JPH07100140A - 義毛の植毛用針 - Google Patents
義毛の植毛用針Info
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- JPH07100140A JPH07100140A JP5240482A JP24048293A JPH07100140A JP H07100140 A JPH07100140 A JP H07100140A JP 5240482 A JP5240482 A JP 5240482A JP 24048293 A JP24048293 A JP 24048293A JP H07100140 A JPH07100140 A JP H07100140A
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- cut
- shape
- bifurcated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 針の尖端部分を2又状に掘削すると共に、該
2又状部が嶺と成るように斜めに切断することによっ
て、頭皮に対して抵抗を生ぜず刺さり易く、頭皮に対し
て斜め方向から刺される場合でも針が頭皮面から弾かれ
て終うような不具合が生ぜず、被術者の痛みや出血を押
えて安全であり、且つ皮下組織内での義毛の水平部分を
無くすることが可能な植毛用針を提供する。 【構成】 横断面略円形状を呈する棒状体又はパイプの
尖端部分を2又に掘削すると共に、該2又状部が嶺と成
るように斜めに切断して植毛用針と為す。
2又状部が嶺と成るように斜めに切断することによっ
て、頭皮に対して抵抗を生ぜず刺さり易く、頭皮に対し
て斜め方向から刺される場合でも針が頭皮面から弾かれ
て終うような不具合が生ぜず、被術者の痛みや出血を押
えて安全であり、且つ皮下組織内での義毛の水平部分を
無くすることが可能な植毛用針を提供する。 【構成】 横断面略円形状を呈する棒状体又はパイプの
尖端部分を2又に掘削すると共に、該2又状部が嶺と成
るように斜めに切断して植毛用針と為す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂若禿等毛髪の脱落
により植毛の必要が生じた皮膚へ合成樹脂製義毛を植毛
施術する際に用いられる植毛用針に係り、特に頭皮への
刺さり具合が良好な安全性の高い植毛用針に関する。
により植毛の必要が生じた皮膚へ合成樹脂製義毛を植毛
施術する際に用いられる植毛用針に係り、特に頭皮への
刺さり具合が良好な安全性の高い植毛用針に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の義毛の植毛用針の一例としては、
図11及び図12に図示されるような極細の横断面円形
の本体部10の尖端部分を2又状の尖端部4が形成され
るようにU字形状に掘削して成る植毛用針1が一般的で
ある。図11は正面上方向からの斜視図であり符号2は
U字カット部であり、また図12は平面図であり符号5
はカット面である。
図11及び図12に図示されるような極細の横断面円形
の本体部10の尖端部分を2又状の尖端部4が形成され
るようにU字形状に掘削して成る植毛用針1が一般的で
ある。図11は正面上方向からの斜視図であり符号2は
U字カット部であり、また図12は平面図であり符号5
はカット面である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前掲例は2又状の尖端
部4を有するため、該尖端部4までは頭皮を容易に破っ
て刺さり易いのであるが、カット面5が図12の平面図
で明らかなように面積が広いため頭皮に突き当たって抵
抗を生じ、被術者に痛みを訴えさせたり、出血が多く成
るなどの問題を生じている。また頭皮に対して斜め方向
から刺される場合に前記抵抗力によって針が頭皮面から
弾かれて終う不具合も生じている。更にまた前記カット
面5に義毛が引っ掛けられて植毛されるが、図12で明
らかなように前記カット面5の長さが針の円の直径に等
しい程大きいものであるため義毛の毛根部近傍で皮下組
織内へ水平に挿入される部位が生じ、皮下組織を必要以
上に傷付けて終うと云う問題が在る。
部4を有するため、該尖端部4までは頭皮を容易に破っ
て刺さり易いのであるが、カット面5が図12の平面図
で明らかなように面積が広いため頭皮に突き当たって抵
抗を生じ、被術者に痛みを訴えさせたり、出血が多く成
るなどの問題を生じている。また頭皮に対して斜め方向
から刺される場合に前記抵抗力によって針が頭皮面から
弾かれて終う不具合も生じている。更にまた前記カット
面5に義毛が引っ掛けられて植毛されるが、図12で明
らかなように前記カット面5の長さが針の円の直径に等
しい程大きいものであるため義毛の毛根部近傍で皮下組
織内へ水平に挿入される部位が生じ、皮下組織を必要以
上に傷付けて終うと云う問題が在る。
【0004】本発明はこのような問題を解決して、頭皮
に対して抵抗を生ぜず刺さり易く、頭皮に対して斜め方
向から刺される場合でも針が頭皮面から弾かれて終うよ
うな不具合が生ぜず、被術者の痛みや出血を押えて安全
であり、且つまた皮下組織内での義毛の水平部分を無く
することが可能な植毛用針の提供を課題とするものであ
る。
に対して抵抗を生ぜず刺さり易く、頭皮に対して斜め方
向から刺される場合でも針が頭皮面から弾かれて終うよ
うな不具合が生ぜず、被術者の痛みや出血を押えて安全
であり、且つまた皮下組織内での義毛の水平部分を無く
することが可能な植毛用針の提供を課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、横
断面略円形状を呈する棒状体の尖端部分を2又に掘削す
ると共に、該2又状部が嶺と成るように斜めに切断して
成るものとして、当該課題を解決する。また請求項2で
は、横断面略円形状を呈する棒状体をパイプとしてい
る。
断面略円形状を呈する棒状体の尖端部分を2又に掘削す
ると共に、該2又状部が嶺と成るように斜めに切断して
成るものとして、当該課題を解決する。また請求項2で
は、横断面略円形状を呈する棒状体をパイプとしてい
る。
【0006】また本発明の請求項3では2又状部が嶺と
成るように片側方向に斜めに切断したものとし、請求項
4では2又状部が嶺と成るように両側方向に斜めに切断
したものとし、請求項5では2又状に掘削された部位が
U字形状を呈するものとし、請求項6では2又状に掘削
された部位がV字形状を呈するものとし、請求項7では
2又状の嶺の高さが相異なるように掘削して成るものと
し、請求項8では針を取り付けるハンドルに対して針を
着脱自在と成るように構成している。
成るように片側方向に斜めに切断したものとし、請求項
4では2又状部が嶺と成るように両側方向に斜めに切断
したものとし、請求項5では2又状に掘削された部位が
U字形状を呈するものとし、請求項6では2又状に掘削
された部位がV字形状を呈するものとし、請求項7では
2又状の嶺の高さが相異なるように掘削して成るものと
し、請求項8では針を取り付けるハンドルに対して針を
着脱自在と成るように構成している。
【0007】
【作用】横断面略円形状を呈する棒状体の尖端部分を2
又に掘削した上で更に前記2又状部が嶺と成るように斜
めに切断しているので、カット面の面積が狭く成り頭皮
に突き当たった時の抵抗がより小さなものと成り鋭く刺
さり得る。またカット面の面積が狭いと云うことは、こ
こに引っ掛けられて植毛される義毛の皮下組織内での水
平部分が殆どなく成ることを意味すると共に、針が表
皮、真皮、皮下組織へと刺し入れられて行く際の抵抗を
低減する作用が在る。横断面円形状を呈する棒状体をパ
イプとしたものでは、針が非常に折れ難いと云う特性を
生ずる。
又に掘削した上で更に前記2又状部が嶺と成るように斜
めに切断しているので、カット面の面積が狭く成り頭皮
に突き当たった時の抵抗がより小さなものと成り鋭く刺
さり得る。またカット面の面積が狭いと云うことは、こ
こに引っ掛けられて植毛される義毛の皮下組織内での水
平部分が殆どなく成ることを意味すると共に、針が表
皮、真皮、皮下組織へと刺し入れられて行く際の抵抗を
低減する作用が在る。横断面円形状を呈する棒状体をパ
イプとしたものでは、針が非常に折れ難いと云う特性を
生ずる。
【0008】これらの作用は2又状部が嶺と成るように
片側方向に斜めに切断したものでも発現するが、更に2
又状部が嶺と成るように両側方向に斜めに切断したもの
とする方が効果的である。2又状に掘削された部位はU
字形状であってもV字形状であっても同様の作用を生ず
る。何れにせよ2又状の嶺の高さが異なるように掘削し
て成るものとした場合には、嶺の高い方の側が先に頭皮
に接触するため非常に切り込み易く成る。また針を取り
付けるハンドルに対して針を着脱自在と成るように構成
したものでは、患者毎に針部分のみ新しいものと取り替
えることが出来るので針は常に清潔で衛生的であり、針
を介しての感染が予防可能である。
片側方向に斜めに切断したものでも発現するが、更に2
又状部が嶺と成るように両側方向に斜めに切断したもの
とする方が効果的である。2又状に掘削された部位はU
字形状であってもV字形状であっても同様の作用を生ず
る。何れにせよ2又状の嶺の高さが異なるように掘削し
て成るものとした場合には、嶺の高い方の側が先に頭皮
に接触するため非常に切り込み易く成る。また針を取り
付けるハンドルに対して針を着脱自在と成るように構成
したものでは、患者毎に針部分のみ新しいものと取り替
えることが出来るので針は常に清潔で衛生的であり、針
を介しての感染が予防可能である。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
るが、本発明はこれ等の実施例のみに限定されるもので
はない。
るが、本発明はこれ等の実施例のみに限定されるもので
はない。
【0010】図1乃至図3は本発明の第1実施例を表
し、図1は正面上方向からの斜視図、図2はこの側面
図、図3はこの平面図である。本実施例はステンレス製
の横断面円形状を呈する針本体部10の尖端部分をU字
カット部2でU字形状に掘削してカット面5を形成する
と共に、2又状の尖端部4,4が嶺と成るようにして両
側方向に斜めに切断して斜カット部3,3を形成して植
毛用針1と為した。
し、図1は正面上方向からの斜視図、図2はこの側面
図、図3はこの平面図である。本実施例はステンレス製
の横断面円形状を呈する針本体部10の尖端部分をU字
カット部2でU字形状に掘削してカット面5を形成する
と共に、2又状の尖端部4,4が嶺と成るようにして両
側方向に斜めに切断して斜カット部3,3を形成して植
毛用針1と為した。
【0011】従って2又状の尖端部4,4が嶺と成るよ
うにして両側方向に斜めに切断し、斜カット部3,3を
形成することにより全体的に鋭く成り、従来例の針のカ
ット面5の面積よりも明らかに小さく成り、頭皮を破る
時の抵抗がより小さく刺さり易く成り、被術者の痛みや
出血等を押えて安全であり、頭皮に対して斜め方向から
刺される場合でも針先が頭皮面から弾かれて終うような
不具合が生ぜず、またカット面の面積が狭いと云うこと
はここに引っ掛けられて植毛される義毛の皮下組織内で
の水平部分が殆どなく成ることを意味するので、皮下組
織等を不必要に傷付けることが少なく成る。且つ斜カッ
ト部3,3の存在は植毛用針1が表皮、真皮、皮下組織
へと侵入する際に受ける抵抗を更に軽減する効果を奏す
る。
うにして両側方向に斜めに切断し、斜カット部3,3を
形成することにより全体的に鋭く成り、従来例の針のカ
ット面5の面積よりも明らかに小さく成り、頭皮を破る
時の抵抗がより小さく刺さり易く成り、被術者の痛みや
出血等を押えて安全であり、頭皮に対して斜め方向から
刺される場合でも針先が頭皮面から弾かれて終うような
不具合が生ぜず、またカット面の面積が狭いと云うこと
はここに引っ掛けられて植毛される義毛の皮下組織内で
の水平部分が殆どなく成ることを意味するので、皮下組
織等を不必要に傷付けることが少なく成る。且つ斜カッ
ト部3,3の存在は植毛用針1が表皮、真皮、皮下組織
へと侵入する際に受ける抵抗を更に軽減する効果を奏す
る。
【0012】次に図4は本発明の第2実施例を表す正面
上方向からの斜視図である。本実施例はステンレス製の
横断面円形状を呈する針本体部10の尖端部分をV字カ
ット部20でV字形状に掘削してカット面5を形成する
と共に、2又状の尖端部4,4が嶺と成るようにして両
側方向に斜めに切断して斜カット部3,3を形成して植
毛用針1と為した。
上方向からの斜視図である。本実施例はステンレス製の
横断面円形状を呈する針本体部10の尖端部分をV字カ
ット部20でV字形状に掘削してカット面5を形成する
と共に、2又状の尖端部4,4が嶺と成るようにして両
側方向に斜めに切断して斜カット部3,3を形成して植
毛用針1と為した。
【0013】V字カットであると、ここに引っ掛けられ
た義毛の納まりが良好であり、正確に中央部に納まると
云う効果を生ずる。而も斜カット部3,3の存在は、植
毛用針1が表皮、真皮、皮下組織へと侵入して行く際の
抵抗を更に軽減し得る。
た義毛の納まりが良好であり、正確に中央部に納まると
云う効果を生ずる。而も斜カット部3,3の存在は、植
毛用針1が表皮、真皮、皮下組織へと侵入して行く際の
抵抗を更に軽減し得る。
【0014】次に図5乃至図7は本発明の第3実施例を
表し、図5は正面上方向からの斜視図、図6はこの側面
図、また図7はこの平面図である。本実施例はステンレ
ス製の横断面円形状を呈する中空のパイプ12の尖端部
分をU字カット部2でU字形状に掘削すると共に、2又
状の尖端部4,4が嶺と成るようにして両側方向に斜め
に切断して斜カット部3,3を形成して植毛用針11と
為した。尚、前記U字カット部2より内側は中空部6と
成っている。
表し、図5は正面上方向からの斜視図、図6はこの側面
図、また図7はこの平面図である。本実施例はステンレ
ス製の横断面円形状を呈する中空のパイプ12の尖端部
分をU字カット部2でU字形状に掘削すると共に、2又
状の尖端部4,4が嶺と成るようにして両側方向に斜め
に切断して斜カット部3,3を形成して植毛用針11と
為した。尚、前記U字カット部2より内側は中空部6と
成っている。
【0015】本実施例のステンレス製針の直径は0.3
5ミリメートルであるが、一般的にはこの位の直径の針
は生体内に突き刺さったところでいきなり折れることが
あり大変危険であるが、本実施例の如く中空に構成する
と、針が非常に折れ難く成ると云う効果を生ずる。また
植毛施術に際しパイプ12の中空部6内に義毛を通すこ
とも可能である。
5ミリメートルであるが、一般的にはこの位の直径の針
は生体内に突き刺さったところでいきなり折れることが
あり大変危険であるが、本実施例の如く中空に構成する
と、針が非常に折れ難く成ると云う効果を生ずる。また
植毛施術に際しパイプ12の中空部6内に義毛を通すこ
とも可能である。
【0016】次に図8は本発明の第4実施例を表す斜視
図である。本実施例はステンレス製の横断面円形状を呈
する中空のパイプ12の尖端部分をV字カット部20で
V字形状に掘削した後、2又の尖端部4,4が嶺と成る
ようにして一方のV字カット部20が無く成るように該
V字カット部20方向のみに斜めに切断して斜カット部
30を形成し植毛用針13と為した。或は先に斜カット
部30を形成した後、嶺部の尖端にV字カット部20を
刻設することでも実現可能である。
図である。本実施例はステンレス製の横断面円形状を呈
する中空のパイプ12の尖端部分をV字カット部20で
V字形状に掘削した後、2又の尖端部4,4が嶺と成る
ようにして一方のV字カット部20が無く成るように該
V字カット部20方向のみに斜めに切断して斜カット部
30を形成し植毛用針13と為した。或は先に斜カット
部30を形成した後、嶺部の尖端にV字カット部20を
刻設することでも実現可能である。
【0017】本実施例のように片側方向にのみ斜カット
部30を形成するように切断しても良く、この場合V字
カット部20では引っ掛けられた義毛の納まりが極めて
良好であり、正確に中央部に納まると云う効果を生ず
る。
部30を形成するように切断しても良く、この場合V字
カット部20では引っ掛けられた義毛の納まりが極めて
良好であり、正確に中央部に納まると云う効果を生ず
る。
【0018】次に図9は本発明の第5実施例を図示した
正面上方向からの斜視図であるが、ステンレス製の横断
面円形状を呈する中空のパイプ12の尖端部分を変形カ
ット部21で変形U字形状に掘削するが、これによって
高い尖端部41と低い尖端部42とが2又状に形成さ
れ、該尖端部41,42を嶺とするようにして両側方向
に斜めに切断して斜カット部3,3を形成し植毛用針1
4と為した。変形カットと部21より内側は中空部6と
成っている。
正面上方向からの斜視図であるが、ステンレス製の横断
面円形状を呈する中空のパイプ12の尖端部分を変形カ
ット部21で変形U字形状に掘削するが、これによって
高い尖端部41と低い尖端部42とが2又状に形成さ
れ、該尖端部41,42を嶺とするようにして両側方向
に斜めに切断して斜カット部3,3を形成し植毛用針1
4と為した。変形カットと部21より内側は中空部6と
成っている。
【0019】本実施例のように2又状の嶺の高さ即ち尖
端部41,42の高さが異なるように掘削して成るもの
とした場合には、嶺の高い方(尖端部41)の側が先に
頭皮に接触するため頭皮に対して非常に切り込み易く成
ると云う効果を奏する。このため植毛位置をピンポイン
ト的に正確に取ることが可能と成る。
端部41,42の高さが異なるように掘削して成るもの
とした場合には、嶺の高い方(尖端部41)の側が先に
頭皮に接触するため頭皮に対して非常に切り込み易く成
ると云う効果を奏する。このため植毛位置をピンポイン
ト的に正確に取ることが可能と成る。
【0020】さて上述した第1乃至第5実施例の植毛用
針1,11,13,14等はそのまま単独で使用するこ
とも可能であるが、直径が大凡0.35ミリメートル程
度の極く細いものであるから折れたり曲ったりする問題
の他、摘み辛く扱い難いことや、植毛深度が1本1本の
義毛で区々に成る問題や、別の被術者に使用した植毛用
針を再利用するためウイルス感染の危険があるなどの問
題を生じている。係る問題を解決するには、当該植毛用
針をハンドルの先端部に取り付けること、ハンドルに対
して着脱自在とし植毛用針のみ使い捨てられること、ハ
ンドルの先端部に突出する植毛用針の長さを植毛深度に
合わせた長さにして終うことが好ましいと云う知見を得
た。
針1,11,13,14等はそのまま単独で使用するこ
とも可能であるが、直径が大凡0.35ミリメートル程
度の極く細いものであるから折れたり曲ったりする問題
の他、摘み辛く扱い難いことや、植毛深度が1本1本の
義毛で区々に成る問題や、別の被術者に使用した植毛用
針を再利用するためウイルス感染の危険があるなどの問
題を生じている。係る問題を解決するには、当該植毛用
針をハンドルの先端部に取り付けること、ハンドルに対
して着脱自在とし植毛用針のみ使い捨てられること、ハ
ンドルの先端部に突出する植毛用針の長さを植毛深度に
合わせた長さにして終うことが好ましいと云う知見を得
た。
【0021】而して図10(A)(B)は共に本発明の
第6実施例の使用状態を表す側面図であるが、全長7.
5ミリメートルの植毛用針1をキャップ7の先端部に固
定すると共に該キャップ7をハンドル8の先端部に着脱
自在に嵌め合わせて成るものとしている。ハンドル8の
先端部に植毛用針1付きキャップ7を取り付けたものを
図10(A)にて、またハンドル8から植毛用針1付き
キャップ7を取り外したものを図10(B)にて図示し
た。
第6実施例の使用状態を表す側面図であるが、全長7.
5ミリメートルの植毛用針1をキャップ7の先端部に固
定すると共に該キャップ7をハンドル8の先端部に着脱
自在に嵌め合わせて成るものとしている。ハンドル8の
先端部に植毛用針1付きキャップ7を取り付けたものを
図10(A)にて、またハンドル8から植毛用針1付き
キャップ7を取り外したものを図10(B)にて図示し
た。
【0022】この結果針の直径が約0.35ミリメート
ルの細さであっても全長7.5ミリメートル程度である
から、折れたり曲ったりする問題が生じ難く、ハンドル
8を具えているため摘み易く且つ扱い易く、頭皮に対し
て約45度の角度で植毛する場合の植毛深度がどの義毛
でも均一と成る効果が生ずる。また患者毎に植毛用針1
付きキャップ7部分のみ新しいものと取り替えることが
出来るので、針は常に清潔で衛生的であり、針を介して
の感染が予防可能である。またこのような効果は他の植
毛用針11,13,14等々を用いた場合でも同様に見
られる。
ルの細さであっても全長7.5ミリメートル程度である
から、折れたり曲ったりする問題が生じ難く、ハンドル
8を具えているため摘み易く且つ扱い易く、頭皮に対し
て約45度の角度で植毛する場合の植毛深度がどの義毛
でも均一と成る効果が生ずる。また患者毎に植毛用針1
付きキャップ7部分のみ新しいものと取り替えることが
出来るので、針は常に清潔で衛生的であり、針を介して
の感染が予防可能である。またこのような効果は他の植
毛用針11,13,14等々を用いた場合でも同様に見
られる。
【0023】尚、図10から明らかであるようにキャッ
プ7の植毛用針1の付け根に段差が在り、このため前述
した植毛深度がどの義毛でも均一と成る訳であるが、全
長を7.5ミリメートル程度に取った理由は次の通りで
ある。即ち自然の頭髪は大凡45度の角度で生えて居
り、この角度で7.5ミリメートルの深度迄義毛を植え
込むと後から皮下組織に形成される仮性毛嚢より深い所
まで侵入するので、見た目に自然な植毛と成ると共に、
仮性毛嚢によって義毛が早期に抜け落ちると云う不具合
が生じない。植毛深度は6乃至7.5ミリメートル程度
が好適であることが分かっている。尚、義毛の素材はテ
トロン製であることが望ましく、この深度での生体異物
反応が生じ難く、従来の植毛技術に比して植毛後1年の
平均で70乃至80パーセントの定着率を実現すること
が出来た。
プ7の植毛用針1の付け根に段差が在り、このため前述
した植毛深度がどの義毛でも均一と成る訳であるが、全
長を7.5ミリメートル程度に取った理由は次の通りで
ある。即ち自然の頭髪は大凡45度の角度で生えて居
り、この角度で7.5ミリメートルの深度迄義毛を植え
込むと後から皮下組織に形成される仮性毛嚢より深い所
まで侵入するので、見た目に自然な植毛と成ると共に、
仮性毛嚢によって義毛が早期に抜け落ちると云う不具合
が生じない。植毛深度は6乃至7.5ミリメートル程度
が好適であることが分かっている。尚、義毛の素材はテ
トロン製であることが望ましく、この深度での生体異物
反応が生じ難く、従来の植毛技術に比して植毛後1年の
平均で70乃至80パーセントの定着率を実現すること
が出来た。
【0024】尚、図9にて図示した第5実施例のような
構成の場合、高い尖端部41と低い尖端部42とが2又
状に形成されているため、何時も嶺の高い方の側が先に
頭皮に接触するようにするには、ハンドル8の握りの位
置と、高い尖端部41に相対するキャップ7の位置との
間に、何等かの位置合わせの機能を付加することなどが
望まれる。
構成の場合、高い尖端部41と低い尖端部42とが2又
状に形成されているため、何時も嶺の高い方の側が先に
頭皮に接触するようにするには、ハンドル8の握りの位
置と、高い尖端部41に相対するキャップ7の位置との
間に、何等かの位置合わせの機能を付加することなどが
望まれる。
【0025】尚、本発明は上述した実施例にのみ限定さ
れないから、棒状体やパイプの種類はステンレス以外に
普通の鉄材等でも良く、その全長や直径も常識の範囲で
任意であり、その横断面の形状は自由であり、2又に掘
削する深度や斜めに切断する際の角度等も任意である。
また上述した実施例では主として手動で施術する場合の
構成を上げているが、これを自動植毛機械の先端部分に
取り付けて成るものとすることも可能である。
れないから、棒状体やパイプの種類はステンレス以外に
普通の鉄材等でも良く、その全長や直径も常識の範囲で
任意であり、その横断面の形状は自由であり、2又に掘
削する深度や斜めに切断する際の角度等も任意である。
また上述した実施例では主として手動で施術する場合の
構成を上げているが、これを自動植毛機械の先端部分に
取り付けて成るものとすることも可能である。
【0026】
【発明の効果】叙上の如く本発明は、横断面略円形状を
呈する棒状体又はパイプの尖端部分を2又に掘削すると
共に該2又状部が嶺と成るように斜めに切断して成る植
毛用針としたので、頭皮に対して抵抗を生ぜず刺さり易
く、頭皮に対して斜め方向から刺される場合でも針が頭
皮面から弾かれて終うような不具合が生ぜず、被術者の
痛みや出血を押えて安全であり、且つまた皮下組織内で
の義毛の水平部分を無くすることが可能と成り、所期の
目的を達成することが出来た。
呈する棒状体又はパイプの尖端部分を2又に掘削すると
共に該2又状部が嶺と成るように斜めに切断して成る植
毛用針としたので、頭皮に対して抵抗を生ぜず刺さり易
く、頭皮に対して斜め方向から刺される場合でも針が頭
皮面から弾かれて終うような不具合が生ぜず、被術者の
痛みや出血を押えて安全であり、且つまた皮下組織内で
の義毛の水平部分を無くすることが可能と成り、所期の
目的を達成することが出来た。
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】同実施例の側面図である。
【図3】同実施例の平面図である。
【図4】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例の斜視図である。
【図6】同実施例の側面図である。
【図7】同実施例の平面図である。
【図8】本発明の第4実施例の斜視図である。
【図9】本発明の第5実施例の斜視図である。
【図10】(A)(B)共に本発明の使用状態を表す側
面図である。
面図である。
【図11】従来例の斜視図である。
【図12】同例の横断面図である。
1 植毛用針 10 本体部 11 植毛用針 12 パイプ 13 植毛用針 14 植毛用針 2 U字カット部 20 V字カット部 21 変形カット部 3 斜カット部 30 斜カット部 4 尖端部 41 尖端部 42 尖端部 5 カット面 6 中空部 7 キャップ 8 ハンドル
Claims (8)
- 【請求項1】 横断面略円形状を呈する棒状体の尖端部
分を2又状に掘削すると共に該2又状部が嶺と成るよう
に斜めに切断して成る、義毛の植毛用針。 - 【請求項2】 横断面略円形状を呈する棒状体がパイプ
であることを特徴とする、請求項1の義毛の植毛用針。 - 【請求項3】 2又状部が嶺と成るように片側方向に斜
めに切断して成ることを特徴とする、請求項1又は請求
項2の義毛の植毛用針。 - 【請求項4】 2又状部が嶺と成るように両側方向に斜
めに切断して成ることを特徴とする、請求項1又は請求
項2の義毛の植毛用針。 - 【請求項5】 2又状に掘削された部位がU字形状を呈
することを特徴とする、請求項1又は請求項2の義毛の
植毛用針。 - 【請求項6】 2又状に掘削された部位がV字形状を呈
することを特徴とする、請求項1又は請求項2の義毛の
植毛用針。 - 【請求項7】 2又状の嶺の高さが相異なるように掘削
して成ることを特徴とする、請求項1又は請求項2の義
毛の植毛用針。 - 【請求項8】 針を取り付けるハンドルに対して着脱自
在と成るように構成して成ることを特徴とする、請求項
1又は請求項2の義毛の植毛用針。
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Publications (1)
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