JPH07100292A - 業務用洗濯機における洗剤の供給方法 - Google Patents

業務用洗濯機における洗剤の供給方法

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JPH07100292A
JPH07100292A JP5277588A JP27758893A JPH07100292A JP H07100292 A JPH07100292 A JP H07100292A JP 5277588 A JP5277588 A JP 5277588A JP 27758893 A JP27758893 A JP 27758893A JP H07100292 A JPH07100292 A JP H07100292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing machine
detergent
builder
powder
surfactant
Prior art date
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Pending
Application number
JP5277588A
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English (en)
Inventor
Kunihisa Yoshida
国久 吉田
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SEVEN RIVER KK
Original Assignee
SEVEN RIVER KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成洗剤が粉末石鹸のように別々の要素に分
割できないという、既成概念から脱却して、製品以前の
原料である活性剤(液体)と、ビルダー(粉末)とをそ
れぞれ別々の計量・自動投入機を用いて同時に投入する
方法を開発する。 【構成】 業務用洗濯機において、粉末ビルダー、各種
界面活性剤、酵素、漂白剤を、それぞれ別個に用意して
おき、被洗物の素材・汚れの程度、種類に応じて各種薬
剤を自動的に所定量投入することを特徴とする業務用洗
濯機における洗剤の供給方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用洗濯機における
洗剤の供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用洗濯機、即ち、商業クリー
ニングにおいて、連続して水洗いする洗濯機において、
洗う洗濯物(以下、被洗物という)は、汚れの程度・種
類・材質が変わっても同一の粉末配合洗剤(粉末洗剤を
タンク中で水に5%程度の濃度に溶解し、それをポンプ
で定量供給している)を用いており、一定配合のものを
単に量を加減して供給をしているにすぎなかった。
【0003】そもそも、合成洗剤とは、浸透・吸着・乳
化・分散作用などを有する界面活性剤と、この機能を更
に高めるための無機塩を主体とする数種の粉末ビルダー
とを混合(合成)し、製品化したものであり、液体であ
る界面活性剤中にはビルダーは、溶解しないため、製品
の性状は粉体が殆どである。
【0004】このため、多種類の被洗物を連続的に処理
する場合、その汚れ・種類・材質の変化に対応してその
洗浄剤組成も変化することが望ましいが、現状では大き
な洗剤溶解タンクを多数用意することが必要となり、ス
ペース上、実質的には不可能であり、被洗物の素材・汚
れ・種類の変化に対応できなかった。
【0005】従来においては、毎回100gの洗剤を投
入するには、2lの溶液を投入することとなり、通常の
タンクの大きさは400lから800lであるから、一
日に2回程度のタンクへの洗剤の仕込み作業が必要とな
る。
【0006】さらに、現在の洗剤の主流は酵素配合であ
るが、現在の投入方法ではアルカリ性の洗剤溶液中に酵
素も溶解される形になるため、酵素の性質上急速に失活
し、その効力を失ってしまう欠点があった。
【0007】それに対して、一般に家庭用合成洗剤は、
活性剤の主体がソフト型アルキルベンゼンスルフォン酸
塩及び高級アルコール硫酸エステル塩であるため、スプ
レードライヤーによる粉末化が容易であることと、ドラ
イブレンドの場合もビルダーに対しての活性剤のパーセ
ントが低いため、粉末の状態が比較的良く、保管上も余
り問題がなかった。
【0008】しかし、業務用洗濯に用いる洗剤は、家庭
用と異なり、性能上、高度の性能が要求されるため、活
性剤の主体は、ノニルフェノール及び高級アルコール系
などの非イオン系界面活性剤となり、これらは吸湿性が
強く、スプレードライヤーによる粉末化は困難であり、
活性剤比率が20%を越えると粘性が増し、やがてペー
スト状に移行するため、在庫中のケーキング・使用時の
不便さ・特に、省力化のための自動計量・投入が、ホッ
パー内のブリッジの形成、フィーダーの粘付きなどの障
害によって実用化されず、性能面からは、活性剤のさら
に高いパーセントが必要であるにもかかわらず、実用性
との間にジレンマが存在していた。
【0009】さらに、もう一方の実用面においても、業
務用洗濯機には、ガソリンスタンド・工場等の油汚れの
ユニホーム作業衣、油・ソース・等の汚れ・シミの多い
ホテルの宴会用テーブルクロス・病院基準寝具の血液・
消毒液のシミ汚れ・ホテルリネンのシーツなどの軽い汚
れ・ピロケースのような油汚れなどロット毎に洗濯対象
が広範囲となり、これらに対応すべく洗剤を多品種用い
ることは、作業上・管理上はなはだ不都合であるし、一
種類の洗剤をもって、その量の増減による対応は、洗浄
の効果において満足な結果は得られず、多種の目的にそ
れぞれ最も適した配合の洗剤をその都度選択して自動的
に投入する事は不可能であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上記問題を一気に解決するものであって、まず合成洗剤
が粉末石鹸のように別々の要素に分割できないという、
既成概念から脱却して、製品以前の原料である活性剤
(液体)と、ビルダー(粉末)とをそれぞれ別々の計量
・自動投入機を用いて同時に投入する方法を開発する事
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、業務用洗濯機において、粉末ビルダー、各
種界面活性剤、酵素、漂白剤を、それぞれ単独に用意
し、被洗物の素材・汚れの種類・程度に応じて各種薬剤
を所定量投入することを特徴とする業務用洗濯機におけ
る洗剤の供給方法より構成される。
【0012】
【作用】本発明は、界面活性剤100%または高濃度の
酵素を独立に投入するか、界面活性組成物に酵素を安定
に配合した液体を投入することにより酵素の作用を10
0%利用できる。
【0013】
【実施例】本発明の最適な実施例について説明すると、
業務用洗濯機において、粉末ビルダー、各種界面活性
剤、酵素、漂白剤を、それぞれ単独に用意しておき、被
洗物の素材・汚れの種類・程度に応じて各種薬剤を所定
量自動的に投入することを特徴とする業務用洗濯機にお
ける洗剤の供給方法より構成される。
【0014】尚、具体的な構成の一実施例として高粘度
の液体を正確に定量投入できる投入機、及び粉末ビルダ
ーを正確に定量投入できる投入機を用意して、粉末ビ
ルダー・各種界面活性剤・酸素剤・漂白剤に各薬
剤を独立させる構造とする。
【0015】各薬剤は独立に自動計量・投入するもので
あり、これらは、コンピューターに入力されており、必
要な薬剤投入指示信号により自動的に計量され、洗浄槽
に投入されるものであるがその手段は特定しない。 粉末ビルダー投入機(粉末ビルダー250kg) a 基本界面活性剤投入機(基本界面活性剤 18
l) b 特殊界面活性剤A投入機(特殊界面活性剤A 18
l) c 特殊界面活性剤B投入機(特殊界面活性剤B 18
l) 酵素剤投入機(酵素剤 18l) 漂白剤投入機(過酸化水素 20kg) をそれぞれ用意しておき、必要に応じて、必要な量を計
量して洗浄槽に投入するものである。
【0016】例えば、1バッチ50kgの連続洗濯機の
場合、被洗物がシーツ・包布は、のビルダー(150
g/回)と、aの基本界面活性剤(25cc/回)を
使用し、被洗物がクロス・ナプキンは、のビルダー
(500g/回)と、aの基本界面活性剤(80cc
/回)と、bの特殊界面活性剤A(200cc/回)
と、の酵素剤(20cc/分)及び漂白剤(300
cc/回)を使用し、被洗物がタオルの場合には、ビ
ルダー(100g/回)とaの基本界面活性剤(25
cc/回)と漂白剤(100cc/回)及びcの特
殊界面活性剤B(20cc/回)を使用し、被洗物がピ
ロケースの場合は、のビルダー(200g/回)と、
aの基本界面活性剤(25cc/回)とそしてbの
特殊界面活性剤A(80cc/回)とを使用するもので
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上の構成よりなるものであ
り、この発明によれば、界面活性剤100%または高濃
度を投入するため、1回の投入量が現法の1/100〜
1/200で済むため、スペース上の制約がなくなり、
多種類の界面活性剤組成物を準備でき、また、従来は、
通常の洗剤を水に高濃度に溶解すると、界面活性剤が塩
析し、分離することがあったが、本発明は水に溶解して
おく必要性がないため、塩析の問題もなく、タンクに洗
剤を補給していた補給作業を無くし、購入時のままの1
8l缶より直ちに吸い上げ・計量が行われるため、作業
の簡略化が図れる。また、界面活性剤と同様に、高濃度
の酵素を独立して供給できるので、酵素の作用を100
%利用できる等、極めて有益なる効果を奏するものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務用洗濯機において、粉末ビルダー、
    各種界面活性剤、酵素、漂白剤を、それぞれ別個に用意
    しておき、被洗物の素材・汚れの程度、種類に応じて各
    種薬剤を自動的に所定量投入することを特徴とする業務
    用洗濯機における洗剤の供給方法。
JP5277588A 1993-10-07 1993-10-07 業務用洗濯機における洗剤の供給方法 Pending JPH07100292A (ja)

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JP5277588A JPH07100292A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 業務用洗濯機における洗剤の供給方法

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JP5277588A JPH07100292A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 業務用洗濯機における洗剤の供給方法

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JPH07100292A true JPH07100292A (ja) 1995-04-18

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ID=17585558

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JP5277588A Pending JPH07100292A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 業務用洗濯機における洗剤の供給方法

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JP (1) JPH07100292A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027352A (ja) * 1973-05-07 1975-03-20
JPS6137199A (ja) * 1984-06-19 1986-02-22 エコノミツクス・ラボラトリ−・インコ−ポレイテツド 空気圧粉体供給方法およびその装置
JPH05500627A (ja) * 1990-04-03 1993-02-12 ラング アパラデバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンク 特に布類洗濯機の区画に処理用製剤を供給する方法および装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027352A (ja) * 1973-05-07 1975-03-20
JPS6137199A (ja) * 1984-06-19 1986-02-22 エコノミツクス・ラボラトリ−・インコ−ポレイテツド 空気圧粉体供給方法およびその装置
JPH05500627A (ja) * 1990-04-03 1993-02-12 ラング アパラデバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンク 特に布類洗濯機の区画に処理用製剤を供給する方法および装置

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