのロットにおいて消泡剤0.2gを与える
のに充分な量添加した。追加のロットを調製し、試験す
る前に40℃で貯蔵した。ロット8A〜13Aを2週間
貯蔵し、ロット8B〜13Bを4週間貯蔵した。比較ロ
ット(比較ロット6〜8)を同一の洗剤組成物及び比較
例6〜8の起泡調節剤で調製し、各比較ロットにおいて
消泡剤0.2gを与えた。更なる比較ロットのセットを
貯蔵し、実施例ロットに対する様に試験した。(比較ロ
ット6A〜8A及び比較ロット6B〜8B)
【0087】洗浄周期における放出試験 透明な投入扉を有する従来の自動前投入洗濯機に、清潔
な綿繊維3.5Kgを投入した。予洗、本洗(90℃)
の洗濯周期を上記にて調製した各ロットで行った。洗濯
機の扉を、規則的な間隔で、0〜4のスケールでその高
さに分割した。洗濯周期の間の泡高さは、洗濯機の回転
ドラムが静止している時に記録された。高い値は、機械
においてより高い泡高さを示し、これは起泡調節剤の性
能が悪いことを示す。レベル1は、泡が存在しなかった
ことを意味し、一方レベル6は、泡のせいで、機械の上
から洗濯液が溢れ出たことを示す(特別な収集装沈着が
粉末入口室に取り付けられている)。結果を表1に示
す。
【0088】
【表1】
【0089】結果から、本発明の方法に従って、起泡調
節剤を使用する場合、洗濯周期の初期の段階における消
泡剤の放出の大いなる改良があることは明らかである。
ロット6、7、6A、7A、6B、7B、6C及び7C
において、洗濯周期の放出及び泡制御は良く、貯蔵の両
評価においても殆ど性能の低下は見られなかった。貯蔵
することが、望まれるほど有益ではない場合でも、オル
ガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を
使用することによって改良される。
【0090】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、シ
リコーン系消泡剤をオルガノポリシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体及び任意に結合剤又は包封剤との
組合せで、ゼオライト担体に吸着させる場合、該ゼオラ
イト上にシリコーン消泡剤が沈着するのと同時または前
に、オルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体を沈着させることにより、優れた粉末特性及び洗
浄周期の初期の部分における優れたシリコーン系消泡剤
の放出をする、改良されたシリコーン系起泡調節剤が得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 17/06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消泡剤として、シリコーン系消泡剤1〜
    30重量部、及びゼオライト系担体70〜99重量部、
    及び任意に結合剤又は包封剤1〜40重量部からなり、
    水性界面活性剤溶液中に分散されてから10分以内に担
    体から消泡剤の少なくとも一部を放出する能力を持つ起
    泡調節剤を製造する方法において、該ゼオライト上にシ
    リコーン系消泡剤が沈着されるのと同時かあるいは前
    に、ゼオライト系担体上にシリコーン系消泡剤の5〜7
    0重量%のオルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキ
    レン共重合体が沈着することを特徴とする、起泡調節剤
    を製造する方法。
  2. 【請求項2】 シリコーン系消泡剤が液状オルガノポリ
    シロキサン重合体及びその表面が疎水性であるフィラー
    粒子からなり、該オルガノポリシロキサンが下記一般式
    の構造を有する直鎖状又は分枝状重合体であり、 【化1】 式中、Rは1〜8の炭素原子を有する1価の炭化水素基
    を表し、R1 はR基、水酸基又は下記基を表し、 【化2】 式中、R2 は2価の炭化水素基、ハイドロカルボノキシ
    基、シロキサン基又は酸素を表し、R3 はC9-35アルキ
    ル基を表し、YはR基又は水酸基を表し、
    は独立に0又は整数値を有し(ただし、少なくとも
    及びの一つは整数である)、a+b+c+dの合計
    は25℃におけるオルガノポリシロキサン重合体の粘度
    が少なくとも50mm2/sであるような値を有し、該フ
    ィラー粒子がBET測定により測定された際に、少なく
    とも50m2/gの表面積を有し、平均粒子径が0.1〜
    20μmのシリカ粒子であることを更に特徴とする、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ゼオライトが、平均一般式(Na2O)m
    ・Al23・(SiO2n・(H2O) t を有するA型ゼ
    オライトであって、該式中は、0.9〜1.3の値であ
    り、は、1.3〜4.0の値であり、は1〜6の値で
    あることを更に特徴とする、請求項1又は2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 オルガノポリシロキサン−ポリオキシア
    ルキレン共重合体が一般式R4 PSi-O4-P/2 からなる多
    くの単位X及び一般式R56 q-Si-O3-q/2からなるY
    単位を少なくとも1 つ有し、式中 R4は24までの炭素
    原子を有する1価の炭化水素基、水素原子又は水酸基を
    表し、R6は24までの炭素原子を有する脂肪族又は芳
    香族炭化水素基を表し、R5は一般式A-(OZ)S-Bから
    なる基を表し、式中Zは2〜8の炭素原子を有する2価
    のアルキレン単位であり、Aは2〜6の炭素原子を有す
    る2価の炭化水素基を表し、場合により酸素によって割
    り込まれており、Bはキャッピング単位を表し、及び
    は独立して0、1、2又は3を有し、は3〜30の
    値の整数である、ことを更に特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 オルガノポリシロキサン−ポリオキシア
    ルキレン共重合体及びシリコーン系消泡剤からなる混合
    物が、ゼオライト表面に沈着されていることを更に特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 (A)(i)(a)25℃において1
    2,500mm2/s以上の粘度を有する直鎖状ポリジオ
    ルガノシロキサン重合体及び(b)分枝状ポリオルガノ
    シロキサンから選ばれる、ポリオルガノシロキサン重合
    体70〜99重量%及び(ii)その表面が疎水性である
    フィラー物質1〜30重量%からなる、シリコーン系消
    泡剤1〜30重量部及び(B)ゼオライト70〜99重
    量部からなる起泡調節剤において、該起泡調節剤が更に
    (C)オルガノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
    共重合体を消泡剤(A)の5〜70重量%及び任意に結
    合剤又は包封剤を1〜40重量部含有することを特徴と
    する起泡調節剤。
  7. 【請求項7】 ポリオルガノシロキサン重合体が下記一
    般式を有し、 【化3】 式中、Rは1〜8の炭素原子を有する1価の炭化水素基
    を表し、R1 はR基、水酸基又は下記式の基を表し、 【化4】 式中、R2 は2価の炭化水素基、ハイドロカルボノキシ
    基、シロキサン基又は酸素を表し、YはR基又は水酸基
    を表し、及びは0又は整数値を有し(ただし、
    少なくともa及びの一つは整数である)、は、
    0の場合、オルガノポリシロキサン重合体の粘度が25
    ℃において12,500mm2/s以上である様な値を有
    し、ゼオライトがA型ゼオライトであって、平均一般式
    (Na2O)m・Al23・(SiO2) n・(H2O) t を有
    し、該式中は、0.9〜1.3の値であり、は、1.
    3〜4.0の値であり、は1〜6の値であり、オルガ
    ノポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体が水
    性界面活性剤溶液に溶解又は分散可能であることを更に
    特徴とする、請求項6記載の起泡調節剤。
  8. 【請求項8】 起泡調節剤中に洗剤成分100重量部及
    び起泡調節剤中に構成されるシリコーン系消泡剤0.0
    5〜5重量部を与えるのに充分な量の起泡調節剤からな
    る粉体形状の洗剤組成物において、起泡調節剤が請求項
    6又は7に記載のものであることを特徴とする粉体形状
    の洗剤組成物。
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